このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
いつからだろう
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- 1 : 2015/02/18(水) 14:59:21 :
- 短編です。
結構、主観的なこと言います。
SSの形式ではないです。
それでも良ければどぞ↓
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- 2 : 2015/02/18(水) 15:00:59 :
いつからだろう。
SSを書くことにドキドキしなくなったのは。
いつからだろう。
SSを読むことを躊躇うようになったのは。
「なんで読まないの?」
「じっくり味わいなよ」
……怖いんだ。
私のSSと、そのSSを比べてしまうのが。
勝ったとか、負けたとか、思ってしまうのが。
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- 3 : 2015/02/18(水) 15:02:38 :
いつからだろう。
SSを書くことに変な緊張を覚え出したのは。
『評価されないんじゃないか』
そんな思いが脳裏にこびりついて離れない。
「大丈夫だよ」
「きっと評価されてる」
……そう思いたくても、思えない。
お気に入り登録、それで作品の評価が数値化されてしまっているから。
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- 4 : 2015/02/18(水) 15:02:55 :
確かに、悪いシステムではない。
どのSSが、誰に、どのくらい評価されているのか一目でわかる。
そう、一目でわかるんだ。
私のSSが評価されていないのが。
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- 5 : 2015/02/18(水) 15:05:24 :
いつからだろう。
お気に入り登録やフォロワー数で一喜一憂するようになったのは。
自信作がお気に入り登録されれば、共感者がいたのかと言わんばかりに喜び、
自信作のお気に入り登録が解除されれば、どこがいけなかったのだろうかと吟味し、落胆する。
フォローされると、自分は認めてもらえたんだと妙にこっぱずかしくなり、
フォローが解除されれば、自分はフォローを返してもらうことを望まれていただけの人物かと、自己嫌悪する。
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- 6 : 2015/02/18(水) 15:06:38 :
いつからだろう。
お気に入り登録とか、フォロワー数とか、ランキングにこだわりだしたのは。
ランキングに載れば、優れたSS作家である。
それはそうだろう。
なぜならランキングには、SSNOTEの中で最も評価されている50人が選出されているのだから。
優れたSS作家を目指す。
何事も、目標をもって頑張ることは素晴らしいことだ。
……しかし何か、忘れているような気がする。
私はなぜ、SSNOTEに来たのだろう?
ランキングに載るためだったか?
優れたSS作家になるためだったか?
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- 7 : 2015/02/18(水) 15:08:02 :
違う。
SSを書きたかったからだ。
自分の想像した世界を、拙い文章とはいえ他人に見て欲しかった。
自分の創造した世界を、他人に共感して欲しかった。
それだけを求めて、ここに来た。
雑談とかは二の次だった筈だ。
SSを求めてここに来たのだ。
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- 8 : 2015/02/18(水) 15:10:21 :
私たちは、もう一度考え直すべきではないだろうか。
読者に媚びてないだろうか?
誰かに評価されるためにSSを書いているのではないだろうか?
評価されるために書いたSSには、作者の思いがこもっていない。
二番煎じと感じるのは、題材のせいではないと思う。
『エレンチート』でも『エレンハーレム』でも、面白い作品は涙が出るほど面白い。
それは、作品にこめた作者の思いが、読者に伝わっていったせいだろう。
……だから、何かを得るためにSSを書くのはもうやめよう。
思いっきり好きなものを書こう。
体裁とかそんなものは一切無視して。
エロでもグロでも鬱でも、自分がやりたいことを思いっきりやればいい。
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- 9 : 2015/02/18(水) 15:11:25 :
叩かれたら、叩かれたでいいではないか。
ネットなんだ。
逃げ道はいくらでもある。
書いているSSを消すなり、叩かれたのを無視して続ければいい。
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- 10 : 2015/02/18(水) 15:12:17 :
自己満足でSSを書くな。
なんて、言わせておけばいい。
自分すら満足させられないようなSSが、他人を満足させられるわけがないのだから。
書こう、本当に自分が書きたかったSSを。
もういいじゃないか。
『駄作注意』とか『文才ありません』とか、そんな謙遜しなくても。
駄作でも文才がなくても、そんなものは関係ない。
大切なのは、
楽しむことなのだから。
数値にこだわらずに楽しむ。
人の作品を尊重する。
それが真に優れたSS作家なのだと私は思うのだが、どうだろうか。
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- 11 : 2015/02/18(水) 15:13:50 :
- これで終わりです。
よろしければ、感想などお願いします。
お気に入り登録やフォローの機能については、僕自身使いまくっているので、決して批判しているわけではありません。
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- 12 : 2015/02/18(水) 15:19:22 :
- お疲れ様です、とても伝わりました
俺も最近少しまわりを気にしてしまっていて自由に出来ていなかったと思います
でも、この作品を読んで自分の本当に大切な事に気づかされました
とても、よかったです
ありがとうございました
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- 13 : 2015/02/18(水) 16:44:12 :
- ああ、もうその通りです。
自分が楽しんで書くことは本当に大事なことです。このSS読んでもっと頑張ろうと思えました。
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- 14 : 2015/03/04(水) 23:33:38 :
- 元気出ました。
ありがとうございます。
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- 15 : 2015/04/18(土) 19:46:45 :
- Deさん絶望的な状況から希望が戻りました!ありがとうございます!
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- 16 : 2016/04/29(金) 20:58:29 :
- こ、これは…
心に響きます(´;ω;`)
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