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即席物語 1作目

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  1. 1 : : 2015/02/18(水) 13:02:56

    ウプ主が一日一作、SSを書く物語


    目指せ1000作

    頑張ります!!


    1作目はラブコメを書きます。

    キャラも即席、設定も即席です。故にキャラ崩壊、設定崩壊は試作です。
  2. 2 : : 2015/02/18(水) 13:16:02

    冬の終わり3月、肌寒い日を歩く彼。

    彼は学校から家に向かう、駅を目指して歩いていた。

    恋太郎「もう、卒業か・・・」

    瞳に水の雫を浮かべる髪の長い少年が呟く。

    恋太郎、21歳 。通信制の学校に通うボッチである。

    恋太郎(いろいろあったけど、ようやく卒業できたぜ)

    恋太郎(西は冒涜高校、中央はBn学園、そして今在籍している刑運高校・・・)

    恋太郎は過去に問題を起こして転入をくりかえしていた。
    そんな彼にとって卒業は嬉しいものでも悲しいものでもなかった。

    だけど、彼は涙をながしていた。

    恋太郎(何で俺ッちだけが・・・一人で下校してるんだ)


    そう、彼は青春をまったくしていなかったのである・・・








  3. 3 : : 2015/02/18(水) 13:49:56

    真っ白な雲が敷き詰められ、空は快晴の青光。


    愛河「天使様、天史様」

    巫女の装束の少女が天使に嘆いた。

    シルフェイン「愛河か、」

    愛河「お願いがあります」

    顔が人形のように綺麗な女の子がなんども頭を下げた。

    シルフェイン「愛河、わしは天使じゃないぞ。悪魔じゃぞ」

    白い鼻毛をたらす老人が、胸が際どい巫女の装束の少女に答えた。

    愛河「そこをなんとか天使てことにして・・・願いをかなえてくださいませんか?」

    瞬きの回数を増やし、白髪で黒いスーツを着た老人にせまった。

    シルフェイン「そんなにクワいい目でみても、天使になんかならないぞ」


    愛河「そうですか・・・・」

    黒い長髪の少女は目を閉じた。


    シルフェイン「ひひひーーー」

    白い鼻毛が揺らしながら老人は恐怖で震えた。


    シルフェイン「まさか・・・」


    愛河ブラック「シルフェインさんは人間パッチワークて知ってますよね」

    そく少女、瞳を赤く染め、頬を引き付け・・・

    右手の縫い針を、痛々しい老人の手の甲に押し当てた。

    シルフェイン「ぎゃーーー辞めろ、縫うな縫うな」

    シルフェイン「ペニスとヘソをーー」

    老人はなかば強引に天使になった・・・肉の輪をつけて・・・



    シルフェイン「はー、なんて女子じゃ。わしに第2のへその緒をつけるとはな」

    老人はため息ついた。そして、30分にもわたる手術の感想を述べる。


    シルフェイン「なんてねww最高じゃーーww」

    老人はMであった。


    シルフェイン「このオシャレな肉輪のお礼に、願いをかなええてやったのじゃ」

    老人は誇らしげに笑った。




















  4. 4 : : 2015/02/18(水) 14:30:35

    恋太郎は帰りの電車にのらず、公園のベンチで座っていた

    恋太郎(青春がないなんて・・・人生、詰んでいる)

    恋太郎(何で俺ッちだけが一人だんだよ)

    恋太郎()

    恋太郎は目の前の石ころを蹴った。

    石ころ「ころんからんころんからん」

    恋太郎「うああーーーーー」

    恋太郎は両手の爪で顔を掻きしり、涙流し激怒した。

    恋太郎「うあああーーー」

    恋太郎「・・・・・」

    恋太郎は表情を変え,沈黙し、また笑みを浮かべる。


    恋太郎「道ずれにしてやる、道ずれにしてやる」

    石ころ「そうだ、お前になかった青春をもったチャラ男やチャラガールを道ずれにするんだ」


    恋太郎は目を大きく開き、走りだす。

  5. 5 : : 2015/02/18(水) 15:02:21

    静けさだけが取りえの裏通りにある包丁屋。

    恋太郎「はあはあ」

    恋太郎は無酸素運動の影響で鬼の形相をしていた

    包丁屋の女「・・・・」

    恋太郎「包丁、もらえますか」

    包丁屋の女「その包丁で何をするつもり?」

    恋太郎「え・・・」

    包丁屋の女「その反応~推理します。彼方はその包丁で通り魔になる気ね」

    メガネ、細い一重の目、その包丁屋の女は日本美人だった。

    恋太郎「違います・・・料理に」

    包丁屋の女「彼方が本当に料理に使うのなら、私様の質問に対して違いますとは否定しないわね。」

    女は目がねをはずし、ドヤ顔でそういった

    恋太郎「いや・・・・本当に料理」

    包丁屋の女「なら、得意料理を答えてみて」

    恋太郎「・・・・・」

    包丁屋の女「ほらね、警察呼ぶわ」

    恋太郎「何もしてないだろ?」

    包丁屋の女「その言い方、何かするつもりだった。そうでしょ」


    恋太郎「ぎく」

    恋太郎は女に背を向けた。

    恋太郎「もういいぜ、ふざけた店だ!」

    恋太郎は顔を赤く、半ギレで店の出口に向かった。

    包丁屋の女「好き・・・」

    女は顔を赤らめて告白した

    恋太郎(好き?)

    恋太郎は聞きなれない言葉に引き止められた

    恋太郎「好き?」

    包丁屋の女「隙あり」

    ドンと竹刀の鈍い音が響いた。






  6. 6 : : 2015/02/18(水) 15:28:47

    恋太郎「イスに縄で縛るとか、ありえないぜ」

    包丁屋の女「推理します。その長い気持ち悪い髪と、語尾にゼをつける中2病ぷり」


    包丁屋の女「そしてその制服」

    女は恋太郎の股を真剣に観察した。

    恋太郎「どこみてるんだ//」


    包丁屋の女「新しい情報がはいりました。彼は童貞、童貞です」

    恋太郎「緊急地震速報か・・・」


    包丁屋の女「ツッコミもイマイチ」


    恋太郎「うあああーーー」


    包丁屋の女「初めての泣き声、出産オメデトウ」

    女はイスをなぜた。

    恋太郎「何が目的なんだ!」


    包丁屋の女「目的は通り魔を社会復帰させることかな」

    女は左手をアゴにあて、横顔を見せた。

    恋太郎(綺麗な顔しやがって、お前は友達にも恋人にも困らないだろう)

    恋太郎(上から目線、あの糞教師や偽善者ぶったあの女と同じだ・・・)





  7. 7 : : 2015/02/18(水) 15:44:06

    それは彼が冒涜高校にいたころの話


    教師T「恋太郎くん、転校するんか」

    恋太郎「はい、転校させてください」

    教師T「恋太郎くん、虐められていたのか?」

    恋太郎「そんなことはないです、ただ通学が長くて疲れました」

    教師T「そうか、ならいいんや」

    教師T「通学が長い、なら寮にうつらんか?」

    恋太郎「いや、いいです」

    教師T「先生な癌なんや」

    恋太郎「はあー」

    教師T「余命、あと一年あるかないかやねん」

    恋太郎「そうですか」

    教師T「最後のクラスやねん、だからな・・・一人も欠けず」

    恋太郎「すんません」

    恋太郎は虐めを隠し、逃げるように転校した。



  8. 8 : : 2015/02/18(水) 16:19:53

    包丁屋の女「うーーーん、何処かで見たことがあるような」

    女は首をかしげ何かを思いだし、探し物をし始めた。

    恋太郎「早く、解放してくれよ・・・」


    包丁屋の女「これだ・・・」

    女は写真を取り出した。

    恋太郎「その写真は・・・」

    その写真には恋太郎とT教師が写っていた。

    恋太郎は目をパチくらせた

    恋太郎「何で持ってるんだ」

    包丁屋の女「君、て恋太郎くん?」

    恋太郎「は、、、」

    包丁屋の女「自己紹介しないとね。私様の名前は田場八日」

    恋次郎「えええ、」

    八日「私様、田場先生の娘ね・・」

    恋太郎「見えない、見えない」

    八日「そらそうや、父と違って顔が整ってるからね」

    恋次郎「そんな風には見えないけどな」

    八日「殺すで」

    恋太郎「はい、綺麗です」

    八日「よくできました、100点あげるよ」

    恋太郎「ところで、何で俺のことをしっていたんですか?」


    八日「親父がよく話してたわ、君のこと」


    恋次郎はその言葉に重みを感じた

    八日「偉い正義感のあるこやて、虐められてる子を庇ったて聞いたで」

    恋太郎「なんで、あいつが知ってるんだ・・・」

    恋太郎は唇を噛んだ。

    八日「なーな、話てみんか」


    恋太郎「嫌です」


    八日「殺すで」


    恋太郎「もういいです、見てくれた人がいたんです」

    恋次郎は目をとじ八日から顔を背ける

    恋太郎「それだけで、俺もう死んでいいです」


    八日「・・・・・」

    八日は黙って恋次郎の縄を解いてこういった。


    八日「友達にならへんか?」


    恋太郎「携帯の番号だと!」


    恋次郎は卒業するまじかの帰り道で友達と青春した
















  9. 9 : : 2015/02/18(水) 16:25:21

    愛河「よかった、恋太君が青春できて・・・」


    シルフェイン「それにしても酷いのー、恋太郎てヤツの過去。助けた虐められっこ子に、保身故に裏切られ、虐め側に加担するとはのー」


    愛河「その悪い子は本当に通り魔になったんだって」


    シルフェイン「どうやら、その悪い子が天界にやってくるらしいわ」


    愛河「裁定は、強制労働施設を推理するね」


    シルフェイン「まてまて、そいつも虐められてたじゃろ」


    シルフェイン「それと八日の声マネ、似てないぞ」


    愛河「殺します」


    シルフェイン「ひやーーーーー」

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