アニ「…」ミカサ「…大丈夫?」
-
- 1 : 2015/02/07(土) 16:58:14 :
-
続き書きたいので、結局書きます!
前作→http://www.ssnote.net/archives/19100#top
繋がってると言えば繋がってますが
ユミルが小さくなっていただけなので
読んでなくても大して気にならないレベルです
-
- 2 : 2015/02/07(土) 17:00:20 :
アニ「(天気悪いな…瓶?あれはユミルの時の?…まぁ、危なそうだし避けよう)」テクテク
ミカサ「(あれは、アニ?)」テクテク
アニ「………ッ!(やばい、瓶が倒れ…!)」コロブ
ぼふん
ミカサ「アニ!」カケヨリ
もくもく
アニミカ「けほっけほっ」
アニ「…」
ミカサ「…?」キョロキョロ
アニ「…」
ミカサ「…大丈夫?」
アニ「…」ウルウル
ミカサ「…大丈夫」なで
アニ「うー…」
ミカサ「立てる?」スクッ
アニ「…ん」スクッ
ミカサ「………」
ミカサ「…エレンとアルミンを探そう」テヲツナギ
-
- 3 : 2015/02/07(土) 20:43:02 :
ジャン「ぉ…?(なんか、あの子供ミカサに似てないか?)」テクテク
ミカサ「…(何だろう…見られている気がする)」ハヤアルキ
アニ「」トテトテ
ジャン「…(こないだのこともあるし…それなら、あれはミカサか?)」ドンドンチカヅキ
ミカサ「っ…(距離を詰められている)」アニヲダキアゲ
ジャン「…ぉ、おい!ミカサ!」
ミカサ「!」タッタッタッ
ジャン「あ、おい待てよ!」
ミカサ「エレン!アルミン!どこにいるの?!」
エレン「あ~…ねみぃ…」
ミカサ「エレン!」
エレン「おう、どうしたミカサ?」
ミカサ「変な人が追いかけてくる、一緒に逃げよう」
エレン「は?ジャン、何やってんだよ?」
ミカサ「エレン、そいつは危ない…私の後ろに隠れて」アニヲオロシ ジャンヲニラミ
ジャン「っ………おい、死に急ぎ野郎…」
エレン「何だよ」
ジャン「お前ふざけんなよ」
エレン「は?」
-
- 4 : 2015/02/07(土) 21:21:14 :
アルミン「エレン、とジャン?こんな所でどうしたn…」
ミカサ「アルミン、逃げて!」
アルミン「…あれ?ミカサ?」
ミカサ「ここは危ないから逃げて、私もエレンを連れてすぐ追いかけるから」
アルミン「えーっと…何かすごいことになってるね」
ジャン「アルミン…何でお前もなんだよ、ふざけんな!」
エレン「おい、何のことだよ!」
ミカサ「エレン下がって!」
アルミン「みんな、落ち着いて!」
アルミン「えっと…ひとまずジャン、君は少し離れた方が良いと思うんだ」
ジャン「…」ハナレル
アルミン「それで、ミカサはどうしたのかな?」
ミカサ「アルミン、おはよう」ニコッ
アルミン「…うん、おはよう」
ミカサ「エレンもおはよう」ニコッ
エレン「あぁ、おはよう」
ジャン「…おい、俺はいつまでこのままで居れば良いんだよ」
アルミン「うーん…僕がこの状況を見た限り、ジャンはそのまま食堂に向かった方が良いと思うんだ」
ジャン「は!?」
エレン「アルミンがこう言ってんだ、どうせ食堂行く途中だったんだから行けば良いだろ」
ジャン「何だよ、お前はアルミンの言うことなら何でも聞くのかよ」
エレン「何だと!」
ジャン「そうやっていつもアルミンn…」
ミカサ「エレン!知らない人と話してはいけない」
ジャン「」
エレン「え、いや…」
ジャン「ッ…お前ふざけんなよ!!」
エレン「おい、ジャン!そっち逆…って、あいつ急にどうしたんだよ」
アルミン「…(こういうことを回避する為にも別行動しようと思ったのに…)」
-
- 5 : 2015/02/08(日) 12:12:44 :
- ww期待してます
-
- 6 : 2015/02/08(日) 19:00:23 :
>>5
パァンさん、ありがとうございます!
頑張ります!!
-
- 7 : 2015/02/08(日) 20:56:47 :
ミカサ「やっぱり危ない人だった…」
アルミン「(ジャン、かわいそうに)…ミカサ、一つ聞きたいことがあるんだけど…」
ミカサ「?」キョトン
アルミン「その子は誰だい?」
ミカサ「一人で居た…ので連れてきた」
エレン「んー…あぁ、なんだアニか、おはよう」
アルミン「え!…アニ?」
アニ「…」フイッ
ミカサ「エレンの知ってる子?」
エレン「あぁ」
アルミン「こないだと同じことが起こってるのかな?」
エレン「そうかもな、でも時間無くなるから、早く食べに行こうぜ」
アルミン「そうだね」
ミカサ「ここはどこなの?」
アルミン「これから、ご飯の時間だからそこで話すよ」
エレン「行くぞ」
ミカサ「うん、行こう」
アニ「…」トテトテ
-
- 8 : 2015/02/11(水) 16:47:14 :
~食堂~
アルミン「ここに座って待っててね」
ミカサ「どこに行くの?」
アルミン「ご飯を取ってくるだけだよ」
エレン「俺も行く」
ミカサ「エレンも?……それなら私も行く」
エレン「お前はアニと待ってろ」
ミカサ「…この子のこと?」
アルミン「うん、ミカサの方がお姉さんでしょ、一人で待ってるのは不安だろうから一緒に居てあげてほしいんだ」
ミカサ「(お姉さん…)任せてほしい」キリッ
エレン「アルミン行くぞ」
アルミン「うん、じゃあミカサ行ってくるね」
ミカサ「行ってらっしゃい」フリフリ
アニ「…」
ミカサ「アニという名前だと聞いた、そうなの?」
アニ「ん」コクッ
ミカサ「アニ、私はミカサ、よろしくね」
アニ「ミカサ?…よろしく」ジーッ
ミカサ「アニは迷子?」
アニ「ちがう」
ミカサ「…どこかに行くところだったの?」
アニ「…わからない」
ミカサ「それは迷子なんじゃ…」
「おはよう、隣に座っても良いかな?」
ミカサ「おはよう、向かい側に二人座るので…その分を空けておいてもらえるなら…」
クリスタ「ありがとう!ほら、ユミルも座って」
ユミル「あぁ…っておい、何だこの状況…」
クリスタ「誰だろう…かわいいね」
ユミル「確かにかわいいが、クリスタの方がかわいいだろ」
クリスタ「もう!ユミルってば」
ユミル「私は事実を言ったまでだ」
ミカアニ「…」
ユミル「にしても、子供が居るなんておかしくないか?」
クリスタ「んー…昨日のユミルみたいな感じかな…?」
-
- 9 : 2015/02/11(水) 23:02:33 :
ユミル「そういや、昨日何があったんだ?全然記憶が無いんだよ」
クリスタ「ユミル、昨日は全然聞きたがらなかったじゃない」
ユミル「昨日何があったか知ると、後悔しそうな気がするんだよなぁ…」
ユミル「だから、聞かない方が良いんじゃないかと思ってな」
クリスタ「知りたいなら詳しく教えるよ?」
ユミル「うーん…もう少し考えさせてくれ」
クリスタ「うん」
ユミル「そこの二人、名前は?」
ミカサ「…あなたの名前は?」
ユミル「あー…ユミルだ、よろしく」
クリスタ「私はクリスタ、よろしくね」ニコッ
ミカサ「そう…私はミカサ」
クリスタ「へ?あ、そうなんだ」
ユミル「あ?ミカサ?」
ミカサ「ええ、よろしく」
ユミル「あーー……はぁ、なるほどな…昨日の私はこんな感じだったわけだな?」
クリスタ「うん、もっと小さかったけど」
ユミル「分かった…で、ミカサの隣は?」
アニ「……アニ」
クリスタ「アニだったんだ!」
ユミル「そう言われてみると…」
ミカサ「アニの知り合い?」
アニ「?」キョトン
ミカサ「…アニは有名人ってこと?」クビカシゲ
-
- 10 : 2015/02/16(月) 02:09:03 :
エレン「ご飯持って来たぞ」
アルミン「お待たせ」
クリスタ「二人とも、おはよう」
ユミル「よう」
アルミン「あ、おはよう」
エレン「おう」
エレン「これ、お前らの分な」
アルミン「ちょっと多いかもしれないけど」
エレン「多かったら残しても良いけど、腹いっぱい食えよ」
ミカサ「ありがとう、たくさん食べる」
アニ「ごはんもってきてくれて、ありがと…」ボソッ
エレン「おう」
アルミン「じゃあ、食べようか」
ミカサ「手を合わせて」テヲアワセ
アルエレ「いただきます」テヲアワセ
アニ「…いただきます」テヲアワセ
ミカサ「ふふっ、いただきます」
-
- 11 : 2015/02/19(木) 13:00:03 :
クリスタ「……ユミル!ユミル!何だろうこれ、挨拶見てただけなのに可愛いよ!」
ユミル「落ち着け、朝からすごいテンション高くなってんぞ」
クリスタ「ミカサが!お母さんみたいに!なってる!」
ユミル「だから落ち着けって…いつもそんな感じだろ」
クリスタ「ちーがーうーのー、なんていうか…うーん」
ユミル「分かったから」
ミカサ「そういえば、ここがどこなのか知りたい…それと、おばさんは一緒にいないの?」
エレン「…あー」エットナ
アルミン「ここは、訓練する為の施設だよ」
ミカサ「訓練…」
アルミン「ここにいるのは、僕達と同じくらいの人達が集まってるんだ。だから、おばさんはいないよ」
ミカサ「では、お家にいるの?」
エレン「…あぁ、そうだ」
ミカサ「そう、それならいい」ホホエミ
エレン「そうか」
ミカサ「いつ帰れるの?」
エレン「…っ」
アルミン「今はまだ具体的には分からないけど、いつか帰れるって僕は信じてるよ」
ミカサ「そうなの…では、私も信じていよう」
アルミン「…うん」
ミカサ「あと、どうして二人は大きくなってるの?」
エレン「あー…」エットナ
アルミン「ミカサ…信じてもらえないかもしれないけど、君から考えるとこの時代は未来なんだ」
ミカサ「…?」クビカシゲ
アルミン「前にタイムマシンっていう空想の物があるって話をしたかな?」
ミカサ「つい、この間聞いた」
アルミン「それは、過去とか未来とかに行けるっていう話をしたよね?」
ミカサ「ええ」
アルミン「それと同じ効果のある物を、この時代のミカサは使ってしまったんだ」
ミカサ「どうして使ったの?」
アルミン「それは分からないけど…」
-
- 12 : 2015/02/21(土) 12:49:12 :
ミカサ「そう」
アルミン「たぶん、使いたくて使ったんじゃないと思うし」
ミカサ「…分かった」
アルミン「それで入れ替わってるんだと思う」
ユミル「…」
ミカサ「そう、説明してくれてありがとう」
アルミン「あくまで、今の状況を見た僕個人の勝手な推察なんだけどね」
ミカサ「それでいい、アルミンは正しいから」
エレン「…」
ミカサ「エレン、ご飯が進んでない…お腹が空いてなかった?」
エレン「ちげぇよ」
ミカサ「そう、でもちゃんと噛んで食べないと」
エレン「っ…分かってる…!」
ミカサ「それなら良い、アニもちゃんと噛んで食べてね」
アニ「…ん」モグモグ
アルミン「…」
-
- 13 : 2015/02/22(日) 16:48:25 :
ユミル「……喋ってばかりだが、ミカサ…」
ミカサ「?」
アルエレクリ「?」
ユミル「早く食べないと、食べ終わったこいつらに置いてかれるぞ」
ミカサ「!……いや、エレンとアルミンが、そんなことするわけない」
ユミル「それはどうかな、時の流れは意外と残酷だぞ」
アルミン「え」
ミカサ「エレン、アルミン…ご飯終わったら、すぐ行くの?」
エレン「ん、あぁ、食べ終わったら普通どこか行くだろ」
ミカサ「アルミン…!」
アルミン「え、えーと…ずっと席を空けないのもこれからご飯食べる人に迷惑かけちゃうだろうし、終わったら僕も行くかも」
ユミル「ほらな?残酷だろ?」
ミカサ「…」
クリスタ「ユミル!そんな意地悪言っちゃダメだよ」
ミカサ「これくらい、すぐ食べ終わる」ムッ
ユミル「おう、じゃあ置いてかれないよう頑張れ」
アニ「…」
ユミル「もう食えないか?」
アニ「おなか、いっぱい…」
ユミル「じゃあ、残ったの貰ってやる」
アニ「ん」パンワタシ
ユミル「面白いもん見せてやるよ」
アニ「?」キョトン
アルエレクリ「?」
ミカサ「」モグモグ
ユミル「もう食べられないなぁ」オオゴエ
ダダダダダッ
サシャ「」ズザー
アニミカ「!!」
サシャ「私を呼びましたね!」
ユミル「くくく」
クリスタ「ちょっとユミル」コゴエ
サシャ「みなさん、おはようございます」
ユミル「あぁ」
アルミン「はは、おはよう」
エレン「おう」
クリスタ「サシャ、おはよう」
サシャ「パァンが呼んでいる気がしたのですが…ユミルと同じ声で」
ユミル「ぶふっ」
クリスタ「ユミル!」
サシャ「おぉ!それはパァンではありませんか!余りですか、持て余してますか?」
サシャ「それなら私がいただきましょう!」
-
- 14 : 2015/03/01(日) 15:55:15 :
ユミル「まぁ待て」
サシャ「何ですか、今いいところなんです!」
ユミル「このパンは、誰のだと思う?」
サシャ「ユミルのじゃないんですか?そして、これから私のパァンになるものですよね?」
ユミル「違うんだな、それが」
サシャ「誰のパァンですか?」
ユミル「こいつだ」
アニ「…?」クビカシゲ
サシャ「おぉ!…あれ?アニ縮みました?」
ユミル「何だ、分かるのか」
サシャ「いつもより、小さめですけどアニですよね?」
ミカサ「………(やっぱり、アニは有名人)」モグモグ
ユミル「そうだな」
ユミル「そして、このパンの所有者だ」
アニ「へ?」
サシャ「では、アニ!私にこのパァンをください!」
アニ「?…もう、ユミルにあげちゃったよ」
サシャ「アニ!このパァンを私に!!」
アニ「え、あの、ユミルにあげちゃったから…」
サシャ「ユミル~」
ユミル「やっぱ、アニにこのパン返すわ」ホラヨ
アニ「へ?」ウケトリ
サシャ「アニ!パンを!!」キラキラ
アニ「え、どうぞ…?」ワタシ
サシャ「ありがとうございます!」パァン
アニ「…どう、いたしまして」
-
- 15 : 2015/03/04(水) 12:48:02 :
開始早々、迷走し始めた気がします…
読んでくれてる方いるんですかね(´`)
クリスタ「…何がしたかったの?」コゴエ
ユミル「いや、何か芸の一つでもさせようかと思ったが、さすがにな…」
クリスタ「もう、あんまり変なことさせちゃ駄目だよ?」
ユミル「させないって、安心しろ」
ミカサ「…食べ終わった、ごちそうさまでした」
ユミル「おぉ、早いな」
ミカサ「当たり前」
ユミル「良かったな、置いてかれないで」
ミカサ「急がなくても間に合ってた」
ユミル「そうか」
サシャ「ふぁへ…ひははふぉ」モグモグ
ユミル「芋女、飲み込んでからにしろ」
サシャ「…はい、飲み込みました!ミカサもおはようございます、小さくなりました?」
ミカサ「おはよう、だれ?」
エレン「俺たちの同期だ、お前の同期でもある」
ミカサ「そう、名前を教えてほしい」
サシャ「サシャですよ?ミカサ、どうしたんですか?」
ミカサ「サシャ…覚えた」
アニ「…サシャ」ボソッ
クリスタ「ふふっ」
ユミル「…(子供見て微笑んでるクリスタかわいい)」
-
- 16 : 2015/03/07(土) 03:03:53 :
アルミン「僕たちも食べ終わってるから、ひとまずここから出ようか」
エレン「おう」
サシャ「アニ、ありがとうございました」
アニ「もうたべちゃったの…?」
サシャ「えぇ、まだ食べられますよ!」
アニ「でももうないよ」
サシャ「そうですね、またお昼にでも余ったらください!では!」
アニ「うん」フリフリ
ユミル「クリスタ、この後どうする?」
クリスタ「んー、ミカサ達と一緒にいたいなぁ」
ユミル「そうか」
クリスタ「いい?」
ユミル「いいぞ」
クリスタ「ありがとう」ニコッ
エレン「今日こそは特訓するからな」
ミカサ「特訓?」
アルミン「今日くらい、ミカサといてあげなよ」
エレン「昨日もユミルのことで半日付き合っただろ」
アルミン「でも」
エレン「こいつだって、もう子供じゃないんだから」
ユミル「いや、子供だろ」
エレン「」
アルミン「…エレン」
クリスタ「今日も、一緒に居よう?」
エレン「……はぁ…わか「いいぞ!」
エレン「は?」
ライナー「俺が一緒に「ちょっと待とうかライナー」
ベルトルト「みんな、おはよう…会ったばかりで、悪いんだけど少し席を外すね」
エレン「?おう」
クリスタ「どうしたんだろう?」
アルユミ「…」
ミカサ「どうしたの?行かないの?」
エレン「いや、ライナーが何か言いかけてたし」
ミカサ「そう」
アニ「?…おっきい」ジーッ
-
- 17 : 2015/03/07(土) 03:06:28 :
ベルトルト「ごめんね、みんな」
ライナー「よう、良い天気だな」
アルミン「なんていうか、ベルトルト大変そうだね」
クリスタ「??…えっと、二人ともおはよう」
ミカサ「あの人は何を言ってるの?」
ユミル「おい、今日天気悪いぞ」
ベルトルト「ごめん、まだ調子が悪いのかな」
ベルトルト「ってあれ?」
アニ「?…ぁ……」
ベルトルト「わー、アニだぁ」
アニ「…ベル、とライナー…?」クビカシゲ
ライナー「お、アニか」
アニ「ん」コク ッ
ベルトルト「アニ、ご飯食べた?」
アニ「もう、おなかいっぱい…」
ベルトルト「そっかぁ、良かったね」ナデナデ
-
- 18 : 2015/03/07(土) 03:08:59 :
クリスタ「二人とも、アニのこと分かるんだね」
ライナー「同郷だしな」
エレン「じゃなくても分かるよな」
アルミン「ぇ…いやぁ、どうだろう」ハハハ
ユミル「じゃあ、こっちはどうだ?」
ミカサ「こっちじゃない、そんな風に言わないで」ムゥ
ライナー「ん?…この感じはミカサか?」
ミカサ「だれ?」
ユミル「おぉ、正解だ」
エレン「さすが、みんなの兄貴」
ライナー「なんだその褒め方は」
エレン「分かんねぇ」
ミカサ「勝手に人を問題に使わないで 」
ユミル「そう怒るなって」
ミカサ「…」フイッ
ユミル「悪かったよ、ミカサ」ナデナデ
ミカサ「問題なんて出さずに最初から名前を言えば良いのに…」ボソッ
ユミル「名前を呼ばれなかったことが不満なのか?」
ミカサ「っ……別に」
ユミル「そうか」ヨシヨシ
ミカサ「そんなんじゃない…撫でないで…」ムゥ
ユミル「おぉ、すまん」テヲハナシ
-
- 19 : 2015/03/07(土) 03:09:59 :
ライナー「なんだ、急にいちゃつきはじめ「ちげぇよ!!」
クリスタ「え?」
ユミル「いやいや、何でもないぞ?」
クリスタ「ん、何が?」
ライナー「急にいちゃ「お前もう黙れ!」ドカッ
クリスタ「どうしたの?」
ユミル「いや、聞こえてなかったなら良いんだ」
クリスタ「ふふ、ユミルがミカサといちゃついてるなんて、別に聞いてないよ」ニコッ
ユミル「ちょっと待てクリスタ」
クリスタ「何?いつものユミルらしくないよ?」
ユミル「え、あー…クリスタ、怒るな」ナデナデ
クリスタ「怒ってないよ?」
ユミル「…少しこっち来い」グイッ
-
- 20 : 2015/03/07(土) 03:28:20 :
ライナー「…」チーン
エレン「どうしたんだ?」
ミカサ「クリスタは怒ってるの?私のせい?」
アルミン「違うと思うから安心しなよ、ミカサ」
ミカサ「…うん」
クリスタ「ミカサ、不安にさせちゃってごめんね」
ミカサ「私はクリスタを怒らせるようなことを…」
クリスタ「ううん、違うの」
ミカサ「じゃあ、怒ってない?」
クリスタ「うん、私が勝手に早とちりしてただけなんだ…ごめんね」ナデナデ
ミカサ「怒らせたわけじゃないなら良かった、私は気にしてない」
ミカサ「アルミンの言う通りだった」
アルミン「大丈夫だったでしょ?」ニコッ
ミカサ「ん」コクッ
クリスタ「ミカサはいい子だねぇ…ぁ、髪さらさらだ」
ミカサ「アルミンの髪もさらさら、エレンの髪は少し堅め」
-
- 21 : 2015/03/08(日) 17:51:19 :
クリスタ「ミカサは二人と仲良しだね」
ミカサ「当たり前、二人とも私が守る」
エレン「おい、俺は守られないぞ。俺が守るんだ」
アルミン「今のミカサなら、僕が守る立場なんじゃないかな」
ミカサ「いいえ、エレンもアルミンも私が守る」キリッ
クリスタ「ふふっ」
アル「…」
エレミカ「?」
クリスタ「三人とも仲良しで羨ましいなぁ」
ユミル「おいおい、クリスタだって私と仲良いじゃねぇか」
-
- 22 : 2015/03/08(日) 17:59:18 :
アニ「…ベル、すこしおおきくなった?」
ベルトルト「アニが小さくなったんだよ」
アニ「ライナーもおおきくなってる」
ベルトルト「アニが小さくなったから、そう感じるんだよ」
アニ「アニは、これからおおきくなるんだよ?」
ベルトルト「あぁ、そうだったね」
アニ「なんできゅうに、おおきくなったの?」
ベルトルト「急じゃないよ」クスッ
アニ「ちょっとずつ?」
ベルトルト「そうだね」
ベルトルト「アニもちゃんと大きくなるから大丈夫だよ」
アニ「ほんと?」
ベルトルト「本当だよ」
アニ「ベルとライナーくらいおおきくなる?」
ベルトルト「それはどうかなぁ」
アニ「ならないの?」
ベルトルト「僕が知ってる限りだと、僕よりは小さかったよ」
アニ「そうなんだ…ちいさいまんまなんだね…」
ベルトルト「いや、それなりに大きくなれるから安心してよ」
アニ「…」シュン
ベルトルト「アニは、そのままでも可愛いから良いと思うけど、大きくなりたいの?」
アニ「いま、みんなよりちいさいから…みんなと、おなじくらいになりたいの」
ベルトルト「そっか…アニ、食べ終わったんだし、こっちおいで?」
アニ「ん…?」トテトテ
ベルトルト「よいしょー、アニ軽いね」カタグルマ
アニ「」
-
- 23 : 2015/03/08(日) 19:21:08 :
ベルトルト「どうかな?」
アニ「…」ギュウ
ベルトルト「怖い?」
ミカサ「………アニがいない」キョロキョロ
アルミン「あれ?」
ベルトルト「ここだよ」
アニ「ベル…すこしこわい…」
ベルトルト「あ、ごめんね」ダキカカエ
アニ「またあとでやって…?」
ベルトルト「良いけど…怖いんじゃないの?」
アニ「ちょっとだけだもん」
アニ「あとでなら、へいきかもしれないから」
ベルトルト「そっか」ニコッ
クリスタ「二人も仲良しだね」
ライナー「俺も仲良いぞ」
クリスタ「?…そう、だね」ハハ
ユミル「クリスタ、こんな奴に気ぃ遣うな」
ユミル「こいつ今のところ、アニとの仲良し要素無いだろ」
クリスタ「え、でもお互い名前分かってたみたいだし」
ユミル「基準低いな、お前」
クリスタ「だって…」
ユミル「それで他は無いんだろ?」
ライナー「クリスタ、頑張ってくれ!」
クリスタ「…ごめん!」
ユミル「ほらな?」
-
- 24 : 2015/03/08(日) 19:25:34 :
ライナー「…アニ、ほらこっち来い」
アニ「なんで?」
ライナー「俺も抱っこしてやるよ」
アニ「いまはいい」
ライナー「…」
クリベル「ライナー…」
ユミル「なんか、かわいそうになってきたな」
ミカサ「…この人たちも友達?」
エレン「あぁ」
ミカサ「ライナー?」
ライナー「何だ?」
ミカサ「私のこと知ってる?」
ライナー「知ってるぞ、知らない方が珍しいんじゃないか?」
ミカサ「そう…ライナー、覚えた」
ライナー「?」
アルミン「今、ミカサは人の名前を覚えていってるんだよ」
ライナー「あぁ、そういうことか」
ライナー「ミカサ、よろしくな」
ミカサ「よろしく」
ライナー「子供の時も、あんまり変わらないんだな」
エレン「そうか?」
アルミン「結構変わったと、僕は思うけど」
ライナー「どこが変わったと思うんだ?」
アルミン「雰囲気とか、かなぁ」
エレン「あぁ、鋭くなったな」
ライナー「なるほどな」
-
- 25 : 2015/03/08(日) 19:55:55 :
ミカサ「…あなたの名前を教えてほしい」クイクイ
ベルトルト「ん?…ベルトルトだよ?」シャガミ
ミカサ「ベルトルト…覚えた」
ベルトルト「君のお名前は?」
ミカサ「ミカサ」
ベルトルト「ミカサ?…そうなんだ…」
ミカサ「ベルトルトはアニと仲良し?」
ベルトルト「そうだね、仲良しだよ」
ベルトルト「ミカサ、アニの事は知ってるんだね」
ミカサ「朝、通路みたいな所で会った」
ベルトルト「通路?…廊下かな」
ミカサ「アニが迷子になってた」
アニ「なってない」
ミカサ「保護者が、ちゃんと面倒見ていないと」
ベルトルト「え、ごめん」
ライナー「いや、違うだろ」
ライナー「ミカサ、アニも元は俺たちと同じくらいだったんだ」
ミカサ「私とも同じくらいだったってこと?」
ライナー「あぁ」
ミカサ「今はこんなに差があるのに」
ライナー「そうだな…3歳くらいか」
アニ「ちがう、ライナーのばか…」
ライナー「なっ!!」
ベルトルト「じゃあ、何歳?」
アニ「4さい」フフン
クリスタ「かわいー!」
ライナー「一緒だろ」
アニ「ぜんぜんちがうもん」
ユミル「見た限り、全然仲良しじゃねぇな」
-
- 26 : 2015/03/10(火) 22:59:49 :
- 可愛いですな(*´∀`)
前作から読んでます!
頑張って下さい(`・ω・´)ゝ
-
- 27 : 2015/03/10(火) 23:42:54 :
>>26
虎さん
前作から!?
それはもう、なんというか…
ありがとうございます!
頑張ります!(∩´∀`∩)
-
- 28 : 2015/03/10(火) 23:50:52 :
アルミン「今はどうでもいいかもしれないけど、少し疑問に思ったこと言ってもいい?」
クリスタ「うん、いいよ」
アルミン「体が小さくなるのもすごいけど…服も縮むってすごいy ライナー「確かに!」
クリスタ「あぁ、本当だね」
ユミル「反応早すぎてやばいなあいつ…」
ベルトルト「でも本当にすごいね」
ベルトルト「服が一緒に縮んでるから二人とも廊下で小さくなっても大丈夫だったんだね」
アニミカ「?」
エレン「それは何がすごいんだ?」
アルミン「体だけが縮んで服が縮まなかったら、服が緩すぎてだぼだぼになっちゃうでしょ」
エレン「そうだな」
アルミン「そしたら、ミカサもアニも服が脱げちゃうよね?」
エレン「そうだな?」
アルミン「エレンがライナーやベルトルトの服を着たら、大きすぎて脱げちゃうよねって話だよ」
エレン「脱げるかは分からねぇけど、でかいし緩いな」
アルミン「それが廊下っていう場所で、この二人に起こったら大変でしょ」
エレン「そうだな」
アルミン「分かった?」
エレン「服が緩いのは危ないな」
アルミン「うん」
エレン「動きにくいし、怪我する可能性上がるしな」
アルミン「…」
エレン「それに女の子だもんな、このくらいの歳でも服着てないと恥ずかしいよな」
アルミン「…ぁ、うん、そうだね(なんか疲れた)」
ユミル「なんで、最後の発言を最初にしないんだよ!」
-
- 29 : 2015/03/11(水) 22:22:30 :
エレン「え、当たり前のことだから、わざわざ言わなくて良いかと思って」
ユミル「何だこいつ」
ミカサ「エレンをこいつと呼ばないで」
ユミル「あぁ、悪い…って違う!」
エレン「どうしたユミル」オチツケヨ
ユミル「何なんだよ!」
ミカサ「ユミル、何があったの?落ち着いて?」オロオロ
ユミル「アルミン!」
アルミン「…何だい?」
ユミル「お前分かってんだろ」
アルミン「…うん」
ユミル「…」
アルミン「悪気はないんだよ、一人は年齢の割に素直なだけで」
エレン「?」
アルミン「もう一人は今、年齢が年齢だから子供の純粋さが出てるだけなんだ」
ミカサ「?」
ユミル「はぁ…」
エレン「大丈夫か?」
ミカサ「ユミル大丈夫?」
ユミル「…あぁ…大丈夫だ、心配かけて悪かった」
ミカサ「急に大きな声を出すから驚いた」
ユミル「悪かったって、もう大丈夫だから」
アニ「…」
ユミル「驚かせて悪かったよ、泣くな」ナデ
アニ「…ないてない」ギュウ
ユミル「いやもうビビり過ぎて、ベルトルさんにすっぽり包まれてんじゃねぇか」
ベルトルト「まぁまぁ…アニは、これくらいじゃ泣かないよね?」
アニ「ん…」
ベルトルト「これくらいじゃ泣かないって言ってるから、大丈夫だよ」
ユミル「まぁ…なんというか悪かったな」
アニ「べつに…」
ベルトルト「アニもこう言ってるし、気にしなくて大丈夫だよ」
-
- 30 : 2015/03/15(日) 23:45:09 :
ユミル「おぉ、そうか」
ベルトルト「…(かわいいなぁ)」
「あのさ、アニ見てない?」
クリスタ「ん?あ、ミーナおはよう」
ミーナ「おはよう!…それで、アニがどこに居るか知ってる?」
エレン「そこに居るぞ」
ミーナ「おぉ、エレンだ!んー、どこ?」
エレン「そこだって」ユビサシ
ミーナ「えー、意地悪しないでよー」
ミカサ「誰…エレンに馴れ馴れしい」ムゥ
クリスタ「この子もお友達だよ」
エレン「ベルトルトの腕らへん見てみろよ」
ミーナ「何それ、抱き着いてたり…ってあれ?」
ベルトルト「…おはよう」ハハ
アニ「…」ギュウ
ミーナ「………え」
ユミル「…ww」
ミーナ「へ…?え?え?」
クリスタ「驚くよね」ニガワライ
ミーナ「ん?分かんない、ちょっと待って分かんないんだけど」
アルミン「頑張ってミーナ」
ミーナ「え、何?みんな、どうしてそんなに落ち着いてるの」
エレン「どうした、落ち着けよ」
ミーナ「いや、待って!何がどうなってるの?誰か教えて!」
-
- 31 : 2015/03/16(月) 00:06:45 :
ライナー「よし、俺が教えt ユミル「お前はいい」
ミーライ「え」
ユミル「さぁ、この状況を誰に教えてほしい?」
クリスタ「えー、普通に教えてあげようよ」
ミーナ「それなら、アルミン」キリッ
アルミン「え」
ユミル「普通か!!」
ミーナ「えー、教えてもらうならアルミンでしょ」
アルミン「…これに関して教えるの、あんまり自信ないなぁ…」
ミーナ「大丈夫だよ、アルミンなら!」
クリスタ「アルミン、頑張って!」
ベルトルト「…なんか、他人事だからかな…応援が軽い気がするね」
ライナー「俺が説明しようと思ったんだが」
ベルトルト「アルミンも説明上手だから大丈夫だよ、何か足りなければライナーが補足してあげなよ」
ライナー「…それもそうだな」
ベルトルト「昨日は、なぁなぁだったから僕も詳しくは理解してないし」ワクワク
アニ「ベル、なんかたのしそう…」
アルミン「…何で僕なんだろう」
エレン「アルミン!俺にも分かるように教えてくれ!」
ミカサ「何の話?」
アルミン「まぁ、そうなるよね…」
クリミー「頑張って!」
アルミン「…ユミル、ちょっといい?」
ユミル「何だ?」
アルミン「これ、ユミルが適役だよね」ヒソヒソ
ユミル「お?そんなことないぞ」
アルミン「僕は実際に体験した人が伝えた方が良いと思うんだけど」
ユミル「昨日に関しては、日中の記憶が全く無いからな」
アルミン「じゃあ…クリスタかな、エレンはまだ理解してないし」
ユミル「クリスタな、あいつは可愛かったばっかだから参考にならないぞ」
アルミン「あ、そうなんだ…」
ユミル「そうだ(人前で言われて、照れたくもないしな)」
ユミル「だから頑張れ、フォローはしてやる」
アルミン「ありがとう」
ユミル「昨日のことで覚えてることは、全部喋ってやるから安心しろ」
アルミン「ほんと?心強いよ」
ユミル「まぁ、任せとけ」
ユミル「ってことで、今の状況を説明してくれるからお前ら理解しろよ」
-
- 32 : 2015/03/17(火) 19:42:29 :
アルミン「見てもらえば分かるように、アニとミカサは現状、子供になってる」
ミーナ「ちょっと待って!…あ、ほんとだ、ミカサもちっちゃくなってる」
ミカサ「…」フイッ
ミーナ「あれ、嫌われてる?」
ユミル「警戒してるだけだろ」
アルミン「…続けてもいいかな」
エレン「あぁ」
アルミン「今、この二人について分かってることは、ミカサは10歳くらいでアニは4歳ってこと」
アルミン「あと、今朝廊下でエレンが会った時には既に二人一緒に居たから、恐らく同じ時に小さくなったんだと思う」
クリスタ「へー、二人同時に…また瓶なのかな?」
ミーナ「また?瓶?」
ユミル「瓶か…」
ミカサ「アニと会った時に、中が空の瓶なら見た」
アルミン「それなら、同時説が有力だね」
アルミン「今の二人は、記憶も含めて全て子供の時に戻ってるみたいなんだ」
エレン「だから、懐かしい感じがするのか」
アルミン「…(なんで、理解してないのに雰囲気だけで感じ取れるんだろう)」
アルミン「部屋を出る時は、まだ普通だったんだよね?」
クリスタ「うん、子供じゃなかったよ」
アルミン「二人に関しては、このくらいだと思うよ」
-
- 33 : 2015/03/17(火) 22:37:18 :
アルミン「ユミル、昨日のことで覚えてることを教えてもらえるかな」
ユミル「あぁ…まずは瓶だろ?昨日ってより一昨日の夜に、廊下で拾ったんだよ」
クリスタ「廊下?落ちてたの?」
ユミル「そうだ、暗かったし中がよく見えなかったから、部屋で見てみようと思ってな」
ミカサ「泥棒?」
ユミル「盗んでねぇ」
ユミル「一昨日、寝るまでの間うろうろしてたんだよ。んで、そのとき見つけて持って帰った」
クリスタ「その日は特におかしいことはなかったもんね」
ユミル「あぁ、いつも通り寝たんだけどな…夜中に目が覚めた時に瓶のこと思い出したから、振ってみたりしたが、音も振動もしないし」
ユミル「中を月明かりで見ようと試みてたりもしたが煙みたいな淀んだ空気が入ってるようにしか見えなくてな、めんどくさくなってきて開けたら、やっぱり空だったから朝になったら元の場所に戻そうと思いながら寝たんだ」
ユミル「そこからは、兵舎裏でクリスタと居るところまでは記憶が無い」
ベルトルト「へー」
クリスタ「子供の時のことは、全然覚えてないって不思議」
アルミン「副作用みたいな感じかな」
アルミン「…今日のもやっぱり昨日のユミル同様、調査兵団のハンジって人の作ったものだよね」
クリスタ「たぶん…」
ユミル「昨日の日中のことは、お前らが知ってるんだろ?私は知らないが」
ミーナ「はい!」
アルミン「え、何?」
ミーナ「昨日はユミルが子供だったってこと?」
アルミン「そうだよ、小さくなってたね…今のアニくらいかな」
ミーナ「えー!本当に?私も見たかったなぁ」
クリスタ「可愛かったんだよー」ニコニコ
ミーナ「いいなー、今からでもちょっと小さくなってよ」
ユミル「無理言うな、それとクリスタ可愛い禁止な」
クリスタ「えー!」
-
- 34 : 2015/03/18(水) 23:26:00 :
ミカサ「何で、みんなはしゃいでいるの?」
エレン「説明が聞けて嬉しいんだろ」
ミカサ「アルミンの外の世界の話の方が、もっと楽しい」
エレン「まぁ、それはそうだけど」
アルミン「…(伝わらなかったみたいだ)」
-
- 35 : 2015/03/20(金) 00:45:55 :
ユミル「この際、仕方ないから聞いてやる…」
ユミル「昨日は、どれだけ子供だったんだ?今のアニくらいだったんだろ?」
アニ「?」
ベルトルト「はい!」
ユミル「どうした、ベルトルさん」
ベルトルト「今のアニより少し大きくて、可愛かったよ」
ユミル「なっ……ベルトルさんもクリスタと一緒に、私の子供の時に対しての可愛い禁止な」
ベルトルト「ぇ…嘘でしょ…?」
ユミル「…何でそんなショック受けてんだよ」
アニ「ベル、だいじょうぶ…?」
クリスタ「ベルトルトも小さいユミルを、すごく可愛がってたんだよ」
アルミン「そうだね」
ユミル「お、おぅ…それは、世話になったな…ありがとう」
ベルトルト「え…あぁ、どういたしまして」
アニ「ベル…」ナデナデ
ベルトルト「アニ、ありがとう」ニコッ
ユミル「いや、ほんと聞いてるうちに続き聞くのが怖くなってきたわ」
アルミン「ユミルには、状況整理の為にも頑張ってもらわないと…」
クリスタ「頑張って、ユミル」
ユミル「はぁ…教えてくれ」
クリスタ「朝はミカサに起こすのお願いしたの、私は水汲みがあったから」
ユミル「そういや当番だったな」
クリスタ「それで昨日は食堂で初めてユミルと会ったんだけど、ミカサとアニと一緒に来たよ」
ユミル「そうか」
クリスタ「ミカサにお姫様抱っこされながら」
ユミル「………は?」
ミーナ「何それ!?お姫様抱っこ?ユミルが?」
クリスタ「子供のユミルだけどね、よく分からなかったけど食堂に入ってきたときはされてたよ」
-
- 36 : 2015/03/24(火) 15:37:43 :
アルミン「何でだろう…何か理由があったんだろうけど、思い浮かばないなぁ」
ユミル「…私が一番知りたい…」
クリスタ「理由知ってる二人がこの状態だもん、今は聞けないね」
ミーナ「あ、ミカサたちと一緒に居たんだ」
ミーナ「だから、昨日は一日中アニと一回もご飯一緒にできなかったんだ」ナルホド
ユミル「単に嫌われてたって可能性も」
ミーナ「ひどい!そんなことないもん!」
アニ「?」
ミーナ「私とアニ、仲良しだもん!」
アニ「…」キョトン
アニ「…」フルフル
ミーナ「無言で否定しないで!」
クリスタ「今、アニは大きい時の記憶が無いから!落ち着いてミーナ」
ミーナ「うん…」
アルミン「それで、朝ごはんは僕とエレンも途中から一緒にはなったけど、そのあとは僕は別行動だったから…その続きを教えてほしいな」
クリスタ「そうだね…えっと、子供のユミルはアルミンがお兄さんなのか、お姉さんなのかってことを悩んでたよ」
ユミル「マジか」
アルミン「はぁ…やっぱりそんな質問してたんだ」
ユミル「もっと筋肉つけないとな」
ミーナ「アルミン、華奢で男の子にしては可愛い方だからねー」
-
- 37 : 2015/03/28(土) 20:01:05 :
全然続きが書けてなかったので
今夜はパソコンを使おうかと…
スマホ打ち辛いです…
ユミル「ん?そういや、何で別行動なんだ?」
アルミン「頼まれてね…マルコと一緒に原因を調べてたんだ」
ユミル「そうなのか、なんか悪かったな」
アルミン「いやいや、今まであんまり読まなかったような本を読む良い機会になったし、気にしないでよ」
クリスタ「あ!」
ミーナ「どうしたの?」
クリスタ「一人称が"ゆみる"になってたよ!すごい可愛かったぁ」
ユミル「さっき禁止しただろ」
クリスタ「だってー」
ベルトルト「確かに一人称変わってたよね、ほんと可愛かったよ」
ユミル「ベルトルさんも禁止しただろ…お前ら、人の話聞けよ」
ミーナ「聞きたかったー…今からでも言ってくれない?」
ユミル「言うわけないだろ!何言ってんだお前」
ミーナ「ユミルが冷たい!昨日のユミルなら、こんなこと言わなかったはずなのに!」
ユミル「お前、昨日のことは知らないだろ!」
ミーナ「私も仲間に入れてくれれば良かったのにー」ブーブー
ユミル「知らん」
-
- 38 : 2015/06/09(火) 09:19:11 :
長い間、放置してしまいました…
…いやっ、書くだけは書いてたんですけど
なかなか載せられず…という感じで
↓続きです
クリスタ「井戸と馬小屋行って…」
ミーナ「うんうん」
クリスタ「知らないうちにユミルが教官と友達になってたり」
ユミル「は?」
ミーナ「詳しく!」
アルミン「はは…」
クリスタ「私も詳しくは知らないんだけどね、馬小屋の帰りにユミルが少しの間、一人で行動することになって…その後食堂で合流した時には既に教官を名前で呼んでたよ」
ミーナ「えええぇぇぇー!っあはははは!何その話、ユミルすごーい!そんな短時間で教官と仲良くなれちゃうなんて流石だよー!」
ユミル「………はぁ…お前後で覚えとけよ?」
ミーナ「…え?…なんのことか分からないです」アセッ
アルミン「僕が着く前の食堂の様子を教えてもらってもいいかな?」
クリスタ「いいよ!食堂で待ってたんだけど、なかなか来なかったからミカサが探しに行って、ユミルがまたお姫様抱っこされながら来たよ」
ミーナ「あはははは!!」
ユミル「何だよそれ…」
ミカサ「…昨日、私はユミルをお姫様抱っこしたの?」
エレン「昨日はお前大きかったからな、軽々と持ち上げてたぞ」
ミカサ「そう」
クリスタ「ユミルが危ない人に捕まってたらしいから、ミカサが連れてきてくれたんだと思う」
ユミル「あー…なるほどな」
ミーナ「そんな危ない人なんて、この施設に居たっけ?」
エレン「居たか?」
-
- 39 : 2015/06/16(火) 23:29:24 :
ジャン「…(結局飯を食いに来たが、やっぱりミカサが気になる…)」
マルコ「どうしたんだい?」
ジャン「…(なんだ…何の話をしてるんだ?)」
マルコ「?」
アルミン「危ない人か…」
クリスタ「それじゃあ、ミカサ達のすぐ後に来たアルミン達も来る時に廊下でその危ない人に会ってるってことかな?」
アルミン「そうなるのかな…?でも僕とマルコが廊下で会ったのはジャンだけだ、他の人たちはもうご飯を食べ始めてる時間帯だったし」
ミーナ「え…ってことは…?まさかの?」
エレン「ジャンがユミルにちょっかいかけてたってことか?」
ミカサ「…だれ?」
-
- 40 : 2015/06/28(日) 17:50:56 :
ジャン「…っ(何だ今の会話!これ完全に俺の話してるじゃねえか!)」ガタッ
マルコ「おぉ…!どうしたんだよ、急に立ち上がったりして…」
ジャン「ッ…何でだよ……(それじゃ俺が変態みたいな……)」ジーッ
マルコ「(視線の先には……子供が二人…あー…)」
ジャン「…(しかもミカサは俺の名前忘れてるし…)」ジーッ
マルコ「もう食べ終わったから、少し移動してもいいかい?」
ジャン「あ?…あぁ、いいぞ」
マルコ「ジャンも食べ終わったら来なよ」
ジャン「ん、あぁ…(どこ行くつもりだ?)」
-
- 41 : 2015/07/04(土) 04:21:22 :
マルコ「やぁ、みんなおはよう」
エレライ「おう」
クリスタ「おはよう、マルコ」
ミーナ「おはよー!」
ベルトルト「おはよう」
アニ「…」ジーッ
アルミン「おはよう、あれ?ジャンは一緒じゃないの?」
マルコ「一緒にご飯食べてたんだけど、食べ終わったから先に来たんだ」
アルミン「そうなんだ」
マルコ「たぶん後で来ると思うから」
ミカサ「…誰?」
エレン「マルコ、こいつもお前とアニの仲間だぞ」
ミカサ「…マルコ?そう…」
アニ「………」
アルミン「マルコ、もう理解してると思うけど…」
マルコ「あぁ、さっきから子供が二人居るのは見えてたから大丈夫…エレンと一緒に居るこの感じはミカサかな?」
ミカサ「…マルコは、説明いらない人なの?」
ライナー「昨日もあったことだし、さっき見てたらしいから分かるものなんじゃないか?」
ミカサ「あなたには聞いていない」
ライナー「そうか…」
ベルトルト「タイミングが悪かっただけだよ、落ち込まないでライナー」
アニ「…」
ベルトルト「アニ、一緒にライナーを励ましてあげて」
アニ「…いま、いそがしいから」
ベルトルト「ごめんライナー、今アニ忙しいみたいだからこれ以上は励ませないや…」
ライナー「いや、そんなに気にするな」
ベルトルト「…うん」
アルミン「…(いつの間にか、何故か空気が重くなってる気がする)」
-
- 42 : 2015/08/08(土) 17:54:04 :
久々に続きあげます
マルコ「その子はアニなんだね?僕はマルコだよ、二人ともよろしくね」ニコッ
ミカサ「よろしく」
アニ「…よろしく」ジーッ
マルコ「警戒されてる気がするなぁ」ハハハ
ベルトルト「うん、可愛いでしょ」
ライナー「(常識人のはずのベルトルトが噛み合っていないだと!)」
マルコ「…そういえば、何の話してたの?盛り上がってたみたいだけど」
クリスタ「えっとねー……あー…」
ミーナ「ちょっと…」
マルコ「ん?」
アルベルライ「………」
ユミル「なに、ただ不審者の話をしてただけだ」
マルコ「不審者?」
ジャン「…よ、よう」
ミカサ「ジャンという名前の」
エレン「お、ジャン」
アルクリベルミーライ「………おはよう」メヲソラシ
ユミル「wwwww」
ミカサ「?」
アニ「…」ジーッ
-
- 43 : 2015/08/10(月) 09:29:53 :
ジャン「はぁ!?」
ミカサ「静かにして」
ジャン「悪い…じゃなくて!」
ミカサ「エレン、困った人がいる…」
エレン「どうした、何に困ってるんだ?」
ミカサ「困ってるのではない、困った人がいると言ってるの」
エレン「あ?だから、困ってるんだろ?」
ミカサ「違う…アルミン」
アルミン「少しすれ違ってるかな」ニガワライ
ミカサ「そう、確実に伝わっていない」
アルミン「僕にもそう見えた」
エレン「…あ?」
ジャン「…」
マルコ「…(ジャン…)」
ユミル「おい、そいつ放置されてるぞ」
アルミン「あ、ごめんね」
ミカサ「…」
エレン「何だジャン、お前今日調子悪いのか?」
ジャン「は?」
エレン「いつもなら普通に入ってくるだろ」
ジャン「はぁ?」
エレン「調子悪いなら、部屋で寝てろよ」
ジャン「はあぁぁぁ??ふざけn」
ミカサ「エレン…この人少し語彙が乏しいようだから、話しかけるのはやめた方が良い」
アルミン「…」
エレン「何でだよ」
ミカサ「乏しいということが露呈してしまうのはかわいそう…それくらいにしてあげるのが優しさというもの」
エレン「…?」
ジャン「」
アルマル「…(うわぁ…)」
アニ「しずかになったみたいだけど」
ベルトルト「アニっ…駄目だよ!」アセッ
アニ「なに?」クビカシゲ
ベルトルト「かわいい!」キュン
ジャン「何だよ今の!?俺をかばうんじゃないのかよ!」
-
- 44 : 2015/08/10(月) 09:54:22 :
-
書きためてた分が
そろそろ尽きてしまいそうな気が…
帰ったら、続き書きたい…
ミカサ「え、何この人…自分のことをかばってくれない人のことを、否定するような器の小さい人間なの?」
アニ「ベル、このひとはどうしてこんなにうるさいの?」
ベルトルト「え………個性?」
ライナー「性格じゃないか?」
アニ「ふーん…」
ジャン「何だよ、会って早々黙れって言うのかよ!」
エレン「落ち着けよ、普段のお前なら俺以外にそんなに声荒げないだろ…どうした、やっぱり調子悪いんだろ?部屋行けよ、連れて行ってやろうか?」
ジャン「何でだよ!お前何で今日はそんなに優しいんだよ!」
ミカサ「エレンは元々優しい、あなたは何も分かっていない」
アルミン「…(黙ってれば、終わるかな)」
マルコ「…(何だろう…この会話入ったら危ない気がする)」
ベルトルト「そういえばさ…」
アルマル「(ベルトルトすごい!)」
エレン「どうした?」
ベルトルト「マルコはさっき挨拶してたけど、ジャンも自己紹介した方が良いんじゃないかな」
エレン「そうか、確かに」
ミカサ「大丈夫、知ってる」
ベルトルト「あれ、そうなの?」
ライナー「そうなのか?」
アニ「…」
ジャン「…(嫌な予感が)」
-
- 45 : 2015/08/10(月) 11:51:34 :
- 期待
-
- 46 : 2015/08/10(月) 15:04:19 :
>>45
◆◇◆◇◆さん、ありがとうございます!
-
- 47 : 2015/08/10(月) 15:10:25 :
ミカサ「この人は変態、すでに朝会っている…後ろから付いて来た」
アニ「…」コクッ
ミーナ「詳しく!」
アルミン「…その話は良いんじゃないかな」
ミーナ「何で!?」
ミカサ「どうして?」
アルミン「ジャンも僕たちの…もちろん、ミカサたちにとっても大事な仲間なんだから朝のことは忘れて仲良くした方が良いんじゃないかなって」
ミカサ「しかし、危ない人が仲間というのはあまりに危険だと思う…」
アルミン「僕が見た限り、少しのすれ違いからあの状況に至ったみたいだったから、ミカサとアニが許してあげれば仲良くできると思うんだ」
ジャン「…」
アルミン「許してあげてよ、二人とも」
ミカサ「もう後ろから付いて来ないなら、あとアニを襲わないなら…」
アニ「…べつにいいけど」
ジャン「っ…約束するぜ!」
ミカサ「それなら……いい」
アルミン「良かった…(このままだったら、ジャンがかわいそうな状態で終わってしまう気もしたし…たぶんいろいろ誤解なんだろうし)」
ジャン「ありがとな、ミカサ!アニ!それとアルミンも!」
マルコ「ありがとう、アルミン」
アルミン「ううん、僕は何もしてないよ。ジャンの誠意が伝わったんだよ」
エレン「…ん、仲直りか?」
ミーナ「何だか不完全燃焼…」
クリスタ「駄目だよ?せっかく仲直りしたんだから、蒸し返さないようにね」
ミーナ「はーい」
-
- 48 : 2015/10/30(金) 08:40:18 :
久々の更新です。
待っていてくださってた方が
いらっしゃるか分かりませんが
お待たせいたしました。
ライナー「それでこの後はどうするんだ?」
クリスタ「私は二人と一緒に過ごしたいなぁ」
ユミル「そうしろ」
クリスタ「もちろん、ユミルも一緒だよ?」
ユミル「あぁ、分かったよ」
ミーナ「私もー!」
ライナー「俺も一緒に居てやるよ」
ミカサ「…別に無理しなくていい」
ライナー「無理なんてしてないぞ」
ベルトルト「ライナー、残念なお知らせ…教官が呼んでるってさ」
ライナー「何?!」
ベルトルト「ついでに僕も呼ばれてるみたい…ごめんね、アニ…みんなと仲良くするんだよ?」
アニ「どこかいくの?」
ベルトルト「うん、行かないといけないんだ」
アニ「ふたりだけだと、あぶないから…いっしょにいく」
-
- 49 : 2016/02/21(日) 16:24:10 :
-
久し振りの更新です。
ベルトルト「えっ」
アニ「ん」
ライナー「駄目だ、アニはみんなと一緒に居ろ」
アニ「なんで、なかまはずれにするの?」
ベルトルト「ち、違うよ!力仕事しに行くから、アニは危ないし…」
ライナー「そうだぞ、終わったら戻って来るから、みんなと遊んで待ってろ」
アニ「…はやくもどってきてよね…いってらっしゃい」ムゥ
ベルトルト「アニありがとう、みんな行ってくるね」
ライナー「じゃあ、俺も行ってくる」
ミカサ「…」
エレン「大変だな、頑張れよ」
アルマル「いってらっしゃい」
クリスタ「二人とも、頑張ってね」
エレン「こんなに人数いるなら、俺居なくても平気だよな」スッ
ミカサ「だめ」ガシッ
エレン「いやこれだけいれば十分だろ」
ミカサ「エレンも一緒じゃないと嫌」
エレン「…」
アルミン「エレン…大きい姿に戻ったら、きっと特訓手伝ってくれるから」
エレン「…」
ミカサ「…」ジーッ
アルミン「ミカサもアニも、二人とも手伝ってくれるって」
アニ「?」
エレン「分かった、今日だけだからな」
ミカサ「!ありがとう、エレン…それにアルミンも」
アルミン「どういたしまして」
-
- 50 : 2016/02/21(日) 17:40:09 :
ミーナ「それで、この後は何するの?」
クリスタ「せっかくだし、遊ぶ?」
ミーナ「いいね!」
ミカサ「…アニ」
アニ「…なに?」
ミカサ「あの二人はちゃんと(多分)帰ってくる、それまでの我慢」
アニ「…」
ミカサ「私たちとは嫌?二人が居ないと駄目?」
アニ「…そんなことない」フルフル
ミカサ「じゃあ、二人が帰ってくるまで遊んでいよう」
アニ「ん」コクッ
-
- 51 : 2016/02/23(火) 20:04:35 :
クリスタ「ミカサがお姉さんしてるよー!可愛い!」
ミーナ「貴重だね!エレンとアルミン以外へのお姉さん発言は貴重だよっ!」
ユミル「…(クリスタ可愛い)」
エレン「…今、何の時間?」
アルミン「何するか決めようとしたところを、"子供の無垢な可愛さ"に魅了されて意識がそっちに向いてしまった、みたいな時間かな」
エレン「俺、特訓したいんだけど」
アルミン「それは重々承知だけどさ」
ユミル「んで、遊ぶったって何するんだよ」
クリスタ「ミカサ達って昔は何して遊んでたの?」
ミーナ「おぉ!」
ミカサ「昔…?」
エレン「よく壁外の話をしてたな」
アルミン「そうだね、遊ぶって言ってもあんまり体を動かすことはしてなかったかな」
クリスタ「そうなんだ」
ミカサ「えぇ」
ミーナ「じゃあ、アニは何して遊んでたの?」
アニ「…」フイッ
ミーナ「えぇー!アニが冷たいよー」ウワーン
ミカサ「…」ナデナデ
アニ「…」ギュウ
クリスタ「二人とも可愛いね、ユミル!」キラキラ
ユミル「ん?…あぁ、何かお前輝いてるな」
エレン「二人とも記憶無いんだろ?その割に仲良いな」
アルミン「年下の子と接する機会なんてなかったからね、ミカサもアニが可愛くて仕方ないんじゃない?」
ジャン「…(ミカサが小さくて可愛い)」ジーッ
マルコ「…(見すぎだよ…)」
ミーナ「ちょっとみんなー!聞いてる?!」
ジャユミ「は?」
ミーナ「え、二人とも機嫌悪い?」
ミカサ「この人うるさい」
ミーナ「ミカサも冷たい…」
ユミル「はいお前退場な」
ミーナ「えー!」
-
- 52 : 2016/03/03(木) 22:10:13 :
クリスタ「それは可哀想なんじゃない?」
ユミル「はぁ、だってチビッ子達と全然仲良くなんねぇし、心の距離すごいぞ」
アルミン「そういえば、なんとなく"仲間"ってことは分かってるけど、ミカサ達にとってはそれ以上の何者でもないよね」
ミーナ「どういうことー?」
マルコ「まだちゃんとした自己紹介はしてないのかい?」
ミーナ「…してないかも」
エレン「そうだったか?」
アルミン「まだしっかりとは名乗ってないね」
ジャン「俺もだ!」
ユミル「は?」
ジャン「まだ和解しか出来てない」
マルコ「そうだね、名前もちゃんとは伝えられてないんだったね」
ミーナ「はいはい!ミカサ、アニ、私はミーナ!」
アニミカ「…そう」
アルクリ「…」
ユミル「ww」
エレン「おい、ミーナが名乗ってんだ、ちゃんと返事してあげろよ」
ミカサ「…私はミカサ」
ミーナ「うん!」
ミカサ「エレンとは家族、アルミンとは友達…二人ともとても大切」
ミーナ「うんうん、知ってるよ!」
ミカサ「大切な人を守るためなら何でもする覚悟がある…」
ミーナ「うんうん…ん?何か最後のって…」
アルミン「…(最初のエレンへの態度のせいかな)」
ジャン「お前…何かしたのか?」
マルコ「…(人のこと言えないよ…)」
ミカサ「アニ、言える?」
アニ「うん…アニはアニ」
クリスタ「っ…(この自己紹介は駄目だ…可愛すぎるよ!!)」
アルミン「(私はアニって言いたいんだろうなぁ)」
ミーナ「うん」
アニ「だよ?」
マルコ「…(終わるの早いな)」
-
- 53 : 2016/03/06(日) 17:40:47 :
ユミル「終了か、んじゃ次」
ジャン「ジャンだ、朝は色々誤解させたみたいで悪かった」
ジャン「驚かすつもりはなかったんだ、俺は二人と仲良くしたいと思ってる、よろしく」
アニ「…」ジーッ
ミカサ「ミカサ。これからはああいう行動はやめた方が良い」
ジャン「あぁ…」
アルミン「…(リアルなお叱りだね)」
アニ「…アニ。あさはなにがなんだかよくわからなかった…」
ジャン「悪かった」
アニ「アニはなにもきにしてない、けどミカサをこまらせるのはやめてあげて」
ジャン「分かった」
マルコ「…(すべて解決かな)」
エレン「終わったのか?」
クリスタ「これで仲良く遊べるかな?」
ユミル「どうだろうな」
マルコ「それでこの後はどうすることになったの?」
アルミン「アニは何をして遊んでることが多いのかな?」
アニ「…かぞくごっこ…?」
ミカサ「あぁ…」
クリミー「可愛いー!」
アニ「あと、おいしゃさんごっこ」
ジャン「はぁ?!」
マルコ「どうしたんだよ、ここで変な反応するとただの変態にまた成り下がるよ?」
クリスタ「どうしたの?」
エレン「やっぱり体調悪いんじゃねぇか」
ジャン「違ぇよ!」
ユミル「あ?んじゃあ、アニの最後の発言に反応したってことだな」ニヤニヤ
アルミン「…(何も先に進まないな…)」
-
- 54 : 2019/10/28(月) 08:01:22 :
- 期待です!
ジャンww超絶不憫www
あとエレンはもう少し現状に気づいても良いのではww
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- 55 : 2019/10/28(月) 13:49:46 :
- てってれーww
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