苗木「妖怪ぼっちっち」
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- 1 : 2015/01/30(金) 18:35:13 :
- 【注意文】
・希望ヶ峰学園時代
・ナエギリ
・妖怪ウォッ○とはあんまり関係ない
です。
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- 2 : 2015/01/30(金) 18:45:45 :
- 霧切さんはいつも一人だ。
入学当初、ちょっと気になって、授業中によくチラ見をした。
たまに目があう。すると霧切さんはいつもそっぽ向く。
それがまた可愛くて、チラッチラッ見てた。
でも、
休み時間に話しかけようとしても、どこかにいっちゃう。
苗木「霧切さ……」
霧切「……」タッタッタッ
なにも言わず、どこかに行く。
嫌われてるのかもしれない。だから僕は、そのうち話しかけるのをやめた。
チラ見するのもやめた。
それからだいぶたって、僕は舞園さんと付き合うことになった。
皆、祝ってくれた。「リア充爆発しろ」なんて言ったけど、なんだかんだで「幸せになれ」って言ってくれた。
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- 3 : 2015/01/30(金) 18:54:48 :
- 霧切さんは、黙って見てた。
「おめでとう」の一言もなく、ずっと見てた。
それが、舞園さんには気にいらなかったようで、僕の手を引っ張ってほかの場所に連れてった。
そんなことが、ずっと続いた。
ある時、霧切さんと舞園さんが教室で話してた。
僕はたまたま、通りかかったのをドア越しから盗み聞きしたんだ。
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