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  1. 1 : : 2015/01/29(木) 20:37:19
    シリアス&死ネタかもしれません
  2. 2 : : 2015/01/29(木) 20:50:53
    そう気づいたのはつい最近。

    覚悟はしていたはずなのに。

    覚悟がわかるのは

    大切な何かを失くしてからなんて。

    ひどすぎる。

    事が終わってからはどうしようもない。

    何をしても無意味。

    あせる。

    いるのが当たり前だったから。

    当たり前すぎたから。

    それは貴方を信じすぎていたせい。

    貴方に溺れていった。

    貴方を愛していた。愛しかった。

    私もあなたに愛されていた。

    保証がどうのなんて考えるのが怖かった。

    貴方は嘘をつくような人じゃないと感覚でわかっていた。

    私と貴方は愛に溺れていった。

    そのせいだ。

    そのせいだ。

    貴方と私が知り合いもしなくて、ただ無関係で。

    そうだったらなんて楽だっただろう。

    でもそれ以上に貴方といるのが、貴方がいるのが。

    嬉しくて、安心して。

    出会えてよかったと思っている。

    断言できる。

    このことに悔いはないと。

    だからこそ今貴方がいなくなって。

    貴方を失くしてしまったことに。

    悔いしか残らない。
  3. 3 : : 2015/01/29(木) 21:04:37
    お願い戻ってきてお願いいやだ来て早く。

    いつも私に意地悪してるけど実は愛してるとか普通に言っちゃうああこれも意地悪なのか。

    それがほしい。

    寂しい悲しいつらい苦しい。

    こんなに不安になるのは初めてで。

    どうして。

    いつ死ぬかわからない覚悟なんて

    常識のようにして過ごしてきた。

    その常識はただの想定で

    現実は違うと気づいたのは

    どうしてそのときにならないとわからないの?

    今じゃなく前から知っていたとして。

    それでもきっと断然今の方が怖く感じるのだ。

    この過程は変わらない?

    ただでさえ想定であったとしてもおびえていた。

    それを我慢してきたときもあった。

    そのときになる前に考えたことはすべて想定?

    そのときになったときのことをそのときになる前に知ることは…


    ないのだ…


    だからだ。


    この過程は変わらない…


    現実は想定と違うから。

    想定だけで満足してたことに腹が立つ。

    しかし今、現実というときに何をしても。

    何も思い通りにはならなかった。

    常識に常識が重なって。

    今、現実を受け入れられない自分は。

    常識を知らなかったわけじゃない…
  4. 4 : : 2015/01/29(木) 21:09:07
    いやだ。

    いやだ。

    この世界に生まれてくるんじゃなかった!

    でも貴方と出会えたことに感謝。

    腹が立つ!

    それは


    目の前のものがいきなり失くなったとき

    当たり前だったことを惜しみ

    当たり前だったことに嫌気がさす瞬間。
  5. 5 : : 2015/01/30(金) 14:52:46
    期待して待ってます。
  6. 6 : : 2015/01/30(金) 18:32:42
    >>5 ありがとう。

    最後どんな感じにすりゃいいかな
  7. 7 : : 2015/01/31(土) 15:23:27
    今、私は滅茶苦茶だけど。

    大切な人たちをも恨みそうなぐらいに。

    お願いがあるんだ。











    「目を覚まして…」










    貴方に優しく。そして強く。

    口づけを。

    かすかな心臓の音も今なら。

    聞き取れる。

    聞き取れたからといって死なないというわけじゃないけど。

    けど。

    貴方は生きてると断言できる。
  8. 8 : : 2015/01/31(土) 15:29:19
    心臓は動いてるし脈も動いてる。

    二度と死なないとは言えないけれど。

    生きているのは確信的。

    早く。早く。

    目を覚まして。

    それ以上のことは今は望まない。

    望めない。

    これ以上貴方に迷惑をかけたくないよ。

    ごめんね。

    何かを失ってから気づいて。

    そうじゃなきゃ私は感謝を自覚することができないんだ。

    私は馬鹿。

    やっぱり困らせることしかできない。
  9. 9 : : 2015/01/31(土) 15:33:42
    そのあと私は眠ってしまった。

    一晩 貴方と一緒に。

    今晩に賭けよう。

    貴方の生死が決まる夜。

    最初で最後と思った夜。


    夜が明けて朝が来た。

    本当にそのまま眠ってしまった。

    もしかしたら貴方が目を覚ましたかもしれないのに。

    はっと起き上ったときには

    側に貴方はいなかった。

    そして。

    わたしの肩には。








    貴方の。









    上着が。
  10. 10 : : 2015/01/31(土) 15:39:35
    貴方はいつも言っていた。

    結果は誰にもわからないと。

    そのときが来ないとわからないと。

    貴方の言葉には

    そんな意味が込められていたんだね。





















    「寝坊かクソメガネ」













    「…ははっ 貴方も寝過ぎじゃないかな?」













    目の前にあるものが明日もある保証はないけれど。

    昨日なかったものが今日あるということに。













    感謝。
  11. 11 : : 2015/01/31(土) 15:43:42
    終了~♪

    見て下さった方々、期待してくださった皆様。

    本っ当にありがとうございました!

    目の前にあるものが明日もあるように、悔いのないように。

    感謝。
  12. 12 : : 2015/02/14(土) 11:31:43
    な、なにこれ

    すごくいい話じゃん!

    感動しました!

    このお話すごく好き!

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