君の悪戯
- カゲロウプロジェクト
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- 1 : 2015/01/26(月) 20:21:41 :
- とにかく下手です。(笑)
暖かい目で見てやって下さい。(爆)
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- 2 : 2015/01/26(月) 21:18:04 :
- それは5限目、眠たくて退屈な授業中のこと。
「シンタローっ」
後ろの席のアヤノが俺を呼んだ。
机に伏せていた俺は、ゆっくりと体を起こす。
「…なんだ?」
そう言って振り返ったとたん、頬に感じるふに、という微かな感触。
驚いた俺の目の前には、アヤノの顔。
「引っ掛かった!」
そう言いながら悪戯に笑うあの顔が、俺は大好きで。
「やめろよ」
なんて言いながら内心は嬉しくてたまらなくて、自然とにやけていく顔を教科書で隠す。
「そこ、私語やめなさい」
「す…すいません」
注意された時に謝るのは俺の役目だ。
後ろでくすくす笑うアヤノを振り返って睨む。
教師は俺とアヤノをじっと交互に見つめ、その後おもむろに口を開いた。
「如月、これ答えられるか」
(答えれるに決まってんだろ。馬鹿にしてんじゃねーよ)
心の中でそう文句を言って、俺は自信満々に答える。
「答えれますよ」
黒板に書いてあるのは、ただの二択問題だった。
AかBかを選ぶ。
たったそれだけ。
「Aです」
「…流石だな」
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- 3 : 2015/01/30(金) 23:53:32 :
- 「シンタロー!さっきのすごかったね」
「…何が?」
「さっきの問題だよ!!」
どうやらアヤノは、5限目のことを言ってるらしい。
「ああ…」
「あんな難しいの解けるなんて……ほんとすごい」
(何回すごいって言うんだ。可愛いな)
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