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  1. 1 : : 2015/01/14(水) 18:45:05
    *『一応』リヴァハンです

    *グロが少々あるかもしれません

    *エロはありません

    *原作の内容に合わせて書いてある箇所もありますが原作とは無関係です

    *以上のことが許せる方のみよろしくお願いします
  2. 2 : : 2015/01/14(水) 19:01:46
    調査兵団に入団した頃は甘かった。
    壁外がどれだけ厳しい世界なのかを知らなかった……いや、それ以前に地上のことを知らなかった。

    それだけ身分の低かった俺が今は『人類最強の兵士』とか言われて知らない奴はいない程の知名度だ。入団当時のあの視線が嘘みたいだよな。

    だが俺は自分のことを最強だなんて思ったことはない。………自分がどれだけ弱いのか分かるのなんて自分と…あとはかなりの信頼関係を持っている奴同士ぐらいだろう。

    何も知らない奴等は俺のことを最強、最強とうるさいくらいに騒ぐ。だが今の俺は入団当時と比べたらかなり弱い。少なくとも自分ではそう認識している。
  3. 3 : : 2015/01/14(水) 19:17:15
    ______
    ____



    バーン!勢いよく扉が開かれる。

    リヴァイ「…ノックぐらいしやがれ。」

    ハンジ「まあまあそんなこと言わずにさ、聞いてよ!昨日見た夢でさ、ソニーとビーンと一緒に…………」

    また巨人の話か、と思いつつもこいつの話を聞いてやる。その影響なのかどうかは知らんが他の奴に聞いてもらえなかった話を俺のところまでもってくることもある。

    ハンジ「……だったんだよ!リヴァイはどう思う?」

    リヴァイ「良かったな。」

    ハンジ「ちゃんと聞いてなかったんでしょ!じゃあもう一回……」

    リヴァイ「悪いな。お前の顔があんまり綺麗だからな……そっちに気を取られて話を聞く余裕がなかった。」

    話をある程度聞いたところで適当にこんなことを言ってやればあいつは顔を赤くしてすぐに部屋を出ていく。俺の発言が本当かどうか……?さあな。

    ハンジ「じ、じゃあね!」

    開かれたとき以上の勢いで扉は閉められた。…………壊れちまうだろうが。
  4. 4 : : 2015/01/14(水) 19:35:21
    ハンジがいなくなった後、書類の整理も終わり何もすることが…………あるな。エレンのいる地下室はちゃんと掃除されてるか見てこねぇと…。
    そのまま俺は地下室へと向かった。

    エレン「わっ!へ、兵長!?」

    リヴァイ「エレンお前……ずっと掃除をサボっていたんだな……?」

    エレン「す、すみません!」

    謝ってる暇があるなら掃除をしろ……と言いかけた。…この地下室どこかで見覚えが………。



    地面が剥き出しの床



    所々崩れている壁



    天井にある亀裂



    部屋の中にある無数のシミ



    エレン「兵長?どうかしましたか?」

    リヴァイ「……!い、いや何でもない…。」

    エレン「そうですか。兵長、顔色が良くないですよ?………あっ、俺が掃除してなかったからでしょうか!?すみませんっ!」

    ………違う。原因はきっと他のことだ。だがそれが何なのかが分からない。答えは出かかっているのにだ。
  5. 5 : : 2015/01/14(水) 19:53:54
    期待!!
  6. 6 : : 2015/01/14(水) 19:59:09
    期待です
  7. 7 : : 2015/01/14(水) 20:19:11
    気がつくと俺は医務室のベッドにいた。あの後俺は倒れてエレンが運んできたらしい。右腕が妙に痛む。ふと右腕に目を移すと血が滲んでいる。倒れたときにぶつけたんだろうな。

    ハンジ「リヴァイ!!起きたの!?」

    リヴァイ「……ハンジか。」

    ハンジ「良かった…声を聞いたら安心したよ。午後の会議は欠席?」

    リヴァイ「…そうだな。」

    体にうまく力が入らない。恐らく今は立つのもやっとだろう。頭を打ったのか意識もはっきりとしているわけではない。もう少し休んでいないと危ないだろう。

    ハンジ「わかった。エルヴィンに伝えておくよ。重要なことは後で私から報告するね。」

    リヴァイ「あぁ。助かる…。」
  8. 8 : : 2015/01/14(水) 20:41:22
    次の日、俺は全快というわけではないが普通の生活くらいなら支障なくできるくらいには回復した。だがいつもより回復が遅い気がする。気のせいなのか?とりあえずシャワーでも浴びてこよう。

    リヴァイ「……。」

    鏡を見たときに気づいた。所々に痣がある。………まぁ訓練のせいだろうな。
  9. 9 : : 2015/01/15(木) 08:57:04
    風呂から上がったはいいが……シャツを忘れちまったようだ。持ってきた記憶はあるんだがな。まあ遅い時間だからな…廊下を歩いてる奴もいないだろうから自分の部屋に戻るぐらいなら問題ないだろう。

    部屋に戻ってシャツを手に取り…それから間もなく声が聞こえた。

    「うわああああああああっ!!」

    ……エレンの声だ。
    何かあったに違いない。俺は急いでシャツを着て…いや、正しくは着ながら部屋を出た。
  10. 10 : : 2015/01/15(木) 18:55:35
    期待です!
  11. 11 : : 2015/01/16(金) 01:27:06
    上に同じく期待です。
  12. 12 : : 2015/01/16(金) 17:09:11
    期待だぁぁぁぁぁぁああああああああ!
  13. 13 : : 2015/01/16(金) 17:47:13
    廊下を急いで走り、地下に向かった。
    途中で何人かとすれちがった気がしなくもないが正確なことはわからない。

    もうすぐ地下室だ。
    入り口の近くに赤い染みがたくさんある時点で中で良くないことが起こっていることはわかる。

    次の瞬間勢いよく扉が開いた。
    反射的に身構えるが中から出てきたのはエレンだった。

    エレン「……あっ!兵長!ハンジさんが中で…兵長!?」

    エレンの話を聞き終わる前に俺は無意識に動いていた。そこから途中まで何をしていたかは分からない。

    だが最後に、そこにいたハンジが俺の後ろを見てこう言ったのは覚えている。

    ハンジ「………!どうして…?エ___」
  14. 14 : : 2015/01/16(金) 18:06:45
    この流れは今日二回目だが、気がつくと………ここは…どこだ?
    記憶喪失かと疑ってみるがその考えが出るからには確率は低いだろう。自分の名前がリヴァイということもわかる。

    そうなるとここは本当に知らない場所かもしくは…………何らかの理由で忘れようとしていた場所ということになる。

    「目が覚めたか?」

    その声は俺が最も信頼している…いや、今この瞬間から最も信頼していた人物になった奴のものだった。
  15. 15 : : 2015/01/23(金) 18:29:52
    凄く期待!!(((o(*゚▽゚*)o)))
  16. 16 : : 2015/01/25(日) 19:01:24
    リヴァイ「………。」

    エルヴィン「リヴァイ…その巨人を睨むような目は何だ。」

    リヴァイ「何だろうな。」

    エルヴィン「ここがどこか分かるか?」

    リヴァイ「いきなり何を……。」
  17. 17 : : 2015/02/20(金) 19:38:05
    …なんかリヴァイがカッコイイ((キラキラ
    面白いです!
    期待です!!
  18. 18 : : 2015/03/16(月) 00:30:41
    すごくおもしろいです!!
    続きに期待!!!
  19. 19 : : 2017/04/11(火) 05:26:05
    すごく面白い!期待します❗

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