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貴方だけが頼りです。ハンジさん
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- 1 : 2015/01/09(金) 16:10:49 :
- 貴方だけが頼りです。ハンジさん。
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- 2 : 2015/01/09(金) 16:30:56 :
- 私が朝起きると机の上に花瓶が置いてあった。
花瓶には薔薇が咲いている。
私は誰かの悪戯だと思い込み、花瓶を机から離れたテーブルに移動させた。
離れた…と言っても8歩ぐらいだけど。
テーブルに移動させ、すぐに椅子に腰をかけた。
いつも通り書類を終わらせようと思い、横の棚から書類を取り出す。
すると、今使おうとしていた机の上に白い手紙が入っていた。
位置からして花瓶の下においてあったんだろう。
私はいつも起こしにくるはずのモブリットが来ないことに気づいた。
これはモブリットの仕業か…?
まあそんなの今はどうでもいい。せっかくの手紙なんだ。
中身が気になってしょうがない。
私は手紙を開けずに端を破り捨て、中に入っていた紙だけ拾った。
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- 3 : 2015/01/09(金) 16:31:24 :
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- 4 : 2015/01/09(金) 16:41:31 :
- あの手紙を見てから何時間経った?
涙が止まらない。涙を拭う動作がとまらない。
あんな愛おしかったモブリットが一瞬で消え去った。
この花瓶は壁外調査の前に買ったのだろうか。
壁外調査から帰還し、私が自室まで戻ってくるには数時間かかる。
仮にもしモブリットが壁外調査へ行く前にさきほどの花瓶と手紙を置いて調査に行ったとして、
死なずに帰還し、私が自室に戻ってくる間にかっさらっていけただろう。
毎回壁外調査に行くたびにこのような事をしていたのか?
なぁ…モブリット
また一回、しかってくれないか…?
花瓶に入っている薔薇が、いつも見ているモブリットの笑顔に見えた
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- 5 : 2015/01/09(金) 16:42:47 :
- スレタイなんだったんだろうな。まぁ満足できたわ。
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- 6 : 2015/01/09(金) 23:54:36 :
- 泣けました。愛しい人居なくなると辛いですよね
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- 7 : 2015/01/10(土) 00:11:45 :
切ないけれど、とても琴線に触れるお話でした。
お疲れ様でした。
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