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  1. 1 : : 2013/09/29(日) 02:28:06
    ジャン「あぁ、最悪だ...」

    脇腹から流れ出る血
    動かそうとすると激痛が走る体

    ジャン「...」グスッ
  2. 2 : : 2013/09/29(日) 03:01:49
    何匹もの巨人が襲いかかってきて
    慌てて逃げようとしたんだ

    立体起動が上手い俺なら逃げ切ることができた
    だけど
    アンカーが刺さらなかった

    一瞬で混乱して何もできずに地面に叩きつけら
    れ...
    今に至るとゆう感じだ

    かろうじて巨人が居ない所に落ちたが
    時間の問題だろう

    巨人に喰われて死ぬか
    出血多量で死ぬか

    一人で死ぬのか...最後まで
    一人で...

    ジャン(最後の最後までカッコわりぃな...)
    死ぬ間際だからだろうか?
    訓練兵時代の記憶が走馬灯のように流れ込んできた

    入団式の時のキース教官怖かったな
    俺、頭突きされたっけ....

    その後エレンと喧嘩したよな
    今思うとくだらねぇ喧嘩だった...

    あの時の俺は内地の事しか頭に無かった
    マルコが死ななければな、

    マルコ『ジャン!』ニコッ

    はは...もうすぐ会えるぞマルコ
    沢山、話したいことがあるんだ

    お前が死んでから俺はかわったんだぞ?
    信じないかもしれないけど
    エレンと凄く仲良くなったんだ...


  3. 3 : : 2013/09/29(日) 03:14:49
    エレン『オイ、ジャン何してんだ?』

    ジャン『っ!?』

    エレン『!..あ~れ~?何慌ててんだ?』ニヤニヤ

    ジャン『うるっせぇ!』

    エレン『あのジャンが笑顔の練習かぁw』

    ジャン『くっそ///てめぇ』

    エレン『お前はドヤ顔が一番似合うぜ?w』

    ジャン『えっ!そうか?//』

    エレン『何照れてんだキメェww』

    ジャン『照れてねーよw』

    エレン『(真顔)』

    ジャン『ぶっ!?wはwヤメロwww』

    エレン『www』

    アルミン『あれ?二人共』ヒョコ

    アルミン『随分仲良くなったね』ニコニコ

    エレジャン『...』

  4. 4 : : 2013/09/29(日) 03:37:17
    エレン、俺は
    お前より先に死に急いじまうみてぇだ...

    お前とは一番よく喋ったよ、
    バカみてぇな事もした

    初めて親友が持てた

    うれしかったよ...

    ただ1つ心残りなのは...
    ミカサか、最後まで言えなかった

    あの恋は叶わないものだったんだな...
    片思いも楽しいもんさ

    ドシン...ドシン...

    ジャン「...あぁ」

    ドシン...ドシン...

    ジャン「はは...来ちまったか...」
  5. 5 : : 2013/09/29(日) 04:06:37
    巨人...ニタァァ

    ジャン(みんな...)

    ジャン「さようなら...」ポツリ


    キュイイイイインッ

    ?「フッ!」ザクッ

    俺を掴もうとしていた巨人は
    血を吹き出しながら倒れた...

    ジャン(何が起きた...?)

    目の前に現れたのは黒髪の女性
    そして
    聞き覚えのある声が聞こえた


    ミカサ「ジャン!!」

    ジャン(!...ミカサ)


    ああ、会えた

    生きて会えた

    奇跡、奇跡だ

    ミカサ「っ!怪我を...?」

    ジャン「あ、あぁ...」

    ミカサ「仕方ない!担いで行こう」

    ジャン「...いや、いい」

    ミカサ「...何故」

    ジャン「...もう、喋るのにも、精一杯なんだ.....ミカサ、お前が俺を担いで壁を登ったとしても...俺はもう...死んでるだろう....」

    ミカサ「っ!...ジャンを見捨てろと?」

    ジャン「いいや....」



    ジャン「俺が死ぬまで一緒にいてくれ」
  6. 6 : : 2013/09/29(日) 08:38:21
    支援
  7. 7 : : 2013/09/29(日) 11:11:57
    ミカサ「...」

    ジャン「なぁ、お願いだ」

    ミカサ「...」

    ジャン「...ミカサ...」

    こうしてるうちにも
    傷口から血が出てきている
    だんだん頭がボーッっとしてきた

    ジャン「もう....死にそうなんだよ...」


    ミカサ「...」コクン

    ミカサ「...でも、ここでは巨人が来る」

    ミカサ「移動しよう」

    ジャン「あ、あぁ...ありがとう...」

    ミカサは自分のシャツを脱いで
    脇腹の傷口に巻き付ける

    タンクトップ姿に少しにやけてしまった
    しゃあねぇじゃねぇか
    いくら訓練を積んでても
    思春期真っ盛りの少年だよ

    ...ミカサは俺をお姫様だっこして
    急いで家の中に隠れた



    ジャン「...」

    ミカサ「...」

    ミカサ「..ジャン」

    ジャン「何だ?」

    ミカサ「痛い?」

    ジャン「...ああ、痛いさ」

    ミカサ「....そう、」


    ミカサは会話が下手なのだろうか
    上手く会話が続かない


    ジャン「ミカサ、エレンは?」

    ミカサ「大丈夫、無事、壁の上にいる」

    ジャン「そうか...生きてるのか...」

    ミカサ「えぇ.....」

    ミカサ「...エレンが泣く、」

    ジャン「...?は?」

    ミカサ「貴方が死んだらエレンは悲しむ」

    ミカサ「それに。泣く」

    ジャン「はは....」


    お前は最後までエレンエレン....


    ジャン「お前は泣いてくれないのか?」

    ミカサ「えっ、」

    ミカサ「あ。え、そんな事は...」

    ミカサ「私も、悲しいと、泣く」

    ジャン「....」

    ミカサ「同期を失うのは辛い」

    ミカサ「みんな同じ」

    ジャン「....そうか、」

    ホントに会話が下手だなぁ....
    俺は少しだけ笑った

    ジャン「手、繋いでくれないか?」

    ミカサ「...えぇ」









  8. 8 : : 2013/09/29(日) 11:19:42
    ミカサが優しいだと………


    マルコ「ジャンよかったね」ポロポロ
  9. 9 : : 2013/09/29(日) 11:19:52
    支援
  10. 10 : : 2013/09/29(日) 12:00:27
    ギュッ...
    繋いだその手は、
    あったかくて
    思ってたより小さかった
    (ごついけど)

    ジャン(何か照れるな////)

    ミカサ「....」

    ジャン(無表情かよ...)

    ミカサ「....」ギュウウウ

    ジャン「!??!」

    ミカサ「....」グスッ

    ジャン「...え」

    ミカサ「....ぅうぅ...う~」ポロポロ

    ジャン「 ......!」

    泣いて、るのか?

    ミカサ「ぅあぁ...あぁあああ」ポロポロ

    あの、ミカサが?

    どうして....

    俺が、死ぬからか?

    ミカサ「ひっ、ひっ....く...」グスグス

    ジャン「な、...泣くなよ」

    ミカサ「だっ...て、ぅう」ポロポロ

    ジャン「泣くなって....」


    ジャン「ミカサ....」

    繋いでいる右手を強く引き寄せた
    そして
    抱きしめた

    ミカサ「!?」

    ジャン「いいだろ、こんくれぇ」

    ジャン「....許してくれ」


    死ぬときに好きな奴の泣き顔なんて
    みたくねぇよ....

    ジャン「...笑ってくれよ、


  11. 11 : : 2013/09/29(日) 13:20:51

    ミカサ「...」グスッ

    ジャン「おら」ホッペムニーッ

    ミカサ「痛い痛い」ヒリヒリ

    ジャン「...ははっ」

    ミカサ「....」

    ミカサ「ふふ」クスクス


    あぁ、言わなくちゃ

    ずっと


    言えなかった言葉を


    ジャン「なぁ、最後に」

    ミカサ「?」

    ずっと、隠してきた気持ちを

    今しか無い

    今言わなくてどうする

    あぁ、ミカサ

    俺はお前が




    ジャン「好きだ」

    ミカサ「....」

    ミカサ「!?///////」カァッ

    ミカサ「じゃ、ジャン....」

    ミカサ「好きでいてくれて」

    ミカサ「ありがとう」ニコッ


    あぁ、

    生きていて

    この人に恋をして

    本当に

    本当に


    ジャン「良かった.....」ボソッ





    ミカサ「....ジャン?」

    ユサユサ

    ミカサ「ジャン??」

    ユサユサユサ

    ミカサ「じゃ、...ん?」

    ミカサ「あ、あぁ」

    ミカサ「.....くっ...」ジワッ


    黒髪の美しい女性を抱きしめていた青年は
    脇腹にかなりの怪我をしていたとゆうのに


    とても安らかな顔をしていたとゆう。



  12. 12 : : 2013/09/29(日) 13:23:40
    抱きしめて死んでいた青年ね!
    すいません!

    終わりです
    中学生が勢いだけで書いたのを
    読んでくれてありがとうございます!
  13. 13 : : 2013/09/29(日) 13:23:59
    ミカサ「↑死んでないよね?

    ジャンが死ぬことなんて考えれない!」
  14. 14 : : 2013/09/29(日) 13:32:00
    ↑ご要望にお答えしよう!

    ミカサ「うっ、うう、、、」

    ジャン「」

    ミカサ「そんなぁ、ジャン....」ポロポロ

    ジャン「な、」

    ミカサ「!?」

    ジャン「なーんちゃってww」ヘラヘラ

    ミカサ「」

    ミカサ「死ね」
  15. 15 : : 2013/09/29(日) 13:52:11
    ……………………
  16. 16 : : 2013/09/30(月) 17:25:13
    ラストで全てが崩れた
  17. 17 : : 2014/06/01(日) 12:29:24
    良いSSが一瞬でクズSSに変わった…
  18. 18 : : 2014/06/01(日) 12:35:35
    何回か「〜だとゆう…」と言う表現が出てるけど「〜だと言う…」じゃね?
  19. 19 : : 2014/06/10(火) 17:43:16
    Wwwwwwwwwwwwww
    オモシロイ。
  20. 20 : : 2014/08/24(日) 08:34:43
    >>14なかった事に
  21. 21 : : 2015/08/19(水) 06:22:19
    それな↑wwww
  22. 22 : : 2017/07/09(日) 10:26:44
    ハッピーエンドww
  23. 23 : : 2017/07/13(木) 20:15:28
    やっぱりジャンは最高
  24. 24 : : 2018/03/30(金) 09:29:08
    ミカサじゃん大好き

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