この作品は執筆を終了しています。
ミカサ「わずかな思い出と麦わら帽子」
-
- 1 : 2013/09/29(日) 00:11:50 :
- 4作目です!
2作目の
サシャ「懐かしいですね」エレン「?」
>>22さんのリクエストに答えさせて頂きます!
短編です
-
- 2 : 2013/09/29(日) 00:39:01 :
-
訓練最終日
~食堂~
アルミン「おはよう!ミカサ!」
ミカサ「おはようアルミン、エレン」
エレン「おう!」
サシャ「うがぁああああああ」
エレン「どうしたんだ?」
アルミン「今日で訓練が最後だから、特別に鴨肉がでるんだ。」
ミカサ「それに、麦茶も」
エレン「おぉ、麦茶か!贅沢だな!」
アルミン「普段は水でさえ貴重だからね」
ミカサ「麦茶は大好き...」
エレン「そうなのか?初めて知ったな~」
ミカサ「いえ、詳しく言えば麦茶の香りが好き...」
ミカサ「エレンが私へくれた最初の贈り物...」
アルミン「麦茶?」
ミカサ「いえ、麦わら帽子」
エレン「ん?そうだっけ?」
ミカサ「ええ」
私の宝物は、両親との
わずかな思い出と麦わら帽子だ。
あれは私の両親を殺した強盗事件
よりも前の話だ...。
グリシャ「じゃ、行って来るよ、カルラ」
カルラ「いってらっしゃい、あなた」
グリシャ「エレン、ありがとうな?この麦わら帽子」
エレン「うん。いいよ。アルミンと出店へ行ったときたまたま安く売ってて買ったけど、よく考えるとあんまり使わないからさ。」
グリシャ「ああ、なんだかんだ優しい子だ」
エレン「なっ、ちげぇよ///」
カルラ「でも喧嘩ばっかで友達1人もできないんじゃねえ」
エレン「う、うるせぇな!別にいいだろ!そいつらの出方しだいなんだ。」
カルラ「はぁ~」
グリシャ「おっと、もういくよ。」
エレン「いってらっしゃい!父さん!」
-
- 3 : 2013/09/29(日) 00:46:05 :
- 期待
-
- 4 : 2013/09/29(日) 00:54:45 :
-
幼少ミカサ「ねぇ、お父さん」
ミカサ父「なんだい?ミカサ」
幼少ミカサ「この前ね?うちのうらのね?畑にモグラさんがいたんだよ?」
ミカサ父「そうか~、ミカサはモグラさん好きかい?」
幼少ミカサ「うん!好き!かわいいもん」
ミカサ父「そうか~、でもね?ミカサ、モグラさんは本当は悪いことをする動物なんだ」
幼少ミカサ「えぇ?本当?」
ミカサ父「ああ、本当だよ?」
ミカサ父「モグラさんはミカサがせっかく植えた種を駄目にしたり、実った野菜や果物を駄目にしてしまうんだ」
幼少ミカサ「うそ!?知らなかった...」
ミカサ父「だからね、可哀想だけど殺してしまうんだ。」
幼少ミカサ「えぇ!?殺してしまうの?可哀想だよ!」
ミカサ父「うん。でも仕方がない事なんだ。」
幼少ミカサ「ふぅん...分かったよお父さん!」
ミカサ父「よし!いい子だ!」
ミカサ母「ふふ...」ニコッ
-
- 5 : 2013/09/29(日) 01:06:44 :
-
思えばいろんな所で残酷な事が起きていた。
私の思うより、世界は残酷だった。
そして、美しい...。
グリシャ「こんにちは!アッカーマンさん!」
ミカサ父「ああ、イエーガー先生、こんにちは!」
グリシャ「診療に来ました!」
ミカサ父「はい、お願いします!」
ーーー
ーー
グリシャ「3人とも特に問題はありませんよ」ニコッ
グリシャ「特にミカサちゃんは元気だねぇ~」
幼少ミカサ「うん!元気!」
グリシャ「ははは。そりゃ良かった。うちの子は元気過ぎるがね。」ハハハ
ミカサ父「エレン君か!元気そうで何よりです!」
グリシャ「ははは、あ、そうだ」ゴソゴソ
グリシャ「はい、ミカサちゃん!」⊃麦わら帽子
幼少ミカサ「わぁ!麦わら帽子だ!」
グリシャ「うちの子がミカサちゃんにくれたんだ。プレゼントだよ」
幼少ミカサ「ありがとう!イエーガー先生!」
-
- 6 : 2013/09/29(日) 01:20:15 :
-
アルミン「へぇ~、そんなエピソードがあったんだね」
ミカサ「そう。だから麦の香りを嗅ぐと思い出す。エレンのことと、両親のことを」
蝶がカマキリに補食されている様子を、
私は黙って見てた。
助ける訳でもなく、ただその残酷なシーンを
黙って見てた。麦わら帽子をかぶって。
残酷の側にはいつも美しさがある。
エレンがくれた麦わら帽子は、私によって
とても美しかった。
ミカサ父「おーい!ミカサ!」
幼少ミカサ「あっ、お父さん!」
ミカサ父「鴨とったぞ!今夜は鴨肉だ!」
幼少ミカサ「やった!鴨肉大好き!」
あのときも、残酷の側に私の美しい
家族があった。美しい物を失った時に、
初めて残酷が生まれる。
残酷な事があり、初めて美しさが生まれる。
-
- 7 : 2013/09/29(日) 01:23:15 :
-
訂正
私によってとても美しかった。
↓
私にとってとても美しかった。
頭の中で置き換えて下さい
-
- 8 : 2013/09/29(日) 01:39:31 :
-
だけど、失いたくない!
失って気付く美しさなど要らない。
だから、せめてエレンは死んで欲しくない。
エレンのいない世界はとても残酷だから...
だから、約束して欲しい。
わずかな思い出と麦わら帽子のように、
ずっと私の側にいてくれると...
約束して欲しい...
ミカサ「どうか、死なないで...」
エレン「当たり前だ!」
エレン「俺は巨人をー匹残らず駆逐して、必ず外の世界を冒険するんだ!こんなとこで死ねるか!」
ミカサ「ええ」
今日も何処かで残酷な事が起きるだろう。
しかし、その残酷は、きっと美しさへ変わる。
ーーー
ーー
ー
リヴァイ「お前は十分に活躍した。
そしてこれからもだ
お前の残した意志が
俺に"力"を与える」
リヴァイ「約束しよう 俺は必ず!!」
リヴァイ「巨人を絶滅させる!!」
終わり
-
- 9 : 2013/09/29(日) 01:42:32 :
-
読んで下さった方々、ありがとうございました!!
短いですが自分的は満足です。
初心者なので、分からないことが多いです。
どこかおかしいところがあったら
アドバイスを頂けると有難いです!
-
- 10 : 2013/09/29(日) 01:46:59 :
- 面白かったです!
この位の短いのだと読みやすいですね
-
- 11 : 2013/09/29(日) 01:52:45 :
- 良かった
-
- 13 : 2013/09/29(日) 10:58:24 :
- 面白い系のかいてほしいです!
調査兵団のことを書いてくれると
嬉しいです!
-
- 14 : 2013/09/29(日) 11:42:50 :
- 私によってとても美しかった。←ミカサがナルシストに見えたw だが良い話だった。おつ。
-
- 15 : 2013/09/29(日) 11:48:50 :
- ベルアニかジャクリを書いてほしいです。m(_ _)m
-
- 16 : 2013/09/29(日) 11:52:40 :
- >>14
そうですよね(笑)
途中で気付きました(^_^;)
-
- 19 : 2013/09/29(日) 13:16:01 :
- ジャンサシャをかいてほしー♪
-
- 20 : 2013/09/29(日) 13:23:20 :
- いいですね!
リヴァイ兵長バージョン書けますか?
-
- 21 : 2013/09/29(日) 13:29:39 :
- 見ました!!
とてもよかったです!わざわざ書いてくださってありがとうございます!
これからも頑張って下さい!
-
- 23 : 2013/09/29(日) 17:06:22 :
- 良い感じにサッパリとしてて、すんごい読みやすかったです!!
乙!!
-
- 24 : 2013/09/29(日) 17:19:18 :
- >>23
ありがとうございます!
参考になります(^o^)
-
- 25 : 2013/10/01(火) 00:11:14 :
- >>13
自分的には微妙でしたが出来ました( ̄▽ ̄;)
ダズ「あ、あなたは!?」オルオ「テ、テメェは!?」
です
読んで頂けたら嬉しいです!
-
- 26 : 2013/10/01(火) 00:12:37 :
- 明日から>>15さんのリクエストに
答えたいと思います!
読んで頂けたら嬉しいです!
-
- 27 : 2013/10/01(火) 21:11:08 :
- >>15
ベルアニ書けました!
読んで頂けたら嬉しいです!
スレタイ
アニ「硬い...あの時のように...」です!
-
- 28 : 2013/10/01(火) 21:21:47 :
- >>20
もう少ししたら
リヴァイ兵長バージョン書いてみます!
読んで頂けたら嬉しいです!
-
- 29 : 2013/10/02(水) 11:59:58 :
- よかった!
-
- 30 : 2013/10/02(水) 15:49:47 :
- >>29
ありがとうございます!
-
- 31 : 2013/10/02(水) 19:59:49 :
- >>20
リヴァイ兵長バージョン書けました!
リヴァイ「蒼窮を舞え...自由の翼逹よ」
です!読んで頂けたら嬉しいです!
-
- 32 : 2013/12/27(金) 22:25:05 :
- 面白かった
-
- 33 : 2013/12/28(土) 17:41:14 :
- >>32
ありがとうございます!!
-
- 34 : 2014/03/24(月) 00:05:21 :
- 面白かったぁ〜(≧∇≦)
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場