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  1. 1 : : 2014/12/18(木) 23:00:14
    セトカノ初挑戦❤❤❤
    ぐだぐだですが、見てやって下さい(´・ω・`)
  2. 2 : : 2014/12/18(木) 23:13:46
    初恋はいつだっただろう。

    もしかしたら、今が自分にとっての初恋なのかもしれない。

    無性に会いたくなったり、急に抱きしめたくなったり。

    こんな感覚は初めてで、何もわからない。

    俺はどうしたらいいんだろう。

    この気持ちを、一体どこにやればいいんだろう。

    ねぇ修哉、教えて。
  3. 3 : : 2014/12/18(木) 23:18:12
    初恋は、いつだっただろう。

    もしかしたら、今が自分にとっての初恋なのかもしれない。

    無性に会いたくなったり、急に抱きしめたくなったり。

    こんな感覚は初めてで、何もわからない。

    俺は、このままどうしたらいいんだろう。

    この気持ちを、どこにやればいいんだろう。



    ねぇ修哉、教えて。
  4. 4 : : 2014/12/19(金) 15:11:52
    *セトside

    ピピピピピ

    機械的な音が脳を支配していく。

    「ん…」

    いつも通り6時に設定された目覚まし時計は、俺が止めるまでずっと、ただずっと機械的な音を出し続けている。

    「はぁ…」

    カーテンを開けると、そこには真っ白な世界が広がっていた。


    冬。


    あんなに待ち望んでいたのに、いざ冬になってみると夏が恋しくなるのは何故だろう。

    「眠…っ」なんて独り言を言いながら、リビングに向かう。

    ガチャ

    中は、いつもと違って暖かい。

    カチャリ、とキッチンの方から微かに聞こえる食器の音が、なんだか心地良かった。

    「おはよ、セト」

    少し高いその声は、カノだ。

    頭に痛い程耳に焼き付いているから、すぐに分かる。

    「もう起きてたんすか。今日早いっすね」

    よいしょ、とソファーに座る。

    「寒くて目、覚めちゃった」

    そう言うと、カノはにこりと笑った。


    俺の心臓は、そんな事だけで一気に跳ね上がる。


    ドキドキ、ドキドキ。


    煩いとさえ思う程大きな音を出して、心臓は訴えてくる。


    __カノの事が好き。


    分かってる。

    分かってるよ、そんな事は。

    知りたいのは俺の気持ちじゃなくて、カノの気持ち。


    男に好きになられる男の気持ちとは、一体どういうものなんだろう。





    分からないから、どうする事もできない。





    「ココア、飲む?」

    カノの問い掛けにこくり、とだけ俺は頷いた。


    あの笑顔が、その優しさが、時に俺を傷つけるってことを、きっとカノは知らない。



    「はい、どうぞ」

    コト、とテーブルに差し出されたココア。

    それをぼんやりと眺めながら、ありがとうっす、と俺は呟いた。



    いつもなら、一人ぼっちの朝。

    俺は、朝を嫌った。

    誰も居ない上に、やけに静かで。

    一人ぼっちだったあの頃の記憶が蘇り、俺をさらに孤独にさせる。


    「あったかいね」

    「そうっすね」


    でも、今日は違った。

    一人ぼっちじゃないし、静かでもない。


    いつだってそうだ。

    明るく笑顔を振り撒いて、周りを元気にさせるのはカノ。

    そんなカノに、俺は何度も救われてきたんだ。


    「バイト先で、何かあった?」

    カノが心配そうに訊いてきた。

    「え?」

    「いや、何か元気無かったから」


    人の心をいち早く察知して、それに対応することができる。




    カノのそういう所に、俺は惹かれたのかも知れない。

  5. 5 : : 2014/12/19(金) 15:23:31
    *セトside

    ピピピピピ

    機械的な音が脳を支配していく。

    「ん…」

    いつも通り6時に設定された目覚まし時計は、俺が止めるまでずっと、ただずっと同じ音を繰り返し出し続けている。

    「はぁ…」

    カーテンを開けると、そこには真っ白な世界が広がっていた。


    冬。


    あんなに待ち望んでいたのに、いざ冬になってみると夏が恋しくなるのは何故だろう。

    眠い、なんて独り言を言いながら、リビングに向かう。


    ガチャ

    中は、いつもと違って暖かい。

    カチャリ、とキッチンの方から微かに食器の当たる音が聞こえる。

    「おはよ、セト」

    少し高いその声は、カノだ。

    痛い程耳に焼き付いているから、すぐに分かる。

    「もう起きてたんすか。今日早いっすね」

    よいしょ、とソファーに座る。

    「寒くて目、覚めちゃった」

    そう言うと、カノはにこりと笑った。


    俺の心臓は、そんな事だけで一気に跳ね上がる。


    ドキドキ、ドキドキ。


    煩いとさえ思う程大きな音を出して、心臓は訴えてくる。


    __カノの事が好き。


    分かってる。

    分かってるよ、そんな事は。

    知りたいのは俺の気持ちじゃなくて、カノの気持ち。


    男に好きになられる男の気持ちとは、一体どういうものなんだろう。





    分からないから、どうする事もできない。





    「ココア、飲む?」

    カノの問い掛けにこくり、と俺は頷いた。


    その笑顔が、その優しさが、時に俺を傷つけるってことを、きっとカノは知らない。



    「はい、どうぞ」

    コト、とテーブルに差し出されたココア。

    それをぼんやりと眺めながら、ありがとうっす、と俺は呟いた。



    いつもなら、一人ぼっちの朝。

    俺は、朝を嫌った。

    誰も居ない上に、やけに静かで。

    一人ぼっちだったあの頃の記憶が蘇り、俺をさらに孤独にさせるのだ。



    「あったかいね」

    「そうっすね」


    でも、今日は違った。

    一人ぼっちじゃないし、静かでもない。


    いつだってそうだ。

    明るく笑顔を振り撒いて、周りを元気にさせるのはカノ。

    そんなカノに、俺は何度救われてきたことか。


    「バイト先で、何かあった?」

    カノが心配そうに訊いてきた。

    「え?」

    「いや、何か元気無かったから」


    人の心をいち早く察知して、それに対応することができる。




    カノのそういう所に、俺は惹かれたのかも知れない。
  6. 6 : : 2014/12/19(金) 15:28:42
    *セトside

    ピピピピピ

    機械的な音が脳を支配していく。

    「ん…」

    いつも通り6時に設定された目覚まし時計は、俺が止めるまでずっと、ただずっと同じ音を繰り返し出し続けている。

    「はぁ…」

    カーテンを開けると、そこには真っ白な世界が広がっていた。


    冬。


    あんなに待ち望んでいたのに、いざ冬になってみると夏が恋しくなるのは何故だろう。

    眠い、なんて独り言を言いながら、リビングに向かう。


    ガチャ

    中は、いつもと違って暖かい。

    カチャリ、とキッチンの方から微かに食器の当たる音が聞こえる。

    「おはよ、セト」

    少し高いその声は、カノだ。

    痛い程耳に焼き付いているから、すぐに分かる。

    「もう起きてたんすか。今日早いっすね」

    よいしょ、とソファーに座る。

    「寒くて目、覚めちゃった」

    そう言うと、カノはにこりと笑った。


    俺の心臓は、そんな事だけで一気に跳ね上がる。


    ドキドキ、ドキドキ。


    煩いとさえ思う程大きな音を出して、心臓は訴えてくる。


    __カノの事が好き。


    分かってる。

    分かってるよ、そんな事は。

    知りたいのは俺の気持ちじゃなくて、カノの気持ち。


    男に好きになられる男の気持ちとは、一体どういうものなんだろう。





    分からないから、どうする事もできない。





    「ココア、飲む?」

    カノの問い掛けにこくり、と俺は頷いた。


    その笑顔が、その優しさが、時に俺を傷つけるってことを、きっとカノは知らない。



    「はい、どうぞ」

    コト、とテーブルに差し出されたココア。

    それをぼんやりと眺めながら、ありがとうっす、と俺は呟いた。



    いつもなら、一人ぼっちの朝。

    俺は、朝を嫌った。

    誰も居ない上に、やけに静かで。

    一人ぼっちだったあの頃の記憶が蘇り、俺をさらに孤独にさせるのだ。



    「あったかいね」

    「そうっすね」


    でも、今日は違った。

    一人ぼっちじゃないし、静かでもない。


    いつだってそうだ。

    明るく笑顔を振り撒いて、周りを元気にさせるのはカノ。

    そんなカノに、俺は何度救われてきたことか。


    「バイト先で、何かあった?」

    カノが心配そうに訊いてきた。

    「え?」

    「いや、何か元気無かったから」


    人の心をいち早く察知して、それに対応することができる。




    カノのそういう所に、俺は惹かれたのかも知れない。
  7. 7 : : 2014/12/19(金) 15:37:24
    最初のとトリップが違う…っ!??
    これは事件だぁっ!!(ただの打ち間違え)
    ※本編とは無関係です。
  8. 8 : : 2014/12/19(金) 18:05:38
    セトカノいいですね!!
    期待です。

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