えれみかの予定ฅ(๑•̀ω•́๑)ฅpart2
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- 1 : 2013/11/16(土) 23:56:27 :
- この作品は
http://www.ssnote.net/archives/2632
の続き、part2です。
このサイトの使い方もよくわからない程慣れていませんが、精一杯頑張らせて頂きます!
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- 2 : 2013/11/16(土) 23:58:10 :
- キターーー!
期待!
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- 3 : 2013/11/17(日) 00:03:11 :
- エレミカ♡
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- 4 : 2013/11/17(日) 00:14:21 :
「勇気リンリン!直球勝負!!キュアマーチ!!!」
「どうしたアルミン!?」
「ごめんねエレン、実は僕プリキュアなんだ…」
「ハ!?」
意味わからん。読んでくれている人もそう思うよな?
プリキュア?マーチ?えっ?
アルミンは緑色のヒラヒラ〜っとした派手な衣装を身に纏っている。
たぶんそれ、女が着るものだと思うぞ…
にしても、似合ってんな。
やっぱりアルミン、女なんじゃ…
「プリキュア!マーチシュート!!」
俺はアルミンの変な場面を見て、つっ立ってる事しか出来なかった。
つか、ここどこだよ。
花畑…空には虹がかかっている。
何で俺達はこんなメルヘンチックな世界に…
バシッ
「いてっ!」
…え、あ、あれ?
俺は頭に強い衝撃を受けて、目が覚めた。
周りからクスクスと小さな笑い声が。
「一番前で寝るとは…はあ…」
「あ、すみません」
ぺトラ先生がため息をつく。
授業中だった。
俺はホッとした。
あー良かった。あのアルミンは偽物か。
いつの間にか寝てたんだな。
「集中しなさい」
「はい…」
寝てたのは悪かったけどさぁ…。
辞書で殴らなくてもいいだろ、先生…。
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- 5 : 2013/11/17(日) 00:15:28 :
- ≫2
≫3
コメントありがとうこざいますウーっฅ(๑•̀ω•́๑)ฅー
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- 6 : 2013/11/17(日) 00:39:32 :
「メロスにとってセリヌンティウスはどんな存在?」
今は国語。先生はぺトラ先生。
教員の中では若くて、美人で人気が高い。
でも、ジャンの好みではないらしい。
…どうでもいい。
あーあ。
メロスでもエロスでもセロリでもなんでもいいから、早く授業終わってくれ。
「エレン、ちゃんとノートとってる?」
「とってますよ」
「ふーん」
怪しい…と睨まれた気がした。
すみません、とってないです、はい。
今日は部活ないから、昨日より早くアルミンのとこに行けるな。
…あと、ミカサ。
ただ行くだけなのはつまらないから、何かプレゼントしようかな。
プレゼントって言うか、土産というか。
女って何が欲しいのか全く分からないから、花でいいかな。
ミカサの病室は寂しかった。
患者用ベッド、タンス、小さな机、窓。
なんつーか、殺風景。
花でも置けば華やかになるだろう。
俺はそんな考え事をして、時間を潰していた。
授業?基本、真面目に受けていない。
寝てるか、落書きか、考え事。
授業とかつまらないし…。
そんなんだから俺、成績悪いんだろうなぁ。
いや、しっかりやらなきゃいけない。
ってわかってるけどさ。
やる気が出ない。
キーンコーン…
「じゃ、終わり。日直、号令」
「起立。礼」
「ありがとうございましたー」
やっと終わった。
でも、まだ他の教科の授業が残っている。
だるいなぁ…。と思いながら授業受ける。
それが俺の“当たり前”の日常。
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- 7 : 2013/11/17(日) 10:31:14 :
- おっ。続きが始まったぞっと。
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- 8 : 2013/11/17(日) 10:35:37 :
- 面白過ぎる
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- 9 : 2013/11/17(日) 16:43:54 :
- いつの間にか2が!!
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- 10 : 2013/11/17(日) 22:22:38 :
- ≫7≫8≫9
コメントあじゃーすฅ(๑•̀ω•́๑)ฅ
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- 11 : 2013/11/17(日) 22:37:21 :
「ミカサちゃん、今日はいつもより調子いいわね」
「ふふっそうですかねっ」
私は朝から機嫌、調子が良かった。
「今日は外に出ても大丈夫そうね」
「本当ですか?」
私は看護師さんの言葉を聞いて、胸が高鳴った。
外で散歩出来る日は、なかなかない。
久しぶりだ。
前、許可貰った日は…1ヶ月も前だったと思う。
「うん。もちろん、病院の敷地内。庭限定だからね?」
「はい」
「敷地内から出たら、本当に外出禁止にするからね」
「わかってます」
私にとっての”外“は病院という建物の周りにある、庭だった。
みんなにとっての“外”は、もっと広い。何倍も広い…という事を私は知っていた。
小さい頃の私も、みんなと同じ世界にいたから。
でも、今の私がいるのは…みんなの世界と比べたらうんと狭い空間だ。
いつかまた…戻れるだろうか。
みんなが普段過ごしている空間に----------
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- 12 : 2013/11/17(日) 22:56:07 :
「寒い…」
私は久しぶりに外へ出た。
上着はしっかり着ているが、寒い。
冷たい風がゆっくり、頬を撫でる。
「木…」
前まで赤、橙、黄色と、カラフルな葉っぱをたくさん付けていた大きな木。
いつの間にか身についている葉っぱは少なくなっていた事に気づいた。
もうすぐ…冬になるんだなぁ。
いや、もう冬か。
近くにあった小さなベンチに腰掛けた。
足元に落ちている葉をくしゃっと踏んだ。
「まだ…お昼前…」
独り言を呟く。
エレンが来てくれるまで、まだまだ。
放課後に来るから、6時間後くらいだろうか。
そんな事をぼんやり考えていた。
自分が吐いた、白い息を見つめながら。
「隣、いいかな」
誰かが声をかけてきた。
短めの金髪で…目が大きくて…私より小さな女の子。
「僕はアルミン。君は、ミカサだよね?先生が教えてくれたんだ。同い歳の女の子がいるって」
「えっ」
「えっ」
「もしかして…男の子?」
「…うん」
彼は死んだ魚のような目をしながら返事をした。
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- 13 : 2013/11/17(日) 23:05:43 :
- 内容は良いのにタイトルがださい!!
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- 14 : 2013/11/17(日) 23:10:37 :
- 「あ、あの…ごめんなさい」
「あはは、いいんだよ。気にしないで。よく女に間違われるから慣れてるし…はは…」
この人はアルミン・アルレルトというらしい。
男の子にしては、背が小さい。
そして、可愛らしい女顔。
「えっと…ミカサはここで何してたの?」
「散歩というか、なんというか。アルミンは?」
「僕もミカサと同じ。気分転換に散歩」
アルミンは、松葉杖を使っていた。
足を怪我しているのだろう。
見たことない患者だから、最近入院したのかも。
「はーっ、エレン、しっかり授業受けてるかなぁ」
「えっ」
「えっ」
「エレンって…エレン・イェーガー?」
「そうっ!ミカサ知り合いなの?」
「まあ…」
エレンの言っていた”友達“というのは、アルミンだったのだ。
「…エレンの話、聞かせてくれる?」
「うん、いいよ」
私はワクワクしながら、耳を傾けた。
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- 15 : 2013/11/17(日) 23:13:19 :
- ≫13
いいのが思いつかなかったんですwwwwwwwww
でも、そのうち…いいのが頭に浮かんだら、変えるつもりです(笑)
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- 16 : 2013/11/18(月) 08:50:08 :
- まあ、それで良いのでは?
支援(*・ω・)ノ
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- 17 : 2013/11/18(月) 19:18:28 :
- お前…やっぱすごい!支援&期待!!
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- 18 : 2013/11/18(月) 21:44:48 :
- 期待してます
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- 19 : 2013/11/18(月) 22:29:54 :
- ≫16
そうですよね(・∀・)
ありがとうございますウーっฅ(๑•̀ω•́๑)ฅー
≫17
おーありがとー。また明日なー。
≫18
ありがとうございます。美味しそうな名前ですね((
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- 20 : 2013/11/18(月) 22:43:24 :
- いえいえありがとうございます
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- 21 : 2013/11/18(月) 22:51:41 :
- 「エレンは…周りからは生意気とか無鉄砲って言われてるんだ」
「私はそんな風に思わないけど…」
「あ、やっぱり?でもクラスメイトに言われてるんだよね」
生意気、だろうか?
出すぎた言動なんてしてなかったような。
それとも、私がエレンの事をよく知らないだけだろうか。
「アルミンはエレンの事どう思ってる?」
「かっこいい、みたいな」
「そう…」
「ぶっきらぼうだったりするけど、実は凄く優しいんだ」
とにかく、いい人らしい。
まあ見知らぬ私を助けてくれたくらいだから、エレンがいい人だって事は分かってるつもり。
「僕が小さい頃にいじめられてた時、エレンが助けてくれたんだ」
「…小さい頃からの付き合いなの?」
「うん、よく2人で遊んでたな」
お互い、信頼し合っているのだろうと私は感じた。
一緒に喜んでくれて。
一緒に怒ってくれて。
一緒に哀しんでくれて。
一緒に楽しんでくれて。
気付けば隣にいてくれる人。
私にはそんな人いないから、実際どんな感じなのかは分からない。
でも、それは…言葉では表わせられない程に素敵な事なのだろう。
そんな考えを持ちながら、私はアルミンの話を聞いていた。
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- 22 : 2013/11/18(月) 23:09:15 :
「今ね、エレンには悩み事があるんだ」
「どんな?」
「彼女が欲しいんだって」
彼女、か。
エレンのクラスメイトにジャン、という男子生徒がいるらしい。
その人に最近、彼女が出来たそうだ。
それで毎日毎日、自慢ばっかりでエレンは嫌になってきた。
自慢はまだ我慢出来たが、彼女のいないエレンをジャンは馬鹿にしてきたのでエレンは怒った。
それで言ってしまったらしい。
「クリスマスまでには絶対に彼女作ってやる!!」
…と。
「なんか大変そう」
「ハハ、エレンは感情的になっちゃう時があるんだよね」
「へー…」
エレンなら、彼女1人くらい簡単に出来ちゃいそう。
恋愛経験が全くないから、そういう事はよく分からないけども。
「あ、2人共ここにいたのね」
「はい。もうお昼ですか?」
「ううん、まだちょっと早いかな。でも、これから雨降りそうだから…」
急にやってきた看護師さん。
確かに、空模様が怪しい。
降り出す前に戻った方がいいかもしれない。
アルミンも同じ事を考えたのか、
「じゃ、戻ろっか」
と言い、松葉杖で身体を支えながらゆっくり、ゆっくり…歩き始めた。
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- 23 : 2013/11/19(火) 22:43:41 :
「はあ…」
俺はため息をついた。
今は3時限目と四時限目の間休み。
昼休みまで、あと一時間。待ち切れるかな。
…いや、待ちきれなかったら困る。
「どうしたのエレン。元気ないね」
「…アニか。まあなー」
今俺に話しかけて来た人物は、アニ・レオンハート。
金髪、ポニーテール、青い目が特徴だ。
コイツはいつも冷静で、少し近づきがたい雰囲気を感じる。
身長は小さめだ。何cmか知らないけど。
怒らせるとヤバい。とりあえず蹴られる。
でも、それがいいと言うアニの気持ち悪いファンクラブがあったような。
「アルミンがいないから?」
「んー、そうかもな」
「あっそ」
なんか、イラッときた。
あんな対応というか返事というか…うん、嫌なんだよな。
なんて言うんだろ。
“ぶっきらぼう”とは違う気がするけど…そんな感じ。
アニは自分の席に戻って行った。
それを見て、俺は寝る体勢を作った。
することがない。とにかく暇。
なんだかなぁ。
モヤモヤするんだよなぁ…。
…うわ。
窓の方に視線を移すと。
「雨が降ってきやがった」
誰かが俺と同じ事を呟いた。
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- 24 : 2013/11/19(火) 23:03:29 :
「雨降り始めたわねー」
「戻って来て正解でしたね」
自分の病室にたどり着き、読書をして15分ぐらい経った頃。
看護師さんの言う通り、雨が降り始めた。
夕方までに、やまないだろうか。
雨の中、病院に向かうなんて大変だろう。エレンが。
てるてる坊主でも作ろうかな。
「あの…」
「あら、どうかした?」
棚から私の薬を用意している看護師さんに話しかける。
「布と、マジックペンありますか?」
「もちろん」
看護師さんは窓際の大きな棚の前に移動。
上から3番目の引き出しを開けて、
「何色の布?」
「白で」
私が返事をすると、一辺1mの正方形の布を渡してくれた。
あと、裁縫用の鋏。
「好きなように使って。あと、ペンよね」
今度は下から二番目の引き出しを開ける。
ピンク、赤、青、黒、黄色、緑、紫が入った七色のペンを渡してくれた。
「ありがとうございます」
「どういたしまして。またお昼の時に来るわ」
「了解です」
看護師さんがいなくなったから、私は1人になった。
そこで気づいた。
頭の部分に詰める綿とか結ぶ紐とか、いろいろ貰い忘れた。
…勝手に引き出し漁って、使っちゃお。
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- 25 : 2013/11/19(火) 23:08:58 :
- めちゃめちゃ支援(・ω・)ノ
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- 26 : 2013/11/19(火) 23:38:26 :
- 支援だぞっと。
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- 27 : 2013/11/19(火) 23:57:43 :
- 超支援
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- 28 : 2013/11/21(木) 22:45:59 :
- まだ〜
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- 29 : 2013/11/22(金) 18:00:32 :
- 支援
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- 30 : 2013/11/22(金) 19:34:41 :
- めちゃ楽しみ♪ヽ(´▽`)/
支援、支援!o(^o^)o
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- 31 : 2013/11/27(水) 15:13:01 :
- まだみたいな~(´д`)
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- 32 : 2013/12/04(水) 19:15:08 :
- 支援&期待!!!
頑張れー!
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- 33 : 2013/12/06(金) 00:06:58 :
- まだ,,,なのか,,,早く〜
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- 34 : 2013/12/08(日) 10:30:57 :
- └(´▽`*)┘ガンバレー!!
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- 36 : 2013/12/09(月) 21:25:15 :
- ま、、、じで、、、
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- 37 : 2013/12/16(月) 19:49:50 :
- 説得頼む!
めっちゃ続きが気になる
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- 38 : 2013/12/22(日) 03:19:42 :
- 続き(・ω・`)
めっちゃ気になりマス:)
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- 39 : 2013/12/28(土) 13:20:51 :
- 頑張ってください
続きみたい!
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- 40 : 2014/01/03(金) 15:33:47 :
- ss辞めるって…どしたんだろ…説得無理だったらいいですから!
でも、貴方のss見たいって人がこんなに居るって事は知っておいて欲しいです…
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- 41 : 2014/01/19(日) 18:14:57 :
- 続きがみたいー
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- 42 : 2014/02/14(金) 17:36:52 :
- 気になるところでやめるなんて…(°д°;)
来るまで、期待!!
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- 43 : 2014/02/24(月) 19:21:54 :
- マジテ…頑張って説得してくださいorz
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- 44 : 2014/04/02(水) 15:35:29 :
- エレンが彼女作るってwww
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