エレン「王の資質」外伝~奇跡の日~
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- 1 : 2014/11/27(木) 19:42:22 :
- 続きを期待してくださっている方がいたので外伝として書きます!
ただ、他のサイトにてオリジナル小説を書き始めたためこちらの更新は相変わらず亀となります。
なるべく早めに完結させる予定なので暖かい目で見守ってください(;>_<;)
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- 2 : 2014/11/27(木) 21:21:38 :
- 期待です!!
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- 3 : 2014/11/27(木) 21:36:51 :
- 石畳の上で力なく横たわる青年。
彼は自分の周りに集まる仲間たち一人一人にに最後に言葉を伝えた。
「団長、ハンジさん、今まで散々お世話になりました…あとは、お願いします
兵長、こんな俺を補佐にしてくれて、たくさん気にかけてもらってありがとうございました。
兵長の下で働けて、とても光栄でした」
エルヴィンは敬礼を、ハンジは涙を、リヴァイはエレンの手を握っていた。
「バカ野郎…お前が先に逝ったら、俺は引退できねーだろ」
「すいません、兵長。まだまだ人類には兵長が必要なんですよ…」
「…必ずお前の見たかった未来を、世界を見届けてやる」
その様子にリヴァイ班のメンバーは人目を憚らず涙した。
そして、
「ジャン、お前とは色々あったな…お前がいたから俺はこうして、未來を選択できた気がする。
コニー、お前にはいつも救われてた気がするな。お前がいたから、104期は…いつも笑えてた…」
「何言ってやがる、エレン!お前は外の世界を見るんだろ!おい!」
「そうだぞ、一緒に海見るんだろ!」
「わりーな、俺は疲れたから…あとで感想聞かせてくれ…」
エレンはほとんど体に力が入らないのだろう。
もう手をあげることも、握り返すこともなくなり、ただ視線でのみ仲間を見る。
「ライナー、ベルトルト、もうお前らは自由だ。過去の罪に…なんて…縛られなくて、いい。だって…二人は…にん、げん…なんだから、な」
息も絶え絶えとなってきた。
「ふざけるなよ、なんで、お前が…俺たちの恩人の、お前が…」
ライナーの目から涙から溢れる。
「僕、たちは君に…感謝にしかできてないのに…」
「んなことねーよ。二人が…いた…から、俺は奴を倒せた…全て…を断ち切れた…お前たちは…人類を救った英雄…の一人さ」
ライナーもベルトルトもエレンの横でひたすら泣き続けている。
「さあ…親友…どこ、だ?」
ついに五感が麻痺し始めたのか、目で仲間の姿を追えていない。
「僕、はここだよ!エレン」
アルミンはそんな親友のために手を強く握った。
「そこ…にいる…んだな。悪いな、どうも…眠く…てな」
「もう…寝るには…早いよ、エレン」
必死に涙を堪えながら呼び掛ける。
「…小さい時、から色々…あった…な。お前と友…になれて、よかった。最後…に一緒に…海…見たかった…」
「まだ…見れるよ、いつか一緒に…行こうよ…エレン」
「あ…あ、行こう…世界を…まわ…ろ…う…」
「うん…だから…たくさん今は休んで……エレン」
それから青年の体は少しずつ光に包まれ、そして消えた。
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- 4 : 2014/12/04(木) 17:20:22 :
- 続きまだですか?(泣)
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- 5 : 2014/12/06(土) 02:24:11 :
- 期待です!
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- 6 : 2014/12/12(金) 05:17:41 :
- すでに涙目。期待!
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- 7 : 2014/12/12(金) 17:20:44 :
- 明日には更新したいと思うのでもう少しだけお待ちください(;>_<;)
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- 8 : 2014/12/12(金) 21:37:11 :
- いつでも待ちます‼
期待‼
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- 9 : 2014/12/13(土) 23:18:31 :
- それではこれより更新します!
少しお待ちください(;>_<;)
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- 10 : 2014/12/13(土) 23:19:54 :
- 期待
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- 11 : 2014/12/13(土) 23:37:57 :
- その頃、街でも異変が起きていた。
ローゼ、マリア、そしてシーナ全ての壁が消え始めていく。
その郊外に建てられた家の外で愛娘を抱き締めながらその様子を見守る3人の姿。
お互いにただその異変を見つめている。そして、その壁が全て消えた時、彼女たちを温かい風と光が包み込む。
3人は一瞬目を瞑り、そして次に開いたときそこには何もない白い空間が広がっていた。
だが、3人は慌てる様子は見せない。
そして3人を包む温もりは、彼女たちの前に光の粒と一緒に集まり人型を形成していく。
その人物はよく知る、最愛の人。
彼女たちの目には涙が浮かぶ、恐らく全てを悟ったのだろう。あとは目の前の愛する人の言葉を待つ。
「…ごめんな、やっぱり全てがハッピーエンドって訳にはいかなかったみたいだ」
その人物はそれでも全てやりきったといった顔をしている。
「…エレン、それでも満足しているんだね」
小さい頃からの家族だからこそ、エレンを理解するミカサ。
「悲しいけどあんたが満足なら私たちが泣くわけにはいかないね…」
自分の愛する、命の恩人の選択に泣きそうになりながら微笑むアニ。
「…エレンは私たちの中にいるんだよね?だから私たちがエレンのくれた世界を必死で生きるからね」
涙しながら必死に笑顔を作るヒストリア。
「…お前たちとずっと一緒にいるからな、体はなくても魂はすぐ近くにいることを忘れないでくれ」
それからエレンは3人を力強く抱き締めた。
ミカサもアニもヒストリアも、みんな嗚咽を堪えているようで肩が震えている。
熱い包容をといて、妻たちの顔を見る。
「…じゃああとは頼んだ。子供たちを、そして恐らく――――」
そして次に目を開けた時には先程と同じ家の外で、娘たちを抱き締めていた。
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- 12 : 2014/12/13(土) 23:38:36 :
- 本当に待たせてすいません。
オリジナルに力を入れてしまいまして…(;>_<;)
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- 13 : 2014/12/17(水) 10:50:35 :
- 続き....
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- 14 : 2015/01/13(火) 09:48:49 :
- シリーズ登録お願いします
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- 15 : 2015/01/16(金) 17:04:15 :
- 期待
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- 16 : 2015/02/23(月) 20:00:06 :
- 俺「エレン・・・・・」ウルウル
俺「エレン~~~」
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- 17 : 2015/03/21(土) 10:56:05 :
- やっとおいついた~(遅すぎ)
このシリーズ面白すぎです
泣けます いつまでも待ってるので頑張ってください
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- 18 : 2015/04/07(火) 00:15:32 :
- 期待です
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- 19 : 2015/04/27(月) 22:54:11 :
- 期待です
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- 20 : 2015/05/07(木) 15:42:56 :
- 僕も追いつきましたやっとww
期待です!頑張って下さい!
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- 21 : 2015/05/31(日) 02:10:05 :
- 期待です。
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- 22 : 2015/07/24(金) 13:06:50 :
- 作者になんかあったのだろうか
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- 23 : 2015/08/12(水) 09:36:52 :
- いや、普通に感動したんだけど
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- 24 : 2015/08/12(水) 09:37:34 :
- 泣いた
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- 25 : 2015/08/12(水) 09:38:37 :
- 期待!!
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- 26 : 2015/10/17(土) 22:23:20 :
- えっと……おひさしぶりです。
覚えてない方のが多いと思いますが作者っぽい人です。
多忙で時間がなくて放置していました、すいません。
まだ需要はあるのでしょうか?あるならとりあえず完結まで明日から時間をみて更新したいと考えているのですが……。
とりあえず、また明日覗く予定なのでそれまでに需要がありそうなら更新を再開します。
無ければ簡潔にします。
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- 27 : 2015/10/17(土) 22:25:54 :
- お久しぶりです!
しっかりと書いてくれると嬉しいです!
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- 28 : 2015/10/17(土) 22:39:34 :
- 是非ともssを書いてください!
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- 29 : 2015/10/18(日) 12:04:06 :
- 眦に水滴を溜めながら3人は愛娘たちを強く抱き締める。その暖かさにくすぐったさを感じているのか、幼児たちはモゾモゾと嬉しそうに動く。
「……いっちゃったみたいだね」
「うん。だけど、すごく嬉しそうだった……」
「……あんな顔されちゃったら、私たちは泣くに泣けないよね」
互いに顔を見合わせながら、溢れそうになる水滴を指で拭い、クスッと笑みを漏らす。
3人の表情には確かにこれからあの人の分までこの世界を生きよう、あの人との子供を大切にしようという強い意思が宿っている。
「さて、それじゃあそろそろ家に戻ろう」
ミカサが娘を優しく抱き抱えながら提案すると、アニとヒストリアもそれに倣うように抱き抱え、扉に手を伸ばす。
そんなときだった。
「……ミカサ、なの?」
「えっ!?」
ミカサは己の名前を呼ばれ、ハッと振り替える。
視線の先にいるのは黒髪の少しばかり歳を取った女性。その女性には見覚えがあるし、なにより大切な人の面影を確かに感じる。
「か、カルラ……おばさん?」
「「えっ!?」」
口元を手で覆い、言葉を詰まらせならがらもその名を口にするミカサ。そして、その口から出た名前にアニとヒストリアも聞き覚えがあり、思わず、本当なの?と言いたげにミカサの横顔を見る。
「本当にミカサ……なんだね。こんなに大きく美人になって……」
頬に涙を伝わせながら女性はミカサに近づき、母親のように再会を喜び、優しい包容をする。
ミカサも最初こそ信じられないと表情を硬くしていたが、その優しい手の暖かさに触れて警戒心を瓦解させ、娘を抱きながらも幼児のように涙を流す。
「カルラおばさん……どうして?」
一頻り再会を喜んだあと、ミカサは涙を拭いながら不思議そうに尋ねる。
「それはね、あの子……エレンの最後の願いのお蔭なんだよ」
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- 30 : 2015/10/23(金) 21:02:48 :
- 期待!
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- 31 : 2015/12/07(月) 01:17:05 :
- ずっと待ってます!
頑張って書いてくださいね!
本当にいい作品だと思います!
見ていると思わず涙が出てしまいます
本当に頑張ってください
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- 32 : 2016/01/14(木) 19:50:21 :
- 期待ー!
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- 33 : 2016/02/18(木) 18:34:20 :
- エレ旅「期待期待期待期待・・・」
5ヶ月後…
エレ旅「期待期待きt…ゴッホゴッホ期待きた…い…よ、よし!!52748307389
983002836481638486485072回も言えばだいじょう…ぶ…で…す……よね?……とろろ…さ…ん」ガクッ
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- 34 : 2016/02/18(木) 18:50:09 :
- ↑はさておき期待です!!頑張って下さい!!自分も作品出そうと思うのですが、こんなの絶対書けません!!尊敬します!!
エレ旅「上の投稿のように、自分はとろろさんに期待し続けると誓った読者!!↑の言葉に偽りは有りません!!その読者として、とろろさんの執筆力を説きます!!」
班長A「(何言ってるのコイツ?頭イッてるのコイツ?)撃てーい!!」
班長Aは驚きの剰り、エレ旅だけを撃った。
エレ旅「俺、死にすぎじゃね?まぁ、この作品終わらないならいいか…とろろさん、なんとしてでも…書いてく…だ…さ…い…」ガクッ
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- 35 : 2016/05/26(木) 10:11:39 :
- 書き手 とろろはss神 とろろ昆布に進化した!
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- 36 : 2016/05/31(火) 16:09:49 :
- 期待!
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- 37 : 2016/06/03(金) 21:46:01 :
- 期待❗
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- 38 : 2016/12/28(水) 11:39:43 :
- まだですか?期待
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- 39 : 2017/06/23(金) 14:49:57 :
- あと約四ヶ月で放置2周年にいくぞー!!!
お祭りの準備だ急げー
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- 40 : 2017/08/04(金) 09:58:19 :
- 書いてー
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- 41 : 2017/08/10(木) 12:30:54 :
- 未だに更新を待ってる俺はバカなのか
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- 42 : 2017/12/31(日) 01:52:49 :
- 期待!期待!!大期待!!!
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- 43 : 2018/01/01(月) 02:43:49 :
- 放置だけはやめてくれ~~~~。
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- 44 : 2018/01/10(水) 12:29:23 :
- 綾谷のやタニタに行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?
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- 45 : 2018/01/10(水) 12:30:00 :
- に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に行く?●| ̄|_に
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- 46 : 2019/03/13(水) 01:52:49 :
- お願いします!続きを書いて下さい!
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- 47 : 2019/07/29(月) 14:18:49 :
- 放置されてもうすぐ4年か……
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- 48 : 2020/01/15(水) 17:53:29 :
- なう(2020/01/15 17:53:25)
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- 49 : 2020/01/15(水) 23:05:05 :
- ハーレムに嫌悪してたがこれは名作なんだよ
筆力も女の子の配分も絶妙
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- 50 : 2021/04/12(月) 23:23:30 :
- 未だに待ち続けてしまうのはこれが神作だからなのだろうか…
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