誰かシンエネ恵んで下さい…
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- 1 : 2014/11/17(月) 00:16:27 :
- シンエネをお恵みください…(切実
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- 2 : 2014/11/17(月) 00:17:46 :
- 誰か恵んで下さい(
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- 3 : 2014/11/17(月) 00:19:05 :
- 今日は寝ます……
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- 4 : 2014/11/17(月) 00:27:08 :
- いつもの夕方俺はこれまたいつも通り部屋にこもっていた
1人の同居人と共に
エネ「ご主人ーまーたそんなの見てるんですかー?」
シンタロー「別にお前には関係ないだろ……」カタカタ
静寂が包む部屋に俺の声とキーボードを打つ音と同居人の声が響く
エネ「そんなの見るくらいなら私に何かプレゼントしてくださいよー」ニシシ
同居人はニシシと笑いながらこちらを見てくる
シンタロー「いいからどけ……」カタカタ
PCを強制終了しようとするも同居人がそれを阻む
エネ「ああっ!?今強制終了しようとしましたね!?」
シンタロー「してねえよ」
正直今は疲れていて寝たい
エネ「しようとしてましたよねっ!?」
シンタロー「してねぇって言ってんだろ!!」
エネ「ご……ごめんなさい、でもそんなにおこることないじゃないですか!ご主人のバカッ!」
眠たいからついカッとなって怒ってしまった
明日またあやまろう
翌朝PCを立ち上げてもあいつの姿はなかった
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- 5 : 2015/06/14(日) 23:07:23 :
- ナニコレ メッチャ ツヅキ ミタイ
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- 6 : 2023/10/22(日) 00:01:53 :
シンタロー「どうせモモの所に行ってんだろ」
どうせ暫くしたら戻来るだろうと思いながらPCを操作した。
しかし、その日エネが姿を見せることはなかった。
翌日、再びPCを開くが、エネの姿は見当たらなかった。
シンタロー(あいつがいねぇと、こんなに静かなのか)
当然だ。
この部屋には俺一人で、話す相手なんて居ないんだ。
俺の話し相手なんて、エネくらいで、エネが居ない今、声を出す理由もない。
静かな部屋で、静かにキーボードをうちづける。
でも、その日は何故か気分が乗らず、昼前にPCを閉じて、そのまま寝た。
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- 7 : 2023/10/22(日) 11:47:47 :
シンタロー「····················」
次の日も、あいつの姿は見えなかった。
次の日も、そのまた次の日も、あいつが俺に姿を見せることは無かった。
だからなんだと言う話だ。
元々の生活が戻ってきただけじゃないか。
普段からうるさくて、鬱陶しいやつが消えて、俺は嬉しいはずなのに、俺の求める静かな生活が戻ってきただけなのに、俺の心は晴れなかった。
だってそうだろう。
俺は元々、現実から逃げる為に、アヤノの自殺を受け入れるのが嫌で、現実から目を背けるために引きこもったんだ。
俺の辛い心を、俺の苦しみを和らげたのは俺自身でも、PCでもなく、エネだった。
あいつが居なくなれば、俺の心が再びアヤノを助けられなかった罪悪感に蝕まれるのは当然だ。
シンタロー「だから、なんだってんだよ」
俺はエネが居なくなって、心の中で後悔している気持ちを紛らわせるために、PCを動かし、コーラを飲んだ。
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