男「月が完全な形を取り戻せば、世界は滅びるという馬鹿馬鹿しい話・・・」

男「それは1ヶ月にも満たない小さなお話しです」

少女は一人の男が語る話を目に光を灯しながら聞いていた。

少女は男が誰なのか知らない。

自分の年に近いような容姿からは老け込んだ雰囲気が出ている。

いや、やつれてるのかな? 少女はそう思いながらも話に引き込まれていった。