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ジャイ子「人生っていろいろあるね〜」

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  1. 1 : : 2014/10/15(水) 01:16:29
    ジャイ子「漫画引退しようかなぁー。」

    ジャイ子「もう私も35歳だし、いつまでも夢を追いかけるのは、終わりにしよう。」

    武「おう、ジャイ子!あれ?どうしたんだ?」

    ジャイ子「何でも無い」

    武「元気出せよ、のび太が死んでもう、5年も経つんだぜ!」

    ジャイ子「そうか、もう5年か。」

    〜回想〜

    武「のび太!大丈夫か?」

    のび太「あぁ、ジャイアン。」

    のび太「僕ね、ガンだったんだ。末期の状態で、持って2ヶ月だって。」

    武「元気出せよ!死んだら、殺すからな!!」

    のび太「心配してくれてありがとう。」

    のび太「スネ夫は?」

    武「月面開拓計画で、5ヶ月帰らないって。」

    のび太「そうか、そうだったね。」

    武「スネ夫も、しずかちゃんや出来杉が死んでから、寂しかったんだろう。」

    のび太「僕が、側に居てあげたら良かったのにね、一生の後悔だよ。」

    のび太「でも、心配してくれる、兄貴がいるから幸せ者だよ。」

    武「泣かせるじゃねーか!」

    ジャイ子「のび太さん!」

    武「もう、俺の出る幕は、なさそうだ。」

    ガラガラ

    ジャイ子「のび太さん!大丈夫なの?」

    のび太「ジャイ子!落ち着いて聞いてね、僕はガンだったんだ。末期の状態でね、持って2ヶ月なんだ。」

    ジャイ子「そんな。」

    のび太「でもね、僕は、死ぬまで君の側にいるし、死んでからも、君を支え続けるから、元気出して、『漫画』書き続けてよ!」

    ジャイ子「のび太さん。」

    のび太「今日は、帰りなよ。外が暗くなる前にさ。」

    ジャイ子「ありがとう。書き続けるわ!この腕がちぎれようと。世界で1番になって見せるわ!!」

    のび太「頑張ってね」

    ガラガラ

    ドラえもん「やぁのび太くん!久しぶりだね!」

    のび太「そうだね、こんな形で再開だなんで、泣けないよー。」

    ドラえもん「そうだね。君はよく頑張ったよ。僕がいなくなってから急速に成長してさ!」

    のび太「恥ずかしいよ。」

    ドラえもん「成績は常に、出来杉とどっこいどっこいだったね!未来では、誇らしかったよ!」

    のび太「ずっと見ていたんだね。」

    ドラえもん「当たり前じゃないか!だって、僕は君の友達だもん」

    のび太「当たり前のことを言わなくてもいいよ!」

    ドラえもん「そうだね。」

    ドラえもん「君が、先生になったときは凄いと思ったよ!」

    のび太「僕が小学生の時に先生に良く教えてもらったんだ!『人の目が前についているのは、後ろを振り向かず、前に進むため。』なんだって、それに、僕は心打たれたんだ、僕もこんな先生に、なりたい!って」

    ドラえもん「そうだね、僕実は一度だけ、君の授業をこっそり見に行ったことが、あるんだ!」

    のび太「そうだったんだ。」

    ドラえもん「ビックリしたよ!君の話しに見んなが食い入るように、聞いていたんだもん」

    のび太「何でか、教えてあげるよ!みんなに『夢』を持たせたんだ!」

    のび太「みんな夢はそれぞれ違っていた『警察官』や『宇宙飛行士』、『先生』や『博士』って、それでみんなに教えてあげたんだ!」
  2. 2 : : 2014/10/15(水) 01:18:06

    のび太「夢は大きいものを持てばいい!ただし、それ相応の努力をしなくちゃならないんだ!それを手助けするのが、先生の役目でもあるんだ!だから、わからないことがあったら先生と、一緒に解決しよう!」

    ドラえもん「凄いじゃない!」

    のび太「そしたらね、宇宙飛行士になりたい子が、相談して来たんだ!だからね、校長先生に頼んで、クラスみんなで、種子島宇宙センターに行くことになったんだ!」

    ドラえもん「凄いじゃない!」

    のび太「でもね、校長先生が、行くなら君が全ての、計画、予算などを積み立てなさいって言われたんだ。計画はいいけど、学年の生徒人数が、500人もいたから、自費での予算が足りなくて、2億もの借金を抱えてしまったんだ!」

    ドラえもん「だから、セワシの時代まで借金が残ったんだね。」

    のび太「当時結婚していたジャイ子にも、迷惑をかけてしまったんだ!でもね、僕は百万かけて、生命保険に入ったからね、少なくとも、セワシの時代まで借金が残ることはないと思うよ」

    ドラえもん「のび太くん、優しいね。あっ!もう行かなきゃ!バイバイ」

    ガラガラ

    〜回想終了〜

    ジャイ子「そうだね、期待されてるんだよね。」

    武「そうだよ!」

    武「明日、墓参り行くけど、ついてくるか?」

    ジャイ子「そうだね!」

    武「ノビスケ!明日こいよ!」

    ジャイ子「兄ちゃんいいよ!ノビスケ!明日遊んでおいで!」

    武「ジャイ子、お前のび太に似て、優しいな。」

    ジャイ子「当たり前じゃない!のび太さんは私の中で生きてるんだからね!」

    武「そうだったな!」

    ー次の日ー

    ジャイ子「兄ちゃん〜!早くしてよー」

    武「悪りぃ悪りぃ」

    ジャイ子「一ヶ月ぶりだね!」

    武「そういや、何で行くんだ?」

    ジャイ子「漫画の題材を教えてもらうんだ。」

    パンパン

    のび太『僕と君の話しを書きなよ。』

    ジャイ子「ありがとう。のび太さん」

    武「のび太、教えてくれたのか?」

    ジャイ子「あの人は、やっぱりすごいよ!」

    ???「ジャイアン!ジャイ子?」

    武「スネ夫か?」

    スネ夫「久しぶりだね、ジャイアン!」

    武「おう!お前ものび太の墓参りか?」

    スネ夫「見てわかるでしょ!」

    武「そうだね。スネ夫、月面開拓計画は進んでるのか」

    スネ夫「もうすぐ、人が住めるようになるよ!月面エレベーターも、出来たからね!」

    武「そうか、俺も頑張らなくちゃな。これからも頑張れよ、スネ夫。」

    ジャイ子「兄ちゃん!帰りましょう。またね、スネ夫さん。」

    スネ夫「漫画頑張ってね、クリスチィーネさん。」

    ジャイ子「分かったよ!」

    武「じゃあなスネ夫!」

    スネ夫「ああ」

    ー家ー

    武「じゃあ、店番しとくから思う存分漫画書きな。」

    ジャイ子「ありがとう」

    カリカリカリカリ

    ジャイ子「終わった、漫画をのび太さんの仏壇に供えてくるよ。」

    武「のび太の漫画に対する情熱は今でも燃えさかってるからな!」

    ジャイ子「あったりまえだよ!」

    チーン

    のび太『いい漫画だよ、良く頑張ったんだね。』

    ジャイ子「売れるかな?」

    のび太『売れる、売れないは問題じゃないよ。好きだったら続ければいいんだ。漫画って言うみちを真っ直ぐ進みな!』

    ジャイ子「ありがとう」

    ーおしまいー

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semurandoseru

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