唯「約束だよ」
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- 1 : 2014/10/13(月) 15:21:38 :
- 1年前
唯「あずにゃん、卒業は終わりじゃないよ。これからも仲間だから。学園祭見に行くよ、絶対、約束だよ。」
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チリリリリリ
また、いつものように朝が来て、いつものように学校にいく。新軽音部は楽しいけど、正直物足りない。
梓「何で私は後輩で、先輩たちは先輩なのかな?」
時々考えては頭が痛くなる。
先輩とした約束は、今日の卒業式まで守られることは無かった.....
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- 2 : 2014/10/13(月) 15:30:41 :
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純「やーっと卒業式終わったよ。」
憂「疲れたね」
私の隣で色々言ってる二人は憂と純。今年から軽音部に入った。
純「ねーねー、梓~。最近あんたどうしの?」
憂「悩み事なら聞こうか?」
この二人に助けられた事は何度もあった。
?「中野さん少しお時間お借りするよ」
梓憂純「?」
ぐい。突然現れたその人は私の手を引き走り出した。本人はばれてないと思っているだろうが、この人は律先輩だ。一瞬、誰か解らなかった。なぜかというと、変なお面をつけているからだ。
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- 3 : 2014/10/13(月) 16:22:56 :
- 梓「律せんぱ、じゃなくて、どなたか知りませんが、逃げたりしないので、もっとゆっくり歩いてくれないませんか?」
律「おぉわかった。」
しばらく歩いて連れてこられた場所は、
梓「部室…」
ガチャ
律「つれてきたぞー。」
梓「え、えー」
私がびっくりするのに無理はない。澪先輩、唯先輩、むぎ先輩みんなお面を付けて立っていた。
唯「ふふふふ、私が誰か解るか?子猫ちゃん」
紬「わ、わからないだろうな。」
澪「正体を見せてやろう」
律「せーの!」
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- 4 : 2014/10/13(月) 16:32:55 :
- 号令とともに、先輩がたがお面を取った。
唯「ふふ。私だよ♪あーずにゃーん♪」
紬「どうだった?あずさちゃん」
…嬉しいけど私はそれ以上に聞きたいことがたくさんあった
梓「あの、先輩約束したのに何で学祭来なかったんですか?私楽しみにしてたのに…」
唯「え~と、それはね??」
澪「信じてもらえないかもしれないけど、学祭は来てた。」
律「梓と会ったら、また、後が辛いだろ?」
なんだ、今まで悩んでたのが馬鹿みたい。
唯「あずにゃん。私達はあずにゃんを迎えに来たんだよ。さぁ行こう。」
その、さしのべられた手は懐かしくて、涙が出そうになった。 おわり
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- 5 : 2014/10/13(月) 16:33:46 :
- 超短編です。見てくれたかたありがとうございました。
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