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ジャンクリ 4 ジャン 「もし俺が死んだら...」
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- 1 : 2013/11/10(日) 21:45:53 :
- 最終話です
前作のURLだけ乗っけときます http://www.ssnote.net/archives/2396
別作もよろしく!! http://www.ssnote.net/archives/1055
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- 2 : 2013/11/10(日) 21:50:55 :
クリスタが目を覚ましたとき、空はしらみ始めていたが、まだまだ太陽の上る時間ではなさそうだった。
クリスタの隣では、ジャンの母が眠っている。
クリスタ 「...//」ギュウ
クリスタはジャンの母に抱きつく。
(やっぱり人の温もりってあったかいなぁ...//)
しばらく、クリスタはそれを味わっていた。
(ほんとにいいお母さんだなぁ... ジャンが羨ましい...)
(...)
(...ジャン...)
クリスタはジャンに思いを馳せる。
(ジャンは...あの後どうしたんだろうな...)
(夕飯少ししか食べなかったから、お腹すいていないかな...)
(しっかり眠れているかな...?)
1度心配し始めると、様々な不安がクリスタの頭の中を駆け巡る。
それは、クリスタの眠気を一気に奪ってしまった。
(こんなに考え事してたら、眠れる訳がないよ...)
(少し、散歩してこようかな...)
クリスタは 、ジャンの母を起こさないように静かにベットを降り、家を出ていった。
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- 3 : 2013/11/10(日) 21:51:25 :
〜〜〜
電灯がついているほど、辺りはまだ暗かった。
しかし、朝もやが漂い始め、朝の訪れを感じさせていた。
遠くの方では、せっかちな鳥が鳴いているのが聞こえる。
(ジャンの部屋の電気...消えてたな...)
家を出る前、ジャンの部屋の様子を確認してきたのだ。
そのことを確認できただけでも、クリスタの心は少し軽くなった気がしていた。
訓練生時代から、朝の街並みというのを歩いたことがなかったので、とても新鮮に感じる。
(私はジャンの家に来ることができて、本当に幸せだった...)
(何よりも、家族の温かさを知ることができた...)
(でも、ジャンは家に寄ったことで、すごく悩んでる...)
(私も、ジャンのために何かできないのかな..)
クリスタは、自分にできることを必死で考えていた。
しかし、これといった案は浮かばない。
(何もできないのかな...)
そんな自分が少し悲しくなっていた。
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- 4 : 2013/11/10(日) 22:12:52 :
- このss期待してて、待ち遠しかった‼
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- 5 : 2013/11/10(日) 22:17:07 :
〜〜〜
空はさらに明るさを増し始め、遠くの家では、明かりが灯っているところもあった。
人々の生活の息吹が吹き始めていた。
(お母さんが起きる前に帰らなきゃ...)
(心配かけちゃいけないしね...)
クリスタは元きた道を帰ろうとした...が...
(...あれ?...こっち...から来たよね...?)
その方へ歩く
(こっち...だっけ?)
その方へ歩く
(で、ここを曲がるんだよね...)
そこを曲がる
(...)
着いたのはさっき通った道だった。
(...もう一回...)
川
(...もう一回...)
川
(...もう一回...)
川
(...もう一回...)
山
(...)
(こんな山知らないよぉ!!)
知らない土地を無意識に歩き回ったら迷子になることくらい、分かりそうなものだが、貴族育ちで世間知らずなお嬢様は事が起こるまで全く気にしなかった。
山もなかなか登ってしまったので、街にいた時よりも朝もやがひどく立ち込め、遠くまでの視界を奪っていた。
( ど、どうしよう...)
(迷子になっちゃったよぉ...)ジワァ
(...っ)グシグシ
(泣いても何も始まらない!!)
(この状況を打破する手掛かりを掴むのよ!! クリスタ・レンズ!!)
-
- 6 : 2013/11/10(日) 22:17:47 :
〜〜〜数分後
(あった、なんかの看板があるぞ!?)
(えーと、なになに...)
トロスト霊園 あと1.5キロ
「...」
(お、お墓!?)ゾゾォ!!
(ほ、他に何かないかな...)
〜〜〜数分後
(やっと見つけた!!)
(えーと...)
トロスト霊園 あと1キロ
「...」
(私...帰れる...よね?)ジワァ
〜〜〜数分後
(はぁ...はぁ...)
(やっと見つけたわ...)
(お願い...なんかヒント頂戴!!)
トロスト霊園 あと0.5キロ
「...」
(私...呪われてるんだ...)ジワァ
(お墓の中から、誰かが私を呼び寄せてるんだ...)
(絶対そうだよ... こんなのありえないもん...)
クリスタはその場に座り込んでしまった。
(これ以上歩いたら、お化けの思い通りよ!!)
(私が歩かなければ、向こうもどうしようもできないはず...)
(ここで、おとなしく人が来るのを待とう...)
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- 7 : 2013/11/10(日) 22:18:22 :
〜〜〜数分後
(...)
(誰も来ない...)
シーーーン...
(寂しいよぉ...)
(こんなつもりじゃなかったのに...)グス
太陽はまだ出ていないが、流れる雲がはっきり見えるようになってきた...
しかし、依然周りの朝もやが晴れる様子はない...
(あ...これってもしかしたら...)
その時はクリスタは思い出した。
東洋というところに伝わっていた、神霊現象の話だ。
ある日神域を犯した小さな少女が、突然別の世界に飛ばされ、一生さまよい続けたという物語だ。
その村では、少女は行方不明ということで処理されたらしい。
(神...隠し...)ゾクッ
(...)
(...)ジワァ
「う...」
「うわあああああ!!」
クリスタは走り出した。
「いやだぁぁぁ!! お家にかえりたいよぉぉぉ!!」ボロボロ
「おかあさぁぁぁん!!」ボロボロ
ダダダダダ!!
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- 8 : 2013/11/10(日) 22:18:46 :
- ドン!!
クリスタ 「痛い!!」ドテッ
??? 「いってぇ!!」
クリスタ 「!?」
??? 「急に何すんだよ、あんた!!」
クリスタ 「...」
クリスタ 「うま...」
??? 「は?」
クリスタ 「馬面の妖怪だぁぁ!!」うわぁぁん!!
??? 「!?」
クリスタ (に...逃げないと...!!)
クリスタ 「あれ!?」
クリスタ (足がうごかない...!?)
クリスタ (どうしよう!! )
その影はクリスタの方へと近づいてくる。
クリスタ 「ごっごめんなさい!!」ボロボロ
クリスタ 「許してください!!」ボロボロ
??? 「...」
??? 「おまえ何してんの...」
クリスタ 「うわぁぁぁ!!」ボロボロ
??? 「クリスタ...」
クリスタ 「うわぁぁ...え?」
名前を呼ばれたことに驚き、妖怪の顔を見つめる。
クリスタ 「...」
クリスタ 「あ...」
??? 「馬面の妖怪...そりゃ俺のことか?」
クリスタ 「...」
クリスタ 「ジャン...でしょ?」
ジャン 「そうだけど...」
クリスタ 「...」
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- 9 : 2013/11/10(日) 22:19:40 :
〜〜〜
ジャン 「ふーん、それで...」
ジャン 「迷子になったってのか...?」
クリスタ 「...うん//」
ジャン 「...」呆れ顔
ジャン 「...お前って馬鹿だな...」
クリスタ 「そ、そんなはっきり言わなくたっていいでしょ!?//」
ジャン 「俺は正直ものなんでね」
クリスタ 「やっぱりジャンは性格が悪い人!!」プンプン
ジャン 「...馬面の妖怪...」
クリスタ 「う...」
ジャン 「すげぇショックなんだけど?」
クリスタ 「あっあれは!!...」アセアセ
クリスタ 「わざと言ったんだからね?」アセアセ
ジャン 「...あっそ...」
クリスタ 「そっそれよりさ...ジャンはなんでここに来たの?」
ジャン 「なんでって...」
ジャン 「お前を探しに来たンだけど...?」
クリスタ 「え!?」ドキ!!
ジャン 「冗談だよ」
クリスタ 「そ、そう...」
クリスタ (なんだ...冗談か...)
ジャン 「まぁ...この霊園にはさ...」
ジャン 「親父の墓があるんだ...」
そういうジャンの手には、一輪の花が見えた。
クリスタ 「え...」
ジャン 「訓練生になってから一回も来ていなかったから...」
クリスタ 「そう...なんだ...」
ジャン 「まぁな...」
クリスタ 「...」
クリスタ 「...私もついていっていい?」
ジャン 「いいけど...もう少し歩くぞ...?」
クリスタ 「構わないから...」
ジャン 「ならいいけどよ...」
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- 10 : 2013/11/10(日) 22:20:09 :
- クリスタ 「あ、そうだ...」
ジャン 「...?」
クリスタ 「その...昨日は...ごめんないさい...」
クリスタ 「私1人が楽しんで...」
ジャン 「...」
ジャン 「なんで謝るんだよ?」
クリスタ 「え?」
ジャン 「俺の方が謝るべきだ...」
ジャン 「あたっちまって悪かったよ...」
クリスタ 「そ、そんなことないよ!!」
ジャン 「...いいのか?」
クリスタ 「うん」コクッ
ジャン 「悪いな..」
クリスタ 「大丈夫だって。」
ジャン 「じゃあ、行くか...」
クリスタ 「うん」
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- 11 : 2013/11/10(日) 22:34:05 :
〜〜〜
ジャン 「ついたぞ...」
クリスタ 「ここなんだ...」
その場所は、小高い山のてっぺんにあった。
後ろを振り向けば、トロスト区の街を一望できる。
クリスタ 「いい眺めだね」
ジャン 「その分来るには不都合だけどな」
ジャンは手に持っていた花を墓に供える。
そして目をつむり、黙祷に入った。
クリスタ 「...」
クリスタも黙祷をし、ジャンの父の冥福を祈った。
クリスタ (お父さん... ジャンは本当に便りになる人です...)
クリスタ (どうか天国から彼のことを見守ってあげてください...)
二人の目はなかなか開けられることがなかった。
その間、太陽が壁から顔を出し、彼らを後ろから照らした。
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- 12 : 2013/11/10(日) 22:34:38 :
〜〜〜
クリスタ 「すっかり朝になったね」
ジャン 「そうだな...」
父の墓を背にして、二人は朝日に包まれた町並みを眺めている。
クリスタ 「あ...」
ジャン 「どうした?」
クリスタ 「あの赤い屋根の家ってジャンの家だよね?」
ジャン 「どれ?」
クリスタ 「あそこだよ」
ジャン 「あぁ、そうだな...」
クリスタ 「ふふふ... あんなところだったんだ...」
ジャン 「お前は、どこらへんまで行ったんだ?」
クリスタ 「あの川べりを歩いたよ」
ジャン 「あんな所まで行ったのか... 」
クリスタ 「うん...//」
ジャン 「大冒険だったな...」
クリスタ 「本当だよ」
ジャン 「馬鹿、皮肉だ。 この歳にもなってこんなんじゃ困るぞ」
クリスタ 「余計なお世話だよ!!」プク
クリスタは頬を膨らます。
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- 13 : 2013/11/10(日) 22:35:14 :
- ジャン 「...」
ジャン 「...悪いな、親父の墓掃除まで手伝ってもらって」
クリスタ 「どうってことないよ」
クリスタ 「だって全然綺麗だったじゃん」
ジャン 「...そうだったな...」
おそらく、ジャンの母が頻繁に来て掃除をしているのだろう
クリスタ 「...本当にいいお母さんだね...」
ジャン 「口は達者だけどな」
クリスタ 「ジャンが言えたことじゃないよ」
ジャン 「確かにな...遺伝だな...」
クリスタ 「...」
クリスタ 「私...」
ジャン 「?」
クリスタ 「昨日、初めて家族の温かさを知ったの...」
ジャン 「...どうだった?」
クリスタ 「うん...」
クリスタ 「とっても幸せだったよ...」
ジャン 「...そうか...」
ジャン 「じゃあ、その話聞かせてくれるか?」
クリスタ 「え?」
ジャン 「うちのババァとの話だよ...」
クリスタ 「いいけど...」
ジャン 「余計な事話してないか気になっただけだ」
クリスタ 「そう...」
クリスタ 「じゃあ、ジャンが夕飯食べ終えたところから話すね?」
ジャン 「おう...」
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- 14 : 2013/11/10(日) 22:35:58 :
〜〜〜
ジャン 「お前、一緒のベットで寝たのか?」
クリスタ 「そうだよ...//」
クリスタ 「抱きつきながら寝ちゃった//」
ジャン 「子供かよ...」
クリスタ 「...嫉妬しないでよ」
ジャン 「してねぇよ!!」
ジャン 「てかよぉ...」
ジャン 「勝手にエレン達呼ぶ約束してんじゃねぇよ...」
クリスタ 「だってお母さんも会いたいって言ってたし...」
クリスタ 「...ダメ...?」ウワメズカイ
ジャン 「...//」ドキッ
ジャン 「ダメじゃねぇけど... 俺は誘わないからな ...//」
クリスタ 「ふーん...」
クリスタ 「じゃあ、ミカサも私が誘っちゃお」
ジャン 「...」
ジャン 「ミカサ以外は任せた...」
クリスタ 「ふふふ... 了解」
クリスタ 「ジャンもしっかり誘ってよ?」
クリスタ 「絶対って約束しちゃったんだから!」
ジャン 「...絶対って...?」
クリスタ 「うん!」
ジャン 「絶対か...」
ジャン 「...」
ジャン 「怒ってるわけじゃないぞ」
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- 15 : 2013/11/10(日) 22:36:21 :
- クリスタ 「?」
ジャン 「怒ってるわけじゃないから... 聞いてほしんだけどさ」
クリスタ 「何?」
ジャン 「その...絶対って言葉、あんま軽々しく使わないでくれないか...」
クリスタ 「え?」
ジャン 「嫌いなんだよ... 」
ジャン 「無責任な感じがするからさ...」
クリスタ 「...」
クリスタ 「どうして...?」
ジャン 「...お前みたいなお人好しはな... 」
ジャン 「相手のためだかなんだか知らないが、すぐに絶対って言葉を使いたがる...」
ジャン 「...なんの根拠もないくせに...」
クリスタ 「それは...その人を思いやってるからじゃないの?」
ジャン 「そりゃそうだがな...」
ジャン 「こっちもその言葉を信じたくなっちまうからタチが悪い...」
クリスタ 「どういうこと...?」
ジャン 「裏切られた時... 悲しさが倍になるんだよ...」
クリスタ 「...?」
ジャン 「親父はな、死ぬ直前まで、絶対に死なないから安心しろって言ってたんだぜ...」
ジャン 「俺もそれを信じてた...」
クリスタ 「...」
ジャン 「マルコの時だってそうだ...」
ジャン 「あいつは戦闘開始の前、絶対生き残って憲兵団に行こうなんて言ってやがった」
ジャン 「俺はその約束を守ったよ...」
ジャン 「でもあいつは守れなかった...」
ジャン 「絶対なんて言われると、心のどこかで希望を持っちまうんだよ」
ジャン 「そして、果たされないと知った時、ひどいしっぺ返しが来る...」
ジャン 「それを知らないで、相手のためだと思って簡単に使いやがる...」
ジャン 「それっていいことなのか?」
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- 16 : 2013/11/10(日) 22:36:56 :
- クリスタ 「...」
クリスタ 「...分からない...」
クリスタ 「でも、希望のない人生なんて...悲しいよ ...」
ジャン 「仕方ねぇよ、これが現実だ」
クリスタ 「ジャンは、それで楽しいの?」
ジャン 「俺は相手を傷つけたくないし、自分も傷つきたくない」
ジャン 「ただ...それだけだから」
クリスタ 「でも...」
ジャン 「お前は世間を甘く見てる」
ジャン 「現実は絵本の世界のように楽しいところじゃない...」
クリスタ 「確かに、私は世間知らずかも知れないけど...」
クリスタ 「でも、ジャンだって前に言ってたじゃない」
クリスタ 「自分の目の前で仲間を死なせないって誓ったって」
クリスタ 「それも、とても難しいことなんじゃないの?」
ジャン 「そうだが...」
ジャン 「それで?」
クリスタ 「え?」
ジャン 「お前は俺がいい人だと思ったのか?」
クリスタ 「立派なことだと思ったよ」
ジャン 「...」
ジャン 「お前はなんも見えてない」
クリスタ 「何が?...」
ジャン 「自分の目の前ってことはな、それ以外のところで死ぬ奴はどうでもいいってことだ」
ジャン 「結局、俺は自分の目の前で死なれて、嫌な思いをしなきゃそれでいいんだ」
ジャン 「俺が傷つかなきゃ、他の所で野垂れ死のうが関係ない」
ジャン 「...そういう奴なんだよ... 俺はよ...」
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- 17 : 2013/11/10(日) 22:37:22 :
- クリスタ 「...」
クリスタ (嘘... ジャンはそんな人じゃない...)
クリスタ (でも、ジャンは自分に嘘をついていることに気づいてない...)
クリスタ (以前はこんなに自分に卑屈じゃなかった...)
クリスタ(これじゃあ昔の私だよ...)
クリスタ (やっぱり、家に帰ってきてからこうなっちゃったのかな...)
クリスタ 「でもジャンは 「もういいよ、クリスタ」
クリスタ 「え...?」
ジャン 「今の状態じゃ、お前は俺の意見を理解することはないだろうし、俺もお前の意見を認めることはねぇ...」
ジャン 「不毛な会話... 時間の無駄だ...」
クリスタ 「...そうだね...」
ジャン 「それより早く帰ろう、だいぶ街も騒がしくなってきたみたいだ」
目下の街では、ところどころ朝市が営まれ、街道には人が通り始めているのが見える。
ジャン 「お前も黙って出てきたんだろ?」
ジャン 「ババァが心配してると思うぜ?」
クリスタ 「あ、そうだった!!」
ジャン 「それと、朝飯食ったら家を出るからな、荷物をまとめとけよ」
クリスタ 「え...」
ジャン 「居心地が悪いったらありゃしねぇからな」
クリスタ 「でも、そんなに急がなくたって...」
ジャン 「いいんだよ、特にもう用はねぇし」
クリスタ 「じゃあ、もう、書き終わったの...?」
ジャン 「今日の朝までかかったけどな...」
クリスタ 「...」
クリスタ 「分かった」
クリスタ 「朝ごはん食べたら準備しとくよ」
ジャン 「おう...」
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- 18 : 2013/11/10(日) 22:37:53 :
- あともう少しです!!
ちょっとしたら上げていきます!!
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- 19 : 2013/11/10(日) 22:49:50 :
- 頑張ってー‼‼
最後まで読んでやるゼ
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- 20 : 2013/11/10(日) 22:52:03 :
- 一作目から読んで来たけど、
とても良い小説だね( ´ ▽ ` )
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- 21 : 2013/11/10(日) 23:04:05 :
- 今日見つけた良作がもう最終話っ!
作者さんファイトっ!
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- 22 : 2013/11/10(日) 23:13:26 :
- 最終話なんて嫌だうぅ
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- 23 : 2013/11/10(日) 23:23:00 :
- 皆さんありがとう!!
でも最終回なんです!!
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- 24 : 2013/11/10(日) 23:23:52 :
〜〜〜家の前
ジャン 「お、ちゃんと帰ってこれたじゃん」ゲスガオ
クリスタ 「っ//」
ジャン 「自分の家なんだからあたり前でしょ?」
ジャン 「自分の家じゃなくても当たり前だw」
クリスタ 「むー」ムス
2人は、あの会話のあとでも険悪な雰囲気にはならず、いつも通りの会話を繰り広げていた。
ジャン 「んじゃ、入るぞ」
クリスタ 「うん」
ガチャ
ジャン 「ただいま...」
クリスタ 「ただいま〜」
ジャン (絶対ババァが叫んで飛んで来るぞ?)
ジャン (何処行ってたの〜〜〜とか言ってな...)
ドドドドド!!
ジャン 「...」
ジャン母 「あんた、何処行ってたのぉぉぉぉぉ!!」
ジャン (ほら来た...)
ジャン母 「クリスタァァァァァ!!」
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- 25 : 2013/11/10(日) 23:24:33 :
- ジャン 「うるせぇババァ!! 」
ジャン 「って...クリスタ?」
クリスタ 「!?」ビクッ
ジャン母 「朝起きたらあんた急に居なくなってて!! 」
ジャン母 「心配したじゃないの!!」ガミガミ
クリスタ 「...ごめんなさい...」シュン
ジャン母 「近所に散歩に行ったのかと思えば、なかなか帰ってこないじゃないし!!」ガミガミ
ジャン母 「そんなに家を空けるんだったら、一言くらい声かけて行くのが普通なんじゃないの!?」ガミガミ
ジャン母 「その年になってもまだそんなことが分からないの!?」ガミガミ
ジャン母 「もっと考えて行動しなさい、クリスタ!!」ガミガミ
クリスタ 「...ごめんなさい...」
クリスタ 「お母さん...」ウルウル
ジャン 「...」
ジャン (クリスタ...? お母さん...?)
ジャン母 「...ほんとに分かったの?」
クリスタ 「うん...もうしないよ...」ウルウル
ジャン母 「ふふふ...クリスタはいい子だね...」ナデナデ
クリスタ 「うん...// お母さん...//」デレデレ
ジャン 「...」
ジャン 「なぁ...」
ジャン 「お前ら...どういう関係?」
ジャン母 「え?」
ジャン母 「家族だけど...?」
ジャン 「...は?」
クリスタ 「ジャンにはいい忘れたけど、ジャンのお母さんは私のお母さんでもあるから//」
ジャン 「...」
ジャン母 「そういうことだから」
ジャン 「...」
ジャン 「もういいや... なんでも...」
ジャン母 「さぁ、早く入りな」
ジャン母 「もうご飯できてるよ」
ジャン 「おう...」
ジャン母 「で、今日はどうするんだい?」
ジャン 「え?」
ジャン母 「何時頃帰るつもり?」
ジャン 「...」
ジャン 「朝飯食ったらすぐに出てく... 色々やらなきゃいけないこともあるしな...」
ジャン母 「そうかい...わかったよ」
クリスタ 「...」
クリスタ (ジャンの嘘つき...)
-
- 26 : 2013/11/10(日) 23:25:29 :
クリスタにとって、その朝食は今までの人生で最も楽しい食事となった。
家族3人で、罵倒しあったり、笑いあったり...
まさに理想の家庭だった。
しかしクリスタは気付いていた。
別れの時間が近づいてきていることを...
ジャン 「もう兵舎のメシには戻れねぇな」
クリスタ 「ほんとにそうだね」
ジャン母 「ふふふ...嬉しいよ...」
ジャン母 「二人とも、お代わりはもういいかい?」
ジャン 「おう、腹いっぱいだ」
クリスタ 「私も」
ジャン母 「そう...」
ジャン母 「なら、そろそろ支度して来なさい?」
ジャン母 「片付けは私一人でやるからさ」
ジャン 「そうだな...」
ジャン 「じゃあ、行こうぜ、クリスタ...」
クリスタ 「うん...」
-
- 27 : 2013/11/10(日) 23:27:05 :
- ジャン母 「...」
クリスタ (お母さん。やっぱり悲しそうな顔してる...)
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- 28 : 2013/11/10(日) 23:27:47 :
〜〜〜
3人は家の前で別れの言葉を交わしている。
ジャン 「また来れるとしたら、1ヶ月後だな...」
ジャン母 「そうだね... 分かってるよ...」
ジャンの右手はポケットに入れられている。
恐らくその中では、母に渡すための遺書が握られていることだろう。
ジャン母 「クリスタ... 1ヶ月後、待ってるからね」
クリスタ 「うん...」
ジャン母 「お友達のためにも、いっぱいご馳走作って置くからさ」
クリスタ 「うん...」
ジャン母 「なんだい、嘘でもいいから明るい顔できないのかい?」
クリスタ 「... ごめん...」
ジャン母 「ふぅー... まったく...」
そういってジャンの母はポケットから何か取り出した。
ジャン母 「これ、あんた達に持っておいて欲しくてさ...」
クリスタ 「...?」
ジャン 「何だ?」
手渡されたのは、トロスト区の協会で売られている、十字架のお守りのネックレスだった。
ジャン母 「お守りだよ... 邪魔になるようなら捨ててくれても構わないからさ...」
クリスタ 「いつも付けていくよ、お母さん...」
ジャン母 「そうかい...嬉しいね...」
ジャン 「...」
ジャンの顔はいつにもなく緊張しているように見えた。
恐らく、書いたものを、渡すべきか、そうしないべきか、迷っているのだろう。
クリスタ (ジャン...お願いだから、そのままでいて...)
クリスタ (お母さんを悲しませるようなことしないで...)
ジャン母 「クリスタ...」
クリスタ 「なに?」
ジャン母 「おいで...」
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- 29 : 2013/11/10(日) 23:41:58 :
- クリスタ 「...」
ジャンの母は、クリスタを呼び、強く胸の中で抱いた。
ジャン母 「必ず...帰ってくるんだよ...」
クリスタ 「うん...」
ジャン母 「もう、大事な人を失いたくないんだよ...」
クリスタ 「...」
ジャン母 「ジャンもおいで」
ジャン 「...」
ジャン母 「いいだろう、今日くらい...?」
ジャン 「...」
ジャン母 「恥ずかしがるんじゃないよ...」
ジャン 「...あぁ...」
そういってジャンは母に近寄り、その抱擁受けた。
ジャン母 「あんたもね...」
ジャン母 「必ず帰ってくるんだよ...」
ジャン 「...」
クリスタ 「...ジャン?」
ジャン 「悪い... ババァ...」
ジャン 「約束できねぇよ... 生きて帰ってくるなんて...」
ジャン母 「え?」
ジャン 「あんただって知ってるだろう? 調査兵団の死亡率を...」
ジャン母 「...」
ジャン 「だから、無責任に約束はできねぇよ...」
そういってジャンは母から離れる。
ジャン母 「そうかい... そうだね...」
母は悲しそうな顔でうつむいた。
クリスタ (ジャン... なんでそんなこと言うの?)
クリスタ (嘘はいけない事かもしれないけど... ついていい嘘もあるよ...)
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- 30 : 2013/11/10(日) 23:42:34 :
- ジャン 「あと... 俺からも渡したいものがあるんだけど...」
クリスタ 「!!」
ジャン母 「なんだい...?」
ジャン 「いいもんじゃないけどな...」
ジャンは右のポケットに手をいれ、そのものを取り出した。
クリスタ (そんな... ダメだよ、ジャン...)
ジャン 「これ... なんだけどさ...」
ジャン母 「...なんだい?」
ジャン 「...その... 俺がもし死んだときに... 開いて欲しくてさ...」
ジャン母 「え?」
ジャン 「その... まぁ、遺書ってやつだ...」
ジャン母 「!!...そうかい...」
クリスタ (ダメ... そんなの渡しちゃだめだよ...)
クリスタの願いを裏切り、ジャンは母にそれを手渡す。
ジャン 「いつかそれを クリスタ「ダメ!!」
ビリビリ!!
ジャン 「おっおい!!」
ジャン母 「!?」
クリスタはジャンの母から遺書を奪い取り、破り始めた。
ジャン 「ばっバカ野郎!! 何すんだ!!」
クリスタ 「うるさい!! こんなものわたしちゃダメだよ!!」
ジャン 「ふざけんじゃねぇよ!!」
クリスタ 「こんなもの考える暇があったら、生きて帰ってくる方法を考えなよ!!」
ジャン 「そんなものいくら考えたってな、どうしようもねぇだろ!!」
クリスタ 「そんなことない!!」
ジャン 「じゃあ聞くけどな、調査兵団の死亡率言ってみろよ!!」
クリスタ 「う...」
ジャン 「新兵で3割、5年後に生き残っている確率は6割だ!!」
ジャン 「この現実をみて、何が絶対帰ってくるだ!!」
クリスタ 「だ... だって...」ポロポロ
何も言い返せない悔しさから、涙が溢れてきた。
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- 31 : 2013/11/10(日) 23:43:09 :
- ジャン 「だから、死んだあとのことを考えて行動するのが責任ってもんだろ!!」
クリスタ 「こんな悲しいなら...責任なんてどうでもいいよ...」ポロポロ
クリスタ 「なんでおかあさんを悲しませるようなことをするの?」ポロポロ
ジャン 「俺だってやりたくてやってるわけじゃねぇよ!!」
クリスタ 「じゃあやらなきゃいい!!」ポロポロ
ジャン 「てめぇには分かんねぇよ!!」
クリスタ 「ジャンだって分かってないよ!! このバカ!!」ポロポロ
ジャン 「クリスタ、てめぇ!!」
ジャン母「やめなさい!!」
ジャンクリ 「!?」
ジャン母 「喧嘩しているんじゃないよ!! 親の目のまえで!!」
ジャン母 「もう一人前の兵士なんだから!!」
ジャンクリ 「...」
ジャン母 「あんたらは調査兵団に行くんだろう? だったらもっと仲良くできないの!?」
ジャンクリ 「...」
ジャン母 「...はぁー...」
ジャン母 「...クリスタ... ジャンは間違ってないよ...」
クリスタ 「え...」
ジャン母 「明日としれない命... 家族に何か残したいと思うのは当然のことさ...」
クリスタ 「でも... 」
ジャン母 「親にとって1番悲しいことはなんだと思う?」
クリスタ 「そっそれは... 子供が死んでしまうことじゃないの...?」
ジャン母 「違うよ... 子供の足手まといになることだよ...」
クリスタ 「え...」
ジャン母 「だから、遺書を受け取ることでジャンが仕事に集中できるならさ...いくらでももらってやるさ..」
クリスタ 「...」
ジャン母 「大丈夫だよ、ジャン。 あんたに心配されなくても、こっちはこっちでやっていくさ」
ジャン 「...おう」
-
- 32 : 2013/11/10(日) 23:44:42 :
- ジャンクリ 「...」
ジャン母 「さぁ、行きな!!」パン!!
母は大きく手を鳴らす。
ジャン母 「いつまで家の前でしみったれらことやっているんだい?」
ジャン母 「わたしもやることがあるんだよ!!」
クリスタ 「...」
ジャン 「...ああ...」
ジャンは荷物を持ち、いよいよ家を離れようとしている。
ジャン 「じゃあな、ババァ。 近所に迷惑かけんなよ」
ジャン母 「あんただって先輩方に迷惑かけんじゃないよ」
クリスタ 「う...う...」ポロポロ
ジャン母 「クリスタ!!」
クリスタ 「!?」ビクッ
ジャン母 「いつまでメソメソしてるんだい!? そんなんだから余計に心配になるんだよ!?」
クリスタ 「!?」
クリスタ (そうだ... こんな情けない姿見せたら、心配するに決まってる!!)
クリスタ 「....」ゴシゴシ
クリスタ 「...もう泣いてないもん...」
ジャン母 「ふふ.. それでいいのよ...」
ジャン母 「さぁ行った行った!!」
ジャン母 「人類のために、しっかり働いてくるんだよ!!」
ジャン 「おう」
クリスタ 「うん」
ジャン 「じゃあな、ババァ!!」
クリスタ 「元気でね!!」
ジャン母 「あんたらもね!!」
ふたりはジャンの母に背を向け、歩き出した。
家がどんどん離れていく。
途中でクリスタは家のほうを振り返った。
クリスタ 「あ...」
遠くの方ではあるが、ジャンの母はまだ家の中に入らず、こっちを見つめていた。
クリスタ 「...ジャン...あの...」
ジャン 「振り返るな」
クリスタ 「え?」
ジャン 「言ってただろ、俺たちの足手まといになりたくないって」
ジャン 「だったら、俺らは前を向くべきだ」
クリスタ 「...そうだね...」
クリスタは強くなると心に決めた。
-
- 33 : 2013/11/10(日) 23:46:43 :
〜〜〜帰路の途中で〜〜〜
ふたりは並んで昨日通った道を戻っている。
クリスタ 「ジャン... 聞いて... 」
ジャン 「なんだ...」
クリスタ 「わたしも生きる理由を見つけたよ...」
ジャン 「...どんなだ....?」
クリスタ 「お母さんを悲しませないこと...」
ジャン 「...」
クリスタ 「そして...」
ジャン 「?」
クリスタ 「あなたを守ること...」
ジャン 「...」
クリスタ 「だから....」
ジャン 「だから?」
クリスタ 「小柄で金髪の女の子も、候補に入れていおいてよね//」
ジャン 「...」
クリスタ 「...」ドキドキ
ジャン 「分かったよ...」
クリスタ 「ぜ、絶対だよ!?」
ジャン 「...」
ジャン 「ああ...」
クリスタ 「...//」
クリスタは知っていた。ジャンの口から出る、絶対という言葉の重さを。
ふたりは並んで兵舎への帰路についている。
一週間後には、調査兵団という過酷な仕事が始まる。
そして、2人には辛く、厳しい運命が待ち構えている。
しかし、ふたりの首元で光っている黄金の十字架が 、彼らの命を見守っていくことだろう。
終わり
-
- 34 : 2013/11/10(日) 23:48:51 :
- 終わっちゃったー
すっごく面白かった
乙
-
- 35 : 2013/11/10(日) 23:49:04 :
- すべて読んでくれてたかた、ほんとにありがとう!!
やっと最終回迎えることができました!!
まだ考えてないけど、続編のアイディアが生まれたら、あげてきたいと思います!!
-
- 36 : 2013/11/11(月) 00:52:32 :
- 乙でした。
いや、本当によかった!
-
- 37 : 2013/11/11(月) 08:33:57 :
- GJ(`・ω・´)b
-
- 38 : 2013/11/18(月) 23:12:50 :
- 涙とまらん
-
- 39 : 2013/11/30(土) 18:13:08 :
- 凄かった・・・
名作ですね
-
- 40 : 2013/12/02(月) 16:53:55 :
- スゴい今更ですが…
続編期待します!
-
- 41 : 2013/12/11(水) 15:18:59 :
- 凄くいい作品‼
超期待‼‼\(^o^)/
-
- 42 : 2014/01/12(日) 21:41:44 :
- 名作をありがとう!!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
-
- 43 : 2014/01/13(月) 11:12:25 :
- うわぁ!もう感動!
泣けるーーーー
-
- 44 : 2014/01/13(月) 11:12:33 :
- では。
-
- 45 : 2014/01/20(月) 15:18:09 :
- 泣いちゃったジャン。・゜・(ノД`)・゜・。
-
- 46 : 2014/02/04(火) 23:14:59 :
- 涙止まらない
続編かいてほしい...
-
- 47 : 2014/04/07(月) 19:51:11 :
- ヤバい泣きすぎたー(T▽T)
-
- 48 : 2014/04/07(月) 21:27:36 :
- あれれ?涙が出てきたよ、?なんで?
-
- 49 : 2015/01/15(木) 00:33:10 :
- もう2015年ですが面白かったです^_^これからも頑張ってください。
-
- 50 : 2015/01/15(木) 02:31:55 :
- 感動です〜(T^T) 続編は書かないんですか?ってもう2015年ですね(;;)
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- 51 : 2015/01/23(金) 21:03:06 :
- 皆がジャンの家にいくSSがみたいなー
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- 52 : 2015/02/17(火) 17:24:02 :
- 枕の右半分を涙でぬらしてしまった
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- 53 : 2015/03/20(金) 16:25:01 :
- このss神だわ
-
- 54 : 2015/03/20(金) 16:26:20 :
- 続編期待だあああ
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- 55 : 2016/01/15(金) 17:56:56 :
- かみ
-
- 56 : 2016/01/21(木) 23:27:03 :
- 流石ジャン!いい奴だ。本心は
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- 57 : 2016/03/14(月) 20:47:07 :
- ジャン カッケェ…
-
- 58 : 2020/10/25(日) 19:18:51 :
- 4週目です。2020
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