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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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不定期【ジョジョ×怪談】〜見たな〜

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  1. 1 : : 2014/10/06(月) 17:55:26
    不定期開催のSSです
    今回は第一部でやっていきます
  2. 2 : : 2014/10/06(月) 18:20:02
    カタッ…カタッ…ガタガタッ…

    眠れない…

    今夜はやけに風が強い

    ジョナサン「ん…」

    上半身を力なくゆっくりと起こし、開いた窓の方を見る

    カタッ…カタッ…ガタガタッ…

    風が吹くたびに窓が一定のリズムで揺れる

    カタッ…カタカタッ…

    ジョナサン「うるさいな…」

    窓を閉めようと、重い足取りで窓の方へ向かう

    隣の部屋のディオはぐっすりと寝ているんだろうな…

    カタッ……バタン

    ジョナサン「カーテンも閉めておこう」

    シャーッ

    ジョナサン「これで良し、と」

    これでぐっすり寝れる

    そう思い、ベットの中に入ろうとしたその時

    カタッ…

    ジョナサン「?」

    窓の方を見る

    ガタガタ…

    窓が開いている…

    ジョナサン「また開いたのか?閉まりが悪いな…」

    そう言って再び窓を閉めようとしたその時、ある異変に気付いた

    ジョナサン「!」

    窓が揺れている…だが、カーテンは揺れていない

    ジョナサン「なぜだ?」

    大半の人は不思議な現象が起こったらその場から逃げるだろう

    だが!ジョナサンはそれに『興味』を抱いてしまった!

    ジョナサン「一体、どういう仕組みで動いているんだろう?」

    それが命取りとなった…
  3. 3 : : 2014/10/06(月) 18:34:23
    ジョナサン「…特に何もないな…?」

    ふと、上に何かの気配を感じた。彼はますます不思議に思い、上を見上げた

    ジョナサン「何かがぶら下がっている?」
    ・・
    それはヒトの形をしていた

    もう少し…あともう少しでよく見える…

    ジョナサンが窓の外に身を乗り出したその時!

    「ミタナァ…」

    トンッ

    地の底から響く様な声と共に何者かに背中を押された!

    ジョナサン「お、落ちるっ!」

    慌てて窓の額を掴み、よじ登る

    ジョナサン「危ないなぁ!」

    そう言ってまた窓を閉めようとした時、

    グイッ

    腕を思い切り引っ張られた!

    ジョナサン「うぐっ」

    突然の事に戸惑うジョナサン

    ???「何をしているんだジョジョ!早くこっちへ!」
  4. 4 : : 2014/10/06(月) 18:53:38
    全く状況を把握出来ないまま声の主に引きずられてゆくジョナサン

    バタン!

    ???「よかった…」

    部屋の中に入ってようやく誰なのか分かった

    ジョナサン「ディオ!なぜさっき僕の腕を引っ張ったりしたんだい?」

    ディオ「ジョジョ、お前気づかなかったのか?」

    ディオが声を荒げてジョジョに問いかける

    ジョナサン「何に?」

    ディオ「やはり気付いてなかったか…まあ、君の部屋は真下だからな…」

    ジョナサン「だから何に?」

    ディオ「ジョジョ、今からとてもショッキングなことを話すが落ち着いて聞いてくれ」

    ーーーー

    僕が寝ようとした時…

    ガタッ!

    君の部屋の方から窓を叩くような音が聞こえたんだ

    ディオ「チッ、ジョジョの奴…うるさいな!」

    僕が窓を開けて隣を見たら、何が上からぶら下がっていた。不思議に思い、それの根元の方を見てみたら…


    ジョースター卿「」プラーン

    ディオ「!?」

    突然の事だった。そのすぐ後に

    「もう少しで…」

    ジョジョ!君が窓際に居た!そしてその後ろに、黒い何かが!君を落とそうとしていた!

    ディオ(マズイ!このままではジョジョが!)
    ーーーーー

    ディオ「そして今に至る…」
  5. 5 : : 2014/10/06(月) 19:30:40
    ジョナサン「そんな…父さん…父さァムゴオ!?」

    ディオ「ジョジョ!静かにしろ!まだ犯人がウロついているかもしれないんだぞ!」

    そうだ…今は感傷に浸っている場合じゃない…

    コツ…コツ…コツ…

    静寂の中…誰かの足音だけが聞こえる

    コツ…コツ…コツ………

    足音が止まった。この部屋の前で!






    バン!
    バンバンバンバン!!
    ガチャガチャガチャ
    バンバンバン!
    ガタガタ!
    ガチャガチャガチャガチャ

    相手は僕らがここにいることに気付いている!

    ディオ「ジョジョ、決してドアを開けるなよ!」

    ジョナサン「……」コクリ

    黙って頷く

    「アケロ…ココヲアケルンダ!」

    ダァン!

    ドアが激しく叩かれている。おとをたててはいけない!

    「ソコニイルノダロウ!」

    ディオ「クソッタレが!ジョジョ!ドアから離れるんだ!」

    ジョナサン「ああ!」

    すぐにドアから離れ、窓の近くへと移動した

    全てここから始まったんだ…この窓から!

    自分の愚かさに頭を抱える

    僕があの窓に近づいていなければ…僕がもっと注意していれば!

    トンッ

    ジョナサン「え?」

    窓の外に放り出される。振り向くとディオが不敵な笑みを浮かべていた

    ディオ「グッバイ、ジョジョ」












    バァン!!!!

    ジョースター卿「ジョジョ!どこにいるんだ!」

    ディオ「どうしたんですか?」

    ジョースター卿「ジョジョの姿が見当たらないんだ…いつもなら部屋にいるのだが…」

    ディオ「それはおかしいですね…しかしなぜジョジョを探しているのですか?」

    ジョースター卿「ああ、私もう長くないしな…もうそろそろ遺産相続のことについても話し合おうと思ってね……ディオ、ジョジョを見つけたらこれを渡しておいてくれるかい?」

    ディオ「これは?」

    ジョースター卿「遺書だよ。ディオとジョジョ、それぞれ均等に遺産がいくように書いてあるから」

    ディオ「分かりました。今日はもう薬を飲んで寝た方がよろしいかと思いますが」

    ジョースター卿「……そうさせてもらうよ…夜遅くにすまなかったね…」

    バタン

    ディオ「さてと…人形を回収しに行くか…」
  6. 6 : : 2014/10/06(月) 19:43:39


































    ディオ「ふう…しかし、こんなにも上手くいくとは…!?これは人形なんかじゃない!これは!ジョ_」

    そう言って人形を外そうとしたその時!

    トンッ

    ディオ「な、何ィーーー!」






    ドサッ







    ジョナサン「僕を甘く見たな…ディオ…」

    幸い、僕はすぐ下のバルコニーに落ちたから腕の骨折程度で済んだ…

    ジョナサン「ディオ…残念だ…とても残念だよ……」

    ジョナサン「僕は取り返しのつかないことをしてしまった。だから僕は自分を殺すことにするよ…」


    ジョナサン「ちょっと君の縄を借りるよ」シュルシュル…



    ドサッ



    ジョナサン「さよなら…父さん」


    ジョナサンはそう言って

    首 を 吊 っ て 自 殺 し た







    ???「ん?なんだこの首吊り人形…そうだ!これを使って!」
  7. 7 : : 2014/10/06(月) 20:47:01
    END

    最後らへん、後味悪くなっちゃいました…

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ルシフェル

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