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  1. 1 : : 2014/10/05(日) 23:51:39
    何かカオスな感じになると思いますが、それでも良い方はよろしくお願いします


    あ、ギャグでは無いよ?
  2. 2 : : 2014/10/06(月) 00:30:16
    ある日、神は説いた。否…『日』ではない。ここは時空という概念が存在しない、世界を生み出す場所。



    神は説いた。


    もし、世界に俺が存在したのならどうなるのかと…



    神は幾度も世界を創造しては消した…消すのに理由なぞ無い。怒りを覚えた訳でもない。ただ本能が世界を激しく拒絶する…



    つい数秒前産み出された世界は泡のように収縮しやがて色が無くなる。無くなるといってもそれは『白』では無い、何も無くなって本当の『無』に帰す。



    そんな、何が面白いでもなく創っては消して、創っては消してを永遠に繰り返す




    神は何も無い一点に意識を集中させる…すると、一点から雷や紅蓮、紫電…波が涌き出る。本の一瞬で世界は広がった。




    何気なく、それを覗きこむ。産まれても消されるだけの玩具達がわんさかと騒ぎ出した。生物が同種を襲い始めた、今までにみられなかった行動だ…!!
    一方的に襲っていた個体が力尽きたようだ、その反対側は何事もなかったように歩き出した…



    「何をするのか」と興味深くそれを見つめる神。それは体を震い、何かを体内から排出してから、やりきったように力尽きた。
    俗に言う『卵』というものだ。そして次の瞬間、その中から先ほどの生物と同じ個体が現れたのだった…神は高揚した…『この世界』は何か違う…こんなに驚いたのは何世紀ぶりだろう



    そしてそれらは、『生殖』を繰り返しては死に繰り返しは死に…やがてこの世界において50億年の歳月がたった。
    神と同じような形の生物が現れた、同じでは無い。神は自らを増殖させるような能力は無い。




    しばらくたった…この生き物は高い文明、知能を持っているようだ。みるみるうちに集団を作り社会を形成していった。



















    その日、神は『神によく似た生物』を『ヒト』と名付けた。理由は無い。



    ヒトの世界において第1の夜の出来事であった。
  3. 3 : : 2014/10/06(月) 00:36:27
    第1章:神似的愚玩『ヒト』fin.
  4. 4 : : 2014/10/06(月) 00:39:25
    第1章は完です。第2章からもこのスレで立てていきたいと思います。

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