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進撃の「メロス」
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- 1 : 2013/11/08(金) 21:25:39 :
- 友達F君の体重が75キロよりF75。そろそろF76にしてもいいかな・・・
ギャグです。
これまでに書いたもの(自分なりに自信作)
ナレミン「アルリーグ!!」
http://www.ssnote.net/archives/2143
この世界は美しい そして残酷だ・・・
http://www.ssnote.net/archives/1799
それでは
GO!!
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- 2 : 2013/11/08(金) 21:34:12 :
- メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならないと決意した。メロスには政治がわからぬ。笛を吹き、羊と遊んで暮らしていた。しかし、壁が壊され巨人が入ってきた。今日未明、メロスは村を出発し野を越え山越え、壁内のウォールマリアに到達した。
歩いているうちにメロスは、町の様子を怪しく思った。ひっそりしている。何やらもう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺ろうやに逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「王様は、人を殺します。」
「なぜ殺すのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんの人を殺したのか。」
「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣よつぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」
「おどろいた。国王は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」
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- 3 : 2013/11/08(金) 21:41:09 :
- これはエレンとかは出ないんですか?
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- 4 : 2013/11/08(金) 21:44:04 :
- >>3
ですね。あくまでも進撃の巨人の世界観で書いてはいます。
あ!
ライナーは地味に出るかも
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- 5 : 2013/11/08(金) 21:52:40 :
- 聞いて、メロスは激怒した。「あきれた王だ。生かして置けぬ。」
メロスは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、巡邏の警吏に捕縛された。調べられて、メロスの懐中からは短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。メロスは、王の前に引き出された。
「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を以もって問いつめた。その王の顔は蒼白そうはくで、眉間のしわは、刻み込まれたように深かった。
メロス(やっべーー思ったよりあっさりつかまってしまった)
メロス「あの・・・お助けを・・・」
王「いいだろう・・・しかしだ・・・貴様の友人を1人身代りにおいて行け・・・そして貴様はもう一度シガンシナに戻り開閉門の近くにある石を3日以内に取ってくるのじゃ・・・とってこなければ貴様の友人は死ぬがな・・・」
メロス「それでは私の友人セリヌンティウスを置いていきます」
セリヌンティウスは、深夜、王城に召された。暴君ディオニスの面前で、友に一切の事情を語った。セリヌンティウスは無言でうなずき、メロスをぶちのめした。
セリヌンティウス「このくそ野郎!!!!」
友と友の間はそれでよかった。セリヌンティウスは、縄打たれた。メロスは、すぐに寝床についた。初夏、満天の星である。
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- 6 : 2013/11/09(土) 06:43:17 :
- 眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。メロスは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。メロスは矢のごとく走り出した。
メロスがシガンシナの門についたのがその日の夜である。石を拾い木の上に上り、呼吸もせぬくらい深く眠ってしまった。
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目が覚めたのは、最終日の朝だった。
メロス「驚いた。私はこんなにも寝てしまったのか」
どうやら雨が降っている。メロスは雨の中矢のように走り出た。えいえいと大声を上げて、巨人を避けながら走った。村を出て、野を横切り、森を潜り抜け、自身を叱りながら走った。
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- 7 : 2013/11/09(土) 06:50:43 :
- そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧わいた災難、メロスの足は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫し、濁流とうとうと下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵こっぱみじんに橋桁を跳ね飛ばしていた。
彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわしたが、巨人以外はいない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。メロスは川岸にうずくまり、男泣きに泣きながらシーナに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂う流れを!時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの友達が、私のために死ぬのです。」
濁流は、メロスの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽あおり立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はメロスも覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。メロスは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻かきわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついにれんびんを垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。メロスは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に3体の巨人が躍り出た。
「オアエリ!!」
「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」
巨人「・・・」
「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」
巨人 アーーン
メロスはひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如くつかんでいた巨人に襲いかかり、そのうなじを削ぎ取った。
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- 8 : 2013/11/09(土) 07:06:25 :
- 「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三体を削ぎ倒し、さっさと走って峠を下った。一気に峠を駈け降りたが、流石に疲労し、折から午後の灼熱の太陽がまともに、かっと照って来て、メロスは幾度となく眩暈を感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。立ち上る事が出来ぬのだ。天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。ああ、あ、濁流を泳ぎ切り、巨人を三体も撃ち倒し韋駄天、ここまで突破して来たメロスよ。真の勇者、メロスよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。
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ふと耳に、ドンドン、巨人の音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ近くで、巨人がいるらしい。よろよろ起き上って、見ると、すぐ近くに迫ってきた。私はなぜこんなことをした。そうだ、生きるためだ。もう日は暮れようとしている。私は出発した。巨人が手を伸ばす。そんなものには構いもせず、メロスは黒い風のように走った。
巨人(少しは構ってよ・・・・)
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- 9 : 2013/11/09(土) 07:12:38 :
- 路行く人を押しのけ、跳ねとばし、メロスは走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴けとばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。一団の旅人とさっとすれちがった瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。「いまごろは、あの男も、磔にかかっているよ。」ああ、その男、その男のために私は、いまこんなに走っているのだ。その男を死なせてはならない。
急げ、メロス。おくれてはならぬ。愛と誠の力を、いまこそ知らせてやるがよい。風態なんかは、どうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。
「おい、待て!!。」うめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ。」メロスは走りながら尋ねた。
「憲兵だ!!全裸で街をうろつくとは少しこちらに来てもらおう」
言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、メロスは走った。メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、メロスは疾風の如く刑場に突入した。間に合った。
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- 10 : 2013/11/09(土) 07:22:40 :
- すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたセリヌンティウスは、徐々に釣り上げられてゆく。メロスはそれを目撃して最後の勇、先刻、濁流を泳いだように群衆を掻きわけ、掻きわけ、
「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、かじりついた。群衆は、どよめいた。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。セリヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。
セリヌンティウスは、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くメロスの右頬を殴った。
「俺をこんな目に合わせやがって!!!!!」
暴君ディオニスは、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。
「お前の望みは叶かなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」
どっと群衆の間に、歓声が起った。
「万歳、王様万歳。」
ひとりの少女が、緋ひのマントをメロスに捧げた。メロスは、まごついた。友は、気をきかせて教えてやった。
「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
勇者は、ひどく赤面した。
壁 バッコ----ン!!!!
鎧の巨人 シューーーーーーー
一同「」
But end.
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- 11 : 2013/11/09(土) 07:26:49 :
- WANTED
「メロス」
・不法侵入
・銃刀法違反
・暴行罪
・わいせつ罪
見つけた方は是非憲兵まで
終わり
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- 12 : 2013/11/09(土) 08:45:26 :
- メロス何やってンだよw
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- 13 : 2023/07/04(火) 02:07:22 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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