ベルトルト「もう逃がさない」
-
- 1 : 2014/09/06(土) 23:22:40 :
- どうして?何で君はずっとエレンの傍に居るんだ?どうしてエレンには笑顔を見せるんだ?
ベルトルト「アニっ!!」
アニ「!…何さ?」
何故僕が駆け寄ると嫌な目で見るんだ…?僕の事が嫌いなのか…?でも、そんなのどうでもいい…
ベルトルト「えっと…訓練一緒にやらない?」
アニ「ごめん、私はエレンと…」
ベルトルト「…」
駄目だよ、逃がさない。
ガッ
アニ「…えっ?ちょっ、ベルトルト…?様子が…」
ベルトルト「駄目だよ」
ベルトルト「もう逃がさない」
-
- 2 : 2014/09/06(土) 23:29:43 :
- アニ「いたっ…ベルトルト…痛いよっ…!」
ベルトルト「何で僕以外の人間に近づく?エレンのことが好きなのか?」
アニ「嫌だよっ…離してっ!」
ドンッ
ベルトルト「言ったでしょ?逃がさないって。」
アニ「ぅ…」
ベルトルト「ここまでしなきゃいけない?」
アニ「ベルトルトあんた…」
ベルトルト「さっき言葉通り、逃がさないよ?」
アニ「ーーーっ」
ベルトルト「無駄だよ。この先は行かせない。」
-
- 3 : 2014/09/07(日) 13:15:58 :
- アニ「う・・・わ・・・わかったよ・・・訓練一緒にしてあげてもいいから通してっ」
ベルトルト「うん。わかった。」
・・・そう簡単には逃がさないからね^^僕から逃げれると思ったの?やめてよそんな幼稚園児みたいな考え・・・
ガッ
アニ「え?まだなんかあんの?・・・」
ベルトルト「通してあげるだけだからね^^」
アニ「」
-
- 4 : 2014/09/07(日) 13:23:05 :
- アニ(あれ・・・ベルトルトってこんなに積極的なんだっけ・・・ベルトルトが変・・・)
アニ「ベルトルト・・・あんたってこんなに積極的だった?」
ベルトルト「・・・積極的にならなきゃ・・・僕に振り向いてくれない・・・ずっと見てたんだよ?気づいてよ・・・」
アニ「・・・え?」
ベルトルト「好きな子が、ほかの男とイチャイチャしてて・・・黙っている男はいないよ」
アニ「どういう事・・・?」
ベルトルト「僕は・・・君のことが好きなんだっ・・・なのに・・・エレンエレンって・・・ミカサみたいじゃないか・・・」
アニ(ミカサと同じとおもわれているんだ__・・・)ガーン
ベルトルト「あははっ・・・ごめんじゃあね、僕が言いたいのはこれだけ。訓剣はエレンとしなよ・・・」
アニ「あ・・・」
違うの・・・エレンが好きなんじゃない・・・私は______
-
- 5 : 2014/09/07(日) 13:45:11 :
- -訓練-
エレン「おーいアニー一緒にやろうぜっ」
アニ「ごめん無理」
エレン「あ、すまねぇ誰かと約束か?」
アニ「・・・うん」
アニ「じゃあ」
エレン「おう」
アニ「あのさ、ベルトルト」
ベルトルト「え?何?」
アニ「一緒に・・・やるんでしょ?」
ベルトルト「え・・・」
アニ「ほらっ早くっ」
ベルトルト「え、あ・・・うん」
エレン「・・・」
-
- 6 : 2014/09/07(日) 13:49:41 :
- キース「おいコニースプリンガー・・・開拓地に移ってもらう」
コニー「待ってくださ・・・」
キース「ふんっ」
ギィヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
アニ「・・・」(悲鳴が・・・)
ベルトルト「・・・」(あーあ・・・開拓地に移っちゃった)
アニ「い・・・いくよっ」
ベルトルト「うっうんっこいっ」
アニ「ふっ」
ベルトルト「よっと」
ドサッ
アニ(・・・え?!一気に宙返りにされた・・・)
ベルトルト「って・・・あああああああっ!アニ!ごめんっ」
アニ「あんた・・・強くなったね・・・」
アニ「完敗だよ」フッ・・・
ベルトルト「アニごめんごめんごめんっ・・・」
アニ「・・・」
-
- 7 : 2014/09/07(日) 13:55:04 :
- アニ「ぅぅ・・・」ズキズキ
ユミル「おうっアニ!どうした!」
アニ「いや・・・ベルトルトに完敗したっていうか・・・」
ユミル「・・・」
アニ「あんたはだれと組んだのさ?」
ユミル「エレンだ」
アニ「似合わない」
ユミル「あたしだって似合いたくて組んだんじゃあねぇ」
アニ「で、どうだった」
ユミル「圧勝まじ弱えぇ」ガッツポーズ
アニ「あんたはいいねぇ弱い相手で」
エレン「」
アニ「にしてもベルトルト・・・強かったなあ・・・」
ユミル「あぁ、そういやあいつ特訓だのなんだのしているって行っていたし・・・それだとおもうぞ」
アニ「特訓か・・・よくやるよ」
アニ(私も幼い頃はそうだったなぁ・・・よく怒られて・・・よく足を怪我して・・・)
-
- 8 : 2014/09/07(日) 13:58:37 :
- いいぞアニ!流石は俺の娘だ! 止まるな!アニ!
アニ「・・・」
アニ・・・アニ・・・俺が間違っていた・・・今更許してくれとは言わない・・・ただ、一つだけ・・・頼みがある。お前がこの世のすべてに恨まれても・・・父さんだけは・・・お前の味方だ・・・だから約束してくれ・・・
帰ってくるって__________
-
- 9 : 2014/09/07(日) 14:05:19 :
- 父さんがいった言葉が頭から離れない
そういやベルトルトにこんなこといわれたことがある・・・
僕が今からすることはね・・・仕方ないんだ・・・一つだけお願いしてもいいかな・・・?どうか嫌いにならないで・・・
アニ「・・・」
いまからすること・・・それは皆にとっては最悪なことだったとは思う・・・けど何故か私は悲しくなかった。
『どうか嫌いにならないで・・・』
あの言葉の意味が知りたい・・・
-
- 10 : 2014/09/07(日) 14:11:59 :
- アニ「・・・」
まだ腰痛いな・・・思いっきり打ったからね
明日訓練厳しくなるんだっけ・・・
なんでだろ・・・
私は昔もっと優しい性格だったのに・・・なんでこんな奴になったんだろう・・・
ミーナ「ちょいちょい・・・」
アニ「・・・」
ミーナ「もういいや」
アニ「・・・ぅーん・・・」
-
- 11 : 2014/09/07(日) 14:15:59 :
- ねぇっねえっ遊ぼっ
あ、アニ!いいよ~遊ぼうっ
アニ、お砂遊びしたいっ
いいよ~お山さん作ろうか~
うんっお山さん作る~!
やったねっおっきなお山さんができたよ~
わぁ~いわぁ~いっお山さんだあっ!
キャッキャッキャッキャッ
アニ「・・・」
アニ「///」ボフッ
-
- 12 : 2014/09/07(日) 14:19:49 :
- 昔はよくベルトルトと遊んでいたな・・・懐かしい・・・
すっっごく恥ずかしいけど///
あ、もう消灯時間だ・・・
アニ「寝よう・・・」
アニーこっちおいでー!
何?なんかあんの?
ほらっこんなところにシーグラスがあるよ
そりゃ浜辺だしね。シーグラスの一つや二つはあるでしょ。
明日、指輪作ってプレゼントするねー♪
・・・///ありがとう・・・///
ってそれ言ったら駄目なんじゃないの?
いいのーっ
・・・
・・・
-
- 13 : 2014/09/07(日) 14:22:57 :
- -朝-
アニ「ん~・・・」
アニ「ぅ?」
スクッ・・・
アニ「夢か・・・」
夢だったんだ・・・なんか悲しい・・・ってあたしなに言ってんの・・・///
アニ「食堂行こ」
-
- 14 : 2014/09/07(日) 14:26:23 :
- ユミル「おーいアニー」
アニ「ん?なんだい?」
ユミル「一緒に食わねぇか?」
アニ「べつにいいよ」
ガヤガヤ
ユミル「ちっあいかわらず味のうっっすい飲み物だ・・・」
アニ「ほんとだよ・・・まっずいしね」
ユミル「いきなでわるいが・・・」
アニ「?」
ユミル「お前ってベルトルさんのこと好きなのか?」
アニ「!別に?」
ユミル「そうか。ならいい」
アニ「そんな事聞くなんて珍しいね。あんたはどうなのさ」
ユミル「好きだ」
アニ「」
ユミル「もう一度聞く。ベルトルさんのこと、好きじゃねぇのか?」
アニ「・・・好き・・・だよ・・・?悪い?」
ユミル「なんってぇライバルが出来たもんだ」
アニ「・・・あぁ、そうだね・・・」
アニユミ「負けないよ」
-
- 15 : 2014/09/07(日) 14:31:56 :
- -訓練-
アニ「ベルトルトぉ!一緒に組みな!」
ベルトルト「え?あえ?いいけど?」
アニ「それでよし」
ベルトルト「?」
アニ「手加減しないよ」
ベルトルト「こっちだって!」
アニ「ふんっ」
スコッ
避けられた!そんな・・・とでも言うと思ったか!
ガッ
ドサッ
ベルトルト「わわっ」
アニ「ふぅ、なんとか勝った」
ベルトルト「さっすがアニ強いね」
ベルトルトは仰向けの体制のまま私にそう言った
アニ「べっつに?昨日、あんたに負けたから・・・」
ベルトルト「あははっどうだった?ちょっとは強くなっていたかな?」
アニ「普通なんじゃないの?」
ベルトルト「そっか」
アニ「・・・」
ベルトルト「よし!アニ!もう一回だー!」
アニ「受けて立つよ」
ガッドサッ
ベルトルト「また負けた・・・しかも一発で」
アニ「どうだい」ヘッヘーン
ベルトルト「負けだね」
アニ「やった」
-
- 16 : 2014/09/07(日) 14:35:21 :
- ベルトルト「ようっしアニ!もう一回だ!」
アニ「またかい・・?」
アニ「別にいいけど・・・」
ガッドサッ
ユミル「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
エレン「痛てぇ!いってぇよ!ユミル!腕!腕!!雑巾絞りすんじゃねぇよぉぉぉぉぉぉぉ!」
イ゙ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アニ「昨日からコニーの悲鳴やエレンの悲鳴が多いね」
ベルトルト「あははっホントなにをされているのか分からないよ」
アニ「ほんとだよ」
-
- 17 : 2014/09/07(日) 14:40:32 :
- -食堂-
何で?何でこんな時に思い出すの・・・
『ついてこないでよ!』
『氷女が傍にいると俺らが凍るだろ!こっちに来んじゃねぇ!』
氷女・・・そうだよ・・・私は氷のようにつめたい性格だよ。悪い?
アニ「・・・はぁ」
相変わらず喋りかけてくる奴は大体ユミルだ・・・はぁ・・・私がこの性格じゃなかったら・・・皆はどんな反応をするのかな・・・?
-
- 18 : 2014/09/08(月) 18:19:22 :
- エレン「おい!アニ今日こそは訓練・・・」
アニ「ごめん無理」
エレン「何でだよ!最近変だぞ!訓練には付き合ってくれねぇし・・・ベルトルトと一緒に居るしよっ!・・・なんなんだよ!嫌がらせのつもりなのかよ?!!」
アニ「違・・・私はただ単にベルトルトと話しをしていただけで・・・」
ミカサ「アニ、あなたはエレンをいじめた。許さない」
エレン「お前はだまっていろよ関係ねぇだろひっこんでろ」
ミカサ「」
アニ「違うっ私はいじめたり嫌がらせをしているつもりじゃない・・・」
エレン「じゃあなんなんだ!ベルトルトと話すぐらいなら俺んとこ来いよ!」
アニ「ごめんエレン・・・」
エレン「なんだよ!まだ・・・」
アニ「蹴り殺していいかな?」ニコッ
バキッドカッギィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アニ「ふんっ」イライラ
ミカサ「エ・・・レンが・・・」
-
- 19 : 2014/09/08(月) 18:21:15 :
- アニ「ふんっなんなのさ・・・あたしって・・・」
アニ「あたしって完全にベルトルトの事好きになってんじゃん・・・」
-
- 20 : 2014/09/08(月) 18:24:16 :
- ユミル「よぉ!ベルトルさんっ訓練一緒にやろうぜっ」
ベルトルト「ごめん・・・今日はアニとするんだ」
ユミル「たまにはいいじゃねぇかよー」
ベルトルト「え・・・あの・・・その・・・ごめん」
ユミル「なんだよっ前だったらアニじゃない奴とでもやっていただろ!なのに・・・なんで最近はアニばっかりなんだよ!あたしをからかっているのか!」
ベルトルト「違うよアニに誘われただけだから・・・」
クリスタ「ユミルやめなよ・・・」
ユミル「ふんっ」
-
- 21 : 2014/09/08(月) 18:33:07 :
- 期待です
-
- 22 : 2014/09/08(月) 18:55:50 :
- -訓練-
アニ「行くよ」
ベルトルト「了解」
アニ「ふんっ」
ベルトルト「よいしょっと・・・」
アニ「ちょ・・・」
ワーッドッサーッ
ベルトルト「あ、ごめんっ・・・」(女の子を背負い投げって・・・)
アニ「ちっまた負けか・・・」
ベルトルト「えへへっ前、アニに負けたから特訓いっぱいしてきたんだよぅ♪」
アニ「・・・///」(可愛い)
ユミル「・・・っちっ」ゴゴゴゴゴゴ・・・
エレン「・・・っちっ」ゴゴゴゴゴゴ・・・
-
- 23 : 2014/09/08(月) 18:56:08 :
- >>21 ありがとうございます!
-
- 24 : 2014/09/08(月) 18:58:56 :
- -食堂-
ユミル「アニ」
アニ「?ユミル・・・」
ユミル「あとで話がある・・・ちょっと顔貸してくれる?」
アニ「はいはい」
めんどくさいな・・・
アニ「・・・」ズズズ・・・
アニ「・・・」
あたしって無愛想なのかな・・・皆になんか怖がられてるし・・・なんでかな・・・なんであたしはこんな性格になったんだっけ・・・あぁ、駄目思い出せないや・・・
アニ「はぁ・・・」
-
- 25 : 2014/09/08(月) 19:05:45 :
- -倉庫裏-
ユミル「よっと・・・ここじゃあ人目はつかないし遠慮はいらないよねぇ・・・」
アニ「で、何?さっさと用件いいなよ。消灯時間過ぎる」
ユミル「ははっ意外とそういうとこには気を使っているんだな」
アニ「当たり前でしょあんな禿げ(キース)の頭突きなんて耐えられたもんじゃないからね」
ユミル「ははっ・・・じゃあ用件言わせて貰うぜ」
アニ「さっさとしろ」
ユミル「たまには他の奴とも訓練組んだらどうだ」
アニ「なにさなにさ・・・あんたまさか・・・私が最近ベルトルトにぺったりしてるから嫉妬してんだね。悪いけど、ベルトルト以外とか組みたくないんだよね。とくにライナー・・・あんな奴と組んだらなにが移るかわかんないでしょ」
ユミル「あっさり人の悪口言ってる事に気づけ」
アニ「悪いねわたしはベルトルトとしか組みたくない。どうしても組むなというのならあたしは禿げ(キース)の頭突き食らったほうがまだマシだ」
ユミル「へぇ・・・そそうとうベルトルさんに惚れてんだねぇ・・・でも譲らないよ。私がベルトルさんを手に入れるからね」
アニ「ふんっ見てなよ・・・か弱い乙女心をね・・・」
-
- 26 : 2014/09/08(月) 19:10:07 :
- アニ「ひとついい?」
ユミル「なんだ」
アニ「あんた・・・緊張のせいか・・・さっき相当ってとこ『そそうとう』って言っていたよ」
ユミル「つっこまないでくれ・・・」
アニ(駄目だ・・・もっとつっこみたい)
-
- 27 : 2014/09/08(月) 19:20:30 :
- -寮-
ミーナ「電気消すよ~」
ミカサ「わかった」
カチッカチッカチッ
アニ「ZZZ・・・」
『こっちこないでよ』 『氷女がこっちに来ると俺らが凍るだろ』 『無愛想で可愛げないよねぇ~氷みたい』 『目とかさマヂで怖くない?』 『え~?そう?』
『むしろキモいでしょ』
アハハハハハハハハハハハハハハッ
止めて・・・もう・・・止めて・・・!
お願い・・・
誰か助けて・・・
-
- 28 : 2014/09/08(月) 19:26:07 :
- 『触るなっ穢れる』 『こっち見んなよ。さっきすっごい寒気きたんだけどぉ~』 『お前がいると周りが暗くなるからいなくていいよ』
『いなくていいよ、あんたなんか。』
なんで・・・なんで私がこんな事に・・・私は何もしていないのに・・・あはは・・・お父さん、お父さんが言ったとおり・・・私・・・この世の全てに恨まれたね・・・私がいると周りが凍るって・・・ねぇ・・・いつになったら・・・
もとの性格に戻っていいの?
ねぇ、お願いだよ・・・こんな世界耐えられない・・・
-
- 29 : 2014/09/08(月) 19:29:58 :
- 「大丈夫?」
「え・・・誰」
「今日転校してきたベルトルトだよっ」
「・・・ふぅん・・・」
「これから宜しくねっ」
「うん・・・」
そっか・・・私・・・死のうとしていた・・・屋上から何度も飛び降りようとしたけど・・・やっぱり無理だった・・・
そっか・・・そうだったんだね・・・気づいてあげられなくて・・・ごめんね・・・そっか・・・ベルトルトは・・・
私の命の恩人だったんだ・・・
ベルトルトが私の作っていた隠れ家を壊してくれたんだね・・・なのに・・・今まで『ありがとう』ひとつも言っていないね・・・
ありがとうベルトルト
-
- 30 : 2014/09/08(月) 19:37:55 :
- アニ「~~~っ!」
ガバッ
アニ「・・・夢か・・・」
・・・さっきの夢・・・見覚えのあるような・・・いいやっないないっだって私・・・あぁ・・・考えるのが難しくなってきた・・・ベルトルトに聞いてみようか・・・
アニ「・・・まだ四時・・・」
アニ「寝よ」
-
- 31 : 2014/09/08(月) 20:50:10 :
- ニ・・・
ア・・・
アニ・・・
アニ!
アニ「!」ハッ・・・
アニ「ん・・・」スクッ・・・
ミーナ「おはようっ」
クリスタ「いくら起こしても起きないから吃驚したよぉ」
アニ「ん・・・おはよ・・・」
ミカサ「食堂へ行こう?」
アニ「うん・・・ふぁぁぁ・・・」ネムネム
-
- 32 : 2014/09/08(月) 20:57:23 :
- -食堂-
アニ「・・・」キョロキョロ(oωo)=((( oωo)
ベルトルト「アニっ一緒に食べようっ」
ユミル(あ゛ーっ取られた・・・話しかけようとしたのに・・・)
アニ「いいけど」(いいとこに来たよベルトルト!)
ベルトルト「ふぁ・・・眠たいねぇ」
アニ「そうだよねぇ・・・今日四時に起きたけど結局寝た」
ベルトルト「四時かぁ、たまにその時間に起きる人いるけど何するのかな」
アニ「・・・ねぇベルトルト聞いていい?」
ベルトルト「いいよ~」
アニ「私達ってどうやって出会ったっけ?」
ベルトルト「」(え?!アニがおかしくなった・・・)
ベルトルト「えっとね・・・確か・・・アニが一人で居る時に多分僕が『大丈夫?』って聞いたんだっけ・・・それからしょっちゅう遊ぶようになったよね」
アニ「」
あの夢はじゃあ・・・
私の過去!?
-
- 33 : 2014/09/08(月) 21:00:49 :
- アニ「そ、そ、そうだったんだよねぇっあははっ変なこと聞いてごめんっ」
ベルトルト「?うん」
カーンカーンカーンカーン・・・
アニ「ちっ鳴りやがった・・・急ぐよ」
ベルトルト「ああっ待ってよぅ」
-
- 34 : 2014/09/08(月) 21:11:37 :
- -訓練-
ユミル「ベルトルさんっ一緒に組もうぜっっ」ゼーゼー
ベルトルト「え・・・今日はアニとする約束なんだ・・・」
ユミル「」
アニ「ベルトルトおまたせ」
ベルトルト「うん、じゃあやるよっ」
アニ「かかって来な」
ベルトルト「ふっ」
アニ「・・・え!!?」(ベルトルト足速い・・・駄目だこのままじゃ避けることすらできない・・・)
でもっ
ダンッ
ベルトルト「わ!?」
負けるかぁぁぁぁ(<●>皿<●>)
ドサッ
アニ「ふぅ・・・勝った・・・」
ベルトルト「アニ、特訓したでしょ?」
アニ「なんでそれが・・・」
ベルトルト「いつもとなんかスピードが違うよっ」
ア二「最近ベルトルトに負けてるからね・・・恥ずかしい」
キース[禿げ]「貴様ら!そこまでにするとよい」
アニ(何が貴様らだ禿げが)
-
- 35 : 2014/09/09(火) 20:13:55 :
- ユミル「・・・」キョロキョロ(oωo)=((( oωo)
ベルトルト「・・・」スタスタ
ユミル(うっしゃゲット)
ユミル「なぁ、ベルトルさん」
ベルトルト「?・・・ベルトルトね」
ユミル「明日訓練一緒に組もうぜ」
ベルトルト「いいよ」
ユミル「よろしく」キリッ
ベルトルト「・・・?うん・・・」
-
- 36 : 2014/09/09(火) 20:18:26 :
- 壁|アニ((( ゜言゜)
アニ(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!取られたぁぁぁぁ!)
アニ「・・・」
とにかくエレンと組むのは止めよう。
-
- 37 : 2014/09/09(火) 20:25:17 :
- -訓練-
アニ「・・・」キョロキョロ(oωo)=((( oωo)
駄目だ・・・やる奴がいない・・・こんな時にエレンに話しかけられたらどうしよ・・・
エレン「おいアニ!今日こそやってもらうぜ!」
アニ「あんたとは嫌」
エレン「いいだろっ一緒に組もうぜ!」
アニ「嫌だってば」
エレン「やる奴いねぇんだろ!」
アニ「しつこい嫌って言ってるのがわかんないの?」
エレン「は?なんだよ!」
アニ「ウザい、消えて」
エレン「てめ・・・」
アニ「じゃ」
エレン「」
-
- 38 : 2014/09/09(火) 20:36:46 :
- アニ「・・・」イライラ ゴゴゴゴゴ・・・
クリスタ「あっアニ~!やる人いないの?」
アニ「クリスタ・・・うん」
クリスタ「丁度良かった!わたしもなのっ一緒に組もうよっ」
ア二「いいよ」
クリスタ「よ~しっ行くぞっ☆」
アニ「かかってきなっ」
クリスタ「えいってわぁっ」
ドチャッ
アニ(え?!こけたの?!何で?)
・・・駄目だ、他の子だ
-
- 39 : 2014/09/09(火) 20:49:46 :
- -食堂-
アニ(良かった・・・今日はベルトルトとユミルの方も見なかった・・・傷つかなくて済んだかも・・・)
・・・駄目じゃん・・・あたし・・・こんなぐらいで傷つくなんてねぇ・・・
-
- 40 : 2014/09/09(火) 20:53:06 :
- 告白したいけどさ・・・は・・・恥ずかしいっ///
・・・ん?まてよ?
>>4をみればベルトルトの好きな奴が分かる!
ふっ・・・こまるな・・・あたしって天才!?( /゜O゜/)ヒィーーー!
-
- 41 : 2014/09/09(火) 20:57:44 :
- アニ(って・・・>>4をみたが・・・ベルトルトの君って誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)←ベルトルトがアニの事を隙という事を理解していない
よし、徹底調査だぜ!
-
- 42 : 2014/09/09(火) 20:58:08 :
- ↑漢字まちがえました好きです
-
- 43 : 2014/09/09(火) 21:29:37 :
- エレン…可愛そう…
-
- 44 : 2014/09/09(火) 21:31:22 :
- アニ(まいったな・・・ユミルにベルトルトを取られたら・・・私生きていけないわ)
だって・・・ベルトルトは異性として好きだし・・・とっても・・・
とっても大切な・・・
命の恩人だから___!
このまま奪われるのは私が気に入らないのではなく世界が認めないわ・・・
失恋になんて怯えていると・・・何れユミルにベルトルトを取られてしまう・・・
明日の夜・・・本当のことを言わなきゃ・・・
-
- 45 : 2014/09/09(火) 21:31:49 :
- アニ(なんで明日の夜かって?)
秘密だよ
-
- 46 : 2014/09/09(火) 21:34:12 :
- アニ「ベルトルト、ちょっといいかい?」
ベルトルト「あ、アニ!どうしたの?」
アニ「明日の夜、一番月が見えるとこで待ってる。話があんの」
ベルトルト「どうして月?」
アニ「いいから」
壁|ユミル
ユミル「へぇ・・・なるほどね・・・アニには負けたよ。まさかあいつにあんな才能があるとはねぇ・・・月か・・・よく考えたよ」
フッ・・・
-
- 47 : 2014/09/09(火) 21:34:52 :
- -次の日-
アニ「早く夜!!」
ミーナ「アニうるさい・・・」
アニ「悪いね」
-
- 48 : 2014/09/09(火) 21:35:39 :
- -夜-
アニ「きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ミーナ「アニうるさい・・・」
アニ「悪いね」
ドォォォォォォォォォォォォォッ
ミーナ「駄目だ全然分かってない・・・そういやきょうは・・・」
-
- 49 : 2014/09/09(火) 21:41:23 :
- -月の眺めがいい所-
アニ「ベルトルト!」
ベルトルト「アニ、どうしたの?」
アニ「いやぁ・・・今日は・・・スーパームーンでしょ?一緒に月、見たくてさぁ・・・」
ベルトルト「あ、そういや今日は九月の九日だねっどうしたの?アニから誘うって事は・・・話があるんでしょ?」
アニ「・・・うん恥ずかしいことなんだけどね・・・」
ベルトルト「恥ずかしい?」
アニ「とてもね」
アニ「あたしはね・・・」
アニ「ベルトルト、あんたの事、好きだから・・・」
ベルトルト「?」←理解ってない
アニ「だからね・・・一番落ち着くところで、一番月の眺めのいい所にしたの。静かだし」
ベルトルト「???なんで僕にそんなことをいうの?」
アニ「・・・は?」
ベルトルト「え、だって>>4で君のことが好きって言ってたよね」
アニ「え?あれって私のことだったの?!」←分かってなかった
ベルトルト「うん」
アニ「」
-
- 50 : 2014/09/09(火) 21:53:32 :
- アニ「あれは好きって言っているの?分かんないよ!」
ベルトルト「え!?嘘ばっかりー!」
アニ「だってベルトルトの言い方が分かりにくいんだよぅっ」
ベルトルト「いやいやいやいやいやいやいやあの時って僕とアニしかいなかったんだよ!?他に誰が居るの?」
アニ「」
ベルトルト「え?」
アニ「え?え???あたしたちって両想いなの???」←まだ理解ってない
ベルトルト「?えっと異性として?」
アニ「うん」
ベルトルト「じゃあ・・・そうなんじゃない???」
アニ「そうなの?・・・」
アニ「///」ボフッ
ベルトルト「っていうかアニって意外と天然なの?」
アニ「なわけないでしょ???」
アニ「・・・よっしゃユミルに勝った」
ベルトルト「ユミル?」
アニ「ユミルとライバルだったからねぇ!」
ベルトルト「そうだったんだ~」
アニ「ユミルに自慢してやろう!」
ベルトルト「僕もライナーに自慢する」
ベルアニ「よしっ自慢しに行くぞっ」
-
- 51 : 2014/09/09(火) 21:58:17 :
- -女子寮-
アニ「ユミルー!」
ユミル「あん?」(自慢しに来やがった・・・)
アニ「どやぁ!」
ユミル「ああよかったね」
アニ「何で分かるの?え?え??」
ユミル「覗き見してたからw」
アニ(゜0゜)
-
- 52 : 2014/09/09(火) 22:00:45 :
- -男子寮-
ベルトルト「ライナー!」
ライナー「なんだ?」(こいつ自慢しに来たんだな)
ベルトルト「どう?!凄い!?」
ライナー「ああ、お前にしては上出来だと思う」
ベルトルト「?なんで分かったの?ねぇ見てたの?」
ライナー「おう、ユミルと一緒に覗き見していた」
ベルトルト((( oωo)
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- 53 : 2014/09/09(火) 22:02:35 :
- ライナー「まぁよかったじゃねぇか両想いなんだろ?」
ベルトルト「・・・うん///」テレ
ライナー「ちっ・・・おれだってクリスタと・・・」
ベルトルト( o言o )タブンムリダトオモウヨ・・・
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- 54 : 2014/09/09(火) 22:03:44 :
- ユミル「はいはいよかったね・・・ふんっあたしにはクリスタがいるからなっ・・・」
アニ(゜0゜)ナニ?レズ?レズッテイウノ?
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- 55 : 2014/09/09(火) 22:06:38 :
- ライ「言うなぁぁぁぁぁぁ!無理でもだ!!」
ユミル「レズじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!あたしが男でクリスタが女神だ!!」キリッ
ベルアニ「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」キーン ウルサイヨッ
そのあとベルトルトはライナーに説教されました♪(ベルトルトだけ)
終わり___
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- 56 : 2014/09/18(木) 20:49:54 :
- よかったです☆
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