このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
地下室
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- 1 : 2014/09/01(月) 15:33:33 :
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初投稿です。まあ、適当にやります。
登場人物は二人ですが、一応他の人名も出てきます。まあ、あんま気にするなって感じでお願いします。
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- 2 : 2014/09/01(月) 15:33:50 :
- 二千二十年、俺はこの呪われた山脈を配した村沢市へと引っ越してきた。海側には五日市市があり、そして内陸側にはあの村沢山脈が冷ややかに見下ろしていた……。恐るべき山脈は空高く聳え、海側からは悪魔の囁き声……。この地へと来た時は、俺は十四歳の少年で、繊細ながらも大胆な男だった。
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- 3 : 2014/09/01(月) 15:41:11 :
- 冷ややかに見下ろしていた山脈について、俺は様々な話を知りながらも、臆することは一度たりともなく、逆に好奇心を抱いていた。今でも興味をもてるかと聞かれれば、それはNOだ。絶対にあり得ない、あの山脈に関わることなどするべきではなかったのだ。
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- 4 : 2014/09/01(月) 18:02:26 :
- 二千二十四年までは、俺の生活は別にかわったものではなかった。相変わらず、大通りに出るととおくに姿を現す黒々とした山脈を見て、なんとも筆舌に尽くし難い高揚感を覚え、海側から昇る太陽を背にし、じっと山脈を見つめていつか、あの場所へと足を運びたいものだと考えていた。
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- 5 : 2014/09/01(月) 18:07:41 :
- あの場所へと踏み入ることとなった原因は、我が親友の斎藤佑樹だった。彼は俺と似ていた、例えばあの山脈について同じように興味をもっていたし、性格も人付き合いを慎む人間であった。それに同じ時期に引っ越してきたらしく、それがまたお互いに共通点を見出す一つの要因となっていた。
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- 6 : 2014/09/02(火) 22:51:13 :
- 斎藤佑樹と俺は同じ高校に入学するぐらい仲良しコンビだった。斎藤佑樹は金持ちの一人息子であったため、俺と同じ高校に入学する許可をもらうのには、かなりの苦労をしいられたようで、中学三年生の一年間は両親と大いにもめていたらしい。
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- 7 : 2014/09/03(水) 00:43:24 :
- 改行使ったらもっと読みやすい作品になりますよ!(`_´)b
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- 8 : 2014/09/03(水) 09:44:45 :
- >>7改行かなり使っていたつもりでしたが……わかりました、小分けにして投稿して見ます!
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- 9 : 2014/09/05(金) 18:04:44 :
- 高校に入学式で斉藤佑樹は注目の的だった。金持ちの息子であるのもそうなのだが、その変わった思想ーー迷信深いところーーがみんなの目を引いていたのだ。
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- 10 : 2014/09/05(金) 18:06:41 :
- 怪奇、都市伝説、丘の上にある幽霊邸、そういったものが真実であると信じていたのだ。
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- 11 : 2014/09/05(金) 18:24:14 :
- ええと、>>7の方が言っているのは―
こんな風に少しずつ(1行とか2行とか)行間を空ける。
そうすると、文字が詰まった感じがなくなって見やすくなる。
―ということだと思います。
小分けにしすぎても話が分断される感じで読みづらいし、難しいですよね…。
でも作者のいいと思うように投稿して大丈夫だと思いますよ。
ルールではないので。
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- 12 : 2014/09/05(金) 21:48:16 :
- >>11
そういうことでしたか、ありがとうございます!
次から読みやすいようにやってみます
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- 13 : 2014/09/07(日) 15:42:17 :
- 俺も確かに信じてはいたが、その裏になにか一握りの真実があって
それが都市伝説となり人々の間に広まったのだと考えていたから、少しだけ彼とは考え方感じ方は違うところがあった。
あくまでその元となる話があって、それを伝承、あるいは都市伝説として
誰かが戒めとして残したものというのが俺の考え方だった。
しかし彼はそれを表面通りに受け取って信じており、この世にいないはずの存在についてよく俺に語ってみせた。
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