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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

俺の宿命が馬鹿バカしすぎてワロエナイ。

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  1. 1 : : 2014/08/30(土) 12:14:55










    恋愛とは、異性同士の間で生まれる出来事。

    でもその恋愛だけでも、たくさんの成分が含まれいたりする。

    恋愛において、まず始まりに生まれる異性への好意。

    その好意を抱くからこそ、様々な気持ち、出来事が生まれる。

    気持ちの面では "嬉しい気持ち" "悲しい気持ち" "不安な気持ち" "楽しい気持ち"

    喜怒哀楽。

    出来事の面では、その人なりのアピール。そして一番起こってはいけない三角関係、およびそれ以上。

    だから恋愛は、色んな事が経験出来る、と俺は思っている。

    でも恋愛なんてしたことない俺にとっては縁遠いものだが…

    恋愛しようとは思っても、なかなか上手くいかないのが"それ"。

    憧れもあったりする。

    "ハーレム"とか。

    複数の異性から好意を抱かれ、誘惑される。

    一度は体験してみたいものだな…

    でも今の俺にとってその"ハーレム"とは、憧れではなく、課せられた命令、命題になっていた。

    わけ分かんないだろ?

    俺もだ…

    でも俺は近々にハーレムを作り上げないと、"死"という宿命からは逃れられないんだ。




    俺「はぁ、意味わかんねぇ…」



    俺、死んじゃうのかな…


  2. 2 : : 2014/08/30(土) 12:17:41
    誰か見てくれてコメントくれたら嬉しいです。
    よろしくお願いしゃす。
  3. 3 : : 2014/08/30(土) 22:27:13







    1話『ハーレムを作れ!』






  4. 4 : : 2014/08/30(土) 22:58:53




    「お兄ちゃん!起きてっ、もう朝だよ!」

    「うう…」



    ベッドの横で俺を起こす俺の妹。

    昨晩は訳の分からないことに悩まされて、全く眠れなかった。

    くそダルい…



    「どうしたの?」



    そう言って俺の顔を覗きこんでくる。



    「ああ、何でもない。」

    「?」



    俺の言葉に?のマーク。



    「本当に何でもないから、心配すんなよ、さとね。」



    さとねとは、俺の妹の名前。

    暮昏(くれがれ)さとね。

    妹と言っても、実の妹ではない。

    従姉妹のようなもので、わけあってうちが引き取ったのだ。



    さとね「ホントに?」



    その姿は、肩まで伸びる黒髪が綺麗で。

    普通に、うん…可愛い…

    この妹は、自分で言うのも難だが、ブラコンとでも言っておこうか…

    いつも俺に構ってくる。

    別に悪い気はしないけど、一応中学3年の年頃だし恋をしてみればいいと思うんだけど。



    「俺は大丈夫だから。」

    さとね「そっかぁ。」



    一度は納得した表情をしたが、そのすぐあとに、あっ、と言うような表情で



    さとね「やっぱり心配だよ!」

    「その気持ちは嬉しいけど、嬉しいけどね、大丈夫だから、な?」



    俺はそう言って自分の頬を叩いて見せた。



    さとね「お兄ちゃんの頭が心配だよぉ!」

    「もううっせぇ!」



    はぁ…

    朝から疲れる…

    妹はいつもこんな感じで俺に対して構ってくる。

    まぁ、別に悪い気はしないけども。



  5. 5 : : 2014/08/30(土) 23:13:56




    朝の食卓。

    その食卓を囲う俺、さとね、母。

    たったの三人で囲う食卓だった。

    父はいるけど、家にはいない。

    遠くの方で仕事をしている。

    だから帰ってくるのは大事な時や休みの時だけで、なかなか顔をあわせることはない。



    母「あ、そうだ騎士。」

    「ぶふぅっ」



    思わずその言葉で味噌汁を吹き出してしまう。

    まぁそれ俺の名前なんだけどね。



    母「あらあら、どうしたの。」



    心配そうに言う母。

    それにつられてさとねも。



    さとね「心配だお、1回脳外科に連れてこうよ。」

    騎士「お前が行け!」



    俺の名前とは俗に言うキラキラネームって言うやつだ。

    騎士って書いてナイトって読むんだぜ。

    笑えるだろ?

    16年間生きてきてもまだこの名前には慣れることはない。

    だから、さっき味噌汁吹いた理由は言うまでもない。

    笑っちゃったよ、自分の名前に…ぐすん…



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