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  1. 1 : : 2014/08/12(火) 10:19:30
    びっくりするくらい短編です。
    それでもいい方、よろしくお願いします。
  2. 2 : : 2014/08/12(火) 10:20:49



    「ねぇ、リヴァイ。」




    俺にもたれたままハンジが言う。



    「なんだ。」



    「死なないよね。」



    俺は、悲しそうに目を細めるハンジの肩をだき自分に寄せた。



    「当たり前だ。信じろ。」



    ハンジを勇気付けようとそう言うものの、もしかすると死が近いのかもしれない。


    なぜなら、


    前回の壁外調査で足を挫いたからだ。



    班の奴らも死なせ、俺は役立たず。こんなに無駄な調査兵団員はいるだろうか。






    明日は、女型捕獲作戦の実行日だ。




    きっとハンジは、さっきの言葉の大部分を省略しているだろう。




    『死なないよね』



    の前に、


    おそらく、


    『私も死なないから』
    がある。



    今までずっと一緒にいたんだから、そのくらい隠さないで欲しかった。




    今一番ハンジに言うべき言葉。






    「死ぬなよ。」





    「ありがとう」






    互いの唇が重なる。






    ほんの少し触れただけだけど、せめて御守りになればいいと心を込めてキスした。




    「絶対、死なないよ。」





    額同士を合わせる








    「貴方の元に必ず戻ってくる。」




    END
  3. 3 : : 2014/08/12(火) 17:35:12
    短編極上のリヴァハンですね (*´∀`)
    短編なのに凄く涙出てきました・゜・(つД`)・゜・
  4. 4 : : 2015/08/07(金) 13:45:15
    かっこいい 短編なのに

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