アニ「私はアンタが…」
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- 1 : 2014/08/11(月) 00:35:40 :
- 「教官の頭突きは嫌か?それ以上身長を縮めたくなかったら、ここに来たことを思い出して真面目にやるんだな。」
そんな同郷のあいつの一言で、こんなことになるなんてあのときは少しも思わなかった。
ただ、戦士としての考え方と、兵士としての考え方とがごちゃ混ぜになってしまわないようにと、そればかり考えていたのに。あの日から私はこうも変わってしまったんだね。
「おーいアニ!!今日も頼んでいいか?」
アニ「あぁ、アンタかい。」
エレン「なんだよ。嫌そうな顔しないでくれよ。」
アニ「私は付き合ってやってる側なんだ、少しは感謝っていうもんがあってもいいと思うんだけどね。」
エレン「あぁ。アニを倒すことができたらお礼なんかいくらでもしてやるさ。」
アニ「そんな日がいつくるのかね。」ボソッ
エレン「ん?なんか言ったか?」
アニ「何でもないよ。ほら早く夕飯を食べちまいな。ダラダラしてたら相手してやんないよ。」
エレン「おう。俺も早くお前とやりたいからな。」ニカッ
アニ「っ///(なんだ?笑顔を見た瞬間、胸が熱くなるようだった…)」ドキドキ
エレン「ん?どした?熱でもあんのか?」
アニ「いいから、食い終わったんだったら早くいつものとこ行ってな!(くそ、胸が熱い…)」ドキドキ
エレン「大丈夫なのか?分かった。じゃあ待ってるからな!」
アニ「やっと行ったか…(なんだったんだ今のは…)」
ミーナ「あーれー?アニちゃんどうしちゃったのかな?」
アニ「は?」
ミーナ「いやいや、あのアニちゃんが恋する乙女の顔をしてましたから、不思議に思いまして。」ニヤニヤ
アニ「んなっ!?///」カァァ
ミーナ「また、赤くなった。じゃあ別にまんざらでもないと。」フフッ
アニ「何言ってるんだい。そんなの、こっちがお断りだよ。」
アニ(そうなのか?私はアイツの事が…イヤ…でも私は戦士。そんなことできない。)
ミーナ「アニさぁ、深く考え過ぎなんだと思うよ?」
アニ「ふぇ?(うわ、考え事してたから、変な声出ちゃった…)」
ミーナ「自分では気づいてないかも知れないけど、アニもそれにエレンも、お互いのこと見つめてるんだよ。まったく…2人して鈍感なんだから。(エレンなんて特にね。)」
アニ(考えたこともなかった。言われてみれば確かにそうかも知れない。)(ん?再認識したら余計恥ずかしくなってきたぞ?///)ドキドキ
ミーナ「今夜も自主訓練するんでしょ?少しきっかけを作ってみなよ。応援してるからさ。」
アニ「え、うん。ありがとう。」
ミーナ「よし。そうと決まれば早く行く!」
アニ「あ、あぁ。」
ミーナ「行ってらっしゃい。(うふふ、アニ可愛い。)」フフッ
ライナー「おい、ベルトルト。」ボソッ
ベルトルト「あぁ、分かってるよライナー。」ボソッ
とりあえずここまででお願いします(*´ω`*)
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