このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
ONE PIECE〜船上恋愛ルハン編〜
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- 1 : 2014/08/05(火) 23:08:14 :
- 注意!激キャラ崩壊注意!
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- 2 : 2014/08/05(火) 23:31:49 :
- 鳥の声で彼は目が覚めた
目をこすり視界のピントを合わせて行く
昨夜九蛇たちとの宴で寝不足気味の体を起こす
隣にはいつの間にか寝室に侵入しシーツの中で寝息を立てているハンコックがいた
彼は彼女の髪を数回撫でて寝室を出る
出たところでハンコックの付き人にまだハンコックが寝ていることを伝えると朝食の用意ができていると伝えた
彼は食堂で蛇姫の妹達に挨拶をしたのち食べ始めた
蛇姫の宮殿と言っても食事は質素だった
彼は早々に食べ終わると寝室へ向かった
彼が扉を開けると彼女は鏡台に向かって髪をとかしている所だった
「おうハンコック、遅かったな起きるの」
「すまぬ…寝坊じゃな…」
「いいよ別にこれから俺は二度寝するとこだしな」
「そうかでは妾は朝食をとって来る」
そう言って彼女は部屋から出て行った
彼はベッドに寝転んで考えていた
ちなみに彼はレイリーとの修行も終わり3日後にシャボンディに行く予定でその前にアマゾンリリーにより休息をとっていた
部屋を出た彼女は考えていた
天竜人の奴隷だった過去を知ってもなお自身を受け入れてくれた彼のことを愛していた
それに命も救われている
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- 3 : 2014/08/05(火) 23:37:15 :
- そんな彼に思いを伝えられていない自分に嫌悪が湧いていた
しかし不安な部分もあった
過去を受け入れてくれたものの恋愛の対象として自分をみてくれるか頂上戦争で兄を救えなくてその怒りが自分に向いているのではないか
勿論彼にそのつもりは微塵もなかった
然し彼女は不安だった
毎夜彼が行ってしまう日を数えて彼に伝えなければと焦るのだがまだ一歩も進めていなかった
そしてそのまま今日を迎えている
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- 4 : 2014/08/05(火) 23:42:10 :
- 彼女が朝食をとり終わり寝室に寝ている彼の元へ行った
彼は愛くるしい寝息を立てて寝ていた
そんな彼の横でしばらく座り添い寝することにした
仰向けで静かに寝息を立てている彼の手を握り
静かに「好きじゃ」
と呟いた
勿論彼には聞こえない
こんなことでしか想いを伝えられない自分にまた嫌悪が湧いて顔をしかめる
涙も流れた
声が出てはいけないと寝室を出ようとする彼女の手を彼が掴んだ
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- 5 : 2014/08/05(火) 23:52:05 :
- 「何泣いてんだよ」
「な、泣いてなどおらん…」
「嘘つけ」
「嘘などついておらん」
「じゃあ顔見せろ」
「い、いやじゃ!」
「見せろって!」
ハンコックは泣き顔をさらに涙に濡らして唇を噛んでいた
ルフィはそんな彼女に語りかけるように言った
「どうして泣いたんだ?」
「なんでもない…」
「なんでもないのに泣くわけないだろ」
「・・・」
「っち、たくもう…」
彼は彼女に馬乗りになって両手を抑えた
恥ずかしさと悲しさが混ざって彼女の顔は収拾がつかなくなっていた
「言えよ言いたいこと全部」
「そなた…聞いてたのか…」
「ああ、聞いてた全部言え」
「い…やじゃッ!?」
彼は顔を近づける
「言えよほら」
「うぅ…」
「言いたいことないのか?」
「いや…その…」
「それじゃわかんねぇよ」
彼女は限界だったそれをわかった上で彼は言い続けていた
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- 6 : 2014/08/05(火) 23:55:54 :
- 「………じゃ」
「ん?聞こえないぞ?」
「意地悪…」
「なんとでも言え」
「好きじゃ!」
そう言った途端彼は彼女の唇に自分の唇を押し当てる
何度か舌を入れてぷはっと息を吸う
「言えるじゃねぇか」
「いいのか?妾で…」
「お前じゃないとダメだな」
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