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ミカサ「ありえない」リヴァイ「でも現実」※学園もの?2

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  1. 1 : : 2014/08/04(月) 13:25:28
    多分4,5作目。ミカサ「料理を覚えたい」アニ「だからってアタシじゃなくても…」の続きです。

    暖かい目でよろしくお願いします。あ、

    注意
    1、ハンジさんは女子設定。

    2、ミカサとリヴァイさんは親戚。

    3、カップリングは、

    リヴァハン

    エレクリ

    アルアニ

    ジャンミカ

    でよろしくお願いします。誤字脱字等々は注意いたします。もし間違えてたらゴメンナサイ。

    ンじゃ本編

  2. 2 : : 2014/08/04(月) 13:31:40
    ミカサ「…嘘ですよね。お母さんが…お母さんが…」

    エレン「おい。大丈夫かミカサ?」

    ミカサ「はい。はい。分かりました。すぐに行きます。」

    受話器を置く。お母さんが末期ガンと今の今まで知らなかった。

    エレン「おい!ミカサ!」

    ミカサ「エレン。お母さんが…」

    エレン「とにかく早く病院に行こう」

    急いで病院に行く。アニの家から帰ってすぐに凶報が電話で届いた。お母さんが末期がんでもう長くない、といった内容だった。

    エレン「ミカサ!で、どうだったんだよ。」

    ミカサ「……」

    カルラ≪ブンブン←首横ふり

    エレン「ウソだろ…」
  3. 3 : : 2014/08/04(月) 13:39:51
    ミカサ「…お母さんはもう、もって三日程度だって。」

    エレン「……そうか。」

    エレン「これからどうすんだ?」

    わたしとエレンは待合室で話している。エレンは彼女のクリスタとの約束をすっぽかしてまで来てくれていた。

    ミカサ「お父さんが出所するから多分お父さんと暮らすと思う。エレン。クリスタにメール一本でも入れるべき。彼女も心配する。」

    エレン「あっ。そうだった」

    ミカサ「この前お父さんに会いに行ったら、出所したら三人で暮らそうと言ってくれていた。ので、多分心配いらない。」

    『メールの着信音』

    私の携帯にメールが入った。ジャンからだ。理由なく心が落ち着く。

    ジャン『あさっての日曜空いてるか?』

    今日は金曜日。お母さんのこともあるし、残念だがムリだ。

    ミカサ『お母さんのことでちょっと予定が入っている。ごめん。』

    メールを送信する。
  4. 4 : : 2014/08/04(月) 13:54:25
    …返信が来た。早い。かと思ったらジャンじゃなかった。誰だ?……もっとも今メールしたくない奴からだった。

    リヴァイ『明日見舞いに行く』

    最悪だ。とっても最悪だ。リヴァイさんは私達よりも5つ年上の私の従弟だ。母方の。喧嘩が強くてこの辺に住んでいた時はボス的な感じで君臨していたけどわたしとエレンよりも10センチも背が小さい。成績優秀でも口が悪く素行不良でしょっちゅうお母さんに怒られていた記憶がある。つい先日メアドを交換したばっかりで、わたし自身会話をした記憶がない。メールでは初の会話となるくらいだ。わたしは正直好きではない。ちなみにリヴァイさんと従弟同士と知っているのは友人でもエレンとアルミンぐらいだ。アニにすら話していない事実。

    ミカサ『お母さんがもう危ないです。とにかく来れるなら今すぐ来てください。』

    とでも送っておこう。
  5. 5 : : 2014/08/04(月) 14:10:36
    エレン「誰からのメールだ?」

    ミカサ「リヴァイさん。」

    エレン「へえー。でもミカサはいいよなー。あんなに強い人が従弟で」

    ミカサ「そうでもない」

    エレンの言う通り、なんだか人気な人だが本当に分からない。あんな素行不良の何がいいんだろう。

    『メール着信』

    ミカサ「ジャン」

    今度はジャンからだ。地味にうれしい。

    ジャン『分かった。じゃあ空いてる日があったら連絡してくれ』

    ミカサ『分かった』

    すぐ返信。また来た。なんだ…

    リヴァイ『すぐ行く』

    エレン「いいよなー。ホント」

    ミカサ「そんなことはない。本当に」

    エレン「まったくさ。もったいねえよ。てアルミンからだ。」

    エレンと携帯を覗き込む。

    アルミン『本を返そうと思ったんだけど途中でなんかリヴァイさんとハンジさんに遭遇しちゃった。病院に行くけどエレンも来てくれない?』

    エレン「アルミンいいな~」

    ミカサ「気の毒に…」

    エレン「とりあえず病院にいることを伝えるか。」

    エレン『俺たちも病院にいるから安心しろ!』

    アルミンは本当に気の毒だ。エレンの家に行って楽しくおしゃべりするはずが、病院に来て絶対にテンションの下がる話を気く羽目になるのだから。…ちょっと待って。

    ミカサ「ハンジさん?」

    誰だ?わたしの知らない人だ。ハンジさん。女性?だとしたらあの人の…
  6. 6 : : 2014/08/04(月) 14:19:47
    ミカサ「彼女さん?」

    ハンジ「そーだよー♪」

    ミカサ「わっ!」

    ハンジ「びっくりした~♪初めましてー。君がミカサ?綺麗な顔してるね~。あっ。多分察してると思うけど、私、ハンジっていうの。よろしくね~。」

    リヴァイ「うるせぇぞ、ハンジ。ここは病院だ。」

    アルミン「エレン。これ」

    エレン「ああ。アルミン見てみろよ。すっげー」

    ミカサ「彼女さんを連れてくるとはずいぶんと空気が読めないんですね。」

    リヴァイ「生憎こっちは出かけてたからな。コイツを連れてきてなんか不都合でもあるのか?」

    ミカサ「重い話につき合わすことになりますけど」

    ハンジ「ああ。私は構わないよ。アルミン、ちょっと購買行って来よう。」

    ミカサ「お気遣い有り難うございます」

    リヴァイ「で、危ないってどうゆうことだ?どうゆう状況だ。」

    ミカサ「……もって三日。だそうです。もう意識もありません。」

    エレン(空気が重い)

    エレン「お、俺も購買行ってきます。」

    つい刺々しく言ってしまった。ハンジさんは何も悪くないのに。エレンも、アルミンも…。
  7. 7 : : 2014/08/04(月) 14:24:42
    リヴァイ「そうか…もうあと三日か…」

    ミカサ「お母さんは末期ガンだったそうです。」

    リヴァイ「んなもん知ってる。お前は知らなかったのか。」

    ミカサ「みんな教えてくれませんでした。」

    リヴァイ「心配をかけたくなかったかもな。まあ、あのババアのこった。娘に心配かけたくねぇとかそんなとこだろ」

    ミカサ「お母さんに会いますか?」

    リヴァイ「話せねぇのにどうしろと」

    ミカサ「行かないんですね」

    リヴァイ「そうゆうことだ」

    ミカサ「私も購買に行ってきます。」

    リヴァイ「そうか…」

    わたしもこの病室なみに重い空気から脱却したかった。
  8. 8 : : 2014/08/04(月) 14:29:47
    ~ハンジさんside~

    ハンジ「ハァー。私さっそく嫌われちゃったかなー?ショックだなぁ。」

    アルミン「そんなことありませんよ。ミカサが嫌ってるのはあくまでリヴァイさんだと思いますし。」

    ハンジ「そうかなー?だといいんだけど」

    アルミン「で、購買に何しに来たんです?」

    ハンジ「いやぁ。おなかすいちゃって」グゥー

    アルミン≪苦笑い

    アルミン「そうですか。でも、お金、持ってきたんですか?」

    ハンジ「…貸して!」

    アルミン「むむむむ無理ですよ~」

    アルミン(第一そんなことしたらリヴァイさんに殺されるって)
  9. 9 : : 2014/08/04(月) 14:42:23
    エレン「ハンジさ~ん。アルミン。」

    アルミン「エレン!あれ?ミカサは?」

    エレン「なんかミカサとリヴァイさんとの間の空気が異常に重いから逃げてきたっ」≪キリッ

    アルミン「あー。ハイ」

    アルミン(二人はかなり不仲なのか?)

    ハンジ「う~ん。なんでミカサはリヴァイのこと嫌うんだろ。」ウ~ン

    アルミン「やっぱり評判から?」

    エレン「そうか?俺はかっこいいと思うぞ。」

    ハンジ「私もッ!」

    ハンジ≪カアアア

    アルミン(自分で言って照れてるよこの人)

    エレン「やっぱ今まで見舞いに来なかったから、とか?」

    ハンジ「それはないよ。私とのデートすっぽかしていったことあるもん。」

    エレン(へぇー。)

    エレン「あっ。ちなみにハンジさんはいつからリヴァイさんと付き合ってるんですか?」

    ハンジ「???」

    エレン「ハ…ンジさん?」

    ハンジ「いつの間にか…かなぁー。」

    エレン「そうなんですか。」

    アルミン「ちなみに君はいつからなんだい?エレン」

    エレン「俺とクリスタは…今年の五月あたりから…かな。」

    アルミン「今が八月だから…三か月か。そろそろ倦怠期来るかもね。」

    エレハン「倦怠期?」

    アルミン「倦怠期。ほら、お互いに少し飽きるっていうか冷める…とかそんな意味」

  10. 10 : : 2014/08/04(月) 14:56:02
    エレン「それだったら大丈夫だな。ね、ハンジさん。」

    ハンジ「うん!大丈夫。私たちのきずなは倦怠期に壊されない!」

    アルミン(そうゆう意味で言ったんじゃないんだけどな)

    ミカサ「エレン!」

    エレン「ミカサ!?あれ?リヴァイさんは?」

    ミカサ「置いてきた」プイ

    リヴァイ「いるんだが?」

    ハンジ「リヴァ~イ。お金貸して?」

    リヴァイ「却下。帰るぞハンジ」

    ハンジ「え~。じゃあエレン!」

    リヴァイ「か。え。る」

    ミカサ「明日また来てください」

    ミカサ(できればもう来ないでください)

    リヴァイ「分かった」

    エレン(空気が…重い)
  11. 11 : : 2014/08/04(月) 15:11:35
    ~三日後~

    『ピ—―—―』

    ミカサ「お母さん!お母さん!いやあ」

    ミカサの母さんが死んだ。ミカサは分かっていたけどやっぱり泣いた。俺も泣いた。アルミンも、アニも、母さんも、ハンジさんも、リヴァイさんは悲しそうな表情を浮かべていた。

    ミカサ「なんで!どうしてですか!」

    『ブツッ』

    ミカサが俺ん家の受話器を持って呆然としている。

    エレン「どうしたんだ」
  12. 12 : : 2014/08/04(月) 15:17:14
    ミカサ「お父さんが…親権を放棄するって…。」

    エレン「は?」

    ミカサ「今、代理人の人から電話がかかってきて…お父さん出所したけど女ができて…お母さんも死んじゃったから結婚するって。…それで、…それで…」

    ミカサは絶叫して床に崩れ落ちた。

    リヴァイ「おいっ。何の騒ぎだ。うるせぇな」

    ミカサ「うわあああああああああ」

    ハンジ「…ミカサ?」

    リヴァイ「エレン。ちょっと来い。」

    エレン「あっ。はい」

    ハンジ「…あの、私は?」

    リヴァイ「ここに残ってアイツ見てろ。」

    ハンジ「りょーかい」
  13. 13 : : 2014/08/04(月) 15:21:41
    ~リヴァイさんside~

    リヴァイ「で、何があった。普段アイツ、あんな声ださねぇだろ。」

    エレン「実は…カクカクシカジカ」

    リヴァイ「あぁ?本気で言ってんのか?あの糞オヤジ。」

    エレン「ミカサから聞いた話だと代理人がそう言ってたそうで。」

    リヴァイ「アイツはなんなんだよ」ドンッ

    エレン(いや、俺に言われても…)
  14. 14 : : 2014/08/04(月) 15:31:33
    エレン「とにかく明日にでも葬式があるそうです。ミカサの父さんも葬式には顔を出すと思いますが…」

    リヴァイ「来なかったら削ぐ。」

    エレン(アルミン助けて)

    ~ハンジさんside~

    ハンジ「えっと……その…」

    ハンジ(ヤバい。会話ない。超気まずい)

    ミカサ「…ハンジさん。」

    ハンジ「はいっ」ビシッ

    ミカサ「少し、一人にさせてもらってもいいですか?」

    ハンジ「わっ分かりました」バタン

    ハンジ「…気まずい。マジで気まずい」ブンブン

    ~ミカサside~

    ミカサ「…私、いない方がいいのかな?」

    代理人の弁護士さんは恐ろしく淡々としていた。葬式にも来ないと言っていたらしい。お父さんにとって、私とお母さんはどうゆう存在だったんだろう。

    分からない。ああ、誰か教えてほしい。私って、何?

    『メール着信』

    こんな時に誰?…ジャンからだ。でも、今はあまりうれしくない。
  15. 15 : : 2014/08/04(月) 15:39:39
    ミカサ「メール見なきゃ」

    それでも使命感に取りつかれたかのように携帯を見る。

    ジャン『アニから聞いた。お母さん…亡くなったんだってな。俺に何かできることあるか?』

    ジャン…。聞いて、みようかな。メールじゃなくて、声を聞きたかった。ので、電話にしてみた。すぐに出た。びっくりした。

    ジャン「ミカサ…?その…大丈夫か?」

    ミカサ「ジャン…。多分、大丈夫じゃない…と思う。」

    ジャン「???」

    ミカサ「ねえ、ジャン。」

    ジャン「なんだ?」

    ミカサ「私って、何?」

    ジャン「何って、ミカサはミカサだろ?どうしたんだ?」

    ミカサ「…なんでもない。」

    ジャン「そうか。じゃあ、またな」

    ミカサ「うん」

    切れた。電話が。世界は残酷だ。私はジャンに何を期待していた?告白か?お前は俺にとって特別な存在とでも言われたかったのか?
  16. 16 : : 2014/08/04(月) 15:40:24
    ごめんなさい。誰か見てくれている方いますか?

    なんかスッげーさみしいです。
  17. 17 : : 2014/08/04(月) 15:46:54
    見てますよ~
    期待です。
  18. 18 : : 2014/08/04(月) 15:57:56
    有り難う御座います~。

    くじけず書きます。
  19. 19 : : 2014/08/04(月) 16:04:34
    リヴァイ「入るぞ」

    リヴァイさんが入ってきた。泣き顔を見られたくないが…

    リヴァイ「何泣いてんだ。」

    気付かれた。最悪だ。

    ミカサ「この世界は、残酷。」

    リヴァイ「当然だ」

    ミカサ「お父さんに捨てられるほど、私は悪い子だったんですか?」

    リヴァイ「俺に訊くな。そこでハンジが怯えてた。何があった。」

    ミカサ「ハンジさんには謝っておきます」

    リヴァイ「俺はそうゆうことを訊いてるんじゃねえ。何があった。」

    ミカサ「…言いたくありません」

    リヴァイ「そうか…」
  20. 20 : : 2014/08/04(月) 16:06:56
    ハンジ「あのぅ…」

    ミカサ「ハンジさん。ごめんなさい」

    ハンジ「あっ。いえいえいえ」

    リヴァイ「何なんだお前ら」

    エレン(俺空気。アルミンたっけて)

    アルミン「ヘクシュン」
  21. 21 : : 2014/08/04(月) 16:16:45
    ~1年後~

    カルラ「一人暮らしって、ミカサ!何考えてるの?」

    ミカサ「これ以上皆さんに迷惑をかけられません。」

    私は中二になった。

    1年間の間にいろんなことが起こった。ハンジさんが「倦怠期~(泣)」と飛び込んで来たり、わたし自身ジャンと付き合った。アルミンはアニと。おめでたい。お父さんのことから段々立ち直ってきた頃だった。

    エレン「家はどうすんだよ」

    ミカサ「お母さんの親戚から提供してもらった。」

    カルラ「家賃は?」

    ミカサ「バイトで…」

    エレン「学校は?」

    ミカサ「学校から近いから大丈夫」

    カルラ「それでもだめよ。ミカサ。世の中甘くないんだから。」

    ミカサ「…」

    エレンとカルラおばさんから猛反対を受けた。…かくなるうえは…

    ミカサ「お世話になりました」

    強制で出て行った。
  22. 22 : : 2014/08/04(月) 16:23:35
    出て行った。私は自分の意志で一人になった。しばらく二人には会えないだろう。

    ミカサ「ここか。」

    部屋に入る。

    リヴァイ「久しぶりだな」

    ミカサ「…?わあああ!」

    いた。リヴァイさんがいた。

    ~数分後~

    ミカサ「どうしているんですか?」

    リヴァイ「エレンとジジイから電話があった。」

    ミカサ「ハンジさんはどうしたんですか?」

    リヴァイ「アイツもこのあたりに引っ越してきたからちょうどいいと思ってな。」

    ミカサ「ハンジさんと同棲すればいいのに」

    ドンッという音とともに殺気がきた。

    ミカサ「なんでもありません」

    リヴァイ「ならいい」

    こうして同居することになった。私は彼をチビと、彼は私を無表情女と呼び合った。ハンジさんはまさかの隣だったので、その日のうちに遊びに来てくれた。
  23. 23 : : 2014/08/04(月) 16:30:09
    ~数日後~

    エレン「で、どうなんだ?」

    ミカサ「最悪だ」

    チビは病的な潔癖症だった。あれは捨てろこれは捨てろこれはここだの正直口をガムテープで縛ったらどれだけいいだろう。

    エレン「そうか…」

    ジャン「おーすミカサ!」

    ミカサ「ジャン!」

    クリスタ「エレンやっほー」

    エレン「クリスタ!」

    クリスタ「ミカサもジャンも久しぶり♪」

    ミカサ「久しぶり」

    あのチビとの久しぶりとはやっぱり違う。さすが女神と呼ばれるだけある。

    アニ「アタシらもいるんだけど」

    アニだ。あ、あとから走ってアルミンも来た。夏休みも明け、母さんの一周忌も過ぎた。

    アルミン「アニ!ヒドイよ置いていくなんてさ」ゼーゼーハーハー

    アニ「あはは」
  24. 24 : : 2014/08/04(月) 16:36:38
    ~教室~

    クリスタ「エレン。今日空いてる?」

    エレン「空けてるさ!」

    クリスタ「やった~」

    アニ「うわあ…嫌になるほどイチャイチャしちゃって。」

    アルミン「あはは」苦笑い

    ジャン「ミカサは今日…」

    ミカサ「予定を確認しないとわからない。」

    アニ「ごめんアルミン。宿題終わってなくて…」

    アルミン「僕も手伝うよ」

    クリスタ「そうだっ!」

    エレン「どうしたんだクリスタ。」

    クリスタ「勉強会しよ!」

    アルアニ「賛成」

    ジャン「いいけど、どこでやるんだ?」

    ミカサ「うちは無理。」

    クリスタ「え~。ミカサの家行きたかった~」

    アニ「不都合か?」

    エレン「いや…コイツの家は…その…」

    ミカサ「…チビに聞いてみる」
  25. 25 : : 2014/08/04(月) 16:43:03
    ~ミカサ・リヴァイさん宅~

    リヴァイ「無理だ。ダメだ。絶対だめだ」

    ミカサ「なぜ?不都合でもあるの?」

    リヴァイ「当然ダメに決まってんだろ。お前らの世代のガキが来てみろせっかく掃除したんだ。大体お前何か協力したのか?
    何もしてないだろ」グチグチ

    ミカサ「分かった。仕方ない…」

    このチビと同居とは…。私は本当に運が悪い。ハンジさんに相談しよう。ハンジさんとは結構仲良くなった。ちなみに同居を知っているのはアルミンとエレンだけだ。親戚なのはグループ全員が知っている。
  26. 26 : : 2014/08/04(月) 16:46:44
    ミカサ「諦める」

    リヴァイ「そうか。ならよかった。」

    ミカサ「どこに行くの?」

    リヴァイ「バイトだ。」

    最近やけにバイトの時間が長い。チビは何のバイトをしてるんだ?

    ハンジ「リヴァイのバイト?知らないよ。なにしてるんだろうね。アイツ」

    ハンジさんも知らない…。

    結局勉強会はクリスタの家で行われた。

    クリスタ「ねえミカサ」

    ミカサ「なに?」

    クリスタ「チビってだれ?ペット?」

    ミカサ「違う…。親戚の人。」
  27. 27 : : 2014/08/04(月) 16:47:09
    今日はこの辺にします。見てくれた方、ありがとうございました。
  28. 28 : : 2014/08/04(月) 18:18:39
    期待です!リヴァイは何やってるのでしょう!
  29. 29 : : 2014/08/05(火) 12:37:25
    こんにちは。いやあ~、部活って疲れますね~♪(文化部だけど)

    はじめます。リヴァイさんはホント何やってんでしょうね。

  30. 30 : : 2014/08/05(火) 12:42:23
    クリスタの家はとても豪華で本当にうりゃましい限りだったけど、そのことを言うとクリスタは悲しそうな顔をする。

    私はその日、ジャンとエレンとアルミンと一緒に帰った。相変わらずエレンとジャンは仲が悪い。まあ、ケンカするほど仲がいいんだろう。私はどこかエレンがうらやましかった。

    エレン「あ、アルミン。そういやアニはどうしたんだ?」

    アルミン「ジムがあるんだって。」

    アニは最近ジムに通い始めたらしい。

    エレン「ジムで何やってんだ?」

    アルミン「僕も聞いたんだけど答えてくれなかったんだ。」

    ジャン「彼氏にも言いたくないことなのか?」

    アルミン「さあ」
  31. 31 : : 2014/08/05(火) 12:52:17
    ミカサ「おてんばのアニのことだから、きっと格闘技かなんかだと思う。」

    エレン「あ、ぽいな」

    アルミン「部活は武道部?だっけ。」

    ジャン「部活で思い出したがよー。今時登校日なんざ必要ないと思うんだが…」

    エレン「夏休み増えねぇしな」

    ミカサ「ジャンたちに会えたから私は嬉しい」

    ジャン≪カアアア

    エレン&アルミン(うらやましい)
  32. 32 : : 2014/08/05(火) 12:57:31
    ミカサ私はこっちなので、また機会があれば連絡してほしい」

    エレン「おう」

    アルミン「じゃあね」

    ジャン「またな」

    『バタン』

    ふう、あれ…そういえばあのチビ夕飯どうした?なんも聞いてないことを思い出した時に電話がかかってきた。

    ミカサ「はい」

    リヴァイ「ああ、夕飯はハンジに何とかしてもらえ」

    ミカサ「チビは?」

    リヴァイ「せめて名前で呼べ。俺はどっかで食べる」

    ミカサ「了解。で、どこにいるの?」

    リヴァイ「バイト先だ」

    チビのいるところはずいぶんうるさい。かけ声が大きくてあんまり聞き取れないくらいだ。

    ミカサ「そのバイト先を聞いてるんだけど…」

    リヴァイ「言えない。切るぞ」

    ミカサ「あのっ」

    『ブツ』……何なんだあのチビ。ハンジさんに言いつけてやる。
  33. 33 : : 2014/08/05(火) 13:03:41
    ごめんなさい。夏休み明けは取消でお願いします。登校日なのでまだ夏休みは残っております。申し訳ございませんでしたぁぁ。
  34. 34 : : 2014/08/05(火) 13:10:46
    今日はハンジさんの家に泊まることにした。あのチビの話を嫌ってほど訊かせようと思った。にしても…冷凍食品のオンパレードはさすがにきついんじゃないか?

    ハンジ「ね~えミカサ。ジャンって人とはどうなのよ」ウリウリ

    ミカサ「…倦怠期も来てないし、円満ですよ。そうゆうハンジさんはどうなんですか?」

    ハンジ「……」ウルッ

    ミカサ「?」

    ハンジ「この前ねぇー。けんかしちゃってさ。もう立ち直れないよ~。」

    ミカサ「どちらかが謝りましょうよそこは。」

    ハンジ「だったらリヴァイが謝ればいいも~ん」

    ミカサ「ケンカが長引くわけですね。」

    ハンジ「しょうがないよ」ウンウン

    ミカサ「立ち直れないんじゃなかったんですか?」

    ハンジ「うう~。そんなこと言うんならコチョるぞ」

    ミカサ「ヒッ。やめてください」
  35. 35 : : 2014/08/05(火) 13:13:23
    ~数時間後~

    ハンジ「おやすみ~。ミカサ~」

    ミカサ「おやすみなさ~い」

    その日、本当に私はハンジさんの部屋に泊まった。ハンジさんの部屋はチビが見たら発狂するぐらい汚かったけど、ハンジさんらしいと思った。
  36. 36 : : 2014/08/05(火) 13:20:40
    ~リヴァイさんside~

    ミカサに場所を追及されそうになったときは正直焦った。

    アニ「ほら先生よそみしないでください」ドカッ

    リヴァイ≪ヒョイ

    アニ「チッ」

    リヴァイ「まだまだ詰めが甘ぇ。蹴りも威力落ちてるしまだまだだな。よそ見でもよけれる」

    アニ「チェッ。先生がうますぎんでしょ。」

    格闘ジムでバイトしてる。なんて言ってみろ。ハンジとあの無表情女の話のネタにされちゃたまったもんじゃない。

    アニ「先生。時間だからそろそろ帰ります。」

    リヴァイ「気をつけろよ。」

    アニ「分かってます」ムッ(子ども扱いしやがって)

    最近入ってきた、アニ・レオンハート(?っつたかな)は、結構筋がある。が、詰めが甘い。

    リヴァイ「俺もそろそろ帰るか」スタスタ
  37. 37 : : 2014/08/05(火) 13:32:09
    ~翌日~

    ミカサ「ハンジさん。ハンジさん。」ユッサユッサ

    ハンジ「う~ん。あと五分。」

    ミカサ「何言ってるんですかもう朝食出来てますよ。」

    ハンジ「あと一時間」

    ミカサ「増えてどうするんですか」

    リヴァイ「さっさと起きろクソメガネ」

    ハンジ「ふわあああ」ガバッ

    ハンジ「ななななななんでいるの!?ここ私の部屋だよ!」

    ミカサ「私は知りません」しらー

    リヴァイ≪ジトー

    ミカサ「私は2人の邪魔をしてはならない。ので、ハンジさん、また今度」

    ハンジ「ミーカーサー!」

    リヴァハン「……」
  38. 38 : : 2014/08/05(火) 13:36:45
    ミカサ「とわ言ったものの暇。そうだっ。ジャンとデートでもしよう。きっとジャンなら空いているはず。」

    『プルルルルル』

    ジャン「はい。」

    ミカサ「ジャン?」

    ジャン「ミっミカサ?」

    ミカサ「そう。今日、空いてる?」

    ジャン「空いてるけど、どうかしたのか?」

    ミカサ「いや…その…デートしない?」

    ジャン(誘い方がいやにベタだ。可愛い↑↑)

    ジャン「おう。で、ミカサん家行くわ。」

    ミカサ「いや、ジャン…」

    ジャン「じゃああとで」

    『ブツ』
  39. 39 : : 2014/08/05(火) 13:44:14
    ジャンが来る。胸が高鳴った。ジャンが来る。でも…

    リヴァイ「しれっと出ていくんじゃねえよ」

    コイツがいたああああ。

    ミカサ「今から私の彼氏が来る。」

    リヴァイ「で?」

    ミカサ「…ので、威嚇しないでほしい。」

    リヴァイ「誰だ?エレンか?」

    ミカサ「エレンではない。大好きだが家族として、だ。来るのはジャン。」

    リヴァイ「誰だそいつ?」

    ミカサ「あなたは別に知らなくてもいいこと。」

    リヴァイ「それもそうか」
  40. 40 : : 2014/08/05(火) 14:06:59
    『ピンポ~ン』

    ミカサ「くだらないことを話していたらジャンが来てしまった。」オロオロ

    リヴァイ「隠れてりゃいいんだろ」

    ミカサ「うん。こうゆう時にチビは隠れやすい。」ボソッ

    『ピンポンピンポン』

    リヴァイ「うるっせー」

    ミカサ「?ジャンなの?」

    『ガチャ』

    ミカサ「ジャン。」

    ジャン「すまねえミカサ。足が滑っちゃって。」

    ミカサ「仕方ない。」

    ジャン「で、どこ行くんだ?」

    ミカサ「……」

    ジャン「考えてなかったのか。」
  41. 41 : : 2014/08/05(火) 16:44:46
    ごめんなさい。急な来客がありました。

    なんだか昨日と同じさみしいです。

  42. 42 : : 2014/08/05(火) 16:45:44
    ミカサ「アニに聞いてみる。」

    『バタン』

    リヴァイ「ハンジの部屋行こ。」

  43. 43 : : 2014/08/05(火) 16:51:01
    アニ「フッ。フッ…エイ……ハアー!」ドゴン

    アニ「メール?ミカサからか。」

    ミカサ『ジャンとデートに行くことにしたけど、どこに行けばいいか分からない』

    アニ「ノープランかよ!」

    アニ『遊園地は混んでるし、近くのショッピングセンターにでも行ってきなよ。ゲーセンもあるし、買い物もできるし。』

    アニ「送信っと」

    アニ「よし、続けようっと」ドゴッドゴッ

  44. 44 : : 2014/08/05(火) 16:52:08
    ミカサ「アニから送信きた。」

    ジャン「で、なんだって?」

    ミカサ「ショッピングセンターだって。…水着買いたいから、ついてきてくれる?」

    ジャン「お、おう」
  45. 45 : : 2014/08/05(火) 16:54:33
    ~ショッピングセンター~

    ミカサ「水着売り場は…あっちか」

    ジャン(初デートか?二人っきりは初めてだ。緊張する!)

    ミカサ「ジャン?」

    ジャン「よ,っよし行こう」

    ミカサ「うん」
  46. 46 : : 2014/08/05(火) 17:01:09
    ~帰り~

    結局ジャンがこれがいい、と言ってくれたので水色のビキニにしておいた。…もちろん露出度は低いに決まってる。

    そのあとは、初デートだね。とゆう他愛のない話をしてゲーセンでクレーンゲームをした。ジャンは上手で、金属製の携帯ストラップをとってくれた。

    ジャン「今日はありがとうな…その…誘ってくれて」

    ミカサ「いいえ。こちらこそ。来てくれて。」

    ジャン「でもホント奇跡だよ、ミカサと付き合えるなんて。」

    ミカサ「どうして?」

  47. 47 : : 2014/08/05(火) 17:15:39
    ジャン「エレンが好きなのかと思っていたから。」

    一瞬ビクッとしたけど大丈夫。…転入当初からエレンとジャンは気になっていた。でも、エレンはクリスタと円満で入るすきもなかったし、ジャンからは初めつっけんどんにされてショックだった。

    お母さんの告別式の後、泣いている私のそばにずっといてくれたのはジャンだった。チビに追い出されたけど…

    ジャンに告白されたとき、エレンのことが諦められないのかな?と思ったけど、家族として、だったことに一瞬で気付いてしまった。だから、ジャンと付き合った。倦怠期も過ぎ、現在は円満だ。

    ジャン「ミカサ、どうしたんだ?」

    ミカサ「ううん。なんでもない」
  48. 48 : : 2014/08/05(火) 17:19:28

    居ますよ~!
    俺なんかでよければですが…(--;)
    期待してます!
  49. 49 : : 2014/08/05(火) 17:20:25
    ああ。家に帰りたくない。帰ったらまた一人だ。チビだっていないと時々さみしい。それに最近のチビはおかしい。隠し事をしたり、電話でよく怒鳴る。「ふざけんなクズ野郎」だの「売るせえ!」だの。私に言わせればそっちの方がうるさい。

    ミカサ「はあー」

    不良A「お嬢ちゃんひとりかい?」

    ミカサ「はあ…。」

    不良B「暇ならおれ達と遊ばない?」

    こうゆうことはよくある。でもナンパがベタ過ぎて逆に悲しい。

    ミカサ「暇ですがあなたたちと遊ぶ暇はない」
  50. 50 : : 2014/08/05(火) 17:21:28
    96猫/誰がチビだ!さん。有り難う御座います。本当にありがたいです。
  51. 51 : : 2014/08/05(火) 17:23:59

    >>50
    わざわざお返事頂きありがとうございます。

    お礼を言って頂けるような事はしてませんよ。
  52. 52 : : 2014/08/05(火) 17:24:38
    不良A「で~も~。こっちは暇なんだよね~」

    ミカサ「あの…その…」

    不良B「何だよ」

    ミカサ「彼女さんと遊ぶことを強く進めたいです」

    不良A&B(俺たち彼女いないんだけど)

    不良A「冗談だよ。君の家族の人が病院に運ばれたから教えてあげようと思って…」

    ミカサ「母は去年死にました。父からは捨てられています。」

    不良B(なんかすんません)

  53. 53 : : 2014/08/05(火) 17:27:19
    ミカサ「私には五つ上の従弟がいますが彼はむしろ病気にかかるべきだと思っています。」

    不良A「チッ。こっちがしたてにでてりゃ付け上がりやがって」ドゴッ

    ミカサ「かっ…は…」ドサ

    不良B「よし、運ぶぞ」

    不良A「オス!兄貴」
  54. 54 : : 2014/08/05(火) 17:34:03
    ~目が覚めて~

    ミカサ「ここ…は…?」

    ミカサ(確か私はヒマ人に殴られて…意識が飛んで…てことは)

    ミカサ「拉致監禁?」

    不良A「せ~いか~い」

    不良B「お前の従弟ってリヴァイか…」

    ミカサ「そうだけど…」

    不良B「最近見ないと思ったら…こんなとこにいたのか」

    ミカサ「なぜ?あのチb…リヴァイさんを知ってるの?」

    不良B「知ってるっちゃあ知ってるさ。なんでかは…」グイ

    ミカサ≪ゾワア

    不良B「お前には関係ねえけどな」ニヤリ

    不良A「ヒヒヒ」

    不良B「なんでてめえが笑ってんだよ!」ドカ

    不良A「痛てぇよ兄貴」
  55. 55 : : 2014/08/05(火) 17:39:39
    ~リヴァイさんside~

    ハンジとは仲直り?できたが…

    リヴァイ「遅い」

    バイトが休みなので久しぶりに話そうと思ったが…遅い。遅すぎる。

    リヴァイ「ジャンっつったなそいつ」

    エレンにでも訊こう。

    エレン「リリリリヴァイさん!?」

    リヴァイ「なんだ。うるせぇ」

    エレン「で、どうしたんですか?」

    リヴァイ「ジャンってやつの電話番号、分かるか?」

    エレン「はいっ。今から言いますねえっと……―――です」

    リヴァイ「ああ、ありがとうな」

    エレン「あ…あのリヴァイさん」

    リヴァイ「なんだ」

    エレン「今度、鍛えてくれませんか?」

    リヴァイ「暇だったらな」

    エレン「ありがとうございますっ」

    『ブツ』
  56. 56 : : 2014/08/05(火) 17:40:12
    リヴァイ「次はジャン。とかゆうやつか」

    『プルルル』
  57. 57 : : 2014/08/05(火) 17:43:53
    ジャン「ハイッ。」

    リヴァイ「お前がジャンか。」

    ジャン「は…ハイそうですけど…その…どちら様ですか?」

    リヴァイ「ああ。俺はミカサの従弟でリヴァイだ。わけあってミカサと住んでるわけだが…そこはどうでもいい。ところで今日お前はミカサとデートしたわけだがミカサはどこだ?」

    ジャン「えっ帰ってないんですか?俺は家の近くまで送りましたけど…」

    リヴァイ「なにっ?」
  58. 58 : : 2014/08/05(火) 17:45:30
    ごめんなさい。本日はここまでです。

    96猫/誰がチビだ!さんと ハンジもどき@合作がしたい!!!!さん。他のご覧になったみなさん、また明日。
  59. 59 : : 2014/08/05(火) 17:59:00

    待ってますよ~(・∀・)/~
  60. 60 : : 2014/08/06(水) 00:05:39
    持っとります
    あと、ため語&ハンもどでお願いします!
  61. 61 : : 2014/08/06(水) 06:47:46

    俺もタメで宜しくです!

    名前も長いんで96猫で!(笑)
    (↑自分で書いた名前のクセにね…w)

    ちなみに俺、口調はこれでも女ですよ~
    (んな事どうでもいいか…)
  62. 62 : : 2014/08/06(水) 10:08:56
    ああああああ!

    ミカサぁぁぁぁぁ!!!!!!
  63. 63 : : 2014/08/06(水) 13:52:43
    何かありがとうございます!

    これからみんなのアドバイス含めてタメ&略でいくよ~♪↑↑

  64. 64 : : 2014/08/06(水) 13:55:48
    ジャン「ミカサがどうかしたんですか?」

    リヴァイ「……いや、なんでもない」

    ジャン「ほんとですか?嘘ですか?」

    リヴァイ(面倒くせぇ)

    リヴァイ「本当だ」←しれっ

    ジャン「…そうですか。分かりました。」

    リヴァイ(何を?)

    リヴァイ「そうゆうことだ。悪かったな」

    ジャン「いえいえ」

    『ガチャン』
  65. 65 : : 2014/08/06(水) 14:00:47
    リヴァイ「誘拐か?それだったら辻褄が合う。いくらあいつらでもそんな死に急いだことする訳ねぇしな…」

    『プルルル』

    リヴァイ「何だ。」

    不良B「よお。お前んとこのお嬢ちゃん、預かってるぜ。」

    リヴァイ「預けた覚えがないんだが」

    不良B「チッ。とにかく、サツに通報したらコイツの命はない。」

    リヴァイ「無事なんだろうな。家にカネはないぞ。無い袖は振れねえからな。」

    不良B「知ってるさ。俺らの要求は…あの話を考え直してほしい。だな」
  66. 66 : : 2014/08/06(水) 14:05:07
    リヴァイ「断ったはずだが…」

    不良B「俺はあきらめが悪ぃからな。無事かどうかだが、声聞くか?」

    リヴァイ「ああ」

    ミカサ「捕まった。…不覚。」

    リヴァイ「時代劇か」

    ミカサ「私も命が惜しい。ので、頑張って探してほしい。あとコンビニによったら雑巾を用意するべき」

    リヴァイ「そこまで喋れれば大丈夫だな。すぐ行く」

    ミカサ「わかtt「まあ、そうゆうことだ。せいぜい頑張れよ」

    『ブツ』
  67. 67 : : 2014/08/06(水) 14:06:53
    リヴァイ「チッ。面倒くせぇ奴らだ。昔っから変わっちゃいねぇ。」

    とりあえず、探すか…。玄関を出て当てもなく走り出した。
  68. 68 : : 2014/08/06(水) 14:19:07
    ~ミカサside~

    不良A「雑巾ってなんだぁ?必要か?」

    ミカサ「クモの巣が張ってある廃墟なんてあのチbじゃなくてあの人が掃除したがる。…がここにあるそうじ道具はゴミと化している。ので言った。」

    不良B「いやに勝気だな~。お嬢ちゃん」

    ミカサ「私は父親に捨てられ母親も死んだ。友達と別れるのは嫌だけどこの世に未練はない」

    不良A(超大人。ませてる…のか?とにかくチ…ビ…?まさか兄貴が恐れている人物に向かってチビなのか?それってありなのか?)

    不良B「ようするに一人身か。そりゃ死んでも未練ないわな。」

    ミカサ「そうゆうこと」

    不良A「でもさっき命は惜しいって」

    ミカサ「ノリだ。空気がそう言わなければならない感じだった。」
  69. 69 : : 2014/08/06(水) 14:21:11
    嘘。ジャンと別れたくないし、もっとアニと話したい。いろんなところに行きたい。死にたくない。死にたくない。

    ……リヴァイさん…不覚にも思った。助けてほしい、と。
  70. 70 : : 2014/08/06(水) 14:36:48
    ~リヴァイさんside~

    格好の良い言葉を言ったわけだが正直見つかる気がしない。

    リヴァイ「広過ぎんだろ」

    人気のなさそうな空家を一軒一軒見ていくのも疲れた。アイツらは遠くには行っていない。根拠?そりゃあんな電話がかけられるのは近くだからだろ。ここは電波のとびが悪ぃからな。

    アニ「先生!リヴァイ先生!」

    リヴァイ「アニ…。お前こんな夜中に何してる。」

    アニ「夜中ってまだ8時半ですよ。アタシはランニング中です。体力つけなきゃだから。先生もランニング?」

    ヘタに巻き込みたくねえからな。

    リヴァイ「まあそんなとこだ。」

    アニ「ふ~ん。じゃあ、アタシも付いて行っていい?先生のランニングコースを走ってみたいし」興味津々

    どうする?このまま走って行ったら奴らのところにつくわけだし、かといって言っちまうか?いや、とりあえずランニングコース走って適当に撒くか。
  71. 71 : : 2014/08/06(水) 14:48:39
    アニ「先生走るの速いよ。こんなんじゃランニングにならないって」ゼーハーゼーハ―

    と言ったがコイツ体力有り余ってんな…。撒くどころかかなり疲れた。このままじゃ…巻んじまう。でも…

    リヴァイ「そこのコンビニで休憩だ。」

    アニ「やっぱり疲れてんじゃん。無理しちゃって」ボソッ

    リヴァイ「…聞こえてるぞ」

    アニ「やっべ。悪かったですね」

    リヴァイ「…ハアー。まあいい。飲料水を買うが何か欲しいのあるか?」

    アニ「おごってくれるの?」

    リヴァイ「一人だけで飲むのもあれだからな。で、何が欲しいんだ」

    ついでに雑巾も買おう。
  72. 72 : : 2014/08/06(水) 14:54:31
    アニ「まだアタシが飲んでる真っ最中に随分ひどいね」

    リヴァイ「何なら帰ってもいいが」

    アニ「やなこった」

    リヴァイ「チッ」

    アニは体力を磨いてたわけだがまあ隙だらけだ。走ってる時も無駄がありすぎる。しかし今はミカサの方が優先だ。

    …にしてもこいつもチビだが大体あの無表情女とおんなじ年齢くらいか。感じが大人っぽいが言動がガキだ。

    アニ「先生ストップ。」

    リヴァイ「なんだ。」

    アニ「そこから先は無法地帯だよ。先生だってこの辺の人なら知ってるでしょ。」

    無法地帯。いかにもアイツらがいそうなところだ。

    リヴァイ「そうか…」

    アニ「先生?」

    アニの制止を無視して俺はその無法地帯とやらに入った。
  73. 73 : : 2014/08/06(水) 15:01:29
    ~ミカサside~

    不良B「遅い!」ドン

    ミカサ&不良A≪ビクッ

    不良B「お前が緊張感のないことを言うからか?そうだろ」

    ミカサ「わ…私に言われても困る」

    不良A「兄貴、抑えて…」

    不良B「うるせえ!」ドガン

    早く来てほしい。心臓が持ちそうにない。水着も携帯もやつらに取り上げられてしまった。携帯がないからジャンのくれたストラップも見れないし何よりもヒマだ。おなかもすいた。暑い。暑い。クーラーがない部屋は慣れたけどここは密閉空間だ。暑い。本当に暑い。

  74. 74 : : 2014/08/06(水) 15:14:40
    ~リヴァイさんside~

    リヴァイ「結構あるな。」

    無法地帯はかなり広い。ここの治安は大丈夫なのか?現役のころでもここまでひどくはなかった。

    アニ「ここ入ったの初めてだけど結構単純なつくりだね。広いけど。」

    リヴァイ「!!」

    アニ「先生入っちゃダメって言ったのに無視するからアタシもついてきてあげたんだからね。」プンプン

    リヴァイ「なんでてめぇがいるんだ。」

    アニ「ついてきてあげたって言ってるでしょ。先生、案外頭悪いね」

    リヴァイ≪イラッ

    アニ「あの空家、地味に怪しいよね…」

    そこか。その空家だったら見覚えがある。元々基地とか言ってあそんでいたアイツも俺も思いで(?)がある場所だ。
  75. 75 : : 2014/08/06(水) 15:17:10
    リヴァイ「話したら削ぐぞ」

    アニ≪コクコク

    リヴァイ&アニ≪チラッ

    不良A「腹減った?一食抜いただけで死にゃしねえよ」

    ミカサ≪グゥー

    ミカサ「おなかがすいた」

    アニ「!!ミカサ!」バッ

    リヴァイ「おい!」

  76. 76 : : 2014/08/06(水) 15:27:19
    不良A「何だこのガキ!」

    アニ「フッ」ドガッ

    不良A「ギャアアアア」

    アニ「ミカサ、大丈夫?」

    不良B「こっちにもいるぜ!」シュッ

    アニ「わあ」スッ

    リヴァイ「だからお前は詰めが甘ぇんだよ」ドカッ

    不良B「グハッ」ドサッ

    アニ「先生…。でもアタシもひとり倒した」

    リヴァイ「あのまま俺がいなかったらお前ら死んでたぞ」

    アニ「……。ごめんなさい。」

    ミカサ「??」

    アニ「ミカサ!なんであんたがここにいるの?もしかして誘拐されてたの?」

    ミカサ≪コクン

    アニ≪ブチィ

    アニ「こんのクズ野郎がぁぁ」

    不良A≪チーン

    リヴァイ「残念だったな」

    不良B「へっ。伝説の人も単なる腑抜けってわけだ。ガキなんて連れて」

    リヴァイ「てめぇらはサツに突き出す。当然の処置だな」

    不良B「チッ」

    アニ「呼んどいたよ」

    リヴァイ「じゃあ帰るぞ」
  77. 77 : : 2014/08/06(水) 15:52:46
    期待です!w
    サツにつき出すw
  78. 78 : : 2014/08/06(水) 15:54:51
    ミカサ「チb…リヴァイさん。アニとはどうゆう関係?」

    アニ「先生、ミカサのことなんで知ってるの?」

    リヴァイ「……」

    リヴァイ「ミカサは俺の従弟でアニは教え子だ。」

    アニ「従弟!」

    ミカサ「教え子?なんの」

    アニ「…アルミンには言わないでね…」

    ミカサ「うん」

    アニ「キックボクシング」

    ミカサ「じゃあリヴァイさんもキックボクシングでバイト…」

    ん?おかしい。バイトで教え子って、まさか…

    リヴァイ「格闘技はもともと才能あったらしくてな。…その…まあ本格的にトレーナーになることにした。」

    ミカサ≪携帯

    リヴァイ「おいっ何する気だ。」

    ミカサ「ハンジさんに報告」ニヤァ

    リヴァイ(言うんじゃなかった)
  79. 79 : : 2014/08/06(水) 15:55:42
    ハンもどさんアザース。

    続き↓
  80. 80 : : 2014/08/06(水) 16:01:39
    ~ハンジさんside~

    ドキドキする。まだドキドキする。

    ・・・・・・回想

    『バタン』

    ハンジ(おいてかれた。…気まずい。とりあえず)

    ハンジ「リヴァイ」

    リヴァイ「なんだ」

    ハンジ「この間はワガママ言ってごめん。」シュン

    沈黙…

    ハンジ(気まずい気まずいどうしよう~)アセアセ

    ポン

    ハンジ「は?」

    リヴァイ「お前は何も悪いことはしていない」

    ・・・・・・回想終了

    ハンジ「キャワワワアアア」ジタバタ

    『プルルルル』

    ハンジ「うん?ミカサ?うわ!」ドンガラガッシャーン

    下の住人「うるせえぞ!」

    ハンジ「痛ててて。あ~!携帯壊れちゃったー。どうしよう」オロオロ
  81. 81 : : 2014/08/06(水) 16:06:19
    ~ミカサside~

    『おかけになった電話番号は現在使われておりません』

    ミカサ「?」

    リヴァイ(助かったー。ったく心臓に悪ぃな)

    アニ「もう9時!やっばい門限が…じゃあミカサ!先生じゃあね」

    ミカサ「……」

    リヴァイ「……」

    ミカサ「今日は…ありがとうございました。」

    リヴァイ「もとはと言えば俺のせいだからな。」

    ミカサ「そう…」

    リヴァイ「帰るぞ」

    ミカサ「おなかすいた」

    リヴァイ「大した神経だな」ピクピク

    ミカサ「結局雑巾買ったのに何もしなかったんだ」チラッ

    リヴァイ「家の掃除に使うことにした」

    ミカサ「そう。」
  82. 82 : : 2014/08/06(水) 16:07:34
    リヴァイ「家に帰ったらハンジにごちそうしてもらうか」

    ミカサ「冷凍食品を」クスッ

    こうしてその日、私とチビは家に帰った。
  83. 83 : : 2014/08/06(水) 16:15:12
    面白いですね!

    期待です
  84. 84 : : 2014/08/06(水) 16:20:02
    ~その後(夏休み中に集まりました)~

    クリスタ「ミカサ怪我してない?アニも大丈夫?」オロオロ

    クリスタ達には事の顛末を話しておいた。あのチビの存在も。ジャンはチビから聞いたらしく簡単に納得した。クリスタは「そんなのどうでもいいよ!ミカサ、ホントに怪我してないの?アニも危険なことしちゃダメだよ!」と、実際聞いてたのかどうかが疑わしいくらい心配してくれた。

    エレン(女神)

    アルミン「アニ。一人で行ったんだって?そんなことしちゃダメじゃないか。あんまり無茶しないでよ」

    アニ≪ドキッ
  85. 85 : : 2014/08/06(水) 16:24:08
    ジャン「ミカサ。その…何もしてやれなくてすまない!」

    ジャンはさっきから謝ってばかりだ。

    ミカサ「ジャン。あなたは私の心の支えになってくれた。ので、あなたは何もしていないわけではない。」

    ジャン「ミカサ…」

    ミカサ「私のことを心配していたのかずいぶんしつこかったってリヴァイさんも言ってた。心配してくれてありがとう」

    ジャン≪ドバッ

    エレクリアルアニ(泣いた!)

    ミカサ「ジャン」ヨシヨシ

    ジャンが私よりも泣いたことに驚いた。一番そこに驚いた。
  86. 86 : : 2014/08/06(水) 16:30:06
    ちなみにハンジさんにはチビのバイト先を教えてあげた。大爆笑だった。

    ハンジ「アハハハ!リヴァイが先生って…ブフォ」ゲラゲラ

    その後にシメられてた。

    チビと私の関係はまだギクシャクしているけど、私はこれでかまわないと思っている。慣れれば楽しい。

    リヴァイ「おいっ。てめぇ早くその部屋掃除をおわらせろ!」

    怒鳴られた。讒言撤回、やっぱりうるさい。でも私はにこやかにして掃除を始める事しかできなかった。うう。頬が緩むのはなぜだろう。

              ~fin~
  87. 87 : : 2014/08/06(水) 16:37:18
    あとがき

    書き終わりました!今回もちゃんと!

    (思ったよりもコメントが多かったもんだからびっくりした!)

    リヴァイさんの話はもともと考えてあったけど思ったより収集つかなくて正直焦った挙句、(おそらく定番な)誘拐ネタで収拾をつかせようと思いましたwわたしって安易~。

    なんか※学園もの?シリーズ(2作目も出てるからシリーズだと自分に言い聞かせる私)に愛着がわいたんで3作目も書こうと思います!

    面白いとか期待とか、読者のみなさんありがとう!

    今回はあとがきが長くなりましたね~♪

    本当にありがとうございました!!
  88. 88 : : 2014/08/06(水) 17:18:34

    バイト行ってる間に終わっとった…
    お疲れ様~
  89. 89 : : 2014/08/06(水) 22:39:18
    おつかれです!
  90. 90 : : 2014/08/08(金) 11:06:53
    96猫さん、 里依紗さん。有り難うです。

    次回作も書きました!そっちもぜひ見てください。

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