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ライナーの誕生日(短編) ※遅ればせながらのライナー生誕祭

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  1. 1 : : 2014/08/02(土) 22:08:00
    一日遅れになりましたが書かせていただきます!!
    http://www.ssnote.net/users/oudentt
    こちらもどうぞ!

    それでは始めます!


  2. 2 : : 2014/08/02(土) 22:14:04
    ライナー「う~ん...」

    俺の日常はまず同じ部屋の3人を起こすところから始まる


    ライナー「おーいアルミン起きろー」

    アルミン「ん...もう朝?」

    ライナー「ああ、朝食間に合うように準備しろー」

    アルミン「わかった...」


    そう言ってアルミンは起き上がり着替えに向かった


    ライナー「次はあいつか...」


    あいつを起こすのは少し骨が折れるんだ


    ライナー「おーいエレン、起きろー」

    エレン「...あと5分」


    これはまだ序の口


    ライナー「エレン、起きないと朝食取られるぞー」


    先程より強く揺さぶって見るが...


    エレン「...やめろよ起きちゃうだろ」


  3. 3 : : 2014/08/02(土) 22:28:17
    いや、起きちゃうだろじゃない起きてくれ

    はぁ...この手は少し面倒だが...
    起こさなきゃいけないから仕方ないか


    ライナー「エレン、起きないならミカサを呼ぶぞ」

    エレン「!」

    エレン「それはやめてくれよ!ライナー!!」


    ガン!!


    ライナー「痛っ」


    エレンが勢い良く起き上がるため頭がぶつかった


    エレン「あ...悪いライナー」

    ライナー「あー、いいから早く気替えろ」


    エレンは若干反省しながら申し訳なさそうに気替えに向かった

    因みに何故ミカサの名前で起きるかと言うとエレン曰くミカサの起こし方は乱暴らしい
    アルミンが言うにはバックドロップで優しい方らしい

    ...まだ一人起こしてない


    ライナー「おーいベルトルト起きろー」

    ベルトルト「あ、ライナーだ」

    ライナー「あぁ、ライナーだよ朝だから早く気替えろ」

    ベルトルト「はーい」



    ライナー「エレン以外はすぐ起きるな...」



    エレンがもう少し手間がかからなければ良いのだがそれは無理そうなので諦める


    アルミン「ライナー、気替えなくていいの?」


    ...忘れていた


    ライナー「あぁ、今着替える」


    困ったな、これでは遅れてしまいそうだ
    まぁ...少し位大丈夫だろう


  4. 4 : : 2014/08/02(土) 22:53:32
    〜食堂〜


    サシャ「ハグハグモグモグ」

    ライナー「」


    遅かったか...


    アルミン「こら!サシャ人の食べ物勝手に食べちゃいけないでしょ!」

    サシャ「モグモグ...はっ!これはライナーのでしたか!」

    ライナー「あぁ...いいよアルミンまだ少し残ってるみたいだし」


    パンとスープは無くなっているが豆が少し残ってるようだ


    クリスタ「ごめんね、ライナー私がしっかり見とけば...」

    そう言いながら自分の分を差し出してくれた
    可愛いな...


    ライナー「ありがとう」


    アルミン「僕のも少しどうぞ」

    エレン「俺のも、ほら」


    皆が差し出してくれる、ありがたいな


    ミカサ「じゃあ私はエレンに」

    エレン「なんでだよ」


    ...あれ?嫌な予感が


    アニ「やめてやりなよ、エレンは分けたくてライナーに分けたんだ」

    アニ「あんたも分けるならライナーに分ければいいじゃないか」

    ミカサ「わかった...」


    今日は穏やかに済みそうだ


    ミカサ「では、エレンが分ける分は私がわけてその上で更にエレンに分けよう」

    エレン「意味わかんねぇよお前の分なんかいらねーよ」

    ミカサ「エレン食べないと強くなれない」

    エレン「それは、お前もだろ」


    まずい、ピリピリしてきたな


    ミカサ「私は強いので大丈夫」

    エレン「俺が弱いって言いたいのかよ!!」

    アニ「うるさいね、静かに食事出来ないのかい?」

    ミカサ「エレン、そういうわけでは...」

    ミカサ「あとアニ、さっきからちょっかいばっかかけて来て気に食わない」

    ミカサ「これは私とエレンの会話なので部外者は引っ込んでいて欲しい...」

    アニ「何言ってんだい、ここは食堂だよ?」

    アニ「あんたが無駄なお節介ばかりかけてるせいでエレンだけでなくここにいる全員が迷惑がってるんだ」


    アニ、言い過ぎじゃあ...


    アニ「だからさっさと引っ込んでくれないかい?」

    ミカサ「頭に来た、アニ何が言いたいの?」

    ザワザワ...

    アニ「耳あるのかい?引っ込んでくれないかい?って行ったんだよ」

    ザワザワ...


    あぁまたか


    キース「騒がしいようだがどういう事だ?」

    ミカサ「サシャがほu...」

    ライナー「自分が椅子を倒した音です」


    ミカサ...サシャに対してひどいぞ


    キース「...ブラウン訓練兵、朝食位落ち着きを持て」


    ガチャ


    ドアが閉まる


    シーン

    騒がしかった食堂が静かになった



    ライナー「...次は気をつけてくれよ」

    ミカサ「反省しよう」

    アニ「悪かったよ」


    まぁこんな感じで始まるのが俺の日常だ


    ベルトルト「ライナー、お疲れ様」

    ライナー「まぁ、いつもの事だ」

    アルミン「そういえばライナーは今日の休日どうするの?」


  5. 5 : : 2014/08/02(土) 22:59:35
    ライナー「何も考えていなかったな...」


    今日は休日だったのか


    アルミン「じゃあ部屋で大人しく過ごす?」

    ライナー「そうするか」


    いつもは出かけるのだが買うものも特に無いしたまにはいいか



    ベルトルト「じゃあ後でジャンやコニーも誘ってトランプでもしようか」

    ライナー「あぁ」

    アルミン「ジャンとマルコは僕が探すよ」

    ベルトルト「コニーは僕が誘っとくからライナーはエレンを連れて部屋に戻っておいてくれ」

    ライナー「気が利くな、ありがとう」

    アルミン「いえいえ」


    さて、エレンは...


    エレン「ライナー、戻ろうぜ」


    いたいた
    俺はエレンと部屋に戻った



  6. 6 : : 2014/08/02(土) 23:06:27
    部屋に戻って数十分ほどしたらアルミンたちが戻ってきた


    アルミン「待たせたね」

    コニー「おーす」

    マルコ「朝はお疲れ様、ライナー」

    ジャン「よう」


    軽く話してトランプを始める


    エレン「なぁ、皆賭けをしないか?」

    ジャン「どんな賭けだよ?」

    エレン「色んなゲームをやって最下位は罰ゲームだ」

    アルミン「僕はいいよ、負けないけど」

    マルコ「僕もアルミンほどじゃないけど自信あるからいいよ」

    ベルトルト「じゃあ僕も賛成で」


    面白そうだな


    ライナー「おれもそれでいいぜ」

    エレン「うっし!決まりだ!じゃあ最初は何から始めるか...」






    〜数時間後〜


    ライナー「負けた...」


    まさか最下位になるとは思わなかったな
    まぁ腹を括るか


    アルミン「じゃあ罰ゲームは...」



    ライナー「え?」


  7. 7 : : 2014/08/02(土) 23:20:31
    ライナー「何故こうなった...」


    俺は今目隠しされている

    何故なら...


    ーー

    アルミン「じゃあ罰ゲームは夜まで目隠しね!」


    ーー



    中々大変だ
    これでは食事もままならない


    「ねぇ、ライナー何で目隠ししてるの?」


    ライナー「この声はクリスタか?」

    クリスタ「うん、そうだよそしてどうして目隠ししてるの?」

    ライナー「あぁ、トランプの罰ゲームでな」

    クリスタ「クスッ、男の子ってそういうの好きだね」


    クリスタの笑顔見たかった


    クリスタ「でもそれじゃお昼ご飯大変だね」


    ライナー「あ...」


    そういえば


    クリスタ「じゃあ私が食べさせてあげる!」

    ライナー「!?」

    ガタッ


    驚いて思わず立ち上がった


    クリスタ「わ!?ライナーどうしたの?」

    ライナー「ああ...すまない少し驚いただけだ」

    クリスタ「あ、そうなんだ♪まぁ、もうお昼だから持ってくるね」

    そうして

    ーー



    クリスタ「ライナー、口開けて」

    ライナー「あ、ああ」

    パク
    モグモグ


    ゴックン



    ラッキーだ...今日はついている

    まさかクリスタに食べさせてもらうなんて


    クリスタ「ライナー熱くない?」

    ライナー「あー、少し熱いかもな」

    クリスタ「分かった」

    ふーふー


    クリスタ「これでいいかな、はいあーん」

    ライナー「あ、あーん」

    パク

    緊張して、まともに話せない
    でも...

    この状況は忘れることは無いだろう



    ーー


  8. 8 : : 2014/08/03(日) 05:41:57
    「ごちそうさまでした」


    俺とクリスタは食事を終えた


    ライナー「そういえば他の奴らは?」


    ここに来て俺たち以外の気配が全くない



    クリスタ「そういえばいないね」

    クリスタ「あ、ライナーちょっと来て」

    ライナー「?」



    なんだろうか



    ーー



    ライナー「なぁクリスタ何処に向かってるんだ?」

    クリスタ「あと少しまってね」



    俺とクリスタはすると少し歩いた
    そして



    クリスタ「もういいよ、目隠しを取って」

    ライナー「え、でもこれは夜までって...」

    クリスタ「もー、えいっ!」


    パサッ


    目隠しが取れるとそこには



    『ハッピーバースデー!ライナー!』



    皆がいた



    ライナー「え?」

    アルミン「あー、僕から説明するね」

    アルミン「今日はライナーの誕生日でしょ?」

    アルミン「それをしった僕らは皆でライナーを祝おうと考えたんだ」

    アルミン「そして大広間を教官から借りてバースデーパーティーを開いたんだ」

    ライナー「そうか...今日は俺の誕生日か」


    今思い出した
    今日は俺の誕生日ではないか


    ベルトルト「おめでとう、ライナー」

    エレン「ベルトルトが教えてくれたんだぜ!」

    ジャン「トランプなんか何日も前からアルミンに勝つ方法を教えてもらってたからな」

    コニー「アルミンのサイン覚えるの大変だったぞ」

    マルコ「いつもありがとう!ライナー」


    ライナー「こんな俺の為に...ありがとう!」

    ユミル「まぁ、私らの兄貴の誕生日だしな」

    サシャ「いつもありがとうです」

    ミカサ「朝はすまなかった、そしていつもありがとう」

    アニ「...おめでとう」

    クリスタ「改めてライナー」

    「お誕生日おめでとう!」


    ーー



    パーティーはとても楽しかった

    ジャンとマルコの漫才やアルミンの手品など楽しい催しもたくさんあった

    皆俺の為にこんな大きなパーティーを開いてくれるた...

    思わず泣いてしまった時は大変だったな

    クリスタが慌てて

    エレンが飲み物落としたりで


    少し位いいよな?

    訓練兵の間だけでもこいつらと普通に暮らしていいよな?




    よし

    今日はそんな事忘れて楽しく過ごすか





    ーー

    ライナー「しょうがない奴等だな...」



    騒ぎ疲れて寝てしまった皆を一人一人に毛布を掛けてやる

    なんだかんだいって皆幼いな


    ライナー「ふっ...」


    つい笑みがこぼれた


    そして皆の毛布を掛け終わった位の時だ


    ベルトルト「ライナー、ちょっといい?」

    ライナー「?」



    ベルトルトに連れられて来たのはエレンとアルミンと会って最初に教えたあの場所だ


    アニ「...」


    アニも来ている様だ


    ベルトルト「アニ、」

    アニ「ああ」


    何があるのだろう?


    『ライナー、誕生日おめでとう』



    その言葉とプレゼントが渡された
  9. 9 : : 2014/08/03(日) 05:44:16
    ベルトルト「戦士として」

    アニ「次は祝うよ」


    ライナー「...あ、ありがとう」


    つい...また泣いてしまった



    ベルトルト「泣かないでよーライナー」

    アニ「男なんだからしっかりしな」

    ライナー「痛っ」

    ベルトルト「あー、ダメだよ乱暴しちゃ」
  10. 10 : : 2014/08/03(日) 05:48:20
    ライナー「ありがとう、お前ら」

    ベルトルト「どういたしまして」

    アニ「別に...」

    ベルトルト「アニ、照れてる」

    アニ「うっさい」

    ベルトルト「痛っ!」

    ライナー「ははは」



    こいつらからも祝ってもらえるなんて

    ありがとう...

    ほんとにありがとう...




    ベルトルト「あ、ライナーまた泣いてる」

    アニ「たく、またかい」

    ライナー「う、うるせー」





    そして俺は最高の1日を終えた




  11. 11 : : 2014/08/03(日) 05:49:22











    おしまい













  12. 12 : : 2014/08/03(日) 05:55:50
    という事で遅れながらのライナーの誕生日でした

    ライナーはいつもssの中でもいろいろ頑張っていらしたので今回は祝おうと決意し、書かせて頂きました!

    早く書いたので
    いろいろとミスなどがあると思いますが
    まあ許して下さい


    という訳で終わります


    ありがとうございました!
  13. 13 : : 2014/08/07(木) 09:44:39
    良い!これは良いぃぃぃ。・゚・(ノД`)・゚・。

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oudentt

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