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  1. 1 : : 2014/07/28(月) 02:02:22



    この世界が偽りならば



    この時が、僕の夢の中ならば



    どれだけ気が楽になるだろうか──。


  2. 2 : : 2014/07/28(月) 03:04:24
    期待です
  3. 3 : : 2014/07/30(水) 08:16:21


    鳥のさえずりと共に穏やかな陽気が風に乗って部屋の中に舞い込んでくる。


    窓から身を乗り出して外を見てみると、ちぎれそうな雲が一つ二つ澄み渡る青空に浮かんでいた。


    心地の良い目覚めだ。


    時計をちらりと見やる。クォーツ式の時計で、凄く高価なものだ。

    昨年の成績優秀者上位三名にのみ配られた。貰ったのは僕とライナーとミカサだった。


    ここ、ウォールローゼの南方に位置する訓練所では毎朝7時起床が義務付けられている。


    しかし今日は休日。いくらでも寝て構わない。実際時計は9時を指していた。

  4. 4 : : 2014/07/30(水) 08:21:05


    まだ眠気の覚めきらない目を擦りつつ梯子で下に降りる。


    訓練所の宿舎は、二段ベッドとなっている。僕は上段で、僕の下はライナーだ。


    普段のライナーならこの時間……


    「おうベルトルト。起きたか」


    「ああ、おはよう」ライナーと挨拶を交わす。


    案の定、ダンベルで筋トレをしていた。

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