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  1. 1 : : 2014/07/12(土) 22:14:04
    この作品は進撃の巨人の赤ずきんパロです。

    拙い文章ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
  2. 2 : : 2014/07/12(土) 22:46:14
    昔々のそのまた昔、あるところにアルミンずきんという男の子がいました。

    アルミンずきんは、お母さんにお婆さんのお見舞いに行くよう頼まれました。

    ミカサ「アルミンずきん、お婆さんにパンと葡萄酒を持っていってほしい」

    ミカサ「それと、もしお腹が空いた時のために林檎を3つ渡しておく。でも、できるだけ無駄遣いはしないでほしい。」

    アルミンずきんは、近頃物価が上がって家計が苦しくなってきていたのを知っていたため、大きく頷きました。

    ミカサ「もし知らない人に会ってもついていかないようにしてほしい。特におっさんは駄目。」

    アルミン「うん、わかった!」

    アルミンずきんは、どうして「特におっさんは駄目」と言われたのか分からないまま、頷きました。

    アルミン「じゃあ、行ってくるね。」

    アルミンずきんが家を出ようとしたその時。

    エレン「待てアルミン!」

    本来なら作品には出てこないはずの父親が出てきました。

    アルミン「何?」

    アルミンずきんは反抗期なのか何なのか、お父さんを見る目はまるでゴキブリの死体を見る時のようでした。

    エレン「知らない人にはついていくなよ!」

    アルミン「さっきお母さんから聞いたよ。」

    エレン「林檎を無駄遣いするなよ!」

    アルミン「それもお母さんに聞いたよ。」

    エレン「お父さんのこと愛してるか!?」

    アルミン「……微妙」

    アルミンずきんの反応に、お父さんの眼からは一粒の涙が零れ落ちました。

    エレン「しかしここではめげないイェーガー!」

    お父さんはそう叫ぶと両手を拡げました。

    アルミン「…何?」

    エレン「いってきますのちゅー」

    アルミン「……」ベッ

    アルミンずきんは林檎を1つお父さんに投げつけました。

    アルミンずきんは早速林檎を無駄にしましたが、お母さんの方をむいて微笑み、

    アルミン「それじゃあお母さん、行ってきます!」

    と言って、お父さんの足を踏んでから家を出ていきました。
  3. 3 : : 2014/08/12(火) 11:20:14
    アルミンずきん!期待です!
  4. 4 : : 2014/10/22(水) 12:36:48
    期待です

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