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格付けし合うシンデレラ
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- 1 : 2014/06/27(金) 12:14:32 :
- 小泉が主役の土曜の深夜ドラマをテーマにしたダンガンロンパ1.2女子をメインにしたドロドロ劇を書きたいと思います。
前回のSSは文字の間違えが多く見にくい
SSになってしまいましたが、まだまだ初心者なのでどうかよろしくお願いします。
みなさんは、"マウンティング女子"と言う
言葉を御存知でしょうか?
知人…
上司…
幼馴染…
など、内心は(自分の方が上よ)と、相手を
自分より女として上か下かを判断する女性のことを差します。
例えば…
例
[あなたって、化粧上手だね!
私なんてほとんどすっぴんだよ…]
と、一見褒めているように感じますが、
よくよく考えてみると…
(あなたって化粧が濃いのよ…
ま、私はすっぴんでも綺麗だから~)
と、考えることもできるのです。
あなたのまわりにも言葉をオブラートに包んで内心はあなたを見下しているかもしれません…
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- 2 : 2014/06/27(金) 12:23:15 :
- この物語はある一人のシンデレラが人生の成功への階段を駆け上がってゆく物語……
"マウンティング"…それは女子の間で自分や相手を格付けし、そのランキングのことを"マウンティングランキング"と呼ぶ。
仕事
お金
恋愛
持ち物
知性
その他…
なんの基準もなく自分よりも上か下かを判断するこのランキング…
ランキング最下位の主人公が上り詰めていくシンデレラストーリー
しかし、行く手を阻む様々な困難、妨害、
罠、嫉妬を乗り越えていけるのか…
~Are you redy⁇
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- 3 : 2014/06/27(金) 12:59:27 :
- モノミ「ちょっ、ちょっと待ってくだちゃい‼SSを書いている人が注意を飛ばしちゃったんであちしが代わりに補足しまちゅね。実際のゲームやアニメとは設定が異なる場合があるのでそこは理解してくだちゃいね…よろしくお願いしまちゅね。
また、ここに登場する女の子達はかなり悪女として描かれるけど実際はとっても素敵で優しい子たちでちゅ。
ちなみにあちしもふくめその他の女の子達も出てくるので見逃さないでね。
バイバイでちゅ~」
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- 4 : 2014/06/27(金) 13:14:46 :
- ~プロローグ~
⁇「あれ、舞園じゃん。お疲れ!」
舞園「江ノ島さん⁉」
チッ、せっかくの休憩時間が…
舞園「お疲れ様です。撮影大変でしたね」
(あぁ~あ、せっかくの休憩時間が一分一秒と減っていく…)
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- 5 : 2014/06/27(金) 14:13:22 :
- 江ノ島「本当に大変だよ~しかも毎日毎日カメラが付け回してくるからさー。」
舞園「大変ですね。」
はい、でました自分が忙しい自慢。
次はモテますよアピール入りま~す。
江ノ島「あたしがどこの誰と付き合おうが勝手じゃない⁉その点、舞園はいいな~
毎日カメラ追っかけられなくて。」
つーか、ど田舎出身のアイドルとは格が違うんですけど。
舞園「うふふ…」
ドストライク!とはいきませんでしたか…
しかも、余計なことまでペラペラと…
無駄に笑い過ぎると顔が突っ張りそうなんですけど。
江ノ島「そうだ、これ一緒に食べない?」
舞園「マカロン?」
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- 6 : 2014/06/27(金) 15:10:36 :
- 江ノ島「そっ!話題の限定マカロン。もらい物だけど。」
49キロの体重…50キロオーバー達成になるかな~~
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- 7 : 2014/06/27(金) 16:07:23 :
- 舞園「10個入りなんですね。美味しそうですね。」
江ノ島「こんな甘いものばっか食べたら太っちゃうからさ、ん~例えば50キロ台とたか?」
舞園「あれ、江ノ島さん全然太ってないじゃないですか。」
これから太るだろうけど…
江ノ島「まぁ~ね。」
つか、絶てぇ~太んないんですけど。
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- 8 : 2014/06/27(金) 17:05:29 :
- 舞園「じゃあいただきますね…」
どうせなら道連れにしてやるわ。
サクッ
舞園「ん~美味しい‼江ノ島さんも食べてみてくださいよ。」
江ノ島「ん~」
舞園「ちょっとなら平気ですよ~」
江ノ島「ちょっとだもんね。」
舞園「そう、ちょっとだけ!」
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- 9 : 2014/06/27(金) 17:14:12 :
- 澪田「あれぇ~さやかちゃんと循子ちゃんじゃ…」
ゲゲゲゲー何かすげー火花が散ってるっス
ここは逃げるが勝ちっす~
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- 10 : 2014/06/27(金) 17:29:41 :
- サクッ
江ノ島「ん~さすがにうまいね。」
舞園「そうですね。」
サクッ
サクッ
サクッ
サクッ
サクッ
サクッ
ザワザワ…
桑田「ははは…」
やべぇ~なんとなくだけど少しでも近づいたら火傷する感じだな。
澪田「ははは…」
レオンちゃんと同じ言葉しか出ねぇっす
怖いもの見たさでまた来ちゃったけど…
舞園「それで、今彼何しているんですか?」
サクッ
江ノ島「あぁ~これだよ。」
舞園「料理本…あぁ~花村さんですよね、
下ネタ好きの。」
江ノ島「は?」
舞園「江ノ島さんって花村さんみたいなのが好みだったんですか。」
サクッ
舞園「ん~やっぱり美味しいですね。
ご馳走様です。」
江ノ島「あっ、うん…」
こいつ、あたしより多く食いやがったな!
舞園「ふふふ。」
~WINNER~
舞園さやか
-
- 11 : 2014/06/27(金) 23:49:06 :
- モノクマ「えぇ~ただいまからダンガンロンパ1.2女子のドロドロ劇が始まるんだけど
次期学園長としてモノミの代わりに補足で~す!
今回は小泉さんが主役なんだけどさ~けっこう無理矢理な設定があるけどそこはきちんと拝領してよね。それから何回かに分けてダンガンロンパ1.2女子の間でBATTLEが始まるんだけど本編と共に彼女達の悪どい
"心の声"も楽しんでね!
え?さっさと本編を始めろって?
そんな急かさないでよー
急がなくたって彼女達はとびっきり悪い
心の声を考えてるんだから楽しみにしててよ。
それじゃ…そろそろ始めるかな。」
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- 12 : 2014/06/28(土) 00:24:18 :
- いきなりすいません
えっと…心の声的なやつ
ちょっとだけ読みにくかったので
>>10の最後とか
舞園「ん~やっぱり美味しいですね。
ご馳走様です。」
江ノ島「あっ、うん…」
(こいつ、あたしより多く食いやがったな!)
みたいな感じにしたほうが読みやすいと思います
あと期待です
長文失礼しました
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- 13 : 2014/06/28(土) 00:27:35 :
- 面白いです!
期待です
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- 14 : 2014/06/28(土) 00:29:57 :
- アドバイスありがとうございます(^-^)/
たしかにちょっと読みにくいですね。
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- 15 : 2014/06/28(土) 01:10:31 :
- 学園長「えぇ~今日からしばらく1.2年合同の特別クラスで総合的学習を行ってもらう。テーマは各自で決めるように。
女子は女子、男子は男子に別れてそれぞれ
2クラスずつのクラスになる。
みんなそれぞれいい気分転換になると思うよ。
それでは…それぞれのクラスを発表する。
まずは男子から
苗木くん桑田くん日向くん……」
学園長「そして、女子…
霧切さん、舞園さん、七海さん、ソニアさん、江ノ島さん、セレスさん、朝日奈さん、澪田さん、そして…小泉さん。
呼ばれなかった人はもう一つのクラスに。
それでは別れてくれ。」
~女子の教室~
舞園「それでは改めまして自己紹介をしますね。''超高校級のアイドル"舞園さやかです。よろしくお願いしますね。」
(顔面偏差値的には断トツ私が一位ですね)
江ノ島「みんな知ってるけど、"超高校級のギャル"江ノ島循子ちゃんで~す!」
澪田「え~っと"超高校級の軽音楽部"の澪田唯吹で~~~す‼みんなよろくっす!」
(なんかすごーくこの教室威圧感があるような…気のせいかな。)
小泉「"超高校級の写真家"の小泉真昼です
よろしくねみんな。」
セレス「よろしくお願いしますね。」
(顔面偏差値が以外とお高い、彼氏に毛糸のセーター編んでプレゼントする的な人……
天然記念物、総合60点ですわ)
朝日奈「よろしくね、真昼ちゃん‼」
(悪いけど、全力で潰させてもらうから)
江ノ島(やっぱり…)
舞園(やはり…)
江ノ島、舞園、セレス、朝日奈
("最下位"ですかね…)
霧切「…………」
小泉「わからない部分もあるかと思うけど色々と教えてね。」
澪田「あはは~とにかくよろしくね~!」
(ヤバイヤバイ、絶対に嵐が吹き荒れる展開
になる予感がビンビンするっす。ここは深く関わらないほうが身のためっす!)
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- 16 : 2014/06/28(土) 01:36:03 :
- シンデレラ達の格付けはまだまだ始まったばかり……
(現在のマウンティングランキングは……)
1位…
マウンティングの絶対的女王
…"ソニア,ネヴァーマインド
2位…
マウンティングの冷血魔女
…"霧切響子"
3位…
ピュアでわがままな人気No.1アイドル
グループのセンター
…"舞園さやか"
4位…
若者達に絶大な人気を誇る肉食系性悪女のギャル
…"江ノ島循子"
5位…
容姿端麗かつ計算高いセレブ&悪女、
…"セレスティア,ルーデンベルク"
6位…
スポーツ万能、かわいい顔して実はハングリー精神のモンスター
…"朝日奈葵"
7位(最下位)…
アク(悪)が強いメンバーのなかではかなり控えめなシンデレラ…だか、誰よりも根性はある
…"小泉真昼"
果たしてランキングの順位は今後どのようになってしまうのか…シンデレラ達の戦いは今、ここから始まる。
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- 17 : 2014/06/28(土) 01:38:58 :
- ちなみに七海と澪田はマウンティングには
(格付け)参加しません。
その代わり、BATTLEに登場します。
楽しみにしててください!
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- 18 : 2014/06/28(土) 01:57:00 :
- なんか本当にありそうだから怖い……でもこういうSSは期待です!
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- 19 : 2014/06/28(土) 02:20:36 :
- ありがとうございます(^-^)/
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- 20 : 2014/06/28(土) 11:38:40 :
- 澪田が良心すぎますね(笑)
期待です!
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- 21 : 2014/06/28(土) 11:51:00 :
- ~BATTLE2~
江ノ島「舞園!お疲れ様~」
舞園「お疲れ様です。」
(ゲッ、またこいつですか。)
江ノ島「はあ~あ、元彼の束縛半端ないんですけで~」
舞園「…………」
(ダメ、こいつの男の話に反応したら間違いなく負ける!)
江ノ島「今なにしてる~?とか、本当に迷惑なんだよね~」
(さっさとリアクションしなさいよど田舎の
センターアイドル!)
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- 22 : 2014/06/28(土) 11:59:11 :
- 舞園「あれ、これって…」
江ノ島「ああ、今彼とデートしてととこ撮られちゃって。」
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- 23 : 2014/06/28(土) 12:22:00 :
- 舞園「そうなんですか、大変ですね。」
(いまさら驚きませんけどね…)
江ノ島「そういえば、舞園ってディズニーランドよく行く?」
(作戦変更‼‼)
舞園「ディズニーランドですか…最近あまり行けてませんけど。」
(ディズニーランドって…中学生ですか。)
江ノ島「あたしは今彼とよく行くけど…
中々遠くて大変なんだよねー」
舞園「でも、車や電車で行けばすぐじゃないですか。」
江ノ島「車?…空港からなら早いけど…」
舞園「空港から?」
江ノ島「えっ、カリフォルニアのディズニーランドだよね…アナハイムの。」
舞園「カリフォルニア…」
(こいつ、ハメやがったな…)
江ノ島「あははは~」
(つ~か、ど田舎出身のアイドルとは行動範囲が違げ~んだよ‼)
舞園「…………」
江ノ島「あれ、もしかして日本国内の
ディズニーランドのこと?」
舞園「…………」
(負けた……)
江ノ島「…………」
(私様の完全勝利の巻~~‼)
~WINNER~
"江ノ島循子"
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- 24 : 2014/06/28(土) 12:48:06 :
- 舞園「私達のテーマは"ファッション雑誌"
を学園祭で販売することに決まりました!
実際、私達が企画考えたりモデルをするんですけどね。」
江ノ島「モデルね…」
(はい来ました~‼私様のダイナマイトバストの解禁企画‼)
江ノ島「それにはまず…服を探して、モデルを沢山集めなきゃ。」
ソニア「お洋服や宝石なら私が用意できますよ~」
(皆さんとは格が違うものですけど…)
セレス「でも、一般的なお洋服もたくさん必要ですわよね…」
(さすが天然気取りの絶対的女王様…一般人とは違いますよアピールですわね。)
江ノ島「それなら…朝日奈と小泉が服と洋服、それと一般のモデルも集めてきて。」
(ランキング的に最下位争いかつ一般人に一番近いあんた達がね‼)
朝日奈「うん、了解‼」
(くそ~調子に乗りやがって!)
朝日奈「行こう、真昼ちゃん!」
(潰す潰すぜぇ~ったい潰すからね。)
小泉「うん、分かった。」
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- 25 : 2014/06/28(土) 16:24:30 :
- 七海「それで…私と澪田さんは何をすればいいの?」
江ノ島「え~~っと……」
(この子、誰だっけ?)
霧切「私と一緒に編集の手伝いをしてくれない?」
七海「了解~」
澪田「了解したっす!」
(やべぇ~腕に鳥肌が立ってるっす‼)
江ノ島「他のみんなは服のコーディネートをお願いねー!それじゃあ、作業開始‼」
(もちろん雑誌の表紙はあたしだけどね)
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- 26 : 2014/06/28(土) 16:29:14 :
- 朝日奈「さあ、まずはモデルになってくれる人を探さないと…えっ~と30人必要みたい。」
(あなたにできたらの話だけどね。)
小泉「町に行って探してくるね。」
朝日奈「じゃあ、あたしは服を調達しなきゃね。」
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- 27 : 2014/06/28(土) 16:40:21 :
- ~教室~
朝日奈「えっ‼なんで17人しか集まってないの⁉ちゃんとやってよねーもう!」
(ほんと、使えない…)
小泉「ゴメンなさい…私のせいで皆の足を引っ張っちゃって。」
江ノ島「逆に言うとよく17人も集めてきてくれたよ。」
(私様ならざっと100人は集まるな。)
セレス「あまり落ち込まないでください」
(深く深く落ち込んで下さい、ダイオウイカの生息水域深海500mくらいまで…)
澪田「気にすることないっすよ!」
(電流がビリビリ流れててこのままだと確実に大丈夫じゃないっす。こうなったらあたしも本格的にランキングに参加っすかね。)
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- 28 : 2014/06/28(土) 22:01:49 :
- 七海「私は…写真の配置考える…ね。」
(寝み~はぁ~あ早くお昼寝したい。
それよりもゲームがやりたくて痙攣しそうだよ~。)
~夜~
七海「さようならぁ…」
(ゲームゲームゲームゲームゲーム‼)
江ノ島「また明日~!」
(エステにパック…)
セレス「それでは…」
(一稼ぎして帰りますか…)
朝日奈「じゃね~!」
(ちくしょ~さくらちゃんに愚痴ろうか…
その前にドーナツドーナツ!)
ソニア「さようなら…」
(早く着替えてパーティに行かないと‼)
舞園「お疲れ様でした!」
(…………マズイ。)
澪田「バイバイーっす!」
(今日は色々な意味でもの凄~く疲れたっす
レオンちゃんと練習…する気力も残ってないっすよ~)
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- 29 : 2014/06/28(土) 23:10:44 :
- 小泉「は~~あ…」
霧切「まだ帰らなかったの?」
小泉「霧切さん⁉」
霧切「あのこと、まだ落ち込んでるの?」
小泉「うん……」
霧切「あなたに…
これだけは忠告しとくわ。」
小泉「え?」
霧切「ここには…
"仲間"なんていないわよ。」
小泉「あの…」
霧切「自分の味方は自分だけ…
ここで生き残ったシンデレラだけが
"夢"を持つ権利が与えられる…」
小泉「そんな…」
霧切「今のを聞いて…"絶望"でもした?
このクラスを辞めたくなったら
いつでもどうぞ。」
小泉「…………」
霧切「さようなら…」
小泉「………」
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- 30 : 2014/06/29(日) 01:40:20 :
- いよいよシンデレラ達の醜い争いが本格的に始まる……
(現在のマウンティングランキングは…)
1位…
マウンティングの絶対的女王様
…"ソニア"
2位…
ピュアでわがままな人気No.1アイドル
…"舞園"
3位…
若者達から絶大な人気を誇る
肉食系性悪女のギャル
…"江ノ島"
4位…
容姿端麗、計算高いセレブ&悪女
…"セレス"
5位…
かわいい顔して
ハングリー精神のモンスター
…"朝比奈"
最下位…
アク(悪)の強いシンデレラ達を越えられるのか…
…"小泉"
"JOKER"…
敵?味方?いまだに謎な女
…霧切
いよいよ本格的に動き出した
"マウンティングランキング"
果たしてシンデレラ達は幸せを手にすることができるのか…
厳しい現実を見た主人公(小泉)は悪女達に
どう立ち向かうのか…
現実世界に無さそうだと思うマウンティングの世界…
実はあなたが気づいていないだけなのかも
…しれないね。
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- 31 : 2014/06/29(日) 02:05:25 :
- モノミ「てんてるて~ん!このSSを観覧して下さっている皆さ~ん、またまた登場
モノミで~ちゅ。
え?もう来るなって?そんな酷いこと言わ
ないで…
たまにはあちしだって出番が欲しいよーだ
さて、本題に入りまちゅ。
さっきの(マウンティングランキング)で
霧切さんが"JOKRE"になってたけど…あれはどういう意味なんでちゅかね~?
トランプでの"JOKER"は勝負の"切り札"に
なるカードでちゅけど…ここではどういう意味かとっても気になりまちゅ‼
このSSを読んでくれる人達も一緒に考えてほしいでちゅ。
でも、中には答えを知っている人もいるからそこは内緒でお願いしまちゅね。
最後に皆さん応援よろしくお願いしまちゅね。コメント、アドバイスなど大歓迎~
それじゃ…バイバイでちゅ。」
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- 32 : 2014/06/30(月) 14:21:21 :
- ~レストラン~
舞園「また、小泉さんをイジメちゃったんですか?」
朝日奈「だって、頭にくるんだも~ん!」
(もっとバレないようにやらなきゃ…)
舞園「本当、ここのお料理はおいしいですね。」
朝日奈「いくらでも食べれるよ~」
舞園「ふふふ…」
朝日奈「あははは…」
舞園「……ゴメンなさい、ちょっとトイレに行ってきますね。」
朝日奈「あ、うん。」
(覚えておいて…あなたを支えてきたのはこの"あたし"だからね。)
~女子トイレ~
ザ~~
ジャバァ…
舞園「…ゲホッ…ゲホッ、はぁ…はぁ…
や…せなきゃ…もっともっともっともっと痩せなきゃ…」
ゴクリ…ゴク…
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- 33 : 2014/06/30(月) 14:53:10 :
- ~次の日の朝~
舞園「な、何なの?…これ。」
~企画用紙~
[人気No.1アイドルグループのセンターを
務める学校屈指の美少女…"舞園さやか"
若者達から絶大な人気とカリスマ性を誇る
人気No.1ギャル…"江ノ島循子"
実際はどちらが人気なの?
その答えは人気投票で決まる‼‼]
霧切「いい案でしょう?」
舞園「…なんで…人気?…と、投票?……
ふ……ふざけないで‼‼‼」
江ノ島「…以外と大胆なことするんだね」
(つ~か、マジでビビッたんですけど………
霧切がこんなアイディアを?
ま、いっか。いざとなったら買収しちゃえばいいんだし。清楚で優等生ぶってる人気No.1アイドルさんを蹴落とすチャンス!)
舞園「私が…どれ程の思いで今の地位にいると思ってるの!」
霧切「ゴメンなさい…でももう決まったこと…」
江ノ島「ま、あたしはいいけどね~」
(このダイナマイトボディがある限り無敵なのだ~‼)
バタン…
霧切「…正直言って江ノ島さんよりあなたの方が上よ。実力も…年数もね。
既に投票用紙は配ってあるわ。
結果は私達が作る雑誌で発表するわ…」
舞園「最低…」
霧切「どんなに言われても構わないわ…
それであなたの気が収まればね。」
舞園「………」
-
- 34 : 2014/07/02(水) 12:55:29 :
- ~BATTLE3~
朝日奈「ふぅ~、やっと終わった!」
セレス「朝日奈さん、張り切っていますわね。」
(あなたは働き蟻、私は女王蟻。)
朝日奈「ぜ~んぜん、要領が悪いだけだよ」
(PLAY BALL‼)
セレス「そういえば今日、外資金融主催のパーティがありますの…朝日奈さんも参加いたします?」
(私の引き立て役として…)
朝日奈「パーティ…」
(ダメ、こんな釣り玉にのったらダメ‼)
ソニア「あ、私も参加したいです!」
セレス「ゴメンなさい、定員オーバーなので。」
(マウンティングの女王様にスタメン資格はありません。」
ソニア「そうでしたか…残念です。」
セレス「ところで、朝日奈さんのボーイフレンドはどんな方ですの?」
(いないとは思いますけど…)
朝日奈「えぇ~」
(来た、内郭高め!)
朝日奈「彼氏なんて全然~」
(そんな球振らないからね!)
セレス「そうなんですか。」
(そうでしょうね…)
朝日奈「セレスちゃんの彼氏は?」
セレス「えっ、どの彼氏のことですか?」
朝日奈(はい来ました、モテ自慢。」
ソニア「凄い!セレスさんは何人もボーイフレンドがいるんですね!」
朝日奈「へぇ~」
(おい、そこ乗るとこ違うでしょ‼)
セレス「まぁ…ほどほどに。」
朝日奈(はい、気持ち良くなっちゃったよ)
ソニア「結婚とかは…?」
朝日奈(お~い、広げるな!)
セレス「まだまだ早すぎますわよ…ところでソニアさんは?」
(ここは謎ですわね…)
ソニア「私は………これなんで。」
~ダイヤモンドの指輪~
朝日奈「あははは……」
(カメラさんこっちもお願いします的な?)
セレス(王女様が結婚⁉スクープスクープ‼
的な?ですわね…)
セレス「結婚ですか…お相手は?」
ソニア「結婚じゃなくて"婚約"しているだけです。私の彼は…一国の王子様で、次期
王位継承者なんですけどね。」
セレス「お住まいは?」
ソニア「えっと…ゴメンなさい、お城…
いえ、お家が5つほどありまして…」
セレス「まぁ…」
(ターゲットスコープON…波動砲用意…)
ソニア「それでは…」
ガチャ…
朝日奈「……パーティ…何時から?」
セレス「…8時から…ですわ。」
ソニア「独身貴族のお二人!」
朝日奈&セレス(い、いつのまに⁉)
ソニア「今夜、一国の王位継承者主催の
パーティがあるのですが…ご一緒にいかがですか?」
朝日奈「よろしくお願いします‼」
セレス「よろしくお願いします‼」
ソニア「ウフフフ…」
ニコリ…
~WINNER~
"ソニア,ネヴァーマインド"
-
- 35 : 2014/07/04(金) 14:33:04 :
- ~教室~
小泉「投票……」
セレス「あらあら…」
(あの冷血魔女さん…侮れませんわ。)
ソニア「あっ、江ノ島さん‼」
(今夜いつものレストランで…)
江ノ島「あっ、ソニア!」
(分かったクマ。)
ギィ…
澪田「あっ……」
舞園「…………」
澪田(タイミング悪すぎっす、今回は軽症では済まないパターンっすね。」
朝日奈「…………(無視)」
舞園「……皆さん、おはようございます」
(こいつ、今無視したな?)
-
- 36 : 2014/07/05(土) 00:54:53 :
- 江ノ島「ねぇ霧切!」
霧切「何かよう?」
江ノ島「ちょっとね…」
(はい、回想スタート!)
~回想~
ソニア「ええ⁉目玉企画の変更ですか?」
江ノ島「そ、だって~あたしがあんなど田舎出身のアイドルと人気投票なんかで比べられたらマジでプライドがズタズタになっちゃうよ~」
ソニア「でも、私は何回かは撮影の経験はありますが…江ノ島さん程じゃありませんし…」
江ノ島「大丈夫、学園祭の前にミニ雑誌を作ればいいんだよ…ソニアと舞園のアピールの一貫としてね。」
ソニア「ウフフ…凄く楽しそうですね。」
江ノ島「あははは…」
ソニア「ウフフフ…」
-
- 37 : 2014/07/05(土) 00:59:00 :
- 霧切「…いいアイディアだと思う、採用
するわ。」
江ノ島「やった!」
霧切「ミニ雑誌の件も学園長ならOKして
くれるだろうし…」
江ノ島「さっそく皆に伝えてくるね‼」
ガチャン…
-
- 38 : 2014/07/05(土) 01:10:18 :
- 江ノ島「…と、いうわけでよろしく‼」
舞園「…変更ですか。」
ソニア「舞園さん‼」
舞園「…ソニアさん。」
ソニア「お互い頑張りましょうね~」
(私に敵う相手などおりません!)
舞園「ええ、正々堂々とね…」
(いくらマウンティングの女王様でも経験の差がありますから。)
七海「うわ~、火花が…」
澪田「七海ちゃん、シッ‼」
七海「おっとと、ゴメン。」
澪田(まさかこんなことになるなんてC子
さんもビックリ仰天の展開っす!)
江ノ島「ウプププ…」
(やべ~久しぶりに面白くなってきた‼)
-
- 39 : 2014/07/05(土) 01:26:15 :
- ~昼休み~
舞園「…………」
小泉「舞園さん、よかったら…」
舞園「…コーヒー?ゴメンなさい、
私はオーガニック入りのコーヒーしか…」
小泉「ちゃんと、入ってます。」
舞園「…じゃあ、いただきます。」
(この子……)
小泉「……私は舞園さんが勝つと思う。」
舞園「何…それ、嫌味?」
小泉「わ、私は純粋にそう思っただけで…
そんなつもりは…」
舞園「ふふ、冗談です。小泉さんて………
"優しい"ですね…でも、そんなんじゃすぐに蹴落とされちゃいますよ。」
小泉「…例えそうだとしても私はありのままでいたいから…」
舞園「今夜、もしよかったら一緒にお食事でも…どうです?」
小泉「もちろん‼」
ガチャ…
朝日奈「いたいた!舞園ちゃ…ん」
小泉「あっ、それじゃあ後で…」
バタン…
朝日奈(あいつ…舞園をたぶらかしやがったな~)
朝日奈「ね、舞園ちゃ…」
舞園「さっき…私のこと無視しましたよね
ちゃんと見ていましたから…」
バタン…
朝日奈「…………」
-
- 40 : 2014/07/05(土) 22:40:29 :
- そういえば朝比奈じゃなくて朝日奈だよ
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- 41 : 2014/07/06(日) 11:48:02 :
- ありがとです。
-
- 42 : 2014/07/07(月) 13:18:23 :
- ~レストラン~
江ノ島「……うぷぷぷ。」
ソニア「どうかしたのですか?」
江ノ島「だって……だってだってだって~
もの凄く面白い展開なんだも~ん‼」
ソニア「面白い…ですか。」
江ノ島「だって、あのど田舎センター
アイドルを潰すチャンスじゃ~ん。」
(私様が直接手を下さなくてもあんたが潰してくれるからね…」
-
- 43 : 2014/07/07(月) 13:34:07 :
- ~レストラン~
舞園「これからもよろしくお願いしますね
小泉さん。撮影もよろしくお願いします」
小泉「うん。」
舞園「…ゴメンなさい、ちょっとお手洗いに行ってきましす。」
小泉「あっ、うん。」
~女子トイレ~
舞園「…………」
ガサコソ…
ジャラ…
~15分後~
小泉「舞園さん…遅いな~」
~女子トイレ~
ジャバア…
ギィィ…
小泉「…舞園…さん?…あっ‼」
ジャララ…
舞園「…ゲホッ…ゴクリ、ゴク…」
[鏡]
舞園「……小…泉さん。」
ジャラジャラ…
小泉「これって……ダイエットピル⁉」
舞園「はぁ…はぁ………」
-
- 44 : 2014/07/08(火) 17:20:11 :
- ~次の日の朝~
澪田「あっ、レオンちゃんおはようっす」
桑田「澪田先輩、おはようございます!
そういえば先輩のクラスはどうっすか?
確か…舞園ちゃんとソニア先輩が人気投票
で対決するんじゃ…」
(俺はやっぱし…舞園ちゃん?いや、ソニア先輩もかなりの美貌だし…迷うな~)
澪田「まあ…どっちも頑張って欲しいっすよね。」
ガチャ…
舞園「澪田さん、桑田くん、おはようございます。」
桑田「舞園ちゃんおはよう!」
(さすが舞園ちゃんはかわいいな~)
澪田「おはようっす。」
(何か嫌な予感が…)
ガチャ…
ソニア「桑田さんに澪田さん、おはようございます。」
澪田「ソニアちゃん、おはようっす…」
(…早くここから逃げるっす。)
桑田「おはようございます‼」
(やっぱし俺、投票用紙は最低10枚は必要だな…)
舞園「…おはよう。」
ソニア「ウフフ…」
(You Bitch…アイドルさん。)
舞園「それじゃあ…」
(はあ?
なんだてめぇの自信満々の態度は?
ナンバー1は"アタシ"だっつうの‼‼‼)
桑田「……………」
(やっぱ俺、投票すんの辞めようかな…)
澪田「…………」
(舞園ちゃんとソニアちゃんもとうとう
"マウンティング"に本格的に参加し始め
たようっすね…)
-
- 45 : 2014/07/09(水) 09:36:38 :
- ~教室~
セレス「ふぅ…」
朝日奈「あれ…それって限定バック?」
セレス「ええ…うふふ。」
(悲しいですね、貧富の差…その差は
一生埋まりません。)
朝日奈「セレスちゃんはいいな~」
(くそ~絶対埋めてやるからな…)
-
- 46 : 2014/07/09(水) 10:29:54 :
- 江ノ島「おはよう!」
霧切「…遅いわ。」
江ノ島「ゴメ~ン、撮影が長引いちゃって」
(だって、あたしは下々の人間と違って、
人気、スタイル、美貌を兼ね備えているから忙しくて…)
霧切「……ふふ。」
ゾクッ…
江ノ島(こいつの"微笑"って迫力あるな~)
-
- 47 : 2014/07/09(水) 14:38:27 :
- 霧切「皆聞いて、目玉企画は決まったけどその他の企画はまだ決まってないから皆に
案を出してほしいの。」
江ノ島「んで、採用の企画は名前付きで雑誌に載るからね~」
七海「企画…かぁ~」
霧切「作業を始めてちょうだい。」
~作業開始2時間後~
セレス「ふぅ…疲れましたわ。」
朝日奈「……………」
セレス「朝日奈さん…頑張りますわね。」
朝日奈「セレスちゃんみたいに妥協できればいいんだけどね~」
セレス「そんな、いくら無駄でもそれを
無駄と思わずに一生懸命作業できるとこが朝日奈の良いところですよ。」
朝日奈「またまた…」
(お前とは…)
セレス「本当です。」
(あなたとは…)
朝日奈(世が世なら)
セレス(世が世なら)
朝日奈「…………」
(刺し違えてるな…)
セレス「…………」
(机を並べることすら許されない身分ですから。)
-
- 48 : 2014/07/10(木) 11:35:06 :
- ~昼休み~
小泉「あの…舞園さん、昨日のこと…」
舞園「あれは、サプリメントですから……
それに私を応援してくれるたくさんの
ファンのためにも…ずっと、ずっと体重を
キープしなくちゃ。」
小泉「でも…あれは肝臓に悪いって…」
舞園「もう、ほっといて‼‼」
バタン…
小泉「舞園さん…」
~物陰~
⁇「…聞いちゃった。」
-
- 49 : 2014/07/10(木) 11:40:03 :
- ~夜~
小泉「やっと出来た!」
[情熱のサマーコーデ、オシャレ女子必見の
ワンポイントテク!]
⁇「あれ、こんな時間までいたのか?」
小泉「日向⁉」
-
- 50 : 2014/07/10(木) 12:00:26 :
- ~定食屋~
小泉「ここは、私の行きつけのお店なんだ
唐揚げがとっても、美味しいんだから!」
日向「…なあ小泉、お前のクラスはどうだ
西園寺が心配していたぞ。」
小泉「日寄子ちゃんが?そういえば…最近会ってないから…」
日向「まあ、あんまり無理すんなよ。」
小泉「ねえ、日向って写真撮ったことあるよね?」
日向「まあ、何回か…」
小泉「だったら、ちょっとお願い。」
日向「?」
-
- 51 : 2014/07/10(木) 12:12:34 :
- ~次の日~
小泉「江ノ島さん資料集めておきました」
江ノ島「サンキュー、ほんと助かるわ!」
霧切「…………」
セレス(嫌らしく自分より上の人に
取り入る方法。
あからさまなアピールの方法。
世知辛いですわ…)
朝日奈「じゃあ、あたしは小泉さんと一緒にスタジオの確認に…」
小泉「あっ、うん。」
江ノ島(おやおや、作戦変更ですか?
ま、私様は騙されないけど…)
-
- 52 : 2014/07/11(金) 11:27:32 :
- ~夜~
カチャカチャ…
⁇「…これであいつも終わりだな。」
-
- 53 : 2014/07/11(金) 11:54:29 :
- ~次の日の朝~
霧切「今日の11時までに企画を提出して
ちょうだい。」
江ノ島、セレス、朝日奈
("マウンティング"で何かが起こる気が…)
小泉「さてと…」
カチャカチャ…
小泉「え⁉どうして?企画のページが…」
朝日奈「どうかした?」
小泉「何でもないです…」
朝日奈「…………」
-
- 54 : 2014/07/11(金) 12:05:38 :
- ~別室~
舞園「え⁉、企画のページが消えた⁉」
小泉「うん、企画をパソコンのページに
まとめておいたんだけど…」
ガチャ…
セレス「恐らく…
誰かに消されたのでしょう」
小泉「セレスさん⁉」
舞園(犯人候補の一人が登場…)
セレス「それ以外に考えられませんわ。」
(舞園さん、あなたのその"心の声"……
そっくりそのままお返ししますわ。)
舞園「時間まで後…1時間45分。」
ガチャ…
⁇「だったら企画を出すのを辞めたら?」
-
- 55 : 2014/07/11(金) 22:36:13 :
- 舞園「霧切さん…」
セレス(危険要注意人物侵入。)
小泉「うぅ………」
ポタポタ…
霧切「あなたが泣けば問題が解決する?
そんなことで泣いていたらあなたはすぐに潰されるわ…泣いている暇があるなら
''自分の強み"は何か考えなさい…考えられないようならあなたは"脱落"…いえ、ただの"負け犬"以下だわ。」
舞園「いくら何でもそんな言い方…」
霧切「…あなたも他人の心配をしている暇は無いと思うけど?」
舞園「そ、それは…」
バタン…
小泉「…"自分の強み"。」
舞園「…………」
(いったい…どうすれば。)
小泉「…………」
バタン…
セレス「行ってしまいましたわね。
……舞園さん、どうかしましたか?」
舞園「…………くっ…」
("あいつ"に勝てる方法…)
セレス(あらあら、せっかくの顔面偏差値の高いお顔が苦痛に歪んで私の心を掻き立てる…)
-
- 56 : 2014/07/12(土) 00:54:13 :
- ~男子の教室~
ガラガラ…
小泉「日向‼」
日向「小泉?」
左右田「お、日向くんよ~モテモテ
じゃねぇ~かよ。」
日向「バッ…そんなじゃないって。」
小泉「いいから来て!」
グイッ
日向「わっ!ど、何処に行くんだよ?」
小泉「スタジオ‼」
日向「スタジオ?」
-
- 57 : 2014/07/12(土) 22:44:50 :
- ~スタジオ~
ザワザワ…
西園寺「も~、本当におねぇがいるの?」
澪田「何が起こるんすかねぇ?」
罪木「き、危険なことじゃ
ないですよねぇ?」
苗木「何かあったの?」
左右田「ああ、実は日向が小泉と…」
日向「だから、そんなんじゃ…」
西園寺「えぇ~⁉最低!」
澪田「創ちゃんも隅に置けないっすね~
ところで、何で真昼ちゃんの
カメラ持ってんすか?」
日向「それは…」
⁇「お待たせ‼」
-
- 58 : 2014/07/13(日) 00:10:20 :
- 澪田「あれぇ~?こんな綺麗な娘内の学校にいたっけ?」
西園寺「てゆうか~あんた誰?」
⁇「えっ⁉私だよ、日寄子ちゃん。」
西園寺「えっ⁉」
左右田「まさか、お前…」
苗木「"小泉"先輩⁉」
日向「小泉なのか⁉」
小泉「……うん。」
罪木「す、凄く可愛いですぅ。」
左右田「洋服と髪型を変えるだけで
イメージ変わるもんだな…」
小泉「さ、日向…始めて。」
日向「おう!」
澪田「創ちゃんがカメラで真昼ちゃんを
撮るんすか?」
小泉「うん、前に写真を撮るのをお願いしたら凄く上手だったから…」
澪田「でも、どうして?」
小泉「…私の強みは誰よりも雑誌を読むの
が大好きだから読者の気持ちが良く分かるってこと。読者の私がモデルになれば皆にもっと、もっと雑誌の存在を意識して貰えると思ったから…」
澪田「斬新っすね~」
日向「よし、始めるぞ。」
小泉「うん、お願い!」
-
- 59 : 2014/07/14(月) 10:57:16 :
- 小泉「よし、これで完了!」
日向「大丈夫か?企画用紙は?」
小泉「教室の机の上に置いてあるから…」
-
- 60 : 2014/07/14(月) 10:58:02 :
- ~教室~
ぐちゃぐちゃ…
⁇「……………」
-
- 61 : 2014/07/14(月) 11:03:08 :
- ~教室~
小泉「あれ…企画用紙が無い⁉」
江ノ島「どうした?」
小泉「作り直した企画用紙が…無くなっちゃて。」
江ノ島「予備とか無いの?」
小泉「予備……あっ!」
ダッ…
江ノ島「……………」
[ゴミ箱]
小泉「無い……」
日向「小泉?どうし…」
ダッ…
日向「小泉⁉」
-
- 62 : 2014/07/14(月) 22:38:49 :
- 七海「ゴミなら、ゴミ捨て場に持ってっちゃったと思うよ?」
小泉「ありがとう!」
ダッ…
七海(……頑張れ、シンデレラ。)
-
- 63 : 2014/07/14(月) 23:57:08 :
- ~ゴミ捨て場~
ガサゴソゴソ…
小泉「…無い、なんで無いの?確かにゴミ箱に捨てておいたのに…」
ガチャ…
日向「小泉⁉どうしたんだ?」
小泉「無いの、私の企画用紙が無くなっちゃって…予備が確かにこのゴミ中にあるはずなんだけど…」
日向「俺も手伝うよ!」
ガサガサ…
~15分後~
小泉「あと20分…もう無理かも…」
日向「…そんな簡単に諦めていいのかよ」
小泉「え?」
日向「あんなに一生懸命に頑張って作った企画を諦めんのかよ…」
小泉「それは…」
日向「小泉にとって、凄く大切な企画なんだろ⁉だったら、そう簡単に諦めんなよ‼‼
まだまだ時間はある、最後まで"希望"を捨てないで一緒に探そうぜ!」
小泉「ゴメン、ありがとう。」
-
- 64 : 2014/07/15(火) 19:53:53 :
- ~10分後~
日向「ん?…これってもしかして…」
小泉「企画書!」
日向「なんとか見つかったな…」
小泉「本当にありがとう‼」
バタン…
日向「…頑張れ。」
-
- 65 : 2014/07/15(火) 20:08:53 :
- ~教室~
ガラガラ…
小泉「あれ…霧切さんは?」
セレス「打ち合わせです。」
小泉「企画提出どうしよう…」
セレス「よければ、私が提出しておきましょうか?」
小泉「本当⁉お願いします。」
セレス「…………どうしましょう。」
小泉「?」
セレス「これ……渡そうか迷ったのですが、小泉さんに渡しておきますね。」
スッ…
小泉「…写真?」
セレス「よく見てください…」
小泉「これって…"朝日奈"さん⁉」
セレス「これ、小泉さんのパソコンですよね?」
小泉「…私のパソコン。」
セレス「企画のページが無くなったて…」
小泉「そんな…朝日奈さんが?」
セレス「"これ"をどうするかはあなた
次第です…」
小泉「…………」
-
- 66 : 2014/07/16(水) 09:04:25 :
- ~次の日~
霧切「企画が決まったわ、プリントに
纏めておいたからそれぞれ見ておいて
ちょうだい…」
小泉「…やった!私の企画が2つとも
採用されている………え?」
セレス「…………」
小泉「なんで?どうして、一つが
セレスさんの企画になっているの⁉」
セレス(ゴメンなさい、あなたの企画を
私の企画として提出させていただきました。)
小泉「そんな…」
セレス「ふふふ…」
小泉「酷い…」
-
- 67 : 2014/07/16(水) 11:15:09 :
- 霧切「だったら…何?」
小泉「霧切さん…」
霧切「あなたの企画に似た企画はいくつかあったし、あなたが出さなくても誰かが提出したでしょう…」
小泉「そんなんで…本当に"いい雑誌"
が作れるんですか?」
霧切「あなたに…雑誌の何が分かるの?
身内の戦いに生き残れないないあなたにそんなこと言われる筋合いは無いわ。」
小泉「……生き残るためなら何をして
もいいんですか?」
霧切「先を急いでるの…」
ダンッ!
[写真]
霧切、江ノ島、朝日奈、澪田、七海
(⁇⁇⁇)
小泉「人の…人の作った企画書を消してもいいんですか⁉」
朝日奈(あっ‼‼)
霧切「…朝日奈さん、どういうこと?」
朝日奈「そ、それは…」
セレス「これは酷いですわね…」
朝日奈(セレスだ、セレスに嵌められたんだ…)
セレス(酷い、私は嵌めてなんていませんよ。そういうのを"自業自得"って言うんです…知らなかったですか?)
七海「これは流石に
やり過ぎだと思うよ?」
澪田(ざ、残酷過ぎるっす…)
霧切「朝日奈さんは…小泉さんの手伝いをしてちょうだい…」
朝日奈「そ、そんな…」
江ノ島「仕方ないじゃん?」
(最下位争いか…どうせなら二人で潰し合ってもらいますか。)
朝日奈「……………」
(このままで終わると思ったら大間違いだからね…)
小泉「……………」
-
- 68 : 2014/07/16(水) 22:28:07 :
- It's so exciting‼
でも、これだけで終わらないのが醜い
シンデレラ達の"マウンティング"(格付け)…
(現在の
"マウンティングランキング"は…)
1位…
…"霧切響子"
2位…
…"ソニア,ネヴァーマインド"
3位…
…"江ノ島循子"
4位…
…"舞園さやか"
5位…
…"セレスティア,ルーデンベルク"
6位…
…"小泉真昼"
7位…
…"朝日奈葵"
-
- 69 : 2014/07/21(月) 20:42:56 :
- ~3日後~
舞園「小泉さんありがとう。」
小泉「うん。」
舞園「ところで…ソニアさんは誰が撮影するの?」
小泉「日向に撮影を頼んだんだ。」
舞園「日向さんが⁉ちょっと以外…」
小泉「まあ、少し教えたけど…」
舞園「…投票の結果発表まであと2週間
大丈夫だよね?」
小泉「大丈夫!」
舞園「…うん。」
-
- 70 : 2014/07/21(月) 20:55:55 :
- ~夜~
[レストラン]
江ノ島「2週間後か…」
ソニア「…負けちゃうかも~」
江ノ島「ぷぷ…あはははは‼」
ソニア「うふふふ…」
江ノ島「投票用紙は5枚目からは有料だから…」
ソニア「江ノ島さん…何か企んでいませんか?」
江ノ島「あっ、やっぱりバレた?」
ソニア「うふふふふ。」
江ノ島「お金があると大抵の物は手に入るからさ~」
ソニア「そうですよね。」
江ノ島「だ・か・ら…」
パクパク…
ソニア「だから?」
サクサク…
江ノ島「投票用紙…買い占めちゃうか」
ソニア「もちろんです。」
江ノ島「はは…あははははは‼」
ソニア「ふふ…うふふふふふふ。」
-
- 71 : 2014/07/23(水) 18:12:02 :
- ~2週間後~
霧切「投票の結果が出たわ…投票総数が多かった方が雑誌の表紙、つまりトップを飾るわ。」
澪田「はいは~い‼」
霧切「何?」
澪田「さやかちゃんとソニアちゃん、
それに千秋ちゃんがまだ来てないっすけど?」
霧切「私達が早く集まったのことは彼女達には内緒にしてあるわ、七海さんは…
知らないわ。」
澪田「なるほどっす。」
(つまり千秋ちゃんは…寝坊っすね。)
江ノ島「…………」
カチカチ…
朝日奈「…………」
コツコツ…
江ノ島(早く…)
朝日奈(見せろや…)
江ノ島&朝日奈
("ぼっち"……)
-
- 72 : 2014/07/23(水) 18:19:17 :
- [投票結果用紙]
澪田(あちゃー)
小泉「これって…」
霧切「…結果は見ての通り。」
江ノ島(使えるわ~)
朝日奈(使えな…)
-
- 73 : 2014/07/23(水) 23:06:07 :
- ~廊下~
舞園「…おはようございます」
ザワザワ…
(うわぁ~タイミング悪~)
(目、合わせないでおこ)
(これで舞園も終りか…)
(さよなら)
(かわいそ…)
(優等生ぶってて実は内心うちらのことを見下してるアイドルさん…いいきみ)
(ざまぁ~みろ、わがまま女)
舞園「?」
七海「あっ、舞園さんおはよう。」
舞園「あはようございます。皆、何か
あったんですか?」
七海「よくわかんない…教室に行けば
分かると思うよ?」
舞園「教室…ありがとう。」
(まさか…)
-
- 74 : 2014/07/24(木) 16:55:17 :
- ~教室~
ガラガラ…
舞園「…………」
霧切「舞園さん、話があるの…」
ガチャ…
小泉「舞園さん…」
~別室~
霧切「投票結果のことだけど…」
舞園「…私が負けたんでしょ?」
霧切「残念だけど…どうして知っているの?」
舞園「皆な目をみれば分かるわ…」
霧切「…そう。」
-
- 75 : 2014/07/24(木) 17:20:59 :
- ~教室~
パラパラ…
セレス「…その他?」
澪田「あっ、真昼ちゃんが載ってる!」
小泉「え?」
澪田「ソニアちゃんとさやかちゃんに
続いて載ってるっすよ。」
小泉「本当だ…」
セレス「確か…投票用紙には指定が無く
ただ舞園さんやソニアさんの写真や
コメントが添えてあるだけでしたね。」
(たち悪いですね。身分をわきまえない人って…モノクマに代わってお仕置き
ですかね…)
江ノ島「それと、もう一つ…小泉に現場を任せようと思うんだけど、どう?」
小泉「私が…ですか?」
朝日奈「おめでとう。」
(腹立つ~ムカつく~…くそ!)
セレス「小泉さん、おめでとうございます。」
(今日からあなたは大陸間弾道ミサイルのターゲットに決まりました。)
~別室~
舞園「私は…教室に戻ります。」
ガチャ…
~教室~
朝日奈「さ、皆拍手!」
(ナンバー2の舞園さんに向けて…)
パチパチ…
ガチャ…
舞園「…え?」
セレス(ミサイル発射まで10秒前………
5.4.3.2.1…ゼロ。発射!)
舞園「小泉さん…これって…」
小泉「舞園さん⁉」
セレス(ボカーン‼‼‼‼‼)
江ノ島「これ見てみー」
(ちょっと掻き回しみるか…)
[投票結果]
舞園「…小泉さんにも票が?」
(こいつへの票が私に入っていれば…)
朝日奈「本当凄いよ!」
(そう、あんたが勝ってたかもしれないのにこの女、あんたのことを踏み台に
しちゃったんだよ。)
ダッ…
バタン…
小泉「舞園さん‼」
-
- 76 : 2014/07/25(金) 21:42:25 :
- ~公園~
舞園「……………」
小泉「舞園さん!」
ダッ…
舞園「こないで‼!」
小泉「舞園さん…」
舞園「あんたなんて信用できない‼」
小泉「私は…」
舞園「あんたなんて……あっ…」
ドサッ…
小泉「舞園さん⁉」
舞園「…苦しい…」
小泉「病院へ…」
~木の影~
カシャッ…ピピ
⁇「…………」
-
- 77 : 2014/07/25(金) 22:08:39 :
- ~病院~
コンコン…
小泉「舞園さん、大丈夫ですか?」
舞園「ええ……」
小泉「明日には退院できるそうです。
肝臓の機能が弱っているって…」
舞園「"ダイエットピル"のこと?」
小泉「……うん。」
舞園「……………はは。」
小泉「…舞園さん?」
舞園「ふふふ…あははははははは‼」
ポタポタ…
小泉「涙が…」
舞園「どんなに…どんなに頑張ったって
"シンデレラ"にはなれない………………
時間がきてしまえば…元の…惨めで貧しい娘に戻ってしまう。」
小泉「そんなこと…」
舞園「私は負けた…こんな悔しい思いを
しているのに雑誌を読む人には分からない…」
小泉「…………」
舞園「"アイドル"も同じ…テレビを見ていたり、CDを聴いている人にはきらびやかで美しい世界に見えるけど、本当は違う…」
小泉「…………」
舞園「毎日毎日血の滲む努力をして…
嫌がらせを受けたり、蹴落とされたりしながら生きてきた…でもそれは皆には分からない。私達が必死に笑顔を作って…
本当は泣きたい時もあるけど…ずっと我慢してきた…でも、もう限界なの‼‼‼」
小泉「舞園さん…」
-
- 78 : 2014/07/30(水) 15:22:13 :
- 小泉「…舞園さんは惨めなんかじゃありませんよ。」
舞園「え?」
ガサゴソ…
小泉「これ…マネージャーさんから預かってきたんです。」
舞園「…手紙?」
小泉「これ全部…舞園さん宛てのファンレターなんです。」
舞園「こんなにたくさん…」
小泉「マネージャーさんが本当に辛い時に渡して欲しいって頼まれて…これでもごく一部なんですよ?」
舞園「…………」
小泉「明日から撮影です。…待ってますね。」
ガラガラ…パタン
-
- 79 : 2014/07/30(水) 19:36:13 :
- ~深夜~
[病院]
カサカサ…
舞園「こんなに…小さな子まで…」
-
- 80 : 2014/07/30(水) 19:57:28 :
- ~次の日~
[午後3時]
小泉「舞園さん遅いな…」
セレス「舞園さん…
まだ来ていませんの?」
朝日奈「次…ソニアの撮影だよ?」
(これはまさかの死球か?)
[午後4時]
江ノ島「後30分で来なきゃ間に合わないな…撮影今日は止めとく?」
小泉「いえ、私は…
舞園さんを信じます。」
江ノ島「あっそ…」
(自分は特別アピール、顔面偏差値も以外と高いです的な?
ダメ、GPS機能ONにしておこうかな。)
-
- 81 : 2014/08/04(月) 15:56:03 :
- 返信遅くなり申し訳ありません(ーー;)
今日の夜に返信する予定です。
ちなみにこの"女達"の中では舞園は悪女ではないという設定にしました。
次のBATTLEには以外な方が登場します
-
- 82 : 2014/08/05(火) 12:44:57 :
- ~25分後~
カチャカチャ…
セレス(神様は見てない)
朝日奈(痛恨のエラー)
セレス(努力は必ず報われない…)
朝日奈(押し出しのフォアボール)
セレス(夢は叶わない…それが現実)
朝日奈(サヨナラデットボール)
セレス(大失敗、大失態、
しくじり、不手際)
カチャカチャ…
朝日奈(さよなら、さよなら、さよなら)
~4分後~
小泉「舞園さん…」
セレス(以上を持ちましてオールアップでございます。)
朝日奈&セレス
(お疲れさまです!……終了。)
-
- 83 : 2014/08/05(火) 12:48:54 :
- ガチャ…
⁇「遅くなりました!」
小泉「舞園さん‼」
朝日奈「……………」
セレス「……………」
七海「なんとか間に合ったね。」
舞園「小泉さん、始めて下さい。」
小泉「うん。」
カシャカシャ…ピピッ…カシャカシャ
-
- 84 : 2014/08/05(火) 13:00:39 :
- [学園長室]
コンコン…
学園長「どうぞ。」
カチャ…
学園長「何か?」
霧切「…目玉企画の舞園さんとソニアさんの投票企画を今すぐ中止にしたいの」
学園長「何のために?」
霧切「あまりにも酷過ぎると思うの…」
学園長「はは、"たかが"雑誌、ファッションだよ?しかも、学園1.2を争う美少女の2人をメインにすれば儲かるんじゃないか?」
霧切「…そう。」
(覚えておくわ…)
-
- 85 : 2014/08/05(火) 19:18:02 :
- [希望ヶ峰公園]
小泉「…舞園さん?」
舞園「もし私が来なかったらどうするつもりだったんですか⁉」
小泉「私は舞園さんを信じてますから」
舞園「…ありがとう。」
ジャラ…
[ダイエットピル]
舞園「今の私には必要無いから…」
ポイッ……ジャポン
舞園「私には…この手紙がお守りだからね。」
小泉「舞園さん…」
舞園「さあ、帰りましょう。」
小泉「うん!」
-
- 86 : 2014/08/05(火) 19:22:23 :
- ~次の日~
小泉「おはようございます。」
ザワザワ…
小泉「?」
澪田「真昼ちゃん、大変っすよ‼」
小泉「どうしたの?」
澪田「実は……」
霧切「…小泉さん、来てちょうだい。」
小泉「はい…」
-
- 87 : 2014/08/05(火) 19:36:58 :
- 霧切「この雑誌を見て…」
[人気No.1アイドルの"舞園さやか"
薬物中毒疑惑‼]
小泉「こ、これって⁉」
霧切「何か心辺りは無い?」
小泉「そ、それは…」
朝日奈「あれ、ここに写っているのって
小泉さんじゃない?」
セレス「あらあら…」
(なるほど…この写真をリークしたのは
朝日奈さんでしたか。」
朝日奈(舞園ちゃんには悪いけど…)
霧切「……どういうこと?」
小泉「これは…」
霧切「…白紙よ。」
小泉「え?」
霧切「…全て白紙よ、あなたにはもう
ようはないわ。」
小泉「そ、そんな…」
朝日奈(はい、さよなら ごきげんよう)
セレス(明智光秀の三日天下
ITバブル後の若い起業家
人間も競走馬も結局は産まれたときに
決まっている…社会って"アンフェア")
-
- 88 : 2014/08/06(水) 03:23:27 :
- Oh my gosh‼
やっとワンランクアップしたと思った
のに…やっぱし、悪役だけがこの世界で
生きていけるのかしら?
果たして夢見る"シンデレラ"は希望を見つけることができるのかしら…
そもそも、この"マウンティング"に希望なんてあるの?
だって…さらにドロドロでグチャグチャな展開になるから‼
[現在の"マウンティングランキング"は]
1位…
"霧切響子"
2位…
"ソニア,ネヴァーマインド"
3位…
"江ノ島循子"
4位…
"セレスティア,ルーデンベルク"
5位…
"朝日奈葵"
6位…
"舞園さやか"
7位(最下位)…
"小泉真昼"
-
- 89 : 2014/08/06(水) 18:21:01 :
- ~BATTLE4~
[2日前(休み時間)]
⁇「みなちゃん、本当にご迷惑をおかけしまちた。」
江ノ島「……………」
(つか、何でモノミが舞園のマネージャー?どうでもいいけど…)
~回想~
[病院]
舞園「一日だけ入院すれば大丈夫って」
モノミ「気をつけるでちゅよ?」
舞園「…うん。」
モノミ「これでもマネジャーでちゅからね。」
~回想終了~
モノミ「本当に、舞園さんがご迷惑を
おかけしまちた。」
江ノ島(ええ、そもそも場違いだったんだから…)
江ノ島「そんな、迷惑だなんて…」
(私様の貴重な休み時間をあなたのために費やす"この時間"が人生の無駄時間なんですけど。)
七海「大丈夫かな?」
(今日発売するゲームって何だっけ?)
モノミ「これ、みなちゃんで食べてくだちゃい。」
トン…
江ノ島「変な気だけは起こさないで欲しいよね。」
モノミ「ご心配していただけるなんて…
ありがとうございまちゅ。」
江ノ島(鈍感力100万部突破系か…心配なんてしてないんですけど。)
コツコツ…
ソニア「お疲れ様で~す。」
七海「あ、お疲れ様。」
ペタペタ…
⁇「お疲れクマ。」
七海(なんで、モノクマまでマネージャーなの?)
モノミ「でちゅ…」
ソニア「舞園さん大丈夫…」
モノクマ「舞園さん大丈夫?
心配だよねぇ~」
モノミ「ほえ?」
ソニア(Wow、小物の突き合い?)
江ノ島(醜いなぁ~年末恒例の歌手の新人賞くらいどうでもいい…)
モノミ「モノクマって案外優しいんでちゅね…なんだか涙が…」
(あんたの芝居がしょっぱすぎてね…)
モノクマ「困った事があったら言って」
(やるとは言ってないけど…)
モノミ(どうせやるとは言って無いって
言うんでちょ?)
ソニア(STAP細胞が有るか無いかくらいどうでもいい…)
七海(確か…超高校級の生徒が学園に閉じ込められて、ほとんど不運の主人公が
事件を解決するんだっけ?タイトル忘れたけど…)
江ノ島(知らないアイドルグループの
知らないメンバーの卒業くらいどうでもいい…)
ソニア(もはや、J.ビーバーが起こした事件の内容くらいどうでもいい…)
七海(違うか…それの続編で、今度は
トロピカルな無人島が舞台で、そこで
殺し合いが起きるんだっけ?タイトル忘れたけど…)
江ノ島(羊が一匹、羊が二匹…)
ソニア(good night…)
チッチッチッ…
七海「あっ‼‼」
一同「?」
七海「今日って、主人公の妹が殺人鬼と協力して、シロクロのクマを倒していく
スピンオフのゲームの発売日だよね⁉」
江ノ島「あっ…」
ソニア「まあ…」
モノミ「ほえ⁉」
モノクマ「マジっすか⁉」
ゾロゾロ…
バタン…
七海「あっ、違った…
発売は来月だったっけ?」
パカ…
[シュークリーム]
パクリ…
七海「ん~美味しい~」
~WINNER~
"七海千秋"
モグモグ…
七海「ご馳走様でした。」
-
- 90 : 2014/08/10(日) 23:59:39 :
- [公園]
朝日奈「ねぇ、そう思わない?さくらちゃん。」
大神「……………」
朝日奈「…さくらちゃん?」
大神「朝日奈よ…お主最近、無理をしているのではないか?」
朝日奈「そ、そんなこと…」
大神「上手くは言えないのだが、最近のお主はなんだか無理をして"突っ張って"
いるのではないのか?」
朝日奈「……………」
大神「朝日奈よ…本当はクラスの皆と
打ち解けたいだけじゃないのか?」
朝日奈「……………」
-
- 91 : 2014/08/17(日) 22:17:11 :
- [レストラン]
江ノ島「やっぱしパパを使ったの?」
ソニア「ウフフ…」
江ノ島「お金があると雑誌を買い占めることが……出来ちゃうんだなぁ~」
ソニア「お金があるとだいたいの物が
手に入りますからね…」
江ノ島「あはははは‼‼」
ソニア「ウフフフ…」
-
- 92 : 2014/08/26(火) 15:36:31 :
- ~次の日~
霧切「舞園さんと連絡が取れないの…
何か知らない?」
江ノ島「マジですか…」
(てか、メンタル弱…)
セレス「知りませんわ…」
(無理もないですけど…)
朝日奈「…………」
(どうしよう…)
小泉「私、探して来ます。」
バタン…
霧切「……………」
江ノ島(無駄ってことわかんないのかな)
-
- 93 : 2014/09/03(水) 11:37:27 :
- [⁇⁇]
コンコン…
舞園「…はい。」
カチャ…
朝日奈「…あたし、あなたに話をしに来たの。」
舞園「どうしてここが分かったの?」
朝日奈「ちょっとね…」
-
- 94 : 2014/09/03(水) 13:01:31 :
- 朝日奈「あたし…あなたに酷いことしたから謝りたくて…」
舞園「?」
朝日奈「あなたの写真をリークしたのは
あたしなんだ…」
舞園「……………」
朝日奈「ほんとに、ほんとに…ごめんなさい‼」
舞園「……もう、いいですよ。」
朝日奈「え?」
-
- 95 : 2014/09/04(木) 09:40:13 :
- 舞園「私、内心ではあなた達のことを
見下していたんです。格が違うって…
でも、しばらくアイドルの仕事を休んで
分かったの。」
朝日奈「?」
舞園「私…本当にアイドルの仕事が大好きなんだって…誰が上で誰が下とかはもう私には関係ないって、"ある娘"が教えてくれて…私はわたしらしい生き方をしていきたいな…」
朝日奈「…あなたらしいね。」
舞園「"あの娘"にお礼を言いたい…」
朝日奈「まさか…」
舞園「そう、"小泉さん"です。」
-
- 96 : 2014/09/04(木) 11:39:18 :
- これで第一部が終了です。
第二部に続きます。
また、これとは別のホラーのSSを書きたいと思います。
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