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苗木「う、腕相撲?」

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  1. 1 : : 2014/06/06(金) 11:33:19
    さて、風邪ひいて暇だから投稿しまーす!
  2. 2 : : 2014/06/06(金) 12:13:36
    苗木(コロシアイ学園生活が始まって数ヶ月……)

    (なんかもうみんなこの生活に慣れたのか、誰も殺人を犯していない)

    (そんな平和なある日のこと……)


    食堂

    桑田「……ああ!もう暇だ!」

    葉隠「どうした桑田っち?」

    桑田「どうもこうもねぇよ!この学園生活が始まってからずっと暇なんだよ!」

    石丸「だったら君たちも掃除をしたまえ!」サッサッ!

    桑田「いやそれはダルいからやだ」
  3. 3 : : 2014/06/06(金) 12:54:00
    大和田「たしかにな……何もないから体がなまっちまうぜ」

    桑田「ああ…暇つぶしに…なんかねぇかなぁ…」

    葉隠「じゃあ暇つぶしに占ってみるべ!」

    大和田「おお!頼む!」

    葉隠「んー…出たべ!」

    桑田「何が出たんだ?」

    葉隠「なになに…『腕相撲をすれば何かが起こる』って出たべ!」

    桑田「腕相撲か…」

    大和田「懐かしいな…昔兄貴とよくやってたぜ」

    桑田「よっしゃじゃあ久しぶりやるか!」
  4. 4 : : 2014/06/06(金) 16:28:08
    期待です‼︎
    あと、お大事に…
  5. 5 : : 2014/06/06(金) 16:31:26
    何かってなんだろう・・期待です!!
  6. 6 : : 2014/06/06(金) 20:29:39
    >>4
    ありがとうございます!早く治します!

    >>5
    ありがとうございます!何が起こるかはお楽しみに。

    ゴミ捨て場

    ゴミ捨て場には、ダストシュートにゴミを捨てる苗木、山田、不二咲がいた

    山田「どっこらしょっと…」

    苗木「ふぅ…ゴミはこれで最後だね」

    不二咲「お疲れ様苗木クン!山田君!」

    苗木「ありがとう不二咲さん。しかし、すごい量のゴミだったね」

    不二咲「15人が共同生活してるんだもん。仕方ないよ」

    山田「まあほとんどが男子のゴミですがな!」

    苗木「あはは、少し疲れちゃったね」

    不二咲「僕も疲れたよ…」

    山田「でしたら、拙者がロイヤルミルクティーでも淹れて差し上げましょう」

    不二咲「本当!僕山田君のロイヤルミルクティー好きなんだ!」ニコッ

    山田「……あのすみませんもう一回言ってくれませぬか?」

    不二咲「え?」

    苗木「……早く食堂に行こうか」
  7. 7 : : 2014/06/07(土) 14:03:10
    戻って食堂

    苗木「あれ?」

    山田「あそこにおられるのは…」

    不二咲「桑田君と大和田君と葉隠君だ」

    苗木「何してんだろ?」

    石丸「おお!苗木君達!ゴミ出しは終わったのかね?」

    苗木「あ、石丸君。今終わったところだよ」

    石丸「そうか!ご苦労だった!」

    不二咲「石丸君、あそこ三人は一体何をしているの?」

    石丸「ああ、掃除をするのが嫌だと言って……それで暇だから腕相撲をすると言い始めたのだ」

    山田「腕相撲……アームレスリングですか!」

    不二咲「わ、わざわざ英語にしなくてもいいよ…」

    苗木「……腕相撲…」



    桑田「うお…」グッ

    葉隠「ぐぎぎ…」グッ

    桑田「うおぉ!」ダン!

    葉隠「くはぁ⁉︎負けたべ!」

    桑田「へへ!どうよ!野球で鍛えた俺の腕は!」

    葉隠「さ、さすがに桑田っちには勝てねぇべ」

    大和田「なぁ桑田!次は俺とやろうぜ」

    桑田「おお!かかって来い!」

    苗木「あの、桑田君」

    桑田「ん、おお!苗木に不二咲ちゃん!」

    不二咲「腕相撲やってるの?」

    葉隠(ん、苗木っちか……苗木っちになら勝てるべ!)

    葉隠「苗木っち!俺と勝負だべ!」

    苗木「え?僕と?」

    大和田「おいおい葉隠、いくら負けっぱなしだからって……」

    桑田「自分より弱そうな苗木となんて……」

    葉隠「う、うるせえ!それより苗木っち勝負だべ!」

    苗木「ぼ、僕はいいよ…」

    大和田「まあまあ苗木やってやれよ」

    大和田は苗木を無理矢理座らせる

    苗木「で、でも」

    葉隠「いいから勝負だべ!」ガシッ

    葉隠は苗木の右腕を掴む

    苗木「⁉︎」

    桑田「それじゃいくぞ!」

    葉隠(勝った!)

    苗木「…」

    桑田「レディ…GO!」


    ダンッ!
  8. 8 : : 2014/06/07(土) 14:13:15
    これ葉隠の負けフラグじゃ・・ww
  9. 9 : : 2014/06/07(土) 16:38:48
    >>8
    だって葉隠だもん……

    葉隠「……あり?」

    苗木「……」

    不二咲「……えっと…ありのままを説明するよ。桑田君が開始の合図を言ったのと同時に、葉隠君の腕が苗木君に倒されていたんだ」

    桑田「ぷっ!葉隠おまwww一瞬で負けてんじゃねえかwww!」

    大和田「油断しすぎだろ」

    葉隠「ち、ちげえべ⁉︎俺はおもいっきりやったべ⁉︎」

    桑田「お前いいわけかよwww」

    葉隠(嘘じゃねぇって……俺はたしかにおもいっきりやったべ……なのに何で俺が負けてんだべ……)

    苗木「あ、あのもういいかな?」

    葉隠「いや!今度は桑田っちとやるべ!」

    苗木「ええ⁉︎」

    桑田「おいおい葉隠、俺と苗木じゃ」

    葉隠「怖いんか?苗木っちに負けんのが怖いんか?」

    桑田「あ?んなわけねぇだろ。わぁった!苗木!やるぞ!」ガシッ

    苗木「ええ……もう仕方ないな」

    大和田「じゃあいくぞ」

    桑田「……」

    苗木「……」

    大和田「レディ…GO!」

    桑田「うおりゃぁ‼︎」グッ

    苗木「……」グッ
  10. 10 : : 2014/06/08(日) 14:49:27
    桑田「うおおおぉぉ」グッ

    苗木「……」

    桑田(ん、んだ⁉︎どうなってんだ⁉︎全く動かねえ⁉︎)ググッ

    苗木「……」

    桑田(ウソだろ⁉︎俺がマジでやってるのに⁉︎)

    苗木「……もういいかな?」

    桑田「え?」

    苗木「……」グンッ

    ダンッ!

    桑田「痛ってええぇぇ⁉︎」

    大和田・不二咲「⁉︎」ビクッ

    葉隠「な!言っただろ⁉︎嘘じゃねぇって!」

    苗木「ご、ごめん桑田君⁉︎大丈夫⁉︎」

    桑田「っ〜〜!な、なんだよ苗木⁉︎おめぇはゴリラか何かか⁉︎」
  11. 11 : : 2014/06/09(月) 17:01:03
    今さらですが、お大事にです!
    期待です!
  12. 12 : : 2014/06/09(月) 18:32:22
    >>11
    ありがとうございます!もうけっこう治りかけてるけど油断できません!

    苗木「ゴ、ゴリラ……」

    桑田(ちくしょうっ!苗木のヤロウ!一体どこにあんな力があるだよ⁉︎)

    大和田「……おい苗木」

    苗木「大和田君?」

    大和田「今度は俺とやるぞ!」

    不二咲「ええ⁉︎お、大和田君いくらなんでも」

    苗木「……いいよ、大和田君」

    大和田「へへ、それでこそ苗木だぜ!」


    桑田「じゃあいいか?」

    大和田「おう!」ガシッ

    苗木「……」ガシッ

    桑田「レディ…GO!」

    大和田「おおぉぉ‼︎」グッ

    苗木「…!」グッ
  13. 13 : : 2014/06/09(月) 22:01:06
    廊下

    朝日奈「うーん、やっと廊下の掃除が終わったね」

    セレス「少し疲れてしまいましたわ」

    朝日奈「あ、さくらちゃん!じゃあ食堂でドーナツ食べよ!」

    大神「うむ、それはよいな…」

    セレス「わたくしも山田君にロイヤルミルクティーを淹れてもらいましょう」



    霧切「ふぅ…だいたいこれくらいかしら」

    舞園「採集はやっぱり大変ですね…」

    江ノ島「そうだねぇ。マジめんどいんだけど」ガキンガキン

    舞園「じゃあ食堂でお茶でもしませんか?」

    霧切「……そうね」

    舞園「江ノ島さんもどうですか?」

    江ノ島「ああ…アタシはもう少しやってるよ」

    舞園「そうですか。じゃあ霧切さん、行きましょうか」

    霧切「ええ…じゃあ江ノ島さん、頑張ってね」

    江ノ島「あいよー!」ノシ

    江ノ島(もう少しやらないと体がなまっちゃうからな……)ガキンガキン
  14. 14 : : 2014/06/10(火) 20:34:08
    朝日奈「あ!舞園ちゃんに霧切ちゃん!」

    舞園「あ、皆さんも終わったんですか?」

    大神「うむ、お主達も終わったのか?」

    セレス「あら?でしたら江ノ島さんは」

    霧切「江ノ島さんはもう少しやっていたい言ったから、先に上がらせてもらったのよ」

    朝日奈「そうなんだ。あ、じゃあ二人もドーナツ食べない?疲れた時には甘いものだよ!」

    舞園「いいですね。私達もお茶をしようと思っていたんですよ」

    朝日奈「じゃあみんなでお茶会だね!」
  15. 15 : : 2014/06/11(水) 21:12:45
    食堂

    朝日奈「ドーナツ!ドーナツ!…あれ?」

    霧切「男子達が集まってるわね」


    葉隠「さあさあ、どっちに賭けるだべ?」

    山田「うーん、ここは大和田 紋土殿にモノクマメダル10枚賭けますぞ」

    不二咲「じゃあ僕は苗木君にモノクマメダル10枚で」

    石丸「君達!賭け事は良くないぞ⁉︎」

    桑田「まあ別にいいだろ」

    朝日奈「ねー!みんな何してんのー?」

    セレス「あら、何を賭けていますの?」

    桑田「あ!舞園ちゃん!実は今腕相撲やってんだよ」

    舞園「腕相撲ですか?」

    霧切「それで誰と誰がやっているの?」

    葉隠「苗木っちと大和田っちだべ。どっち賭けるだ?」

    舞園「苗木君と大和田君ですか⁉︎」

    セレス「あら、それでは勝負にならないじゃないですか。大和田君の勝ちで賭けるまでもないですわ」

    山田「ところがそうもいかないのですぞ」

    朝日奈「どゆこと?」

    不二咲「苗木君、葉隠君と桑田君を一瞬で倒しちゃったんだ」

    女子達「⁉︎」


    大和田「ぬおおぉぉ…」グッ

    苗木「……」グッ

    霧切「ほ、本当にやってる…」

    舞園「苗木君…すごい真剣な顔…」

    セレス「……葉隠君、苗木君にモノクマメダル10枚ですわ」

    葉隠「まいどあり」

    朝日奈「すごいねさくらちゃん!」

    大神「……ああ」

    大神(しかし苗木の構え……どこかで見たことある……)
  16. 16 : : 2014/06/13(金) 00:33:13
    大和田(クッソ⁉︎まるで岩みてぇだ……全く動かねえ…)ググッ

    苗木「……」

    大和田(こんなヤツがいるなんて……苗木…おめぇすげえよ…)

    大和田「だけど…負けらんねぇんだよおおぉぉ‼︎」グッ

    苗木「……悪いけど大和田君…これで終わりだよ」グンッ

    ダンッ!

    大和田「……俺の……負けだ」


    葉隠「勝者苗木っちだべ!」

    舞園「す、すごいです…」(苗木君…かっこいい////)

    セレス「さすが、わたくしのナイトですわ」

    山田「ああぁぁ⁉︎はずれましたぞ…」

    不二咲「すごいな…苗木君…」

    大神「……‼︎思い出した‼︎」

    朝日奈「さ、さくらちゃんどうしたの?」

    大神「ああ、あれは我がまだ中学の時の話だ…」
  17. 17 : : 2014/06/13(金) 01:10:04
    当時我は武者修行のために
    ケンイチロウと共に世界各地の武道の大会に出ていた。
    そんなある日、アメリカで腕相撲大会が開かれることになったのだ。
    ケンイチロウは『その大会に出よう』と言ってきたので仕方なく出ることにしたのだ。


    中学大神「ふんっ!」グッ

    ダンッ!

    アメリカ人1「Oh NOー⁉︎」

    司会「決まったあぁぁ!日本から来た格闘少女!大神 さくら準決勝進出だあぁ!」

    観客「「「ウォオオォォ!」」」


    中学大神「全く…対したことない…」

    ケンイチロウ「お、さくらも準決勝進出か!」

    中学大神「当たり前だ。我がお前以外の奴に負けるはずがない」

    ケンイチロウ「じゃあ俺には負けるのか?」

    中学大神「そんなわけあるか‼︎貴様にも負ける気はない‼︎」

    ケンイチロウ「はっはっは!まったくさくらは可愛いな」なでなで

    中学大神「な⁉︎や、やめんか馬鹿者!////」

    中学大神(うぅ…まったく此奴は////)

    ケンイチロウ「あ、そういえば今日の大会には俺達以外にも日本人が参加しているらしい…たしか次はそいつとやる」なでなで

    中学大神「日本人か……っていつまで撫でとる⁉︎////」バッ

    ケンイチロウ「まあいい、そいつに勝ったらお前と決勝だな!」

    中学大神「……ああ、そうだな」

    ケンイチロウ「そろそろ時間か、行くか」

    中学大神「……ケンイチロウ!」

    ケンイチロウ「?」

    中学大神「……負けてはならんぞ」

    ケンイチロウ「……ああ!」
  18. 18 : : 2014/06/17(火) 18:36:27
    中学大神(ケンイチロウは勝っただろうか……)ググッ

    アメリカ人2「な、なんだこのPowerは⁉︎」

    中学大神(いや、ケンイチロウが負けるはずがないか……もし決勝でケンイチロウと闘い、勝ったら…)


    ケンイチロウ『やっぱり強いな!さくら!』

    中学大神『ふん、当然だ』

    ケンイチロウ『はっはっは!素直じゃないな』なでなで

    中学大神『だから頭を撫でるな!////』

    ケンイチロウ『頭はダメか?なら仕方ないか』ズイッ

    中学大神『ちょ⁉︎////か、顔が近いぞ⁉︎////』

    ケンイチロウ『ん?頭はダメなんだろ?』

    中学大神『だ、だが……そ、その……////』

    ケンイチロウ『……さくら』

    中学大神『……ケンイチロウ////』


    中学大神「ぬわあぁぁぁ⁉︎////」グンッ

    ダン!

    アメリカ人2「オーマイガー⁉︎」

    司会「決まったああぁぁぁ!大神 さくら決勝進出!」

    中学大神(はあ…はあ…我はなんということを考えておる⁉︎////)
  19. 19 : : 2014/06/18(水) 23:34:27
    さくらちゃん、マジ天使♪
  20. 20 : : 2014/06/22(日) 20:07:47
    >>19
    その通りです!


    中学大神(まったく……我は、なんとはしたないことを考えとるのだ……)

    ケンイチロウ『さくら……』

    中学大神(……////)

    中学大神「て⁉︎またあやつの顔があぁ⁉︎////」ドガアァァン

    壁「俺関係なくね?」

    中学大神「はあ…はあ……少し風にあたるか…」


    アメリカ人1「おい見たか?あの試合」

    アメリカ人A「なんの試合だ?」

    中学大神(ん?あれは参加していた奴らか…)

    アメリカ人1「何って準決勝の1ブロックだよ」

    アメリカ人A「ああ、確かJapanese二人の試合だったか」

    中学大神(ケンイチロウの試合か……)

    アメリカ人A「で、どっちが勝ったんだ?やっぱりmeを負かせたケンイチロウっていうJapaneseか?」

    中学大神(当然だ…ケンイチロウの勝ちに決まって)


    アメリカ人1「いや、ケンイチロウは負けたよ」

    中学大神「⁉︎」
  21. 21 : : 2014/06/26(木) 15:53:21
    期待してます!
  22. 22 : : 2014/07/17(木) 23:31:27
    はよ書けや
  23. 23 : : 2014/07/22(火) 19:55:05
    期待です!頑張ってくだしあ!
  24. 24 : : 2014/07/29(火) 09:45:57
    期待
  25. 25 : : 2014/07/29(火) 11:44:53
    期待です
  26. 26 : : 2014/08/06(水) 21:03:38
    皆さん期待ありがとうございます!

    アメリカ人A「ワォ⁉︎あのケンイチロウがか⁉︎」

    アメリカ人1「ああ、スゲェ試合だったよ」


    中学大神(ケンイチロウが…負けた?そんな馬鹿な!)


    アメリカ人A「相手のJapaneseはどんなヤツなんだ?ケンイチロウよりもBIGなのか?」

    アメリカ人1「いや、逆だよ。むしろ小さかったぜ」


    中学大神(ケンイチロウが…そんな奴に負けただと?ふざけるな!!!)ダッ

    大神はケンイチロウのもとへ向かう


    アメリカ人A「で、誰なんだソイツは!」

    アメリカ人1「確か…ナエギとか言ってたな…」
  27. 27 : : 2014/08/07(木) 06:24:04
    続き期待してます!
  28. 28 : : 2014/08/07(木) 16:20:31
    続き期待です!
  29. 29 : : 2014/08/14(木) 03:02:51
    続き期待!
  30. 30 : : 2014/08/14(木) 03:06:07
    あ!もし出来たら女子で腕相撲が強すぎる話も書いて欲しい
  31. 31 : : 2014/08/16(土) 18:42:36
    まだでしょうか⁇
  32. 32 : : 2014/09/07(日) 13:43:30
    >>28>>29
    ありがとうございます!!!!
    >>30
    いや〜ほぼ残姉に決まりですよね(~_~;)
    >>31
    お待たせしました


    控え室

    中学大神「ケンイチロウ!」バン!

    ケンイチロウ「おお、さくら。決勝進出するんだってな、おめでとう」

    中学大神「ケンイチロウ…お主…」

    ケンイチロウ「………ああ、負けた」

    「俺もまだまだだな……だが良い勝負だった。後悔はしてない……ただ、お前と決勝で闘えなかったのは…ちょっと悔しいがな……」

    中学大神「………」

    ケンイチロウ「……すまんな、さくら。情けない姿を見せて…」

    中学大神「!!」

    中学大神はケンイチロウに近づき、前に立つ

    ケンイチロウ「…さくら?」

    中学大神「………///(ちゅっ」

    中学大神はケンイチロウの額にキスをする

    ケンイチロウ「……さく…ら///」

    中学大神「…//////」
  33. 33 : : 2014/10/18(土) 14:42:51
    大会スタッフ「大神さくら様、決勝戦の時間です」

    中学大神「わかった…」

    ケンイチロウ「さくら!」

    中学大神「…お主にそんな顔は似合わん。だから…いつものようにヘラヘラ笑っておれ」

    ケンイチロウ「……」

    中学大神「さて、行くか」

    ケンイチロウ「…さくら」

    ケンイチロウが中学大神の肩を掴み止める

    中学大神「なんだケンイ「ちゅっ」

    振り向くとケンイチロウと中学大神の唇が重なりあっていた

    中学大神「!?!??////////」

    ケンイチロウ「ありがとな…決勝戦頑張れよ…」

    中学大神「ん……ああ」


    決勝戦

    司会「さあ!等々決勝戦のはじまりだー!今回なんと最強の日本人同士対戦だー!では選手登場です!
    第2ブロックの屈強な男達を地に伏せた美少女ファイター!大神さくら!!!!」

    中学大神「……」

    司会「そして第1ブロックには本大会初のライト級!だがその力は巨人の力!リトルギガント!ナエギ!」

    ナエギ「あ、あははリトルギガントは言い過ぎだよ…」フードを被ってる

    中学大神(此奴がケンイチロウを負かした日本人…我よりも小さいではないか。ケンイチロウはこんな奴に負けたとは思えんぞ)

    ナエギ「あ、大神さん。今日はよろしくね」握手をしようと手を差し出す

    中学大神「…ふん」

    ナエギ「あぁ…ごめん馴れ馴れしいよね…」シュン…

    中学大神(こんな小動物みたい奴に…可愛い…////)
  34. 34 : : 2015/02/09(月) 14:48:50
    更新待ってます
  35. 35 : : 2015/02/12(木) 23:05:33
    >>34
    わかりました!すぐ更新します!

    ナエギ「そういえばさっきの強い人も日本人だったね。ケンイチロウさん凄かったよ!」

    中学大神(此奴…全く緊張感がないな。相当出来る奴なのか……)

    ナエギ「ボクもあんな感じに強くなって大神さんみたいな綺麗な恋人が出来たらなー」

    中学大神「なっ!?ち、違う!ケンイチロウとはそう言うやましい関係ではなくてだな……」

    ナエギ「あれ?そうなの?」

    中学大神(鋭いのか鈍いのか分からんぞ…)
  36. 36 : : 2015/05/06(水) 23:39:50
    司会「では両者セットしてください!」

    ナエギ「よし、頑張ろう」(n‘∀‘)

    中学大神(さっさと終わらせてやろう…)


    ガシッ


    ナエギ「………」

    中学大神(!?)

    (な、なんだこれは…触れただけでわかる、この途轍もない気と筋肉量…只者ではない!!)

    ナエギ「……凄いね。さっきのケンイチロウさんといい、キミといい…日本人にもまだこんな強い人がいるなんて」

    中学大神(っ…!?なんと冷たく重い瞳だ…先程とはまるで別人のようだ…!!)

    ナエギ「……これはさっきと同じように本気でいった方が良さそうだね」


    プルプルプルプル……

    中学大神(我の腕が震えている…。我が恐れているというのか…こんな貧弱そうな奴に…)


    司会「準備はよろしいですか?それでは!!!」

    中学大神(……だが)

    司会「Lady……」

    中学大神(我はここで負けるわけにはいかん!!!)ギュッ…

    ナエギ「……っ!」ギュッ…

    司会「GO!!!!」



    ダァン!!!!


    中学大神「…………」


    ナエギ「…………」




    司会「勝者!______!!!」

    ワアアァァァァァ!!!!



    中学大神「…………」

    ケンイチロウ「よ、さくら!」

    中学大神「…………」

    ケンイチロウ「……準優勝おめでとう、さくら」

    中学大神「……ぁぁ…」

    ケンイチロウ「凄いじゃないか!俺を負かせたナエギにあそこまでの戦いを繰り広げたんだからな!」

    中学大神「……だが、我は負けた」

  37. 37 : : 2015/05/25(月) 23:47:37
    苗木カッケー、私やったら5回中1回勝っただけだ。期待
  38. 38 : : 2015/06/12(金) 21:49:54
    続き気になる(´・ω・`)
  39. 39 : : 2015/06/16(火) 00:19:16
    頑張ってください。
  40. 40 : : 2015/07/01(水) 23:39:25
    これは期待だべ!
  41. 41 : : 2016/04/20(水) 02:00:48
    久々に更新しよう

    ケンイチロウ「……悔しいか?」

    中学大神「当たり前だ。悔しくないわけないだろ!……だが」

    「同時に、気持ちが晴れやかになったのだ。我はナエギを見くびっていた。我よりも背が低く、華奢な体をしたナエギを見た目で判断していた」

    「これではまるで、我に勝負を挑んできた者達と同じ。慢心していた」

    「それを奴は気づかせてくれたのだ」

    ケンイチロウ「俺も同じだ。今回の試合…あいつに色々と気付かされたな」

    中学大神「また一から修行仕直しだな」

    ケンイチロウ「ああ!次こそはナエギに勝ってみせる!」

    中学大神「私もだ!二人で共に奴に勝つ!」











    ナエギ「ふぅ、重たいんだよなー…このトロフィー」

    ???「お兄ちゃーん!」

    ナエギ「ん?お、こまるどうだった?ジュニア大会は」

    こまる「もちろん優勝したに決まってるじゃん!このトロフィーが見えないの?」

    ナエギ「あはは、見えてるよ」

    こまる「お兄ちゃんも優勝したんだ!しっかしアメリカ人って大したことないよね〜。体が大きい割に弱いったらありゃしないよ!おまけに私が女の子だからってなめてかかるし!」

    ナエギ「こらこら、あまり相手のことを悪く言うんじゃないぞ。自信過剰な人が多いから仕方ないさ」

    こまる「お兄ちゃんだってチビだからよくなめられるじゃん!」

    ナエギ「そうしてきたら、気にしないで潰すから大丈夫」

    こまる「はぁ、誰かもっと強い人いないのかなー?」

    ナエギ「……あ、そういえば今日の大会で日本人が参加してたんだ。他の人達に比べれば凄く強かったよ」

    こまる「えー、どうせお兄ちゃんに比べれば余裕でしょ?」

    ナエギ「…実は、久々に本気出してやったんだ」

    こまる「えっ!?ウソでしょ!?」

    ナエギ「本当だよ。ボクも驚いたんだ…日本もまだまだ捨てたもんじゃないなって」

    こまる「いいなー、お兄ちゃんに本気を出させた相手か…どんな人だった?」

    ナエギ「1人はケンイチロウさんって言う人で、もう1人は大神さんって言う女の子だよ」

    こまる「女の子!?その人凄いんだねー!一回やってみたいな」

    ナエギ「まだやめといた方がいいぞ。お前より断然強いから」

    こまる「ええー、俄然興味わくんだけど!」

    ナエギ「あはは…。なあこまる、そろそろ日本に戻るか」

    こまる「うん、もう日本のご飯が恋しいよ〜」

    ナエギ「じゃあ明日荷物整理するんだぞ」

    こまる「わかったよ、誠お兄ちゃん!」
  42. 42 : : 2016/04/22(金) 19:04:38
    大神「これで話は終わりだ」

    朝日奈「っていうことは、その時さくらちゃんと戦ったのが…苗木ってこと?」

    大神「そうだ。あの時の奴と同じだ…間違いない」

    霧切「そういえば聞いたことがあるわ。ある時期から彗星の如く現れた。数々の腕相撲大会を総なめにし、その小柄な体格からは想像も出来ないパワーを持つことでリトルギガントの異名がついた…フードを被った謎の日本人。名前は、『ナエギ』」

    苗木「リトルギガントは言い過ぎだと思うんだけどなー…」

    舞園「苗木くんがそんな凄い人だったなんて…。そういえば中学の時によく休んでいたような…」

    苗木「学校には風邪って言ってたけど、その日は腕相撲の大会に行ってたんだ」

    大神「おぬしがあの時の奴とはな…。気づかなかったぞ」

    苗木「ボクも、あの時の女の子が大神さんだったなんて……全然気づかなかったよ」

    大和田「通りで俺達が勝てないわけだな」

    葉隠「オーガを倒したってマジだべか…。つまり苗木っちが一番危険ってことだべ!?」

    桑田「いやそういうことじゃねーだろ」


    大神「……苗木よ。頼みがある」

    苗木「…何かな?」

    大神「我と再び、腕相撲をやってはもらえぬだろうか」

    苗木「…良いよ、もちろん!」

    大神「あれから我は更に腕を上げた。覚悟するが良い(筋肉が唸る」

    苗木「あははは……勝てる気がしない」
  43. 43 : : 2018/05/30(水) 14:20:16
    大神「すううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………ふうううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……。


    ふぅんッ!!!」ブォン!!!

    大神さくらは気を整えてはじめた。
    深く深く息を吸い、通常なら肺が破裂するほどの酸素量を取り込み。
    深く深く、今度は逆に肺の中身全てを空にするほどの息をゆっくり吐く。

    そして、全ての出し切った大神さくらは

    闘志を爆発させた。

    彼女の身体全ての筋肉に全身全霊の力を込め、ギシギシという普通ならとても聞かない音が聞こえてくる。

    その結果 彼女の体からは途轍も無い量のオーラのような物が溢れ出て見える。

    オーラはまるでビルとの間から出る突風のように、周りを囲む人間達を襲いかかる。

    この状態の生物、いわゆる絶対に勝つことの出来ない強者が目の前に現れた瞬間。
    動物は本能的に後退りする。これは自分の身に危険を感じる時に起こる、一種の防衛本能である。

    しかし、人間はその他の動物と違い、この防衛本能が恐ろしく低下している。
    それ故に、人間は自分の身に、命に危険が起きても逃げることが出来ないのだ。

    だが!この大神さくらの闘志爆発により、眠っていた動物的本能が目覚め、周りの人間達は反射的に

    葉隠「あ、あり?」

    舞園「これは一体…」

    霧切「……どういうこと…」

    一瞬で二メートル以上後ろに下がっていた。

    大和田「いつの間に俺たち…」

    不二咲「こんなに下がってたんだろ?…」

    周りの人間達は何故?一体何が起こったのか、全くと言って理解出来ない。瞬間移動でもしたのかとも思うぐらいだ。

    セレス「……ふふふ、ですが見てください」

    山田「な、なんと!?」

    セレスが不敵な笑みを浮かべて前を見ている。その視線の先には、大神さくらの闘志を間近で受けていながら、その場で凛と立ち尽くす
    周りの人間達が下がったにもかかわらず、1ミリたりとも動いていない


    苗木誠の姿があった。

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