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  1. 1 : : 2014/05/25(日) 23:01:15
    初ホラーです。


    エレンに『ひとりかくれんぼ』をしてもらいます。


    ホラーにするつもりですが…変だったらすみません…


    題名をもしかしたら変えるかもしれません。
  2. 2 : : 2014/05/25(日) 23:04:24
    期待です
    できれば僕のも見てください(性描写あり)
  3. 3 : : 2014/05/25(日) 23:09:23
    期待です
    頑張って下さい!
  4. 4 : : 2014/05/25(日) 23:21:28
    >>2 ありがとうございます!
       ぜひ見に行かせていただきます!!!

    >>3 ありがとうございます!!!
       できる限りの更新はしていきます!
  5. 5 : : 2014/05/25(日) 23:21:32
    エレンは夕食を終え、寮に行く途中にアルミンに話しかけられる。








    アルミン「エレン。ひとりかくれんぼって知ってる?」


    エレン「ああ。アルミンが昨日言ってたものだよな?」


    俺は昨日アルミンが寝る直前に話してたことを記憶の端から持ってくる。

    曖昧だったが名前を聞いた瞬間に気付いた。


    アルミン「うん。本にはね、夜にするかくれんぼって書いてあったよ。
         ちょっと見てみなよ!でも…絶対やっちゃだめだよ?」((フフッ


    アルミンは本を握りしめながら早口で言う。

    いつもとは違うアルミンの笑い声は正直不気味だった。

    その時俺は面白半分に行い、後悔するなんて思ってもいなかった…
  6. 6 : : 2014/05/25(日) 23:39:03
    消灯時刻が過ぎ、みんなが寝静まった夜…

    俺は頭からその『ひとりかくれんぼ』の事が離れなかった。


    エレン「ひとりかくれんぼかぁ」


    俺はぼそりと呟きアルミンの本に手をかける。

    《ひとりかくれんぼとは一種の都市伝説である》


    エレン「ぬいぐるみはミカサがくれたからこれで、と。
        米…かぁ。米は内地からもらわなくちゃいけな…ん?」


    ふと本の一部が膨らんでいるのに気づく。そこには手の平いっぱいのお米が挿まれていた。


    エレン「なんだ?これは使ってもいいのか?」


    多少の疑問を覚えながらお米を取り出し、本に目を移す。


    エレン「えっと、爪切り…ナイフでいけるな。
        糸と針は確かクリスタからもらったな。
        塩水はベルトルトがなぜか塩をくれたから水と混ぜよう」((ゴソゴソ


    俺は近くにあったものをすべて準備し、寮を出て食堂へ行く。
  7. 7 : : 2014/05/26(月) 00:16:19
    ―――――食堂


    エレン「このぬいぐるみの名前…ジャンでいいか」


    塩水を片手にぬいぐるみに名前を付ける。

    床に塩を置き、首をひねりながら椅子へと直行する。


    エレン「綿を出して、爪と米を入れる」((チョキチョキ


    俺は爪を切ってから米と切った爪をぬいぐるみの中に無理やり突っ込む。

    そして赤い糸でぬいぐるみを細かく縫う。


    エレン「って!」


    うっかり手に刺してしまい、その血がぬいぐるみを少しだけだが赤く染めた。

    縫って縫って…とうとう縫い終わった。

    不器用な俺が縫ったせいかぬいぐるみの顔が醜くなり、血が付いた胴体が生々しく見えた。

    現在の時刻。《2:48》


    エレン「あと、12分」

    かちゃかちゃと音を立て塩水とぬいぐるみを抱えて歩き出す。

    陰であったかも知らない洗面台に水を溜めてぬいぐるみを沈める。



    カツン




    エレン「っ!!?」((バッ


    いきなりなる音に驚き勢いよく振り向く。

    後ろには誰もいなく、物も置いていなかった。


    エレン「もう、なんだよ今の」


    俺は胸をなでおろす。が、さっきの何もないところでの音はとても怖い。

    そして食堂の…見たこともない押入れの中に塩水を入れる。

    洗面台と押入れは見たことがなく、なんで現れたのかが不安だった。
  8. 8 : : 2014/05/26(月) 00:17:27
    今夜は終わります。

    明日振替休日なので続きは明日書きます!

    ちょっと書いてて怖くなってきたn((ry
  9. 9 : : 2014/05/26(月) 20:35:53
    エレン「よし。準備は万全だな」


    俺は時計を見る。

    《2:54》

    自然に足が震え、冷や汗が流れる。

    自分に言い聞かせるかのように洗面台へ向かう。

    早くやるならやって終わらせたい。好奇心で行おうとした自分を責める。








    《3:00》

    ジャスト。

    俺は呼吸を整えてぬいぐるみを持ち上げる。

    本を読み直しぬいぐるみはまだ水につけてはいけないという事に気付いたがすでに遅い。

    ビショビショに濡れて腕がだらんと垂れているぬいぐるみに向かって言う。


    エレン「最初の鬼はエレンだから
        最初の鬼はエレンだから
        最初の鬼はエレンだから」


    狂ったように3回唱える。

    ドキドキと心臓が跳ね上がりそうになりながら水に浸す。

    食堂の電気を恐る恐る消し、教官が持っていたテレビを付けて砂嵐にする。

    少し洗面台から離れてザーーーと鳴り響くテレビの前で小さく数を数える。そして目を瞑る。


    エレン「1、2、3、4、5…」


    ザーーーー

    砂嵐と俺の声が重なり合う。


    エレン「6、7、8、9、10…」


    爪を切ったナイフを持って洗面台に顔をのぞかせる。

    水に俺の恐怖でこわばった顔が映る。

    無理に笑おうとすると不敵な笑みになるような気がしたから唇をぐっと噛んで我慢したような顔を作る。

    ぬいぐるみがそんな俺を見て笑ったような気がした。


    エレン「ジャン見つけた」



    ザクッ

    ザクッ

    ザクッ



    恐怖を隠すように俺は何度も何度もぬいぐるみの腹に刺す。

    ぬいぐるみから米が飛び出す。

    血のように…刺す度辺りへと散らばる。
  10. 10 : : 2014/05/26(月) 20:39:40
    えっと…安価参加お願いします。


    バッドエンドにするかハッピーエンドにするか…もちろん両方でも構いません。


    バッドエンドだとエレンが死にます。


    ハッピーエンドだとエレンは生還(?)します。


    >>11から>>16までとろうと思います。


    今日中に続きを書きたいのでぜひ参加…いえ、参加お願いします!!!
  11. 11 : : 2014/05/26(月) 20:42:17
    バッドエンド
  12. 12 : : 2014/05/26(月) 20:43:23

    ハッピーエンド
  13. 13 : : 2014/05/26(月) 20:43:56
    エレンしか死なない?もしそうならハッピーでそうじゃないならバッドで
  14. 14 : : 2014/05/26(月) 20:47:28


    ハッピーエンドでお願いします
  15. 15 : : 2014/05/26(月) 20:48:12


    ハッピーエンドですよ!!ハッピー!!
  16. 16 : : 2014/05/26(月) 20:49:58
    バッドエンド
  17. 17 : : 2014/05/26(月) 20:50:53
    バッドエンド
  18. 18 : : 2014/05/26(月) 21:27:31
    そういうアンケートとらないほうがゾクゾクして面白いと思いますよ
  19. 19 : : 2014/05/26(月) 21:27:43
    最後わかっちゃいますし
  20. 20 : : 2014/05/26(月) 21:37:48
    >>18>>19

    そうですね…私は変な安価をしてしまったかもしれません…orz

    参加してくださった方には悪いのですが両方とも同じ数だったのでバットかハッピーか分からないようにします。


    申し訳ありませんorz
  21. 21 : : 2014/05/26(月) 21:50:19
    バットエンドが良かったな〜
  22. 22 : : 2014/05/26(月) 21:50:34
    そして期待(^з^)-☆
  23. 23 : : 2014/05/26(月) 21:58:06
    つづき見たいなぁー
    期待
  24. 24 : : 2014/05/26(月) 22:00:45
    >>21>>22

    すみません…勝手に変えちゃってorz…

    ありがとうございます!精一杯書かせていただいてます!!!


    >>23 

    ホントですか!?とても嬉しいです!そしてありがとうございます!

    書くのが遅いのでペースあげれるようにしたいです。
  25. 25 : : 2014/05/26(月) 22:00:52
    エレン「気味悪ィ…」


    吐き気をこらえながら、刺すのをやめる。

    息を荒くしながら俺はまた言う。


    エレン「次はジャンが鬼だから」


    すぐにあの隠れ部屋へと駆けこむ。

    ぬいぐるみが来ないことだけをただ祈りながら手を合わせる。

    そして何度も後ろを振り返りいないことを確認する。


    エレン「っはぁはぁ」


    怖くて息苦しい。

    静寂の中に俺の吐息が微かに混ざる。

    コップ内に入る塩水を眺めて気を紛らわすしか今、することはなかった。

    もし今ぬいぐるみが来て俺が刺されたら…


    エレン「うぐっ」


    想像してしまい吐き気がさらに増す。

    我慢していたが震える体を必死に抑えて涙を流す。

    死にたくない…そんな思いがいっぱいあった。

    今思えばなぜアルミンは俺にこんな事を教えたのだろうか…

    不安のなか頭をフル回転させた。


    エレン「んなわけないよな…アイツは親友」


    泣きながら言い聞かせる。

    だが、やはり疑問は取り除けなくて頭から消えることはなかった。
  26. 26 : : 2014/05/26(月) 22:07:17
    とっても怖いです
    エレンには生きていてほしいですが、
    こういう展開だとバッドエンドもありだと思います!
    頑張ってください!!
  27. 27 : : 2014/05/26(月) 22:12:44
    面白いです。
    続きが凄く気になります。
  28. 28 : : 2014/05/26(月) 22:43:27
    >>26 ありがとうございます!!!その感想待っていました!
        本当の展開はフフフ…←
        多分そろそろ終わりですが頑張ります!

    >>27 ありがとうございます!!!
        続きを早く書かなきゃいけませんね!
  29. 29 : : 2014/05/26(月) 22:43:35
    ぬいぐるみだから追いかけてこないだろうか。

    俺は滴をふきながら耳を澄ます。




















    ズズズ…



    エレン「!??」


    微弱だがゆっくりと聞こえる…何かを引きずるような音。

    その音が沈黙を破った。





    ズズズ…ズ…



    近付いてくるのが分かる。

    それほどはっきりと聞こえる音だった。

    俺は口を手で覆い、嗚咽を堪えながら乾いた頬を濡らす。


    何で…?

    動くんだ…?


    扉を背に向けてひたすら恐怖に耐える。







    ズ…ズズズ…ズ…ズズ…






    どんどん近付いてくる。

    怖がる俺をまるで面白がるかのように動きが早くなったり遅くなったりする。

    来ないでくれ…

    膝を抱えて子供のように怯える。





    ズズ…




    音が扉の向こう側で止まった。
  30. 30 : : 2014/05/26(月) 23:16:53
    何で…


    俺は目を強く瞑る。

    開けないでくれと心で呟いて力を強くする。


















    ズズ…ズズズ…ズズ…








    離れていく。

    だがよくある怖い話…アルミンが見せてくれた本はこの後、後ろにいることが多い。


    エレン「っ」((バッ


    …誰もいない。前を向いても誰もいない。

    しかし一つだけ、奇妙な違和感を覚えた。

    本当に全く気付かなかったことだ。



















































    テレビの砂嵐が聞こえなくてかわりに女の人の声…が再生されている。

    心霊現象…

    それしか思い浮かばなかった。

    アルミンの本でこの恐怖から終わる方法を探す。

    《2時間以内に終わらせなければいけない》


    エレン「これだ…」


    俺は拳を握る。

    これなら何が何でも強制的に終わらせることができる。

    俺は1時間経つのをひたすら待った…
  31. 31 : : 2014/05/26(月) 23:55:00
    うわぁぁ、やっぱおもしれぇぇ!!
    これは支援しなきゃな
  32. 32 : : 2014/05/27(火) 00:32:25
    >>31 いつもありがとうございます!!!
        支援だなんて…最高にうれしいです♪
  33. 33 : : 2014/05/27(火) 00:32:30
    ――――――約1時間後


    1時間がおそらく経った。

    ずっと何も起こらなかったせいか俺は安心感を覚えていた。


    エレン「もういいよな」


    塩水を一口、口に含む。

    これでいいはずだ、と俺は左手を胸に当てて右手で残りの塩水を持った。

    心拍がだんだんと上がる。

    ぬいぐるみは洗面台の…


    エレン「っ…!?」


    場所にはなかった。


    エレン「何だよ…これじゃあ出てきた意味が…」


    俺から冷や汗と涙が溢れてくる。

    塩水を零さないようにゆっくり喋る。

    『かくれんぼ』であるからにして見つかったら俺が…










    ______死ぬ




    脳裏を横切る言葉。

    不安がこびりついた俺は全力疾走で元の場所に戻る。

    早く戻らなければ…見つかってしまう…

    塩水をバランスよく持って割らないように慎重に、でも速く走る。






    エレン「よかった…まだ見つかってない…」


    俺はまたあの部屋へと入る。

    こんなことなら出なければよかった…

    震える右手を左手で抑えながら俺は扉を閉めた。


    エレン「これで…あと少し待って探せばいい…」
  34. 34 : : 2014/05/27(火) 01:06:57
    怖くなっちゃったので明日書きます…

    すみません…
  35. 35 : : 2014/05/27(火) 10:59:43
    ぬいぐるみがどこに行ったのかわからない。

    身の毛がよだつこんなかくれんぼをしてしまった俺は自分を責める。


    エレン「早く…終わりてぇ…」


    声が震える。

    ぬいぐるみを探すのも怖いのにこんな緊張感を…
































    パリン





    エレン「え…」


    俺の横に置いておいたはずの塩水のコップが割れた。

    動かしても、触れてもない。

    血の気が引いて倒れそうになる。


    エレン「何が起きたんだよ…」


    俺は身が竦みながら後ろを振り向く。

    何もいないよな…

    いや…いないでくれ。





































    『見ィツけタァァ』






    不気味な笑みと甲高い声を上げてぬいぐるみが後ろから俺を覗き込んだ。




    エレン「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁあああ」








    さっきまでいなかったのに何でいるんだよ…

    無音だった部屋の中で俺の悲鳴がこだまする。

    咄嗟にぬいぐるみを力強く押す。
  36. 36 : : 2014/05/27(火) 11:52:59
    ぬいぐるみから米が飛び出して地面へと不規則に落ちる。

    俺は決死の思いで扉から出る。

    開いたことがなにより幸いだった。


    エレン「塩水が割れちまった…なくなっちまった…」


    エレン「ああああああああああ!!!」


    終われない。

    たった一つの希望が一気に崩れ落ちる。

    不安定になりかけている精神を必死に保ちながら、洗面台付近へと行く。

    もう嫌だ…

    泣いた声で場所が知られないようにして我慢しようとした。


    エレン「う…かはっ」


    しかしだんだん息苦しくなってきて、過呼吸になる。

    息ができなくて胸が締め付けられているようだった。


    エレン「誰…か」


    思わず倒れこむ。

    息を荒げてしまったことでぬいぐるみに、気づかれてしまった。






    『もう逃ガサナいヨ?』





    エレン「っう…」


    ケタケタと笑ってぬいぐるみが近づいてくる。

    死への恐怖はこんなにも動けないのか…と感じる。



    ズズズズ…ズズ…



    足を引きずり過ぎてぬいぐるみの足が片方ズタズタになっていた。




    『ねェ。カクレンボ見つかッタ、ボクの勝チ』


    ぬいぐるみの首がギチギチと鳴って回転する。

    下劣な笑い声を上げる。

    その時見えた、両手から鈍く光る、俺の持っていたナイフと鋏…


    エレン「ひっ…」


    来るな…こっちには…

    俺は床を這いずるようにしながら食堂の出口まで急ぐ。
  37. 37 : : 2014/05/27(火) 16:08:01
    うああぁぁ!?恐い((((;゜Д゜)))!
  38. 38 : : 2014/05/27(火) 19:10:55
    ギィィィィィィィィィヤァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
  39. 39 : : 2014/05/27(火) 19:11:26
    エレンがぁぁぁぁ!?
    期待!!
  40. 40 : : 2014/05/27(火) 22:23:03
    >>37 待ってました!!
        こんな作品を恐いと、ありがとうございます!!!!!


    >>38>>39 叫んでおられるのですか!??感激です!←
          ハッピーかバッドか…次の次で決まりですね!ありがとうございます!!!
  41. 41 : : 2014/05/27(火) 22:23:15
    なんでこんなところで、殺されなきゃいけないんだよ…!

    死にたくない…

    まだ俺は…

    気が横転しながらも出口の前へと着く。





    エレン「これで助かる…」


    俺はノブに手をかける。

    バランスを整えようと体を徐々に起こしていく。























    ザクッ







    ふいに右側から赤い液体が飛び散る。

    それが自分の血だと認識するには遅すぎたかもしれない。


    エレン「え…っ!?」


    のどに無駄に吸いすぎた空気が詰まって声が出せない。

    助けを呼ばなきゃいけないのに悲鳴さえ上げられない。


    『待っテ。捕マエるまデ、ネ?』


    俺は肩を押さえながらいつの間にいたのか分からない、醜いぬいぐるみを見る。

    嫌だよ…

    夢なら、覚めてくれ…

    止まらない血と薄気味悪いぬいぐるみを見たせいで力が抜ける。


    エレン「来るな…お願いだよ…」


    痛みと恐怖で涙を流す。

    心拍数の早い心臓が絶えず泣き喚く。

    ゆっくりと一歩一歩、確実にこちらに向かうぬいぐるみから目を逸らしノブを回す。
  42. 42 : : 2014/05/27(火) 22:23:59
    エレン「ウソだろ…?」


    ノブが回らない。

    がちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃ!!!!!

    何回回そうとしても不自然な音が鳴り響くだけで開かない。

    向こう側から誰かが押さえているような感じだった。


    『カクレンボは終ワりダヨ』


    そう言ってぬいぐるみが背後から背中を刺す。

    うつ伏せに倒れた俺を何度も何度も。


    エレン「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


    一番初めの準備でやった刺し方を仕返しするかのように降りかかる俺の鮮血をぬいぐるみがおぞましい顔で見る。

    痛みに耐えられなかった俺は鋭い声を精一杯あげる。


    『無駄だヨ。なんタッて、ボクは一人ジャナいかラ』


    その言葉に目を見開く俺にぬいぐるみは最後の最後…








































    _______喉元に鋭利な刃物をつきたてた。



    『ボクノ勝チ。今夜モ楽しカッたヨ』





    楽しそうにあの甲高い声で笑った。
  43. 43 : : 2014/05/27(火) 22:33:32
    ______その日の昼…


    ミカサ「エレンが…エレンが…」


    ミカサは精神的不安定になった。

    僕はそんなミカサを見るなり言った。


    アルミン「僕が『偶然』散歩していて見つけても手遅れだったから…元気出してよ、ミカサ」


    『エレン』と繰り返しているミカサを宥める。









    今度は誰がかくれんぼするのかな?




    Badend.






    終わりです。短かくて意味不明だったけどここまで見てくださり、ありがとうございました。

    (ハッピーエンドでも良かったかなぁ…とちょっぴり思っている作者w)

    関係ないですが別の怖い話も書こうと思っています。

    本当にありがとうございました!!!

    よろしければリクエスト待ってm((強制終了
  44. 44 : : 2014/05/27(火) 22:42:32
    緊迫感がとても伝わってきてすっごい面白かったです!
  45. 45 : : 2014/05/27(火) 23:04:47
    >>44 本当ですか!?分かっていただけてすごく嬉しいです!
        面白いなんて…ありがとうございます!!!最高です!
  46. 46 : : 2014/05/27(火) 23:19:48
    エレンにハッピーになってほしいなぁ…
  47. 47 : : 2014/05/27(火) 23:24:45
    >>46 バッドエンドで…すみませんm(__)m
  48. 48 : : 2014/06/01(日) 13:48:49
    救いはないんですか!!
  49. 49 : : 2014/06/01(日) 17:50:02
    アルミン…まさか…お前…
  50. 50 : : 2014/06/01(日) 23:53:29
    >>48 エレン救いたいですね…
        私も…思います。
        だからhappyendも書こうかなぁと少し思ってます。


    >>49 アルミン「(^_^:)ヤベェ」
        アルミンは初めからエレンを狙っていたんでしょうか…?
  51. 51 : : 2014/06/02(月) 00:19:55
    ここでどこかに意識が飛ばされてもう一回かくれんぼしてハッピーエンドがいいです!(無理だろ)できればハッピーエンドの方を別に作ってください!
  52. 52 : : 2014/06/02(月) 00:38:58
    ウヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!!怖かったぁ!
    寝れねぇwww
    とてもよかった!
  53. 53 : : 2014/06/02(月) 09:34:19
    >>51 そうですね…
        私もエレンが逃げ切ってほしいのでハッピーエンド書きます!


    >>52 そういっていただきありがとうございます!ひとりかくれんぼ…怖いですよね…
        私も書くとき何度も後ろを振り返ってましたw
        ハッピーエンドもよろしくお願いします。
  54. 54 : : 2014/06/02(月) 09:34:28
    happyend編((ドヤァ


    >>30の続きからです!!!


    ―――――1時間後


    エレン「(1時間ぐらい経ったな)」


    俺は声を出すと見つかると考えて心の中で呟く。

    さっきの音といい、心霊現象といい不可解なことばかり起こっている。

    今出ればきっと危ない。

    俺は子供のころにミカサを助けた時ことをふと思い出す。

    油断して人攫いに逆転された。

    そんな恐れを今、直感で感じ取る。


    エレン「(油断大敵。だから俺はまだ出ない)」


    音をたてないようにしながら塩水を握る。

    そして扉をそっと開け隙間から外の様子をうかがった。

    さっき読み返したアルミンの本には『黒い影が見える』と書いてあった。

    これが見えなければゆっくりと出るつもりだ。

    もし見えたのなら動かずに扉の隙間から自分を見えないようにする。

    俺は頭の中でいろんなパターンを考えた。
  55. 55 : : 2014/06/02(月) 09:39:19
    ハッピーend来たぁぁぁぁぁ!!!
  56. 56 : : 2014/06/02(月) 21:27:06
    怖くないっ怖くない…で、期待!
  57. 57 : : 2014/06/02(月) 21:40:37
    アルミンェ…何やっとんだお前…
    期待です!
  58. 58 : : 2014/06/03(火) 06:38:08
    おおおおお…!!期待です!!
  59. 59 : : 2014/06/03(火) 12:59:39
    おっしゃー!!ハッピーエンドキター!!
    期待です!
  60. 60 : : 2014/06/03(火) 17:59:26


























  61. 61 : : 2014/06/03(火) 17:59:42

















  62. 62 : : 2014/06/03(火) 17:59:51
















  63. 63 : : 2014/06/03(火) 17:59:59















  64. 64 : : 2014/06/03(火) 18:00:09















  65. 65 : : 2014/06/03(火) 18:12:42
    かまってちゃんですか?やめてください
    期待!
  66. 66 : : 2014/06/03(火) 18:27:02
    荒らしですよね…

    負けずにガンバレ!!
    期待です。
  67. 67 : : 2014/06/03(火) 21:10:58
    荒らしってうわぁ…

    名無しで打つとかちょっとね…

    負けないでね♪
  68. 68 : : 2014/06/04(水) 17:20:38
    ぎゃああ怖ああああ_(┐「﹃゚。)_
  69. 69 : : 2014/06/05(木) 18:46:59
    あれ??更新まだかな…
    wktk♪
  70. 70 : : 2014/06/14(土) 08:08:22
    更新まだですか?
    続き期待!
  71. 71 : : 2014/06/15(日) 11:45:34
    期待!!!期待!!!期待!!!期待!!!期待!!!期待!!!期待!!!期待!!!期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
  72. 72 : : 2014/06/21(土) 00:00:42
    ネットの禁止令でて来れませんでした…orz

    今日から出来ると思うので明日更新頑張ります!!!





    >>55 エレンが救われるんですね!!!←他人事((


    >>56 ハッピーエンドはおそらく怖くないですっ!!
        ありがとうございます!!!


    >>57 アルミンはこの後((
        期待ありがとうございます!!!


    >>58 おお!!ありがとうございます!
        頑張らせていただきます!!!


    >>59 ハッピーエンドもやっぱ必要ですよね!←
        ありがとうございます!!!


    >>60~64 お願いです。やめてください。


    >>65 わざわざありがとうございます!!!
        感謝の気持ちでいっぱいです!


    >>66 わわ…ありがとうございます!!!
        気にしないで頑張りますね!


    >>67 3人の方から言っていただけて嬉しかったです…
        ありがとうございます!


    >>68 おお!!本当ですか!?
        ありがとうございます!!!


    >>69 すみませんorz
        wktkなんてありがとうございます!!!


    >>70 Oh…すみません…orz
        明日更新を頑張らせていただきます!!


    >>71 こんなにも多い期待ありがとうございます!!!!!
  73. 73 : : 2014/06/21(土) 00:21:20
    明日更新はじめます!!
  74. 74 : : 2014/06/21(土) 21:55:31
    すみません…今日できそうにないので明日しますorz
  75. 75 : : 2014/06/21(土) 23:34:23
    期待期待wwwww
  76. 76 : : 2014/06/21(土) 23:35:32
    なんか 怖い ギャー
  77. 77 : : 2014/06/26(木) 23:53:03
    まだ…?まだですか?

    何か事情があるのですか…?
  78. 78 : : 2014/06/27(金) 16:33:44
    あ、この話今日読んだ本にのってた!
    あの本の中で1番怖かった話だ。Σ(゚д゚lll
    期待です。
  79. 79 : : 2014/07/06(日) 15:05:17
    怖い!そして期待
  80. 80 : : 2014/07/06(日) 16:58:11
    期待❣
  81. 81 : : 2014/07/07(月) 22:49:01
    ハッピーエンド編、気になるっ!!
    期待!!×1000000000000000
  82. 82 : : 2014/07/26(土) 23:56:41
    早よ書けコラ
  83. 83 : : 2014/07/29(火) 09:44:42
    すみません…色々なことががあって更新できませんでした…

    その分、今日いっぱい更新させていただきます!!!




    >>75 わわ…ありがとうございます!!!!

    >>76 本当ですか!?
        もっと怖くできるよう、頑張りますね!←

    >>77 ええと…詳しく言うと長くなってしまうので…
        一言、すみません…orz

    >>78 一番ですか!私も実を言うと怖いの苦手で…
        ありがとうございます!!!

    >>79 嬉しいです!
        ありがとうございます!!!

    >>80 更新遅くてすみません…
        期待ありがとうございます!!!

    >>81 ありがとうございます!!!!
        期待もいっぱいくださって…感謝します!!嬉しいです!

    >>82 えっ…はい…
        申し訳ないです…わざわざ厳しくありがとうございます…
  84. 84 : : 2014/07/29(火) 09:44:46
    エレン「(1つ…2つ、3つそれぐらいか?)」


    俺は余計なことを考えないで必死に頭を使った。

    そして出た案、たった3つだが…どれにするか…


    ~回想~

    1,このまま待機


    これはおそらくないだろうな。

    待ってたら2時間、経ってしまう。

    2時間以内に終わらせる、これは良い手だが単純には無理だろう。


    2,黒い影が見えても出る


    …これは安全性に欠けるな…

    黒い影が何をするのか分からないのに、出てたまるか。


    3,黒い影が見えた瞬間出る


    ああ、これだと転んじまうかもな…


    ~回想終了~


    エレン「(…なんてこと考えてるんだ!?俺は…)」


    髪を両手で掴み視線を落とす。

    …前向きに考えようにも、絶望が襲いかかってくるため、良い案が考えられない。

    俺は震える拳を握り扉に手をかけた。


    エレン「(何か見えるか…?)」


    隙間から外の様子を窺う。

    ぬいぐるみよりも黒い影におびえてる俺は今、とても情けないだろう。

    元々このかくれんぼをやった時点で、格好悪いな。

    後悔の気持ちがさらにこみ上げてくる。


    エレン「(いない…っ!!?)」


    ちょうど視界の左端、何かが動いた。
  85. 85 : : 2014/07/29(火) 11:55:31
    続き待ってたよぉ!!!

    ありがとう♪期待!!!!
  86. 86 : : 2014/07/29(火) 22:50:43
    エレン「(何で…ッいきなり現れんだよ…!!)」


    声を出しそうになるも口を押さえ何とか抑え込む。

    左端からだんだん中央に移動してくる。

    そして見えたものは…












    やはり黒い影だった。

    黒い影はとにかく恐ろしかった。

    四つん這いになった身体、不自然な方向に動く首で、目、鼻、口…がない。

    暗闇の中ではかろうじて分かる黒い影はまだ俺に気付いてない。
  87. 87 : : 2014/07/29(火) 22:51:58
    >>85 ありがとうございます!!!
        更新頑張りますね!


    すみません…明日、多めに書かせていただきます…
  88. 88 : : 2014/07/29(火) 23:03:53
    期待です!!アルミンが、ミカサとかいろんなキャラにやらせる(ひとりかくれんぼを)という話も書いていただきたいです!!
    頑張ってください!!(>_<)
  89. 89 : : 2014/07/30(水) 23:43:11
    >>88 ありがとうございます!!!!
        このハッピーエンドを書き終えたら…出来れば書きたいと思います!!!
        更新遅いんですけれど…嬉しいです!




    エレン「(待て待て待て…本を…)」


    必死な俺の思いは届かなかった。

    その黒い影は首を回転させていた。ものすごい勢いで骨が折れるぐらいに…


    エレン「ッ…(この世のものとは思えねぇ…)」


    声を押し殺し目を見張る。

    絶対におかしい、このかくれんぼは絶対におかしい。

    俺は目を細めてよく見ようとした。すると、黒い影はいきなり消えた。


    エレン「(??!?)」


    俺はさらに扉に体を近づけた。
  90. 90 : : 2014/07/30(水) 23:47:50
    ちょ…ま…PCまさかの不調!?

    えええええ…書いた半分消えるってどういう事ですか…(´・ω・`)

    …どんだけ長引かせるんだよ、クソ作者って感じですね…すみませんorz

    PCの状態をちょっと親に見てもらいますね!
  91. 91 : : 2014/07/30(水) 23:52:54
    2つ疑問…

    ・何故必要なものが身近にあったのか(しかも同期がくれたもの)

    ・何故ぬいぐるみの名前をジャンにしたのか。ミカサでもいいではないか((()


    面白かったです!!
  92. 92 : : 2014/07/31(木) 00:13:57
    >>91何故ぬいぐるみの名前をジャンにしたのか。ミカサでもいいではないか((()<フラグじゃないですか?
  93. 93 : : 2014/07/31(木) 00:15:16
    >>92
    ふ、フラグですか?
  94. 94 : : 2014/07/31(木) 12:57:40
    驚き桃の木…

    楽しみだったのによォ…早く直ることを願っています!!!
  95. 95 : : 2014/07/31(木) 22:59:18
    >>93本編で仲が悪いからもう終わったけど死ぬっていうフラグだと思います
  96. 96 : : 2014/07/31(木) 23:01:40
    >>95
    成程…、良く分かりました!ありがとうございます!
  97. 97 : : 2014/08/01(金) 14:35:38
    期待しておりますが何か?




  98. 98 : : 2014/08/01(金) 14:35:50
  99. 99 : : 2014/08/03(日) 21:04:40
    pc直った?
  100. 100 : : 2014/08/04(月) 22:55:17
    >>91>>93  ハッピーエンド編の最後で明かそうかな…と思ってます!
    >>95     
    >>96

    >>94 すみません…でもPCの調子がよくなったので大丈夫です!
        ありがとうございます!!

    >>97 期待ありがとうございます!!!

    >>98 …?

    >>99 はい!ご迷惑をおかけしました…


    投下遅れそうですが少しでも更新しますね!
  101. 101 : : 2014/08/04(月) 23:43:40
    扉の向こうは何事もなかったかのように静まり返る。

    だが俺の心臓は鼓動が激しいままだった。

    暗闇が再び広がったように感じた。


    エレン「(…消えた。人形もない。今が、チャンスだ)」


    俺は口を堅く結ぶと塩水を握りしめた。

    失敗は許されない、この絶望のかくれんぼ。

    正直かなり怖い、今も恐怖は取れない、足だって震えている。

    塩水と本を交互に眺め、アルミンの本は念のため持っていこうと左脇に挟む。


    エレン「(音を立てないで…声も上げずに)」


    なおかつ冷静に、落ち着いて移動しよう。

    俺は目を閉じた。

















    人形が無ければ












































    俺が探せばいいだろ?

    ルールなんて守らない奴だっているだろ?

    巨人討伐でも自分勝手な行動をしてしまう仲間だっている。




    それと同じじゃないか。

    大きく息を吸い込んで俺は目を開いた。

    暗闇に慣れた目で視線を動かす。


    エレン「(俺は…絶対にこの遊びを終わらせる…!)」

    俺はゆっくりと扉の外に出た。
  102. 102 : : 2014/08/05(火) 23:30:50
    わぁー!!続ききたっ!
    期待です!
  103. 103 : : 2014/08/06(水) 23:40:24
    >>102  ありがとうございます!!!
          でも投下が毎回少しずつですみませんorz





    周りを見渡して注意深く歩き出す。

    初めの方は怖くて、泣き出しそうになった。

    今は…強く決意した。絶望から見つける一つの希望。




    なんて言ってもこんなところで負けるわけない。

    俺はアルミンの本を開く。

    『ひとりかくれんぼは外に出てはならない』

    エレン「(これを使えば行けると思うな。
         いや、その前にぬいぐるみが外に出てどうなるかが気になる…)」

    エレン「(…よしっぬいぐるみを見つけたら外へと誘ってみよう!)」

    拳を握り、無謀に近い挑戦をしようと思った。

    やるときはやってやる!

    息を吐き、このあくまで『かくれんぼ』を改めて実感する。

    足音を出来るだけ立てない様に右手と右足、左手と左足を同時に動かした。

    そして前だけを見て一直線に_____




    俺は洗面台へと急いだ。








    短くてすみません…明日、また投下します!
  104. 104 : : 2014/08/07(木) 20:10:33
    続きが気になる
  105. 105 : : 2014/08/08(金) 00:00:50
    洗面台。

    遠くからでも多少は分かった。




    やっぱり…居ない。予想はしていたが


    エレン「(マジで居ねぇ…なんでだよっ…!)」


    パニックになってしまう。

    声には出さないが顔を覆い洗面台から目を逸らす。

    後ろにいるなんてことは…






























    …ないよな。

    俺は出口の方へと足を進めた。

    突然鳴り響く砂嵐の音、時折聞こえてくる足音。


    すみません…少し話が大ざっぱになってきてしまったので2日間ぐらい練ります。

    最高でも3日ほどなので…この後の展開がまとまったら改めて投下します。
  106. 106 : : 2014/08/12(火) 00:21:12
    >>104  ありがとうございます!
         もっと早い時間に更新できるようにしたいですね!
     





    投下します。




    俺は息を吸い、足音を更に忍ばせた。


    エレン「(…うわぁ)」


    神妙な表情で俺は唾液を呑みこんだ。

    …いない?いない…?いない…ッ!!!

    手の平に爪を立て、強く拳を握る。痛んだが気にしない。

    この場から走り去りたい気持ちと、調べたいという気持ちが混じってその場に固まってしまった。






    …出入り口。






    そうだ、出口に行こう。




    俺にはルールを翻そうとする案があったんだ。

    俺は肩の力を抜き、背後を気にしながら足を進めようとした。

    塩水を手汗で滑らないように、グッと握りしめた。





















    ガチャ


    エレン「…!?」


    なにかを…蹴とばした!?
  107. 107 : : 2014/08/12(火) 00:51:38
    これが終わったら(くねくね)かな?
  108. 108 : : 2014/08/20(水) 16:02:45
    わわ…放置すみません…

    今日の夜に更新します。




    >>107 くねくねってあの怖い話のですか?
        あの都市伝説も良いですね!
  109. 109 : : 2014/08/20(水) 16:22:01
    期待です!
  110. 110 : : 2014/08/20(水) 18:13:35
    マダデスカ〜
  111. 111 : : 2014/08/20(水) 18:55:31
    進撃のホラー好きです
    期待でーす(^^)/
  112. 112 : : 2014/08/21(木) 00:06:45
    >>109  ありがとうございます!
         更新が遅れないよう、気を付けます!

    >>110  すみません…日中などは書けなくて…
         これからも夜遅い更新になると思いますが、よろしくお願いします!

    >>111  ありがとうございます!!
         私もホラーは大好きです!!









    投下します!



    エレン「(これは…ナイフ?)」


    ぬいぐるみが使いそうなナイフを見て、首を傾げる。

    足元のナイフは新品のように、刃が欠けてなくて鋭かった。

    疑問に思いながらも塩水のコップを右手に、ナイフを左手に、アルミンの本を左脇に抱える。


    エレン「(…ぬいぐるみはこのナイフを持っていると思ったんだが…)」


    見事に予想が外れ、襲い掛かってくる相手を想像すると再び生唾を呑んだ。

    足元から目を離し、出入り口のある方向へ目を向ける。

    そして不安になりながらも机に当たらないよう、慎重に移動した。

    机の周りは不思議と、いつもより綺麗だった。
  113. 113 : : 2014/08/21(木) 00:11:59
    _____出入り口付近


    エレン「(綺麗…?ってなんで?)」


    もっと汚いはず――――

    俺は続いて机の方に視線を移し、冷や汗を垂らした。

    このたくさんある机の中で一つ。綺麗な場所を見つけた。

    扉の左横だ。

    そこの部分だけ綺麗な、意味が解らない綺麗さだった。






    短くてすみません…怒られたので…

    明日は暇なので早めに更新しますorz
  114. 114 : : 2014/08/21(木) 23:55:00
    エレン「…(この幅的には)」





    嫌な想像が脳裏をかすめるが、軽く頭を振り堂々と出入り口に立つ。

    心拍が上がりつつも、周りを何度も見まわす。

    そして出入り口を背にして、

    気配がしないことを確認するとアルミンの本がふと気になった。

    アルミンはこの本、一体どこで手に入れたんだ?

    見たこともない本で、それも表紙が飾ってあって…高貴な人の物のような気がする。

    俺は目を細めて本を見つめる。
















































    『ねェ…』






    突然どこかから声が聞こえた。

    前、後ろ、下。

    残りは…













    『ねェッテば、聞コエてるデしョ?』



    上から声が聞こえた。
  115. 115 : : 2014/08/24(日) 17:10:15
    あんぎゃぁぁぁぁぁぁぁ((((;゜Д゜)))
  116. 116 : : 2014/08/26(火) 20:46:13
    わぁぁぁ~^^
    メッチャドキドキするっ!
    期待です!
  117. 117 : : 2014/09/02(火) 21:36:21
    長い放置、すみません…!

    明日から更新再開します… _| ̄|○
  118. 118 : : 2014/09/04(木) 23:14:09

    …投げ出しちゃえば?(笑)
  119. 119 : : 2014/09/06(土) 23:59:38
    >>115  在り来たりな展開になってしまいましたが…;
         ありがとうございます!!!

    >>116  本当ですか!?そういってもらえると励みになります…!
         ありがとうございます!

    >>118  絶対しませんから。




    投下…↓









    エレン「…はっ?」


    俺は何が起きたか分からないまま上にあるものを凝視した。

    嫌な予感がしつつも、目を離せなかった。

    片言のような話し方で、天井付近にいる『それ』は予想通り、


    エレン「ぬいぐるみ…!」


    俺は若干掠れ声で一言、呟いた。

    さっきまでの恐怖を忘れ、ただ単に体が動かなかった。


    『…ナイフは君ガ持ってッちゃッタけど…』

    ぬいぐるみはニヤニヤしながら、俺から5メートルほど離れた所へと降りた。

    やけに口角が上がっていて、ぬいぐるみには見えないほどだった。













    俺達みたいな感情があるのか…?


    俺は自分の言葉を繰り返して首を振る。


    エレン「(こんな奴と俺は、違う…!)」


    徐々に近づいてくるぬいぐるみに向かってナイフを突きつけた。


    『…素手でモ、何とシテも捕マエるカらネ?』
  120. 120 : : 2014/09/18(木) 08:58:12
    支援!!頑張って!!
  121. 121 : : 2014/10/06(月) 17:59:41
    続き気になって仕方がない
  122. 122 : : 2014/12/28(日) 09:31:47
    おいまだか糞作者
  123. 123 : : 2014/12/28(日) 09:47:56
    エレンがんばれ!
  124. 124 : : 2015/04/15(水) 02:08:59
    >>122
    作者もいろいろと事情があるんだし
    そう急かすなよ。
  125. 125 : : 2015/04/19(日) 11:40:09
    キャーなんか恐いねガクブル
  126. 126 : : 2015/04/19(日) 16:40:04
    エレン縫い直したれWW
  127. 127 : : 2015/04/19(日) 17:07:52
    恐怖状態のエレンの描写が上手くテンポも良くて見やすいです
    頑張ってください
  128. 128 : : 2015/04/29(水) 09:15:34
    ヒェェ!!怖いィ!でも期待っ!
  129. 129 : : 2015/06/20(土) 09:53:05
    頑張れ、投下はゆっくりでいいから応援してる。

    無理しないで、出来る時に更新してください!
  130. 130 : : 2015/06/20(土) 10:48:53
    怖い緊張感もあるし期待
  131. 131 : : 2015/06/28(日) 20:29:56
    期待です!
    名無しの荒らしなんかに負けないで頑張って下さい!最悪編集でコメ消しちゃってもいいんですよ!
  132. 132 : : 2016/07/29(金) 16:41:17
    アァァルゥゥミィィンンンン??よくも私のエレンジェルに余計なこと吹き込んでくれたねぇぇ??ねぇ???それでエレンに傷一つでもつけてみな?私があの日のウォール.マリア以上の残劇を味わわせてヤルから(*´ω`*)(ア、アルミン!!どうしてエレンにそんなこと教えたの?!)
  133. 133 : : 2017/02/03(金) 22:19:28
    かいてー
    続き書いてー
  134. 134 : : 2017/02/09(木) 22:14:03
    (((゚Д゚)))ガタガタ_:('Θ' 」 ∠):_プルプルプルチ───(´-ω-`)───ン
  135. 135 : : 2017/03/04(土) 08:07:33
    コェェエ...。
    けどそこがいい!!続き期待です!色々頑張って下さい☆
    エレン...君には何がみえた...?(笑)
  136. 136 : : 2017/03/23(木) 18:54:45
    124
    事情が二年も続くかおい?
    放置としか考えられないだろ
  137. 137 : : 2018/11/15(木) 21:47:29
    勝手ですけど投下します
  138. 138 : : 2018/11/15(木) 21:54:06
    エレン (俺はこのまま終わるのか?いや違うこいつを殺してここから逃げるんだ!)
    『 ハヤクシンデ?』
    エレン「こ、このまま死んでたまるかナイフがあるしねー」
    『グハ、フザケルナア、ア」バタ
    エレン「やった…のか」バタ
    朝ーーーーーーーーーー〜ー
    エレン「やった終わったぞあ、アルミン、ミカサ」
    そうやってひとりかくれんぼは終わったのだ
    なんか勝手にしてすいません「( ̄^ ̄)
  139. 139 : : 2018/12/10(月) 17:40:35
    >>136死ねーーーーーーーおまえわばかか死ね死ね死ねーーーーーーー

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