この作品は執筆を終了しています。
苗木「最近女子の視線がおかしい。」 ifルート
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- 1 : 2014/05/25(日) 14:42:57 :
- 苗木「最近女子の視線がおかしい」
http://www.ssnote.net/archives/17108
で、朝日奈エンドで終わったのですが、こちらで他の女の子とのエンディングも書いていこうと思います(最初からそう(ry)
注意点として、苗木「最近女子の視線がおかしい」を読んでほうがいいかな?ってことくらいです。
これから読んでも支障はないとは思いますが一応。
ちなみに今のところ書くならこんな話かな?と決まっているのが
戦刃、舞園、霧切
この3人です。前スレで希望があった舞園さんから書いていきます。
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- 4 : 2014/05/26(月) 01:05:41 :
- 苗木が好きな人を自覚して、名前を呼ぶところから始まります。
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- 5 : 2014/05/26(月) 01:20:55 :
- 苗木「舞園さん!」
舞園「え?苗木君?どうしたんですか?」
苗木「はぁ…き、キミに…つ、つたえ…。」
舞園「苗木君。落ち着いてください!ほら、深呼吸!」
苗木「はぁー。はぁー。」
しばらくして、ようやく苗木は落ち着いた。
苗木「ごめんね。舞園さん。」
舞園「いいえ!苗木君のためなら全然大丈夫です!」
苗木「………。」
舞園「苗木君?」
苗木「舞園さん。ごめんね。」
舞園「え?」
苗木「ボクさ、キミの好意に甘えてたよ。キミはずっとボクのことを好きでいてくれるとか、そんな甘い幻想を抱いていたんだ。」
舞園「………。」
苗木「でも、さっき怒られちゃってさ。やっと決心がついたんだ。」
苗木「舞園さやかさん。中学校で初めてキミの姿を見た時からキミのことが好きでした。良かったら、ボクと付き合ってもらえませんか!」
舞園「………。」
しばらく沈黙が続いたが、あまりにも長すぎる沈黙に苗木は口を開いた。
苗木「えっと、舞園さん?」
舞園「これは…夢ですか?」
苗木「夢じゃないよ。」
舞園「だって、苗木君が私に告白してくるなんて、そんな都合のいい…。」
苗木「舞園さん。」
安心させるように舞園の頬に触れる。
苗木「ボクはここにいるし、これは夢じゃないよ。ボクはキミが好き。そう言ったでしょ?」
舞園「うっ…ぐすっ…」ポロポロ
苗木「ごめんね。今まで待たせちゃって。キミはずっと態度で示してくれていたのにね。」
舞園「うっ…ううぅぅ…。」
そのまま舞園は苗木に身を預けて泣いた。
苗木は舞園を包むように力強く抱きしめた。
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- 6 : 2014/05/26(月) 01:45:04 :
- 苗木「それで、舞園さん。返事をもらえるかな?」
舞園「はい…はい…私も、苗木君が…大好きです…!」
この日から晴れてボク達は恋人同士になった。
舞園ED
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- 7 : 2014/05/26(月) 02:26:12 :
- 舞園ED~後日談~
ファンに秘密にするのは当然だけど、クラスメートと舞園さんのプロデューサーとアイドルのメンバーには話したほうがいいということになった。
クラスメートとメンバーはともかく、プロデューサーのほうを渋った舞園さんだけど、必死に説得して、了承してもらえた。
クラスメートのほうの報告はそれはもう荒れた。
桑田君はボクに殴りかかってくるし、霧切さんが舞園さんに「裏切り者!」とか言ってたし、それを煽る人まで出てくるし。
まぁそれは第一関門。
続いて第二関門。
舞園さんに連れられて訪れたアイドルたちの本部。
そこで舞園さんのアイドルのメンバーとプロデューサーを加えて話し合い。
「へー、この子がさやかが熱弁してた苗木君かー。かわいい顔してるね!」
舞園「ね、熱弁はしてないです!ちょっと話しただけです!」
「あれでちょっととは…。」
プロデューサー(以下P)「それで、さやか。このどこの馬の骨とも知らん奴と付き合うと?」
舞園「馬の骨なんかじゃありません!苗木君はちゃんとした人です!」
苗木(なんかドラマとかで女の子のほうの両親に娘さんをボクにくださいって言うシーンみたいだなー。)
なんて現実逃避してだけど、逃がしてはもらえなかった。
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- 8 : 2014/05/26(月) 02:28:59 :
- P「苗木君。さやかはこう言っているが、キミはどうなんだね?さやかは次世代を担うスーパーアイドルだ。キミは自分が釣り合うなんて思うのかい?」
この言葉にボクは柄にもなく怒りを感じた。
苗木「たしかにボクは特にこれと言って特技も趣味もなくて、持ってる肩書きも超高校級の幸運っていう微妙なものです。でも、舞園さんを好きな気持ちは誰にも負けません。」
P「口では何とでも言えるんだよ。」
苗木「………。」
ボクは偶然にもそれを見つけた。
小道具なのか、それはピストルだった。
苗木「じゃあ、試してみせますよ。」
ボクは側にあった空砲を入れて、リボルバーを回した。
苗木「ロシアンルーレットってやつですね。まぁ中身は空砲ですが。これを頭に当てても意味がないので、ボクは…耳に当てます。」
舞園「苗木君!?やめて!」
苗木「やめないよ。ボクが認めてもらうにはこれくらいのことはしなくちゃいけないからね。」
下手すると鼓膜が破けてしまう…この時のボクはどうかしていたね。
P「ふ、ふん…やるわけがない。」
苗木「じゃあ、行きます。」カチッ
「ほっ…。」
苗木「次、二発目」カチッ
「な、なんで続けるの?」
苗木「ここに納得させなきゃいけない人はプロデューサーさんとそして、メンバーである君たちだ。だから5回やるのが筋でしょ?」
「い、いや、私たちはそんなことしなくても…!」
P「いいだろう。5回連続でやって空砲が鳴らないというならやってみるがいいさ!」
苗木「じゃあ行きますね。」カチッ
苗木「次」カチッ
みんな信じられないって顔で見てくるけど、後から考えるとボク自身も信じられないね。
苗木「はい、最後」カチッ
ボクはリボルバーをあけて、空砲を取り出す。
苗木「つまり、ボクは舞園さんのためなら命をかけても構わない。そう言いたいんですよ。」ニコッ
P「………。」
そうやってボクは舞園さんとの仲を認めさせた。
その後やけにプロデューサーさんから怯えた目で見られたけど、話し合いをスムーズに勧められたからよしとしよう。
それからはこっそりとデートしたり、学園内なら自由に動けるから密着したり、恋人っぽいことをした。いろいろ不自由はあっても楽しい毎日だよ。
苗木「さやか…。」
舞園「ふふ…好きだよ、ですか?」
苗木「え?なんでわかったの?」
舞園「エスパーですから。ってこれくらいエスパーじゃなくてもわかります。」
苗木「そっか。」
舞園「苗木君。」
苗木「ん?」
舞園「私も大好きですよ。」
ボクの幸運はまだ始まったばかりらしい。
舞園TrueEND
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- 9 : 2014/05/26(月) 02:37:10 :
- 舞園さんの後日談なげえええええ!
ロシアンルーレットの下りが思いついたら書きたくて仕方が無かった…仕方ない。
さて、私ゲームのダンロン1,2とアニメの知識くらいしか持っておりません。
友人がこの話を見て「スクールモードやった?」と言ってきました。
Reloadはやってないんです(´;ω;`)
ですので、この話はなにも参考にしていない完全に私の妄想の産物です。パクリとかじゃない…よ?
まぁそこはみなさん各々で判断しても頂いて。
次、誰のエンディングを書くか安価とります。
スクールモードでさくらちゃんが落とせる?え?
知らねぇな。私の妄想力じゃあさくらちゃんは落とせねぇっす。
ということで下の中から選んで選択して欲しいです。
【現状EDが書けそうな人】
霧切
戦刃
江ノ島
セレス
次に書く人であるだけで、とりあえずここで上げてる人のエンディングは書くつもりであるので、ただの順番決めですね。
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- 11 : 2014/05/26(月) 02:46:14 :
- (`・ω・´)キリッ
(`・ω・´)ギリッ
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- 14 : 2014/05/26(月) 22:40:11 :
- 苗木「霧切さん!」
霧切「…苗木君?どうしたの?」
苗木「キミに…伝えたいことがあるんだ。」
霧切「わ、私に伝えたいこと?な、何かしら?」
苗木「じゃあ、言うよ…。」
霧切「ま、待って…。」
苗木「霧切さん!ボクはキミのことが好きなんだ!」
霧切「う…。」
苗木「ずっと気づかないフリをしてきたけど、もうダメなんだ。」
霧切「待って、待って苗木君。」
苗木「もう一度言うよ!ボクは霧切さんが大好きなんだ!」
霧切「な…うぅ…。」
苗木(あ、真っ赤になってる。)
霧切「な、苗木君のくせに、生意気よ!」タタタッ
苗木「あ、待ってよ霧切さん!」
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- 15 : 2014/05/26(月) 22:42:02 :
- 霧切さんはどこを目指しているのか、走り続ける。ボクはそれを必死に追いかけた。
追いかけ続けて、ついに屋上に追い詰めた。
苗木(いや、追い詰めたっていうのは何か違う…。)
苗木「逃げないでよ、霧切さん。」
霧切「だって…急に、こんな…。」
苗木「ボクさ、今まで自分に向けられる好意から逃げてたんだ。キミとは釣り合わない。だから好きになっちゃダメなんだって。でも、ずっと前からボクの気持ちは決まってたんだ。もう…素直になることに決めたんだよ。」
苗木「さっきも言ったけど、ボクは霧切さん、キミが好きだ。」
苗木「キミはボクのことを、どう思ってるのかな?」
霧切「………卑怯よ…。」
苗木「え?」
霧切「…そんな、言い方…。」
苗木「…ごめんね。」
霧切「…いいえ。謝るのは私のほうよ。」
苗木「え?」
霧切「あなたのことを想っておきながら、私のような女は見向きもされないって思って何もしなかった。」
霧切「私はあなたに見てもらえないと思って、あなたを見限ったのよ。それでも見て欲しくて舞園さんといろいろして…。」
苗木「………。」
霧切「卑怯な女よ。あなたに見向きもされないって思いながら今あなたに好きって言ってもらえて喜んでる私がいる。」
霧切「ホント、醜い女よ…。」
苗木「そっか。それで?」
霧切「え?」
苗木「ボクからの告白を喜んでくれたんでしょ?それってさ、ボクにとってとても嬉しいことなんだよ?」
霧切「………。」
苗木「それでボクからの告白を喜んでくれた霧切さん。キミはボクのことをどう思ってるの?」
霧切「…っ!苗木君のくせに…。」
苗木「生意気でいいよ。それでキミの気持ちがわかるならね。」
霧切「…私もずっと前から好きよ…。」
苗木「うん。ありがとう。ボクも好きだよ。」
普段は絶対に見れない赤面して冷静でない霧切さん。
この日初めて霧切響子という女の子の気持ちを聞けた気がした。
霧切END
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- 16 : 2014/05/26(月) 23:04:21 :
- 霧切END~後日談~
霧切さんと付き合い始めて1ヶ月経った。
クラスメートにも学園長にも秘密にして、ボク達は付き合ってる。
話したほうがいい、って言ったんだけど、霧切さんが恥ずかしい、って頬を染めながら言うんだよ?
了承するしかないじゃないか…。
ただ、舞園さんにだけは話したみたい。でも、ボクには事後報告だけしてきたんだよね。
なんで舞園さんにだけ話したのか理由を聞いても答えてもらえなかった。でも、報告してきた時の霧切さんの顔に何の不安も感じれなかったし、大丈夫だろうと思う。
普段は自慢のポーカーフェイスと行動力でボクと付き合ってるなんて微塵も感じさせないけど、二人きりになると意外と甘えん坊だ。
霧切「苗木君…その…」
言葉で言わずに手を差し出してくる彼女の顔は真っ赤だ。
苗木「はい。」
ボクがそれを払いのけるわけもなく、握り返す。
そのまま霧切さんはボクに体を預けてきた。
霧切「ふふ…。なんだか信じれないわね。一ヶ月前だったら私は一人だったのに…。今は隣にあなたがいる。」
苗木「ボクも信じれないよ。こうやって霧切さんと一緒にいれるなんて…。」
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- 17 : 2014/05/26(月) 23:05:03 :
- 霧切「その…あの…。そろそろ…変えない?」
苗木「変えるって、何を?」
霧切「だから、その…。」
正直この時ボクには何のことか察しがついていたけど、つい意地悪したくなっちゃったんだ。
苗木「ふふふ、ホント可愛いね、響子は。」
霧切「…っ!」
苗木「あれ?違ったかな?名前のことだよね?」
霧切「…くっ!ま、誠のくせに、生意気よ!」
苗木「はいはい。」
ボクはこれからもこの幸運がずっと続くことを願いながら霧切さんの手を強く握り返した。
霧切TrueEND
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- 18 : 2014/05/26(月) 23:15:13 :
- というわけで霧切さんENDでした。
我ながら書いてて甘すぎて吐きそうだ。
でも霧切さんって素直に気持ちを言うことがないですよね。
その気持ちが聞きたいならこれくらい強引にする必要があるのかなって感じです。
赤面してる霧切さんの絵を書いてる人いませんかねぇ|チラッ
ちょっと補足説明しますね。
舞園さんと霧切さんは苗木君に関して自分から行動しない代わりに互いに邪魔をしないっていう約束?みたいなことをしています。
互いにフェアで苗木くんのためにがんばっていたんですが、舞園さんENDでは霧切さんは耐え切れなかったようです。
霧切さんENDでも描写しておりませんが、舞園さんとひと悶着あってます。
でも両方のENDで最後には許して、二人の仲を認めてくれているので、二人は中のいい友人となっています。
このSSの中での設定ですが、二人は親友であってほしいというのが私の考えです。
さて、次は誰の話を書くか安価とります。
下から選んでください>>19
【現状EDが書けそうな人】
戦刃
江ノ島
セレス
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- 19 : 2014/05/26(月) 23:17:12 :
- たえちゃん!
いやあそれにしても苗霧も書く人によって違いますね!(遠い目)
もっと甘くてもいいのよ(ボソッ)
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- 21 : 2014/05/29(木) 01:15:26 :
- 苗木「セレスさん!」
セレス「あら、苗木君。どうかされまして?」
苗木は息を整えると、真剣な表情でセレスに向き合った。
苗木「キミに、伝えたいことがあるんだ。」
セレス「な、なんでしょう?少し落ち着いてお話しなさいな。」
苗木「う、うん。」
苗木は改めて深呼吸をした。
苗木「じゃあ、言うよ。」
セレス「え、ええ。」
苗木「セレスさん。ボクはキミのことが好きなんだ!だからボクと付き合って欲しい
!」
セレス「………。」
セレスは無表情でじっと苗木を見つめる。
苗木(ダメ…かな。)
セレスは何も言わずに背を向けた。
苗木はそれは返事と思い、顔を俯かせた。
セレス「何をしているのです。早く来てください。」
セレスの声に顔を上げると、こっちに来いと視線で促していた。
セレスの後を苗木がついていく。
そのまま向かった場所は娯楽室だった。
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- 22 : 2014/05/29(木) 01:18:38 :
- セレス「苗木君。私と勝負してください。」
苗木「え?」
セレス「私に勝つことができたら、あなたと付き合いましょう。」
苗木はなんでこんなことになったのかわからなかったが、
苗木「わかったよ。」
セレスの真剣な表情に頷くしかなかった。
セレス「勝負内容はポーカー。互いにコインを5枚持ち、それを賭け金の代わりにして0枚になったら負け。よろしいですわね?」
苗木「うん。」
セレス「では、行きます。」
一回目の勝負、苗木は『K』と『5』のツーペア。
苗木(少し弱いかな。)
セレスを見ても、相変わらずのポーカーフェイスだ。
レイズもせずに勝負すると、セレスの手は10のスリーカード。
セレス「では、コインをいただきますね。」
次の勝負、苗木のカードは8のスリーカード。
セレスはレイズし、苗木も乗る。結局、2枚で勝負し、セレスの手はワンペアだった。
セレス「あら、レイズすれば苗木君は降りると思ったのですが。」
苗木「手が強かったからね。」
その後、互いに一進一退、1枚2枚の変動はあるが、結局最初の5枚に戻ってしまい。
なかなか勝負はつかない。
セレス「ふぅ、なかなか勝負がつきませんわね。」
苗木「そうだね。いつもならボクが全敗してるところなのに。」
セレス「こういうこともありますわ。」
その後勝負を続けていく。
そして、ついにセレスが仕掛けた。
セレス「私はこの勝負、全額ベッドしますわ。」
苗木「え…。」
セレス「さあ、どうされます?」
苗木は自分の手を見る。
チェンジした後の自分のカードは4枚の『Q』と『5』で4カード。
そうそう負けることのない強い手だ。
苗木(ポーカーは弱い手であっても相手に強く見せて降ろさせるゲーム。今回のもセレスさんのブラフということもあるけど…。)
苗木(ポーカーフェイスはさすがに上手い。焦りも恐れも不安も感じさせない。あるのは圧倒的な自信。)
苗木(ボクの手はなかなか負けない強い手。でも…。)
苗木は弱気になりそうな自分を叱咤した。
苗木(ボクの手は強い。自信を持つんだ。)
苗木「セレスさん、受けて立つよ。」
セレス「…よろしいのですか?この勝負で負ければ、コインはすべて没収ですわよ?」
苗木「わかってるよ。でも、セレスさんが勝負するならボクも勝負しなきゃね。」
セレス「………。」
苗木「じゃあ、オープン。」
セレス「………ふぅ。」
苗木「え…。」
セレスの手を開くと、そこにはマークもカードもバラバラのカード。
つまり、ブタだ。
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- 23 : 2014/05/29(木) 01:19:16 :
- セレス「…ふぅ、やっぱりダメですわね。」
苗木「ダメって…何が?」
セレス「さすが超高校級の幸運ってことですわ。」
苗木「??? とりあえずボクの勝ちでいいんだよね?」
セレス「ええ。」
苗木「ってことは…。」
セレス「…」
セレスの肌は白いため、変化が起こるとわかりやすい。
少し赤くなっただけでも、その変化がひと目でわかる。
苗木「ボクと付き合ってくれるね?」
セレス「…はい。」
目を少し泳がせていたが、苗木の問いかけにはっきりと答えた。
セレスEND
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- 24 : 2014/05/29(木) 01:27:02 :
- わかりにくいと思うので、解説。
セレスは苗木と純粋な運勝負でポーカーに挑んでいます。普段はイカサマなりして勝率を上げていると思われますが、今回は自分よりも運があるかどうか、苗木を試すための試験的な役割をしています。
そして、最後の勝負でセレスは無謀な勝負をしたわけではなく、何戦かしてきて、ここぞというときに大きく勝負に出ることで、(そんなに自信があるのか?)と思わせます。
なかなか決着がつかない場面で強気でこられると不安になると思います?(なるよね?)
苗木が降りれば勝機を逃した、乗れば勝ち、というセレスなりの試験だったわけですが、仕掛けたタイミングで苗木が4カードという強い引きを見せているため、セレスの勝負を挑むタイミングが悪かったというわけです。
こういう感じで今回セレスさんは行動している、という解説でした。長々と失礼。
続いて後日談を書きます。
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- 25 : 2014/05/29(木) 01:35:21 :
- セレスEND~後日談~
セレス「苗木君。紅茶を。」
苗木「はい。どうぞ。」
セレス「ありがとうございますわ。」
セレスさんとの仲は概ね良好だ。
でも超高校級のギャンブラーと付き合っているといろいろあって…。
「超高校級のギャンブラー、こいつの命を賭けて、勝負しろ!」
苗木「あはは、ごめんね。セレスさん。捕まっちゃって。」
セレス「まったく、私のナイトですのにどうしてそんな簡単に…。」
ボクが捕まっちゃって無理やり勝負を挑まれたり。
セレス「ふむ、希望の船、ですか。その招待状が届いたのですが、行きますわよ苗木君。」
苗木「え、ボクも!?」
下手をすれば一生強制労働させられるような危険な船へ乗り込むはめになったり。
と、刺激的な日々を過ごしている。
でも、彼女はその全てに勝って、ボクが窮地に陥っても助けてくれた。
苗木「ねぇ、セレスさん。これからもギャンブルを続けるの?」
セレス「当たり前です。私は超高校級のギャンブラーですよ?」
苗木「まぁ、そうだよね。」
セレス「それに…。」
言葉を続ける前にボクの手をセレスさんは取った。
セレス「あなたが側にいてくれたら、大丈夫ですもの。」
顔を真っ赤にして彼女は微笑んだ。
ボクはそんな彼女を守れるように強くなろう、と誓いながら、彼女の手を引いた。
これから先の未来へも案内できるように。
セレスTrueEND
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- 26 : 2014/05/29(木) 01:38:47 :
- ということでセレスENDでした。
セレスさんはなぜか甘えてくるという印象がなくて、そばにいてくれたらいい、と言うイメージでこうなりました。
パートナーに特別な何かを求めず、共に人生を歩めたらいい、って感じですかね?(なんかジジくさい)
甘甘を期待した方には申し訳ないです
さて、残りも少なくなってきましたが一応安価とります。
次に書くENDは>>27
1.江ノ島
2.戦刃
この二人どうしようか今すごい悩んでますw
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- 27 : 2014/05/30(金) 17:24:32 :
- 残姉ぇ! 最後は希望×絶望で終止符を…………
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- 28 : 2014/06/04(水) 01:05:21 :
- 苗木「戦刃さん!」
戦刃「な、苗木君!?」
苗木「はぁ…はぁ…。ちょっとまってね、落ち着くから。」
戦刃「う、うん。」
しばらくして。
苗木「ごめんね、戦刃さん。待たせちゃって。」
戦刃「ううん。苗木くんのためならいくらでも待つよ。」
苗木「………ごめんね、戦刃さん。」
戦刃「え?」
苗木「君はそうやって示してくれてるのに、ボクが示さないのはダメだよね…。」
戦刃「え?え?何のこと?」
苗木「戦刃さん!ボクはキミのことが好きなんだ!」
戦刃「え…。す、き?え?」
苗木「キミの答えを聞かせて欲しい。」
戦刃「す、すすすす好きって、あの?苗木くんがわ、わわ私をす、すすす?」
苗木「あの、戦刃さん?」
戦刃「すすすすすす!??」バタン
苗木「わっ!倒れちゃった。大丈夫!?」
戦刃「」キュー
苗木「気絶してる…。とりあえず保健室に運ぼう。」
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- 29 : 2014/06/04(水) 01:05:46 :
- 戦刃「う、うう…。こ、こは…。」
苗木「あ、目が覚めた?」
戦刃「え!?な、苗木君!?」
苗木「具合はどう?」
戦刃「ゆ、夢じゃない!?」
苗木「うん、夢じゃないよ。」
戦刃「えっと…どこから?」
苗木「戦刃さんにボクが告白して、保健室でキミの看病をしているところまで全部だよ。」
戦刃「………。」プシュー
苗木(あ、真っ赤になってる。)「かわいい…。」
戦刃「か、かわ……!!」
苗木「あ、口に出しちゃった。」
戦刃「あわわ…」
苗木「それでさ、戦刃さん?」
戦刃「え?なに?」
苗木「返事、もらえるかな?」
戦刃「え…あ…うぅ…。」
苗木(また真っ赤になってる。)
戦刃「………」ボソッ
苗木「え?ごめん。何か言った?」
戦刃「……がいします。」
苗木「ごめん、もう一度。」
戦刃「も、もう!よろしくお願いします!って言ったの!」
苗木「あはは、ごめんね。戦刃さんがかわいいから。」
戦刃「かわ、かわかわかわ!!」
意味不明な言葉と真っ赤な顔をした戦刃に苗木はその愛おしさに微笑んだ。
戦刃END
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- 31 : 2014/06/04(水) 01:38:50 :
- 戦刃END~後日談~
戦刃さんと付き合うことになり、1ヶ月が過ぎた。
付き合う前から彼女のことを知っていた気になっていたけど、まだまだ知らないことはたくさんあった。
例えば、彼女は好きな人本位で行動する。
戦刃「苗木くん。今日はどうするの?」
苗木「うーん、特に予定はないし、どこかに遊びに行く?」
戦刃「うん!」
このあと、希望ヶ峰学園の実験をドタキャンしていることが判明した。
そして、そんな戦刃さんと付き合っていることをクラスのみんなには伝えている。
みんな祝福してくれたけど、江ノ島さんだけが「残姉のくせに!」とか「残姉に取られたー!」とか騒いでたね。
そんな江ノ島さんなんだけど。
江ノ島「お、苗木じゃーん。」ギュッ
苗木「わ、ちょ!江ノ島さん!?」
以前と変わらずスキンシップをとってくる。そして
戦刃「苗木君…盾子ちゃんと浮気…?」ゴゴゴ
必ず戦刃さんが過剰に反応する。
苗木「ちょっと!?こ、これは江ノ島さんが!?」
江ノ島「うっ…うぅ…将来のお義兄さんになる人と仲良くしようとしているだけなのに…。」グスッ
戦刃「そ、そうだったの…ごめんね、盾子ちゃん。」
そして、戦刃さんは絶望的に江ノ島さんに甘い。
江ノ島「だから、こうやって苗木に抱きつくのは仲良くしているだけなのだ!」ギュッ
苗木「うっぷ!」
戦刃「うぅ…やっぱり大きい胸のほうがいいの…?」
苗木「それは違うよ!」
まぁ仲良くやれてるし、江ノ島さんも冗談でやって、戦刃さんの反応を楽しんでるみたい。
そんな日常をボクたちは過ごしていた。
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- 32 : 2014/06/04(水) 01:39:22 :
- 苗木「じゃ、じゃあ…言うよ?」
戦刃「う、うん。」
苗木「む、骸さん…。」
戦刃「あう…やっぱり恥ずかしい…。」
苗木「ぼ、ボクもだよ。さ、戦刃さんも…。」
戦刃「うぅ…。ま、ままま、誠くん…。」カァァ
初めて名前を呼び合った日はとても恥ずかしかった。
苗木「骸さん…。」ギュッ
戦刃「誠くん…。」
超高校級の軍人という才能を持つ彼女には戦いが付きまとう。
でもボクは戦刃さんがどんな道を歩むとしても、この手を離さないと思いながら、手を強く握った。
戦刃TrueEND
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- 33 : 2014/06/04(水) 01:42:42 :
- さて、戦刃さんENDでしたが、何度も書き直した結果時間がかかってしまいました。
残姉かわいいよ残姉
告白されたら免疫のついてなさにこんな感じになるんじゃないかなって思って書いてます。
軍人なのになんでそんなにかわいいんだよ…卑怯だよね…。
ギャップ萌えなんですかね?
さてさて最後はラスボスということで超高校級の絶望の江ノ島ENDを書いていきます。
正直全然構想が浮かんでおりませんが、必ず書きますので!
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- 34 : 2014/06/05(木) 23:44:33 :
- 苗木「江ノ島さん!」
江ノ島「ん?苗木じゃーん。どったの?」
苗木「キミに…伝えたいことがあるんだ!」
江ノ島「んー?私のこと好きとか?」
苗木「そう、ボクは君のことが…え?」
江ノ島「私にかかればこのくらいの分析お手の物です。」
苗木「えっと、あの…。」
出鼻をくじかれどうすればよいのかわからなくなった。
江ノ島「あははっ、出鼻くじかれて絶望した?ねぇ絶望した?」
苗木「絶望はしないよ。でも、残念かな。」
江ノ島「…え?」
苗木「ちゃんとボクの気持ちを言葉で江ノ島さんに伝えたかったんだけど…。」
江ノ島「………。」
苗木「バレちゃってるなら言わなくても…。」
江ノ島「はぁ!?何言ってんの?」
苗木「え?」
江ノ島「相手に予測されてたから言わないってのはなんか違うっしょ。」
江ノ島「俺はこれでも待ってたんだぜ?」
江ノ島「私様という完璧に凡人なあなたが挑んでくるのをね!」
苗木「………。」
江ノ島「だからさ…アタシに聞かせてよ。苗木の言葉。」
苗木「…うん。わかった。言うよ。」
苗木「江ノ島さん。ボクはキミが好きだ。だからボクと付き合って欲しい。」
江ノ島「はぁ…告白される文章までも予想通りとは。苗木ってばホント絶望的なまでに平凡だね。」
苗木「…平凡なのが取り柄、って言ってもいいくらいだからね。」
江ノ島「一応、私も言っとくけど、私も苗木のこと好きだかんね。」
苗木「はは、なんかあっさりしてるね。」
江ノ島「なーに?顔赤くして、もじもじしながら上目遣いでもしてほしかったのー?」
苗木「それはそれで見てみたいけどね。」
江ノ島「私様がそんなことするわけがなかろう人間!」
苗木「だよね…。それで、これでボクらは恋人ってことでいいのかな?」
江ノ島「んー、どうしようかなー?」
苗木「どうしようかな!?え、付き合ってくれないの?」
江ノ島「んー…。」チラッ
チュッ
苗木「!???!?」
江ノ島「うぷぷ、これでオッケーっと。」
苗木「な、な…」
江ノ島「これで苗木は私の男!オーケー?」
苗木「…アハハ、オーケー。」
少し苦笑しながら苗木は江ノ島の言葉にうなづいたのだった。
江ノ島END
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- 35 : 2014/06/05(木) 23:46:51 :
- 江ノ島END~後日談~
晴れて付き合うことになったボクと江ノ島さん。でも…その翌日。
江ノ島「みんな聞いてー!私、苗木と付き合うことになったからー!」
苗木「ちょ!?」
その発表で大騒ぎ。
霧切「ちょっと苗木君どういうこと!?」
舞園「説明してください!?嘘ですよね?」
朝日奈「え、苗木…江ノ島ちゃんと…?」
戦刃「盾子ちゃんと苗木くんが付き合って…?あれ?」
セレス「………」(どこか虚空を見つめている)
江ノ島さんの発表で騒然となったクラスだけど、事情を説明、というか言い聞かせてなんとかその場を収めた。
ボクと江ノ島さんが付き合うというのを信じない人(主に女子)に認めさせるのにすごく時間がかかったよ。
みんなにはそのうち言おうとは思ってたけど、なぜボクに黙ってこんなサプライズみたいなことをしたのか問いただしたら。
江ノ島「だって、みんなの絶望と苗木の絶望が見れると思ったんだもん!」
苗木「だもんじゃないよ!」
江ノ島「いい絶望だったぁ…」ハァハァ
江ノ島さんが喜んでいるならいいと思うことにした。
そうしてクラスでのことは片付いた…ように見えた。
戦刃さんと話しているとき。
江ノ島「苗木~。残姉と話して、浮気?あ、でも残姉に彼氏を寝取られるなんて絶望的…。」
苗木「勝手に絶望しないでよ。そしてそんなことにはなんないよ。」
江ノ島「じゃあ、私のこと好きって言って?」
苗木「ボクは江ノ島さんのことが好きだよ。」
江ノ島「うぷぷ、ありがとー。」
戦刃「う、うぅ…うわーーーーん!!」
苗木「あ、戦刃さんのこと忘れてた…。」
江ノ島「うぷぷ、残姉のいい絶望が見れたなー。」
そんな感じでクラスの女子(主に戦刃さん)をからかうことが多い。
苗木「もう、みんなをからかいすぎるのはよくないよ?」
江ノ島「だって、楽しいんだもん。」
苗木「だもん、じゃないよ。」
江ノ島「それに苗木には私だけを見て欲しいし…。」
苗木「え…。」
江ノ島「うぷぷ、本気にした?」
苗木「も、もう!からかわないでよ!」
江ノ島「苗木はかわいいなー」ギュー
苗木「ちょ、みんな見てるから!」
江ノ島「見せつけてんのよ。」
そうやってみんなを挑発するんだよね。
江ノ島「ねーえ、そろそろ名前で呼んでもいいんじゃないの?」
苗木「いや、でもそんな急には…。」
江ノ島「ねぇ誠。」
苗木「うっ…。」
江ノ島「ほら、私は簡単に呼べるよ?誠?」
苗木「でもっ…」
江ノ島「ちょっと呼んでみるだけだって!ほら。」
苗木「うぅ…じゅ…盾子さん…。」
江ノ島「もう絶望的にかわいすぎんだろ!」ギュッ
苗木「うわっ!ちょ、抱きつかないでよ!」
ボクはこれから先も江ノ島さんに対して優位に立つことはないだろうと感じながら、今日
も彼女のおもちゃにされるのだった。
江ノ島TrueEND
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- 36 : 2014/06/05(木) 23:55:21 :
- はい、江ノ島ENDでした。
江ノ島さんは好きな人ができたらいじめたくなる人かな?ってかんじで書いてます。ただ、ドライな一面もあるので言いたいことはスパッと言っちゃう感じで、あっさり好きっていいそうですよね。
そして後日談のクラスメートを煽る姿も容易に想像できて書きやすかったですw
ちょいちょい改行がおかしいのはメモ帳で書いたからです、すいません。
さて、これでとりあえず書ける人は書き終えましたので、私としては大満足です。
このすべてのENDはコロシアイ学園生活などのことは考えずに書かれていますので、それを考慮した場合、各ENDに少し変化が加わったりしそうですよね。特に江ノ島END。
江ノ島END後、戸惑いながら一緒に絶望に突っ走る苗木君、というのもいいかもしれません。
長々と書きましたあとがき的なあれでした。
書いてて楽しかったスレでした。また私が何かを書いて、それを見かけることがあったらよろしくお願いします。
感想や意見などありましたら、受け付けますのでよろしくです。
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- 37 : 2014/06/06(金) 21:15:21 :
- 面白かったです!!確かに盾子ちゃんは好きな人をいじめそうですよね、もし日向が彼氏になったらある意味で苗木以上にいじりそうww
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- 38 : 2014/06/07(土) 00:53:25 :
- >>37 ありがとうございます!
日向×江ノ島もいいですねぇ、日向くんがずっとツッコミをしてそうですねw
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- 39 : 2014/06/07(土) 14:54:05 :
- 江ノ島「予備学科の日向~大好き!!」
日向「お、おい抱きつくな!!それと予備学科やめろ!!」
左右田「とうとうクラスメートだけじゃなく後輩にまで!?このモテ男!!」
狛枝「絶望が希望に染まる瞬間・・素晴らしいよ!!」
こんな感じかな!?
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- 40 : 2014/08/09(土) 23:04:36 :
- 戦刃可愛すぎて反則w
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- 41 : 2014/08/09(土) 23:12:12 :
- >>41
それぞれ各人のENDを書いて全部自分なりにうまくかけたとは思いますが、戦刃ENDは特にお気に入りです。
超高校級の爆弾さんが気に入ってくれたようでうれしいです。
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- 42 : 2015/07/06(月) 22:15:46 :
- 絶望シスターズが可愛すぎてやっべぇ・・・
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