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ジャン「…ミカサのことが好きだ」 短編
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- 1 : 2014/05/21(水) 12:10:01 :
- 深夜 女子宿舎から少し離れた建物に呼び出す
ミカサ「ジャン、話って何?」
ジャン「お、おぉ、それなんだがな…」
じーっとジャンの目を見つめて待つミカサ
ミカサ「…」じーっ
ジャン「あー、俺はだな…」
ミカサ「…」じーっ
ジャン(あぁ、この感じ…今言えば、全て終わる…だが)
ジャン「…お前の事が好きだ」
ミカサ「…え」
ミカサ「…………」
ジャン「…………」
ジャン(う…この沈黙…ダメか…いや、でも…)
ミカサ「…わたしは」
ジャン「俺は…ミカサが…その…大好きだ」
ミカサ「…」
ミカサ「…でも…私にはエレンがいるから…」
ジャン「…あぁ、お前があいつを好きなのは知ってる…だがせめて、俺が好きって気持ちは受け取ってくれ」
ミカサ「分かった…受け取る」
ジャン「…じゃ…こんな遅くに悪かったな、呼び出して」
スタスタ
ミカサ「あ、ジャン…この事はエレン達には言わないで欲しい…」
ジャン「あぁ、分かったよ」
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- 2 : 2014/05/21(水) 12:12:14 :
- スタスタ
スタスタ
(こんなこと言えるわけねーだろ…)
(エレンか…。あいつがいなけりゃもしかしたら…)
(……)
(クソッタレ!バカか俺は!あいつがいなくなればミカサが落ち込むだけだろがーが!)
(…思ったよりダメージでけぇな…クソ…)
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- 3 : 2014/05/21(水) 12:14:05 :
- 深夜 女子宿舎
サシャ(遅かったですねミカサ?)
ミカサ(…ちょっとあって)
サシャ(もう寝ないと、教官が見回りに来ますから…)
ミカサ(分かった…おやすみサシャ)
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- 4 : 2014/05/21(水) 12:17:22 :
- ベッドの中
ミカサ(驚いた…まさかジャンがあんな事を言うなんて…)
(…)
(…)
(…)
(その…大好きだ…)
ミカサ(……!!)
どうしようもないドキドキで、思わず布団を頭から被った。
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- 5 : 2014/05/21(水) 12:31:13 :
- 朝 食堂
ガヤガヤ
ジャン「ほらよ、エレン」
エレン「は?なんだこれ」
ジャン「今日の訓練内容を記した紙だ。不本意だが、配るように言われてな」
エレン「…おぉ」
ジャン「ほらよアルミン」
アルミン「ありがとう、ジャン」
ジャン「…ほら、ミカサ」
ミカサ「…」
ジャン「…?」
ミカサ「…ありがとう」
ミカサの見たことがない優しい微笑に、ジャンは一瞬思考が停止した。
「…」
エレン「…おい、用が済んだなら早く席に戻れよ」
ジャン「あ、あぁ…」
エレン「…?」
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- 6 : 2014/05/21(水) 12:33:36 :
- エレン「ジャンの奴、何かおかしかったな」
アルミン「うん…言われてみれば…」
エレン「普段なら何か言い返してくるのによ、なぁミカサ?」
ミカサ「……」
エレン「…おい、ミカサ?」
ミカサ「え?」
エレン「お前までどうしたんだよ 今日なんかおかしいぞ」
ミカサ「いや…何もない」
アルミン「…」
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- 7 : 2014/05/21(水) 12:35:37 :
- 席についたジャン
ジャン(あんな表情するとか…反則だろ…!」
マルコ「…どうしたんだ、ジャン?」
ジャン「…なんでもねぇよ」
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- 8 : 2014/05/21(水) 12:36:13 :
- 終わり。
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- 9 : 2014/05/21(水) 14:44:04 :
- これは、ジャンにもチャンスありか!!?
とても先が気になる話で面白かったです♪
執筆お疲れさまでしたo(^-^)o
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