このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
男「Struggling to exist and spring you can not see」幼「ついに春がきた!」
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- 1 : 2014/05/13(火) 23:03:33 :
- http://www.ssnote.net/archives/14085
↑
これの続き
明日から書くかもしれない
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- 2 : 2014/05/14(水) 17:57:28 :
- 時は男の入院から5週間たったある日・・・
相変わらず、友以外から非常にお見舞いにこられてる男にも退院が迫っていた。
病院――
幼「男~!体調は大丈夫か~?」
男「元気だ、問題ない」
幼「よかったよかった・・・ほいっ!退院祝い」
男「なんだこれ!?」
幼「折り紙で作った実物大、作者人形」
男「折り紙で実物大!?すげえし似てる!!ヤバイな、おいっ!!」
幼「でしょー!!」
男「でも、退院は明後日なんだけど」
幼「!!」
男「・・・」
幼「楽しみすぎてドドンと忘れてたァッ!!」
男「ハァ・・・」
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- 3 : 2014/05/14(水) 19:52:50 :
- 男「でさ、4日後の林間学校のことだが・・・」
幼「んあ?」
男「班・・・みたいなのってどうなったんだ?」
幼「俺とお前と友に女、そして・・・」
男「そして?」
幼「かの有名な図書館の女神さんだァ!!」
男「誰だよ」
幼「・・・」
男「・・・」
幼「えっと・・・娘ちゃんって言えばわかる?」
男「あー!あの子かぁ・・・図書館にこもってる・・・」
幼「こもってるとか言うなし!!」
男「つか、どういう風の吹き回しなんだ?」
幼「一人残ってたから・・・可哀そうだなー、と思って」
男「それで入れたのか」ナットク
幼「って、友が」
男「お前じゃないのかよッ!!」
幼「はははっ・・・俺には選択権は無いものでな」
男「・・・ドンマイ」
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- 4 : 2014/05/14(水) 20:03:01 :
- 男「そもそも女神じゃないだろ」
幼「仕方ないだろ?俺の中ではそう呼ばれてんだから」
男「知らなっ!俺、知らなっ!」
幼「まあ、可愛くて素直な子だから大丈夫だ、問題ない」
男「話聞けしっ!全く・・・で、プロポーションは?」
幼「引き締まってる感じだな、足が長くて、モデルさんみたいだ・・・けど」
男「胸がないのか」
幼「いえーす・・・」
男「人は見かけによらないと思うぞ?友だってああ見えてでk」ドゴォ!
幼「アベシッ!?」
友「・・・」
男「・・・なんでいるの」
友「ちょうど来たところだった」
友(本当は入るの躊躇し続けてただけなんだけど)
幼「なんでいつも俺ばっかり・・・」ガクッ
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- 5 : 2014/05/14(水) 20:28:22 :
- しばらくして~
男「・・・ていうか友はなんでそこまで自分の体について否定するんだ?」
幼「そうだよな、巨乳なのはいいことじゃないか。蹴りが遅いッ!!」サッ
友「あっ!?」スカッ
幼「残念だったな、同じ手は喰らわないぞ?」
友「くそぉ・・・!」
男「いいから話してくれよ・・・」
友「へっ!?あぁ・・・それはその・・・」モジモジ
幼「・・・?」
男「・・・はよ」
友「えと・・・ね?その・・・揺れる・・・から」
友「だから・・・コンプレックス・・・ていうか・・・視線とか」
友「しかも・・・」
幼「性感帯って奴か?」
友「星になれえええええええええええええええええッッッ!!!!!!」ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
幼「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!??」グシャアアアアアア!!
男「馬鹿だな・・・幼」
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- 6 : 2014/05/14(水) 20:56:27 :
- 友「・・・」
男「南無」
幼「死んでねぇ・・・くふっ・・・」
友「死んでなかったの・・・?じゃあもう一撃・・・」
幼「やめろよ!!」
ドクター「病院内では・・・静かにしろおおおおおおおおおおおお!!!」ドシュウウウウ
友&幼「」
ドクター「さぁ、第2ラウンドはじめっか!!」
友&幼「」
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――――!!!
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- 7 : 2014/05/14(水) 22:30:16 :
- 友「・・・入院させられるかと思った」
幼「とばっちりや・・・」
男「あのひと怖いな」シミジミ
友「本当に怖いよ・・・まさかあそこでジャーマンスープレックスとは・・・」
幼「俺なんかチョークスリーパーだぜ?」
男「技より、幼が生きてることに驚いたぜ」
友「僕も少しだけ驚いた」
幼「意外とタフなんです」
男「車に轢かれても大丈夫だったりしてな」
幼「それはねーよ!?」
友「ありえそう」
幼「ないから!」
男「今度轢かせてみるか」
幼「聞けーい!!」
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- 8 : 2014/05/14(水) 22:41:21 :
- 他愛もない話は続き――
友「そしたら女が・・・」
男「ふっはww」
幼「マジかよww」
男「今度は俺が話すか」
友「今日初の男のトークですね、わかります」
幼「!!」
幼(これはチャーンス!!)
幼「男!俺、急用思い出した!じゃな!」ノシ
男「お、おう・・・?」
友「!?」
幼「じゃあ帰る」ハッ
友「・・・」ウルウル
幼(あれは2人にしないでオーラ!・・・だけど)
幼「・・・」クルッ
幼(今回は2人の進展のためだ!あえて無視するぜ!)
友「ああああああ・・・」
男「じゃあ、話をしよう・・・」
友(ぎゃああああああああああ、2人だァァァァ!!)
友(幼め!わかってて見捨てたな!?)
友(って、いかんいかん!これじゃ男に惚れてるみたいじゃないか!)
男「あれは今から2年前・・・いや君たちにとっては明日の出来事だ」
友「・・・」ボーッ
男「聞いてる?」
友「直視できぬぅ!」
男「うぇ!?」
友「あ・・・」
男「・・・な、なに?」
友「いや、なんでもない・・・」
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- 9 : 2014/05/14(水) 22:51:52 :
- 男「イーノウエくん、そんな装備で大丈夫か?」
男(井上の声真似)「大丈夫だ、問題ない」
友(やばい・・・ぜんぜん頭に入ってこない)
男(神藤の声真似)「神は言っている・・・ここで死ぬ定めではないと」
友(そもそも、この話自体中身ペラペラな気もする)
男「という話だ」
友「あ!?え、うん。面白い話だね」ハハハ
男「だろー??」
友「そっ、それよりさ!好きなタイプとか・・・」
友(ってなに聞いてんじゃわしゃあ!?)
男「はっ?えーと・・・気がねなく話せる人かな・・・?」
友(話題を変えなくては・・・!)
友「あああ!じゃあ、どんな人が・・・」
友(うわあああああああああ!!もっと踏み込んでどうすんじゃあ!?)
男「えっ・・・?お前みたいなタイプは嫌いじゃないな」
友「・・・」ボフン
男「!?友が爆発した・・・!?」
友「はらひれほれ・・・?ふはー?」
男「大丈夫か・・・?」
友「ぼふ・・・もうかへるへ?」(僕・・・もう帰るね?)
男「お、おう・・・」
友「まは・・・ふるほ」(また・・・くるよ)
男「またなー」
友「まはなー!!」
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- 11 : 2014/05/15(木) 22:46:03 :
- 家にて――
友「」チーン
友母「・・・」ポン
友「」ん?
友母「相談乗ってあげるわよっ」キラーン
友「!?」
友母「友にもようやく春が来たのね!長かった・・・いつになったら彼氏が来るのかと・・・」
友「待って、お母さん」
友母「なに?」
友「何を察したの?」
友母「友ちゃんが男くんのことが好きになって、でも本当に好きかわからない!だからといってこのままにできないし、女ちゃんや幼にも任せていられない!いっそ男に告白してみたいけどこれまでの関係が壊れるのも嫌だなぁ・・・、って思ってるところまで察した」
友「エスパー!?」
友母「どれだけ母親やってると思ってるの!!」
友「それにしても以上でしょ!?」
友母「にしてもあの男くんがねえ・・・?」ニヤニヤ
友「・・・」
友母(あら、結構深刻ね・・・ここは・・・)
友母「大丈夫よ!告白しちゃえっ!」
友「!?」
友母「こーくはく♪こーくはく♪あそーれ、こーくはく♪」
友「ちょちょちょっ!ちょっとままあまって!」
友母「どうせ好きなのよ!告白しちゃえ!」
友「どうせ!?わからないじゃん!」
友母「じゃあ・・・聞くけど」
友「う、うん」
友母「男くん見るとふわー、ってきてビビっとなって直視不可?」
友「・・・」
友母「こーくはく♪こーくはく♪あそーれ、こーくはく♪」
友「・・・」
友母「あとはあなた次第よー♪」
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- 12 : 2014/05/18(日) 21:30:51 :
- 幼「というところまで想像はした」
友「待ってよ、なんでそこまで僕を持っていこうとしてるんだよ」
幼「好きなんじゃないの?」
友「・・・親友だし」
幼「ふーん・・・?まあ、あとはお前の自由よー♪」
友「第一、どこからが妄想かわかんないから」
幼「メタァ・・・>>8からだよ・・・お前を二人きりにしたところから」
友「・・・うん、だろうね」
幼「で、実際はどうだったわけよ?」
友「実際?昨日、男と一緒になってから?」
幼「そうそう」
友「告白・・・してきた」
幼「あー・・・だから今日は妙に淡々としてるのね」
友「・・・」
幼「で、どうだったのよ?」
友「順を追って説明する」
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- 13 : 2014/07/26(土) 11:15:24 :
- 友「まずはこの僕ははっきり言ってやったんだ」
友「付き合ってくれ、とな」
幼「よくやった!偉い!」
友「ところがどっこい、この酒マッコリ!」
幼「学校に持ってくるな、未成年は酒飲むな」
友「じゃあ、駄菓子菓子」ムシャ
幼「学校で食うな」
友「男がね、言うんだよ」
友「『あ、そうだ!俺、今月の6日に退院できるわ!』」
幼「完全にスルーされたな」
友「でも・・・答えが出なくて内心ホッとしたんだよね・・・」
幼「ううむ・・・ん?あっ!」
友「どうしたの?」
幼「・・・俺に任せろ」ニヤリ
友「?」
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- 14 : 2014/07/26(土) 11:24:45 :
- 結局4日後――
友「うぐっ、林間学校・・・男、来れないよね」
幼「一昨日退院だぞ?来るわけが・・・」
男「うっす!」
娘「きてますよ」
友「早いな!!」
幼「さすが男だぜ・・・」
男「娘ちゃんハロー、男です」
娘「・・・あ、はい」
男「2人も世話になったな」
幼「世話してやったぜ!お前も、友もな!」
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- 15 : 2014/08/11(月) 09:31:56 :
- 男「ははっ、そうだな世話してくれたな」
幼「それよりもさー、ほれ!友に声をかけろよ!」
男「うぐっ・・・そうなんだけどさー」
友「・・・」
男「友がこっちを見てくれない」ショボーン
友「そりゃ、振ったんだから当然だろ」
男「振ってねえよ!?」
友「男」ポンポン
男「ん?」
友「バス、隣座って」
男「あ、おう」
娘「男さん、頑張ってください」
男「ほぼ初対面になんか励まされた!?」
幼「へっ、たまには痛い目見てろ!このへぐなちゃごめ!!」
女「どいて~!!」チリンチリン
幼「自転車がこっちつっこんできた!?」
幼「アゴッ!?」グシャアアアアア
女「きゃあ!?」ドサァァァァァァ
後輩「見送りに来たら大変なことになっていた件」
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- 16 : 2014/08/11(月) 09:38:22 :
- 女「ご、ごめん!大丈夫?」
幼「大丈夫だけどさー・・・気をつけろよ」
娘「友さん、石で手から血が・・・」
幼「あっ、本当だ」
娘「すぐに手当しますね!」
幼「こんなの唾漬けてれば治るだろ」
娘「そうなのですか!?」
幼「そんなもんだr」
娘「んっ・・・ちゅ・・・」ペロペロ
女「」
男「」
友「!?」
幼「は?え?ちょっ!?」
娘「・・・はっ」
娘「あっ・・・すいません。私、またおかしなことを・・・」
幼「!?・・・!?」
娘「うわあああああああん!!!」ダッ
幼「いやいや、もうバス出るから!どこ行くの!?」
男「大変だな・・・」
幼「全くだ」
友「あんたのことだよ」
幼「えっ」
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- 17 : 2014/09/13(土) 18:13:08 :
- 期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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- 18 : 2014/10/31(金) 19:50:42 :
- 安価さんじゃないか
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- 19 : 2017/08/18(金) 17:27:19 :
- 期待してますから続きお願いします!!
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普通と不遇と鈍感の話し シリーズ
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