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【進撃で】モデルに聞いた怖い話

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  1. 1 : : 2014/04/28(月) 16:50:10
    登場人物、直接人物を指さないキーワードでごめんなさいorz
    みなさん『モデルに聞いた怖い話』ってゆう本知ってますか?
    それに載っている話を進撃キャラでやります♪
    怖がって(?)いただければ幸いです(◍⁃͈ᴗ•͈)४४४♡*
  2. 2 : : 2014/04/28(月) 16:51:00
    怖がらせてみろぅ!(笑)
    すみません、期待だよ!
  3. 3 : : 2014/04/28(月) 16:51:26
    友達編第一話『当たりすぎる占い・・・・・・』より
  4. 4 : : 2014/04/28(月) 16:56:21
    2)ありがとうございます(人●´ω`●)

    これは滅多なことがない限りショートカットせず、
    本からまるまる抜き出すので長くなります。ご了承ください!




    ねぇ、みんなも占いって好きだよね?
    あたし、クリスタもだーい好き♥︎
    あたしのクラスにね、すっごく占いが得意なコがいるの。
    ミカサってコなんだけど、ミカサの占い、すっごく当たるんだよね。
    あたしもモデルのオーディションを受けるとき、
    ミカサに合格できるかどうか占ってもらったんだ。そしたら、
    「クリスタはだいじょうぶ。合格できるよ」って。
    さっすがミカサ。当ったり〜♪
    でも、ミカサの占い、ちょっと当たりすぎて、
    こわくなるときがあるんだよね……。
  5. 5 : : 2014/04/28(月) 17:19:32
    今日も放課後になると、占ってほしい女の子たちが

    ミカサの席を取りかこんでいた。

    ようやく占いの順番が来たサシャが、ミカサにたずねた。

    「うち、好きな人がいるんだけど…コクったら、うまくいくかな?」

    「ん……じゃあサシャ。カレの顔をしっかり思い浮かべながら、
    5枚のカードを引いて。そしたら、十字架のカタチになるように
    5枚のカードを机の上に並べて」

    「う、うん。ド、ドキドキするぅ〜」

    サシャが目を閉じて、カードの山から5枚のカードを

    祈るようにゆっくりと選び、引いたカードを机の上に並べた。

    みんなは、かたずをのんでそのようすを見守っている。

    するとミカサは、カードの上に手をかざして、

    そこから3枚のカードを選び出した。

    ミカサが、手に持ったカードを、じっくりと見つめている。

    占いの結果を待つサシャが、そわそわして口を開いた。

    「ど、どう?ミカサ……」

    「ん……サシャ、安心して。告白はきっとうまくいく。
    でも、焦っちゃダメ。告白は今すぐじゃなくて、
    今月の終わりまで待って。あと、
    気持ちを伝える時も手紙の方がいい、ってカードに出てる」

    「わぁ。やったぁ!今月の終わりに手紙、ね。わかった!ミカサ、ありがとう!」

    サシャがよろこんで帰って行った。

    誰かが言った。

    「さあ、次はうちの番だよ!!」

    「…ごめんね、みんな。ちょっと疲れちゃった。
    今日はここまで……ゆるしてね」

    「えぇ〜っ?!」

    ミカサを取りかこんでいたみんなから、不満そうなどよめきがあがった。

    ミカサとあたしは、途中まで帰り道が同じ。
    いつも一緒に帰るんだけど、ミカサは病弱なのか、
    なんだかフラフラするときがある。
    だから、別れぎわはいつもちょっと心配。

    「ミカサ、だいじょうぶ?!1人で帰れる?家まで送って行こうか?」

    「ごめんね、クリスタ…。病気じゃないから、だいじょうぶだよ。
    占いって、すごくチカラをつかうから、カラダがすぐ疲れちゃうんだ」

    「えぇっ?!そんなに大変なら、毎日やらなくたっていいのに」

    「ん……。でも、私の占いで、みんながよろこんでくれるから…」

    ミカサは大人しくて、あまり目立たない女の子だった。

    去年転校して来たばかりで、友達もまだ少ない。

    だからなのか、友達を増やそうとして、ちょっと無理しているようにもみえた。

    「ミカサ、そんなに頑張らなくてもいいんだよ。あたしたち心友じゃん?」

    「ん…クリスタ、ありがと。あっ、そういえばクリスタ、
    今日は撮影の打ち合わせ行くって言ってたよね。
    ちょっと、カードを1枚引いてみて……」

    「う、うん…」

    あたしは、言われるがままミカサの占いカードを引いた。

    あたしがカードを手渡すと、絵柄を見たミカサの顔が曇った。

    「ん…やっぱり。ちょっとイヤな予感がしたの……。
    事故の暗示が出てる。クリスタ、今日はいつもと違う道で仕事に行って。
    いつもバスで行くなら電車で、いつも電車で行くなら車で……」

    「えっ、事故?!う、うん。わかった……」

    あたしは、仕事に行くときいつもママに車で送ってもらっていた。
    だから、ミカサの占いを信じてるあたしは、今日だけは電車で行くことにした。
  6. 6 : : 2014/04/28(月) 17:44:02
    (ミカサの占い通りにしてよかった……)

    そう思ったのは、その日、仕事から帰ってきてからのことだった。

    夜のテレビニュースを見ていたら、あたしがいつも仕事に行くときに

    通っている高速道路で、3人が死亡する大事故が起きていた!

    もし、いつも通りに車で行ってたら、事故に巻き込まれて

    死んでいたのは、もしかしたらあたしだったかもしれない……

    ありがたかったけど、あたしはミカサの占いがすっかり怖くなってしまった…


    翌日、放課後になると、また占ってほしい女の子たちが

    ミカサの席に集まってきた。

    「今日はうちの番からだよっ!」

    昨日、サシャの後で終わってしまったアニが、

    はりきってミカサの前にすわった。

    「ちょっとアニ。そこどいて。……ミカサ、私も占ってくれる?」

    隣のクラスの気の強いヒッチが、あたしたちの教室に入って割り込んできた。

    「ヒッチ……」

    ミカサはヒッチが苦手だった。転校してきた去年、ヒッチと同じクラスで

    小さな声や、大人しい性格をからかわれていたからだった。

    「ちょっとヒッチ。順番なんだから、ちゃんと待ってよ。ミカサが困ってるでしょ」

    「ウザいんだよ、クリスタ。ちょっとモデルやってるからって、
    いい気になるなって。…別にいいでしょ、アニ?うち、急いでるから先譲ってよ」

    「う……うん……いい…けど…」

    「ほらぁ!アニが先にどうぞ、だって」

    「な…!ヒッチ、あんたって……!」

    あたしは、あまりの怒りにワナワナと震えてしまった。

    「ん……。もういいよ、クリスタ。…ヒッチ、私に何を占って欲しいの?」
  7. 7 : : 2014/04/28(月) 17:54:31
    おおっ、おもしろーい!!!
    怖いけどww
    期待(*^^*)
  8. 8 : : 2014/04/29(火) 09:02:56
    「そうね〜、恋愛運と金運。あと、あたしもクリスタみたく
    雑誌モデルになりたいからさ、全部占って。カンタンっしょ?」

    「ヒッチ…ごめんね。1回にひとつしか占えないの……」

    「な〜んだ、使えね〜。じゃぁ、あたしのこれからの運勢でいいや。
    やり方は知ってるよ。カードを5枚引いて、十字架のカタチに並べればいいんでしょ?
    はいコレとコレと……。さ、早く見てよ、ミカサ セ・ン・セ・イ」

    「ん……」

    (ヒッチ、酷い!ミカサ、もうテキトーに答えちゃえ!)

    あたしはココロの中でそう思っていた。

    「どうなの、ミカサ?あたしの運勢。」

    「ん……悪くないみたいだよ。きっといいことある………かも……」

    「なに?その“いいことある………かも”って。うちにいいことなかったら、
    あとでヒドいんだからね、ミカサ!!!!」

    ヒッチは『ふん』と鼻を鳴らして、教室をプイっと出て行った。

    その日、学校から帰るときも、あたしはまだヒッチの酷い態度に怒っていた。

    「いったい何なの?ヒッチのあの態度!アッタマきちゃうよね!」

    「ん……クリスタがそんなに怒らなくてもいいよ」

    「ねぇミカサ、ホントにヒッチにそんないいカードが出たの?」

    「ううん。クリスタが“テキトーに答えちゃえ”って言うから、テキトーに答えちゃった。ふふ」

    「え?“テキトーに答えちゃえ”って、ココロの中で思っただけで口に出してないよ」

    「そうだった?なんか、クリスタの声が聞こえちゃった♪」クスクス

    (ちょ、ちょっと待って……ミカサって超能力者ーー?!」


    ーちょうどその頃、ヒッチにはトンデモないことばかりが起きていた。

    学校の帰り道に靴ひもを踏んで道路で転び、ガードレールに顔をぶつけて顔を切り、

    前歯が二本かけてしまったのだ。しかも、そのとき持っていた

    ケータイを投げ出して壊してしまい、買ったばかりのバッグも車に轢かれてしまった。

    そのようすを偶然見ていた片想い中のジャンにも大笑いされ、

    ポケットに入れていた財布までもがなくなっていた。

    「チキショーッ!ありえない!!何なのよ、コレ!こんなことってある?!
    ミカサのやつ、“きっといいことある”だなんて、ウソつきやがって!」

    ヒッチはミカサに文句を言って、思い切りイジメてやろうと、

    家に帰るなり自転車に乗ってミカサの下校路を追いかけはじめた。

    ヒッチがミカサに追いつくころ、一緒にいたミカサとクリスタは帰り道で

    ちょうど別れるところだった。

    (ふん、クリスタがいなくなってちょうどいい。ミカサのやつ、たっぷりシメてやる!)

    「ちょっとミカサ、待ちなよ!!!」

    「あ、ヒッチ……どうしたの、その顔?」

    「どうしたも、こうしたもあるかよ!ちょっと、そこの公園について来な」

    ヒッチはミカサを公園に呼び出して、ミカサをブランコに座らせた。

    「おいミカサ、どういうことだよ?“いいことある”って、お前の占い大ハズレじゃねーか!」

    「……だってウソだもん」

    「なっ!!」


  9. 9 : : 2014/04/29(火) 20:15:00
    「教えてあげる。ヒッチに“私が選んだカード”は、コレだったんだよ」

    ミカサがバッグから取り出してヒッチに見せたカード。それは、

    大きなツノを生やして手に武器を持った半獣半人の『悪魔』のカードだった。

    「なんだよそのカード、気持ち悪い!ふざけんなよっ!うち、あれから
    酷い目にあってばっかりいるんだから!ミカサの占いのせいだっ!」

    「…あのねヒッチ。私の占いって、本当は占いじゃないんだ……。
    だって、運命は全部私が決めてるんだもん。ふふ」

    ヒッチはミカサの笑顔に心底ゾッとした。

    「バ、バカじゃないの!うち、もう帰る!と、とにかく、何とかしてよねっ!」

    ヒッチはその場を離れようとして自転車に飛び乗った。

    ペダルを漕ぎながら後ろを振り向くと、ミカサがサヨナラを言うように手をふっていた。

    (ミカサってキモッ!アイツ、一体何者なの?!)

    ヒッチが再び前を向きなおすと、真正面から工事用のクレーン車が目の前に迫っていた。

    「ぎゃーーーーーーっ!!」

    ベギバギメリッ!!

    ヒッチはミカサが見ている目の前で、自転車ごとクレーンの下敷きになってしまった。

    「あ〜あ、ヒッチごめんね。私の占いって絶対当たるの……」クスクス

    End
  10. 10 : : 2014/04/30(水) 20:44:33
    こわっ!
  11. 11 : : 2014/05/01(木) 21:09:30
    期待
  12. 12 : : 2014/05/02(金) 17:44:44
    ミカサ怖っ!
    期待なのだ!
  13. 13 : : 2014/05/02(金) 17:50:20
    怖いいいいいい、けど期待
  14. 14 : : 2014/05/02(金) 17:51:12
    >>11>>12>>13
    ありがとうございます(◍⁃͈ᴗ•͈)४४४♡*
    これから投下!
  15. 15 : : 2014/05/02(金) 18:10:29
    クラスで仲良し(?)なアニとミカサとエレンの3人は、

    夏休みに海に遊びにやって来た。

    「広い砂浜、青い海……夏ってサイコー‼︎」

    海が見えると、エレンは裸足で砂浜をかけていき、無邪気に砂の上にころがった。

    「あち、あちっ!ハハッ、砂が焼けてる〜!あっち〜っ」

    その後ろを、アニとミカサが笑いながら追いかけて行く。


    それは3人にとって、忘れられない夏の日の始まりだった………


    「よしっ、あたし脱いじゃおっと!」

    ミカサが羽織っていたカーディガンとスカートを脱いで、水着姿になった。

    「エレン、どう?この前、新しく買ったの」

    ミカサが大人っぽいビキニの水着をエレンに見せて、可愛らしいポーズを決めた。

    「ば、ばかヤロッ!急にテレるじゃんかよっ」

    エレンが恥ずかしそうに俯き、ミカサの体から目を逸らした。

    「エレン、あたしも水着買ったんだ」

    負けじとアニも洋服を脱ぐと、やはり大人っぽい水着がその下からあらわれ、

    しかも肌を隠す水着の大きさがミカサより小さかった。

    「わっ?!ア、アニ………」

    エレンの猫のように大きい目がアニに釘付けになっていた。

    (なっ!?アニのやつ、あたしと一緒に水着買いに行ったのにっ。あの時買ったのと違うじゃんかよっ)

    「ア、アニ…ちょっと、そこのお店でかき氷でも買ってこよう」

    「あぁ、いいよ。エレンは何かいる?」

    「あ、俺は何もいらね。後でかき氷、一口だけちょーだい!」

    ミカサとアニは、一緒に海小屋にかき氷を買いに向かった。

  16. 16 : : 2014/05/03(土) 09:36:10
    あ…今のは、
    モデルに聞いた怖い話 第3話『海に行こうよ……』です!



    「ちょっとアニ、何よその水着!一緒に買いに行ったのと違うじゃん!あんたが
    ワンピースにしたからあたしビキニにしたのに」

    「だって、地味じゃん?折角エレンと海に行けることになったのにさ。ミカサが
    ビキニ買ってたから、あたしも、って。だってあたし、ミカサよりナイスバディじゃん?」

    「くっ……」



    ふたりは、それぞれかき氷を手にしてエレンのところへ戻ってきた。

    エレンは、ビーチマットの上で髪をかき上げながら海を見つめていた。

    (エレンって、やっぱカッコイイ……)

    エレンの横顔をほれぼれとして見つめた後、2人はキッと目を合わせた。

    その目には、互いに『あんたには絶対負けない!』という炎が宿っていた。

    「おまたせ、エレン。いちごのかき氷、すっごく美味しいよ」

    「お、うまそ!」

    「エレン、食べて?はい、あーん」

    「つめてーっ!…うん、うまっ」

    「ふふ、エレンの口の中が赤くなってる!あたしと一緒!」

    (ミカサのヤツっ…!)

    ミカサのスプーンでかき氷を美味しそうに食べるエレンを見て、アニはイラっとした。

    「あ、あたしのメロン味も美味しいよ。はい、エレン」

    「サンキュー!…メロン味もうまいな!」

    「口の中が赤から緑に変わった!信号みたい!進め〜みたいな?」

    (くっ……アニ…折角いいカンジだったのに!)
  17. 17 : : 2014/05/08(木) 19:49:39
    KITAI☆
  18. 18 : : 2014/05/09(金) 17:04:36
    かき氷食べたくなった。
  19. 19 : : 2014/05/31(土) 12:29:01
    >>18 分かる
    期待!!
  20. 20 : : 2014/05/31(土) 13:26:06
    期待!
  21. 21 : : 2014/06/01(日) 08:47:18
    >>17 >>19 >>20
    ありがとうございます♪( ´▽`)

    「エレン、もう一口」

    ミカサがエレンの口にかき氷をずいっと近付けた。

    「あ。悪りぃ、俺、もういらね。」

    (フン……ミカサ、残念だったわね………)

    (くっ………………)

    「なぁ、俺日焼けしたいからさ。どっちでもいいからオイル塗ってくれよ」

    エレンが上着を脱ぎ、うつぶせに横たわる。

    (アイツには塗らせない!!これだけは…)

    (アニに塗らせるわけにはいかない…!)

    2人は同時にサンオイルへと手を伸ばした。

    当然、2人の手は勢い良くぶつかった…

    「痛ッ…ア、アニ。今のはどう考えても私が先だった。だから私が塗ろう………」

    「ッ…な、なにさ…。あたしが先だっただろう…!塗っといてあげるからミカサはかき氷買ってきなよ」

    「さ、さっき買ってきたからもういらない。私が塗る」

    「あたしが塗る」

    2人がバチバチと音がしそうなほど睨み合う。

    「ふ、ふたりで半分こして塗ってくれよ」

    「…わかった」

    「…仕方ないね」


    「ねぇ、あたしの方が気持ちいいだろ?エレン」

    「そんなことないでしょ?エレンは私の方が気持ちいいと思っている」

    「どっちも気持ちいいから!いちいち争うなよ!」

    「…エレン?!」

    「エレン…」

    エレンの堪忍袋の尾が切れた。

    「もう塗り終わっただろ?俺はここで焼いとくから」

    「…アニ。向こうで泳いでいよう」

    「…ふん…まぁ…いいよ。行こう」

    (アニ…向こうでじっくり話そう)

    (ミカサ………エレンから離れてはなそう)


    「ねぇミカサ。エレンは私の物だから」

    「はぁ…?何言ってるの。」

    「あん

  22. 22 : : 2014/06/01(日) 08:47:45
    ごめん途中で投稿しちゃったorz
    続き⇩
  23. 23 : : 2014/06/01(日) 08:57:42
    「あんたのものじゃないって言ってるの」

    「ってゆうかさ…なんでついて来たの?ほんとは2人きりだったのに」

    「エレンが誘ってくれたんだ」

    「嘘…そんなこと、あるわけない」

    「ミカサと2人きりが嫌だったんでしょう?」

    「そんな…って、きゃぁぁ!!」

    いつの間にか2人は沖へと流されていた。そして不運にも、

    ミカサの掴まっていた浮き輪が破裂してしまった…

    「アニ!!助けてっ!!」

    「い、いや!この浮き輪に2人も掴まったら2人とも溺れる!!どいてってば!!」

    「そんなこといわないでたす…!!!!け……ゴボッ…………ゴボボ…………」

    アニは勢い良くミカサの頭を踏ん付けた。

    「ハァッ…ハァッ……………早く…エレンの元に戻らないと…!!!」

    アニは浜辺へ向かって泳ぎ始めた。


    「つ…ついた………よかったぁぁ…」

    アニは足に海藻が絡まったような感触を感じた。

    「もう…気持ち悪い……ひゃ?!」

    アニが海藻だと思っていたのは、人のつやのある黒髪だった……

    『ねぇ…アニ……なんで…踏んだ…のぉ…』

    「きゃぁぁ?!」

    死んだミカサが、アニに覆い被さり、沖へ引っ張ってゆく。

    「やめて!やめてよ!!!」

    『だめ…アニがエレンとくっつくのは許さない…だから…道連れにしてやる……』

    「や、やだっ?!息が……!!!!…ゴ…ゴホッ………ゴボボッ…………」

    ゴポポポポ………そう音がして、海にはまた静寂が戻った。



    END
  24. 24 : : 2014/06/02(月) 11:13:01
    ミカサァァァア!!!アニィィィィィイ!!
  25. 25 : : 2014/06/02(月) 11:13:19
    続きを期待!
  26. 26 : : 2014/06/10(火) 19:09:16
    わあぁぁぁああ!
    続き期待!
  27. 27 : : 2014/09/01(月) 16:49:26
    うおおおォォォォォ!!!!コウェェェェ!!!
    続きを待っておるぞ!
  28. 28 : : 2015/05/29(金) 23:56:20
    第4話

    信じていたのに・・・

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