比企谷八幡「やはり俺がIS学園に通うのは間違っている」
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- 1 : 2014/04/21(月) 04:28:38 :
- ※織斑一夏→比企谷八幡になるお話
展開はだいたい原作基準で行こうかなーと
織斑八幡にしようと思ったけどなんか合わないし千冬姉とは親戚で子供のころから一緒に住んで生活してたってことで!
俺ガイルキャラは小町も含めでませんけどシス谷くんでなんだかんだで千冬姉大好きです
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- 2 : 2014/04/21(月) 04:30:18 :
俺、比企谷八幡は高校に無事入学したが猛烈に帰りたかった。
まあ入学してそんな時間経ってないんですけどね何が酷いってこの状況だよ、状況。
「…………」ジー
無言で周囲から見られてる。はっきり言って注目とかされたことないしされない自信もある。ヒッキーステルス(命名俺)が発動して通常時は誰も俺のことなんて気にかけやしない。
でもそれは『普通の状況なら』な?森の中に木雑草が一つ増えたところで誰も気が付かないけど真っ白な書道半紙の上にポツンと墨汁溢しちゃったら目立っちゃうだろ?つまりそういうことだ。
クラスメイトは俺を除き全員女子。ハハ、なにこれふざけてるの?
「ヒソヒソヒソヒソ」
あー、なんかいってる。きっとあれ目が腐ってるとかそんなこと言われてるんだよきっと。
「皆さんご入学おめでとうございます。私は副担任の山田摩耶です。これから一年間よろしくお願いしますね」
「…………」
おー、副担任さんがやってきたよ、ちょっと見た目が幼いけど可愛らしい人だな。でも誰か反応してあげようよ、な?山田先生ちょっと困ってるじゃん!
「そ、それでは自己紹介をしてもらいます。では出席番号順で」
「あ、はい。出席番号一番――――」
自己紹介が始まったけど正直耳に入ってこねえよ心臓バクンバクンだよ。
「…………」チラチラ
なんかさっきからチラみしてくる奴がいるな、誰だあいつ。ポニーテールが似合ってるなきっと和服とかすごく似合いそう。
「っ…………」
あ、目が合った。そしてあからさまに顔逸らされた。なにこれすごく傷付く。ガラスのハートなのにひっかき傷が酷いことになってるんだけど。
「やくん……比企谷くん!」
「ひゃいっ!」
やべっ、噛んだ。しかも教室静まり返ってるしなにこの空気。
「お、驚かせてごめんね。でも自己紹介が比企谷くんの番だから、自己紹介してくれないかな?ダメかな……?」
やばい、ちょっとうるんだ瞳が可愛い。相手が俺じゃなかったら結婚を前提にお付き合いするレベルだ。
「いいッスけど……」
「ほ、本当ですか!約束ですよ、約束!」
了承するとさっきまでの不安な顔はすっかりなくなり明るくなった。なにこの可愛い生き物。
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- 3 : 2014/04/21(月) 04:31:00 :
「えっと……比企谷八幡です……」
「…………」
席を立ちあがり簡潔な自己紹介……え、なにこのもう一声みたいなノリ。
やめてくれない、そういうリア充が仲間内で楽しむノリ俺にあてはめないで。
しかしこのまま黙って突っ立ってるわけにもいかないから、決めるぜ俺のスカした一言!
「……以上です」
「えー!!」ガタガタ
俺の発言にクラスメイトが崩れる。いやいや無理に決まってんだろ、ボッチに何求めてんだよ!
パァン!いきなり頭を叩かれた。
「痛っ……!」
「自己紹介も満足もできんのか馬鹿者が」
いや自己紹介間違えるくらいで殴られるとかどんだけ難易度高いのIS学園。つか、あれ?
「げぇ、江ノ島盾子!」
「誰が超高校級の絶望か!」
パァン!本日二度目のゲンコツを俺の頭がゲットだぜ!やばい泣きそう……つーかなんで千冬姉がここに?ほとんど家に帰ってこないで何してるかも教えてくれないくせに。
「あ、織斑先生!会議は終わったんですか?」
「ああ、山田君。クラスへの挨拶、押し付けてすまなかった」
「いっ、いえっ。副担任ですからこれくらいしないと!」
えっ?織斑先生って?どういうこと?
「諸君、私が君たちの担任の織斑千冬だ!君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ないものは出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」
やだなにこの暴君恐い。家にいるときもなかなかだけどここでそれってマズいんじゃないの?
「キャー!千冬様よ!」
「ずっとファンでしたー!」
「私、お姉様に憧れて入学しました、九州から!」
はい、そんな心配いらなかったねー、なにこのクラスメイト。
「毎年よくこれだけの馬鹿者が集まるものだ。私のクラスに集めているのか、まったく」
「キャーもっと罵ってください!」
「でも時には優しくしてー!」
「でもちゃんと躾けてー!」
本当になにこれ。珍百景に送ったら登録してもらえるんじゃないの?
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- 4 : 2014/04/21(月) 04:31:35 :
「で、挨拶も満足にできんのか。お前は」
「いっ、いやっ、千冬姉――――」
スパーンと本日三度目の攻撃。これ以上はまずい、記憶喪失になりそう。
「織斑先生と呼べ、馬鹿者め」
「……はい、織斑先生」
もうやだこの姉恐い。今日だけで俺のトラウマノート埋まりそうだぞ。
「えー比企谷くんって織斑先生のこと千冬姉って……」
「親戚か何かなのかしら?確かに顔立ちが少し似てなくもないかも」
「あーそれなら世界でただ一人ISを動かせる男ってのも納得かもー」
試験会場間を違えてIS学園の試験場にいったあげく、そのままIS動かしたうっかりものの比企谷八幡くんです、テヘペロ。
中学で同級生が誰もいない難関校受験するはずだったのにクソッ……勉強頑張ったんだが、まあ救いはこの学校には中学の同級生がいないことだろう。俺以外全員女子って時点でもう救いは消滅してるけど。
キーンコーンカーンコーン。昔ながらのチャイムがなる。千冬姉の登場で教室大パニックからだいぶ時間がたったんだな。
「それではSHRは終わりだ。諸君らにはきっちりISの知識と技能を身に着けてもらうから覚悟するように。よかったら返事をしろ、よくなくても返事をしろ」
えー、なにこの鬼教官。ここ学校ですよね?軍隊の間違いじゃないの。まあこの鬼教官は人間辞めてるしね、もう完璧超人だし逆らえる気がしない。
元日本代表でISの世界大会第一回モンド・グロッソを優勝、そのうえ公式戦無敗とか人間かよ。しかしその後突然引退しては何をしてたのやらと。
実はIS学園の教師してましたーって、家族の俺にくらい言ってくれればよかったのに……
「いつまで立っているつもりだ。席に着け、馬鹿者」
はい、すいません。
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- 5 : 2014/04/21(月) 04:32:01 :
- ノリと勢いでかいたが後悔はしている
そのうち更新
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- 6 : 2014/04/21(月) 22:39:32 :
- 六っ人のSSに似てる
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- 7 : 2014/04/30(水) 00:55:49 :
- 放置?だったら消して下さい
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- 8 : 2014/05/14(水) 08:32:49 :
- 消せ
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- 9 : 2014/05/14(水) 08:32:56 :
- 消せ
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- 10 : 2014/05/14(水) 08:33:00 :
- 消せ
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- 11 : 2014/05/14(水) 08:33:04 :
- 消せ
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- 12 : 2014/05/14(水) 08:33:12 :
- 消せ
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- 13 : 2014/08/16(土) 08:28:42 :
- 削除した方がいいと思うよ
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- 14 : 2014/08/24(日) 13:30:23 :
- 面白ければいいと思う
けど書かないなら消せばいいのに
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