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  1. 1 : : 2014/04/15(火) 10:06:55
    ※あるssを滅茶苦茶リスペクトしてます。余りにも酷似しているので気分を悪くされた方がいらっしゃる場合は速やかに削除致します。
  2. 2 : : 2014/04/15(火) 10:12:17
    王様「そう!魔王は勇者がギタギタのメタメタにしてくれたおかげでこの国は平和そのもの。今はドラゴンを操って戦うドラゴンテイマーこそ、勇者よりかっこいい職業と言えよう!」

    苗木「…それで、僕になんの関係が……」

    国王「うむ。君に新種のドラゴンを使って、夏にあるドラゴンテイマー同士のの大会『竜人杯』に出てもらいたいのだ」

    苗木「ええ!夏って…もう半年もないですよ!」

    国王「まぁまぁ。実験よ実験。さぁ、受け取れ!これがドラゴンじゃ!」

    苗木「おぉ…!」

    国王の後ろから兵士に連れてこられたドラゴンは……まるで僕そのものだった。

    1章
    『僕=ドラゴン?』
  3. 3 : : 2014/04/15(火) 10:38:58
    苗木「……幸の薄そうな顔…」

    苗木「ピンと立ったタテガミ…」

    苗木「それに、思ってたよりも小さい…」

    国王「まぁまぁ。もしかしたら強いかもしれんぞ」

    苗木「もしかしたら…アハハ」

    国王「さて!まずはドラゴンに指示をしよう」

    苗木「えー…」

    国王「ふむ。最初は迷うじゃろう。とにかく、爪や牙、尻尾を使った攻撃は基本じゃな。そして強力なブレスや…中には特殊な能力を持つドラゴンもいる」

    苗木「へぇ…」

  4. 4 : : 2014/04/15(火) 10:43:03
    苗木「あの…僕、やっぱりやめます」

    国王「な…なんだってー!?」

    兵士一同「ざわっ!?」

    苗木「だって…僕には重いです…」

    国王「ぬぅ…」

    国王「な、なら!優勝したら100万ペリカを授ける!これでどうだ!」

    苗木「! やります!」

    国王(チョロい!)

    国王「ウォッホン。ならばまずは経験を積むことじゃ。ほれ、今から公式試合があるじゃろ。見に行くといい」

    苗木「はい!」

    移動中。。。。
  5. 5 : : 2014/04/15(火) 10:56:21
    〈試合会場〉

    苗木「わぁ!ここが試合会場!」

    付き添いの兵士「そう。ここで『竜人杯』も行われるのさ」

    付き添いの兵士「…おっと。早速始まるぞ」

    司会者「さぁ!挑戦者のAランク入りをかけた試合も遂に最終戦!」

    司会者「挑戦者!七海千秋!」

    七海「がんばりま…zzz」

    苗木(寝てるー!?)

    司会者「ドラゴンを手に入れて早1週間。破竹の勢いでBランクまでスムーズに上がってきた彼女。この試合をせいして見事Aランク入りなるか!?」

    司会者「続いてAランクの壁!不二咲千尋!」

    不二咲「千秋ちゃん早いね。もうここまで来るなんて」

    七海「………zzz」

    司会者「それでは!試合開始!」

    七海「…ハッ!い、いって私のドラゴン!『鳥山明』!」

    鳥山明「ギャオオオオ!」

    苗木(ネーミングセンス!!)

    七海(やっぱりドラゴンと言えばこの人だよね)


  6. 6 : : 2014/04/15(火) 11:09:04
    不二咲「…いくよ!『トリッポ』!」

    トリッポ「トリッポー!」

    七海「トリッポ!ブルードラゴンで鳥山明先生が自ら声優をつとめたあのキャラ!」

    不二咲「さすが。よく知ってるねぇ」

    『鳥山明』
    飛竜 ♂
    大きな翼と高い飛行能力が特徴的な飛竜の一種。地上での活動を苦手とする。
    七海はドラゴン繋がりで鳥山明と名付けた。

    『トリッポ』
    変種 ♂
    分類がわからない変種。地上での活動を得意とし、何故かガスマスクを被っている。
    不二咲はその見た目と鳴き声からトリッポと名付けた。
  7. 7 : : 2014/04/15(火) 11:19:05
    七海「鳥山明!空中から攻めるよ!」

    七海の指示通り、空中から鳥山明が鋭い爪で攻撃しては退くを繰り返すヒットアンドアウェイ。

    苗木「おぉ!いきなり押してる!」

    付き添いの兵士「トリッポは空中が苦手みたいだな。対応が遅い」

    不二咲「トリッポ!対空にはアレだ!」

    トリッポ「トリッポォォオウ!」

    プシュゥゥウ………

    七海「!」

    司会者「トリッポの口から吐き出された紫色のブレス!これは“毒”だーー!」

    鳥山明「ギャオォ………」

    七海「…毒で近づけないなら」

    七海「払えばいい!」バッ

    七海「鳥山明!【凪払う疾風のソナタ】!!」

    鳥山明「ギャウウ!」

    鳥山明が翼を羽ばたかせ、風を起こす!

    トリッポ「ト、トリッポ!?」

    不二咲「わっ!なんて強力な風!」

    ブォォオオオオン!!

    司会者「うおぉーー!紫色のブレスが!完全に払われた!」

    鳥山明「ギャォオオー!!」

    トリッポ「!」

    ズバッ!!

    トリッポ「………」ドサッ

    不二咲「あ……」

    司会者「き、決まったー!勝者!七海千秋!」

    七海「zzz……」

    司会者(寝てるー!?)


    苗木「これが…ドラゴン同士の戦い…」

    付き添いの兵士「そうだ。ま、今のは相性がよかったな」

    苗木「相性…」

    付き添いの兵士「地上で毒ばらまく相手に対して、空中で風を起こすドラゴン。どっちが有利かは明らかだったわけだ」

    苗木「なるほど…」
  8. 8 : : 2014/04/15(火) 11:30:04
    付き添いの兵士(おぉ…やりたくてうずうずしてる顔してんな。影響されたか)

    付き添いの兵士「よし。外の広場でちょっと戦ってみるか?」

    苗木「! はい!」


    ──────────


    苗木「いきます!いけっ!『マコト』!」

    付き添いの兵士(ゲームの主人公に自分の名前つけるタイプか…)

    付き添いの兵士「よし。いけっ、『ソルジャー』!」


    マコト
    ? ♂
    最近発見された新種。研究がまったく進んでおらず、何もわかっていない。
    苗木は見た目が自分に似ていることからマコトと名付けた。


    ソルジャー
    飛竜 ♂
    この国の兵士全員が所持するドラゴンであり、最も一般的な飛竜の一種。能力も飛竜種にとって最も平均的となっている。
    このドラゴンを手に入れた時からソルジャーという名前が付いていたらしい。
  9. 9 : : 2014/04/15(火) 11:38:18
    苗木「マコト!とりあえず爪でひっかこう!」

    シャッシャッ!

    ソルジャー「ギャオオ…」

    付き添いの兵士「ええい!自らを兵士と知れ!【銀色の忠誠心】!」

    ソルジャー「ギャオオーー!!」

    苗木「なっ!身体が銀色に!?」

    付き添いの兵士「そのまま突進だー!」

    ソルジャー「ギャオオーーー!」

    ドカァーーッ!

    マコト「………」ガクッ

    苗木「あぁ…」

    付き添いの兵士「…ふぅ。まぁ、色々経験を積むことさ」

    苗木「…はい」


    ※ちょっとすみません。
    マコトの説明で何もわかっていないと書いていますがそりゃどう考えてもおかしいので補足です。
    四足歩行で、背中に羽が生えているが飛べないらしい。と追加で脳内変換してくださいお願いします。もしわからないところ等コメントいただけたら度々補足します。
    実力不足故見苦しい所をお見せしてしまい申し訳ありません。
  10. 10 : : 2014/04/15(火) 11:42:07
    その後、僕は1ヶ月間城の兵士達と修行をした。

    さすがに兵士達のメニューはとても厳しかったけれど、いい経験になったと思う。

    ……でも、問題はここからだった。

    国王「言い忘れておったわ。『竜人杯』にはAランク以上と認定されているドラゴンテイマーしか参加資格がないとな」

    苗木「え……ええええええ!!?」

    それは…言い忘れとかじゃすまないよ国王!

    ………ってことで、僕は国王のコネでなんとかCランクからスタートとなった(本当はFランクからなんだけど…)
  11. 11 : : 2014/04/15(火) 11:48:45
    苗木(ランクを上げるためには…昇級試験を受けないといけない)

    苗木(…はぁ、後2ヶ月もないのに、Aランクなんかいけるのかなぁ…)

    ………って、僕は不安だったけど

    3週間後には、Aランクの一歩手前まで来ていた!!

    苗木(ここまで特に苦戦しないで来れた…)

    苗木(間に合う!後一戦…)

    苗木(後、一戦だけでいいんだ!)
  12. 12 : : 2014/04/15(火) 11:56:54
    司会者「……さぁ!やってまいりました!挑戦者のAランク入りをかけた試合…最終戦!」

    司会者「挑戦者は!王様からの熱い支持を受けてやってきた新種使い!苗木誠!」

    苗木「がんばります…」ドキドキ

    司会者「その対戦相手はご存じ!Aランクの壁!不二咲千尋ー!」

    不二咲「…ここから先、Aランクはまだ君には早いと思うよぉ」

    苗木「それでも…僕は先に進む!」


    2章
    『最悪の相性』
  13. 13 : : 2014/04/15(火) 13:05:39
    不二咲「トリッポ!最初から毒ガスだ!」

    トリッポ「トリッポォォオ…」シュウゥ…

    苗木(っ!四足歩行から陸上がメインって読んだのか!)

    マコト「キャゥウ…!」

    苗木「マコト!毒ガスを吸わないようにするんだ!」

    不二咲「ふふ、息を止めろって命令はちょっと酷じゃないかなぁ…」

    苗木「くっ!」

    苗木(とは言っても…現状それしかない!)

    マコト「………」

    マコトは息を止めている!

    不二咲「トリッポ!毒ガスを追加だよぉ!」

    トリッポ「トリッポ!」シュゥウ…

    苗木(! 視界が悪い!これじゃあ何が起こってるのかわからないぞ…!)

    司会者「さぁ、会場は紫色の毒に包まれており、視界がボヤケます。客席の皆様には専用のゴーグルを用意致しますので席を立たないようお願いいたします」

    苗木(マコト………!)
  14. 14 : : 2014/04/15(火) 13:48:40
    不二咲「ふふ……もうそろそろかな」

    不二咲「トリッポ!確認だよぉ!」

    トリッポ「トリッポォ!」

    苗木「………!」

    苗木「そうだ!マコト!」

    マコト「!」

    苗木「どうにかトリッポを捕まえるんだ!闇雲でいい!動き回れ!」

    マコト「ギャオォ!!」

    トリッポ「!?」

    ガシッ!!

    苗木「捕まえたら……ガスマスクを奪えばいい!」

    不二咲「!!」

    マコトはトリッポの顔を掴み、ガスマスクを外した!

    パカッ!

    そしてそれをマコトが装着!

    マコト「ギャォオオオ!!」

    不二咲(! この感じ…まずい!)

    不二咲「毒ガス解除!」

    かけ声と共に、みるみる毒ガスが薄れていく!

    苗木「………よし!」

    不二咲「……まさか、毒ガスで倒せないなんて…」

    苗木「いくよ!必殺!」

    苗木「【ボルテック・希望・ハリケーン】!!」

    激しい雷と竜巻が、トリッポを襲う!!

    バリバリバリバリ!!

    トリッポ「トリッポォォォオオ!!」

    ………ドサッ…

    司会者「…勝者!苗木誠!」

    苗木「やったぁぁぁぁぁあ!!」

    国王「ほぅ…いつの間にあれほどの実力を」

    国王「…今年の『竜人杯』が楽しみじゃわい」ホッホッ
  15. 15 : : 2014/04/15(火) 14:50:37
    そして…やってきた『竜人杯』!!

    3章
    『今日の天気は晴れのち竜』
  16. 16 : : 2014/04/15(火) 15:06:52
    司会者「1年に1度!最強のドラゴンテイマーを決めるお祭り、『竜人杯』!参加者はAランク以上のドラゴンテイマー総勢32名!」

    観客「ワァァァァア!!」

    司会者「…さぁ!今年は例年よりレベルが高いと国王様はおっしゃった!中でも注目の選手を紹介するぜっ!」

    司会者「ランクA:苗木誠!まだまだ研究されていない新種を引き連れての登場!どんな動きをするのか期待が高まる!」

    司会者「ランクS:十神白夜!テイマー、ドラゴン共にエリートの血筋!種族値の暴力を見せるのか!?」

    司会者「ランクS:霧切響子!圧倒的頭の回転!テイマーとしては最高クラスだぁ!」

    司会者「ランクS:七海千秋!ここまで上り詰めるのにかかった時間はたったの2週間!今最も熱い天才ドラゴンテイマーだぁ!」

    司会者「ランクS.大神さくら!地上ならば無類の強さを誇る最強クラスのドラゴンと共に優勝を狙う!」

    司会者「そしてそして!現在最高ランクのランクSS!!この大会不動のチャンピオン…」

    司会者「江ノ島盾子!!今年も圧倒的実力を見せて優勝か!?」

    観客「ワァァァァー!!」

    司会者「さぁ!それじゃあ早速組み合わせを発表するぜ!」

    ヴィン!

    苗木(! 中央のモニターに、対戦表が…!)

    苗木(それによると、一回戦は…)

    十神「…貴様か」

    苗木「!」

    十神「新種の竜なんぞにウカレているテイマー…たいしたことないな」

    十神「いいか。覚えておけ。この世は生まれた時点で勝敗が決まっている」

    十神「貴様のような奴を敗者と、そして俺のことを勝者と呼ぶ」

    十神「優勝はこの十神白夜だ。この揺るぎない事実の前でせいぜいあがけ。観客を楽しませるためにな」

    苗木「………あ、アハハ…よろしく……」
  17. 17 : : 2014/04/15(火) 16:54:18
    司会者「…さぁ、第一回戦も残すはこの試合のみ!苗木誠vs十神白夜!!」

    観客「ワァァァァァ!!」

    苗木(いきなり優勝候補との対決…)

    苗木(でも、負けないぞ!希望は前に進むんだ!)

    苗木「いけっ!マコト!」

    マコト「ギャオォ!!」

    十神「いけ、『アポロン』!」

    アポロン「モエルーワ!」

    アポロン
    妖精竜 ♀
    世にも珍しい妖精竜の一種(見た目の美しさから名前が付けられたらしい)。透き通った虹色の翼で優雅に空を飛ぶ。
    十神は繁栄の象徴である太陽から名前をとった。

    十神「格の差を見せつけろ。アポロン」
  18. 18 : : 2014/04/15(火) 17:11:00
    アポロン「ンバーニンガガッ!」

    十神「【蒼き炎のブレード】!!」

    ボォォウ!!

    苗木「! 相手の爪が蒼い炎を纏ってる…」

    苗木「それならこっちも!【輝く希望ブレード】!!」

    マコトの爪が、金色に輝く!

    苗木「いけぇぇええ!!」

    ガキィィン!!ガァン!!

    十神「ふんっ。いつまで持つかな」

    キィン!!キィン!!

    苗木「く…(でも…見たところ五分なはずだ。このまま押し切れれば!)」
  19. 19 : : 2014/04/15(火) 17:31:39
    あ、俺のSSと似ているどころかほぼ同じだ、流石にパクリ・・・じゃないよね?
  20. 20 : : 2014/04/15(火) 17:33:25
    あ、でも続けていいですよ!
  21. 21 : : 2014/04/15(火) 17:52:19
    >>19
    はい。本当にリスペクトしているので似てしまうことは覚悟の上でしたが、まったく同じという風にはならないよう心がけて書いていたつもりです。>>20のように言ってくださいましたのでひとまず続けていこうとは思いますが、他に気分を悪くされた方がいらっしゃいましたら遠慮なく声をかけてください。速やかに削除させていただきます。
  22. 22 : : 2014/04/15(火) 18:04:31
    マコト「グァァア!」

    雄叫びを上げながら、爪で猛攻撃を仕掛ける!

    アポロン「モエルーワァ!」

    しかし、相手も的確に受け、さらに反撃をしてくる。

    苗木「………!」

    マコト「オォ……」

    苗木「マコトッ!」

    十神「ふんっ。やっと効いてきたか」

    苗木「!?」

    マコト「グァァァァァアアア!!」

    苗木「なっ、燃えてる!?」

    十神「…そうだ。お前のドラゴンは火傷を負った。徐々に動きが鈍り、体力も削れていく…」

    十神「…あっけない勝負だったな」

    苗木「………負けない……」

    十神「……ん?」

    苗木「負けない!」

    苗木「マコトォォオオオ!!」

    マコト「グォォオ!!」

    十神(っ!あいつの呼び声にドラゴンが応えた!)

    苗木「………僕はマコトと過ごしてきた中で、ある一つの能力に気づいた」

    十神「……!?」

    苗木「それは!僕の意志とマコトは!繋がっていると言うこと!」
     
    十神「な、なにぃ!?」
  23. 23 : : 2014/04/15(火) 18:36:00
    苗木「マコト!倒れるな!爪が燃えてても…牙と尻尾!そして胴体がある!」

    苗木「いくぞ!【全身全霊バイオレンス】!!」

    マコト「クァァァァアアア!!」

    十神(全身を使った…殴打!)

    バタバタバタバタ!!

    十神(いくら身体が小さいとはいえ、耐久のもろいアポロンでは…!)

    アポロン「」

    苗木「……やった!」

    司会者「勝者!苗木誠!」

    十神「………バカな…この俺が…」ガクッ
  24. 24 : : 2014/04/15(火) 18:37:23

    (こっちのほうが分かりやすくて面白い!……ってのは流石にマズイかな?)
  25. 25 : : 2014/04/15(火) 18:45:23
    こうして、僕は明らかにかませなセリフを連発していた十神くんを倒し、ベスト8への切符を手にした!

    4章
    疾走する希望ドラゴンテイマー
  26. 26 : : 2014/04/15(火) 18:51:37
    確かにこっちの方が面白いと思います
    俺は書くのが初だから上手くないだけです!。・゜・(ノД`)・゜・。あ、あとガンバです!テリーさん!!
  27. 27 : : 2014/04/15(火) 18:57:24
    司会者「さぁ!続けて準々決勝!先程優勝候補の十神白夜を破った注目のドラゴンテイマー!ランクA:苗木誠!!」

    観客「ワァァァァァァァア!!」

    苗木(おぉ…歓声が多くなってる気がする)

    司会者「対するは大会初出場ながらもここまで残った強者!ランクA:罪木蜜柑!」

    罪木「私なんかが勝ってしまってすみませぇん!」

    苗木(負けた人達にとっては嫌味にしか聞こえない!)

    苗木「とりあえず、いけっ!マコト!」

    マコト「ギャオオ!!」

    罪木「ふゅぅ……『マザーテレサ』さん行ってくださぃ…!」

    マザーテレサ「コロコロコロ……」

    マザーテレサ
    蛇竜 ♀
    羽と足のない地を這う竜、通称蛇竜の一種。
    驚異的な生命力、状態異常に対する抗体を持っており、寿命も長い。
    罪木は偉人にあやかってこの名前を付けた。
  28. 28 : : 2014/04/15(火) 19:00:49
    >>24
    評価はとてもありがたいのですが、本家様あってこそのこの作品なので…。

    >>26
    本当にすみません。リスペクトしているのは本当ですが、本音を言うと自分が影響を受けた作品と勝負してみたかった、というのも少なからずあるのです。
    とりあえずこの作品を精一杯出し切って書ききろうと思います。
    がんばります!
  29. 29 : : 2014/04/15(火) 19:13:21
    苗木「マコト!先手必勝だ!」

    マコト「ギャオッ!」

    マコトが爪を立て、マザーテレサをひっかく…が!

    キィン!

    苗木「! マコトの爪が弾かれた!」

    罪木「はいぃ…マザーテレサは…すっごく固いんですよぉ…?」

    苗木「うぐっ…(馬鹿正直な攻撃じゃだめか…)」

    罪木「マザーテレサ!【慈愛ホールド】ですぅ!」

    シュルルルルル!!

    ギュッ!

    苗木「なっ!巻き付かれた!」

    ギチギチギチ…

    苗木(まずい…このままだとマコトが!)

    マコト「グゥゥ…」

    罪木「うゅぅ…ごめんなさいぃ…苦しませないと勝てなくて…」
  30. 30 : : 2014/04/15(火) 19:19:58
    ギチギチギチ…

    段々と、締め付ける力が強くなっていく。

    ギチギチギチギチ……

    苗木(………何か…打つ手はないのか!)

    苗木(…ある、きっとある!よく見るんだ…戦況を!)

    苗木(締め付けられてるとはいえ、自由な部分はある。それは羽と顔だ!羽は使えないから、顔で出来ること……ブレスだ!)

    苗木「マコト!【言弾ブレス】!」

    マコト『グォォオオ!!』

    発した鳴き声が、そのまま物理的にダメージを与える………はずだった。

    キィン!

    苗木「なっ!これもっ!」

    苗木(………くそっ!もう打つ手なしか……)

  31. 31 : : 2014/04/15(火) 19:27:58
    マコト「…………グオォ…!」

    苗木「……!マコト…」

    苗木(僕に何かを伝えようとしている……?)

    苗木(……待てよ。羽も縛られていない…つまり羽が使えれば羽で何か出来る…)

    苗木(………マコト、君の成長、見せてくれよ!)

    苗木「マコト!【青空ウイング】!!」

    マコト「グルァァァア!!」

    ピカーーーーッ!!

    苗木の叫びと共に、マコトの翼が光だす…!

    罪木「ふぇ!?」
  32. 32 : : 2014/04/15(火) 19:34:26
    マコト「グォォオオオオ!!」

    苗木「マコト…飛んでる!」

    罪木「は、放しちゃだめですよぉマザーテレサ!」

    苗木「いける…限界まで高く飛ぶんだ!」

    マコト「グォオオオオオ!!」

    罪木「…………!」

    苗木「………………」

    罪木(わ、私のドラゴンなら上空から落ちてきても大丈夫……)

    罪木(…まさか!!)

    苗木「よし!このまま宇宙まで── 罪木「た、タンマですぅ!」

    罪木「わかりました!降参です降参ですぅ!」

    司会者「! 勝者!苗木誠!!」

    苗木(……もし野良試合なら、巻き付かれた時点で頭から食べられて、マコトは死んでたかもしれない…)

    苗木(………僕もまだまだだな)
  33. 33 : : 2014/04/15(火) 19:39:23
    司会者「………さぁ。最初は32名居たドラゴンテイマーも後4名となりました!優勝するのは誰かー!?」

    組み合わせ発表

    ランクSS:江ノ島盾子vsランクS:霧切響子

    ランクA:苗木誠vsランクS:七海千秋


    5章
    炸裂ゲーマー魂
  34. 34 : : 2014/04/15(火) 19:51:51
    司会者「準決勝第一試合!ランクSS:江ノ島盾子vsランクS:霧切響子!」

    江ノ島「今回もチョー楽勝。つーか飽きるくらい弱いわ。いって『モノクマ』」
     
    モノクマ「ウププ…」

    モノクマ
    ? ♂
    身体の色が黒と白で別れており、見た目は(サイズ的にも)愛くるしいクマのぬいぐるみそのものだが、非常に凶暴。一応ドラゴンである。
    名付けの由来はモノクロとクマをかけたものであるとされている。


    霧切「………いきなさい、『ルシファー』」


    ルシファー
    ? ♂
    顔がドクロで漆黒のローブを羽織っているその姿はまさに死に神。
    黒い羽があり、一応空も飛べるが飛行能力はそれ程高くない。
    霧切は見た目と、多くのドラゴンを葬ってきたというこのドラゴンの過去からこの名前を付けた。
  35. 35 : : 2014/04/15(火) 20:26:05
    霧切「あなたに聞こえるわ…死神の足音がね」

    江ノ島「ふーん。タップダンスでも踊ってた?」

    霧切「これからあなた自身が体感すればいいわ!【死神のワルツ】!!」

    江ノ島「ッ!?何これ!?」

    不愉快な音がけたたましく鳴り響く。
    江ノ島は思わず耳を塞いだ。

    モノクマ「うわぁー!なぁにこの音!」

    霧切(…喋れるのね)

    霧切「ルシファー!【眠れぬ夜のキラースポット】!」

    ルシファー「キシャァア!!」

    ルシファーの前足が鎌に変形!一気にモノクマの腹部を貫く!!

    ズサァッ!!
  36. 36 : : 2014/04/15(火) 20:29:37
    霧切「しとめた……」

    ルシファー「………!」

    ドスッ!!

    ルシファー「……」ドサッ

    霧切「!? なっ!」

    モノクマ「うぷぷ…モノクマ竜(流)変わり身の術!」

    霧切「…そんな……」

    江ノ島「ッハーー!!絶望した?ねぇ絶望した!?」

    司会者「勝者!江ノ島盾子!!」

    観客「ォォォオオオオオオ!!」

    苗木(次は僕の番だ…)


  37. 37 : : 2014/04/15(火) 20:48:32
    司会者「続いて第二試合!Aランク:苗木誠vsSランク:七海千秋!!」

    苗木(あの子は確か飛竜だったはず…)

    七海「……いって、鳥山明!」

    鳥山明「ギャァァア!!」

    苗木(やっぱり!)

    苗木「よし、いけっ!マコト!」

    マコト「ギャオオ!!」


  38. 38 : : 2014/04/15(火) 20:54:30
    苗木「…………」

    マコト「………」グルル…

    鳥山明「………」ガルル…

    七海「………」

    司会者「…………両ドラゴンにらみ合ったまま指示を待ちます。これはテイマー同士のかけひきでしょうか」

    七海「………zzz…」

    司会者「…寝ているだけだったようです」

    苗木「攻めちゃえ!」

    マコト「ギャオオォー!」

    爪を立て、鳥山明に襲いかかる!

    が!

    スカッ!

    …その攻撃は宙を斬る。

    バッサ…バッサ…

    苗木(…飛んでかわしたか!)

    七海「…ムニャ……はっ!いけない!」
  39. 39 : : 2014/04/16(水) 10:16:25
    七海「もっと飛んで!もっともっと!」

    七海の声の通り、鳥山明はさらに上空を目指す。
    …そして、鳥山明が限界まで飛んだところで……

    七海「【コメットブレス】!」

    鳥山明「ブォォオオオオ!!」

    苗木(…!なんて重たいブレスだ!あれじゃまるで隕石!)

    マコト「グォオオオオオ!!」

    苗木(空中戦で勝ち目のないことはわかってる!地上でどうにかしなきゃいけないんだ!)

    苗木「マコト!【言弾ブレス】!!」

    マコト『ギャオオオオ!!』

    …しかし、攻撃は届く前に消滅してしまった!

    苗木(クソッ!あれだけ高く飛ばれたら…!)

    七海「相手の攻撃が当たらないところからずっと遠距離攻撃してたら勝てるとか、ヌルゲーすぎるよ…」ボソッ

    苗木「!」

    苗木(くそっ!なんとかして攻略の糸口を掴むんだ!)

    マコト「…………」
  40. 40 : : 2014/04/16(水) 11:37:28
    苗木(どうする!相手はこっちから攻撃の手段がないことをしってる!)

    苗木(どうすれば…どうすれば……!)

    そう考えている内にも、攻撃は止まない。

    ヒュゥウウウウ……!

    マコト「ッ!」ガキィン!

    ドォォン……

    七海「…ブレスを弾けるくらいの力はあるみたいだね」ファア

    苗木「───!(ブレスを弾く!?)」

    苗木「これだ!」

    ヒュゥウウウウ……!

    苗木(よし、来た!)

    苗木「マコト!空に打ち返せ!」

    七海「!?」

    マコト「クァァ!!」ガキィン!!

    マコトによって弾かれたブレスは、大空の果てに居る鳥山明に向かって!

    鳥山明「!」

    ドォォオオオン!!

    鳥山明「……」ガクッ

    ヒュゥゥウ………

    司会者「おっとぉ!今度落ちてきたのはブレスではなく!鳥山明だぁ!」

    七海「! あぁっ!」

    苗木「よし!とどめだ!」

    苗木「【ドラゴン式解体】!」

    マコト「グォォオオオ!!」

    スパッ!スパッ!!

    ………ドサッ…

    司会者「勝者!苗木誠!!」

    苗木「やった!」

    七海「………次はクリアする」プクーッ
  41. 41 : : 2014/04/16(水) 11:48:27
    司会者「………さあ、次はいよいよ決勝戦となります」

    司会者「全ドラゴンテイマーの頂点を決めるこの大会も残すはこの1試合のみ!」

    司会者「決勝戦!ランクA:苗木誠vsランクSS:江ノ島盾子!!」

    観客「ワァァァァァァァアアアア!!!」

    観客「ジュ・ン・コ!!ジュ・ン・コ!!」 

    苗木「……アウェイ感」

    江ノ島「どーもどーも!今年も優勝しちゃう江ノ島盾子ちゃんでぇーす!!」デストローイ

    苗木「……よろしくね」

    江ノ島「うぷぷ。いくよモノクマァ!」

    モノクマ「うっぷっぷっ!」

    苗木「マコト!今まで僕達が経験してきた様々な事…それら全てを力に変えて!今…ここで出し切ろう!」

    マコト「ギャォオ!!」
  42. 42 : : 2014/04/16(水) 11:50:03
    最終章
    竜×人生=ドラゴンテイマー
  43. 43 : : 2014/04/16(水) 12:20:37
    苗木「マコト!【煌めくファイア】!」

    マコト「ブォオオ!!」

    マコトの口から、煌めく炎が放出される!

    ゴォォオオオオ!!

    モノクマ「うわっ!」

    モノクマはこれを直に受ける…が

    マコト「!」

    ドスッ!

    苗木「! いつの間にマコトの後ろに!?」

    マコト「グォォ…」

    江ノ島「………うぷぷ」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷ!!」

    苗木(…不気味な相手だ)

  44. 44 : : 2014/04/16(水) 12:29:27
    苗木「マコト!一旦飛ぶよ!」

    マコト「クァァ!」バサッ

    江ノ島「おっと。モノクマは空飛べないんだよねー」

    苗木「【言弾ブレス】!」

    マコト『ギャオオオオ!!』

    ドォォン!ドォォン!

    空中からのブレスを身軽なステップでかわすモノクマ。

    モノクマ「こんなんで僕を殺せると思ってるの?」ウププ

    江ノ島「いっちゃえ!【千本ノック】!」

    モノクマ「うおおおおおお!!」

    モノクマの口から、大量に野球ボールが吐き出される!

    ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!

    苗木「!」

    空中で細かい動きの出来ないマコトが、それを全てかわせるわけもなく……

    ズバッ!

    無慈悲にも、ボールは翼を貫いた。

    苗木「マコトーー!!」

    片翼を失い、バランスを崩したままマコトは急降下!

    ヒュゥウウウウ……


  45. 45 : : 2014/04/16(水) 12:36:19
    江ノ島「……ただで落下…させると思う?」

    モノクマ「うぷぷぷぷ!!」

    下では、モノクマが槍を構えて待っていた!

    苗木「やめろおおおおおおおお!!」

    ズドォォオオオオン……!!

    苗木「………!」

    槍からほんの数cmずれたところに、マコトは落下した。
    安堵し、胸をなで下ろすも、依然不利な状況はかわらない。

  46. 46 : : 2014/04/16(水) 17:12:04
    モノクマ「うぷぷ……これでゲームオーバーかな…?」

    モノクマが槍を掲げ、倒れているマコトを見下ろしている。

    苗木「まずい!立ち上がるんだ!」

    マコト「!」

    ズドォン!

    ………寸前の所で立ち上がり、どうにか回避したようだ。
    モノクマと江ノ島の舌打ちが重なる。

    苗木(………攻めないと…勝つためには攻めること!)

    苗木「【希望ブレード】!」

    マコトの爪が金色に輝く!

    ガキィン!

    対して、モノクマは槍でそのまま応戦。

    ガキィン!ガキィン!!

    金属と爪がぶつかり合う音は、あまりいい音ではない。

    苗木(くっ……マコトの攻撃が全く届かないな…)
  47. 47 : : 2014/04/16(水) 17:20:57
    苗木「マコトッ!槍を先に斬るんだ!」

    マコト「ギャオオ!」

    スパッ!!

    モノクマ「ワオ!」 

    苗木「よし!これで…」

    モノクマ「当たる、とでも?」

    苗木「!?」

    ブン!ブン!

    マコト「…………」ハァハァ

    苗木(なんて軽やかなフットワーク!これじゃあそもそも当たらなかったってことか……!)

    苗木(……出来ることは試した……もう打つ手無し…なのか……?)
  48. 48 : : 2014/04/16(水) 17:26:30
    苗木「……いや、まだ!」

    苗木「尻尾だ!尻尾でこの会場全体を凪払え!」

    マコト「ギャオオオオオ!!」

    モノクマ「ふふ、そんなの飛んでかわすだけだよ」

    ピョーン!

    苗木「………それは違うよ!」

    モノクマ「え」

    苗木「空中なら自由に動けない!」

    モノクマ「!」

    苗木「【言弾ブレス】!!」

    マコト『ギャオオオオオオオ!!!』

    モノクマ「うわぁぁぁぁぁあ!!!」

    ドゴオォォォォオオオ……!!!
  49. 49 : : 2014/04/16(水) 17:33:40
    モノクマ「………」

    江ノ島「……はぁ、こんなんでやられるとか絶望的です」

    江ノ島「モノクマ、仕方がないから真の姿を見せなさい」

    パチン!

    指を鳴らすと、モノクマの身体が光り始めた!

    ゴゴゴゴゴ……

    苗木(地面が揺れてる!?)

    観客「ワァァ!?」

    観客「キャァァ!」

    司会者「皆さん落ち着いてください!」

    モノクマ「ハァァーーーッ!!!」

    ピカーーッ!!

    苗木「ッ!」

    一瞬強烈な閃光。

    その光が次第に弱まっていく中、僕は見た。

    …………絶望を。
  50. 50 : : 2014/04/16(水) 17:37:18
    苗木「………そんな…これじゃまるで…」

    もの凄く巨大な…江ノ島盾子じゃないか!!

    江ノ島「うぷぷ。これが私様の最強絶望ドラゴン、『アルターエゴ』!」


    アルターエゴ
    ? ♀
    モノクマの真の姿。姿形はまるっきり巨大な江ノ島盾子そのもの。




  51. 51 : : 2014/04/16(水) 18:02:38
    面白いですね!!!
    期待です‼︎
  52. 52 : : 2014/04/16(水) 18:45:24
    >>51
    ありがとうございます!
  53. 53 : : 2014/04/16(水) 19:15:38
    兵士「国王…あれはドラゴンなんですか?」

    国王「………ドラゴンは奥が深い…」


    江ノ島「いったれ【虚無ビーム】!」

    ビュン!!

    アルターエゴの身体中から、光線が放たれる!

    苗木「! 回避のしようがない…」

    苗木「マコト!全力で防御だ!」

    マコト「ギャオォオ!!」

    ビィィィイイイイイ!!!

    司会者「おぉっと!レーザーの当たった部分が溶けていく!!これは危険だぁ!」

    司会者「客席は特殊なシールドに守られているから大丈夫…ですが、これはテイマーが危ない!」

    苗木「えっ!」

    ドォォォオオオオオン!!!

    ……光線が、苗木にまで達した。
  54. 54 : : 2014/04/16(水) 19:19:19
    江ノ島「ふふん。完勝♪」

    司会者「…………ドラゴンとテイマーの安否が問われます」

    土煙が晴れ、そこには………



    苗木「っ………」

    マコト「………」

    司会者「!! 生きています!信じられない!」

    江ノ島「…………うっそ…」

    苗木「…………マコト、まだいけるね?」

    マコト「……グォォ…」

    江ノ島「嘘っ!なんで!?確かに当たったはずなのにぃ!絶望的ぃ!」

    苗木「………いや、本当は当たってないんだ」

    江ノ島「!?」

    苗木「………これは、マコトの特殊能力…」

    《幸運》の力!!!

    江ノ島「な、なぁっ!!?」
  55. 55 : : 2014/04/16(水) 19:48:30
    苗木「勝つ!どんな状況でも…僕は絶望に屈しない!」

    江ノ島「アルターエゴ!叩き潰しちゃいなさい!」

    グアッ!

    アルターエゴの巨大な手の平が、マコトに迫る!

    マコト「グォォオオ!」

    《幸運》!!

    バサッ!

    江ノ島「!? 翼が治ってる!?」

    ズゥゥウン…!

    苗木「よし!空を飛んでかわせた!」

    苗木「そのままアルターエゴの顔に向かって…」

    苗木「【超!言弾ブレス】だぁぁあああ!!!」

    マコト『ギャオオオオオオオオオ!!!』

    《幸運》!!

    江ノ島「ッ!アルターエゴの口の中にブレスが…!」

    アルターエゴ「グヴォオオオ!!」

    苗木「終わりだ!」

    …………ズ、ズゥゥン…

    アルターエゴの巨体が、試合会場に倒れた。

    司会者「………き、き、決まった…決まったぁぁぁあ!!!!」

    司会者「優勝!!苗木誠!!!」

    観客「ワァァァァァァァァァァァア!!!!」


    国王「ふふ、やはりワシの目に狂いはなかったわい」
  56. 56 : : 2014/04/16(水) 19:50:57
    ……僕とマコトの物語は、ひとまずこれで終わりだ。

    〈竜人杯〉で優勝した僕は、とりあえず、最強のドラゴンテイマーということになっている。

    ……がんばったのは、ドラゴンのマコトなんだけどね。

    ………じゃあ、また次みんなに会えるときを楽しみにしてるよ!


    END

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