日向「いえ、自分は予備学科ですから……」

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1 : スノードロップ : 2014/04/13(日) 15:53:03

「ねぇ……」

「聞こえる……？」

「ねぇ、大丈夫？」

「……だいぶ参ってるみたいだね？」

「それはボクも……
ううん、他のみんなだって一緒だよ」

「だって、いきなり……
こんなおかしな事に巻き込まれるなんて……」

「……ねぇ、聞いてる？」

(これは……)

「ああ、聞こえてるよ」

「よかった、僕の名前は狛枝凪斗だよ」

狛枝「よろしく」

「俺は、日向創だ」

日向「よろしく」
2 : スノードロップ : 2014/04/13(日) 16:35:29

狛枝「ねぇ、どうかな？落ち着いた？」

日向「ああ、だいぶ」

狛枝「それは、よかった」

狛枝「ちなみに僕がどんな才能で希望々峰学園に選ばれたかも説明しておくね」

狛枝「……と言っても、僕の場合はちょっとガッカリな才能なんだけどね……」

日向「……」

狛枝「僕は幸運なことが才能なんだ」

狛枝「冗談とかじゃなくて……」

狛枝「僕は超高校級の幸運って、よばれてるんだ」

日向「あ、あのすいませんでした」

狛枝「いきなりどうしたの？」

日向「いや、生意気な口聞いて本当にすいませんでした」ﾀﾞｯﾀﾞｯ

狛枝「あれ、行っちゃったよく意味がわからなかったけど彼にはどんな希望があるんだろうな」

ーーーーロケットパンチマーケットーーーー
日向「参ったな、ここには本科生もいるのか」

日向「なんで、こんなことに……」

日向(視線を感じる……！)

「あ、ああ、あのぅ……」

「えっと……そのぅ……」

「…………………………」

「……ごっ、ごめんなさぁい」

日向(え、なんで泣くの？)

日向(こう言う時はどうすれば……)

日向「あ、あのとりあえず自己紹介しませんか？」

「あ、はい私の名前を覚えてくれるんですね」

日向「えっと、僕の名前は……」

日向「日向創ですよろしくお願いします」

「あ……日向創さんって言うんですねぇ……名前を覚えてもいいですかぁ？」

日向「い、いえ、僕の方こそ覚えてくれてありがとうございます」

「わ、私は罪木蜜柑ですぅ
えっと……本当に心から何卒よろしくお願いしますぅ」

罪木「えっとですね……その……」

罪木「えと……えとえとえとえと……」

罪木「うゆぅ……緊張しすぎて……
頭が真っ白になっちゃいましたぁ……」

罪木「せ、せっかく……自己紹介の後の話題を5000パターンくらい用意しておいたのにぃ！」

日向「たくさん、用意したんですね」

日向「ゆっくりで良いのでまた今度聞かせてください」

罪木「えっと、また私とあってくれるんですかぁ？」

日向「僕みたいなのが迷惑じゃなければ……」

罪木「えへへ、また会ってくれるんですねぇ」

日向「ち、ちなみに君は何者なんですか？」

罪木「ごめんなさぁい浮かれててしっかり自己紹介してませんでしたぁ」
3 : スノードロップ : 2014/04/13(日) 16:52:11

罪木「わ、私は超高校級の保健委員ですぅ怪我なんかしたらすぐ私の所にきてくださぁい」

罪木「えへっ、えへへへへへ……！」

罪木「あっ！ご、ごめんなさぁい！
いきなり笑ったりして！」

罪木「だ、だってぇ……仕方ないじゃないですかぁ
久しぶりに友達ができたのが嬉しくて……」

日向「え？」

罪木「あっ、まだ友達って認めて貰えてなかったですよね！図々しい事言って……ごめんなさぁい！」

罪木「なんでもしますからぁ……
だから……嫌わないでくださいよぉ……！」

罪木「ごめんなさぁい……ごめんなさぁい！」

日向「いえ、その、あの……」

日向「すいませんでした」ﾀﾞｯﾀﾞｯ

日向(少し離れた所に来たけど……俺みたいなやつと友達にならないほうがいいよね)

「ちらっ、ちらっ……」

「こんにちらっー！どなたかなー！？」

日向「あ、え、えっと……僕は日向創っていいます」

「もしもーし、なんかテンション低いっすねー！
だいじょうぶかなー？」

「あっ、とりあえず自己紹介だよね！
そうだよね！」
4 : おさむ : 2014/04/14(月) 04:00:18

タメ口じゃない日向ですか…
面白そうですね！
5 : スノードロップ : 2014/04/14(月) 11:39:48

ありがとうございます
6 : カラミティ : 2014/04/14(月) 19:47:11

違和感・・・！！
期待です！！
7 : 超高校級のまりも : 2014/04/15(火) 10:19:38

こういう日向もいいですね！
期待ですッ！
8 : スノードロップ : 2014/04/15(火) 21:25:28

ありがとうございます
9 : 時尾 shR3IMy35U : 2014/04/15(火) 22:25:00

ぼっちになりそうだな…
10 : スノードロップ : 2014/04/18(金) 17:53:54

多分、ならないと思います
11 : フレン : 2014/04/18(金) 18:22:12

期待です！楽しみです！
12 : スノードロップ : 2014/04/27(日) 14:24:47

ありがとうございます
では久々に頑張ります
13 : スノードロップ : 2014/04/27(日) 15:14:50

ーーー???ーーー

日向「なぁ、本当にここはどこなんだ？」

「だぁーから、あなたの真相心理だって何度も言ってるじゃない」

日向「それが、意味がわかんないんだよ」

日向「なんで、俺が俺の真相心理に居るんだよ」

「私達が知るわけないじゃなぁーい」

「それよりも、あなたの服装本当にだっーさいわね」

「オカマ、うるせーんだよ」

「何よ、この低煩悩」

「なんだと、テメェー」

日向(俺と似たような顔が喧嘩してる気持ち悪い)

日向(しかも、学校指定の制服なんだから仕方ないだろ……)

「静かにしてください」

「あらー、カムクラ君のようなイケメンに言われたら退くしか無いわね」

「ちっ、テメェー後で覚えとけよ」

カムクラ「日向創、あなたは今選択肢が目の前に広がっています」

日向「は?」

カムクラ「ここは、あなたが開花したであろう才能が居ます」

日向「いやいや、意味が全くわからない」

カムクラ「そうですね、あなたが努力を諦めずに努力をし続けたら開花したであろう才能がここに18……今は、17人ですね」

日向「なんだよ、それじゃ俺は才能が18個あったのか？」

カムクラ「その、認識は少し違います」

カムクラ「ここは、あなたの真相心理であり、あなたの未来でもあります」

日向「俺が諦めなければ掴めた未来……」

カムクラ「ええ、例えば、あそこのオカマは……」

「あら、お呼びかしら～ん？」

日向「超高校級のオカマは要らないなぁー」

「な、超高校級のオカマ……」

「超いいじゃなぁーい、あなたいいセンスね」

カムクラ「ちなみに……」

ﾋﾟｰｺﾝﾋﾟｰｺﾝ

カムクラ「あ、そろそろ交代の時間ですか速いですね」

「あの、予備学科が今仕事を終わらせました」

「カムクラさんは、終わりましたか？」

カムクラ「ええ、大体は……」

「あ、よかったです」

「では、自己紹介しますね同じ予備学科の日向くん」

「僕の名前はネガ向って呼んでね超高校級のネガティブになった君だよ」

日向「こいつも、やだな」

カムクラ「それよりも、ネガ向アイツが出てくるまで頼みますまたは、自己紹介を全生徒終らせてきてください」

ネガ向「で、でも、僕みたいな予備学科が自己紹介しても覚えてくれないんだしもう、いやだよ」

ネガ向「あ、でもここでは皆も凄い才能持ちなんだっけ……」

ネガ向「で、でももしかすると変な格好で転ぶかも、もしかしたら小さい子に悪口を言われるんじゃ……」

ネガ向「もう、死にたい……」

ネガ向「いや、死のう」

日向「ちょ、ちょっと、なんでそんな考えになんだよ」ｶﾞｼｯ

ネガ向「は、離してくれ日向くん」

ネガ向「はっ、そうか、僕みたいな予備学科が死んで墓地の土地を使うのを迷惑がっているんだね」

ネガ向「でも、安心して、ちゃんと焼け死ぬから」

日向「なんだこいつ、ネガティブ過ぎじゃないか？」

カムクラ「知りませんよ、はぁー」ﾌｶｲﾀﾒｲｷ

「ねぇねぇ、火を使ったら酸素が使われるよね、君は大切な大切な酸素を無駄遣いするつもり？」

ネガ向「なら、硫酸で……」
14 : カラミティ : 2014/04/28(月) 19:12:14

左右田「おいこら！！どんだけネガティブなんだよ！！狛枝もびっくりだわ！！」
15 : あ : 2014/05/07(水) 02:32:39

すごく面白い発想ですね！
今更になりますが、期待です！
16 : ナナミィ : 2014/08/07(木) 17:56:08

期待です！ヤバいです！腐川並みにネガティブって逆にすごいですね！