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  1. 1 : : 2013/10/21(月) 23:50:08
    すみません、前に書いていたこの作品を
    消してしまいました・・・


    二作目です!
    一作目の「人類最強の芋女」の続編です!

    URLの貼り方がわからないので、お手数ですが、
    タイトル検索で「人類最強の芋女」と検索していただいて、一作目を読んでくださるとありがたいです!
  2. 2 : : 2013/10/21(月) 23:51:50
    http://www.ssnote.net/users/sgnkj_aot
    一覧にあるね
  3. 3 : : 2013/10/21(月) 23:52:49

    サシャ(リヴァイとのキスは・・・とても幸せです♪)

    サシャ「おやすみなさい、リヴァイ」

    リヴァイ「あぁ」

    サシャ「もう!おやすみって言ってほしいです」プクー

    リヴァイ「フッ…おやすみサシャ」

    リヴァイ「おやすみなさい、リヴァイ♪これでぐっすり眠れます♪」


    バタン...


    リヴァイ(くそっ・・・いちいち可愛いことしやがる・・・)


    サシャ(リヴァイ「おやすみサシャ」・・・)フフッ♪

    サシャ(もう今日はだれとも話をしません!キスもしましたし、おやすみも言ってもらえました・・・)


  4. 4 : : 2013/10/21(月) 23:55:10
    >>2
    一作目でしょうか?
    だとしたらありがとうございます!
  5. 5 : : 2013/10/21(月) 23:55:28

    クリスタ・ユミル・サシャ・ミカサ部屋


    ガチャ


    クリスタ「あ!サシャおかえr..

    サシャ 「・・・」フトンガバッ

    ユミル「おいおいサシャ、クリスタがお帰りって言ってんだから返事ぐらい..ミカサ「ユミル」

    ユミル「あ?」イラッ

    ミカサ「サシャがこうなる理由も・・・わかるはず」

    ユミル「なんだ?またベルトルさんとのネタで脅すのか?もう知られてるし、問題はねぇがなぁ?」イライラ

    クリスタ「いいのユミル!サシャにもなにか理由があるはず」

    ミカサ「それとは別、今は脅しているんじゃない、ユミルにお願いしている・・・」

    ミカサ「サシャをそっとしてあげてほしい」

    ユミル「ちっ・・・ミカサにお願いされるとなんか狂っちまうな・・・」

    ミカサ「明日、事情をきこう・・・場合によっては謝らせる」

    ユミル「もういい、クリスタもいいと言ってるし・・・熱くなりすぎた」

    クリスタ「そうだよ!喧嘩しちゃダメだよ!」プクー

    ユミル「悪い悪い・・・というわけで抱き締めさせてくれ!」ダキッ

    クリスタ「ちょっと!どういうこと!?」キャー

    ミカサ「ありがとう・・・ではわたしも寝よう」



    ユミル「ミカサ、一つ聞いていいか?」

    ミカサ「なに?」

    ユミル「お前はなんでそんなにサシャの肩をもつ?」

    ミカサ「サシャの笑顔は私たちにとってかけがえのない・・・太陽のようなもの」

    ユミル「ぶはっ!お前そんなこと思ってたのか!こりゃ傑作だ」ゲラゲラ

    ミカサ「この間、サシャが静かだったとき、みんな暗かった、でしょう?」

    ユミル「べつに、わたしにはクリスタt..クリスタ「ユミルもすっごく心配してたんだよ?パンでもあげようかって言ってたの!」

    ユミル「」

    ミカサ「クスッ...ユミル、あなたはいい人」

    ユミル「クリスタ!お前どんだけ私に恥かかせんだ!」

    クリスタ「いいじゃない、ユミルのいいところをみんなに教えてあげたいの!」

    ユミル「やめろよ、恥ずかしいだろ!」

    クリスタ「ユミルは勘違いされやすいからね♪」

    ユミル「くそ!寝る!」

    ミカサ「おやすみ」

    クリスタ「電気消すね!おやすみ・・・」パチン・・・


    サシャ(わたしは明日怒られるのでしょうか・・・)ガクブル
  6. 6 : : 2013/10/21(月) 23:57:12

    翌朝


    ミカサ「ん・・・朝、起きよう」

    クリスタ「んん〜・・・」ノビー

    ユミル「ふぁ〜あ・・・ん?」


    セイザスルサシャ


    ユミル「ん?なにしてんだ?」

    サシャ「えっとですね、昨日の夜の件について・・・」




    ユミル「はぁ!?キスもしてもらっておやすみも言ってもらったから誰とも話したくなかっただぁ!?」

    ミカサ「・・・」ユミルヲハガイジメ

    ユミル「ミカサッ・・・離せ!こいつを蹴らせろ!」ジタバタ

    ミカサ「蹴るのはダメ、でもサシャはクリスタに謝るべき」ゴゴゴゴゴ…

    ユミクリ(怖っ)


    サシャ「すみませんでした」ドゲザ

    クリスタ「顔をあげてサシャ!」アセアセ

    ユミル「・・・離せミカサ、もう大丈夫だ」

    ミカサ「・・・」スッ

    サシャ「ほんとにすみませんでした」

    クリスタ「もういいよ!気にしてないよ!」

    サシャ「ありがとうございます!」

    ユミル「クリスタが優しくてよかったな」

    ミカサ「気持ちはわかるけど・・・まぁ、終わったこと、朝ごはんを食べよう」

    ユミル「そうだな」

    サシャ「朝ご飯です!」

    クリスタ「じゃあ行こっか♪」



    ミナサンオハヨウゴザイマス! オハヨ- オハヨウミカサ ナンデアンナテンションタカインダ?
    ナンカアッタンダロ
  7. 7 : : 2013/10/21(月) 23:58:48

    立体起動の訓練

    教官A「今回も巨人の模型の項部分を削いでもらう、深い斬撃を心がけろ」


    .........
    パシュゥ サクッ
    パシュゥ スカッ

    コラ!マタオマエカ! モウシワケアリマセン!


    教官A「次は・・・ブラウス!」

    サシャ「ハッ!」

    パシュゥ キュイイイイイ

    サシャ(私は・・・リヴァイのように強くなりたいです)

    サシャ(いつか、隣で戦えるように・・・)

    サシャ(見えてきましたね)


    サシャ「フッ!・・・やっt..ガンッ!

    サシャ「え・・・?」ガキンッ


    教官B「まずい!ブラウスが落ちた!」パシュッ


    ドンッ・・・ガッ・・・ドサッ

    教官B「大丈夫か!」


    教官A「!?、お前たちは待機しろ!」パシュッ


    エレン「サシャ!?あいつ落ちたのか!?」

    アルミン「エレン、落ち着いて!サシャは狩猟民族、身のこなしはいいはずだ・・・きっと・・・大丈夫・・・なはず・・・」

    ミカサ(サシャ・・・ッ)



    スタッ

    教官A「どうしたんだ!」

    教官B「模型にぶつかってバランスを崩した・・・」

    教官B「とにかく医務室へ運ぼう」

    教官A「あぁ、手伝う」

    教官C「私はあの子たちを一旦寮へ戻しておくよ」

    教官B「頼む」
  8. 8 : : 2013/10/22(火) 00:01:06

    エルヴィンの部屋

    エルヴィン「・・・予算が〜〜よって.....」

    ダダダ…バタン!

    モブ「失礼します!」

    リヴァイ「おい、今は会議中だ、誰も入室許可なんて出してねぇが?」

    モブ「すみません!・・・しかし・・・ブラウスが、サシャ・ブラウスが立体起動の訓練中に事故を起こして医務室ヘ・・・っ!」

    エルハンミケ(((!!)))

    リヴァイ(・・・ッ)

    リヴァイ「・・・容態は?」

    モブ「落ちる途中の枝にぶつかったことで命に別状はありませんが、ごく軽い記憶障害が・・・すぐに治るとのことなので、しばらく経てば問題はないようです」


    リヴァイ「そうか・・・用件はそれだけか?」

    ハンジ「リヴァイ!」

    リヴァイ「ならさがれ、ご苦労」

    モブ「は、はぁ・・・失礼します」

    バタン


    リヴァイ「続けろ」

    ハンジ「リヴァイ!見舞いに行ってあげろよ!」

    エルヴィン「そうだな」

    リヴァイ「なぜだ?命に別状はなく、記憶もすぐに戻ると言っていた、なら問題はないだろう」

    ミケ「本当は行きたくてしかたないんだろう?」

    リヴァイ「そんなわけねぇだろ」

    ミケ「俺の鼻に嘘はつけない」

    リヴァイ「ちっ・・・」

    ハンジ「・・・エルヴィン」

    エルヴィン「あぁ・・・リヴァイ、今すぐサシャ・ブラウスの見舞いに行ってこい」

    リヴァイ「断る、会議の最中に私事をはさむわけn..エルヴィン「団長命令だ」

    リヴァイ「・・・くそっ・・・」ガタッ


    リヴァイ「・・・すまない」

    バタン!



    ハンジ「リヴァイは素直じゃないね」

    ミケ「まったくだ・・・、あの娘も大変だな」



    リヴァイ(サシャ・・・)

    コツ…コツ…コツ‥コツ‥コツコツコツ…タッタッタ…
  9. 9 : : 2013/10/22(火) 00:02:56
    医務室前


    タッタッタ・・・

    リヴァイ「・・・ん?」


    ーーーーーーーーー

    エレン「俺は!?」

    サシャ「エレンです!」

    ミカサ「私は?」

    サシャ「ミカサは覚えてますよ!」

    アルミン「・・・僕は?」

    サシャ「ジャ・・・ジェ・・・ジョナサン!」

    アルミン「アルミンだよ・・・」トホホ

    サシャ「あー!アルミン!もう思い出しました!」

    コニー「俺はっ!?」

    サシャ「ポールでしょう!毎日パンをくれるから覚えてます!」

    コニー「俺はポールじゃねぇ!それにパンはお前が勝手にとってんだ!」

    アルミン「サシャ、コニーだよ」

    サシャ「そうです!それが言いたかったんです!」

    コニー「嘘つけ!全然違ったじゃねえか!」


    オレハ!? ピーター! ライナーダ!
    …ボクハ? バブベビビ!
    イチモジモアッテナイ… ッテ、ベルトルトガキゼツシテル!
  10. 10 : : 2013/10/22(火) 15:14:53

    ガラガラ…

    エレミカアルコニライベル「「!!」」バッ!

    サシャ「・・・」


    リヴァイ「お前ら、席を外せ」

    エレン「はい・・・」


    ゾロゾロゾロ…


    ミカサ「サシャ、またあとで」

    サシャ「はい♪」ニコ



    ガラガラガラ バタン...


    ストン


    リヴァイ「サシャ・・・」

    サシャ「リヴァイ!」ギュゥッ!

    リヴァイ「苦しい、離せ」

    サシャ「あ、すみません・・・」スッ

    リヴァイ「覚えてるのか・・・?」

    サシャ「もちろん!リヴァイのことを忘れるわけなんてありません!リヴァイとの思い出は全部覚えてます!」

    リヴァイ「そうか・・・」


    サシャ「えへへ・・・今回はみんなに迷惑をかけてしまいましたね・・・リヴァイにも・・・」

    サシャ「でも、大丈夫です!安心してください!」カタカタ‥

    リヴァイ「・・・」


    ダキッ


    リヴァイ「・・・」

    サシャ「リヴァイ?」

    リヴァイ「てめぇの強がりなんか丸わかりだ・・・怖かったんだろ・・・」

    サシャ「・・・ウッ・・・エグッ・・・わぁぁぁ〜〜〜〜、怖かったです!ヒック・・・死んじゃうかと思いましたぁぁ〜〜」

    リヴァイ「無事で・・・ほんとに良かった・・・・・・」

    サシャ「もう・・・ヒック・・・リヴァイに会えないかと・・・エグッ」

    リヴァイ「あぁ・・・」
  11. 11 : : 2013/10/22(火) 16:51:53



    サシャ「ヒック・・・グスン・・・」

    リヴァイ「落ち着いたようだな」スッ

    サシャ「はい、少し・・・」

    サシャ(もう少し抱きしめてて欲しかったなぁ・・・)

    リヴァイ「じゃあ俺は会議に戻る」

    サシャ「あ、そうですよね・・・リヴァイは兵長だし、忙しいんですよね・・・」

    サシャ「ごめんなさい、忙しいのに」

    リヴァイ「謝るな、来たいから来たんだ」

    サシャ「ありがとうございます・・・♪」ニコッ

    リヴァイ「じゃあな・・・」


    ガラガラガラ…カタン


    リヴァイ(戻るか・・・)


    サシャ(フフッ♪寝ましょうかね)モソモソ

  12. 12 : : 2013/10/22(火) 16:53:34

    ーーーーーーーーー

    エルヴィン「〜〜あぁ、だが今回は……」

    ミケ「スンスン・・・リヴァイが帰ってくる」

    ハンジ「それよりも研究班の経費を増やs..エルヴィン「そういえばな!この間散歩をした時の話なんだが・・・」

    ミケハン「・・・?」



    ーーーーーーーーー

    リヴァイ(・・・散歩?)



    ガチャ


    リヴァイ「戻った、すまない、会議を続けよう」

    エルヴィン「ん?もう会議は終わったぞ?」

    ミケハン「・・・!」

    ハンジ「そうだよリヴァイ」

    ミケ「遅かったな」

    リヴァイ「早すぎやしねぇか?それになんでお前ら一緒にいる」

    エルヴィン「ハンジが研究班の経費について、珍しく駄々をこねなかったからかな」

    エルヴィン「会議が早く終わったし、久しぶりに三人で話そうと思って話していたんだが?」

    ミケ「ということだ」


    リヴァイ(それで散歩の話を・・・)


    リヴァイ「そうか、それなら俺は失礼する」


    バタン...





    ハンジ「アハハ・・・アハハハハハハ!」

    ミケ「どうした?」

    ハンジ「いやー、エルヴィンが団長である理由がなんとなくわかったよ!」

    ミケ「・・・たしかにな」

    エルヴィン「なんのことだか・・・、さて、会議を再開しよう」


  13. 13 : : 2013/10/22(火) 22:31:43
    医務室


    ガラガラガラ…

    クリスタ「あ、リヴァイ兵長」バッ!

    ユミル バッ!

    リヴァイ「敬礼はいい」

    サシャ「・・・ん・・・」ムクッ

    クリスタ「あ!起きた!」


    リヴァイ「お前らは?」

    クリスタ「クリスタ・レンズといいます」

    ユミル「ユミルです」


    リヴァイ「サシャの同期か」

    クリスタ「はい」


    ユミル「あの・・・すみません、私は、サシャが落ちる時にそばにいました・・・、なのに・・・」


    リヴァイ「お前が謝ることじゃねぇ、落ちたこいつが悪い」

    ユミル「そんな・・・面と向かってそんなこと言わなくても・・・」

    サシャ「いえ、私が悪いんです」

    リヴァイ「俺達は兵士だ、人類のために心臓を捧げるまでその心臓を守れるのは自分だけだ」

    リヴァイ「それともお前は自分が落ちたのを他人のせいにするのか?」

    ユミル「いえ・・・」

    リヴァイ「お前ら、訓練は?」

    クリスタ「あ、事故があったので、今日は座学に変更らしいです、もうすぐ始まるので私達はこれで・・・
  14. 14 : : 2013/10/23(水) 02:29:35
    リヴァイ「おい」

    クリスタ「はい・・・」

    リヴァイ「ユミル、といったか」

    ユミル(なんだ?説教か?)

    リヴァイ「てめぇみたいにはっきりと俺に意見を言う奴は珍しい、褒めてやる」

    ユミル「は、はぁ・・・」(なんだこいつ)

    リヴァイ「引き止めて悪かったな」

    クリスタ「では」

    ガラガラ ガタン




    ユミル(ちっ・・・気分が悪い)

    ユミル「クリスタ、次の座学、気分が悪いから休むと言っといてくれ」

    クリスタ「あ、うん、わかった。じゃあ行ってくるね」

    ユミル「おぅ、じゃあな」フリフリ


    ユミル(いっつもあんなことをサシャに言ってんのか?)

    ユミル(ちょっと聞いてみるか、なに、通りすがり通りすがり)キキミミ



    リヴァイ「さっきはすまなかったな」

    サシャ「いえ、リヴァイの言ってたことは正しいです」

    リヴァイ「いや、言い過ぎた・・・」



    サシャ「リヴァイは・・・怖がりですか?」

    リヴァイ「は?」

    サシャ「さっき私が思ったことなんですが・・・周りの人を失うのが怖くて、あえて周りに冷たく接してるんじゃないかって・・・」


    リヴァイ「たしかに・・・いつ死ぬかわからねえからな・・・それに、私情に流されるのは兵士としてあってはならねえことだ。作戦のためなら仲間をも切り捨てる、友情なんてのは邪魔だ」

    サシャ「でもそれなら、恋愛感情も・・・」


    リヴァイ「愛する者は・・・帰る場所だ、そいつの元に帰るために戦える。お前は俺の帰る場所だし、俺はお前の帰る場所でありたい」


    サシャ「いつ死ぬかはわからない・・・だからこそ!今を生きて楽しむんです!私はせめて・・・生きていられる時間を全力で行きたいんです」

    サシャ「リヴァイは、私といる時は少しだけ素直になってくれます・・・、さっきも、私のことを帰る場所だと言ってくれましたし、よく話してくれます!」

    リヴァイ「俺はもともとよく喋る」


    リヴァイ(そうか・・・俺がこいつに惹かれたのは・・・こいつといると楽だからか)

    リヴァイ(俺にはできないが、こいつは・・・まっすぐ、素直に生きてるからか・・・)


    リヴァイ(素直になるのも悪くな・・・、・・・いいもんかもな)



    リヴァイ「サシャ」

    サシャ「はい?」

    リヴァイ「・・・ありがとな」

    サシャ「なんのことかわかりませんが・・・」キョトン

    サシャ「どういたしまして♪」ニコッ
  15. 15 : : 2013/10/23(水) 22:38:55


    サシャ「そうだ!」

    リヴァイ「ん?」

    サシャ「お腹すきました!」

    リヴァイ「そうか、時間的には昼飯にはもう遅い時間か」

    リヴァイ「待ってろ」



    ユミル(うわ!こっちくる!)サササッ



    ガラガラガラ ガタン
    スタスタ…


    ユミル(あっぶねぇ〜)

    ユミル(まぁ、いいとこあんじゃねえか)

    ユミル(つーか、なんだかんだでサシャの事心配してる自分がいるんだよなー)

    ユミル(寮に帰るか)



    ガラガラッ


    リヴァイ「持ってきたぞ」コト

    リヴァイ「お前のぶんと、俺のもやる」

    サシャ「リヴァイのぶんは?」

    リヴァイ「俺はいい」

    サシャ「一緒に食べましょうよ!」

    リヴァイ「・・・わかった、買ってくるから先に食ってろ」


    ガラガラ…バタン


    サシャ(お腹すきましたねー、早く帰ってきてほしいです)




    リヴァイ(あいつはパンが好きと聞いた)

    リヴァイ(この間近くにできたパン屋にでも行ってみるか)


    .........


    リヴァイ(このぐらい買えばいいか)

    リヴァイ(急ぐか)タタタタタ

  16. 16 : : 2013/10/23(水) 22:39:16
    ガラガラッ


    サシャ「やっと帰って来ましたね!おかえりなさい」クンクン

    サシャ「ん?ロールパンと鯖パン・・・と、たまごサンド!」

    リヴァイ「」

    サシャ「卵なんて珍しいのに・・・」

    リヴァイ「・・・お前はバケモンか」

    サシャ「失礼な!ちゃんとした人間です!」

    サシャ「さ、早く食べましょう!」

    リヴァイ「先に食っておけと言ったのに・・・冷めたらまずくなるだろ」

    サシャ「でもリヴァイと一緒なら、とても美味しくなります!」

    リヴァイ「フン・・・食うか、お前のぶんだ」スッ

    サシャ「三種類!リヴァイ大好きです!」

    サシャ「いただきます!」モグモグムグムグ

    サシャ「おいひいです!(おいしいです!)」ゴックン

    サシャ「ほえにりふぁいがふえはごはんもでふ!(それにリヴァイがくれたご飯もです!)」ムシャムシャモグモグ

    リヴァイ(こいつの食う姿はいつ見ても飽きないな)モグモグ

    リヴァイ(・・・俺が持ってきた飯とパンを合わせたら三人分はあるが・・・もう食い終わろうとしている)


    サシャ「ムグムグ・・・ゴックン!ごちそうさまでしたぁ!」

    リヴァイ(はえぇな)モグモグ


    サシャ「・・・ジュルッ」ジーッ

    リヴァイ「どれがいい」

    サシャ「え!くれるんですか!?」

    リヴァイ(くれるんですか!?じゃねぇよ、見すぎだ)

    リヴァイ「あぁ、俺はもういらねぇ」

    サシャ「ほんとですか!残すともったいないから食べてあげますよ!」

    リヴァイ「あぁ、頼む」スッ
  17. 17 : : 2013/10/23(水) 22:41:16

    サシャ「モグモグムシャムシャ・・・ゴックン、ムグムグゴックン、ごちそうさまでした!」

    リヴァイ「早いな」

    サシャ「いつ食べられなくなるかわかりませんからね!」

    リヴァイ(食い意地はってるな・・・まぁ、そこがいいとこだが)


    ガラガラッ


    医務官「あ、リヴァイ兵長、ちょっと・・・」

    リヴァイ「わかった」


    ガラガラ…ガタン



    医務官「サシャ・ブラウスについてですが・・・」

    リヴァイ「なにか問題があるのか?」

    医務官「身体的な損傷は見られず、すぐに復帰できるでしょう。記憶障害も仲間と数日触れあえば、だんだんと回復して元通りになるでしょう」


    リヴァイ「・・・問題は恐怖か・・・」

    医務官「はい・・・このままではどうしてもトラウマが残る可能性があり、立体起動装置を扱う上で、問題があるかと・・・」


    医務官「最悪・・・開拓地送りも・・・」


    リヴァイ「そうか・・・、わかった」

    医務官「では、私はまだ用があるので」スタスタ…


    ガラガラッ


    サシャ「なんのお話ですか?」

    リヴァイ「エルヴィンからの伝言だ」

    サシャ「なるほど」


    リヴァイ(こいつを危ない目には晒したくねぇ、重労働とはいえ、開拓地に行くほうがいいのか・・・?)


    サシャ「?」

    サシャ「リヴァイ?」

    リヴァイ「なんだ」

    サシャ「暗いですねぇ」

    リヴァイ「俺はもともとこんなもんだ」

    サシャ「そうでしたか」

  18. 18 : : 2013/10/23(水) 22:42:48

    コンコン

    エルヴィン「ん?誰だ?」

    医務室「医務官です」

    エルヴィン「入れ」

    医務官「失礼します」


    ガチャ


    医務官「あの・・・リヴァイ兵長と交際している、サシャ・ブラウスについてなのですが」

    エルヴィン「どうした」

    医務官「身体的には損傷はそこまでなく、すぐ快調に向かうでしょうが、ただ・・・落下の恐怖から立体起動装置を扱うことが難しくなる可能性も」

    エルヴィン「最悪、開拓地送りということか」

    医務官「はい、リヴァイ兵長にはお伝えしたのですが、一応団長にもお伝えしておこうと」

    エルヴィン「わかった、ご苦労」

    医務官「失礼します」

    バタン...



    エルヴィン「リヴァイ・・・」
  19. 19 : : 2013/10/24(木) 22:11:46
    .........

    医務室

    サシャ「私の容態はどんな感じなんでしょうか?」

    サシャ「誰かのことを、大切なことを忘れてるのかもしれないと思うと怖いです・・・」

    リヴァイ「悪い、力にはなれねぇな」

    サシャ「あ、いえ、別にそんなつもりじゃ」



  20. 20 : : 2013/10/24(木) 22:20:41
    ガラガラガラ



    サシャリヴァ「!!」

    エルヴィン「やぁ、お楽しみのところ、すまないね」

    リヴァイ「・・・お前が来るという事はなにかあるんだろ?」


    エルヴィン「あぁ、サシャ・ブラウスについてだ」

    リヴァイ「・・・」

    エルヴィン「・・・聞いたとは思うが..リヴァイ「分かってる」


    エルヴィン「なら話は早い、リヴァイには、サシャ・ブラウスの立体起動訓練の時に一緒に飛んでもらう」


    サシャ「あの・・・」

    エルヴィン「なんだ?」

    サシャ「立体起動装置使えますよ?」

    エルヴィン「違う、君が落ちるときの恐怖に呑まれているという話をしている」


    サシャ「はぁ・・・」


    エルヴィン「リヴァイならサシャが落下しても助けられるだろう」

    リヴァイ「そんな待遇はするべきではないと思うぞ?」

    エルヴィン「サシャは新兵で10位以内だ、この戦力を失うのは避けたい」


    リヴァイ「まぁ・・・な」


    エルヴィン「医務官の話によると、明日には退院できるらしい、君の身のこなしのおかげだろう」

    エルヴィン「大変だろうが、明日は君に特別訓練を受けてもらう、リヴァイが一緒に飛ぶ立体起動訓練だ。私も見ておく」

    サシャ「わかりました」

    エルヴィン「朝9時に訓練を開始する。その結果次第では、最悪の場合も考えなければならない」

    サシャ「はい・・・」

    エルヴィン「今は昼過ぎと言ったところかな、あと20時間弱だ、君が復帰してくれることを祈る」



    ガラガラガラ…バタン...
  21. 21 : : 2013/10/25(金) 00:22:17

    リヴァイ「・・・俺は・・・お前が開拓地に行く手もありだと思う、お前を危険な目には合わせたくない」


    サシャ「あのですね・・・」

    リヴァイ「ん?」

    サシャ「私、リヴァイの隣で戦いたいんです!」

    リヴァイ「だが、飛べなければ意味はない」

    リヴァイ「とにかく明日だ」

    サシャ「ふふっ♪」

    リヴァイ「どうした」

    サシャ「落ちたらリヴァイにハグしてもらえたり・・・なんて♪」ニコッ

    リヴァイ「・・・」




    ダキッ




    リヴァイ「・・・」

    サシャ「どうしたんですか急に?//」

    リヴァイ「お前には・・・俺のそばにいてほしい・・・」

    サシャ「ちゃんと明日の訓練で飛んで、リヴァイのそばに帰ってきます♪」ギュッ


    リヴァイ「あぁ・・・頼む・・・」





    サシャ「リヴァイ、眠くなってきました」

    リヴァイ「そうか、眠れ」

    サシャ「はい」モソモソ

    サシャ「おやすみなさい」

    リヴァイ「あぁ、おやすみ」




    サシャ「・・・」スースー

    リヴァイ「・・・」

  22. 22 : : 2013/10/25(金) 00:27:09

    .........


    サシャ「・・・ん・・・」


    リヴァイ「起きたか」

    サシャ「・・・ん?・・・リヴァイ・・・なんでここに?」

    リヴァイ「ダメなのか?」

    サシャ「いえ、そういうわけでは」


    リヴァイ「ほら、飯だ」

    サシャ「!!!ご飯!お腹すいてました!」グギュギュギュルーー

    サシャ「ガツガツムシャムシャムグムグゴックン、ごちそうさまでしたぁ!」

    リヴァイ「ふっ・・・」

    リヴァイ「もう遅い時間だ、あまり食いすぎるな」

    サシャ「んむぅ〜・・・」

    リヴァイ「明日・・・せいぜい頑張れ」


    サシャ「せいぜい、はいりません!」


    サシャ「あの・・・リヴァイはなぜあんなに強いんですか?」

    リヴァイ「俺が強けりゃマリアは取り返せてる」

    リヴァイ「俺は・・・弱い・・・だから戦える」

    リヴァイ「俺についてくる奴に、巨人と戦わせたくないだけだ」

    サシャ「じゃあ私はリヴァイのために飛びますね!」

    リヴァイ「勝手にしろ」


    リヴァイ「ちゃんと身支度して寝ろよ、そして明日、まにあうように起きろ」


    サシャ「リヴァイは今日は世話焼きさんですね♪よく話してくれて、私のことを心配してくれて・・・」

    サシャ「リヴァイのこと、大好きです、だから・・・私は明日飛びます!」

    リヴァイ「あぁ、じゃあな」

    サシャ「はい、おやすみなさい」


    ガラガラガラ…ガタン


    サシャ(明日・・・絶対飛ぶ!)


  23. 23 : : 2013/10/25(金) 21:16:53
    翌日

    サシャ「早く起きすぎてしまいました・・・、まだ外は少し明るくなってるぐらい・・・」

    サシャ「リヴァイの部屋に行きましょう」モソモソ

    ガラガラッ


    .........


    ガチャ…


    サシャ(あ、リヴァイが寝てます)

    ヌキアシサシアシ



    サシャ(可愛い・・・///、添い寝しましょう)

    モソモソ

    サシャ(ふぅ、リヴァイがこんな近くに///)


    リヴァイ「ん・・・」スースー


    サシャ(キスしちゃいましょう)

    チュ…‥



    チュッチュッ



    チュゥーーーー..ベシッ!

    サシャ「あいた!」

    リヴァイ「・・・何やってる」

    サシャ「なにって・・・キスを」

    リヴァイ「なんでここにいるんだって言ってんだ」

    サシャ「リヴァイに会いたくて・・・」

    リヴァイ「くそ・・・目が覚めたじゃねえか」


    ダキーッ


    リヴァイ「おい、離れろ」

    サシャ「やですよ、リヴァイは気持ちいいです」

    リヴァイ「はぁ・・・起きるか」



    .........


    9時

    立体起動訓練場


    エルヴィン「いよいよか」

    リヴァイ「・・・あぁ」



    ーーーーーーー


    コニー「やべー!間に合わねー!急がなきゃ!」タタタタタ

    コニー(ん?エルヴィン団長とリヴァイ兵長?、とサシャ?、なにやってんだ?)


    ーーーーーーー


    エルヴィン「おはようサシャ」

    サシャ「おはようございます団長、リヴァイ・・・兵長も」

    エルヴィン「さて、前置きはよそう、準備はいいな?」

    サシャ「はい!」

    エルヴィン「リヴァイは?」

    リヴァイ「問題無い」


    エルヴィン「よし、では飛んでもらおう」

    エルヴィン「君が事故を起こした時と同じ巨人の模型の項部分を削いでもらう」

    サシャ「わかりました!」

    サシャ「いきます!」パシュッ

    リヴァイ「・・・」パシュッ

  24. 24 : : 2013/10/25(金) 21:21:03

    キュイイイイイ…

    サシャ(お、ありました)キュイイイイイ…パシュッ!

    サシャ(ここから・・・ふっ!)ズバッ!

    サシャ「やった!できました!」

    リヴァイ(なんとかなったか・・・)



    ガキンッ

    サシャ「ありゃ!?」


    リヴァイ「サシャ!」パシュゥ!


    サシャ(またですか!)

    クルン パシュッ

    リヴァイ「!」


    サシャ「いやー、危なかったですね・・・」


    エルヴィン「ほぅ・・・」

    エルヴィン(空中で、しかもアンカーが外れた瞬間に体勢を立て直す・・・かなりの身体能力だ)


    リヴァイ(ひやひやさせやがって・・・)


    コニー(あいつ・・・あんな上手かったっけ!?)


    サシャ(楽しいですね!) パシュッ キュイイイイイ パシュッ…

    リヴァイ(しかも余裕で遊んでやがるな)


    リヴァイ「サシャ!帰ってこい!」

    サシャ「はい!」


    コニー(あいつ・・・立体起動が更に上手くなってんじゃねえか・・・)


    コニー(てかあんな元気になったんだな、みんなに報告だ!)

    コニー「あ、座学の講義・・・」


  25. 25 : : 2013/10/25(金) 21:59:35

    スタッ! スタッ!


    エルヴィン「サシャ、君の立体起動を見せてもらった、問題はない、復帰してくれ」

    サシャ「はっ!」ビシッ


    エルヴィン「じゃあ私は手続きをしてくるよ」スタスタ


    サシャ「リヴァイ!やりました!」

    リヴァイ「ひやひやさせやがるな・・・」


    サシャ「なんで私のアンカーはすぐに抜けるんでしょうねぇ?」


    リヴァイ「見せてみろ」


    リヴァイ「この部分が欠けている、これだとこの刃が役に立たねえから一本足りず、結果、アンカーが外れやすくなる」

    リヴァイ「俺に預けろ、ハンジに直させておく」

    サシャ「わかりました」



    リヴァイ「・・・よかったな」

    サシャ「はい・・・」


    サシャ「じゃあ私は医務室で荷物をまとめておきますね」

    リヴァイ「あぁ」




    ーーーーーーー

    昼、食堂



    コニー「なぁみんな、聞いてくれよ!」

    ライナー「ん、どうした」

    アルミン「どうしたのコニー、ていうか教官が部屋に来るようにって」

    コニー「」

    ジャン「うるせぇな・・・」

    ベルトルト「・・・」


    エレン「んで、どうしたんだ?」


    コニー「サシャが!立体起動装置を使ってたんだよ!」

    ジャン「あ?頭大丈夫か?」

    コニー「ほんとだって!」

    アルミン「立体起動装置?許可は!?」

    コニー「それがエルヴィン団長とリヴァイ兵長も一緒にいたんだ!」

    アルミン「・・・んー、今日はサシャが医務室を出る日でしょ?本人に聞いたらいいんじゃない?」

    ライナー「そうだな、それが確実だ」


    ジャン「なんだよ、何もわからずじまいだな」

    コニー「わ、悪い・・・でも仲間が戻ってきたら嬉しくなってつい・・・」

    ジャン「そうだな・・・悪かった、俺がどうかしてたようだ」
  26. 26 : : 2013/10/25(金) 22:00:57


    ライナー「お、サシャが来たぞ」

    アルミン「ほんとだ」

    エレン「元気そうだな」



    サシャ「ご飯!ご飯!」

    クリスタ「あ!サシャ!」

    サシャ「あ!クリスタ!こんにちはです!」

    クリスタ「こんにちはサシャ!」

    サシャ「あ、ユミルも」

    ユミル「ついでみたいな言い方すんじゃねーよ」

    クリスタ「ほらユミル、言ってあげたら?」

    ユミル「・・・無事で何よりだ」

    クリスタ「違う!あれだけ心配してたんだもん、そんなんじゃないはず!」ムゥー

    サシャ「ユミルは私のことを心配してたんですか?」

    ユミル「・・・まぁな」

    サシャ「じゃあパンください!」

    ユミル「どういう理由だ、やらん」

    クリスタ「サシャ、私の半分あげるよ、無事で・・・ほんとに良かった・・・っ!」


    ライナー「天使・・・」


    クリスタ「そういえば、今日の訓練は?」

    サシャ「復帰したので、いつもどおり参加します」

    クリスタ「そっか♪ほんとに良かったね♪」

    サシャ「はい!皆さんに会えますし!」


    コニー「ようサシャ」

    サシャ「あ、コニー!」

    コニー「お、思い出してたのか!」

    サシャ「もちろん!ところで今日もパンくれるんですか?」

    コニー「やらねーよ」

    サシャ「あれ、いつもはくれるのに・・・」

    コニー「いつもあげてねぇ!勝手にとってんだろが!」


    クリスタ「って、早く食べないと遅れちゃうよ!」

    サシャ「午後はなんでしたっけ?」

    ユミル「立体起動だ」

    サシャ「おぉ!立体起動ですか!楽しみです♪」


    ユミル(大丈夫なのか、こいつ)
  27. 27 : : 2013/10/26(土) 11:09:46
    リヴァサシャいいですね!
    好きになりました!期待してます!
  28. 28 : : 2013/10/26(土) 12:54:33
    >>27
    ありがとうございます!
    がんばります!
  29. 29 : : 2013/10/26(土) 21:24:59


    サシャ「さ!行きましょう!」

    クリスタ「そうだね、ほら、ユミルも行こ!」

    ユミル「おぅ」




    立体起動訓練


    教官「今回は、前回訓練ができなかった者に、前回と同じ模型の項を切りとってもらう」

    教官「くれぐれも、事故は起こさないように」

    兵士「ハッ!!」


    教官「よし、ではいけ、あとブラウス、こっちへ来い」

    サシャ(なんでしょう?)


    教官「ブラウス、もう訓練はできるのか?」

    サシャ「もう大丈夫です!」

    教官「そうか、今日は飛べるのか?」

    サシャ「あ、立体起動装置が壊れてたのでハンジ分隊長に預けています」

    教官「それに関しては私がハンジ分隊長から預かっている」スッ

    サシャ「あ、私の立体起動装置!」

    教官「やれるか?」

    サシャ「はい!」

    教官「よし、戻れ」

    タッタッタ…




    .........



    教官「ではブラウス!」

    サシャ「ハッ!」


    ユミル「大丈夫なのかあいつ?」

    エレン「事故を起こさないといいけどな」

    アルミン「きっと大丈夫だよ」


    サシャ「行きます!」パシュッ

    キュイイイイイ…

    サシャ(いけるっ・・・私は飛べる!)

    クルン…パシュッ!
    キュイイイイイ…

    サシャ「そりゃ!」ザシュッ!
  30. 30 : : 2013/10/26(土) 21:27:07
    コニー「やっぱりあいつ上手くなってるぞ!」

    エレン「だな!前とは違う」

    ミカサ「たしかに、斬撃の角度も立体起動も上手になってる」

    ライナー「すごいな!あれほんとにサシャか?」

    クリスタ「サシャすごい!私も早く上手くならなきゃ・・・」



    サシャ(上手くいきました・・・でももっと上手くならないとリヴァイにはついていけませんね)

    サシャ(さて、戻りますか)

    パシュッ キュイイイイイ



    スタッ


    ミカサ「サシャ、無事復帰、おめでとう」

    サシャ「ありがとうございます!」

    ミカサ「サシャの立体起動、前よりも上手だった」

    サシャ「えへへ・・・照れますね」

    ミカサ「もう一度怪我するとさらに上手くなれるかもしれない、だから、するといい」

    サシャ「」



    エレン「確かにすごかったぞ!」

    ジャン「まさかお前があんな動きできるとはな」

    コニー「俺もうかうかしてられねえな」

    サシャ「コニーは私には勝てませんよ♪」

    コニー「訓練兵を卒業した時の順位、俺のが上だったんだが!!」

    サシャ「その時はその時ですよ♪」

    アルミン「二人ともやめなよ・・・、ほら、教官が来るから並んで」



    教官「今回は、そこまで立体起動が悪いものはいなかった」

    教官「だが新兵の上位10人に入っていた者達はやはり流石だ、先輩と呼ばれている奴らは抜かれないように」

    教官「全員、今後も修練に励め!以上、解散!」

  31. 31 : : 2013/10/26(土) 21:53:20
    夜、食堂

    ミカサ「サシャ、隣いい?」

    サシャ「どうぞ」

    ミカサ ストン

    サシャ「今日はエレンの隣じゃないんですか?」

    ミカサ「えぇ」

    ミカサ「サシャ、退院祝い」スッ

    サシャ「パン!!」

    ミカサ「病院に行ってないから退院とは言えないかもしれないけど」

    サシャ「ありがとうございます!ミカサ!」モグモグ

    クリスタ「サシャ、ミカサ、私達も混ぜて?」

    サシャ「もちろん!」

    ユミル「邪魔するぜ」

    クリスタ「今日のサシャすごかったね!」

    ユミル「まぁまぁだったな」

    クリスタ「まぁまぁじゃない!すごかったの!」ムー

    ユミル「クリスタは立体起動下手くそだもんなー」ヨシヨシ

    クリスタ「やめてよユミル!たしかに下手だけど・・・」ウルウル

    ユミル「わわ、悪い!頼むから泣かないでくれ!」ヨシヨシ

    ミカサ「大丈夫、クリスタは軽いから立体起動は上手になる」

    クリスタ「もうユミル知らない!ミカサ〜♪」トコトコ ダキッ

    ミカサ(可愛い・・・)ナデナデ

    ユミル「おいクリスタ!てかミカサ!クリスタを離せよ!」

    ミカサ「クリスタからやってきた、そしてクリスタが離れようとしない、ので離してほしい」

    ユミル「な?クリスタ、こっち来い」

    クリスタ「やだ!ミカサがいいもん!」

    サシャ「あららー、ユミルがクリスタにふられちゃいましたね、ユミル、私でよけr..ユミル「いらねえ!」

    サシャ「・・・ミカサ〜」ダキッ ウワァァン

    ミカサ「・・・」ヨシヨシ

    ユミル「くそぅ・・・いいよ!私は一人で食べるから」

    クリスタ「ふーん、いいんだ?」

    ユミル「・・・すいませんでした」

    クリスタ「しかたないなぁ♪」

    ユミル「クリスタ!」ダキッ
  32. 32 : : 2013/10/27(日) 23:51:54
    クリスタ「あれ、サシャはパンを2個持ってるの?」

    サシャ「はい!ミカサが退院祝いだと言って、このパンをくれました!」

    クリスタ「じゃあ私からも♪」スッ

    サシャ「うわぁぁぁ!!本当ですか!!」

    ユミル「こらクリスタ、お前サシャにやってたら身長伸びねーぞ」

    クリスタ「これから伸びるんだもん!」

    ミカサ「ベロトレトのように・・・」

    ユミル「ベルトルトだ!」

    クリスタ「だよね!、この間兵舎裏でユミルとk..ユミル「こらクリスタ!」ホッペブニー

    クリスタ「いはい!はなはないほへんぶひっひゃうはらへ!(いたい!離さないと全部言っちゃうからね!)」

    ユミル「くそっ」パッ

    クリスタ「でね!兵舎u..ユミル「離しても言おうとしてんじゃねえか!」





    ガチャ・・・

    教官「お前たち、全員いるか?」

    アルミン「教官だ・・・なんの用だろう?」ヒソヒソ

    エレン「珍しいよな」


    教官「お前たちに知らせがある、一ヶ月後に壁外調査を行う」

    教官「各自、準備をしておくように、以上だ」


    バタン
  33. 33 : : 2013/10/27(日) 23:53:04
    エレン「壁外調査か・・・」

    アルミン「エレンは多分安全な場所だろうね」

    ライナー「陣形の中でも安全な場所のほうがいいな」

    ベルトルト「・・・」



    クリスタ「うわぁ、怖いなぁ」

    ユミル「いざとなったら私が守ってやるよ」

    クリスタ「だ、大丈夫だもん!私だって戦えるよ」

    ミカサ「私はエレンのそばがいい」

    ユミル「ミカサはエレンにベッタリだな」

    ミカサ「ユミルもベロトレトにベッタリ」

    ユミル「ベッタリなんかしてねぇよ」

    ミカサ「ほぅ・・・でもクリスタが言うにはイチャイチャしてるよう」

    ユミル「・・・」ペシ

    クリスタ「あいた!」

    ユミル「・・・」ペシ

    クリスタ「ちょっと!」




    サシャ(壁外調査・・・私の位置はどのあたりでしょう)

    サシャ(なるべくならリヴァイのそばがいいですね)
  34. 34 : : 2013/10/27(日) 23:55:54
    夜、エルヴィンの部屋

    ガチャ

    ハンジ「やぁ、来たよ」

    ミケ「・・・」スンスン

    リヴァイ「よう」


    エルヴィン「来たな、では早速本題に移ろう」

    エルヴィン「一ヶ月後、壁外調査を行う、新兵にも伝わっているはずだ」

    リヴァイ「今回の目的は?」

    エルヴィン「ウォール・マリア奪還のための補給路および補給地点の確保だ」

    リヴァイ「なるほど、下見か」

    エルヴィン「そうだ、いきなり物資を持って行くのはリスクが高いから、目印を打って帰るのが目的だ」

    エルヴィン「それに、ウォール・マリアの穴を塞ぐための岩があるかなど、ある程度の目処は立てなければならないからな」

    ハンジ「捕獲は!?してもいいでしょ!?」

    エルヴィン「だめだ、今回は短時間の遠征とする。新兵を壁外に慣らす意味合いもある壁外調査だ」

    エルヴィン「つまり、長時間壁外に留まる必要のある捕獲作戦は今回は行わない」

    ハンジ「そんなぁ〜・・・」
  35. 35 : : 2013/10/27(日) 23:59:31
    壁外調査 前日

    夜、リヴァイの部屋


    コンコン

    リヴァイ「誰だ」

    サシャ「サシャです」

    リヴァイ「入れ」


    ガチャ


    サシャ「・・・」

    リヴァイ「ここに来い」ポンポン



    サシャ「・・・」

    リヴァイ「どうした?」

    サシャ「いよいよ明日・・・ですね・・・」

    リヴァイ「あぁ・・・」

    サシャ「私はリヴァイの隣で戦えるでしょうか」

    リヴァイ「それはお前の覚悟次第だ」

    リヴァイ「それに俺はお前に守られるほど弱くなった覚えはないぞ」

    サシャ「ですよね・・・」ハハ…

    サシャ「でもですね、私、リヴァイの隣に立って戦えるようにずっと訓練してきました」

    リヴァイ「そうか・・・」



    リヴァイ「・・・死ぬな・・・」

    サシャ「はい・・・」


    チュ…


    サシャ(幸せです、このままいられたら・・・)


    サシャ「・・・っはぁ」


    チュ…


    サシャ(ちょっ・・・苦しい!)



    サシャ「・・・っはぁ!はぁ!」

    リヴァイ「悪い、長くしすぎたか」


    サシャ「いえ・・・幸せでしたよ♪ちょっと苦しかったですけど」

    リヴァイ「悪いな」



    サシャ「そろそろ点呼の時間なので」

    リヴァイ「そうだな・・・」

    サシャ「では、おやすみなさいリヴァイ」

    リヴァイ「おやすみ」


    バタン
  36. 36 : : 2013/10/29(火) 22:30:24
    壁外調査 当日


    エルヴィン「開門始め!」


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    エルヴィン「ただいまより第◯◯回壁外調査を開始する!」

    エルヴィン「進めぇ!!!」



    ドドドドドドドドドドド



    モブ「旧市街地、巨人の姿は見当たりません!」



    ドドドドドドドドドドド


    .........




    エルヴィン「長距離索敵陣形!!展開!!」



    ドドドドドドドドドドド






    エレン(長距離索敵陣形・・・みんなと離れたな・・・)

    エレン(五列中央・・・一番安全なところに俺だけ・・・)




    ミカサ(何があってもエレンは守る)

    ミカサ(でも・・・三列四は遠い・・・エレンが見えない)




    アルミン(長距離索敵陣形・・・よく出来てるな・・・しばらくたったけど今のところ巨人は見つからない)

    アルミン(次列四・・・まぁ内側の方だからかな・・・後ろにはミカサか)




    リヴァイ(エレンを守るには五列中央、ここが一番だろうな)

    リヴァイ(サシャは確か次列三だったな)




    サシャ(次列三・・・リヴァイのいるところからは遠いですね・・・)

    サシャ(大丈夫、一人でも戦える)




    ユミル(クリスタは三列一・・・かなり安全だな)

    ユミル(次列三だとちょっと遠いな・・・)

    ユミル(つーかサシャいんじゃねえか、事故ってくれるなよ?)
  37. 37 : : 2013/10/29(火) 22:31:11

    ドドドドドドドドドドド


    エルヴィン(今回は順調だな、壁を出てから一時間ほど経つがまだ煙弾は上がっていない)

    エルヴィン(この調子で行けるといいが・・・)


    ドォォォォ…



    エルヴィン(接触したか・・・通常種か)


    カチャカチャ

    ドォォォォ…



    クリスタ(左に方向転換・・・)



    ドォォォォ…

    ドォォォォ…



    エルヴィン(この程度なら大丈夫だろう)





    ドォォォォ…

    ドォォドォォォォォ…




    サシャ(黒い煙弾・・・!)


    ユミル(奇行種か・・・)



    カチャカチャ


    ドォォォォ…



    ドォォォォ…




    ドォォォォ…




  38. 38 : : 2013/10/29(火) 22:32:49

    リヴァイ(左翼側から黒い煙弾・・・)


    エレン(左翼は確かサシャとユミル・・・)



    ペトラ「エレン!集中して」

    エレン「左翼側に同期がいるんです」

    エルド「だからといって集中力を欠くな!」

    エレン「す、すいません・・・」



    リヴァイ(サシャ・・・)



    ーーーーーーー



    サシャ(黒い煙弾が上がってるという事は・・・あの下で誰か・・・っ!)



    パカラッパカラッ




    モブ「報告!!左翼索敵壊滅!!奇行種多数接近!!この報告を中央へ!」


    モブ「俺が行く!」


    パカラッパカラッパカラッ…

  39. 39 : : 2013/10/29(火) 22:33:17
    ドシンドシンドシンドシン



    ユミル「奇行種7体接近!!」



    サシャ「早い!!」




    先輩A「煙弾を上げろ!」


    ユミル「・・・」


    カチャカチャ

    ドォォォォ…



    先輩A「しかたない、俺達で仕留めるぞ!」

    先輩B「おぅ!」

    先輩C「だが7体は多すぎる!」

    先輩D「悪いけど新兵たちにも手伝ってもらうよ、君たち上位だろ?」


    ユミル「・・・わかりました」(くそっ、なんで私まで)


    サシャ(大丈夫、訓練通りやれば・・・)

    先輩E「行くぞ!」


    ドドドドドドドドド


    先輩B「ここで食い止める!」パシュッ!

    先輩C「これ以上内側に侵入させるな!」パシュッ!

    先輩E「死ねぇ!」パシュッ!



    キュイイイイイ


    ガシッ


    先輩C「く、くそっ・・・離せ!」


    ユミル(なんだよあれ・・・弱すぎんだろ)

    サシャ「あぁっ!?」


    先輩D「さっさと離しなさいよ!」パシュッ! キュイイイイイ ザクッ!


    ズシン…


    先輩C「すまない、助かっt..先輩B「うわぁぁぁ・・・!!!パキッ



    ユミル「サシャ!助けに行こうなんて考えるな・・・来たら戦え、それまでは様子を見てろ」

    サシャ「でも..ユミル「じゃあお前は死ににいくのか?」


    先輩E「くそぉぉぉ!!!!ゴリッ



    先輩A「おまえらよくも!!」


    パシュッ! キュイイイイイ ズバッ!!


    ズシィン…



    先輩C「さっきは不覚を取ったが・・・」パシュッ!


    キュイイイイイ…



    先輩C「おらぁ!!」スパッ!

    先輩C「よし!」



    ガシッ


    先輩C「しまった!くそっ!離せ!パキキ…



    先輩D「きゃぁぁぁぁぁ!!!」

    先輩D「いやぁぁぁぁ!!!ゴクン

  40. 40 : : 2013/10/29(火) 22:34:33
    先輩A「くそっ・・・」

    先輩A「お前たち!あの巨大樹の林に逃げこむぞ!」

    サシャ「はいぃ!」


    ユミル「くそっ!」


    ドドドドドドド

    ズシンズシンズシン


    先輩A「追いかけてくる!急げ!」


    ドドドドド



    先輩A「林まではたどり着いた、立体起動に移れ!」パシュッ!



    サシャ「ふっ!」パシュゥ


    ユミル「・・・っ」パシュッ!




    先輩A「なんとか樹上まではこれたな・・・」

    サシャ「これからどうしますか!?」

    ユミル「あまりここに長居するのも得策ではないと思います」

    先輩A「あぁそうだ、だが4体もいるからな・・・しかも足が早い奴らだ」

    ユミル「つまり・・・ここで仕留める・・・」


    先輩A「そのとおりだ」

    先輩A「俺が囮になって四体を分かれさせる、そこを叩いてくれ」


    先輩A「お前たちが1体ずつ仕留めてくれればあとは何とかなる」

    先輩A「撹乱しながらでも1体はやれるはずだ」



    サシャ「わかりました」

    先輩A「じゃあお前たちはここで待機、俺がここまで誘導する」パシュッ


    サシャ「ユミル、大丈夫ですか?」

    ユミル「私の心配より自分の心配をしろよ」

    サシャ「はい・・・」



  41. 41 : : 2013/10/30(水) 21:03:20

    ズシンズシンズシン!!

    先輩「連れてきたぞ!」

    ユミル「行くぞ!」

    サシャ「はい!」

    パシュッ! パシュッ!


    キュイイイイイ…


    ユミル(いける…)

    ユミル「おらぁ!」ザクッ!


    キュイイイイイ… パシュッ! キュイイイイイ
    パシュゥ キュイイイイイ



    サシャ(さすが先輩、分かれてるから倒しやすいですね)

    サシャ「それっ!」スパッ




    先輩(うまくやってくれたようだな・・・)パシュッ!


    先輩「そろそろ俺も・・・うらぁ!!」ザクッ!


    先輩「しゃあ!」プスッ

    先輩「・・・!しまった!」

    ユミル「ガス切れか!」

    サシャ「今助けます!」

    ユミル「よせ!」

    サシャ「私ももうガスが切れるので、私は足の腱を削いでそのまま着地します!ユミルは項を!」



    ガシッ


    先輩「くそっ・・・ここまでかよ!!」



    サシャ「頼みますよ!」バッ!

    ユミル「バカッ・・・」(むやみに飛びやがって・・・)




    サシャ(巨人の左側から腱を削ぐには・・・)

    サシャ(巨人の腰にアンカーをさせば・・・振り子と同じように!)



    ブオォォォォ…

    ユミル(下に向かってガスを吹いた!?そんなことしたらあっと言う間に地面に激突だ!!)



    サシャ(今!)パシュッ!


    ズザザザザ ズバッ!! ザクッ!!


    ズシン…


    パッ

    先輩「うっ!ぐっ!」ズザザザザ…

    先輩A(痛ってて・・・まぁ死ぬよりは投げ出されたほうがマシか・・・)


    サシャ「今です!」


    ユミル「ちぃっ!」バッ!


    パシュッ パシュッ


    ユミル「ふっ!」ズバ!


    ドスン…


    サシャ「やりましたぁ!!」

    ユミル「馬鹿野郎!勝手に飛び出しやがって」ゴチン

    サシャ「いたぁ!」

    ユミル「無茶しやがって・・・痛いで済むだけ良かったもんだ」

    サシャ「ごめんなさい・・・」

    先輩「まぁそう怒らないでやってくれ」フラフラ

    サシャ「大丈夫ですか?」
  42. 42 : : 2013/10/30(水) 21:05:33

    先輩「あぁ・・・ちょっとフラフラするがな・・・まったく、情けないもんだ、新兵に助けてもらうなんてな・・・」

    先輩「だがおかげで助かった、礼を言う」


    サシャ「大丈夫なら何よりです!早く陣形に合流しましょう」

    先輩「そうだな、走るぞ」

    サシャユミ「はい!」




    先輩「お、いたいた」

    先輩「よしよし、よく待っててくれたな」ナデナデ

    馬「ブルルル・・・」

    先輩「よし、戻るぞ!」


    パカラッパカラッパカラッパカラッ




    .........


    パカラッパカラッ


    モブ「伝令!左翼索敵壊滅!!奇行種多数接近!!現在、左翼伝令が交戦中!!」


    エルヴィン「・・・!」

    エルヴィン「わかった、すまないが君は速度を落として後ろにいるリヴァイ達にその伝令を伝えてくれ」


    モブ「はっ!」


    エルヴィン(左翼索敵が壊滅、左翼伝令もすでに交戦しているのか・・・)

    エルヴィン(目的地まであと僅か・・・犠牲は覚悟の上だ・・・進む!)

  43. 43 : : 2013/10/31(木) 14:04:45
    支援♪支援♪
  44. 44 : : 2013/11/01(金) 00:08:50
    >>43
    感動です!!
    がんばります!
  45. 45 : : 2013/11/01(金) 00:28:21

    .........


    パカラッパカラッ

    モブ「伝令!!奇行種多数接近により、左翼索敵壊滅!!現在、左翼伝令が交戦中!!」

    エルド「なっ!」

    グンタ「左翼の伝令までもとなると・・・被害はかなりのもんだな」

    リヴァイ「ご苦労、エルヴィンのもとへ行け」

    モブ「はっ!」

    パカラッパカラッ


    ペトラ(左翼伝令・・・兵長の彼女が・・・)


    オルオ「兵長!どうしますか!?」

    リヴァイ「なにがだ」

    オルオ「左翼伝令といえば兵長の彼女さんがいるところでしたよね!?」

    リヴァイ「だからなんだ」

    オルオ「・・・!・・・いえ、失礼しました!」

    リヴァイ「・・・」


    ペトラ(・・・強い・・・悲しいほどに・・・)

    エルド(兵長・・・)

    グンタ(助けに・・・行かなくていいんでしょうか?)


    エレン(サシャ・・・ユミル・・・)


    リヴァイ「一応右にも回しとくか」

    リヴァイ「おいお前、右に伝えてこい」

    モブ「はい!」


    パカラッパカラッパカラッパカラッ
  46. 46 : : 2013/11/01(金) 00:29:33

    ユミル「・・・」

    サシャ「あの・・・」

    サシャ「私達はどこへ向かってるんでしょう?」


    先輩「ん?俺達か?」

    サシャ「はい、陣形は見えず方向も・・・」

    先輩「安心しろ、予定通り陣形が進んでりゃすぐに追いつける」

    ユミル「そんな保証どこにも・・・」

    先輩「俺はなぁ、何回か壁外調査に行ってるけど、何故か毎回陣形からはぐれるんだよな」

    先輩「それでそのうち、陣形からはぐれてもちゃんと元通りに陣形に戻れるようになったんだ」

    先輩「まぁ頭の中で進路を計算してるだけだが・・・てなわけで、俺の予定ではたどり着けるってことだ」


    ユミル(だといいが・・・)

    ユミル(3人中2人がガス切れ・・・陣形の場所も陣形までの距離もわかんねえときた・・・)

    ユミル(こんなので大丈夫なのか?)


    サシャ(リヴァイ・・・会いたい・・・怖い、寂しい・・・)






    先輩「お、見えてきた!」

    サシャ「・・・え!?やりましたね!!」

    ユミル(まじかよ、なかなかやるな)

    ユミル「サシャ、気を抜くな」

    サシャ「あ、はい!」

    先輩「飛ばすぞ!」

    サシャユミ「はい!」

  47. 47 : : 2013/11/01(金) 00:36:56

    ドドドドドドドドドドド


    先輩「おーい!!」

    モブ「ん?どうした!?」

    先輩「左翼伝令だ、奇行種から襲撃を受けて、隊列から離れてしまった、ここはどのへんだ?」

    モブ「ここは五列三だ!」

    先輩「わかった、ありがとう!」

    先輩「おい!エルヴィン団長の元へ向かうぞ!」

    サシャ「はい!」




    .........



    先輩「団長!」

    エルヴィン「どうした!」

    先輩「左翼伝令のものです!」

    エルヴィン「!!・・・状況は!?」

    先輩「左翼伝令、7体の奇行種に襲われ、なんとか7体とも倒したものの4名が死にました・・・!」

    先輩「被害はかなり大きく、左翼は壊滅的です・・・!」

    エルヴィン「そうか・・・」

    エルヴィン(・・・サシャ・・・!)

    エルヴィン「ご苦労、君たちはよく頑張った、リヴァイ班のそばで待機しろ」

    先輩「はっ!」

    先輩「聞いていたなお前ら、後ろに下がるぞ」

    サシャユミ「はっ!」


    ユミル「それにしてもよく生きていられたよな私達」

    サシャ「ですよね、ガスも切れてしまいましたし」

    先輩「まだ安心するなよ?」

    先輩「とはいえ、ほんとにここまで無事でよかった、もう少し俺が有能な先輩ならこんな事にはならなかったんだがなぁ・・・」

    ユミル(まったくだ・・・)

    サシャ「とりあえず今は生きてますし、無事に帰り着けるように頑張りましょう!」

    ユミル「だな」


    サシャ「あ、私ガスを補充しておきます」

    先輩「俺もしとくか、お前もしとけ」

    ユミル「はい」



    クリスタ「あ!サシャ!ユミル!」

    サシャ「クリスタ!!」

    ユミル「クリスタァァァァ!!」

    クリスタ「2人ともこんなとこでどうしたの?」

    ユミル(あんま言いたくねぇがガスを補充しないわけにはいかないからな・・・)

    ユミル「巨人と・・・交戦した!」

    クリスタ「え!?あの黒い煙弾の・・・?」

    ユミル「あぁ」

    クリスタ「大丈夫だったの!?」

    ユミル「私とサシャと先輩が一人・・・あとは・・・」

    クリスタ「そう・・・でも・・・3人が無事でよかった・・・」

    サシャ「それでガスがなくて!」

    クリスタ「わかった!」

    ユミル「私達がそっちに近づく!クリスタはそこにいろ!」

    先輩(走りながらだと大変だな・・・)

    クリスタ「うわわわ・・・」グラグラ

    クリスタ「ん・・・よいしょっ!」

    ユミル「今そっちに行く!」


    クリスタ「はい!新しいガス!」グラグラ

    サシャ「ありがとうございます」

    先輩「すまねぇな」

    ユミル「助かった」

    ユミル「私達は今からリヴァイ班のところに行くから」

    クリスタ「わかった・・・2人とも気をつけてね・・・、先輩も気をつけてください」

    先輩「おぅ!あんたまるで女神様みたいだな!」

    ユミル(さすが私の天使、先輩までとりこにしちまったか)

    サシャ「では!またあとで!」

    クリスタ「うん!」
  48. 48 : : 2013/11/01(金) 20:35:12
    いいね♪いいね♪
    期待してるよーー!
  49. 49 : : 2013/11/01(金) 21:40:18



    ユミル(クリスタは荷馬車護衛班か・・・随分と手厚い待遇でよかった)


    サシャ(リヴァイ班といえばエレンもいますね・・・リヴァイも・・・)


    先輩「お、リヴァイ班だ」


    先輩「兵長!エルヴィン団長から、リヴァイ班のそばで待機するように言われましたので!」

    リヴァイ「わかった」

    リヴァイ(サシャは無事なようだな・・・)

    リヴァイ(・・・よかった・・・)






    ドドドドドドドドドドド






    エルヴィン(やっと壁が見えてきたな)

    エルヴィン(煙弾もあがってない・・・)

    エルヴィン(このあたりでいいか)



    エルヴィン「全体とまれぇぇぇぇぇ!!!!!」




    エルヴィン「お前たち、伝令だ、ここから三手に別れる。左翼は壁に向かって右側、右翼は壁に向かって左側に向かい、壁を塞げそうなものを探してくれ、見つけたら緑の煙弾を上げてくれ」

    エルヴィン「もし時間がたっても煙弾が上がらなければ私が緑の煙弾を上げる、その時はここに戻ってきてくれ」

    エルヴィン「 荷馬車護衛班は反転してやや前進し、補給基地の目印を打て」

    エルヴィン「そうすれば帰る際にまっすぐ進めば自動的に元通りの陣形になる」

    エルヴィン「これらを後方に伝えてくれ」

    モブ4人「「「「はっ!」」」」

    パカラッパカラッ


    エルヴィン「よし、荷馬車護衛班!反転せよ!!」

    エルヴィン「進むぞ!」

  50. 50 : : 2013/11/02(土) 22:07:45

    エルヴィン「とまれ!このあたりにしよう、補給基地の目印を打て」


    ドスッ カンカンカンカンカンカン…
    ドスッ カンカンカンカンカンカン…



    ーーーーーーー


    アルミン(壁を塞げるもの・・・あるのかな・・・)

    アルミン(だいぶ探してるけどなかなか見つからないな・・・)

    アルミン(なにか使えるもの・・・たくさんある方がいいよね・・・)

    アルミン(たくさんあるもの・・・土、巨人が壊した家のがれき・・・)

    アルミン(・・・!!、・・・巨人!!巨人で壁を塞げれば!!)


    カチャカチャ
    ドォォォォォ

    アルミン(巨人ならいくらでもいるから困らないだろう・・・!)



    ーーーーーーー

    エルヴィン「よし、ある程度は終わったか」


    ドォォォォォ

    エルヴィン「緑の煙弾・・・」

    カチャカチャ
    ドォォォォォ…






    .........


    エルヴィン「全員集まったか」

    エルヴィン「緑の煙弾を初めに上げたのは誰だ?」

    アルミン「はっ!私であります!」

    エルヴィン「見つけたのか?」

    アルミン「失礼ながら・・・ここで話すのは危険なので壁内に帰ってからというのはいかがでしょうか?他に見つけた様子はありませんし」

    エルヴィン「私が今聞く必要があると考えたんだ」

    アルミン「はっ、失礼しました!」

    アルミン「たとえば、巨人を壁にする方法というのはいかがでしょうか?」

    エルヴィン「どういうことだ?」

    アルミン「銛のついた網を壁外におろします、そして囮の人間に巨人がおびき寄せられれば銛のついた網に巨人がささり、それが重なると巨人で壁が作れるかと・・・」

    エルヴィン「ほぅ、なるほど・・・、・・・わかった、ハンジに伝えておく」

    エルヴィン「他に見つけたものはいないようだな、全員帰還する!」

    全員「はっ!!」


    エルヴィン「目的を果たした以上長居は無用だ、最速で壁へ帰る!」

    エルヴィン「進めぇぇ!!!!」


    ドドドドドドドドドドド
  51. 51 : : 2013/11/03(日) 12:33:17
    アルミンさすが!
  52. 52 : : 2013/11/03(日) 21:57:05


    ドドドドドドドドドドド


    サシャ(やった・・・!やっと帰れる!)

    サシャ(・・・巨人、怖かった・・・)

    サシャ(リヴァイはあんなのと平気で戦ってるんですよね・・・)


    リヴァイ「サシャ!」

    サシャ「はいぃ!?」

    リヴァイ「ここは壁外だ、集中しろ」

    サシャ「すみません」



    リヴァイ(・・・確か左翼は索敵が機能してないんだったよな・・・)

    リヴァイ(左翼の索敵を補強したほうがいいんじゃねえか?)

    リヴァイ(エルヴィンのことだから考えてるだろうとは思うけどな・・・)




    ドォォォォォ

    エルヴィン(!)

    リヴァイ(!)

    エルヴィン(右翼から赤い煙弾か)


    ドォォォォォ


    エルヴィン(左翼からも・・・!)

    ミケ「エルヴィン!全方位から巨人が来るぞ!」

    エルヴィン「なに・・・!」

    エルヴィン「このまま前進する!壁に一気に向かう!」


    ドォォォォォ
    ドォォォォォ
    ドォォォォォ


    エレン「これは・・・一体どういうことですか!?」

    ペトラ「なんでこんな急に・・・」

    オルオ「なんだってんだよ!!」

    グンタ「おちつけ、俺達が慌ててどうするんだ」

    エルド「リヴァイ班として、恥ずかしくない行動をしろ」

    リヴァイ「二人の言うとおりだ、俺達が慌てふためいてりゃ誰も勝てねえだろ」


    ドォォォォォ


    リヴァイ「エルヴィンは進むと決めたんだ、従うぞ」

    グンオルエルエレペト「はい!!」


    エルヴィン(今日はいつにもまして巨人との遭遇率が高いな)

    ミケ「右翼側巨人が加速!」

    エルヴィン(なぜだ・・・)

    ミケ「後方も加速!」



    エルヴィン「逃げ切れそうか?」

    ミケ「まだ壁までは遠い、犠牲は出るだろう」

    エルヴィン「通常種だがなんとかならないか?」

    ミケ「無傷とはいかないだろう」


    エルヴィン「最高速度を保て!!」


    モブ「伝令!右翼索敵交戦中!数が多く、数名が死にました!!」

    エルヴィン「わかった」


    モブ「伝令!左翼伝令交戦しましたが、死んだのは一名、左翼側現在巨人は見当たりません!」

    エルヴィン「ご苦労」


    ドォォォォォ


    エルヴィン「左翼方向へ方向転換する!」


  53. 53 : : 2013/11/03(日) 21:58:34
    ーーーーーーー


    リヴァイ(後ろからも巨人が来てやがるな)

    リヴァイ「・・・しかたねえな」

    リヴァイ「オルオ!ペトラ!ついてこい!このままじゃ後ろの奴らがやられる」

    リヴァイ「エルド、グンタはエレンを守れ!最高速度で走り続けろ!」

    エレン「俺も行きます!」

    リヴァイ「だめだ、従え!」

    エレン「・・・わかりました」

    リヴァイ「行くぞ!」

    オルペト「「はい!」」

    サシャ「私も!」


    ユミル「おいバカ!行くな!」

    ユミル「くそっ、行っちまった」






    リヴァイ「お前たち!無事か!?」

    モブ「リヴァイ兵長!すでに何名か死んでいます!!」

    リヴァイ「先に行け、俺達が引き受ける」

    リヴァイ「エルヴィンに後方で俺達が交戦していることを伝えてくれ」

    モブたち「はっ!!」





    リヴァイ「お前ら・・・平地だからなんて言い訳は通用しねえぞ」

    ペトラ「はい」


    リヴァイ(右に3体、左に5体か)

    リヴァイ「お前らは右の3体をやれ、俺は左をやる」

    オルオ「はっ!」

    ペトラ(2人で3体、1人で5体・・・力が違いすぎる・・・)


    オルオ「ペトラ、囮になってくれ!俺は腱を切る!」

    ペトラ「わかった!」


    リヴァイ「いくぞ!」パシュ!

    オルペト「「はっ!」」パシュ!




    リヴァイ(・・・さっさとやるか)

    パシュ! キュイイイイイイイ

    ズバババ!!
    ザシュッ!!

    パシュ!
    キュイイイイイイイ
    ザク!!!

  54. 54 : : 2013/11/03(日) 22:00:18



    ペトラ(ここなら3体を同時に確認できる・・・ここから近づけば・・・)キュイイイイイイイ


    ズシンズシン…

    ペトラ(かかった!)


    パシュ! キュイイイイイイイ
    ズザザザザザザザ

    オルオ「おらぁ!!」ズバズバ!


    ズシン… ズシン…

    オルオ「俺は残りの1体をやる!お前は腱を切った2体をやれ!」

    ペトラ「やぁ!!」ザクッ!

    ペトラ「ふっ!」ズバ!


    オルオ「てめぇの相手は俺だ!」

    パシュ! キュイイッ
    ヒュン! パシュ!

    オルオ「うらぁ!!」スパッ!


    ズシン…

    オルオ「よし!」

    ペトラ「やった!」





    リヴァイ(あいつらも終わったようだな)


    ヒュン! ザクッ!


    リヴァイ(よし・・・)

    バッ!!


    リヴァイ(こいつ・・・!奇行種か!!)

    リヴァイ(アンカーを刺す場所がねえ・・・)



    ペトラ「兵長!!」


    リヴァイ(こうなったら・・・)

    ズバ!!!!



    オルペト「!!」


    サシャ「大丈夫ですか!?」

    リヴァイ「サシャ!?」


    ズシン…

    スタッ スタッ

    リヴァイ「てめえなんでこんな所にいやがる」

    サシャ「付いてきてしまいました・・・私、強くなれm..リヴァイ「俺はてめえに付いてくるように指示なんかしてねえが?」

    サシャ「・・・すみません」



    オルオ「ま、まぁいいんじゃないですかね!ちゃんと討伐も出来ましたし」

    ペトラ「そ、そうですよ!きっとそばで戦いたい一心で・・・」


    リヴァイ「ちっ・・・追いつくぞ」

    オルペト「「はっ!」」


    サシャ(怒られちゃった・・・)


    リヴァイ「急ぐぞ」


  55. 55 : : 2013/11/04(月) 12:41:17


    ドドドドドドドドドドド



    モブ「エルヴィン団長!」

    エルヴィン「なんだ!」

    モブ「後方からの巨人と、リヴァイ班が交戦中です!」

    エルヴィン「そうか、ご苦労!」

    エルヴィン(リヴァイ達なら伝令が来た時には終わっているだろう)


    エルヴィン(なんとか前方の巨人は回避できた・・・)

    エルヴィン(だが右翼側は交戦したか・・・)

    エルヴィン(全方位から巨人が来るなど前代未聞だ)



    モブ「伝令!右翼索敵、襲来した巨人を倒しました!」

    エルヴィン「わかった」

    エルヴィン(とりあえず危機は去ったか・・・)





    ーーーーーーー

    リヴァイ「・・・」

    サシャ「・・・」

    オルオ(・・・気まずい)

    ペトラ(サシャちゃん、落ち込んでるわね・・・)

    オルオ「おい新兵」ヒソヒソ

    サシャ「は、はい・・・」ヒソヒソ

    オルオ「兵長の言うことは間違ってないが・・・あまり気にするなよ・・・。別に褒めてる訳じゃねえからな!?勘違いすんじゃねえぞ!」ヒソヒソ

    ペトラ(オルオが珍しく後輩を気にかけてる・・・まぁたしかにあれは少しかわいそうよね・・・)

    ペトラ「そうよ、あなたはよくやったわ」ヒソヒソ

    サシャ「ありがとうございます・・・でもやっぱり私が間違っていたので」

    オルオ「ま、まぁそうだな、お前が悪い」

    ペトラ「ちょっとオルオ」

    オルオ「いや、冗談だ、つまり・・・そういうことだ」

    サシャ「はい、ありがとうございます」
  56. 56 : : 2013/11/04(月) 15:06:47

    .........

    エルヴィン(壁が見えてきた・・・)

    モブ「周囲に巨人は見当たりません!」


    ドォォォォォ


    エルヴィン「開門!」


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    エルヴィン「一気に駆け込め!!」

    ドドドドドドドドドドド



    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
    ズシン…



    マタカネヲステテカエッテキタゾ…
    カズモダイブヘッテルシ…
    サッサトヘキガイデノタレジニシテコイヨ…
    ムイミナシ、ッテヤツダナ


    サシャ「・・・っ!」

    ペトラ「サシャ!」

    サシャ「だって!」

    ペトラ「・・・」フルフル

    サシャ「わかりました・・・」



    「団長!今回も成果はなしですか!?」

    「壁外調査でなにか分かったんですか?」

    「口減らしには成功したようですね!?」



    エレン「この・・・」

    ミカサ「エレン!ダメ!」

    エレン「くそがっ・・・」

    ミカサ(にしてもこれはひどい・・・)

    アルミン(耐えろ・・・熱くなっちゃダメだ・・・)

    ユミル(胸糞わりぃな・・・こいつらを壁外に連れて行ってやりたいぜ)

    クリスタ(みんなの死を無意味だなんて・・・なんでそんなことを・・・)

    ジャン「俺だって好きでこんなことやってねぇんだよ・・・」

    ライナー「さすがにこれは堪えるな・・・」

    ベルトルト「・・・うん」

    サシャ(・・・)

    エルヴィン(今回は補給地点の目処がたったが・・・犠牲が大きすぎたな・・・)
  57. 57 : : 2013/11/04(月) 19:47:39

    調査兵団本部


    エルヴィン「・・・」

    リヴァイ「・・・」

    ミケ「・・・」

    ハンジ「いやー、ひどい言われようだねー、壁の外を全く知らないのに・・・」


    ハンジ「・・・私は書類を片付けてくるよ」

    バタン...




    ーーーーーーー


    広場


    サシャ「・・・」

    ペトラ「・・・サシャちゃん」

    サシャ「あ・・・どうも」

    ペトラ「大丈夫?」

    サシャ「はい」

    ペトラ「兵長のこと、でしょ?」

    サシャ「まぁ・・・はい・・・」

    ペトラ「・・・・・・兵長、あなたのことをすごく大切にしてるわ」

    ペトラ「・・・だからこそ、あんなに怒っていたんじゃないかな、私達に付いてきて陣形から外れることは、何度も戦ってきている兵士にとっても危ないこと」

    ペトラ「それを、新兵のあなたがした、そのことに怒ったんじゃないかな」

    サシャ「・・・私・・ヒック・・・嫌われた・・・ただ・・・一緒に戦いたかった・・・ヒック・・・・・・だけなのに・・・」ポロポロ

    ペトラ「あなたはきっと大切にされてる」

    サシャ「でも・・・もう・・・」

    ペトラ(・・・一肌脱いじゃうか)


    ペトラ「きっと大丈夫よ、私は仕事があるからこれで」

    サシャ「忙しいのに・・・グスン・・・ありがとうございます」




    ペトラ(さてと・・・)



    ペトラ「いた」

    ペトラ「オルオ、手伝ってほしいことがあるの」

    オルオ「なんだ?」

    ペトラ「今から20分後にサシャを兵長の部屋の前に連れてきて」

    オルオ「なんでそんなことを」

    ペトラ「・・・お願い」

    オルオ「壁外遠征の件か・・・わかった、あいつはどこだ?」

    ペトラ「広場にいたわ、今度ご飯にでも連れて行くから、頼んだわよ?」

    オルオ「わかった」
  58. 58 : : 2013/11/04(月) 19:49:45

    リヴァイの部屋

    コンコン

    リヴァイ「・・・誰だ」

    ペトラ「ペトラです」

    リヴァイ「なんの用だ・・・」

    ペトラ「中で話すことはできないでしょうか?」

    リヴァイ「・・・入れ」


    ガチャ・・・

    ペトラ「失礼します」


    バタン...


    リヴァイ「何しにきた」

    ペトラ「サシャのことで」

    リヴァイ「なにかしでかしたのか」

    ペトラ「サシャ・・・すごく落ち込んでいたようです」

    リヴァイ「そうか」

    ペトラ「あのあと、なにか話しましたか?」

    リヴァイ「特に」

    ペトラ「・・・なぜですか?」

    リヴァイ「話すことがないからだ」

    ペトラ「あの娘が落ち込んでいるのに・・・なんでそばにいてあげないんですか?」

    リヴァイ「・・・なにが言いたい」ギロッ


    ペトラ(私は・・・嫌われてもいい・・・兵長が幸せになるなら・・・)

    リヴァイ「どうした」

    ペトラ(もういい、全部言う・・・!)






    ーーーーーーー


    オルオ(お、いたいた)

    オルオ「おい新兵」

    サシャ「は、はい!」

    オルオ(目が赤い・・・ずっと泣いてたのか)

    オルオ(こんな可愛い子を大事にしないなんて、兵長もひどいもんだ)

    オルオ(いや、別に兵長のことを悪く言ってるわけじゃねえ!断じて違う!!兵長が間違うはずはねえんだ、そうだ)

    サシャ「・・・なんでしょう?」


    オルオ「あ、いや、ついて来い」スタスタ


    サシャ「・・・はい・・・」





    オルオ(時間的にもちょうどいいだろ)


    サシャ「ここは・・・」


    オルオ「ここで待ってろ」

    オルオ(これでいいんだよな?)


    オルオ(ん?なにか聞こえる・・・ペトラか?)


    グンタ「おいオルオ、なにしてんだ」

    エルド「おっと、兵長の彼女さんもか」

    オルオ「静かにしろ!」ヒソヒソ

    エルド「なんだ、どうしたんだ」ヒソヒソ

    オルオ「中でペトラと兵長が話してるんだが、内容がすごいことに・・・」
  59. 59 : : 2013/11/04(月) 19:51:07


    ーーーーーーー


    リヴァイ「用がないなら出て行け」


    ペトラ「兵長は・・・あの娘のこと、どう思っているんですか?」

    ペトラ「あの娘は・・・ずっと兵長のことだけを考えていました・・・」

    ペトラ「なのに兵長は・・・そんなに冷たくあたって・・・サシャの気持ちを考えたことがあるんですか!?」

    ペトラ「あの子がどんなに苦しいか、どんなに辛いか・・・苦しくても辛くても、ずっと兵長のことを考えて・・・隣で戦いたかったって言ってました・・・なのに・・・」ポロポロ

    ペトラ「あれだけ兵長のことを思っている人を・・・なんで大切にしてあげないんですか!!」



    グンオルエル(ペトラがキレた!!)


    ペトラ「いつまでも・・・兵長のそばにはいられない!!今この瞬間にも・・・サシャに会えなくなるかもしれないんですよ!?」


    リヴァイ「ちっ・・・バカが・・・」


    ペトラ「バカなのは・・・兵長の方です」キッ


    グンオルエル(まじかよ・・・兵長にバカって言ったぞ)



    リヴァイ「いいや、バカはてめえだ」

    リヴァイ「ペトラよ、聞こう」

    リヴァイ「愛する者を危険な目に合わせる、それをバカと言わずしてなんと言う」

    リヴァイ「てめえが言ってんのは、愛する者を危険な場所に連れて行って一緒に戦え、そういうことだろう、違うか?」

    ペトラ「・・・ならなぜあの時あんなに冷たいことを・・・もう少し言い方があったはずです!!」

    リヴァイ「俺は兵長、あいつは新兵、上の者は下の者が間違いを犯した時には正すのが役目だ」

    リヴァイ「あいつは上官である俺が命を出してないにも関わらず危険な場所についてきた、それを兵長である俺が正す、これの何がおかしい?」

    リヴァイ「言い方が問題か?一歩間違えれば死ぬんだ、甘やかして死なれるぐらいなら、俺のことを嫌いになってでもいいからあいつを生き残らせる」

    サシャ(・・・・・・)

    リヴァイ「俺は上下関係においても、男女関係においても完璧なことをしたつもりだが、異論はあるか?」


    ペトラ「・・・」

    ペトラ「いえ・・・」

    リヴァイ「俺の選択は、あいつを愛しているからこそだ」

    リヴァイ「あいつの命が何よりも大事だからだ」

    リヴァイ「そしてそれを分からないお前がバカだった・・・ただそれだけだ」
  60. 60 : : 2013/11/04(月) 19:53:22

    エルド「あんた、こんなに愛されてんだな」

    グンタ「良かったじゃないか」

    オルオ「兵長は熱いな・・・」



    ペトラ「兵長は・・・サシャを愛しているんですね・・・」

    リヴァイ「あぁ、もちろんだ・・・心から」


    ペトラ「ふふっ♪」

    ペトラ「だって!サシャ!」

    リヴァイ「!?」



    オルオ「ほら行け」

    グンタ「聞こえてただろ?心配ないさ」

    エルド「そうだ、ちゃんと話してこいよ」


    サシャ「ありがどう・・・ございまず」ボロボロ



    リヴァイ「ペトラ・・・ハメやがったな」


    ガチャ


    エルド「頑張れよ!」トンッ

    サシャ「おっとと・・・」


    ペトラ「兵長のことバカって言ったのは、後でいくらでもお仕置きは受けますので、今はどうか勘弁してください!」

    ペトラ「では!」ペコリ

    バタン


    リヴァイ「・・・」

    サシャ「・・・」

    リヴァイ(目が赤いな)


    リヴァイ「・・・いつからいた」

    サシャ「・・・なにかしでかしたのか、からです」

    リヴァイ「ほとんどじゃねえか」

    サシャ「はい・・・」

    リヴァイ「・・・怪我はなかったか」

    サシャ「はい・・・」

    リヴァイ「そうか・・・」



    リヴァイ「・・・・・・すまなかった」



    サシャ「・・・・・・・・・すまなかった、じゃすみません」


    リヴァイ「・・・・・・だろうな、お前をたくさん傷つけたようだ」

    リヴァイ「・・・今まで、ありがとう」

    サシャ「・・・なんですかそのセリフ」

    リヴァイ「は?」

    サシャ「なんか・・・もう終わりのような・・・やっぱり私のこと、嫌いになりましたよね・・・」

    リヴァイ「待て」

    サシャ「はい?」

    リヴァイ「俺はお前を傷つけた」

    サシャ「はい」

    リヴァイ「すまなかったなんて言葉じゃ済まされねえ」

    サシャ「はい」

    リヴァイ「じゃあ・・・別れ・・・か?」

    サシャ「・・・嫌です・・・・・!!」

    リヴァイ「お前、俺のこと嫌いになったんじゃないのか?」

    サシャ「違います!!私は・・・今でも・・・リヴァイのことが大好きです!!」

    サシャ「これからも・・・ずっとずっと一緒にいて、巨人を倒して、壁の外へ行きたいです!!」


    リヴァイ(バカは・・・俺だったか・・・)


    リヴァイ「すまなかったな・・・」

    サシャ「すまなかったじゃすみません!!」


    サシャ「キスしないと怒ります!」

    リヴァイ「・・・」

    チュッ

    サシャ「まだ」

    チュッ

    サシャ「ダメ」

    チュッ

    サシャ「もっと」

    リヴァイ「てめえ・・・」


    チュッ・・・・・・






    サシャ「っはぁ!」

    リヴァイ「おい・・・危うく死ぬところだったじゃねえか・・・」

    サシャ「私も悲しくて死ぬところでしたよ?」

    リヴァイ「ちっ・・・」

    リヴァイ「真昼間からなんてことを・・・」

    サシャ「それくらいして当然です!」

    リヴァイ「すまなかったな・・・これからも・・・俺のそばにいてくれ」

    サシャ「はい♪」


    リヴァイ「広場にでも行くか」

    サシャ「でも、みんな死んだばかりで・・・」

    リヴァイ「よく聞け、今後こんなことがたくさんある、お前が生きれば生きるほどだ、いちいち気にしてたらもたねえ、気晴らしも必要ってことだ」

    サシャ「なるほど、いつもこんなふうに?」

    リヴァイ「まぁ時にはな」
  61. 61 : : 2013/11/04(月) 19:54:57

    ガチャ・・・

    リヴァイ「」

    サシャ「」


    ハンジ「あちゃー・・・」

    ナナバ「参ったな・・・」

    ゲルガー「まずい・・・」

    グンオルエル「げっ・・・」

    ペトラ「兵長ものすごく怒ってる・・・」

    エレン「だからやめようって言ったじゃないですか・・・」

    エルヴィン「や、やぁリヴァイ」

    リヴァイ「エルヴィン・・・とりあえずここから消えろ」

    エルヴィン「じゃあ私は失礼するよ・・・」

    リヴァイ「ペトラ・・・」

    ペトラ「ひっ!」

    リヴァイ「てめえはさっきの件があるから無罪にしてやる、とっとと失せろ・・・」

    ペトラ「せめてエレンだけでも一緒に・・・」

    リヴァイ「じゃあてめえも同罪か?」

    ペトラ「失礼します」タタタタタタ

    エレン「ペトラさぁん!!」

    ペトラ(ごめんなさい、エレン・・・兵長には勝てない・・・)


    リヴァイ「さて・・・サシャ、部屋の中にいろ」

    サシャ「・・・はい」

    バタン...



    リヴァイ「てめえら、俺の部屋を盗み聞きとはいい度胸じゃねえか・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


    ハンジ「いや、あのさ、これには深ーいわけが・・・」


    リヴァイ「知らねえ、安心しろ、巨人に食われるわけじゃねえんだ、一思いにやってやる」

    エレン「俺は無理やり・・・っ」

    リヴァイ「巨人化すれば逃げることもできたはずだがそれをしなかった・・・つまりてめえも同罪だ」

    エレン「え、?ちょっ、巨人化?そんな無茶な・・・」


    リヴァイ「こんだけおしゃべりしたんだ、覚悟はできただろ?」


    みんな(ひいいいぃぃぃぃ!!!!!!)



    ドガッ バキッ ボコッ
    チョ、マッテリヴァイ
    ゴン! ブン! グシャ!!
    ナンデミンナゲンコツナノニワタシダケコンナニ
    ドウセテメエガイイダシタンダロウガ
    イヤ、ウン、ソウダケド
    ミケサエキテレバコンナコトニハ…
    テメェ…

    アァーーーー!!!
    ギャーーー!!!!!


    ハンジ「」チーン


    リヴァイ「よし、お前ら、こいつを持って今すぐ消えろ」

    みんな「失礼しましたぁー!!!!」ズルズルズルズル


    リヴァイ「もういいぞ」

    ガチャ・・・


    リヴァイ「行くぞ」

    サシャ「はい」

  62. 62 : : 2013/11/04(月) 22:01:03
    広場


    リヴァイ「ふぅ・・・」ドサッ

    サシャ「よいしょ」ストン


    サシャ「リヴァイ」

    リヴァイ「なんだ」

    サシャ「私、強くなれましたかね?」

    リヴァイ「さあな」

    リヴァイ「だが・・・あの時は助かった」

    サシャ「・・・でしょう?」

    リヴァイ「調子に乗るな、上官の命令は聞け」

    サシャ「すみません・・・」

    リヴァイ「だが・・・ありがとう」

    サシャ「いいえ♪」

    リヴァイ「強くなったな・・・」

    サシャ「本当ですか?」

    リヴァイ「あぁ、だが自分の命を粗末に扱う奴は俺の隣にはいさせない」

    サシャ「・・・はい・・・」

    リヴァイ「もう終わったんだ、気にするな、だが二度とするな」

    サシャ「・・・はい」

    リヴァイ「お前を・・・失いたくはない」

    サシャ「・・・」

    リヴァイ「だから、俺の後ろにいろ、お前は俺が守る」

    サシャ「かっこいいですね」

    リヴァイ「黙れ」ホッペブニー

    サシャ「ひょっほりふぁい、いはいでふ!ほっへが!(ちょっとリヴァイ、痛いです!ほっぺが!)」

    リヴァイ「ふん」パッ

    サシャ「いたたたた・・・」



    リヴァイ「俺は事務処理があるから部屋に戻る」

    サシャ(もう行っちゃうんですか・・・)

    リヴァイ「・・・来るか?」

    サシャ「え?」

    リヴァイ「部屋に来るか、と聞いている」

    サシャ「え、でも邪魔に・・・」

    リヴァイ「邪魔するのか?」

    サシャ「い、いえ」

    リヴァイ「じゃあ来い、飯も用意する」

    サシャ「じゃあ行きましょう!」

    リヴァイ(飯が目当てか・・・まぁいい)

  63. 63 : : 2013/11/04(月) 22:45:18
    >>48 >>51
    3k猫様
    いくつもコメントありがとうございます!
    とても有難いです!
  64. 64 : : 2013/11/04(月) 22:47:50

    リヴァイの部屋

    ガチャ

    サシャ「おじゃまします」


    サシャ「今から何をするんですか?」

    リヴァイ「死んだ奴らの確認とサインだ」

    サシャ「死んだ人ひとりひとりを見るってことですか・・・」

    リヴァイ「書類の上でだがな」


    サシャ「辛くは・・・ないですか?」

    リヴァイ「俺が辛いなんて言ってりゃ下のやつはどうなる」


    サシャ(たくさんの人たちを背負ってるんですね・・・)


    コンコン


    リヴァイ「ペトラだろ?入れ」


    ガチャ

    ペトラ「失礼します」


    ペトラ「食事と・・・兵長にはお茶を」

    リヴァイ「助かる」


    ペトラ「では、失礼します」


    バタン


    リヴァイ「先に食っていろ、少し片付ける」

    サシャ「待っています」

    リヴァイ「・・・食うか」

    サシャ「はい」


    リヴァイ「お前が言ったんだろう、生きている間を全力で生きるって」

    リヴァイ「俺達は生きてんだ、限られた時間を全力で生きろ、でないと死んだ奴に申し訳ない」


    サシャ「そうですね!そうします!」


    サシャ「いただきます!」



    モグモグムシャムシャ・・・・・・



    ゴックン



    モグモグムシャムシャ・・・・・・



    サシャ「ごちそうさまでしたぁ!」


    リヴァイ「食器は端においておけ」



    リヴァイ(さて、やるか)




    カキカキ






    ズズズ




    カキカキ






    .........


    リヴァイ(だいぶ進んだな)


    リヴァイ(ん?)



    サシャ「スーッ スーッ」


    リヴァイ「寝てんのか」


    リヴァイ(ソファよりもベッドのほうがいいだろう)



    オヒメサマダッコ


    リヴァイ(軽いな・・・)




    リヴァイ「よっと」ストン





    リヴァイ(にしても起きねーな)

    リヴァイ(そりゃそうか、前代未聞の壁外調査だったからな)



    リヴァイ(・・・俺は・・・こいつに助けられた・・・)




    リヴァイ(俺が・・・危険な目に合わせた・・・)




    リヴァイ(それをこいつのせいにして・・・最低だな俺は)







  65. 65 : : 2013/11/04(月) 22:49:03




    リヴァイ(二度と・・・こいつを危険な目には合わせねえ)









    リヴァイ(なにがあっても、絶対に・・・守ってやる)








    リヴァイ(こいつだけは・・・絶対に失わない・・・!)










    リヴァイ(俺の帰る場所であり・・・俺が生きるための希望だから・・・)








    リヴァイ(サシャ・・・お前に・・・)














    チュ・・・・
















    『永遠の愛を誓う』
  66. 66 : : 2013/11/04(月) 22:55:18

    これにて、『変わらぬ愛』が
    完結いたしました!

    処女作である、『人類最強の芋女』の続編として書かせていただきました!


    こんな作品を見てくださった方、
    コメントをくださった方、
    とても嬉しかったです!

    本当にありがとうございました!

    また書くつもりなので、
    もしよろしければ立ち寄って、
    ご指導いただけるとありがたいです♪

    ありがとうございました♪
  67. 67 : : 2013/11/04(月) 23:15:27

    よかった
  68. 68 : : 2013/11/05(火) 03:56:19
    リヴァイ兵長 とぺトラのほうが お似合いだとおもうけど、、
  69. 69 : : 2013/11/05(火) 07:39:01
    >>67
    ありがとうございます!
  70. 70 : : 2013/11/05(火) 07:50:18
    >>68
    ご意見ありがとうございます!
    前作、そしてその続編の今作は
    私の中の「すごく好きになりつつあるキャラ」同士で書いたので、あまり似合わないと感じられたのかと・・・

    また機会があればリヴァイ×ペトラも書かせていただくかもしれません
    その時はまた読んでいただけるとありがたいです♪
  71. 71 : : 2013/11/05(火) 13:42:34
    よかったよーー!
  72. 72 : : 2013/11/05(火) 19:10:00
    >>71
    いつもコメントありがとうございます!
    とても励みになっています!
  73. 73 : : 2023/08/05(土) 13:46:49
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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sgnkj_aot

クリシャ・ミカニトラ

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