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エレン「彼女が出来た」(恋愛モノ短編)
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- 1 : 2014/03/28(金) 22:20:53 :
- こんばんは。恋愛モノ初挑戦です。
と言っても初心者な自分がお試しで書いてみる事にした訳なので内容は短い、亀更新&ヒドイです。
カップリングについてはすぐにわかると思いますので、伏せておこうと思います。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
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- 2 : 2014/03/28(金) 22:33:18 :
- エレン「なぁアルミン。オレ、彼女が出来た」
アルミン「」
朝、食堂でいつもの席に着いた途端、僕の正面に座ったエレンがそんなことを言ってきた。
なので、
アルミン「ばっかやろうッ!!」バンッ
エレン「ヒャンッ!?」ビクッ!!
とりあえず僕はブチギレた。
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- 3 : 2014/03/28(金) 23:09:15 :
- エレン「あ、アルミン…?一体どうし…」オロオロ
アルミン「うるせー!これがキレずにいられるか!?」
エレン「きゃっ!?」ビクッ!!
エレンがなんだか女子みたいな悲鳴をあげていたが、今の僕にはそんな事どうでもいい。
だってそうだろう?
なんてったって、僕の隣には
ミカサ「…………」
あのミカサが座っているのだ。
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- 4 : 2014/03/28(金) 23:20:57 :
- 期待
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- 5 : 2014/03/29(土) 18:37:59 :
- >>4ありがとうございます!
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- 6 : 2014/03/29(土) 18:40:21 :
- 期待!
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- 7 : 2014/03/29(土) 19:06:16 :
- >>6ありがとうございます!!
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- 8 : 2014/03/29(土) 19:09:20 :
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彼女は昔からエレンのことが大好きだ。
しかもlikeではなくlove。友愛ではなく恋愛。
一途にして凄いヤンでデレな彼女は、今まで何度も何度も僕に相談を持ちかけてきていた。
『エレンともっと近づくにはどうしたらいいか?』
『エレンとデートしたい』
さらにはもっと過激な事がしたいと相談されたこともあった。
その度に僕はストレスからなるアルミ胃ン痛に悩まされ、笑顔の裏で悲鳴をあげることが最早日課になりつつあった。
それがシガンシナ区で暮らしていた頃の話。
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- 9 : 2014/03/29(土) 19:34:52 :
- 期待
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- 10 : 2014/03/29(土) 19:35:54 :
- >>ありがとうございます!
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- 11 : 2014/03/29(土) 19:38:55 :
- ミスった。
>>9ありがとうございます!
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- 12 : 2014/03/29(土) 19:49:45 :
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僕たち三人が訓練兵団に入ってからはミカサのヤンデレがさらに悪い意味で加速していた。
『アルミン。エレンに新しい女狐が』
『エレンと部屋が違ってタヒにそう……』
『エレンがエレンがエレンが……』
正直、ミカサは『コイツ……大丈夫か?』なんて心配になるほど病んでいた。
そして同時に僕のアルミ胃ンも深刻なレベルでダメージを負っていったのだ。
エレンが廊下で女子と話しているだけでどこから持ってきたのか突然ブレードを取り出し威嚇したり……
立体機動の訓練ではいつの間にか別の班である筈のエレンの所に自分の班員を放置して行ってしまうなど……ミカサの行動には最早一切の妥協も感じられなかった。
そしてそれらの行為について、言葉巧みに教官に言い訳するのは総じて僕なのである。
最近なんてストレスのせいでアルミ胃ンだけじゃなく後頭部まで深刻なダメージを負い始める始末。
……なんかもうホント、キース教官の気持ちがよくわかったね。
そんな訳で僕の上着ポケットには胃薬がしっかりと常備されることになったり、教官に頼んで薬を飲む為の白湯をつくってもらったりと、……正直僕早死するんじゃないかと思うばかりに平穏な日常は僕から光の速さで遠ざかっていくのだった。
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- 13 : 2014/03/29(土) 19:52:47 :
- アルミン可哀想だな
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- 14 : 2014/03/29(土) 22:13:06 :
- >>13コメントありがとうございます!
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- 15 : 2014/03/29(土) 22:18:48 :
- 誰が彼女なのか気になりますね
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- 16 : 2014/03/29(土) 23:01:31 :
- >>コメントありがとうございます!多分すぐにわかると思いますよ!
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- 17 : 2014/03/29(土) 23:06:14 :
- そんな日常に転機が訪れたのがつい二日前。
遂にミカサがある決意をしたのだ。
『アルミン……私はエレンに告白しようと思う』
彼女がその言葉を発した瞬間、僕は正直舞い上がりそうだったね。
比喩ではなくガチでだ。
だってそうだろう?僕と僕のアルミ胃ンの平穏がようやく訪れるんだから。これを喜ばずして何を喜んだらいいんだ?
流石の彼女も正面から告白すれば、たとえ振られても潔くエレンの事を諦められるだろう。そうすればミカサから僕への相談もムチャぶりも無くなるはず。
ああ、長かった……本当に長かったよ……
ストレスとの壮絶な戦いにも遂にピリオドが……
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- 18 : 2014/03/29(土) 23:22:54 :
- だから僕はこの2日間、ほとんどミカサに付きっきりだった。
彼女の告白の場を整えたり、告白の言葉を考えたり、エレンに悟られないようにしながら出来ることは全てやってきた。
親友二人の幸せと自分の平穏を願いながらホント死ぬ気でだ。
当初の段取りでは、ミカサの告白は今日の夜に2人きりでするはずだった。
これで終わる。あと1日で彼女の暴走が収まりやっと僕の胃にも平穏が訪れる。そう思ったのに……
そんな矢先にミカサの目の前で『彼女が出来た』だと?
アルミン「ふざっけんなッ!」バンッ
エレン「ふにゃァっ!?」ビクッ!!
エレンがなんだか仔猫みたいな悲鳴をあげていたが今の僕にはどうでもいい。
こっちは繊細なアルミ胃ンが今にも爆発しそうなのだ。 彼のことなんて構ってはいられない!
て言うか僕のこの二日間の苦労を返せよ!
この灰色の脳細胞が弾き出した27通りのシュチュエーションが全て無駄になっちゃったじゃないかよ!
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- 19 : 2014/03/29(土) 23:43:32 :
- 期待! まあ~うん大変だったねアルミン。ご苦労様
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- 20 : 2014/03/29(土) 23:46:04 :
- >>19コメントありがとうございます!!
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- 21 : 2014/03/29(土) 23:54:20 :
- アルミン「もぉぉぉぉ〜〜!!どーして君はいっつもいっつもそんなにアホな事ばっかするんだよ!!」バンバンバン!
エレン「ひっ!……ご、ゴメンなさい…?」ビクビク
アルミン「ゴメンで済んだら憲兵団はいらねーんだよぉぉぉ!」ウガ-
そもそも、今の僕が恐れているのは自分の胃が爆発することではない。
エレンが彼の恋人になった女性の名前を口にすることだ。
何故かって?そんなの決まってる。
ミカサだ。
ヤンデレな彼女は間違いなくその女性に何かしらの危害を加えるだろう。
正直それ自体は想像に難くない。
ただ、エレンの事を愛しているミカサが、どんな恐ろしい事をしでかすのか全く想像できない。
それ以前に僕は、今自分の隣でミカサがどんな顔をしてるのかすら知るのが怖い。
だから隣を見ることすら出来ないでいる。
ははっ、泣いていいかなぁ……
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- 22 : 2014/03/30(日) 10:04:25 :
- いやホント泣き出しそうなんだけど…単純に恐怖で漏れちゃうかもしれないんだけど……
だって隣に104期生最強のバーサーカー・ミカサがいるんだよ!?
そんな状況でヘラヘラ出来るやつなんて鈍感野郎エレンかミカサloveのドMジャンくらいだろう?
アルミン「バカじゃないのかっ!?いや君ホント、バカじゃないの!?」バンバン
とにかく隣が怖い僕は、根本的な原因のエレンにキレるしかないのである。
エレン「ひうぅ……」プルプル
ミカサ「アルミン……落ち着いて」
そんな時に隣から信じられない言葉が聞こえてきた。
……いや、何でミカサがこの状況でそんなに落ち着いているんだ?
アルミン「!?君は、良いのかよ!?君はエレンが大好きじゃないのかよ!」
ミカサ「……もちろん、エレンの事は…大好き」
その言葉に僕はミカサの方をバッと見た。
彼女は俯いている。だからその表情は立ち上がっている僕には、はっきりと分からない。
しかし、彼女の耳は真っ赤に染まっていた。
彼女は泣いているのだろうか……?
それとも怒っているのだろうか……?
わからない。でも僕にはそんなミカサがあまりにも不憫に思えてならなかった。
だからさらに追求してしまう。
アルミン「じゃあ、何でそんなに落ち着いてられるんだよ!?君はエレンが幸せならそれで良いって言うのかよ!!」
ミカサ「……私は…この選択でエレンが幸せなら、これから先何があっても構わない」
なんてこった……
この後に及んでもまだ君は自分自身よりエレンなのか?
バカじゃないのかよ!
何で何でもかんでもエレンのことが第一なんだよ?
君はエレンが幸せなら自分の事はどうでもいいのかよ?
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- 23 : 2014/03/30(日) 10:13:05 :
- ミカサ大人になったな
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- 24 : 2014/03/30(日) 13:28:31 :
- >>23コメントありがとうございます!
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- 25 : 2014/03/30(日) 15:00:28 :
- アルミン「大体エレンもエレンだよ!なんで朝一番にそんな報告してんだよ!少しは時と場所を選ぼうとか思わなかったのか!?君はバカなの?バカなのか?馬鹿なんだな!」
エレン「だ、だって……アルミンはオレの一番の親友だからさ…やっぱりこういう事は少しでも早く伝えたいって思って……」モジモジ
顔を赤らめて照れくさそうに笑うエレン。何時もの僕ならば彼のそんな表情を見たら微笑ましく思うのだが……
アルミン「そこで恥ずかしがってんじゃねーよぉぉぉ!」バンバンバンバン!!
エレン「ふえぇぇぇ!?」ビックウゥゥゥ!!
あいにく今の僕の心は大嵐なみに荒れているのだ。
エレンがなんか子供みたいな悲鳴をあげていたが、今はそんな事どうでもいいと思ってしまう心境なのだ。
アルミン「なんでそこで恥ずかしがってるんだよ!いや、一番の親友と言われたことは嬉しいんだけどね!?とっても嬉しいんだけども、今はそんな事はどうでもいいんだよ!て言うかミカサは?なんでミカサの名前が出てこないのかな?ミカサには聞かせる気がないのかな?」
エレン「は?なんでそこでミカサが出てくるんだよ?」
アルミン「あーはいはい、どうせいつもみたいに『ミカサは家族』とか言うんだろ!んなこたァこちとらとっくの昔に分かってんだよ!」ドンッ!
エレン「はうぅぅぅっ!?」ビックウゥ!
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- 26 : 2014/03/30(日) 20:43:25 :
- アルミン「て言うかホント何なの?エレンの家族の基準って何なのマジで!?こっちは僕のアルミ胃ンが崩壊寸前なんだよ!ストレスと言う名の超大型巨人に限界という名の壁を突破されそうなんだよ!?大体何なんだ君は!いくらなんでも鈍感すぎんだろ!少しはミカサの気持ちに気付いとけよ!いっつもサイン出してたじゃん?明らかに世話焼きの度を超えてたジャン!?」
エレン「あ、アルミン…お、落ち着い…」ガクガクブルブル
アルミン「大体誰だよ!コイツと付き合った奴!?ミカサがエレンの事好きなの皆知ってんだろ!?知った上でこれとか性格悪すぎんだろ!?出てこいよぉ!僕が先に闇討ちかけてやんよォォォ!!」
ミカサ「私」
アルミン「あ゛あ゛っ!?」
ミカサ「だから、私」
アルミン「」
その日、僕は思い出した。
ストレスから解放される事の喜びを。
《ギャグEND 》
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- 27 : 2014/03/30(日) 20:47:36 :
- アルミンおめでとう( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
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- 28 : 2014/03/30(日) 20:50:05 :
- >>27コメントありがとうございます!!
これにてひとまずおしまいです。
恋愛モノとか言っといてギャグになってしまってゴメンなさいm(_ _)m
あと言ってくださればTRUE ENDとか色々書きたいと思いますので、そんな人はコメントお願いします。
次回作はエレン×ぺトラ。今度はきちんと恋愛モノを書こうと思いますので宜しくお願いします。
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- 29 : 2017/07/16(日) 13:17:15 :
- お願いします
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- 30 : 2023/07/16(日) 13:51:30 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
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2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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