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  1. 1 : : 2014/03/26(水) 20:16:31
    えーっと、始めにすいませんでしたああああああああ!

    以前書いていた物が私のミスで書けなくなってしまったので新しく作ります!!

    でも私は行き当たりばったりなので同じお話作れません!

    どうか温かい目で見てください!!

    では行きます!!



    エレン「もう、ダメなのか?諦めるしかねぇのか・・・?」

    エレンの言葉にアルミンとミカサは首を振った。

    アルミン「そんなことないよ!僕らは今できることを精一杯やらなくちゃ!!」

    ミカサ「そう。アルミンの言う通り。私たちは今できることがある。だから諦めない」

    エレン「そうだな・・!諦めねぇよ!!」

    アルミンとミカサは安心したように笑った。

    アルミン「そのいきだよ!エレン!!で、申し訳ないんだけど書類はまだあるんだよね~」

    エレン「は!?」

    ミカサ「ごめんなさい、エレン」

    エレン「いやいや。オレさっきすごい量を片付けたぞ!!」

    アルミン「まだあったんだよね」

    エレンはため息をついて言った。

    エレン「はぁ・・・。ところでさ、今やるべきことって何だ?」

    アルミン「僕は、エレンと兵長が付き合えばいいと思うよ」

    アルミンの言葉にエレンは顔を赤くし、ミカサはアルミンを睨んだ。

    アルミン「睨まないでよミカサ。もちろん考えがあってのことさ。最初を除いてエレンは兵長と付き合っていない。今回は彼らの記憶を思い出させるのが目的だ。エレンと兵長が付き合えばその可能性が生まれるかも知れない」

    エレンとミカサはアルミンの説明に納得した。
  2. 2 : : 2014/03/27(木) 13:26:14
    エレン「そうか・・。でもさ、リヴァイさんがオレのことを好きとは限らねえぞ?」

    アルミン「エ・レ・ン。君がリヴァイ兵長を落とすんだよ」

    アルミンの黒い笑顔にエレンもさすがのミカサも怯えた。
  3. 3 : : 2014/03/27(木) 13:34:45
    エレン「でも、これを片付けてからだよな・・・」

    エレンはそこにある書類を見てため息をついた。

    現在エレンは憲兵団師団長。これらに割ける時間は限られている。

    パタンとドアの閉まる音がして後ろを見ると先程までいたアルミンとミカサがいなくなっていた。

    くそぉ!逃げたな!あいつら補佐のくせに!!手伝えよ!!

    と考えてもアルミンとミカサが戻ってくるわけがなく、エレンは渋々書類を片付け始めた。

    エレンはその間にアルミンが言っていたことを思い出した。

    エレン(兵長と付き合うか・・・)

    そう考えただけで顔が真っ赤になるのがわかった。

    さっきも着替え途中を見られた。

    平気な顔をしたが内心ドキドキしていた。

    エレン(・・・この格好もリヴァイ兵長に思い出してもらうためなんだけどな)

    エレンは悲しくなった。

    自分はリヴァイとのあの時間を知っているがリヴァイは知らない。それが無性に悲しかった。
  4. 4 : : 2014/03/27(木) 13:47:33
    エレン(・・悲しんでいてもしょうがないよな。よし、遊びに行ってこよう)

    エレンは師団長室をこっそりと抜け出した。

    立体機動は着けた。何かあったときに使えるかもしれないからだ。

    エレンは愛馬に乗って調査兵団本部へと向かった。

    エレンが本部に着くと門兵は笑って通してくれた。

    エレン「さて、リヴァイ兵長どこだろう?この時間だと訓練かな?」

    エレンの予想通りリヴァイたちは訓練をしていた。

    リヴァイ「おい、エルド!もっと右へ回れ!いいな」

    エルド「はい!」

    エレンは息を殺してリヴァイに近づいた。

    そして、後ろから飛び付いてみた。

    エレン「リーヴァイさん♪」

    リヴァイ「うわ!テメェ!!」

    リヴァイはエレンを睨んだ。だが怖くはない。

    エレン「やだなぁ。そんなに睨まないでくださいよ。遊びに来ただけですから」

    エレンがそう言うとリヴァイは

    リヴァイ「今は訓練中だ。遊びたきゃハンジのところでも行け」

    と言った。

    もちろんエレンが言うことを聞くはずもない。

    エレン「じゃあオレも参加します!いいですよね!」

    エレンは手を叩いてさも名案のように言った。

    リヴァイは頭がいたくなった。

    誰かこの師団長をどうにかしてくれ、と。
  5. 5 : : 2014/03/27(木) 14:27:20
    続きが楽しみ
  6. 6 : : 2014/03/27(木) 22:03:05
    早く続き書いて~
  7. 7 : : 2014/03/27(木) 22:07:27
    ありがとうございます!今から書きます!!
  8. 8 : : 2014/03/27(木) 22:14:30
    リヴァイはちらっとエレンを見た。

    エレンはやる気満々で持参した立体機動の確認をしていた。

    リヴァイ(・・・はぁ。やらせるか。どうせ聞かねぇだろうし、こいつの実力も気になるしな)

    エレン「リヴァイさん?やってもいいですか?」

    リヴァイ「いいだろう。ペトラたちと勝負してみろ。あいつら4人対お前だ。出来るか?憲兵団師団長様よ」

    リヴァイはあえてエレンがカチンと来る言い方をした。

    その方がエレンもやる気になると考えたのである。

    案の定、エレンはカチンと来たようで「やりますよ!!」と言っていた。

    リヴァイ「ふっ。おい、お前らもいいか?」

    リヴァイ班「もちろんです!」

    リヴァイ「討伐数の勝負だ。スタート!!」

    リヴァイの合図で5人は一斉に森へと入っていった。

    それから10分ほどたっただろうか。

    5人が戻ってきた。
  9. 9 : : 2014/03/27(木) 22:30:37
    リヴァイ「ん、じゃあ全員の討伐数を言え」

    エルド「6体です!」

    グンタ「5体です」

    ペトラ「5体です」

    オルオ「9体です」

    エレン「25体です。ってことは引き分けかぁ」

    リヴァイたちはエレンの力驚いた。

    調査兵の精鋭の彼ら4人と同じ討伐数などというのはリヴァイ並である。

    リヴァイ「・・・悪くない」

    エレン「あはは。ありがとうございます。素直に良かったって言ってくれれば嬉しかったのになぁ」

    その後の訓練でもエレンは力を見せた。

    馬術はリヴァイについていけるし、対人格闘に限ってはリヴァイと同等であった。

    エレンは訓練が終わると風呂を貸して欲しいと言ってきた。

    彼をすでに尊敬していた精鋭は「もちろん、どうぞ!!」と言っていたが、エレンの顔は少しひきつっていた。

    リヴァイ(・・・そういやこいつ女だったな)

    リヴァイ「おい、エレン。お前はオレのところで入れ」

    エレン「え、は、はい。・・・ありがとうございます」ボソッ

    エレンとリヴァイはリヴァイの自室へと向かった。

    相変わらず埃一つないリヴァイの自室にエレンは苦笑した。

    エレン「お風呂、借りますね」

    リヴァイ「ああ」

    エレンが風呂に入っている間リヴァイは書類を片付けた。

    エレン「ありがとうございました。あ、書類ですね。手伝いましょうか?」

    リヴァイ「ああ。頼む」

    エレンはリヴァイから書類を何枚か受け取り1分で終わらせた。

    エレン「はい、どうぞ」

    リヴァイ「は!?まだ1分だぞ!?」

    エレン「え、いや。終わりましたよ?」

    リヴァイはつくづくこのなんでも出来る師団長に感心した。
  10. 10 : : 2014/03/27(木) 22:41:06
    続きが楽しみ
  11. 11 : : 2014/03/28(金) 08:03:57
    一分w
  12. 12 : : 2014/03/28(金) 09:02:06
    >>10さん ありがとうございます!

    >>11さん エレンすごいよねww
  13. 13 : : 2014/03/28(金) 09:12:00
    リヴァイ(・・・そういえばこいつが何故男装しているか聞いてなかったな)「おいエレン。てめぇはなんで男装しているんだ?」

    リヴァイが尋ねるとエレンは体を硬直させた。

    エレン(ど、どうしよう。まさかあなたに以前の記憶を思い出してもらうためなんて言えないし・・・)

    エレンがオロオロしているのを見てリヴァイはさらに問い詰めた。

    エレン「え、えっと・・・リヴァイさんに近づきたかったからです!!」(う、嘘は言ってないよな)

    リヴァイ「は?」

    エレン「リ、リヴァイさんに憧れてて近づきたくて・・・」

    エレンは恐る恐る上を見た。

    リヴァイの表情を確かめたかったのだ。

    エレン「え・・・!!」

    リヴァイは顔を真っ赤にして照れていた。

    エレン(な、リヴァイさんが照れてる!?可愛いすぎるううう!!)キュン

    エレンは思わずリヴァイに抱きついた。
  14. 14 : : 2014/03/28(金) 09:17:00
    リヴァイ「!!オイ!」

    リヴァイが慌てていてもエレンは気にしなかった。

    エレン「リヴァイさん、可愛いすぎます!!」

    リヴァイは『可愛い』という言葉によほどショックを受けたのか硬直した。

    エレンは無意識にリヴァイにキスをした。

    エレン(あ!やべ!やっちゃった・・・。さすがにリヴァイさんも怒るかな)

    エレンがリヴァイを見るとリヴァイは目をうるませてエレンを見ていた。

    エレン(か、可愛い・・・)

    リヴァイ「おい、エレン。オレは受けじゃないからな!!」

    リヴァイはそう言って部屋を出た。
  15. 15 : : 2014/03/29(土) 00:37:33
    エレン(・・・怒るとこってそこなのか!?)

    エレンが疑問に思ったのは間違いないだろう。
  16. 16 : : 2014/03/29(土) 01:07:20
    うん。訳わからないね。すいません・・・。じゃあちゃちゃっと終わらせます!



    そのときだった。

    大きな地響きがした。

    何が起こったと考えるより先にエレンは窓から飛び降りた。

    エレン(くそ!こんなことしている場合じゃなかったのに!)
  17. 17 : : 2014/03/29(土) 01:11:37
    エレンは己の判断を悔やみ、壁上へと向かった。

    エレン「やっぱりか・・・」

    何度も経験した。穴が開いていた。

    ミカサ「エレン!!」

    アルミン「やっぱりエレンもいた!!」

    幼馴染みがやって来たことに満足しながらエレンは全兵士を派遣するよう伝えるよう命令した。

    ミカサとアルミンはすぐに頷き、それぞれの兵団へと走った。

    エレン「さて、と。オレはこいつらの相手をしなくちゃな」
  18. 18 : : 2014/04/01(火) 13:05:27
    エレン「それにしてもこんなに早いなんてな・・・」

    エレンは自嘲気味に笑い、立体機動に移った。

    巨人がエレンに気づいた。

    だが、エレンはそんなのは目に入っていないかのようだった。

    巨人がエレンに手を伸ばした。

    エレンはクルッと回って巨人を削いだ。

    何度も何度も経験しているためか、巨人の動きは手に取るように分かった。

    アルミン「エレン!!増援だよ!」

    アルミンとミカサが増援をつれてきた。

  19. 19 : : 2014/04/01(火) 13:16:21
    エレン「おせぇよ!お前らはあっちを頼む。ここはオレだけでいい」

    アルミンとミカサは少し不満そうだったが、エレンの言った意味を読んだのか頷いた。

    エレン「今度こそ、あの人と世界を守る」

    エレンの呟きは巨人の声にかきけされた。

    エレンはさっと巨人を討伐し始めた。

    華麗に天を舞うような倒し方はまさに圧倒される何かがあった。

    エレンはそれなりにたのしんでいた。

    今度こそこの世界を守れるのだと考えると楽しく感じた。

    そのとき。エレンの隣に誰かが降り立った。

    顔を見なくても誰かなんてわかっている。

    エレン「・・・・・・・リヴァイさん。遅いですよ・・・」
  20. 20 : : 2014/04/01(火) 13:32:46
    リヴァイはふんと軽く笑った。

    リヴァイ「見せ場があってよかったじゃねぇか」

    エレン「誰もみてませんよ」

    リヴァイはエレンと共に巨人の討伐に加わった。

    いつの間にかハンジや、エルヴィンたち調査兵士がいた。

    ・・・ま、リヴァイがいたのだから当然だが。

    どのくらいの時間が立ったんだろう?

    1000人ほどいた人間はもう10人ほどになっていた。

    エレン「はぁ、はぁ」

    エルヴィン「ふぅ・・・きりがないね」

    ハンジ「確かにね・・」

    リヴァイ「チッ!」

    残っている人も体力が限界に近かった。

    もうどのくらい倒したのだろう?

    討伐数を覚えている自信はなかった。

    その時。

    エルヴィン「う!!」

    エルヴィンの呻き声が聞こえた。

    エルヴィンがいた場所へと視線を向けると巨人に捕まっていた。

    エレンは青ざめた。

    エレン「今、今助けます!!」

    エルヴィンは首を振って叫んだ。

    エルヴィン「私に集中している間にこの巨人を倒せ!」

    リヴァイは目に止まらぬ速さで巨人を削いだ。

    エルヴィンはすでに、息がなかった。

    リヴァイ「ッッ!くそ、が」

    リヴァイの目が殺気を帯びた。

    エレン「リヴァイさん。落ち着いてください。よく見て。数は着実に減っている」

    リヴァイはエレンを見て納得したようにガスを蒸かした。

    あと5....4....3...2..1。

    エレン「これで終わりだ!!」

    エレンは恨みに任せて巨人を削いだ。

    辺りに静けさが出た。

    リヴァイ「・・・勝った、のか?」

    エレン「かも知れませんね・・」

    リヴァイとエレンは顔を見合わせ微笑んだ。

  21. 21 : : 2014/04/01(火) 13:53:42
    エレン「アルミン・・ミカサ!探さなきゃ!」

    リヴァイ「クソメガネはどこ行きやがった?」

    二人は大切な人のもとへとガスを蒸かした。

    ーリヴァイsideー

    チッ!どこだ。クソメガネが・・・。

    あまり好きなやつではねぇが、こうなると信じられるやつの一人だ。

    立体機動で飛び回っていると瓦礫の下に人がいた。

    オレはそれを見てさっと青ざめた。

    すぐにそこに降り、瓦礫を退かした。

    リヴァイ「何やってんだ!クソメガネ!」

    ハンジ「リヴァイ・・?は、はは。ごめん。油断して、たらやられ、たよ」

    リヴァイ「しゃべらなくていい。すぐに止血を」

    オレの行動はハンジによって止められた。

    ハンジ「いい、んだ。もうダメなことわかってる、から。エレンのとこに、行きなよ?」

    リヴァイ「!!!!!!」

    ハンジはオレの反応を見て微かに笑った。

    ハンジ「バレバレ、だったよ?リヴァイ。あんたたちでこ、の世界を作り直し、てよ。約束、だ」

    ハンジはそこで事切れた。

    ハンジを抱き締めた後、オレはエレンを探しに戻った。

    ーエレンsideー

    ミカサ、アルミン・・・。無事でいてくれ。

    オレはその願いを抱いて二人を探した。

    途中でオレの目は止まった。

    ゆっくりと下に降りて、その人物を抱き締めた。

    エレン「おいていくなんてひでぇじゃねぇかよ。・・・アルミン」

    アルミンは下半身がなかった。

    オレはアルミンにキスを落としてミカサを探した。

    あっさりと見つかった。

    ミカサ「・・・エレン」

    オレが振り向くと無傷のミカサがいた。

    エレン「ミカサ!よかった!無事だったんだ・・・え」

    オレはミカサを見て唖然とした。

    ミカサは透けていた。

    ミカサ「・・・ごめんなさい。私は食べられた。でも、お願いして少しだけ話をさせてもらえた。エレン、自分を責めずに、好きなように生きて。私もアルミンも貴方が笑って生きているのを見たい。だから、ね?・・・時間。バイバイ、エレン。大好き」
  22. 22 : : 2014/04/01(火) 14:07:53
    ミカサそう言った後、笑顔で消えていった。

    エレン「なぁ、嘘、だろ?嘘って言ってくれよ・・・。ミカサ!アルミン!」

    エレンは手を伸ばした。

    けれどいつも返ってくる返事と暖かさがなくてその場に崩れ落ちた。

    リヴァイ「・・・おいエレン。立て」

    どこからか現れたリヴァイは悲しみに満ちた瞳をしていた。

    エレン「リヴァイ、さん。オレの幼馴染みが死にました。でもあいつらオレに笑って生きろって。オレは生きた方がいいんでしょうか?」

    リヴァイ「当たり前だ。テメェの幼馴染みだってそれを望んだんだろ?オレたちはいきるしかない」

    エレンはそっと顔をあげ、笑った。

    エレン「ね、リヴァイさん。壁外へ行きませんか?」

    リヴァイ「・・・ああ。いいぞ」

    エレンとリヴァイはガスと刃を足してから出ていった。

    壁外の世界やはり美しかった。

    エレンはしばらくその景色を見た後、リヴァイに向き直った。

    エレン「好きです、リヴァイさん。貴方のことが誰よりも」

    リヴァイ「先に言うんじゃねぇよ。バカが。オレも好きだ」

    エレンは少し驚いた後、リヴァイに言った。

    エレン「リヴァイさん。オレたちはもう自由ですよ!でも本当の自由はまだです。だから、見に行きましょう。この世界が作った奇跡を」

    リヴァイはそっと微笑んだ。

    リヴァイ「ああ。お前とならどこへでも行ってやる」

    エレンとリヴァイはそのまま姿を消した。

    彼らは見たのだろうか?

    そして手にしたのだろうか?本当の自由を。
  23. 23 : : 2014/04/01(火) 22:44:32
    感動した!!面白かった!!涙腺崩壊した!!

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