このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
人類最強との戦い、ついに決着!!…の件!!!
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- 1 : 2014/03/22(土) 19:02:06 :
- こんばんは。お待たせ致しました。納得いく作品に仕上げたつもりです。よろしくお願いします。
先程投稿した話の続編です。話の内容など、不明な点がありましたら、直接コメントをください。
随時お答えします。
では、始めさせていただきます。
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- 3 : 2014/03/22(土) 19:07:03 :
- リヴァイ 「…さて…エレンのところへ行く前に…」
ー医務室へと向かうリヴァイー
リヴァイ 「…すまないが…」
兵士 「…はい…」
リヴァイ 「頭を冷やす物なら何でもいいんだが、何か貸してもらえないか?」
兵士 「…水枕で良ければ…」
リヴァイ 「それでいい。今日1日借りるぞ。」
兵士 「…はい…どうぞ。」
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- 6 : 2014/03/22(土) 19:25:36 :
- <地下室、エレンの自室にて>
リヴァイ 「…待たせたな、エレン。」
エレン 「リヴァイ兵長!」
リヴァイ 「お前、セフレの意味を知りたいと言ったそうだな。」
エレン 「…はい。」
リヴァイ 「いいか。これから話すことは1度しか言わない。聞き漏らすんじゃねぇぞ。」
エレン 「…はい。」ドキドキ…
リヴァイ 「お前は今、15歳だったな。」
エレン 「…はい。」
リヴァイ 「お前には、両親がいるだろ。」
エレン 「はい…母さんは…死にましたけど…」
リヴァイ 「その死んじまった母親と、父親とがいて、お前がいるだろ。」
エレン 「そう…ですね…」
リヴァイ 「それはなぜだ?」
エレン 「え…なぜって…父さんと母さんが…出会ったから…」
リヴァイ 「出会って何をした?」
エレン 「何をって…」
リヴァイ 「子供を作ったから、お前ができたんだろ。」
エレン 「///…もしかして…セフレってそういう…」
リヴァイ 「最後まで聞け。お前の察する通り、セフレってのはそういう行為をする間柄でありながらも、夫婦でも恋人でもない関係を保ってる奴らの事を差すんだ。」
エレン 「///」
リヴァイ 「…で、俺とハンジはセフレだ。」
エレン 「は…はぁ…///」
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- 8 : 2014/03/22(土) 19:47:18 :
- ーエレンに水枕を差し出すリヴァイー
リヴァイ 「それ使って頭を冷やせ。話はまだ、これからだ。」
ー水枕を頭に当て、耳を傾けるエレンー
リヴァイ 「この事を話すのはお前で2人目だが、俺だって壁外に出て生きて帰れる補償はどこにも無い。そんな中で、俺がもし死ぬ時が訪れたとしたら、俺の事を理解してくれる、そんな女の肌の温もりを想いながら死んでいきたいと思う。ハンジがどう思ってるかは知らんが、俺を拒んでるわけでもなさそうだから、セフレという関係を築いた。…ここまでで何か質問があるんなら言え。」
エレン 「…その…お2人は…恋人ではない、と…」
リヴァイ 「だからさっき説明しただろ。」
エレン 「オレは…オレには…よく理解が…」
リヴァイ 「お前はまだそれでいいと思うぞ。まだお前は、俺の半分も生きてねぇんだからな。…どこまで生き延びられるかは、お前の心がけ次第だが…」
エレン 「…しかし、それがなぜ兵団の秘密事項に…」
リヴァイ 「それはモブリットが口から出任せで言っただけだ。お前にセフレの意味を説明するには、まだ早いと思ったんだとよ。」
エレン 「…なんだ…では、なぜ兵長はオレに説明を?」
リヴァイ 「…兵士になれば、若かろうが年食ってようが関係ねぇ。無駄に入れ知恵する気はねぇが、間違って理解したままじゃ気の毒だと思ってな。」
エレン 「」(なんか…兵長優しいな…そういえばハンジさん、壁外調査が近づくと、兵長が優しくなるって言ってたな…)
リヴァイ 「…俺の話は以上だ。…その水枕、後で医務室に返しておけ。」
エレン 「はい…ありがとうございます、兵長。」
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- 10 : 2014/03/22(土) 19:52:26 :
- <その頃ハンジは…>
ハンジ (ふぅ…まさか未提出の報告書がまだ残ってたとはね…これ以上提出が遅れると、エルヴィン、マジで怒りそうだな。…モブリットに手伝ってもらお…)
ハンジ 「」
ハンジ (モブリット…)
ハンジ ハァ…(伝えなきゃ…ダメだよね…)
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- 13 : 2014/03/22(土) 20:28:21 :
- ーハンジは、リヴァイの自室へと向かったー
…コンコン
ハンジ 「リヴァイ…いる?」
リヴァイ 「なんだ。」
ー背後にリヴァイが立っているー
ハンジ 「わっ!?ビックリした…」
リヴァイ 「何か用か?」
ハンジ 「…うん…入ってもいいかな。」
リヴァイ 「…勝手にしろ。」
ーリヴァイの自室に入る2人ー
リヴァイ 「どうした。」
ハンジ 「リヴァイ…」
リヴァイ 「」
ハンジ 「…ごめん…」
リヴァイ 「…何を謝っているのか、説明しろ。」
ハンジ 「私…最初リヴァイに薬を飲ませようって考えた時、本当に興味本位で…ただ、人類最強がホレ薬飲んだらどうなるかなって思って…で、実際に関係をもってみて、人類最強の身体に抱かれてみると、普段抱いてる、不安とか…そういうのが、なくなっていく気がして…」
ー床に膝をつくハンジー
ハンジ 「でも…実際にそばにいて…温もりを感じていたいと思ったのは…」
リヴァイ ハァ…「もういい。」
ハンジ 「でも、私はその人と関係をもつのが怖かった。彼は私よりずっと年下で、私の副官で、私なんかよりずっと純粋で…」
ーうなだれるハンジー
ハンジ 「…今まで…本当に…ごめんなさい。削いで…いいよ。煮るなり焼くなり、好きにして。」
リヴァイ ハァ…
ーため息をつき、ハンジと目線を合わせるリヴァイー
リヴァイ 「…2度と俺にそんな言葉を吐くな。」
ハンジ 「え…」
リヴァイ 「今度言ったら…問答無用で押し倒すからな。」
ハンジ 「…リヴァイ…」
ー涙を流すハンジー
ハンジ 「…絶対に死なないでね…私…リヴァイのことも大好きだから…」
リヴァイ 「バカ言え。俺は人類最強の兵士だぞ。死なねぇよ。お前んとこの副官と一緒にするな。」
ハンジ 「…うん…」
リヴァイ 「分かったら…早くそいつの所へ行ってやれ。」
ハンジ 「うん…分かった。」
リヴァイ 「あと、そいつに伝えておけ。」
ハンジ 「…なにを?」
リヴァイ 「お前は人類最強の…副官だとな。」
ハンジ 「…了解…」
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- 14 : 2014/03/22(土) 20:42:37 :
- <モブリットの自室>
…コンコン
モブリット 「…はい…あ、分隊長…」
ハンジ 「モブリット~、悪いんだけど、まだ提出してない報告書が残っててさ、手伝ってもらえる?」
モブリット ハァ…「…しょうがないですね…まだ大分あるじゃないですか…」
ハンジ 「へへ…」
ーモブリットの部屋に入ると同時に、モブリットを抱き締めるハンジー
モブリット 「///…分隊長…?」
ハンジ 「私今ね、人類最強の男を振ってきたんだ…」
モブリット 「え…」
ハンジ 「…モブリット…」
モブリット 「はい…」
ハンジ 「大好き…だよ。」
モブリット 「はい…僕もです…」
ハンジ 「キスしよっか。」
モブリット 「…はい…」
ー唇を合わせる2人。そしてまた抱き締め合うー
ハンジ 「モブリット…」
モブリット 「はい…」
ハンジ 「そろそろ報告書、書いていかないと…」
モブリット 「う…もう少しだけ、こうしてませんか…」
ハンジ 「でも…これ以上提出が遅れると、私が怒られるんだけどな…」
モブリット 「う…じゃああと、30秒だけ、ぎゅっとさせてください。」
ハンジ 「じゃあ、30秒ね…いーち、にーい、さーん…」
ーハンジがカウントを数えるなか、モブリットはひたむきに彼女の体を抱き締め、その温もりを心に焼きつけていたー
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- 15 : 2014/03/22(土) 20:46:25 :
- 以上で終了させていただきます。
同時に、ハンジとの三角関係シリーズ(?)も、区切りをつけさせていただきます。
たくさんの応援、本当に感謝いたします。
もちろん、また投稿しますよ…楽しいですから、ね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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- 22 : 2016/03/10(木) 02:09:43 :
- 乙です!
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- 23 : 2016/03/12(土) 21:37:56 :
- >>22 トミーさん
どうもです!(^^)もはや初期作品にもかかわらず、
読んでいただけて恐縮です。
私自身、このページ1年以上開いてなかったです(笑)
調査劇団シリーズ書く前だし、懐かしいなぁ。
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