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人類最強の芋女

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  1. 1 : : 2013/10/18(金) 21:46:07
    初めての作品です!

    ネタバレありかも
    キャラ崩壊、世界観崩壊しているかもですが、大目に見ていただければと思います。


    旧調査兵団本部
    グンオルエルエレ「「「「いただきまーす」」」」

    グンタ「うん、やっぱりペトラの作る飯はうまいな」モグモグ

    エルド「ああ、美味しくないことがないよな」ムグムグ

    ペトラ「ほんとに?ありがと♪」カチャカチャ

    オルオ「まぁ、俺の女房を気取るならこれくらいはできて当然だな」

    ペトラ「オルオ舌噛み切って死ね!」

    ペトラ「兵長、今日のはいかがでしょうか?お口に合っていればいいのですが・・・」

    リヴァイ「大丈夫だ、お前の飯は美味い」モグモグ

    ペトラ「よかった、ありがとうございます!」

    オルオ「そういえばペトラ、お前量少なくないか?」

    グンタ「具合でも悪いのか?」

    ペトラ「いやー最近ちょっとねー、体重が気になったり・・・」(兵長もスタイルいい人の方が好きだろうし・・・)

    エルド「まぁ、ペトラも年頃の女性だ。そういうこともあるだろう」

    エレン「でもペトラさんはスタイルいいと思いますよ?」ムグムグ

    ペトラ「そう言われるのは嬉しいけどね♪
    あ、食べ終わっちゃった」

    エルド「本人がそう言ってるんだ、それでいいんだろ」

    オルオ「だな」


    リヴァイ(体重なんて気にしてんのか、思い切り食えばいいのに)


    グンオルエルエレ「「「「ごちそうさま(でした)」」」」

    ペトラ「お粗末さまでした」

    オルオ「美味かったな、さすが俺の女房...ペトラ「オルオ舌噛み切って死ね!」

    ホメタンダゾ!ヒトコトヨケイナンダロ ソノトーリダ
  2. 2 : : 2013/10/18(金) 21:51:42
    ペトラ「食器は置いといて」

    エレン「あ、俺洗いますよ」

    ペトラ「それじゃあ悪いよ」

    エレン「うーん、、、じゃあ手伝いますから一緒に洗いましょう?」

    ペトラ(なんて可愛いのエレン!"一緒に"なんて・・・)

    エレン「ペトラさん?」

    ペトラ「あぁ、ごめん。じゃあ手伝ってもらおうかしら」

    エレン「はい!」

    リヴァイ「そうだ、お前らにひとつ伝えておくことがある」

    オルオ「なんでしょう?」

    リヴァイ「明日の朝、ここを発つ。支度をしておけ」

    グンオルエルエレ「「「「えぇ!?」」」」

    エレン「明日の朝ですか!?」

    リヴァイ「そうだ、何度も言わせるな」

    グンタ「それにしてもなんで急に・・・」

    リヴァイ「文句はあのクソメガネに言ってくれ」

    グンオルエルエレ(あの人またかよ・・・)

    リヴァイ「じゃあ俺は部屋に戻る」

    ペトラ「おやすみなさいませ♪」

    リヴァイ「あぁ」


    オルオ「そういえば本部に戻るってことはペトラの飯もしばらくお預けか」

    グンタ「そうなるな」

    エレン「そう考えると戻りたくない気もしますね」

    ペトラ「でもエレンは同期に会えるでしょ?」

    エレン「そうですね」

    ペトラ「ならいいじゃない」

    エレン「まぁ確かに」
  3. 3 : : 2013/10/18(金) 22:16:13
    オルオ「あ!」

    エルド「なんだよ、びっくりするじゃないか」

    オルオ「明日の支度しなきゃならねえ」

    グンタ「そうだったな、俺も部屋に戻るよ」

    エルド「んじゃ、俺もそうするか」

    グンタ「ペトラ、済まないが片付けを頼む」

    ペトラ「えぇ大丈夫よ、おやすみなさい」

    グンオルエル「おやすみー」

    エレン「じゃあ俺洗うんで、持ってきてもらえますか?」

    ペトラ「じゃ、よろしくね♪」

    エレン(ペトラさん可愛い)


    バタン...

    リヴァイ(年頃の女というのはみんな痩せようとして飯を食わねえのか?)

    リヴァイ(まぁいい、考えたところで俺には関係ねえな)
  4. 4 : : 2013/10/18(金) 22:19:16
    誰か見ていただけてたら教えていただけますか?
    初めての投稿で不安で・・・
  5. 5 : : 2013/10/18(金) 22:19:49
    翌日、朝
    エレン(ん・・・朝か・・・起きなきゃな)


    ...

    エレン「おはようございます」

    ペトラ「あ、エレンおはよー♪」

    グンタ「よっ」

    エルド「おっす」

    オルオ「分かるかエレン・・・モグモグお前は朝起きた時点でムグムグ俺に負けtガチッ

    オルオ「〜〜〜〜っ!!」

    ペトラ「オルオの学習力はゼロなの?」

    グンタ「食べながら話してたら噛むだろ」

    リヴァイ「よう」

    グンオルエルエレ「おはようございます、兵長!」

    リヴァイ「急げ、あと20分で出発する」

    エレン「え!急がなきゃ!オルオさん!のたうちまわってる場合じゃないですよ!」ドタバタ



    エレン「ふぅ!間に合った」

    リヴァイ「よし、出発する」

    パカラッパカラッ...

    エレン「危なかったー」パカラッパカラッ

    ペトラ「ギリギリだったね」パカラッパカラッ

    オルオ「お前はそういうところが俺に及ばnガチッ」

    オルオ「〜〜〜〜っ!!」パカラッパカラッ

    グンタ「だろうな、馬に乗ってるのに喋るからだ」

    エルド「なんか慣れてきたなw」パカラッパカラッ

    ペトラ「たしかにw」

    エレン「そういえば今日はなぜ本部に?」

    グンタ「調査兵団全体での訓練をするらしいんだ。もちろん、全体というからには俺達リヴァイ班もだ」

    エレン「なるほど」
  6. 6 : : 2013/10/18(金) 23:23:02
    .........

    リヴァイ「おい、もうすぐ着くぞ。エレン、門を開けるよう信号弾を打て」

    エレン「はい」カチャカチャパンッ!

    ギギギゴゴゴ

    リヴァイ「このまま本部に行く」

    グンオルエルエレ「了解!」
  7. 7 : : 2013/10/18(金) 23:24:09
    調査兵団本部


    エルヴィン「やぁリヴァイ、急に呼び寄せてすまなかったね」

    リヴァイ「今度から早めに知らせろよ。あとメガネはどこだ。ちゃんと必要な連絡をよこすようにしつけてやる」

    エルヴィン「あぁ、今度からは気をつけるよ。ハンジは・・・逃げたぞ」

    リヴァイ「ちっ」

    リヴァイ「この後の俺の班の予定は?」

    エルヴィン「今日は休んでくれ。明日の朝から調査兵団全体での訓練を始める」

    リヴァイ「了解した」
  8. 8 : : 2013/10/18(金) 23:55:21
    .........

    リヴァイ「お前ら、今日は休みだ。
    明日の朝から調査兵団全体での訓練を始める
    今日のこれからの時間は自由時間とする」

    エレン「あの・・・」

    リヴァイ「なんだ」

    エレン「俺の同期に会いに行ってもいいでしょうか?久しぶりに顔を見たいんですが」

    リヴァイ「あぁ、許可する。ただし同伴に・・・」

    グンタ(嫌だー)

    オルオ(こんなガキの世話なんか・・・)

    エルド(俺を指名しないでください!)

    ペトラ(私しかいないでしょ!)


    リヴァイ「ペトラ、お前が行け。立体起動は装備していけ」

    グンオルエル(よしっ!)

    ペトラ「分かりました(やった!)」

    エレン「あ、でもそれだとペトラさんの休みがなくなっちゃいますよね・・・」

    ペトラ「いいのよエレン、特にすることもなかったしエレンの同期も見ておきたいしね(エレンと街に行きたかったけど・・・まぁいいか♪)」

    エレン「じゃあ、よろしくおねがいします」

    リヴァイ「以上だ」スタスタ...
  9. 9 : : 2013/10/18(金) 23:56:15
    エレン「じゃあ俺は支度してきますね」

    ペトラ「それじゃあ私も」

    オルオ「グンタ!エルド!街に行こうぜ!きっと可愛い子が・・・」

    グンタ「そりゃいいな。長い間缶詰だったからな」

    エルド「俺には愛する人がいるからな」

    オルオ「お、ということは、俺とグンタか。二人で可愛いこと遊ぼうぜ!」

    グンタ「おうよ!」

    エルド「・・・待てよ!お、俺も行くよ!」

    オルオ「なら早いとこ準備しようぜ!」

    エルグン「おぅ」
  10. 10 : : 2013/10/18(金) 23:59:07
    かわいいこって104き
    におんなのこクリスタしかいないよねww
  11. 11 : : 2013/10/19(土) 09:50:59
    >>11
    タイトルを見ろタイトルを
  12. 12 : : 2013/10/19(土) 11:10:08
    >>10
    あなたが初めてのレスです!
    ありがとうございます!

    私はサシャも可愛いと思いますよ♪
  13. 13 : : 2013/10/19(土) 11:11:42
    >>10 >>11
    駄作ですが、見てやってください
  14. 14 : : 2013/10/19(土) 11:13:32
    ......

    ミカサ「エレン・・・」

    アルミン「いきなりどうしたのミカサ?エレンがどうかしたの?」

    ミカサ「エレンがここにくる」

    アルミン「え?エレンは今リヴァイ班の先輩方と一緒にいるはずだよ」

    バタン!

    クリスタ「あ!エレン!」

    アルミン「え?うそ!?」

    104期(ミカサすげえ・・・)

    サシャ「エレン!どうしてここに?」

    エレン「あぁ、明日からの調査兵団全体での訓練があるだろ?それのために戻ってきたんだ」

    ジャン「なんだ?死にに来たんじゃないのか?死に急いでここに来たんじゃないのかよ」ニヤニヤ

    ミカサ「ジャン・・・死ぬのはあなた一人」ゴゴゴゴゴ

    ジャン「」チーン

    ミカサ「エレンっ!・・・」ダキッ

    エレン「やめろよミカサ!」

    ミカサ「あのチビになにかされてない?また暴力を受けたとか」

    エレン「大丈夫だ、何もされてない。むしろリヴァイ班の先輩方はみんないい人だ」

    ミカサ「そう、エレンが言うのなら・・・」

    アルミン「ミカサも心配性だね」

    ペトラ(エレンは人気者なのね、みんなの中心にいてとても楽しそう)

  15. 15 : : 2013/10/19(土) 11:15:27
    コニー「なぁエレン、あの女誰だ?」

    エレン「おい!あれはリヴァイ班のペトラさんだ!」アセアセ

    コニー「うぇっ!?先輩か!」アタフタ

    ユミル「あーあ、殺されるぞー?」ニヤニヤ

    クリスタ「もうユミル!そんなこと言わないの!」

    ペトラ「気にしないで、大丈夫よ」

    ユミル「優しい先輩でよかったなぁ」ケラケラ

    ミカサ「今日はどこにいるの?」

    エレン「一応自由行動って事にはなってるけど、見張りとしてペトラさんはいるし、あまり迷惑かけるわけにもいかないから本部に戻るつもりだ」

    アルミン「なるほど、万が一の事態があった時の為に先輩がいるという事か」

    ペトラ「そうよ、抑止力ってとこかしらね」

    ミカサ「そう・・・あの女には気をつけて」ギロ

    ペトラ(ひっ!こわっ!)


    エレン「んじゃ、また明日な」

    アルミン「またね、体に気をつけて」

    ミカサ「あの女にも・・・」

    エレン「わかったから!お前らもな!」フリフリ

    エレン「ペトラさん、帰りましょう」

    ペトラ「そうしましょう」(なんだか疲れちゃった)
  16. 16 : : 2013/10/19(土) 11:18:39
    .........

    リヴァイ(特にすることがないな、あいつらも出かけているし)

    リヴァイ(散歩でもするか)


    リヴァイ(思えば、俺はたくさんの部下に支えられているのが当たり前かのように感じていたな・・・)

    リヴァイ(あいつらにとって、いい上官だろうか・・・?)

    リヴァイ「ん?」(あれは・・・)


    ???「ふふふ・・・いろんな食べ物がありますねー、お肉もありますし・・・これとこれをいただきましょうかね」ヒョイヒョイ

    リヴァイ「おい」

    ??? ビクッ!!

    リヴァイ「お前、誰だ?」

    サシャ「は、、ハッ!調査兵団所属、さ・・・サシャ・ブラウスであります・・・!」ビシッ

    リヴァイ「まぁ見りゃわかるが・・・何してやがる」

    サシャ「え、えと、グ-そのですね・・・ギュルルル-お腹が空いてしまってグーギュルッどうしても我慢できず・・・」

    リヴァイ「それで上官の食料庫に?」

    サシャ「は、はい・・・」

    リヴァイ「そんなに食糧が行き届いてないのか?」

    サシャ「みなさんは足りてるようなんですけど・・・」

    リヴァイ「・・・」(要するにこいつがよく食べる奴ってことか)

    リヴァイ「お前、飯を食うのは好きか?」

    サシャ「は、はいとても」

    リヴァイ(そろそろ昼飯の時間か)

    リヴァイ「おい」

    サシャ「はいぃ!!」ビクッ!

    リヴァイ「ついてこい」

    サシャ「・・・はい」


    リヴァイ「」スタスタ

    サシャ(あー、これはご飯抜きってやつですね・・・いやもしかしたら懲罰房に入れられてご飯も食べさせてもらえないかも・・・)トボトボ
  17. 17 : : 2013/10/19(土) 11:22:43
    >>16
    サシャ(あー、これは昼ご飯抜きってやつですね・・・いやもしかしたら懲罰房に入れられて夜ご飯も食べさせてもらえないかも・・・)トボトボ

    です
  18. 18 : : 2013/10/19(土) 11:23:48
    リヴァイ「着いたぞ」

    サシャ(私のご飯が・・・)シクシク

    ガチャ

    リヴァイ「入れ」

    サシャ「ん?ここはどこですか?」

    リヴァイ「俺の部屋だ」

    サシャ(お説教されるのですね・・・そしてこってりとしぼられ、ご飯抜きああぁぁぁ・・・)

    リヴァイ「お前はここで待っていろ」

    サシャ「はい・・・」

    バタン

    サシャ(今頃みなさんはお昼ごはんを食べているのでしょうね ・・・)グギュルルルー

    サシャ(まさか見つかるとは・・・)
  19. 19 : : 2013/10/19(土) 13:40:25
    ガチャ

    リヴァイ「おい」

    サシャ「すいませんでした・・・」

    リヴァイ「は?それより、サシャと言ったか?」

    サシャ「 サシャ・ブラウスです」

    リヴァイ「サシャよ、お前は肉が食いたいのか?」

    サシャ「もちろん!食べたいです」

    リヴァイ「まぁそうだよな、じゃないと食料庫になんて忍び込まない」

    リヴァイ「先ほど帰ってきたエレンに聞いたが、お前は大食いらしいな」

    サシャ「そ、そんなことないですよ!普通です!」

    リヴァイ「そうか・・・」

    リヴァイ「お前は体重が気になったりはしないのか?」

    サシャ「でも死んじゃったら食べれないですし、残すのは食べ物に悪いと思います!何より食べるのは好きです」

    リヴァイ「ふん・・・貴様に肉をくれてやる、といっても大層なもんじゃねえけどな」コト

    サシャ「えぇ!?お肉なんてどこから!?」

    リヴァイ「これは俺の昼飯だ。俺も兵士長だからな、そこそこの食いもんは出る」

    サシャ ジュルルルルル ヨダレダラー

    リヴァイ(汚ねえな・・・)

    リヴァイ「これはお前にやる」

    サシャ「でもこれ、兵長の・・・」

    リヴァイ「そうか、いらないなら俺が...サシャ「いりますいりますいります!ぜひ!食べさせてください」

    リヴァイ「あぁ、食え」

    サシャ ハッ!

    サシャ(これを食べたらさらに罪が重くなって明日のご飯も・・・!?)

    リヴァイ「どうした」

    サシャ「えーっと・・・ですね、これを食べると罰が重くなったり・・・」

    リヴァイ「しない。というか特にお前をどうしようってわけでもねえ」

    サシャ「え?」

    リヴァイ「よだれが垂れてるぞ。食いたいならさっさと食え」

    サシャ「本当ですか!?食べていいんですね!?」

    リヴァイ「何度言わせrカチャカチャハフハフモグモグゴックン

    サシャ「ごちそうさまでした」

    リヴァイ「・・・、早いな」

    サシャ「ふーっ、とても美味しかったです!」ニコ
  20. 20 : : 2013/10/19(土) 13:44:44
    リヴァイ(ほんとに美味そうに食ってたな・・・)

    リヴァイ「うまかったか?」

    サシャ「はい!すごく美味しかったです!」ニコー

    リヴァイ「なんだその緩んだ顔は・・・」

    サシャ「あ・・・」キリッ

    サシャ ニコー

    リヴァイ「お前は飯を食うと顔が緩むのか?」

    サシャ「ま、まぁ、ご飯食べるのは幸せなのでつい・・・」

    リヴァイ(こんな女見たことなかったな。食うの早すぎだろ)

    リヴァイ「さてと・・・」

    サシャ(そういえば!見つかったんでした、教官に伝わってるんでしょうか・・・)

    リヴァイ「安心しろ。あの件は誰にも言っていない。言うつもりもない」

    サシャ「え?」

    リヴァイ「ただな、見つけたのが俺じゃなかったらお前は罰を食らってたぞ」

    サシャ「は、はい・・・」

    リヴァイ「だからな、腹が減ってどうしても我慢できなくなったら忍びこむ前にここに来い。」

    サシャ「手伝ってくれるんですか?」

    リヴァイ「」

    リヴァイ「とにかくだ、わかったな?」

    サシャ「はい」

    リヴァイ「よし、じゃあとっとと帰れ。あと、ここでのことは内密にしておけ」

    サシャ「あの・・・」

    リヴァイ「なんだ」

    サシャ「お腹すきました」

    リヴァイ「」
  21. 21 : : 2013/10/19(土) 13:49:38
    ......

    サシャ「ごちそうさまでした!」

    バタン...

    リヴァイ(あいつ・・・だいぶ食うな・・・そりゃ食料庫に忍びこもうとするよな)

    リヴァイ(まぁうまそうに食ってもらったほうが飯も嬉しいだろう)


    コンコン

    エレン「エレン・イェーガー
    です」

    リヴァイ「入れ」

    ガチャ

    エレン「失礼します、およびでしょうか?・・・って、え?」

    リヴァイ「これを下げろ」

    エレン(これ三人分ぐらいの食器あるよね?兵長こんないっぱい食べる人だっけ?)

    エレン「は、ハッ!」

    リヴァイ「エレン、お前はただ食器を片付けるだけでいい」

    エレン「分かりました・・・」

    カチャカチャ

    エレン「失礼します」

    バタン

    エレン(三人分ぐらいか・・・誰かと食べたのか?)
  22. 22 : : 2013/10/19(土) 14:15:00
    サシャ(食べましたねー、兵士長というのはこんなに美味しいものを食べているのですか・・・もっと私達にも分けてくださればいいのに)

    サシャ(とかなんとか考えてる間にみんなのとこに戻ってきてしまいました)

    サシャ(ん?クリスタとユミルしかいませんね)


    クリスタ「あ、サシャ」

    ユミル「おーおー、今頃帰ってきても飯はないぞ」

    サシャ「そ、そんなぁ!?」

    クリスタ「ユミル!いじわるしちゃダメ!ちゃんとサシャの分、とってあるよ♪」ニコ

    ユミル「私の天使は本当に天使だな!」ギューッ

    サシャ「ありがとうございます!ところでみなさんは?」

    クリスタ「ちょっとユミル、苦しいよ」

    ユミル「いーじゃんかー」

    クリスタ「みんなは午後が休みだから街に行ったり部屋にいたりだよ」

    サシャ「そうなんですか、お二人はなぜここに?」

    ユミル「私の天使様がお前を食堂が閉まるギリギリまで待ってるって言うから待ってたんだよ!!そしてもうギリギリだ!」

    サシャ「ありがとうございます!すぐ食べてますので!待ってくださってありがとうございます」

    クリスタ「じゃあ私達も出かけるね♪」

    サシャ「はい!」

    モグモグムシャムシャムグムグゴックン

    サシャ(やっぱり上官たちのとは違いますね)
  23. 23 : : 2013/10/19(土) 14:16:01
    ユミル「じゃあ私達も出かけるか」

    クリスタ「そうだね♪どこに行こうか?」

    ユミル「買い物がしたいなー」

    クリスタ「じゃあ今日はユミルの買い物で!」

    ユミル「おー!」

    クリスタ「そういえば外出許可は?」

    ユミル「もらってまーす」

    ジャアイソイデシタクシテクル! オゥ!
  24. 24 : : 2013/10/19(土) 14:16:43
    サシャ(私はどうしましょう?街で美味しいものでも食べましょうかね・・・と思いましたが今日は部屋でゆっくりしましょう)


    クリスタ・ユミル・サシャ・ミカサ部屋

    ガチャ

    サシャ「あれ、ミカサじゃないですか」

    ミカサ「サシャ」

    サシャ「どうしてここに?街には行かないのですか?」

    ミカサ「エレンを誘ったら、今日は無理、と・・・ので、こうしている」

    サシャ「元気ないですね?」

    ミカサ「エレンと街に行けなかった、落ち込むのは当然」

    サシャ「そ、そうだ!それなら私と出かけませんか?美味しいものを食べればきっと元気が出ます!」

    ミカサ「私はあなたの食べた分のお金まで払う気はない」

    サシャ「確かにいつもは少し借りてますけども・・・今日はちゃんと自分の分は払いますから!」

    ミカサ「そう・・・なら行こう」

    サシャ「じゃあ支度しなくちゃですね」

    ミカサ「外出許可をとるように」

    サシャ「ミカサは真面目ですねー、そんなの取らなくたって大丈夫ですよ」

    ミカサ「バレてご飯抜き・・・」

    サシャ「とってきます」タタタ…
  25. 25 : : 2013/10/19(土) 14:33:35
    ーーーーーー

    ミカサ「そういえばサシャと街に出るのは初めて」

    サシャ「そうですねー」モグモグ

    ミカサ「早速食べてる」

    サシャ「美味しいですよー」

    ミカサ「・・・」

    サシャ「あ!ここです!ここの食べ物がとても美味しいんです!」

    ミカサ「そう、なら入ろう」

    カランカラン

    ダヨナー デモオレハクリスタダナー

    サシャ「ん?誰かいるようですね」

    ミカサ「エレン・・・」

    店員「こちらの席へどうぞー」

    ミカサ「この席はエレンたちに見つからず、かつ話も聞こえる、ので、あの店員には感謝する」

    サシャ(怖い)

    サシャ「エレンとライナーとベル・・・ですね」

    ミカサ「ベロトレト」ドヤッ

    サシャ「流石ですね!エレンたちはなんと話してるんでしょうね?」


    ーーーーー

    ライナー「クリスタは俺に好意を持ってると思うんだ」

    エレベル(ないない)

    ライナー「エレンは誰が好きなんだよ」

    エレン「好きって言うより、そばにいると落ち着くのはミカサかなー」

    ライナー「やっぱりそうなのか、ベルトルトは?」

    ベルトルト「・・・」

    ライナー「無視かよ」

    オマエハミカサガソバニイテクレルカライイヨナー、クリスタハユミルガナンタラカンタラ

    ーーーーー


    サシャ「よかったですねぇ♪」

    ミカサ「えぇとても。気分がいい、のでごちそうしよう」

    サシャ「本当ですか!ありがとうございます!」

    サシャ「じゃあおかわりでも・・・」


    ミカサ「それはダメ」
  26. 26 : : 2013/10/19(土) 15:31:06
    ......

    ミカサ「今日は楽しかった、ありがとう」

    サシャ「私もです!それに、ミカサが元気になってよかったです♪」


    食堂

    バタン

    アルミン「あ、ミカサとサシャだ。珍しい組み合わせだね」

    ミカサ「えぇ。初めてサシャと街へ出かけた」

    エレン「サシャとかー、楽しかったか?」

    サシャ「楽しかったです!ミカサがご馳走してくれましたし♪」

    ジャン「なにぃ!?サシャてめぇ!羨ましいんだよ!」

    サシャ「え、えぇ!?何を怒ってるんですか!」

    ジャン「ミカサ!今度俺と街n ミカサ「嫌だ」

    ジャン「」チーン

    ミカサ「エレン、私はあなたのそばにいる」

    エレン「お、おぅ・・・」///


    エレン、マタホッペニツイテル ヤメロミカサ!オレハコドモジャネエ! テレナクテモイイ


    アルミン「ごちそうさまー」

    エレン「よーし、風呂行こうかな」

    ライナー「だな」

    コニー「今日こそ俺が長く潜ってやるぜ」

    エレン「望むところ!」

    ワイワイギャアギャア
  27. 27 : : 2013/10/19(土) 15:33:11

    サシャ(ふぅ・・・食べてしまいましたね)

    サシャ(兵長のところへ行ってみましょうか)

    ーーーーーー

    コンコン

    リヴァイ「誰だ」

    サシャ「サシャ・ブラウスであります!」

    リヴァイ「・・・入れ」

    ガチャ

    リヴァイ「何しにきた」

    サシャ「兵長とお話がしたくえ」

    リヴァイ「俺と話?どういう意味だ」

    サシャ「なぜ私が忍び込んだのをだれにも言っていないのでしょうか?」

    リヴァイ「別に、人間なんだから腹が減る、それを満たそうとしていたんだ、良いことではないが仕方がない」

    サシャ「はぁ・・・」

    リヴァイ「俺が強ければ壁を奪還し、土地が増え、食料は増えるからな。俺の責任もないとは言えない」

    リヴァイ「それに・・・」

    サシャ「?」

    リヴァイ「なんでもない」 (美味そうに飯を食うやつが好みだなんてな・・・)

    サシャ「兵長は・・・優しいのですね」

    リヴァイ「見た目とは違う、と言いたいんだろ?」

    サシャ「はい・・・優しいです。はじめは怖かったですけど」

    リヴァイ「俺は優しい人間だ。他の奴らの勘違いだ」

    サシャ「ですね」ニコ

    リヴァイ(っ・・・!)

    リヴァイ「用はそれだけか?」

    サシャ「あ、はいっ」

    リヴァイ「せっかくだ、茶でも淹れてやろう」

    サシャ「ええええええそんな!申し訳ないです!」

    リヴァイ「俺がいいと言っているんだ。」

    リヴァイ「それとも嫌か?」

    サシャ「いえ、じゃあいただきます」


    リヴァイ「ほら」コト

    サシャ「ありがとうございます・・・」

    リヴァイ「緊張でもしてんのか?」

    サシャ「それは・・・だって兵長の部屋でお茶なんて頂いてたら誰だって・・・」

    リヴァイ「そうか」フッ

    サシャ(笑った!?)

    リヴァイ「サシャよ、お前は馬鹿だが面白いな」

    サシャ「バカとは・・・」

    リヴァイ「褒めているんだ」

    サシャ「あ、そうなんですね♪」

    リヴァイ(やはりバカか)
  28. 28 : : 2013/10/19(土) 15:40:27

    サシャ「ごちそうさまでした」

    サシャ「兵長、さげておきますよ」

    リヴァイ「お前は聞いた話によると、空気が読めず、食いもんにがっつくようなやつだと聞いたが?」

    サシャ「えぇ!?そんなひどいこと誰が!」

    リヴァイ「意外と空気は読めるようだな」

    サシャ「えへへ・・・」

    リヴァイ(褒めてはなかったんだがな・・・)

    リヴァイ「ちかくにエレンがいるだろうから、エレンに渡しておけ」

    サシャ「わかりました、それでは失礼します」

    リヴァイ「あぁ」

    サシャ「おやすみなさい、リヴァイ兵長」ペコッ

    バタン
  29. 29 : : 2013/10/19(土) 15:42:58

    サシャ(兵長はやさしいです、見た目は怖いけど、小柄だし、食べ物をくれますし)

    サシャ(早いとこエレンに食器を渡して部屋に戻りましょう)


    サシャ「あ、エレン!」

    エレン「ん?サシャ!?なんでこんなところに!」

    サシャ「いやー、色々と訳ありなのです。」

    エレン「・・・食料庫」

    サシャ「!?」ギクッ

    エレン「そういうことか、んで、どうした?」

    サシャ「あ、リヴァイ兵長がこれをエレンにって」

    エレン「このカップか、預かっとく」

    サシャ「では」


    エレン(兵長がサシャに?俺と同期だからか?)

    エレン(わかんねーな)



    ーーーーー

    リヴァイ(ったく・・・俺としたことが新兵と一緒に茶を飲むなどとな)

    リヴァイ(まぁ、たまにはいいだろう)

    リヴァイ(サシャ「おやすみなさい、リヴァイ兵長」)

    リヴァイ(・・・寝るか)
  30. 30 : : 2013/10/19(土) 15:51:47
    翌朝 食堂

    エレン「おはよう」

    アルミン「おはようミカサ」

    ミカサ「おはようエレン、アルミンも」

    アルミン「今日は全体での訓練だね」

    アルミン「先輩方に見られるのなんて、なんか緊張するね」

    ミカサ「あの女狐も・・・エレンは守る」

    ミカサ「ところでエレン、昨日の夜、あの女に何かさr」

    ライナー「おっすエレン」

    エレン「おっす」

    ミカサ「ライナー、エレンは私と話していた。そこにあなたが入る余地はない」ゴゴゴゴゴ

    ライナー「す、すまん!朝の挨拶だけでもと思って」

    ミカサ「遺言は言い終えた?」

    ライナー「いや、ちょっ・・・待っt」

    ミカサ「待たない」

    ライナー「」

    ギャアアアアアアアア

    エレン「ライナーが頑丈だからいいものの・・・」

    ミカサ「頑丈だからしている」

    アルミン「ミカサはライナーのことも考えてるんだね」

    ミカサ「それよりも早く食べよう」

    エレン「そうだな」

    アルミン「だね」
  31. 31 : : 2013/10/19(土) 17:18:51
    調査兵団 全体訓練

    先輩モブA バシュゥ!!
    先輩モブB バシュッ!!

    モブA「すげぇ、あんな早く動けるのか」

    モブB「さすがだよな」


    ミカサ「私のほうが速い」

    エレン「確かに」

    アルミン「まぁ・・・うん」

    クリスタ「私もあんなふうに動けたらなー」

    ユミル「じゃあ私と自主練でもするか?」

    コニー「俺は天才だからな、あのくらいはできるぜ」

    ユミル「黙ってろバカ」

    ライナー「やはりうまいな」

    サシャ(リヴァイ兵長はどのくらいうまいのでしょうか・・・)


    教官「よし、今のを頭において、次は新兵の番だ、ん?」

    先輩モブC「....」ゴニョゴニョ

    教官「そうか、わかった」

    教官「その前に、人類最強の兵士である、リヴァイ兵士長がお手本を見せてくださるということだ!」

    ザワザワザワ......

    エレン「まじかよ・・・」

    ユミル「兵長様直々にか」

    クリスタ「すごいねユミル!リヴァイ兵長が見せてくれるなんて!」

    ジャン「なに!?ほんとに兵長が!?」

    サシャ(兵長!)

    教官「では兵長、こちらに」

    教官「あと、新兵に一言いただけますか?」


    リヴァイ「お前ら、調査兵団は人の入れ替わりが早いのは知ってるな?」

    リヴァイ「せいぜい自分が入れ替わらないようにな」

    教官「お前たちはよく見ておくように。今回は三体の模型の項部分を削いでもらう」

    リヴァイ(ん?!サシャ・・・)

    教官「では兵長、おねがいします」

    リヴァイ「いくぞ・・・」

    パシュッ キュイイイイイ
    ズバッ! ズバッ!
    クルクルクルクル… ザシュッ!!!
    スタッ

    パチパチパチパチ

    教官「さすがですね、何度見ても感動します」

    教官「お前たちにここまでは求めない!おそらくできるものはいないだろう」

    教官「だか、生き残り、リヴァイ兵長のような強い兵士になるように!」

    104期「「「「ハッ!!」」」」

    教官「では新兵は配置につけ!」
  32. 32 : : 2013/10/19(土) 18:10:46
    教官「兵長、ありがとうございました」

    リヴァイ「エルヴィンがやれというからな」

    教官「兵長はこのあとはいかがいたしますか?」

    リヴァイ「新兵のを見てみよう、エレンの立体起動を見ておく」

    教官「わかりました、イェーガーを先に飛ばせますか?」

    リヴァイ「いや、どうせ全員のを見るつもりだ」

    教官「わかりました」

    教官「よし、いけ!」


    パシュッ! スパッ
    パシュッ! スカッ

    キサマナニヤッテル! モウシワケアリマセン!

    エレン「次は俺の番だな」

    教官「次!」

    エレン「行ってくるぜ」

    ミカサ「気をつけて」

    パシュッ! ズバッ!

    ミカサ「さすがエレン」

    リヴァイ(悪くねぇな)

    教官「次!」

    ミカサ「私が行こう」

    パシュッ! キュイイイイイ
    ギュルルル ザシュッ!!!

    教官(アッカーマンはさすがだな)

    リヴァイ「ほぅ・・・」(こりゃ驚いたな)

    教官「次!」

    サシャ「じゃあ私が行きますね」

    パシュッ! キュイイイイイ
    スパッ!!

    リヴァイ(あいつも悪くはないな)


    ーーーーー

    エルヴィン「これにて、本日の全体訓練を終わる。皆、今日はゆっくり休んでくれ、以上だ」

    調査兵団「「「「ハッ!!!」」」」

    コニー「いやー、疲れたなー」

    ユミル「まぁボチボチできたってとこかな」

    クリスタ「立体起動は難しいよ・・・」

    ライナー「ク、クリスタ!良かったら教えるぞ!」

    ユミル「私がいるからおまえは結構だ」

    クリスタ「もうユミル!ありがとうねライナー、教えて欲しくなったらお願いするよ」ニコ

    ライナー「おぅ!(天使)」


    タタタ…

    サシャ「兵長!」

    リヴァイ「ん?サシャか」

    サシャ「今日の兵長、とてもかっこよかったですよ!」

    リヴァイ「フッ…そうか」

    ハンジ「あれれー?リヴァイ照れてるの?」

    リヴァイ「うるせえぞクソメガネ」

    ハンジ「あ、私はハンジ。分隊長をやってるんだ。よろしくね」

    サシャ「はっ!サシャ・ブラウスであります!」ビシッ

    ハンジ「よろしく。邪魔しないようにミケのとこにでも行ってくるよ」タタターー

    リヴァイ「ちっ・・・」

    リヴァイ「サシャ」

    サシャ「はい?」

    リヴァイ「お前は筋がいいが、周りが見えてねえ。仲間と連携を取れるようにしろ」

    サシャ「は、はい!」

    リヴァイ「じゃあな」スタスタ
  33. 33 : : 2013/10/19(土) 18:55:56
    サシャ「あ・・・」ズキ

    サシャ(もう少し話したかったなぁ)

    コニー「サシャお前、兵長と話してたのか」

    サシャ「あ、はい、そうですよ」

    ジャン「兵長と話せるなんて・・・俺も今度話しかけてみようかな」

    エレン「最近兵長と関わりあるのか?」

    サシャ「いえ、そんな大したものじゃないですよ」

    エレン「何話してたんだ?」

    サシャ「立体起動についてです、周りが見えてないと言われました」

    ミカサ「サシャ、あなたは素質はある。いかにそれを伸ばすかが大事」

    サシャ「そうですね!がんばります!」
  34. 34 : : 2013/10/19(土) 19:22:13
    新しいな…期待!
  35. 35 : : 2013/10/19(土) 20:02:58
    >>34
    嬉しくて涙が出てしまいました
    がんばります!
  36. 36 : : 2013/10/19(土) 20:03:40

    リヴァイ(くそ・・・あんな面と向かって、しかもあのメガネがいるのにかっこいいとか言いやがって・・・)

    リヴァイ「メガネに釘を差しておかねぇとな・・・」

    オイ、メガネ! ナニ?ギャア!オコッテル!? コッチニキヤガレ ミケ!タスケテ! ズルズルズル…
    ギャアアアアアアアアアアア




    ーーーーー

    食堂

    アルミン「今日のミカサはすごかったね」

    エレン「あぁ、悔しいがな」

    ミカサ「エレンは私を見習うといい」

    エレン「ちくしょう・・・」(何も言い返せねぇ・・・)

    ジャン(ミカサに立体起動を教えてもらえるように頼んでみようか・・・そしたら二人きりで・・・)ウヘヘ


    ジャン「ミ、ミカサ!」

    ミカサ「なに?ジャン」

    ジャン「お、俺も立体起動うまくなりたいんだ・・・!教えてくれないか?」

    ミカサ「あなたは立体起動はもううまい、ので、教えることはない」

    ジャン「俺の立体起動はうまいのか!?」

    ミカサ「えぇ、とても」

    ジャン「そうか!ありがとな!」(褒められたー)スタスタ

    ジャン(ん?なんのためにミカサに話しかけたんだっけ?まぁいいか♪)
  37. 37 : : 2013/10/19(土) 20:11:31
    ワイワイガヤガヤ


    エレン「ごちそうさん」

    ミカアル「ごちそうさまでした」

    エレン「今日は疲れたなー」

    ミカサ「疲れたなら早めに寝るといい」

    アルミン「そうだね、僕も早く寝ようかな」

    エレン「ん?」

    アルミン「どうしたの?」

    エレン「サシャのやつ・・・」

    アルミン「ん?・・・え?」

    ミカサ「ご飯をあまり食べていない・・・」

    エレン「まじかよ・・・あのサシャが?」

    アルミン「でもほんとに食べてないみたいだね」

    コニー「そうなんだよ、あいつ俺の飯にも手を伸ばしてこなかったぜ」

    アルミン「やぁコニー、サシャは具合でも悪いのかな?」

    スタスタスタ

    エレン「サシャ」

    サシャ「なんでしょう?」

    エレン「具合でも悪いのか?」

    サシャ「いえ!そんなことは全然」

    アルミン「でもサシャがご飯をあまり食べないなんて珍しいからね」

    コニー「そうだ、俺の飯にも手を出さなかったし」

    サシャ「そういうことでしたか・・・」

    サシャ「ミカサ、後で兵舎裏に来てもらえますか?」

    ミカサ「分かった、行こう」

    エレン「じゃあ、サシャのことはミカサに任せるか」

    アルミン「そうしよう、そのほうがいい事もあるだろうし」

    エレン「じゃあな」スタスタ
  38. 38 : : 2013/10/19(土) 20:16:07
    夜、兵舎裏

    ミカサ「サシャ」

    サシャ「あ!ミカサ!」

    ミカサ「秋になって少し寒い、なので、掛けるものを持ってきた、はい」スッ

    サシャ「ありがとうございます」

    サシャ「そういえば、今日の訓練のミカサすごかったですね」

    ミカサ「そんなことはない」

    サシャ「ミカサはすごいですよ!でも、リヴァイ兵長もすごかったですよね!クルクルって回ってズバッ!と」

    ミカサ「たしかに、あれにはかなわない」

    サシャ「強くて・・・それに意外と優しくてかっこ良くて・・・」

    ミカサ「・・・」

    サシャ「あれだけかっこ良かったら、みんなから好かれているんでしょうね・・・」

    ミカサ「・・・」

    サシャ「新兵は見ることもほとんど出来なくて、手が届かないし、話すことも・・・」ポロ

    ミカサ「サシャ、泣かないで」

    サシャ「えっ・・・」ポロポロ

    サシャ「・・・っなんで?なんで涙が・・・」

    ギュッ

    ミカサ「あなたはあのチ・・・兵長が好き、そうでしょう?」

    サシャ「ぅうえぇぇん・・・・ぞ、ぞうです・・・兵長が・・・好ぎなんです・・・」

    ミカサ「そう・・・」ナデナデ


    ........

    ミカサ「落ち着いた?」

    サシャ「グスン…はい、少し落ち着きました」

    ミカサ「良かった」ニコ

    ミカサ「サシャ、一つ聞きたい、なぜ私に?相談事ならアルミンのほうが向いてる」

    サシャ「ミカサはエレンのことが好きでしょう?」

    ミカサ「もちろん。エレンは大事な家族、私の帰る場所であり、私の存在価値」

    サシャ「でもエレンはなかなか応えてくれませんよね・・・それでもミカサはエレンを想い続けてる」

    サシャ「私のこの気持ちはどうしたらいいんでしょう?相手はあの兵長ですし・・・」

    ミカサ「私は・・・あまりこういうことが得意ではない・・・でも、恋というのは自分の気持ちに自信を持つことだと思う」

    サシャ「というと?」

    ミカサ「相手を想う気持ちは誰にも負けない、という自信のこと。私はエレンを想う気持ちは誰にも負けない、つまり私はエレンに恋をしているかもしれない」

    ミカサ「恋は叶えば愛になるだろう、でも叶うまでの恋は自分の気持ちに自信を持つこと・・・だと思う」
  39. 39 : : 2013/10/19(土) 20:22:02
    サシャ「ありがとうございます!やっぱりミカサに話して正解でした」

    ミカサ「そう、それは良かった」

    ミカサ「食事の時に元気がないあなたを初めて見た、心配した」

    サシャ「ありがとうございます、でももう大丈夫です」

    ミカサ「そう、でも相手はあのチ・・・兵長」

    サシャ「う・・・」

    サシャ「でも!出会って間もないですけど、兵長を想う気持ちは負けないつもりです!」

    ミカサ「そう」

    サシャ「もう迷いはありません!」

    ミカサ「ならよかった、戻ろう、夜は冷えこむ」

    サシャ「ですね!」

    オレイトシテアシタノパンヲモラオウ エェ!?ソンナァ
    ジョウダン ヨカッタァ
  40. 40 : : 2013/10/19(土) 21:29:57

    リヴァイの部屋


    カキカキ…

    コンコン

    リヴァイ「誰だ?」

    ペトラ「ペトラです」

    リヴァイ「入れ」

    ガチャ

    ペトラ「失礼します」

    ペトラ「あ、お仕事中でしたか」

    リヴァイ「ちょうどいい、少し休もうと思っていたところだ」

    ペトラ「そうでしたか」

    リヴァイ「お前も休んでいけ」

    ペトラ「え、いいんですか?」

    リヴァイ「部屋の持ち主がいいと言っているんだ、それとも何か他に用でもあるのか?」

    ペトラ「い、いえ、じゃあご一緒させていただきます、あ、熱いのでお気をつけて」

    リヴァイ「ズズ‥問題ない、お前が淹れるのはいつもちょうどいい」

    ペトラ「よかったです」(キャーーーー!褒められたー!)

    ペトラ「あ、それと、エルヴィン団長からの伝言です」

    リヴァイ「なんと?」

    ペトラ「今度、今期の新兵と親睦会という名目で食事会のようなものをするとか・・・なんでも、上官と部下との信頼は人類の力の一つだとか」

    リヴァイ「そうか・・・だがそんな余裕があるのか?」

    ペトラ「なんか、あまりパーティーというようなものではないようですよ?新兵からしたら少しはいいものを食べられるかもしれませんが」

    リヴァイ「なるほど・・・エルヴィンが考えそうなことだ」

    ペトラ「それで、兵長もできるだけ出席するようにとのことです」

    リヴァイ「わかった、出ると伝えておけ」



    リヴァイ「・・・ペトラ」

    ペトラ「はい?」

    リヴァイ「お前、痩せたか?」

    ペトラ(気づいてもらえた!成果は出てるのね♪)

    ペトラ「え、そ、そうですか?」

    リヴァイ「いや、すまない、野暮な質問をしたな」

    ペトラ「い、いえ、別に構いませんよ」(痩せたのは言われてもいいのに!)

    ペトラ(でもこの調子ね♪もっとスタイル良くなって、兵長に・・・ウフフ)
  41. 41 : : 2013/10/19(土) 21:32:14

    ..........

    リヴァイ「今日のもよかったぞ」

    ペトラ「ありがとうございます♪」

    ペトラ「じゃあ私はこれで、これは下げておきますね」

    リヴァイ「あぁ、頼む」

    ペトラ「では、おやすみなさい兵長」

    リヴァイ「あぁ」

    バタン

    リヴァイ(親睦会か、新兵からしたらいい飯が食えるとかなんとか・・・サシャは喜ぶだろうな)

    リヴァイ(そう言えば最近来ないが、ちゃんと食えてるのか?)

    リヴァイ(・・・?なんでサシャが思い浮かぶ)

    リヴァイ「ちっ・・・」



    翌日、昼

    教官「お前たちに良い知らせがある」

    教官「二日後に、エルヴィン団長の考えで、調査兵団の上官がたと新兵の親睦会がある」

    教官「粗相のないように準備をしておけ」



    .........




    アルミン「親睦会か、すごいね」

    エレン「親睦会って言ってもなー、話したことはあるしな」

    アルミン「エレンはそうだけど、他の新兵からしたらめったにない機会だよ」

    ミカサ「という事はあの女狐も・・・」

    エレン「頼むからトラブルはやめてくれ」

    コニー「親睦会ってなんだ?」

    ライナー「仲を深めるための会合のことだ」

    コニー「会合ってなんだ?」

    ユミル「もう黙ってろよバカ」

    クリスタ「みんなで集まることだよ!」

    サシャ「美味しいものがあるんでしょうか?」

    ジャン「多分あるんじゃねーか?」

    ユミル「誰かのせいであっという間になくなりそうだがな」

    ライナー「まったくだ、俺らの分はないかもな」

    サシャ「えぇ!美味しいものは私は食べられないのですか・・・」

    ユミル「お前が食うからみんなの分がなくなるって言ってんだ!」




    ミカサ「サシャ」テマネキ

    サシャ「?なんでしょう?」

    ミカサ「夜に兵舎裏で会おう」ゴニョゴニョ

    サシャ「わかりました」ゴニョゴニョ

    ユミル「・・・」
  42. 42 : : 2013/10/19(土) 21:33:58

    夜、兵舎裏

    ミカサ「ごめんなさい、遅くなった」

    サシャ「大丈夫ですよ♪あと、はいこれ」スッ

    サシャ「冷えるって言ったでしょう?今度は私が持ってきました」

    ミカサ「ありがとう」

    サシャ「それで、どうしたんですか?」

    ミカサ「二日後に親睦会がある」

    サシャ「はい」

    ミカサ「ということはあの・・・サシャの好きな兵長もくる」

    .............

    ユミル「ー♪〜〜♪ーーー♪」

    ユミル(ん?あれはミカサと、サシャ?珍しいなこんなところで)

    ユミル(少し覗いてくか)

    .........

    ミカサ 「ということはあの・・・サシャの好きな兵長もくる」

    ミカサ(っ!)

    ユミル(おっ)

    サシャ「たしかに!ひさしb.. ミカサ「しっ!」

    サシャ「どうしました?」

    ミカサ「そこの茂みにいるのはわかってる、出てきなさい」

    ユミル(げっ)

    ガサッ

    ユミル「よ、よぅ、奇遇だな」

    ミカサ ジィーッ

    ミカサ「あなたはもう事情を知ってる」

    ユミル「・・・まぁな」

    サシャ「えぇ!」

    ミカサ「今聞いたことは忘れて部屋に戻りなさい」

    ユミル「いいじゃんかよ、少しぐらいネタにしたって」

    ミカサ「そう・・・なら私もあなたとベロトレトのことをネタにしよう」

    ユミル「え・・・あっ・・・ちょっ・・・・・・てか、ベルトルトだ!」マッカッカ

    ミカサ「さすが、愛する者の名m ユミル「待て待て待て!待ってくれ」

    ミカサ「なに?」

    ユミル「どこまでしってやがる?」

    ミカサ「二人で夜にあんなことしたり休みの日は二人でこんなことしたり・・・」

    ミカサ「講義中に見つめあっt ユミル「わーーーー!!!ミカサ!具合が悪いから帰る!から、な?」

    ミカサ「そうするならなにも問題はない」

    ユミル「頼むぞ!な!」マッカッカ

    ミカサ「いいじゃんかよ、少しぐらいネタにしたって(棒)」

    ユミル「っ・・・悪かった、誰にも言わないから」

    ミカサ「なら私もそうしよう」

    ユミル「頼んだぞ!」タタタタ...
  43. 43 : : 2013/10/19(土) 23:44:22
    ミカサ「・・・ユミルにばれると面倒」

    ミカサ「話に戻ろう」

    サシャ「なんの話でしたっけ?」

    ミカサ「親睦会があるので、兵長に会えるという話」

    サシャ「あ、そうですね!」

    ミカサ「 チャンス到来」

    サシャ「なんのですか?」

    ミカサ「想いを伝えるチャンス」

    サシャ「でも・・・私は新兵ですし、兵長からしたらまだまだ子供で・・・」

    サシャ(それに最近兵長の部屋に行ってないし・・・)

    ミカサ「サシャはそれでいいの?」

    サシャ「え?」

    ミカサ「私達は・・・いつ死ぬかわからない・・・もしかしたら、夜でも動ける巨人が今この瞬間にでも来て、私達は死ぬかもしれない」

    ミカサ「そんなときに伝えておけばよかったと後悔しても遅い」

    ミカサ「だから、伝えられる間に伝えておくべきだと思う」

    サシャ「たしかに・・・」

    サシャ「でも、最近仲良くしてもらっているのに、それが壊れてしまうと思うと・・・」

    ミカサ「アルミンが言ってた」

    ミカサ「何かを捨てる・・・ことが・・・できるなら・・・?何かが手に・・・入る・・・?と」

    サシャ「どういう意味でしょう?」

    ミカサ「よく覚えてないが、覚悟を決めることが大事という意味なのだろう」

    サシャ「そうですね!伝えることにします」

    ミカサ「もしダメだったら私の胸を貸そう。」

    サシャ「縁起でもない事言わないでくださいよ!」

    サシャ「でも、ミカサのおかげです、とても助かりました、今回のことに関しては助けられてばかりですね」

    ミカサ「あなたに元気がないと、どうしても空気が暗くなる。あなたの明るさは私達にとって大切なもの、サシャの笑顔はかけがえのないものだから」

    サシャ「」プシュー

    ミカサ「どうしたの?」キョトン

    サシャ「いや、そこまで言われると恥ずかしくてですね」

    ミカサ「少なくとも私の本心、それにみんなも思っているだろう」

    サシャ「ミカサに相談してほんとに良かったです!私は行くところができたので」

    ミカサ「分かった、寒いから気をつけて」

    サシャ「はい!」タタタ…
  44. 44 : : 2013/10/20(日) 00:22:17

    リヴァイの部屋

    カキカキ...

    リヴァイ「はぁ・・・」

    リヴァイ(そう言えば二日後に親睦会か)

    リヴァイ(あいつも来るんだろうか・・・いや、来るだろうな)

    カキカキ

    リヴァイ(にしてもガラじゃねえな・・・)

    リヴァイ(この際、誰かに相談してみるか?)


    コンコン


    リヴァイ「誰だ」

    サシャ「サシャ・ブラウスであります!」

    リヴァイ(!?)

    リヴァイ「・・・入れ」


    ガチャ

    サシャ「あ、お仕事中でしたか?」

    リヴァイ「構わない、効率が落ちていたから休憩でもしようかと思っていた」

    リヴァイ「久しぶりだな、何を食いに来た」

    サシャ「え、えと・・・ですね・・・お願いがあります」

    リヴァイ「なんだ?」

    サシャ「兵長の・・・作ったものが・・・食べたいです・・・なんて」

    リヴァイ「食いもんじゃねえが、茶でいいなら淹れてやろう」

    サシャ「あ!それがいいです!」

    リヴァイ「わかった、待ってろ」

    バタン...
  45. 45 : : 2013/10/20(日) 01:47:18


    ガチャ・・・

    リヴァイ「持ってきたぞ」

    サシャ「ありがとうございます」

    リヴァイ「ほれ」コト

    サシャ「いただきます」

    サシャ「ズズ・・・、・・・美味しいです」

    リヴァイ「この間はお前がびびってたからな、あんだけガチガチだとうまいもんもまずくなる」ズズズ

    サシャ「いい香りですね」

    リヴァイ「そうか・・・」フッ

    サシャ「・・・」

    リヴァイ「・・・」

    サシャ「そういえば、兵長の立体起動はとても話題になってます」

    リヴァイ「そうなのか・・・」ズズズ

    サシャ「とてもかっこよかったですよ!あのクルクル回るのなんて真似しようとしてる人もいますし」

    リヴァイ「危ないから止めておけ」

    サシャ「もちろん立体起動をつけてはしていませんよ?あんなことしたら死んじゃいますし」ズズズ

    サシャ「兵長にしか出来ませんよ」

    リヴァイ「ちくしょう・・・、まんざらでもねぇな」ボソ

    サシャ「ん?なんですか?」

    リヴァイ「なんでもねぇ」
  46. 46 : : 2013/10/20(日) 01:47:48
    リヴァイ「サシャ」

    サシャ「はい」

    リヴァイ「お前、親睦会には来るのか?」


    サシャ( ミカサ「想いを伝えるチャンス」)

    サシャ「・・・・・・」プシュー

    リヴァイ「どうした?顔が赤いが・・・」

    サシャ「いっ、いえ、私も出席します!というか、新兵はほとんど行くと思いますよ?」

    リヴァイ「そうなのか」ズズ

    リヴァイ(楽しみな自分がいやがるな)



    サシャ「ごちそうさまでした」

    リヴァイ「最近飯は食えているのか?来てなかったが」

    サシャ(あなたのせいでご飯が通らなかったんです!・・・なんて言えませんね)

    サシャ「はい、まぁなんとか」

    リヴァイ「そうか・・・」

    リヴァイ「今度の親睦会では多めに作るように言っておこう」

    サシャ「本当ですか!?」

    リヴァイ「あぁ・・・」ニコ

    リヴァイ(ちくしょう、可愛いじゃねえか)

    サシャ(兵長が笑った!)

    サシャ( ミカサ「サシャの笑顔はかけがえのないもの」)

    サシャ(ハッ!)プシュー

    リヴァイ「ん?どうした」

    サシャ「いえ・・・ぜひ!たくさん作っておいてください!」

    リヴァイ「あぁ」


    サシャ「では、私はこれで」

    リヴァイ「そうだな、消灯時間も近い、それに冷え込むから気をつけろ」

    サシャ「・・・兵長ってやっぱり優しいんですね♪」

    リヴァイ「ふん・・・」

    サシャ「おやすみなさい、リヴァイ兵長」
  47. 47 : : 2013/10/20(日) 01:49:34
    親睦会 当日

    ガヤガヤザワザワ

    コニー「うぉあーー!!すげぇー!」

    ジャン「結構豪華だな!」

    ライナー「だな、見ろよ、ベルトルトの目が輝いてるぜ」

    アルミン「すごいね!この人数だと結構予算かかるんじゃないかな?」

    サシャ「これ、食べていいんでしょうか?」

    ユミル「お前は食うな、なくなっちまう」

    クリスタ「ユミル!そんなこと言わないの!サシャ、がっついちゃだめだよ?」

    ユミル「へいへいすいません、私の天使様♪」ギューッ

    ミカサ「そういうのはベロトレトにすればいい」ボソ…

    ユミル「ぶっ!?」

    クリスタ「きゃぁ!ユミル!?」

    ユミル「いや、悪いな」

    ユミル「ミカサ?今なんて?」

    ミカサ「いや、特に大したことは言っていない、でも聞きたいというのならもう一度はっきり言おう」

    ユミル「いや、なんでもない」アセダラダラ

    クリスタ「?ユミル変なの」

    ユミル「気にするな、食おうぜ」アセアセ

    ライナー「そうだな、食うか」

    コニー「あ!」

    エレン「どうしたコニー?」

    コニー「サシャを見張ってねぇ!」

    アルミン「しまった!てかいない!」
  48. 48 : : 2013/10/20(日) 01:50:27

    ナンダコイツ? スゲーナ、メチャクチャクッテルゾ
    ホソイノニドコニハイッテンダ? テカナクナル!オレモクワナキャ!!


    アルミン「・・・あそこだね」

    エレン「だな」

    ライナー「止めるか」

    ミカサ「待って」

    アルミン「ん?どうしてだい?」

    ミカサ「今日は・・・大事な日・・・サシャにとっての・・・」

    ミカサ「サシャは緊張してる・・・だから量がいつもより少ない」

    ライナー(いや、たしかにいつもよりは少ないけど・・・)

    ベルトルト(普通の人から見たら多いよ・・・)

    アルミン(というか・・・やっぱすごい量)

    ジャン(ミカサは天使)

    エレン「大事な日・・・?誕生日か?」

    ミカサ「それに、サシャは今日を楽しみにしてた」

    クリスタ「それにしても珍しいね!ミカサがサシャの味方をするなんて」

    ミカサ「敵にしているつもりはない」

    ユミル「そういう意味じゃねえんだよ」

    ミカサ「ユミル・・・」ギロッ

    ユミル「」



    ライナー「まぁなにか考えがあるんだろ」

    エレン「あまりにも早かったら止めるか」

    アルミン「そうだね、みんな食べてないようだし、余るくらいならサシャに食べてもらおう」

    ジャン「んじゃ、俺も食うぜ!」ムシャムシャ

    コニー「じゃあ俺も!」モグモグ
  49. 49 : : 2013/10/20(日) 04:48:38
    檀上

    エルヴィン「みんな、聞いてくれ」

    オ、ダンチョウダ

    シーン

    モグモグハフハフ

    エルヴィン「今日はよく集まってくれた」

    エルヴィン「我々、調査兵団は、壁外に出ることによって、多くの死者を出している」

    ガツガツムシャムシャ

    リヴァイ(サシャ!?話ぐらい聞けよ・・・)フッ


    エルヴィン「壁外で生き残るためには、単純な力も必要だが、仲間との連携も大きな鍵を握ってくる」

    モグモグゴックン
    ムシャムシャ

    エルヴィン「そこで、親睦を深め、いざという時に助け合えるような絆を作るために、この親睦会を開いた訳だが・・・」

    ハフハフガツガツ
    バリバリムシャムシャ

    リヴァイ(やめろサシャ、腹がいてぇ、腹筋が壊れそうだ)ブッ…クックック… プルプル

    エルヴィン「そこの者」

    サシャ「!?」

    エルヴィン「そうだ、君だ」

    サシャ「はい?」


    ジャン「あいつ・・・」

    コニー「あのバカ・・・」

    ユミル「お前が言えたことかよ」

    アルミン「少なくとも今はコニーよりは・・・」

    エレミカ「たしかに」

    ライナー「団長の話を聞かないのなんてあいつぐらいじゃないのか?」


    エルヴィン「君は私の話を聞いていたかね?」

    サシャ「ハッ!壁外に出ると死んでしまうので今のうちに食べ物を食べておけ!という話です」

  50. 50 : : 2013/10/20(日) 04:49:40
    ドッ!!!!

    アイツハナシキイテネーゾ!! コンキハヘンジンガハイッテキタナ!
    コリャオモシロイソ!!!
    ワハハハハ

    リヴァイ「ぶっ!」

    リヴァイ(アイツ頭おかしいんじゃねーのか)

    ハンジ「いやー、君はあんな子が好きなのか」コソコソ

    リヴァイ「もう一度言ってみろ」

    ハンジ「冗談だよ♪」

    ハンジ「それよりもエルヴィンがどう出るか・・・」


    エルヴィン「」プルプル

    リヴァイ「あいつ笑ってるぞ」

    ハンジ「まぁあんなこと言われたら笑うしかないよね」


    エルヴィン「ちがう、仲間と助けあえ、という話だ」

    サシャ「なるほど」

    エルヴィン「まぁいい、私が今日諸君に求めるのは、同期とだけではなく、上下にもつながりを持って欲しい、ということだ」

    エルヴィン「もちろん、私も諸君とのつながりを作りたいと思っている、以上だ」

    エルヴィン「それと、今回の食事はここまでのものになる予定はなかったが、リヴァイが自費で金を出してくれたおかげで、とてもよいものとなった。感謝しながら食べてほしい」


    サスガヘイチョウ!! フトッパラ!
    ヘイチョウカネモチナンダナー

    リヴァイ(何が金持ちだ、財布がスッカラカンだ)

    リヴァイ(だが・・・あんなに食ってくれる奴がいればなくなるだろう)


    エレン「ミカサ、アルミン、食おうぜ!」

    ミカサ「えぇ、食べよう」

    ジャン「ミカサ、一緒に食わねえか?」

    ミカサ「断ろう」キッパリ

    ジャン「」

    ライナー「よしジャン、俺達と食おうぜ」

    ズルズルズル…
    ミカサァ!! アキラメロ イヤダァ‥
  51. 51 : : 2013/10/20(日) 04:50:39
    エレン「しかし兵長は金あるんだなー、これだけの人数分用意できるなんてな」

    アルミン「そうだね、これだけとなると、かなりかかるだろうね」

    ミカサ「あのチビはこれくらいして当然」

    アルミン「ミカサはまだ敵対心があるんだね」

    エレン「まだかよ・・・」

    アルミン「敵対心というよりもライバル心かな?ミカサが勝てない、数少ない人間だからね」

    ミカサ「私はエレンを守るためなら負けることはない」





    ジャン「ミカサァ・・・」モグモグ

    ライナー「野郎だけのほうが楽しいこともあるぞ?」

    ジャン「あ、クリスタ」

    ライナー「なにぃ!?」キョロキョロ

    ジャン「なにが野郎だけのほうが楽しいだ、お前も必死じゃねえか」

    ライナー「だな、やっぱり華がないな」シクシク


    コニー「うひょぉー!うめぇ!なんだこれ!?」


    ジャン「なんであいつあんな元気なんだよ・・・」

    ライナー「バカだからだろ」

    ジャン「そうか」

  52. 52 : : 2013/10/20(日) 04:51:29
    ユミル「よっ」

    ジャン「どうしたんだユミル」

    ライナー「ユミル!?ということは・・・」

    クリスタ「よっ!なんてね♪」ニコッ

    ライナー(え?可愛すぎるだろおい、なにが、よっ!だよ、しかもその後の、なんてね♪なんて・・・輝かしい笑顔をふりまいて俺の心臓を締めつけるっ・・・)


    ライナー「うわぁぁぁ・・・」モンゼツ


    ユミル「なんだこいつ」

    ジャン「ほっとけ」

    ジャン「んで、どうしたんだ?」

    ユミル「野郎どもだけで食べてて華がねえから来てやっt..クリスタ「ユミルがね、ベルトルトと食べたいって言うから来たの!」

    ユミル「はぁ!?いや、そ、そんなわけねえだろ」アセアセ

    ベルトルト「・・・////」

    ジャン「ベル・・・ト・・・トロは顔に出やすいんだな」

    ベルトルト(惜しかったけど・・・)

    ジャン「ユミルもそういうのに興味あるんだな」ニヤニヤ

    ユミル「はぁ!?ベルトルさんとはなにもな...クリスタ「そうなんだよ!この間なんてね、キスしちゃったとかで照れててすごく可愛かったの!!」


    ジャン「・・・」プッ プルプル

    ライナー「・・・フッ」クスクス

    ユミル「・・・///」カオマッカ

    ベルトルト「クリスタ・・・」マッカッカ

    ユミル「ク〜リ〜ス〜タ〜!あんだけ言うなと念を押したよな!なぁ!」ホッペブニー

    クリスタ「いはいいはい!ほへんなはいふひる!(いたいいたい!ごめんなさいユミル!)バタバタ

    ライナー「そんだけむきになるとは、さては本当か」ニヤニヤ

    ジャン「嘘つくなよ、とか言い訳もできたのにな」ニヤニヤ

    ライナー「珍しく頭が回らなかったようだな」

    ユミル「もういい!知らねぇ!行こうぜベルトルさ・・・、あ・・・」

    ジャン「まぁあんまり茶化すのも酷だな」

    ライナー「そうだな、ベルトルトは固まってるしな」
  53. 53 : : 2013/10/20(日) 04:53:00
    ベルトルト「」チーン

    ジャン「まぁいいんじゃねえの?」

    ライナー「お似合いだな」

    クリスタ「でしょ!?二人とも背が高くて絵になってるよね!!」

    ライナー「じゃあクリスタ、お前は俺と身長差カッp...ユミル「おい、いいのか?あれバラされても」

    ライナー「すいませんでした」

    ジャン「お前何やったんだよ」

    ライナー「行こうジャン」トボトボ

    クリスタ「あ、待って!私も一緒に食べていいかな?」

    ユミル「おい、なんでだよ」

    クリスタ「だって二人の世界は邪魔しちゃいけないからね♪」

    クリスタ「ということなんだけど・・・ダメかな?」ウワメヅカイ

    ライナー(うほぁぁ!!可愛すぎる!!身長的に自然と見上げる感じになるから上目遣いが・・・)

    ジャン「いいぜ、だろ?ライナー」

    ライナー「あ、あぁ、いいぞ!むしろこちらからお願いする」

    クリスタ「ライナーがそこまで言うならしょーがないなぁ♪なんちゃって♪」テヘ

    ライナー(無理無理無理無理、無理だって。クリスタは俺の心臓を壊しに来たのか?)

    クリスタ「ライナー?」

    ライナー「あいや、すまない、食べよう」

    ジャン(ライナーは面白いな)ニヤニヤ
  54. 54 : : 2013/10/20(日) 05:15:41
    面白い!!
    サシャと兵長は初めて見た 支援
  55. 55 : : 2013/10/20(日) 09:53:38
    >>54
    おはようございます

    ありがとうございます!とても嬉しいです♪
  56. 56 : : 2013/10/20(日) 10:47:40
    ミカサ「・・・」

    ミカサ「二人とも、しばらく席を外す」

    エレン「ん?おぅ」

    アルミン「はーい」




    ミカサ「サシャ、しっかりして」

    サシャ「うへへ・・・お腹いっぱいですよ・・・」

    ミカサ「今日はちゃんと想いを伝える日、でしょう?」

    サシャ「はっ!そうでした!!」

    ミカサ「あのチ・・・兵長は外にいた、調べておいた」

    ミカサ「あとはサシャが一歩踏み出せるかどうか」

    サシャ「・・・ありがとうございます・・・」

    ミカサ「?どうしたの?」

    サシャ「私、今までこういう経験がなかったんですが、とても苦しいものなんですね」

    サシャ「今でも、怖くて・・・叶わない恋というのは・・・とても怖いです・・・それを伝えるのも・・・」

    ミカサ「確かに苦しくて怖いだろう、でも・・・」

    ミカサ「あなたの、兵長に対する気持ちは誰よりも強い、でしょう?」

    サシャ「・・・はい!」

    ミカサ「なら大丈夫、今のあなたはとても・・・強くて美しい」

    ミカサ「早く行ったほうがいい、外にいる間に」

    サシャ「・・・ありがとうございます・・・!」タタタタ..
  57. 57 : : 2013/10/20(日) 10:50:54

    会場、外

    リヴァイ(はぁ・・・)

    リヴァイ(懐は寂しくなったがいい親睦会になった、新兵も喜んでただろ)

    リヴァイ(冷えるな・・・)

    リヴァイ(つーかこの花、ふと思えば頑張って育てたな・・・一輪だけだが)

    リヴァイ(いい年した男がまともに気持ちも伝えられねぇとは・・・我ながら情けねぇ)


    ガチャ

    リヴァイ「!?」バッ

    ペトラ「どうも・・・」ホッソリ

    リヴァイ「ペトラか・・・」(花は隠しておこう)

    ペトラ「隣、いいでしょうか?」

    リヴァイ「あぁ」

    ペトラ「失礼します」ヨコニチョコン

    リヴァイ「風に当たりに来たのか?」

    ペトラ「いえ、兵長に会いに」

    リヴァイ「よく場所がわかったな」

    ペトラ「こういうのはだいたい裏口の階段に座ってたりするんですよ」

    リヴァイ「なんだそれは」

    ペトラ「私の読む小説ではそうでした」

    リヴァイ「なるほど・・・俺に会いに来たという事は、何か用があるのか」

    ペトラ「・・・」ウツムキ

    リヴァイ「ペトラ?」

    ペトラ「兵長・・・」

    リヴァイ「なんだ」

    ペトラ「私は・・・兵長のことが好きです・・・」

    ペトラ「リヴァイ班としてお伴させていただくうちに、慕う気持ちは、想う気持ちに変わりました」
  58. 58 : : 2013/10/20(日) 10:52:21

    ーーーーーーーーー

    サシャ(どきどきしますね・・・)

    サシャ(みなさんは平気でこんなことしてきたんでしょうか?)

    サシャ(そこの外ですか)

    サシャ(ん?なにか聞こえます)


    ーーーーーーーーー


    ペトラ「私はおそらく兵長よりも早く死ぬでしょう」


    サシャ(ん!?兵長と誰かが話している!?)


    リヴァイ「そんなことはない、お前たちは守る」

    ペトラ「そしたら、もう伝えられなくなってしまう・・・だから今日伝えました・・・」

    ペトラ「私はリヴァイ兵長のことが好きです・・・兵長としても、リヴァイ班のリーダーとしても・・・一人の男性としても」


    サシャ(え!?リヴァイ班の人!?・・・が告白してる!?)


    ペトラ「よろしければ・・・私とお付き合いしてください!」


    サシャ(・・・っ)タタタ…

    ーーーーーーーーー

    サシャ(そうだ、私は・・・何を勘違いしてたんでしょう・・・よく考えれば叶わないってわかるのに)ポロ…

    サシャ(優しくされて勝手に嬉しくなって)ポロポロ…

    サシャ(ただの上官と部下なのに)

    サシャ(私なんかよりもっと近くにいる人を・・・好きになるに決まってますよね・・・)ボロボロボロ…

    ーーーーーーーーー


    リヴァイ「そうか・・・お前は俺のことを・・・」

    リヴァイ「その気持ちはとても嬉しい」

    ペトラ「ほんとですか!」

    リヴァイ「あぁ、だが・・・応えることはできない」

    ペトラ「・・・ですよね!分かってはいましたけど・・・っモヤモヤしたままってのも嫌だったので・・・」カタカタ

    ギュッ

    リヴァイ「すまねぇ・・・」

    ペトラ「今振った相手を抱きしめるなんて・・・兵長らしいです」ニコ

    ペトラ「じゃあ、失礼しますね・・・これから本格的に大泣きするので」

    リヴァイ「すまねぇ・・・」

    ペトラ「謝らないでください、なら、オルオをちょっといじめてくる、に変えておきます」

    リヴァイ「フッ…オルオには謝っておこう」

    ペトラ「それでは・・・」


    バタン...

  59. 59 : : 2013/10/20(日) 10:53:19
    二回送ってしまいました・・・
  60. 60 : : 2013/10/20(日) 10:54:53
    と思ったら大丈夫でした
  61. 61 : : 2013/10/20(日) 12:57:45



    ミカサ「こんなところにいた」

    サシャ「うぇっ・・・うぅ・・・・・ヒック・・・ミカサァ・・・ヒック」

    ギュッ

    ミカサ「あなたは伝えた、でしょう?とても偉い、私の胸を貸してあげよう」

    サシャ「いえ・・・伝えられてないんです」

    ミカサ「貸した胸を返して欲しい」

    ミカサ「なぜ?いなかったの?」

    サシャ「いえ・・・」

    ミカサ「なら、泣いてる理由がわからない」

    サシャ「リヴァイ兵長の班の方が・・・ヒック 兵長に告白していました・・・グスン」

    ミカサ「そう、で?」(あの時のあの金髪の・・・)

    サシャ「で、って・・・それじゃあ叶わないじゃないですか」

    ミカサ「なぜ?」

    サシャ「私よりも・・・ずっと近くにいたんです・・・そんな人にはかてません・・・」

    ミカサ「なるほど、で、兵長はなんと返事を?」

    サシャ「聞く前に逃げてきちゃいました」


    ミカサ「」


    ミカサ「なぜ?」

    サシャ「怖くて・・・」

    ミカサ「今すぐ行きなさい、はやく、気持ちを伝えに」

    ミカサ「あなたが返事を聞いていないという事は、その人の告白を断っているかもしれない、だから早く」

    サシャ「怖いです・・・」

    ミカサ「私がついている」

    サシャ「フフッ…ありがとうございます、今度こそ、胸を貸してもらうので・・・」

    ミカサ「そうならないことを願っている」
  62. 62 : : 2013/10/20(日) 12:58:52




    リヴァイ(ペトラが俺のことを・・・考えてもみなかったな・・・)

    リヴァイ(あいつはなんだかんだでオルオとくっつくかと思っていたが・・・)

    リヴァイ(ペトラが俺に気持ちを伝えてくれたのに俺はここでウジウジしてやがるのか・・・情けねぇ)

    リヴァイ(・・・いくか)スクッ


    ガチャ


    サシャ「あ!兵長!」ニコッ!

    リヴァイ「」



    カイダンニフタリデチョコン


    リヴァイ(ちくしょう・・・決めかけた覚悟が・・・これなら巨人と戦うほうがまだマシだな)チラッ

    サシャ ツキヲミテニコニコ

    リヴァイ「・・・何しにきた」

    サシャ「・・・」

    リヴァイ「おい・・・飯はどうだった?」

    サシャ「スゥー、ハーッ…‥好きです!」

    リヴァイ「いや、そりゃお前が飯が好きなのはs...サシャ「兵長のことが!とても好きです!」


    リヴァイ「は?」


    サシャ「初めてあったときは、怖かったですけど、それから優しくされるうちに・・・どんどん好きになっていきました・・・」

    サシャ「はじめは私も『ご飯をくれるからだ』って思ってましたけど、違うんです」

    サシャ「だんだんと、ただそばに、一緒にいられたらいいんだって気づいて・・・それでどうしようもなくなって・・・」

    リヴァイ「・・・」

    サシャ「ごめんなさい、あまりこういうのは得意ではなくてですね・・・」

    サシャ「つまり、兵長のことを愛しているということです!」

    リヴァイ「フッ…」

    リヴァイ「サシャ、これをやる」

    サシャ「これは?」

    リヴァイ「俺が育てた花だ」

    リヴァイ「お前の気持ちはわかった、考えておこう」

    サシャ「じゃあ、受け取っておきますね」

    サシャ「明日部屋に行きますからね!その時までには考えておいてください!」

    バタン...
  63. 63 : : 2013/10/20(日) 13:00:28


    サシャ「あ、ミカサ、とクリスタ」

    クリスタ「やぁ、サシャ」

    ミカサ「泣いていない、ということは・・・」

    サシャ「えぇとですね、それが・・・」

    クリスタ「ん?その花はなに?」

    サシャ「え、あぁ、先ほどもらいました」

    クリスタ「え?この花って・・・」

    ミカサ「どうかしたの?クリスタ」

    クリスタ「ふふっ・・・」

    サシャ「な、なんなんですか!?」

    ミカサ「クリスタ、私も知りたい」

    クリスタ「これを渡されて、他にはなにか言われた?」

    サシャ「えと、実はある人にカクカクシカジカでですね・・・」

    クリスタ「そっか、サシャはこの花を見たことは?」

    サシャ「ないですね」

    クリスタ「この花はね胡蝶蘭っていうの」

    ミカサ「あ、聞いたことがある・・・」

    クリスタ「花言葉は・・・」

    ミカクリ 「「あなたを愛しています」」



    クリスタ「これはもう間違いないよ!」

    ミカサ「ここまでして違ったら・・・削ぐ」

    クリスタ「サシャ、いってらっしゃい♪」

    ミカサ「今すぐ行くべき・・・」


    サシャ「・・・ありがとうございます!」タタタタ…
  64. 64 : : 2013/10/20(日) 14:02:30


    クリスタ「にしてもその相手はロマンチックなんだね♪あの花を用意して渡すなんて・・・」

    ミカサ「これはいい情報を手に入れた・・・」

    クリスタ「ミカサ?」

    ミカサ「なんでもない、親睦会ももう終わってしまう、楽しもう」

    クリスタ「そうだね♪って言いたいけどユミルが先輩方を遠ざけるから親睦が深まんないよ・・・」


    アノコカワイイヨナ ヤメロチカヨンナ
    ナンダヨオマエ アァ!? コラユミル…
    ベルトルサンハダマッテロ! …‥


    ミカサ「クリスタも大変」

    クリスタ「まぁね」ハハ…
  65. 65 : : 2013/10/20(日) 14:03:23



    リヴァイ(明日か・・・もう伝えたみてぇなもんだけどな・・・あいつは花言葉なんざ知らねぇだろうな)

    リヴァイ(いつか渡そうとしてたものがこんないいタイミングで渡せるとは・・・)

    リヴァイ(俺も花言葉なんてガラじゃねえが・・・情けねぇな)


    .........

    ハンジ「ひひひ・・・リヴァイのあんな困った姿、見たことないや」

    ハンジ「巨人を殺すことと、家事以外はからっきしだなぁ」ウヘヘ

    ハンジ「・・・あいつはこの年まで一人だったからなぁ」

    ハンジ「なるべく早く誰かとくっついてくれたほうが仲間としても安心かな・・・なんて・・・ん?」

    ミケ「やぁ」

    ハンジ「ミケもやっぱり気になる?」

    ミケ「全体訓練の時にお前が言わなければ知りもしなかったが・・・」

    ハンジ「まぁね、でもやっぱりリヴァイには幸せになってほしいよね」

    ミケ「それには同意だ」

    ミケ「いつから見てたんだ?」

    ハンジ「リヴァイが例の子に花を渡すとこから」

    ミケ「あのリヴァイが花を・・・」

    ハンジ「そーなんだよ!意外だろ!?やっぱそんなとこ見ると気にn...ミケ「しっ!」スンスン

    ミケ「来るぞ・・・」

    ハンジ「んじゃ隠れよう」

  66. 66 : : 2013/10/20(日) 14:16:36
    .........


    リヴァイ(明日こそ・・・俺の方から・・・)

    バタン!!


    リヴァイ「!?」ビクゥッ


    タタタ…

    サシャ「兵長!」ジャンプ!

    ガシッ! ギュゥ−−

    リヴァイ「」


    リヴァイ「待て・・・落ちる」

    サシャ「うわわわ、ダメです!耐えてください!」


    ハンジ「oh...」コソコソ

    ミケ「こんなところで大胆だな」ヒソヒソ


    リヴァイ「~~~~~~~~ぬぅぅぅ・・・」ググググ


    ハンジ「耐えた!」ブフゥッ

    ミケ「」プルプル


    リヴァイ「落ち着け、そして離れろ」プルプル


    リヴァイ「いきなりどうs...サシャ「あの花は胡蝶蘭!花言b…クチニユビヲピトッ

    リヴァイ「・・・待て」

    リヴァイ「食料庫で初めてあった時は、お前には呆れた・・・まさか新兵が食料庫に忍びこむとはな・・・」

    リヴァイ「だが・・・・・・部屋でお前に飯を食わせた時、とても美味そうに食ったな」

    リヴァイ「それが・・・とても・・・気に入った」

    リヴァイ「それからは・・・会うたびに・・・その・・・」

  67. 67 : : 2013/10/20(日) 14:17:52
    ハンジ「なんだよあれ!下手くそか!ロマンチックのロの字もないぞ!」ヒソヒソゲラゲラ

    ミケ「下手・・・だな」


    サシャ「ん?どういうことですか?」

    リヴァイ(そうだな・・・回りくどい・・・)

    リヴァイ「サシャ、花言葉のとおりだ、お前を愛している」




    サシャ「・・・兵長!」ダキッ

    リヴァイ「サシャ・・・」ギュゥ-


    サシャ「兵長!キスしましょう!」

    リヴァイ「おいサシャ、こんなとこで大声でそんなこと言うな!」

    サシャ「ダメですか?」ウルウル

    リヴァイ「ちっ、仕方ねぇな・・・」


    ハンジ「ホントはリヴァイもしたいくせにね」ヒソヒソ

    ミケ「あぁ・・・」コソコソ

    ハンジ「すっごく見たいけど、そこまで見るのは野暮ってもんかな」

    ミケ「そうだな、帰るか」


    コソコソコソコソ


    サシャ「では!私の愛を兵ty..チュ…

    サシャ(へ?)


    リヴァイ「なにもかもてめぇからってのは気に食わねぇからな、そこら辺のプライドぐらいは持っている」//

    サシャ「兵長・・・私は・・・今世界で一番幸せです・・・」///

    リヴァイ「なら俺は二番目か・・・」




    リヴァイ「あと・・・名前で呼べ」

    サシャ「・・・はい!これからよろしくおねがいします、リヴァイ!」

    リヴァイ「あぁ、よろしくなサシャ」



    リヴァイ(・・・悪くねぇな)



    リヴァイ「ただし、名前で呼んでいいのは二人の時だけだ、わかったな?」

    サシャ「はい!」
  68. 68 : : 2013/10/20(日) 14:19:31
    翌日・・・


    エルヴィン「以上で会議を終わる、他の兵には私から伝えておく」

    リヴァイ「了解した」

    ハンジ「はーい」

    ミケ「・・・」



    ハンジ「ねぇミケ、リヴァイをからかってみようか?」イヒヒ

    ミケ「そんなの聞かれたらまた裏で・・・って、もう遅いようだな」

    ハンジ「え?」


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    リヴァイ「おいクソメガネ、さてはてめぇ、知ってやがるな?」ゲシゲシ


    ハンジ「」


    ハンジ「痛いっ、痛いってリヴァイ、それになんのことやら・・・」

    リヴァイ「うるせぇ!てめぇこっちに来やがれ!」


    ズルズルズル…
    ミケ!タスケテ!イッショニミタジャンカ!
    ナンノコトダカ…
    ソンナァ!? イヤ、チョッマッテ…
    ヒイッ!? イダダダダダ ギョワァァァァ!!
  69. 69 : : 2013/10/20(日) 14:21:18


    クリスタ「あ、おはようサシャ」

    サシャ「あ、おはようございますクリスタ、今日はユミルとは一緒じゃないんですね」

    クリスタ「昨日のお話聞こうと思って、今日は別にしてもらったの。昨日はどうしてたの?あれから戻って来なかったけど・・・」

    ミカサ「おはよう、サシャ、クリスタ。私も混ざっていいだろうか?」

    サシャ「おはようございますミカサ、どうぞ」

    ミカサ「では」ストン

    ミカサ「それでどうなったの?」

    サシャ「えーっとですね、結果はオッケーでした!」

    クリスタ「やったぁ!」ミカサトハイタッチ

    ミカサ「おめでとう、サシャ」クリスタトハイタッチ


    ライジャン((クリスタとミカサがハイタッチだと!!))


    サシャ「お二人のおかげです」

    クリスタ「私は何もしてないよ!ミカサはいつから知ってたの?」

    ミカサ「だいぶ早くから・・・」

    クリスタ「なーんだ!早く教えてくれればよかったのに!」

    サシャ「いえ、その・・・相手が相手ですし、ミカサには相談に乗ってもらったので・・・」///

    クリスタ「そうなんだ!相手は誰なの?エレン?コニー?ジャン?」ワクワク

    サシャ「え・・・と・・・」

    クリスタ「あ!無理に教えてくれなくてもいいよ!」

    ミカサ「クリスタは信用できる、教えても問題ない・・・はず」

    サシャ「相手は・・・」

    クリスタ「うん・・・」ドキドキ

    サシャ「・・・リヴァイ兵長です」

    クリスタ「へぇ!そうな・・・ん?」

    クリスタ「」


    クリスタ「え?あの人類最強の?」ヒソヒソ

    サシャ「はい・・・」

    クリスタ「えぇぇぇ!!!!」

    ミカサ「クリスタ、声がでかい」

    クリスタ「あ、ごめんごめん、びっくりしちゃって・・・」

    クリスタ「にしても意外だなぁ・・・」





    エレン「なんだ?騒がしいな・・・まぁいいか」
  70. 70 : : 2013/10/20(日) 14:26:51
    昼、広場


    サシャ「散歩でもしましょうかね・・・」

    ア!コノアイダノ アァ、メチャクチャタベテタヤツカ
    オモシロカッタヨナ シンペイダロ?ハナシカケテミルカ


    サシャ「〜♪〜~♪~~〜♪」

    サシャ「ん?あれは・・・」



    エルヴィン「たまには外で食べるのも悪くないだろう」

    リヴァイ「きたねえだろ」

    ハンジ「いいじゃないかリヴァイ、陽の光を浴びて、巨人のことを考えながら食べる・・・」

    リヴァイ「それはてめぇだけだ」

    ミケ「フッ…」

    エルヴィン「最近リヴァイはなんとなくだが明るいな」

    リヴァイ「もともと俺は明るいほうだ」

    ハンジ「団長は察しがいいね」ボソ

    ミケ「だな」



    エルヴィン「ここらで食べようか」

    オイ、ダンチョウトヘイチョウトミケブンタイチョウトハンジブンタイチョウダ!
    ホントダ…コンナトコデタベルンダナ‥


    タタタタタタ…

    サシャ「リヴァイ!!」


    オイアノオンナ、ヘイチョウノコトヨビステニシタゾ
    ダヨナ、キキマチガイカトオモッタガ…‥
    ドウイウツモリダ…?


    エルヴィン「」

    ミケハン「「…‥ングッ」」プルプル

    リヴァイ「サシャ・・・」

    サシャ「はい!ん?こんにちはのキスですか?」

    ハンジ「ブハッ」

    ミケ「フフッ‥」

    エルヴィン「」

    リヴァイ「いいから来い・・・」ガシッ

    サシャ「そ、そんなに引っ張らないでくださいよ!」


    アノオンナホントニイカレテンジャネーカ?
    アレヘイチョウノカノジョ?
    ヘイチョウニハペトラサンガイルダロ…


    ペトラ(兵長は・・・あの子が好きだったのね・・・)

    ペトラ(なーんか、視線も痛いし・・・移動しよ・・・)


  71. 71 : : 2013/10/20(日) 14:29:07
    裏手


    リヴァイ「おい・・・」

    サシャ「はい?」

    アタマグリグリ

    サシャ「ひぃっ!いたたた!痛い痛い!」

    リヴァイ「名前で呼ぶのは二人の時だけと言わなかったか?」グリグリ

    サシャ「リヴァイ!痛いです!穴空いちゃいます!」

    リヴァイ「穴開けてスッカラカンの頭に野菜でも詰め込んでりゃ少しはマシになるだろ」パッ

    サシャ「痛い・・・死んじゃうかと思いました」

    リヴァイ「あそこにはエルヴィンもクソメガネもミケもいたんだぞ!」

    リヴァイ「てか他の奴らも・・・」

    サシャ「ごめんなさい、つい嬉しくてですね・・・」


    リヴァイ「・・・すまねぇ、言いすぎたな」

    サシャ「そうですよ!頭が・・・」

    リヴァイ「空っぽだからいいだろうが・・・」

    サシャ「ひどいですねー」


    リヴァイ「・・・」

    リヴァイ「二人きりになれたんだ、少し話すか」

    サシャ「話しましょう」

    リヴァイ「・・・仮にも付き合っているんだ、二人でいるときは敬語じゃなくていい」

    サシャ「これはですね・・・事情により、みんなに敬語なわけです・・・」

    リヴァイ「・・・まぁいい」


    テヲニギッ

    サシャ「!?」

    サシャ「まさかリヴァイからそんなことをしてくれるなんて・・・」

    リヴァイ「別にいいだろ」

    サシャ「はい・・・」

    リヴァイ「・・・」チラッ

    サシャ「?」ニコニコ

    リヴァイ「っ!////」プイ

    サシャ「どうかしました?」

    リヴァイ(なんだこいつ・・・クッソ可愛いじゃねえか・・・むかつくな・・・)

    サシャ「リヴァイー」

    リヴァイ「ちっ・・・」クルッ ホッペブニー

    サシャ「!?いてててて・・・」

    リヴァイ「てめぇは無自覚かおい」

    サシャ「はにがへふは(なにがですか)」

    リヴァイ(くそっ・・・)パッ

    サシャ「ふぅ、痛いですよー」

    リヴァイ「・・・//」ナデ

    サシャ「ふふっ・・・私の大好きな人は、怖くておこりんぼうで・・・でもとても優しい・・・」ナデラレ

    リヴァイ「・・・よく恥ずかしげもなくそんなこと言えるな・・・」

    リヴァイ「・・・そろそろ行くぞ、怪しまれる」

    サシャ「そうですね、バレると困r..チュ…‥


    リヴァイ「・・・・・・行くぞ//」

    サシャ「/////・・・はい・・・/////」
  72. 72 : : 2013/10/20(日) 14:30:44


    リヴァイ「・・・躾けてきた」

    サシャ「いたたた・・・」

    ハンジ「そのわりにはぴったりとそばにいるね?」ニヤニヤ

    ハンジ「見てよ、エルヴィンが固まってる」


    エルヴィン「」


    エルヴィン「・・・・・・はっ」

    ハンジ「あ、復活した」


    エルヴィン「えーっと・・・」

    サシャ「あっ、サシャ・ブラウスであります!」ビシッ

    エルヴィン「事情を説明してもらおうか」

    リヴァイ「俺がすr..サシャ「ハッ!私はリヴァイ兵長とお付k..モガッ」

    サシャ「んーーー!んー!」ジタバタ

    リヴァイ「・・・」

    サシャ「んー!ん・・・んぐ・・・」

    ハンジ「リヴァイ!」

    リヴァイ「ハッ!」パッ

    サシャ「ぷはぁっ!はぁっ!はぁっ!」

    リヴァイ「このバカは・・・」

    エルヴィン「・・・だいたい事情は分かった」

    エルヴィン「そうか、リヴァイにもついに・・・か」

    エルヴィン「団長として、仲間として、祝福するよ」


    マジカ…‥ イマノキイタカ?
    ドウイウコトダ? アノオンナトヘイチョウハツキアッテルラシイ…


    リヴァイ「ちっ・・・」

    サシャ「どうせいつかはバレるんです、それが少し早くなったってだけですよ♪」

    ハンジ「そうだそうだ!」

    エルヴィン「リヴァイのことは心配していたからな、本当によかったよ」

    エルヴィン「ブラウス、リヴァイを頼むよ」

    リヴァイ「やめろエルヴィン」

    サシャ「はっ!」ビシッ

    リヴァイ「てめぇもだ」
  73. 73 : : 2013/10/20(日) 14:33:22
    後日・・・

    ライナー「おい、聞いたか?」

    ジャン「あぁ」

    ユミル「あの噂ほんとなのかよ・・・」


    ヒソヒソ…


    サシャ「おはようございますみなさん!って今日はみなさん早いですね」


    キタ…‥ アイサツシトイタホウガイインジャネエカ?
    ダナ、ヘイチョウノカノジョダシ


    モブたち「お、おはようございます!」


    サシャ「ん?皆さん変ですね?」


    クリスタ「サシャ、こっちこっち」

    サシャ「あ、おはようございます、ミカサ、クリスタ」

    ミカサ「おはよう」

    サシャ「今日はみなさん変ですね」

    ミカサ「兵長とサシャの噂が広まってる」

    クリスタ「完全にみんなにばれてるの」

    サシャ「えぇ!?なんででしょう?」アタフタ


    ソリャヒロバノマンナカデアンナコトイッテリャ‥


    ジャン「お、おはようございます、サシャ、さん」

    コニー「きょ、今日も一日・・・頑張りましょう」

    サシャ「それでこういうことに・・・」


    サシャ「みなさん、普通に話してくれて大丈夫ですよ、今までの関係は何も変わりませんから」

    サシャ「食料庫に忍び込んだら怒られるらしいですし・・・兵長の名前を使ってもダメなんだそうです」


    みんな(当たり前だろ・・・)

    サシャ「さて、というわけで、今日もコニーのパンをいただきます!」シュバッ!

    コニー「うぉわっ!なにが、というわけで、だ!やめろ!」


    ギャイギャイ ガヤガヤザワザワ


  74. 74 : : 2013/10/20(日) 14:35:43
    休日


    サシャ「ごめんなさい!遅くなりました!」

    リヴァイ「問題無い、俺も今来た」

    リヴァイ(おい・・・なんでてめぇはそんなに可愛いんだ・・・つーか、あんだけ食っててよくそのスタイル維持できるな・・・)

    リヴァイ(ハンジが、褒めるといいとか言ってたな)

    サシャ「リヴァイ?」

    リヴァイ「その・・・なんだ、・・・可愛いな」

    サシャ「ふふっ、ありがとうございます♪」

    サシャ「リヴァイもとてもかっこいいですよ!」

    リヴァイ「そうか・・・」

    リヴァイ(今回ばかりはあのメガネに感謝しといてやるか・・・)

    リヴァイ「行くか・・・今日は好きなもん食っていいぞ」

    サシャ「ほんとですか!私美味しい店知ってるんです!!」




    ...........






    リヴァイ(最近出費が激しいな・・・)

    リヴァイ(まぁこいつが喜ぶなら・・・)チラッ

    サシャ「ー♪〜♪」ルンルンニコニコ

    リヴァイ「俺は幸せ者だな・・・」ボソ

    サシャ「ん?なにか言いました?」

    リヴァイ「なんでもねぇ」
  75. 75 : : 2013/10/20(日) 14:37:45
    リヴァイ「ここで待ってろ」ダッ


    サシャ「花屋さん?」

    サシャ(リヴァイはお花に興味があるんですね・・・)

    サシャ(そういえば告白した時も・・・)カァッ

    サシャ(今思えばとてもすごいことをした気がしますね)


    ダダッ

    リヴァイ「すまない、待たせたな」

    サシャ「あれ?何も買わなかったんですか?」

    リヴァイ「あぁ、まぁな」





    ..........



    サシャ「もう帰り着いてしまいましたね・・・」

    リヴァイ「あぁ、夕食も近いからな、ここでお別れだ」

    サシャ「今日はとても楽しかったです!」

    リヴァイ「・・・俺もだ」

    サシャ「それはよかった・・・」

    サシャ「・・・では!また明日!」ニコッ! ダッ


    リヴァイ「サシャ!」

    サシャ「はい?」クルッ

    リヴァイ「夜、俺の部屋に来い」

    サシャ「?わかりました」
  76. 76 : : 2013/10/20(日) 15:24:31



    サシャ(そろそろ行ってみますか)

    サシャ(なんでしょう?食べ物でもくれるんでしょうか?)




    リヴァイ(そろそろ来るだろう・・・)



    サシャ(着きましたね)


    コンコン


    リヴァイ「誰だ」


    サシャ「サシャです」


    リヴァイ「・・・入れ」


    ガチャ・・・


    サシャ「失礼しま・・・す・・・え?・・・」



    サシャ「部屋いっぱいに・・・、・・・綺麗・・・」

    リヴァイ「・・・よかった」

    サシャ「これは?」

    リヴァイ「桔梗という花だそうだ」

    サシャ「桔梗?」

    リヴァイ「あぁ、今日の帰り道に花屋に寄っただろ、その時に大至急準備してもらった」

    サシャ「でも・・・何も持ってなかった・・・」

    リヴァイ「あぁ、取り寄せた」

    リヴァイ「サシャ、お前のためにだ」

    リヴァイ(またもあのクソメガネの助言が当たるとは・・・まぁ、外れてもらっても困るが)

    サシャ「グスッ…うぅっ…ヒック」

    リヴァイ「なぜ泣く?」

    サシャ「嬉しくて・・・とても幸せで・・・うぅわぁぁぁぁぁ・・・」ボロボロボロ

    ギュッ

    リヴァイ「喜んで・・・もらえたか?」

    サシャ「はい!どでもうれじいです!」ギュゥ- ポロポロ

    リヴァイ「よかった・・・」



    リヴァイ「桔梗の意味は知ってるか?」

    サシャ「はい・・・」

    サシャ(それは・・・)




    リヴァイ「サシャ、・・・愛してる」

    サシャ「グスン…もう一度・・・」

    リヴァイ「サシャ、お前を愛している」

    サシャ「はっきりと…聞こえました♪」

    サシャ「私もです、リヴァイ・・・」


    リヴァイ(こんな時に俺の背が高けりゃな・・・)


    チュ…‥



    ……『変わらぬ愛』
  77. 77 : : 2013/10/20(日) 15:29:18
    以上で完結です!
    リヴァイ×サシャを書いてみました!

    初投稿でうまくいかなかったのですが、
    なんとか終わりまで進めることができました!

    読んでくださった方、
    数少ないレスをくださった方、
    本当に嬉しかったです!

    また書きたいと思うので、気が向いたら見てくださるとありがたいです♪

    長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方(がいましたら)、ありがとうございました!
  78. 78 : : 2013/10/20(日) 17:30:54
    きゃーーー
    きゃーきゃーきゃー!

    面白かったですーー!
  79. 79 : : 2013/10/20(日) 17:40:56
    新鮮で面白かった!
  80. 80 : : 2013/10/20(日) 17:55:28
    続編欲しい!
  81. 81 : : 2013/10/20(日) 18:00:59
    このカップリング新しいがいいw
    続編ありませんか?
  82. 82 : : 2013/10/21(月) 00:01:31
    みなさますみません、なぜか夜になるとエラーが起きてしまって・・・
  83. 83 : : 2013/10/21(月) 00:01:47
    >>78
    本当ですか!?
    ありがとうございます!
  84. 84 : : 2013/10/21(月) 00:02:32
    >>79
    ありがとうございます!
    ほんとに嬉しいです!
  85. 85 : : 2013/10/21(月) 00:09:36
    >>80 >>81
    こんなSSの続きを読みたいと言ってもらえるとは・・・

    お叱りこそ受けるとは思っていましたが、まさか続きを読みたいと言ってもらえるとは思ってなかったので、自分なりに綺麗に終わってしまいました・・・

    でも続編が読みたいと言っていただいたので、稚拙な文章になるとは思いますが、続編を考えさせていただきたいと思います!

    学生なので少し遅くなるかもしれませんが、温かく待っていただければと思います♪
  86. 86 : : 2013/10/23(水) 12:07:24
    すごく面白かった!!
    次回作も楽しみにしてます(*´∀`)
  87. 87 : : 2013/10/23(水) 14:24:47
    >>86
    ありがとうございます!
    とても嬉しいです♪

    続編も私なりに頑張って書くので、
    しばらくお待ちください♪
  88. 88 : : 2013/11/07(木) 01:27:48
    はじめてみたがこのカップリング最高!
  89. 89 : : 2013/11/07(木) 06:53:42
    >>88
    ありがとうございます!
    そう言っていただけるととても嬉しいです♪
  90. 90 : : 2013/11/10(日) 04:00:56
    続き読みたーーーーい
  91. 91 : : 2013/11/10(日) 23:38:06
    >>90
    続編として、「変わらぬ愛」を
    書かせていただいてます!
    ぜひそちらをご覧ください♪
  92. 92 : : 2013/11/14(木) 20:00:21
    サシャの株がまた上がったwww

    これは悶える///
  93. 93 : : 2013/11/15(金) 23:38:55
    >>92
    悶えちゃってください!
  94. 94 : : 2013/11/24(日) 18:20:47
    キャーキャーはぁと
  95. 95 : : 2013/11/24(日) 23:43:16
    >>94
    喜んでもらえた!
    と思いたいです!w
  96. 96 : : 2014/01/26(日) 22:17:20
    最高!
  97. 97 : : 2014/06/23(月) 21:45:02
    >>96
    ありがとうございます!
    最近SSを作ることが出来なくなっていたのですが、
    パソコンを変えてまたSSを書くことができるようになったので
    活動を再開したいと思います。

    サシャ好きなので、サシャの作品も多く作れるかもしれません。

    応援していただけるとありがたいです。

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sgnkj_aot

クリシャ・ミカニトラ

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