この作品は執筆を終了しています。
進撃の巨人×ガンダム〜プロローグ〜
- 未分類 × 進撃の巨人
- 1639
- 5
-
- 1 : 2014/03/13(木) 02:23:36 :
- 初投稿になります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
宇宙世紀0079 1月3日 7:30
サイド3にあるジオン公国は地球連邦政府に対して、宣戦を布告した。
後に云う「一年戦争」の開戦である。
僕らは、この出来事をまるで遠い星でのことのように眺めていた…
周囲の大人たちは「ジオンは馬鹿だ。」「連邦にかなうはずはない。」とジオンを見下していた。
それと云うのも、ジオンはたかが数十基のコロニーからなる小国にすぎない。
これに対して、連邦は、地球、月、サイド1〜7のコロニー群からなる地球圏のほぼ全域に影響力を持つ人類史上最大かつ最強の国家だ。
普通に考えれば、戦争の結果など“火を見るよりも明らか”だ
だけど、わざわざ負ける戦争を仕掛けるなんてことするはずがない。
きっと、入念な準備をしているはずだ。
・・・
でも、ジオンは一体どうやって戦うつもりなんだろうか?
連邦の圧倒的な物量を前に。
そもそも、連邦の本部は地球にある。
対して、サイド3は地球から見れば月の反対側。地球から最も遠いコロニー群だ。
連邦本部への奇襲など上手くはずもない。
いくら考えても、ジオンに勝てる道はないように思う。
しかし、僕は一抹の不安を拭えないでいた。
一体どうやって…
「アルミン!」
僕の思考はその一声で中断された。
-
- 2 : 2014/03/13(木) 03:04:20 :
- エレン「おい、アルミン! なんだよ、さっきからボーッとして」
今し方、僕の思考を中断してくれたのは、どうやら親友のエレンだったようだ。
一言で言えば、無鉄砲の塊だ。
喧嘩早くて、悪人面なこともあって、不良のようだ。良い人ではあるが…
アルミン「ああ、ごめん。ちょっと考え事してて…」
ミカサ「さっきのテレビのこと?」
僕の考えていたことを察してくれたのは、端正な顔の親友ミカサだ。
いつも感情を表に出さず無表情でいて、顔の綺麗さのせいもあって、少し怖い。
でも、感情がない訳ではなく、無表情の中にも多少の変化は見られる。
アルミン「うん、そうなんだ。大人はああは言うけど、負ける戦を仕掛けるとは思えない。だから…」
エレン「そんなの気にすることねえだろ。どうせ俺達には関係ないさ。」
アルミン「でも!何か…とんでもない作戦があるんじゃないかって思えて…」
エレン「ふーん。じゃあ、どんな作戦だよ!?」
アルミン「それは…! わ、わからないよ、僕には。」
エレン「なーんだ。やっぱりないんじゃねえか。」
エレン「そんなことより、今日は何する?」
アルミン「エ、エレン!少しは真面目に…」
ミカサ「エレン、あなたはもう少し世の中の事をしっかりと考えるべき。」
エレン「なんだよ!2人揃って説教かよ!?」
ミカサ「エレンが説教されるのは、子供だから。」
エレン「何ぃ〜!?」
ミカサ「エレンがちゃんとした大人になれなかったら大変。ので、私はエレンがちゃんとした大人になれるよう教育しなければならない。」
エレン「俺は子供じゃねぇ!!俺のこと何歳だと思ってるんだ!?」
ミカサ「16歳」
エレン「そうだ!もう子供じゃないんだよ!だから…」
「いいえ。あなたの精神年齢は10代の前半。要するに子供と変わらない。」
強い口調でエレンの反論を遮るミカサ。僕にはできないことだ。
-
- 3 : 2014/03/13(木) 03:08:06 :
- 訂正
最後のセリフ
ミカサ「いいえ。…」
ですねw
申し訳ありませんm(_ _)m
-
- 4 : 2014/03/14(金) 01:57:02 :
- エレン「なんだと!」
尚も言い募るエレン。
エレン「ミカサ、お前は俺の母ちゃんかよ!!」
ミカサ「いいえ。私はあなたの家族。」
最早、見慣れた光景だ。
アルミン「くすっ」
思わず笑ってしまった。
こんな平和な時が続けばいいのに…
そう思わずにはいられなかった。
さっきからずっと、言いようのない不安が胸の奥にあるのを感じていたから…
プロローグ 完
-
- 5 : 2014/03/14(金) 02:02:52 :
- 短かったですが、取り敢えずプロローグは終了します。
ファーストガンダム知らない方にはわからないことが多すぎでしたかねw
設定とかってどこに載せればいいんでしょうか?
このサイトでは、何度か読んだことはあるのですが、仕組みがイマイチわからなくて…
どなたかアドバイス等お願いしますm(_ _)m
- 著者情報
- 「未分類 × 進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「未分類」SSの交流広場
- 未分類 交流広場
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場