このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
ダズ「俺はダズ………ゲロゲロの実の能力者だ!」エレン「!?」
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- 1 : 2014/03/02(日) 12:20:25 :
- ミカサ「ゲロゲロの実?」
アルミン「……話には聞いたことがある。食べると摩訶不思議な能力が身につく果実がこの世界にあるらしいんだ」
キース「さすがはアルレルト、相変わらず博識だな」
104期「教官っ!」バッ
キース「アルレルト訓練兵の言うとおり、ダズ訓練兵は悪魔の実という世にも奇妙な果実を食べ、ある能力に目覚めた」
クリスタ「悪魔の実?能力?」
サシャ「聞いたことありませんが、美味しいんですかねぇ?」
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- 2 : 2014/03/02(日) 12:21:33 :
ゲロゲロの実とか(笑)
期待♪
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- 3 : 2014/03/02(日) 12:23:57 :
- ありがとうございます!
言い忘れましたが僕は初心者です。
期待に応えられるよう頑張ります!
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- 4 : 2014/03/02(日) 12:24:07 :
- キース「突然だが貴様らには、これからダズ訓練兵と戦ってもらう」
104期「!?」
コニー「教官の言ってる意味がわからないのは、俺がバカだからか?」
アルミン「教官のおっしゃる意味がよくわからないのですが…」
コニー「アルミンは天才だ。アルミンにわからないことが俺にもわからなかった、つまり俺も天才だってことか」
マルコ「コニー、少し静かにしてて」
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- 5 : 2014/03/02(日) 12:30:31 :
- キース「言うならば、下克上といったところだろう。現段階での成績上位十名の実力はずば抜けている。そのためにこの企画を設けた」
アルミン「つまり、成績上位者の気を引き締めるための企画ということですね」
キース「理解が早くて助かる」
ジャン「しかし、ダズと我々成績上位十名との実力差は明らかです。失礼を承知で言わせていただきますが、勝負にならないと思います」
キース「そんな大口を叩いていられるのは今のうちだけだ。先程も言ったように今のあいつは能力に目覚めている。貴様らが束になっても敵わないだろう」
アニ「言ってくれるね」
ベルトルト「アニっ、教官に聞こえちゃうよ」ボソッ
アニ「あっ、ベロリンガ、いたんだ」
ベロリンガ「( ; ; )」
ライナー「だが、確かにダズの様子がいつもと違うな。なんかこう力で溢れてるような…」
ダズ「」ゴゴゴ…
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- 6 : 2014/03/02(日) 12:32:38 :
- エレン「悪魔の実だかなんだか知らねぇがダズに負けてるようで巨人を駆逐できるか!やってやる!」ダッ!
ミカサ「エレン!落ち着いて!」
ダダダダダダ…!
エレン「食らえ!」ズボッ
104期「!?」
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- 7 : 2014/03/02(日) 12:34:06 :
- クリスタ「何…あれ…」
ユミル「死に急ぎ野郎の腕がダズの体を貫通してやがる!」
エレン「なんだ!?」
ダズ「これが俺の能力だ。ゲロゲロの実を食った俺は全身ゲロ人間だ。ただの攻撃じゃ効かねぇよ。それに…」ドカッ
エレン「うっ!?」
ガラガラガッシャーン!!
ミカサ「エレン!」
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- 8 : 2014/03/02(日) 12:36:13 :
- エレン「うっ…なんだあのパワーは…それになんか、あいつを殴った手が臭ぇ…」
ダズ「さっき言ったろう。俺の体は全身ゲロだ。そんな俺を殴れば臭くもなるさ。パワーやスピード、動体視力も昔の俺とは比べもんにならねぇくらいレベルアップしてる。今のお前らが束になっても勝てねぇくらいな…」
ミカサ「もういい…あなたはエレンを痛めつけすぎた……それどころかエレンの腕にあなたの吐瀉物が…うらやまsじゃなかった、許せない…」ゴゴゴ…
ベルトルト「やっ、やめなよミカサ」
ミカサ「ベルマークは黙ってて」
ベルマーク「( ; ; )」
ミカサ「ミカサ•アッカーマン参る!」ダッ
アルミン「ミカサ!無闇に突っ込んでもエレンの二の舞だよ!」
ミカサ「戦わなければ勝てない!ので、私は戦う!」
ダズ「かかってこいよ」
ミカサ「ハァーーーっ!!!」
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- 9 : 2014/03/02(日) 12:40:09 :
……………………
ミカサ「なっなぜ……」ハァハァ
クリスタ「まさかミカサまで負けちゃうなんて…」
ユミル「なんなんだよあの強さは、バケモンかよ…」
ライナー「圧倒的だったな…」
キース「これで、わかったかキルシュタイン訓練兵。今の光景を見てもお前は先程と同じことが言えるか?」
ジャン「返す言葉もありません…」
キース「貴様らには一ヶ月だけ時間をくれてやる。その期間を使い、せいぜい特訓でもすることだ」
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- 10 : 2014/03/02(日) 12:43:14 :
…………………………
ジャン「普通に考えればわかる…あんなゲロ野郎に勝てないってことくらい…」
ダズ「あっ、そうそう。一人も俺に勝てなかったら全員を開拓地送りにするって教官が言ってたぞ」
104期「!?」
ジャン「なっ!マジかよそれ!」
ダズ「あぁ、大マジだ。だから成績上位十名とユミルとアルミンはせいぜい頑張るこった」
ユミル「はぁ!?なんで私も入ってるんだよ!?」
アルミン「ユミルは実力があるからわかるけどなぜ僕が…」
ダズ「さぁな。教官に聞けよ。まぁとにかくだ、一ヶ月後の勝負楽しみにしてるぜ」ヒラヒラ
104期「…」
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- 11 : 2014/03/02(日) 13:14:07 :
………………………
ジャン「あんなのにどうやって勝てばいいんだよ…」
マルコ「確かに絶望的だね…」
コニー「エレンはともかくミカサがやられちまうんだもんな」
エレン「おい、コニーちょっと待て」
ライナー「俺たち全員で戦っても勝てるかどうか…」
ベルトルト「そもそも攻撃が効かないんじゃ勝ち目がないよ…」
サシャ「レトルトの言う通りですね」
レトルト「( ; ; )」
ミカサ「サシャ、彼はレトルトではなくベルマーク」
ベルマーク「( ; ; )」
アニ「……どうでもいい」
ベルマーク「( ; ; )」
ユミル「ぶふっ」
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- 12 : 2014/03/02(日) 13:16:47 :
- アルミン「…みんな、聞いて欲しいんだけど… ダズに勝つ方法が一つだけあるかもしれない」
エレン「どっどうすればいいんだ!?」
アルミン「僕らも能力者になればいいんだよ!」
104期「!?」
ライナー「俺たちが能力者に?」
サシャ「あの実を食べられるってことですね!」
アルミン「ただしリスクもある。昔読んだ本によると悪魔の実には副作用があるらしいんだ」
クリスタ「…どんな?」
アルミン「悪魔の実を食べた人間はその後二度と海で泳げなくなるらしいんだ…」
アニ「海?あの壁外にあるっていう潮水のことかい?」
ユミル「そんな実在するかどうかもわからない海のことなんかどうでもいいだろ」
アルミン「……僕とエレンの夢は巨人を駆逐して、海に行くことなんだ」
104期「あっ」察し
ミカサ「アルミン、私を忘れないで」
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- 13 : 2014/03/02(日) 13:18:24 :
- ジャン「んなこと知るかよ!ダズに勝てなきゃ俺たちは開拓地送りになるんだぞ!やるっきゃねぇだろーが!」
エレン「……あぁ、ジャンの言う通りだ」
アルミン「エレン!」
エレン「俺はお前たちと冒険できるなら、別に海に行けなくてもいい。壁外にはもっとすげーもんがいっぱいあるんだろ?アルミン」
アルミン「……ああ、そうだね!」
ミカサ( 今のは遠回しなプロポーズ!?)
ライナー「そうこなくっちゃな!」
コニー「なんかワクワクしてきたな
!」
クリスタ「そうだね!みんなで力を合わせればきっと大丈夫だよ!」
マルコ「それはそうと、悪魔の実なんてそう簡単に手に入るのか!?」
アルミン「心配しないでマルコ。僕に考えがある。」
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- 14 : 2014/03/02(日) 13:26:00 :
………………………
〜調査兵団研究室〜
???「アっルミ〜ン!久っしぶりだね〜!」
104期「……誰?」
アルミン「紹介するね。彼女は調査兵団分隊長のハンジ•ゾエさんだよ」
エレン「分隊長!?」バッ
ハンジ「敬礼なんてしなくていいって。それより悪魔の実が欲しいんだろ?人数分用意してあるよ」
ユミル「世にも珍しいって言ってなかったっけか?」
アルミン「ダズのゲロの中から、悪魔の実のDNAを見つけることができたんだ」
ハンジ「って言っても、DNAの構造がめっちゃ複雑で、私が作れたのは差し詰め『悪魔の実もどき』ってところかな」
クリスタ「もどきっていうと……本物とはどこが違うんですか?」
ハンジ「本物の悪魔の実は種類によって、どんな能力が手に入るかあらかじめ決まっている。しかし、私が作ったものは、その実を食べた人間の性格や素質によってその能力が決まるんだ」
マルコ「つまり、食べるまでどんな能力かわからないということですか…」
ハンジ「そーゆーこと」
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- 15 : 2014/03/02(日) 13:27:35 :
- コニー「考えてもしょうがねぇんだから早いとこ食っちまおうぜ!」
ジャン「あぁ、バカの言う通りだ。俺たちは能力を手に入れるだけじゃダメだ」
エレン「能力を使いこなせるようにならなきゃダズには勝てねぇだろうしな」
アニ「でも、攻撃はどうやって当てるの?」
ベルトルト「確かに、そこを解決しないと勝ち目はないよね」
アルミン「アニとベルムントの言う通りだね。でも、それなら必要ないよ」
ミカサ「どうすればいいの?」
アルミン「みんなには覇気を体得してもらう」
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- 16 : 2014/03/02(日) 13:28:42 :
- ライナー「覇気?なんだそりゃ?」
ハンジ「悪魔の実は大きく三つの種類に分けることができる」
アルミン「一つは、自らの体に人智を超えた能力を宿す『超人系』」
ハンジ「さらに、動物への変身能力が身につく『動物系』」
アルミン「……そしてダズの能力は三種の中で最も希少で、体を原型をとどめない自然物に変化させることのできる『自然系』」
ハンジ「この自然系には普通の物理攻撃は効かない。覇気をまとって攻撃をしないと、自然系の能力者の実体を捉えることはできないからね」
サシャ「つまり、衝撃波みたいなもんですか?」
ハンジ「まぁ、そんなところだね」
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- 17 : 2014/03/02(日) 13:29:49 :
- アルミン「覇気にも三種類あって、『武装色』、『見聞色』、『覇王色』っていう種類があるんだ」
ハンジ「覇王色の習得は一ヶ月では無理だろうから、君たちには自然系の唯一の対抗策である武装色の覇気を習得してもらうよ」
アルミン「覇気には得意不得意があるから、全員が習得できるとは思えないけど…」
ジャン「やらなきゃ勝てねぇ…そうだろ?」
コニー「そうだな!」
ユミル「いっちょ、やってやるか!」
クリスタ「うん、頑張ろう!」
エレン「そうと決まれば早速特訓だ!」
ミカサ「エレン、落ち着いて。まず悪魔の実を食べないと」
サシャ「そうですね!早速食べましょう!」じゅるり
アニ「…美味しくはなさそうだけど」
マルコ「じゃあ、乾杯といこうか。ベベルトル、乾杯の音頭よろしく」
ベベルトル「かっ乾杯( ; ; )」
104期「パクッ、もぐもぐ………」
…………
サシャ「あんまり美味しくないですね…」
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- 18 : 2014/03/02(日) 13:30:43 :
- …………………………
こうして僕らはそれぞれの能力の強化、覇気の習得にむけ、特訓した
それらの特訓は個人的なものだったので、誰がどんな能力を手に入れたのかをお互い知らない状態でいる
〜一ヶ月後〜
ダズ「ほう、逃げずに来たか」
エレン「当たり前だ!」
ミカサ「あの時の借りは必ず返す」
ライナー「以前までの俺たちとはわけが違うぜ?」
ダズ「まぁ、いい、全員でかかってこいよ」
アニ「その減らず口、たたけなくしてやるよ」ダッ
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- 19 : 2014/03/02(日) 13:31:41 :
- ドカッ!ドッ!バシッ!
ダズ「…俺の体に触れるとは………覇気を習得したのか?」
アニ「私だけじゃない、アルミンとクリスタ以外、全員武装色の覇気を使えるようになった」
ダズ「…………確かに前までとは違うようだな」
ジャン「アニがダズの動きを止めてる今がチャンスだ!全員でダズに突っ込め!」
104期「うお〜〜〜!!」
ダズ「…………だがまだ俺には勝てねぇ」
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- 20 : 2014/03/02(日) 13:33:45 :
- ダズ「嘔吐定狙(オートロック)!!」びゅっ、べちゃ
マルコ「なんだ、ダズのゲロが俺たち全員に!?」
ライナー(アルミンかクリスタのゲロなら大歓迎なんだが…)
ベルトルト「うっ、臭い」
ダズ「ただ臭いだけじゃねぇーぜ!その嘔吐定狙(オートロック)は言わば的だ」
アニ「的だって?」
ダズ「ああ。そして俺の攻撃はその的に向かって飛んでいく!」
クリスタ「みんな!逃げて!」
ダズ「もう遅ぇ!喰らえ!ゲロゲロの乱射銃(マシンガン)!!」
オエオエオエ〜オボロボロボロ〜!!
アルミン「みんな!退避だ!!」
ダズ「だからもう遅いっての!」
ドッカーーーン!!
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- 21 : 2014/03/02(日) 13:49:05 :
- ごめんなさい!
カテゴリを間違えてました!
また作り直すんで、死に急ぐ野郎さん他、見てくれていた方々は、少々お待ちください!
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