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  1. 1 : : 2014/02/23(日) 17:13:13
    第57回壁外調査

    巨大樹の森




    リヴァイ「(チッ、ガスと刃の補充のせいでだいぶ遅れちまった)」

    リヴァイ「(あいつら無事だといいが…)」

    この時は知らなかった。ペトラ達があんなことになってるなんて…

    リヴァイ「チッあいつらだいぶ遠くまで行きやがったな」

    リヴァイ「!!!」

    グンタ「」

    リヴァイ「…グンタ?…」

    死んでいた。見事にうなじを削がれていた。

    無言で飛ぶ。

    エルド…オルオ…

    お前らまで…すまない…

    全身に寒気がはしる。汗が出る。ペトラ…せめてお前だけでも…


  2. 2 : : 2014/02/23(日) 17:19:23
    ペトラの綺麗な髪を見つける。いた!ペトラだ!

    でも…死んでいた。

    その瞬間、頭の中が真っ白になった。俺は無意識のうちに女型を追いかけ始めていた。







    ミカサ「(くそッ刃が通らない!)」

    ミカサ「(なんとしてでもエレンを助けなければいけないのに…)」

    ミカサ「待て!!」

    その時だった。目で追いきれないほどのスピードの何かが女型にぶつかっていった。女型から血が飛び散る。

    女型「ギャアアアアアアアアアアア」
  3. 3 : : 2014/02/23(日) 17:24:34
    ミカサ「リヴァイ…兵長?…」

    そのスピードのまま女型の目を切った。女型がうめき声を上げる。うなじを手で守る。

    両脇を削がれて、うなじが無防備になった。その時だった。

    まだ30秒もたっていないのに女型の目が開いた。そして兵長を握りつぶした。
  4. 4 : : 2014/02/23(日) 17:49:04
    へ…兵長?
  5. 5 : : 2014/02/23(日) 19:28:28
    リヴァイ「うっ」

    ペトラ「やっと起きましたか」

    リヴァイ「ペ…トラ?」

    ペトラ「何言ってるんですか?私はペトラですよ」

    エレン「兵長でも寝ぼけることあるんですね」

    オルオ「口をつつしめガキ!」

    エレン「はい…すいません」

    ペトラ「兵長、顔色悪いですけど大丈夫ですか?」

    リヴァイ「(おかしい。俺はさっきまで女型と戦ってたはず…)」

    ペトラ「兵長?」

    リヴァイ「おいお前ら、本当のことを言え」

    リヴァイ「ここはどこだ?」

    ペトラ「旧調査兵団本部じゃないですか」

    エルド「どうかしたんですか?」

    リヴァイ「ふざけるなよ」

    ペトラ「ふざけてるのは兵長です!!」

    リヴァイ「!!」

    リヴァイ「俺がふざけてるだと?」

    エルド「おいペトラ、それを言ったらばれちまうぞ」

    ペトラ「いいの」

    ペトラ「もう兵長はここが旧調査兵団本部じゃないことに気づいてる」

    エルド「……いいのか?」

    ペトラ「うん、最期の時を兵長と過ごしたい気持ちはあるけど私は兵士だもん」

    エルド「……」

    リヴァイ「ペトラ、俺のどこがふざけてるのか言ってもらおうか」

    ペトラ「兵長、作戦の本質を見失わないでください」

    ペトラ「私達リヴァイ班の使命はエレンを守ることです」

    ペトラ「私達の仇を撃つことじゃありませんから」

    ペトラ「あと兵長」

    ペトラ「あと1つ兵長に言えなかった事があるんです」

    リヴァイ「……」
  6. 6 : : 2014/02/23(日) 19:30:57
    ペトラ「これ全部兵長の夢です」

    リヴァイ「は?」










    ガバッ

    リヴァイ「……」

    ペトラ「リヴァイ兵長おはようございます」

    リヴァイ「……ああおはよう」










    おしまい

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