この作品は執筆を終了しています。
馬鹿でムカつく大好きな幼馴染
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- 1 : 2014/02/16(日) 15:38:11 :
- なんか思いついたので書きます!(笑)
短編の桃青です
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- 2 : 2014/02/16(日) 15:40:15 :
- 頑張ってください!
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- 3 : 2014/02/16(日) 15:40:53 :
- いつからだろう?
アイツが練習に来なくなったのは
いつからだろう?
アイツがバスケを笑わずにするようになったのは
いつからだろう?
アイツが本気でバスケをやらなくなったのは
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- 4 : 2014/02/16(日) 15:42:49 :
- でも
それでも最近アイツはだんだん元に戻ってきた
ただのバスケ馬鹿に戻ってきた
テツ君達に負けてからアイツは徐々に元に戻ってきた…
それでもまだ昔のように純粋にバスケを愛するアイツはまだいない
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- 5 : 2014/02/16(日) 15:47:10 :
- 桃井「ねぇ大ちゃん」
青峰からの返事はない
桃井「大ちゃんってば」
まだ返事はない
桃井「大ちゃん!!!」
桃井は屋上で寝ていた青峰を無理矢理叩き起こした
青峰「んだよ…さつき…」
桃井「もー!練習始まるよ!ちゃんと練習に参加するって言ったじゃない!」
青峰「はいはい…わかったよ」
以前なら素直に練習なんて行かなかっただろう
俺に勝てるのは俺だけだ
そう言い再び眠りについただろう
それでもテツ君達に負けてからはぶつくさ言いながらでも手は抜きながらでも練習にはキチンと行くようになった
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- 6 : 2014/02/16(日) 15:50:41 :
- 練習が終わって片付けをしているとアイツは私を待っていてくれた
桃井「ごめんね?遅くなっちゃった」
青峰「ったく…ほら帰るぞ」
お前はマヌケだから1人で帰れないなんて意味のわからないムカつく理由を言いながらもいつも私を待ってくれる
私も1人で帰れる!なんて言いながらアイツの横に並び一緒に帰る
口ではあんな風に言っても本当は嬉しかった
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- 7 : 2014/02/16(日) 15:51:44 :
- 桃青か
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- 8 : 2014/02/16(日) 15:54:44 :
- 期待なのだよ女神さん
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- 9 : 2014/02/16(日) 15:58:17 :
- 桃井「ねぇ大ちゃん今度買い物について来てくれない?」
青峰「なんで俺がついて行かなきゃなんねーんだよ」
桃井「お願い!荷物多くなりそうだから!」
青峰「ったく…荷物持ちに人を駆り出させるなよな」
桃井「じゃあいいの?」
青峰「どーせ断ったってしつこく頼んでくるんだろ?」
桃井「やった!」
本当に荷物持ちをしてもらうつもりで誘ったのだけれど
デートなんて色っぽいことは何も考えずに誘ったのだけれど
これがアイツと初めて一緒に出かける訳じゃないのだけれど
凄く嬉しかった
家に着いたので私は時間と場所をアイツに伝えて家に入って行った
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- 11 : 2014/02/16(日) 16:02:10 :
- 買い物当日
私はある程度時間に余裕を持って家を出た
どうせアイツは時間ギリギリか時間を少し過ぎてからしか来ないけど…
そんなことを思いながら歩いていると1人の男の子が大きな声で泣いているのが目に入った
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- 12 : 2014/02/16(日) 16:05:19 :
- 桃井「どうしたの?」
男の子「おばあちゃんの家に行こうと思ったら…どこかわからなくなって…どうしよう」
ますます男の子は大きな声で泣き出す
私は少し考えて
桃井「わかったお姉ちゃんが一緒について行ってあげる」
なんてことを言ってしまった
アイツとの約束はあるけどどうせアイツは早めに約束場所に来るなんて男らしいことはしないから
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- 13 : 2014/02/16(日) 16:08:16 :
- 桃井「おばあちゃんの家の地図は持ってる?」
男の子「うん…」
男の子は地図を差し出す
桃井(よかった…ここならわかる)
桃井「じゃあ行こっか」
桃井は男の子と手を繋ぎ地図の印がある場所へと向かう
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- 14 : 2014/02/16(日) 16:12:26 :
- 10分くらい歩いただろうか
男の子は私と会う前も歩いていたのだろう
かなり疲れが見えていた
桃井「僕、ジュース飲みたくない?」
男の子「いいの?」
桃井「いいよ。ベンチで少し休みながら飲もっか!」
男の子「うん!」
私はすぐそこの自販機でジュースを2本買い公園のベンチに腰をかけた
アイツとの約束をすっかり忘れ
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- 15 : 2014/02/16(日) 16:18:23 :
- 桃井「ねぇなんで1人で行こうと思ったの?」
男の子「おばあちゃんに誕生日を渡したくて…でもお母さんは赤ちゃんのお世話で大変でお父さんは仕事だから…」
桃井「そうなんだ…偉いね!」
男の子「そうかな…?」
桃井「うん!私なら怖くて1人じゃ行けないかな〜」
男の子「お姉ちゃん怖がりなの?」
桃井「うん…お化けとか暗い道とかすっごく怖い!」
男の子「お化けなんているわけないじゃん!」
桃井「わからないよ〜?」
そんな他愛ない話をしていると時間は段々過ぎて行く
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- 16 : 2014/02/16(日) 16:22:00 :
- 男の子「ここだ!」
再び歩き出すとすぐに地図の印のところに着いた
桃井「よかったね!」
男の子「ありがとうお姉ちゃん!」
桃井「うん!バイバイ!」
男の子「バイバイ!」
男の子と別れ腕時計を見るとアイツとの約束を思い出す
時間はもう1時間過ぎていた
桃井「しまった…」
桃井はすぐに約束の場所に約束走った
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- 17 : 2014/02/16(日) 16:27:17 :
- 少し休憩します
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- 18 : 2014/02/16(日) 17:04:29 :
- ハァハァ
全力で走る
「さつき!!!」
桃井「えっ⁉」
青峰「お前どこ行ってやがった⁉」
桃井「ごめん…」
青峰「携帯にかけても出ねーしよ!」
桃井「ごめんなさい…」
青峰「たっく…心配かけやがって…」
桃井「心配してくれたの?」
青峰「たりめーだろ!」
桃井「大ちゃん…」
青峰「ったくホラよ」
大ちゃんは手差し出す
桃井「うん!」
私もその手を握りかえす
馬鹿だけど
ムカつくけど
大好き
いつまでも一緒にいてね
なんてセリフは言えないけど
大好きだよ大ちゃん!
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- 19 : 2014/02/16(日) 17:04:46 :
- 適当てますみません(笑)
一応終わりです
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- 20 : 2014/02/16(日) 19:19:35 :
- よかったよ女神さん!
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- 21 : 2014/02/16(日) 19:21:53 :
- >>20ありがとう!
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- 22 : 2014/05/04(日) 17:26:18 :
- すてきすぎた。
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- 23 : 2014/06/10(火) 20:08:52 :
- いい話ヽ(*´∀`)ノ
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